JPH09107365A - 時分割多重ハイウェイのatmインタフェース装置 - Google Patents
時分割多重ハイウェイのatmインタフェース装置Info
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- JPH09107365A JPH09107365A JP26533895A JP26533895A JPH09107365A JP H09107365 A JPH09107365 A JP H09107365A JP 26533895 A JP26533895 A JP 26533895A JP 26533895 A JP26533895 A JP 26533895A JP H09107365 A JPH09107365 A JP H09107365A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/24—Time-division multiplex systems in which the allocation is indicated by an address the different channels being transmitted sequentially
- H04J3/247—ATM or packet multiplexing
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
- H04Q11/0428—Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
- H04Q11/0478—Provisions for broadband connections
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
- H04L2012/5672—Multiplexing, e.g. coding, scrambling
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ATMセルを時分割多重ハイウェイによって
効率的に伝送することのできる時分割多重ハイウェイの
ATMインタフェース装置を提供する。 【解決手段】 FIFO制御回路25は、バス31を通
じて外部装置から指定されたセル伝送用のタイムスロッ
ト番号を記憶し、それらのタイムスロットのタイミング
で送信ゲート信号26および受信ゲート信号27を出力
する。送信ゲート信号26が出力されている間下り時分
割多重ハイウェイ11からのデータを送信FIFO16
に書き込み、ATM回線12に送信FIFO16から順
次セルを送出する。ATM回線13から到来するセルは
受信FIFO22に蓄積され、受信ゲート信号27が出
力されたときセルを受信FIFO22から読み出し上り
時分割多重ハイウェイに送出する。トラヒックに応じて
使用するタイムスロットを変更でき、時分割多重ハイウ
ェイの回線利用効率を高くすることができる。
効率的に伝送することのできる時分割多重ハイウェイの
ATMインタフェース装置を提供する。 【解決手段】 FIFO制御回路25は、バス31を通
じて外部装置から指定されたセル伝送用のタイムスロッ
ト番号を記憶し、それらのタイムスロットのタイミング
で送信ゲート信号26および受信ゲート信号27を出力
する。送信ゲート信号26が出力されている間下り時分
割多重ハイウェイ11からのデータを送信FIFO16
に書き込み、ATM回線12に送信FIFO16から順
次セルを送出する。ATM回線13から到来するセルは
受信FIFO22に蓄積され、受信ゲート信号27が出
力されたときセルを受信FIFO22から読み出し上り
時分割多重ハイウェイに送出する。トラヒックに応じて
使用するタイムスロットを変更でき、時分割多重ハイウ
ェイの回線利用効率を高くすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非同期転送モード
(Asynchronous Transfer Mode、以下ATMと表わ
す。)の通信回線と既存の時分割多重ハイウェイとを相
互接続するための時分割多重ハイウェイのATMインタ
フェース装置に係わり、特に時分割多重ハイウェイの回
線利用効率の向上の図られた時分割多重ハイウェイのA
TMインタフェース装置に関する。
(Asynchronous Transfer Mode、以下ATMと表わ
す。)の通信回線と既存の時分割多重ハイウェイとを相
互接続するための時分割多重ハイウェイのATMインタ
フェース装置に係わり、特に時分割多重ハイウェイの回
線利用効率の向上の図られた時分割多重ハイウェイのA
TMインタフェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非同期転送モードの通信では、セルと呼
ばれる比較的小さいパケットを単位に情報の伝送が行わ
れる。ATM通信は、低速度の通信や情報量の少ない通
信から高速広帯域の通信まで、通信中であっても帯域を
自由に変化させることができる。高速広帯域の通信を行
うときには、多数のセルを送出し、低速度の通信を行う
ときには、セルの送出間隔を長くして少数のセルを送出
するようになっている。このようにATM通信では、通
信回線内のトラヒックが変化するようになっている。
ばれる比較的小さいパケットを単位に情報の伝送が行わ
れる。ATM通信は、低速度の通信や情報量の少ない通
信から高速広帯域の通信まで、通信中であっても帯域を
自由に変化させることができる。高速広帯域の通信を行
うときには、多数のセルを送出し、低速度の通信を行う
ときには、セルの送出間隔を長くして少数のセルを送出
するようになっている。このようにATM通信では、通
信回線内のトラヒックが変化するようになっている。
【0003】このようなATM通信の回線と、従来から
の時分割多重ハイウェイとを相互接続する場合には、A
TM回線の最大のトラヒックに対応可能なだけのタイム
スロットを固定的に割り当てるようになっている。
の時分割多重ハイウェイとを相互接続する場合には、A
TM回線の最大のトラヒックに対応可能なだけのタイム
スロットを固定的に割り当てるようになっている。
【0004】特開平4−68730号公報には、セルに
よって伝送される情報の種別に応じて帯域圧縮を行い、
圧縮後の必要な帯域に応じて時分割多重回線で使用する
タイムスロットを割り当てるATMインタフェース装置
が開示されている。たとえば、情報の種別が「音声」の
場合と、「ディジタルデータ」の場合とで帯域圧縮の方
式を変えている。
よって伝送される情報の種別に応じて帯域圧縮を行い、
圧縮後の必要な帯域に応じて時分割多重回線で使用する
タイムスロットを割り当てるATMインタフェース装置
が開示されている。たとえば、情報の種別が「音声」の
場合と、「ディジタルデータ」の場合とで帯域圧縮の方
式を変えている。
【0005】特開平2−29196号公報には、呼が発
生したときに、必要数のタイムスロットを割り当てる技
術が開示されている。この先行技術では空き状態のタイ
ムスロットの番号をポインタによってリンクしたリスト
を用意し、呼が発生したときに、そのリストの先頭から
必要な個数のタイムスロットを割当て、割当てが解除さ
れたときそのタイムスロッットの番号をリストの末尾に
接続するようになっている。
生したときに、必要数のタイムスロットを割り当てる技
術が開示されている。この先行技術では空き状態のタイ
ムスロットの番号をポインタによってリンクしたリスト
を用意し、呼が発生したときに、そのリストの先頭から
必要な個数のタイムスロットを割当て、割当てが解除さ
れたときそのタイムスロッットの番号をリストの末尾に
接続するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ATM通信回線のセル
を伝送するために時分割多重ハイウェイのタイムスロッ
トを予め固定的に割り当てる場合には、最大のトラヒッ
クに対応できるだけの数を割り当る必要がある。したが
って、ATM回線のトラヒックの低い状態ではセルの伝
送に利用されないタイムスロットが多くなり、時分割多
重ハイウェイの回線利用効率が悪くなるという問題があ
る。
を伝送するために時分割多重ハイウェイのタイムスロッ
トを予め固定的に割り当てる場合には、最大のトラヒッ
クに対応できるだけの数を割り当る必要がある。したが
って、ATM回線のトラヒックの低い状態ではセルの伝
送に利用されないタイムスロットが多くなり、時分割多
重ハイウェイの回線利用効率が悪くなるという問題があ
る。
【0007】また特開平4−68730号公報のよう
に、セルの情報種別に応じて帯域圧縮を行えば必要なタ
イムスロットの数を減少させることができる。しかし、
圧縮後の必要最大数だけのタイムスロットを割り当てる
場合には、トラヒックが低い状態では、やはり使用され
ないタイムスロットが生じてしまう。また、情報種別に
応じた帯域圧縮を行うための回路が必要となり、ATM
インタフェース装置の構成が複雑になるという問題があ
る。
に、セルの情報種別に応じて帯域圧縮を行えば必要なタ
イムスロットの数を減少させることができる。しかし、
圧縮後の必要最大数だけのタイムスロットを割り当てる
場合には、トラヒックが低い状態では、やはり使用され
ないタイムスロットが生じてしまう。また、情報種別に
応じた帯域圧縮を行うための回路が必要となり、ATM
インタフェース装置の構成が複雑になるという問題があ
る。
【0008】特開平2−29196号公報に開示されて
いる先行技術では、呼が生じたときにセルを伝送するの
に必要なタイムスロットを割り当てているので、時分割
多重ハイウェイの回線を効率良く使用することができ
る。しかしながら、空き状態のタイムスロットのリスト
を管理する必要があり、ATMインタフェース装置の構
成が複雑になるという問題がある。
いる先行技術では、呼が生じたときにセルを伝送するの
に必要なタイムスロットを割り当てているので、時分割
多重ハイウェイの回線を効率良く使用することができ
る。しかしながら、空き状態のタイムスロットのリスト
を管理する必要があり、ATMインタフェース装置の構
成が複雑になるという問題がある。
【0009】そこで本発明の目的は、ATMセルを時分
割多重ハイウェイによって効率的に伝送することのでき
る時分割多重ハイウェイのATMインタフェース装置を
提供することにある。
割多重ハイウェイによって効率的に伝送することのでき
る時分割多重ハイウェイのATMインタフェース装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、非同期転送モードの通信でその伝送単位となるセル
を上り時分割多重ハイウェイおよび下りの時分割多重ハ
イウェイによって伝送する際に用いる任意数のタイムス
ロットが指定されるごとにそれらのタイムスロットの番
号を保持するタイムスロット番号保持手段と、上り時分
割多重ハイウェイにおける各タイムスロットのタイミン
グとその番号を逐次検出する上りタイムスロット番号検
知手段と、下り時分割多重ハイウェイにおける各タイム
スロットのタイミングとその番号を逐次検出する下りタ
イムスロット番号検知手段と、非同期転送モードの通信
回線から到来するセルを蓄積する受信セルバッファと、
非同期転送モードの通信回線に送出すべきセルを蓄積す
る送信セルバッファと、上りタイムスロット番号検知手
段によって検出されたタイムスロットの番号がタイムス
ロット番号保持手段に保持されているいずれかの番号と
一致するか否かを検出する上りタイムスロット番号一致
検出手段と、この上りタイムスロット番号一致検出手段
によってタイムスロットの番号の一致が検出されたとき
受信セルバッファからセルを読み出しこれを上り時分割
多重ハイウェイに送出するバッファ読出手段と、下りタ
イムスロット番号検知手段によって検出されたタイムス
ロットの番号がタイムスロット番号保持手段に保持され
ているいずれかの番号と一致するか否かを検出する下り
タイムスロット番号一致検出手段と、この下りタイムス
ロット番号一致検出手段によってタイムスロットの番号
の一致が検出されたとき伝送されてきたデータを下り時
分割多重ハイウェイから取り出し送信セルバッファに書
き込むバッファ書込手段とを時分割多重ハイウェイのA
TMインタフェース装置に具備させている。
は、非同期転送モードの通信でその伝送単位となるセル
を上り時分割多重ハイウェイおよび下りの時分割多重ハ
イウェイによって伝送する際に用いる任意数のタイムス
ロットが指定されるごとにそれらのタイムスロットの番
号を保持するタイムスロット番号保持手段と、上り時分
割多重ハイウェイにおける各タイムスロットのタイミン
グとその番号を逐次検出する上りタイムスロット番号検
知手段と、下り時分割多重ハイウェイにおける各タイム
スロットのタイミングとその番号を逐次検出する下りタ
イムスロット番号検知手段と、非同期転送モードの通信
回線から到来するセルを蓄積する受信セルバッファと、
非同期転送モードの通信回線に送出すべきセルを蓄積す
る送信セルバッファと、上りタイムスロット番号検知手
段によって検出されたタイムスロットの番号がタイムス
ロット番号保持手段に保持されているいずれかの番号と
一致するか否かを検出する上りタイムスロット番号一致
検出手段と、この上りタイムスロット番号一致検出手段
によってタイムスロットの番号の一致が検出されたとき
受信セルバッファからセルを読み出しこれを上り時分割
多重ハイウェイに送出するバッファ読出手段と、下りタ
イムスロット番号検知手段によって検出されたタイムス
ロットの番号がタイムスロット番号保持手段に保持され
ているいずれかの番号と一致するか否かを検出する下り
タイムスロット番号一致検出手段と、この下りタイムス
ロット番号一致検出手段によってタイムスロットの番号
の一致が検出されたとき伝送されてきたデータを下り時
分割多重ハイウェイから取り出し送信セルバッファに書
き込むバッファ書込手段とを時分割多重ハイウェイのA
TMインタフェース装置に具備させている。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、セルの
伝送に用いるために指定された任意数のタイムスロット
の番号を保持し、下り時分割多重ハイウェイのこれらの
番号に対応するタイムスロットからデータを取り出しこ
れを送信バッファに書き込んでいる。またATM回線か
ら受信したセルを受信セルバッファに蓄積しておき、保
持されている番号と一致するタイムスロットのタイミン
グで蓄積されているセルを読み出し、これを対応するタ
イムスロットを用いて上り時分割多重ハイウェイに送出
している。これにより、指定されたタイムスロットを用
いてセルを伝送できる。たとえば、セルのトラヒックに
応じてタイムスロットの数を変更して指定すれば、時分
割多重ハイウェイの回線利用効率を向上させることがで
きる。
伝送に用いるために指定された任意数のタイムスロット
の番号を保持し、下り時分割多重ハイウェイのこれらの
番号に対応するタイムスロットからデータを取り出しこ
れを送信バッファに書き込んでいる。またATM回線か
ら受信したセルを受信セルバッファに蓄積しておき、保
持されている番号と一致するタイムスロットのタイミン
グで蓄積されているセルを読み出し、これを対応するタ
イムスロットを用いて上り時分割多重ハイウェイに送出
している。これにより、指定されたタイムスロットを用
いてセルを伝送できる。たとえば、セルのトラヒックに
応じてタイムスロットの数を変更して指定すれば、時分
割多重ハイウェイの回線利用効率を向上させることがで
きる。
【0012】請求項2記載の発明では、非同期転送モー
ドの通信でその伝送単位となるセルを上り時分割多重ハ
イウェイおよび下りの時分割多重ハイウェイにより伝送
する際に用いる連続する複数のタイムスロットが指定さ
れるごとにその開始および終了位置に対応するタイムス
ロットの番号を保持するタイムスロット番号保持手段
と、上り時分割多重ハイウェイにおける各タイムスロッ
トのタイミングとその番号を逐次検出する上りタイムス
ロット番号検知手段と、下り時分割多重ハイウェイにお
ける各タイムスロットのタイミングとその番号を逐次検
出する下りタイムスロット番号検知手段と、非同期転送
モードの通信回線から到来するセルを蓄積する受信セル
バッファと、非同期転送モードの通信回線に送出すべき
セルを蓄積する送信セルバッファと、上りタイムスロッ
ト番号検知手段によって検出されるタイムスロットの番
号とタイムスロット番号保持手段に保持されている開始
位置のタイムスロットの番号が一致してから上りタイム
スロット番号検知手段で検出されるタイムスロットの番
号とタイムスロット番号保持手段に保持されている終了
位置のタイムスロットの番号が一致するまでの間所定の
受信ゲート信号を出力する上りタイムスロット番号一致
検出手段と、この上りタイムスロット番号一致検出手段
から受信ゲート信号が出力されている間受信セルバッフ
ァからセルを読み出しこれを上り時分割多重ハイウェイ
に送出するバッファ読出手段と、下りタイムスロット番
号検知手段によって検出されるタイムスロットの番号と
タイムスロット番号保持手段に保持されている開始位置
のタイムスロットの番号が一致してから下りタイムスロ
ット番号検知手段で検出されるタイムスロットの番号と
タイムスロット番号保持手段に保持されている終了位置
のタイムスロットの番号が一致するまでの間所定の送信
ゲート信号を出力する下りタイムスロット番号一致検出
手段と、この下りタイムスロット番号一致検出手段にか
ら送信ゲート信号が出力されている間伝送されてきたデ
ータを下り時分割多重ハイウェイから取り出し送信セル
バッファに書き込むバッファ書込手段とを時分割多重ハ
イウェイのATMインタフェース装置に具備させてい
る。
ドの通信でその伝送単位となるセルを上り時分割多重ハ
イウェイおよび下りの時分割多重ハイウェイにより伝送
する際に用いる連続する複数のタイムスロットが指定さ
れるごとにその開始および終了位置に対応するタイムス
ロットの番号を保持するタイムスロット番号保持手段
と、上り時分割多重ハイウェイにおける各タイムスロッ
トのタイミングとその番号を逐次検出する上りタイムス
ロット番号検知手段と、下り時分割多重ハイウェイにお
ける各タイムスロットのタイミングとその番号を逐次検
出する下りタイムスロット番号検知手段と、非同期転送
モードの通信回線から到来するセルを蓄積する受信セル
バッファと、非同期転送モードの通信回線に送出すべき
セルを蓄積する送信セルバッファと、上りタイムスロッ
ト番号検知手段によって検出されるタイムスロットの番
号とタイムスロット番号保持手段に保持されている開始
位置のタイムスロットの番号が一致してから上りタイム
スロット番号検知手段で検出されるタイムスロットの番
号とタイムスロット番号保持手段に保持されている終了
位置のタイムスロットの番号が一致するまでの間所定の
受信ゲート信号を出力する上りタイムスロット番号一致
検出手段と、この上りタイムスロット番号一致検出手段
から受信ゲート信号が出力されている間受信セルバッフ
ァからセルを読み出しこれを上り時分割多重ハイウェイ
に送出するバッファ読出手段と、下りタイムスロット番
号検知手段によって検出されるタイムスロットの番号と
タイムスロット番号保持手段に保持されている開始位置
のタイムスロットの番号が一致してから下りタイムスロ
ット番号検知手段で検出されるタイムスロットの番号と
タイムスロット番号保持手段に保持されている終了位置
のタイムスロットの番号が一致するまでの間所定の送信
ゲート信号を出力する下りタイムスロット番号一致検出
手段と、この下りタイムスロット番号一致検出手段にか
ら送信ゲート信号が出力されている間伝送されてきたデ
ータを下り時分割多重ハイウェイから取り出し送信セル
バッファに書き込むバッファ書込手段とを時分割多重ハ
イウェイのATMインタフェース装置に具備させてい
る。
【0013】すなわち請求項2記載の発明では、セルの
伝送に用いるために指定された任意数の連続するタイム
スロットの開始位置および終了位置の番号を保持し、開
始位置から終了位置の間のタイムスロットを用いてセル
の送受信を行っている。開始位置と終了位置だけを保持
し、またそれらの一致だけを検出すればよいので、装置
の構成を簡略化することができる。
伝送に用いるために指定された任意数の連続するタイム
スロットの開始位置および終了位置の番号を保持し、開
始位置から終了位置の間のタイムスロットを用いてセル
の送受信を行っている。開始位置と終了位置だけを保持
し、またそれらの一致だけを検出すればよいので、装置
の構成を簡略化することができる。
【0014】請求項3記載の発明では、非同期転送モー
ドの通信でその伝送単位となるセルを上り時分割多重ハ
イウェイおよび下りの時分割多重ハイウェイにより伝送
する際に用いる任意数のタイムスロットが指定されるご
とにそれらのタイムスロットの番号を非同期転送モード
の通信回線における仮想チャンネル別に保持するタイム
スロット番号保持手段と、上り時分割多重ハイウェイに
おける各タイムスロットのタイミングとその番号を逐次
検出する上りタイムスロット番号検知手段と、下り時分
割多重ハイウェイにおける各タイムスロットのタイミン
グとその番号を逐次検出する下りタイムスロット番号検
知手段と、非同期転送モードの通信回線から到来するセ
ルを仮想チャンネル別に蓄積する複数の受信セルバッフ
ァと、非同期転送モードの通信回線に送出すべきセルを
仮想チャンネル別に蓄積する送信セルバッファと、上り
タイムスロット番号検知手段によって検出されたタイム
スロットの番号がタイムスロット番号保持手段に保持さ
れている番号と一致するか否かを仮想チャンネル別に検
出する上りタイムスロット番号一致検出手段と、この上
りタイムスロット番号一致検出手段によってタイムスロ
ットの番号の一致が検出されたときその番号に対応する
仮想チャンネルの受信セルバッファからセルを読み出し
これを上り時分割多重ハイウェイに送出するバッファ読
出手段と、下りタイムスロット番号検知手段によって検
出されたタイムスロットの番号がタイムスロット番号保
持手段に保持されている番号と一致するか否かを仮想チ
ャンネル別に検出する下りタイムスロット番号一致検出
手段と、この下りタイムスロット番号一致検出手段によ
ってタイムスロットの番号の一致が検出されたとき伝送
されてきたデータを下り時分割多重ハイウェイから取り
出しその番号に対応する仮想チャンネルの送信セルバッ
ファに書き込むバッファ書込手段とを時分割多重ハイウ
ェイのATMインタフェース装置に具備させている。
ドの通信でその伝送単位となるセルを上り時分割多重ハ
イウェイおよび下りの時分割多重ハイウェイにより伝送
する際に用いる任意数のタイムスロットが指定されるご
とにそれらのタイムスロットの番号を非同期転送モード
の通信回線における仮想チャンネル別に保持するタイム
スロット番号保持手段と、上り時分割多重ハイウェイに
おける各タイムスロットのタイミングとその番号を逐次
検出する上りタイムスロット番号検知手段と、下り時分
割多重ハイウェイにおける各タイムスロットのタイミン
グとその番号を逐次検出する下りタイムスロット番号検
知手段と、非同期転送モードの通信回線から到来するセ
ルを仮想チャンネル別に蓄積する複数の受信セルバッフ
ァと、非同期転送モードの通信回線に送出すべきセルを
仮想チャンネル別に蓄積する送信セルバッファと、上り
タイムスロット番号検知手段によって検出されたタイム
スロットの番号がタイムスロット番号保持手段に保持さ
れている番号と一致するか否かを仮想チャンネル別に検
出する上りタイムスロット番号一致検出手段と、この上
りタイムスロット番号一致検出手段によってタイムスロ
ットの番号の一致が検出されたときその番号に対応する
仮想チャンネルの受信セルバッファからセルを読み出し
これを上り時分割多重ハイウェイに送出するバッファ読
出手段と、下りタイムスロット番号検知手段によって検
出されたタイムスロットの番号がタイムスロット番号保
持手段に保持されている番号と一致するか否かを仮想チ
ャンネル別に検出する下りタイムスロット番号一致検出
手段と、この下りタイムスロット番号一致検出手段によ
ってタイムスロットの番号の一致が検出されたとき伝送
されてきたデータを下り時分割多重ハイウェイから取り
出しその番号に対応する仮想チャンネルの送信セルバッ
ファに書き込むバッファ書込手段とを時分割多重ハイウ
ェイのATMインタフェース装置に具備させている。
【0015】すなわち請求項3記載の発明では、送信セ
ルバッファおよび受信セルバッファをATM回線の仮想
チャンネルごとに用意している。また仮想チャンネル別
に指定されたタイムスロットの番号を保持し、タイムス
ロットおよびセルバッファを仮想チャンネルごとに異な
るものを用いている。これにより、時分割多重ハイウェ
イによって複数の仮想チャンネルを独立に伝送すること
ができる。
ルバッファおよび受信セルバッファをATM回線の仮想
チャンネルごとに用意している。また仮想チャンネル別
に指定されたタイムスロットの番号を保持し、タイムス
ロットおよびセルバッファを仮想チャンネルごとに異な
るものを用いている。これにより、時分割多重ハイウェ
イによって複数の仮想チャンネルを独立に伝送すること
ができる。
【0016】請求項4記載の発明では、上り時分割多重
ハイウェイと下り時分割多重ハイウェイは所定の位相差
があり、上りタイムスロット番号検知手段と上りタイム
スロット番号一致検出手段の組合わせまたは下りタイム
スロット番号検出手段と下りタイムスロット番号一致検
出手段の組み合わせのいずれか一方を用いて上りあるい
は下り時分割多重ハイウェイの一方の各タイムスロット
のタイミングとその番号および保持されている番号との
一致を検出し、他方の組み合わせは所定の位相差を基に
他方の時分割多重ハイウェイについてのそれらを検出し
ている。
ハイウェイと下り時分割多重ハイウェイは所定の位相差
があり、上りタイムスロット番号検知手段と上りタイム
スロット番号一致検出手段の組合わせまたは下りタイム
スロット番号検出手段と下りタイムスロット番号一致検
出手段の組み合わせのいずれか一方を用いて上りあるい
は下り時分割多重ハイウェイの一方の各タイムスロット
のタイミングとその番号および保持されている番号との
一致を検出し、他方の組み合わせは所定の位相差を基に
他方の時分割多重ハイウェイについてのそれらを検出し
ている。
【0017】すなわち請求項4記載の発明では、タイム
スロットのタイミングおよびその番号と、保持されてい
るタイムスロットの番号との一致を上り時分割多重ハイ
ウェイあるいは下り時分割多重ハイウェイのいずれか一
方について検出し、上りと下りの時分割多重ハイウェイ
の位相差に応じて他方の時分割多重ハイウェイに対応す
るタイミングや番号の一致を検出している。これによ
り、装置の構成を大幅に簡略化することができる。
スロットのタイミングおよびその番号と、保持されてい
るタイムスロットの番号との一致を上り時分割多重ハイ
ウェイあるいは下り時分割多重ハイウェイのいずれか一
方について検出し、上りと下りの時分割多重ハイウェイ
の位相差に応じて他方の時分割多重ハイウェイに対応す
るタイミングや番号の一致を検出している。これによ
り、装置の構成を大幅に簡略化することができる。
【0018】請求項5記載の発明では、セルの伝送に用
いられるタイムスロットは、非同期転送モードの通信回
線におけるセルのトラヒックに応じた数だけ指定され
る。
いられるタイムスロットは、非同期転送モードの通信回
線におけるセルのトラヒックに応じた数だけ指定され
る。
【0019】すなわち請求項5記載の発明では、タイム
スロットはセルのトラヒックに応じた数だけ指定され
る。これにより、トラヒックに応じて効率良く時分割多
重ハイウェイを利用することができる。
スロットはセルのトラヒックに応じた数だけ指定され
る。これにより、トラヒックに応じて効率良く時分割多
重ハイウェイを利用することができる。
【0020】請求項6記載の発明では、送信セルバッフ
ァおよび受信セルバッファは、書き込まれた順に読み出
しの行われる先入れ先出しメモリである。
ァおよび受信セルバッファは、書き込まれた順に読み出
しの行われる先入れ先出しメモリである。
【0021】すなわち請求項6記載の発明では、ファー
スト・イン・ファースト・アウト形式のメモリをセルバ
ッファに用いているので、その読み出し順序やアドレス
の管理が不要となり、装置の構成を簡略化することがで
きる。
スト・イン・ファースト・アウト形式のメモリをセルバ
ッファに用いているので、その読み出し順序やアドレス
の管理が不要となり、装置の構成を簡略化することがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態に
おける時分割多重ハイウェイのATMインタフェース装
置の構成の概要を表わしたものである。この装置は、下
り時分割多重ハイウェイ11の任意数の所定のタイムス
ロットにより伝送されてくるデータを抽出し、これをセ
ルにフォーマット変換して下りATM回線12に順次送
り出す機能を備えている。また、上りATM回線13か
ら到来するセルを抽出し、これを下り時分割多重ハイウ
ェイと同一番号のタイムスロットを用いて上り時分割多
重ハイウェイに送出する機能を備えている。時分割多重
ハイウェイのATMインタフェース装置のことを、以
後、ATMインタフェース装置と表わす。
おける時分割多重ハイウェイのATMインタフェース装
置の構成の概要を表わしたものである。この装置は、下
り時分割多重ハイウェイ11の任意数の所定のタイムス
ロットにより伝送されてくるデータを抽出し、これをセ
ルにフォーマット変換して下りATM回線12に順次送
り出す機能を備えている。また、上りATM回線13か
ら到来するセルを抽出し、これを下り時分割多重ハイウ
ェイと同一番号のタイムスロットを用いて上り時分割多
重ハイウェイに送出する機能を備えている。時分割多重
ハイウェイのATMインタフェース装置のことを、以
後、ATMインタフェース装置と表わす。
【0023】上り、および下り時分割多重ハイウェイ1
4、11はそれぞれ2Mbps(メガ・ビット・パー・
セカンド)の帯域を備えており、シリアル形式でデータ
を伝送するようになっている。下り時分割多重ハイウェ
イ11を通じて到来するデータは直列−並列変換回路1
5に入力されている。直列−並列変換回路15は、シリ
アル形式のデータを所定ビット数のパラレル形式のデー
タに変換する。直列−並列変換回路15の出力は、下り
ATM回線に送出すべきデータを蓄積するための送信F
IFO(First In First Out)16に入力される。送信
FIFOは、先入れ先出し形式のバッファメモリであ
る。送信FIFO16から読み出されたデータは、送信
セル同期回路17に入力される。
4、11はそれぞれ2Mbps(メガ・ビット・パー・
セカンド)の帯域を備えており、シリアル形式でデータ
を伝送するようになっている。下り時分割多重ハイウェ
イ11を通じて到来するデータは直列−並列変換回路1
5に入力されている。直列−並列変換回路15は、シリ
アル形式のデータを所定ビット数のパラレル形式のデー
タに変換する。直列−並列変換回路15の出力は、下り
ATM回線に送出すべきデータを蓄積するための送信F
IFO(First In First Out)16に入力される。送信
FIFOは、先入れ先出し形式のバッファメモリであ
る。送信FIFO16から読み出されたデータは、送信
セル同期回路17に入力される。
【0024】送信セル同期回路17は、下りATM回線
12にセルを送出すべきタイミングをとってセル同期を
行うとともに、セルのヘッダ部に付加されている仮想パ
ス識別子(VPI)および仮想チャンネル識別子(VC
I)を宛先に合わせて変換することを行う回路である。
送信セル同期回路17から出力されるデータはフレーム
生成回路18に入力されている。フレーム生成回路18
は、送信セル同期回路17からのデータをATM伝送路
上のフレームフォーマットに変換して下りATM回線1
2に送出することを行う。
12にセルを送出すべきタイミングをとってセル同期を
行うとともに、セルのヘッダ部に付加されている仮想パ
ス識別子(VPI)および仮想チャンネル識別子(VC
I)を宛先に合わせて変換することを行う回路である。
送信セル同期回路17から出力されるデータはフレーム
生成回路18に入力されている。フレーム生成回路18
は、送信セル同期回路17からのデータをATM伝送路
上のフレームフォーマットに変換して下りATM回線1
2に送出することを行う。
【0025】上りATM回線13は、フレーム終端回路
21に入力されている。フレーム終端回路21は、AT
M伝送路を終端してセルを抽出する機能を有している。
受信セル同期回路22は、セル同期をとる共に仮想パス
識別子および仮想チャンネル識別子の変換処理を行う。
受信セル同期回路22から出力されるセルは、受信バッ
ファとしての受信FIFO23に順次入力され、蓄積さ
れる。受信FIFO23の出力は、並列−直列変換回路
24に入力されている。並列−直列変換回路24は、受
信FIFO23から読み出されたパラレル形式のデータ
をシリアル形式のデーに変換し、変換後のシリアルデー
タを上り時分割多重ハイウェイに送出する機能を備えて
いる。
21に入力されている。フレーム終端回路21は、AT
M伝送路を終端してセルを抽出する機能を有している。
受信セル同期回路22は、セル同期をとる共に仮想パス
識別子および仮想チャンネル識別子の変換処理を行う。
受信セル同期回路22から出力されるセルは、受信バッ
ファとしての受信FIFO23に順次入力され、蓄積さ
れる。受信FIFO23の出力は、並列−直列変換回路
24に入力されている。並列−直列変換回路24は、受
信FIFO23から読み出されたパラレル形式のデータ
をシリアル形式のデーに変換し、変換後のシリアルデー
タを上り時分割多重ハイウェイに送出する機能を備えて
いる。
【0026】FIFO制御回路25は、送信FIFO1
6への書き込みタイミングおよび受信FIFO23から
の読み出しタイミングを制御する回路である。FIFO
制御回路25は、下り時分割多重ハイウェイから到来し
たデータを送信FIFO16に書き込むべきことを表わ
した送信ゲート信号26を出力する。また、受信FIF
O23からセルを読み出すべきタイミングを表わした受
信ゲート信号27を出力する。
6への書き込みタイミングおよび受信FIFO23から
の読み出しタイミングを制御する回路である。FIFO
制御回路25は、下り時分割多重ハイウェイから到来し
たデータを送信FIFO16に書き込むべきことを表わ
した送信ゲート信号26を出力する。また、受信FIF
O23からセルを読み出すべきタイミングを表わした受
信ゲート信号27を出力する。
【0027】FIFO制御回路25には、時分割多重ハ
イウェイ側からそのフレームの先頭位置を識別するため
のフレーム同期信号28と、クロック信号29が入力さ
れている。また、FIFO制御装置25には時分割多重
ハイウェイのタイムスロットの中でATMセルの伝送に
利用すべきタイムスロットの番号を設定する図示しない
外部の制御装置からその番号や各種の制御情報を受け取
るため入出力バス31が接続されている。入出力バス3
1は、送信セル同期回路17および受信セル同期回路2
2にも接続されている。
イウェイ側からそのフレームの先頭位置を識別するため
のフレーム同期信号28と、クロック信号29が入力さ
れている。また、FIFO制御装置25には時分割多重
ハイウェイのタイムスロットの中でATMセルの伝送に
利用すべきタイムスロットの番号を設定する図示しない
外部の制御装置からその番号や各種の制御情報を受け取
るため入出力バス31が接続されている。入出力バス3
1は、送信セル同期回路17および受信セル同期回路2
2にも接続されている。
【0028】図2は、図1に示したFIFO制御回路の
構成の概要を表わしたものである。この回路は、時分割
多重ハイウェイのタイムスロットの番号を計数するカウ
ンタ41と、セルを伝送すべき連続する複数のタイムス
ロットのうち開始位置と終了位置のタイムスロット番号
を記憶する第1および第2のレジスタ42、43を備え
ている。第1の一致検出回路44は、カウンタ41の出
力する計数値、すなわち時分割多重ハイウェイ上でのタ
イムスロットの番号と、第1のレジスタ42に記憶され
ている開始位置のタイムスロット番号との一致を検出す
る回路である。第2の一致検出回路45は、カウンタ4
1の出力する計数値と、第2のレジスタ43に記憶され
ている終了位置のタイムスロットの番号との一致を検出
する回路である。第1および第2の一致検出回路44、
45は一致を検出したとき一致信号46、一致信号47
をそれぞれ出力するようになっている。
構成の概要を表わしたものである。この回路は、時分割
多重ハイウェイのタイムスロットの番号を計数するカウ
ンタ41と、セルを伝送すべき連続する複数のタイムス
ロットのうち開始位置と終了位置のタイムスロット番号
を記憶する第1および第2のレジスタ42、43を備え
ている。第1の一致検出回路44は、カウンタ41の出
力する計数値、すなわち時分割多重ハイウェイ上でのタ
イムスロットの番号と、第1のレジスタ42に記憶され
ている開始位置のタイムスロット番号との一致を検出す
る回路である。第2の一致検出回路45は、カウンタ4
1の出力する計数値と、第2のレジスタ43に記憶され
ている終了位置のタイムスロットの番号との一致を検出
する回路である。第1および第2の一致検出回路44、
45は一致を検出したとき一致信号46、一致信号47
をそれぞれ出力するようになっている。
【0029】第1の一致検出回路44の出力する一致信
号46は、第1のフリップフロップ回路48にそのセッ
ト信号として入力されている。一方、第2の一致検出回
路45の出力一致信号47は、リセット信号として第1
のフリップフロップ回路48に入力されている。第1の
フリップフロップ回路48の出力は、図1に示した送信
FIFO16にその書き込みのタイミングを制御する送
信ゲート信号26として入力される。第1のフリップフ
ロップ回路48の出力は、第2のフリップフロップ回路
49に入力される。第2のフリップフロップ回路49
は、第1のフリップフロップ回路48の出力を、1つの
タイムスロットの半分の時間に相当する時間だけ遅延さ
せた信号を出力するようになっている。第2のフリップ
フロップ回路49の出力信号は、図1に示した受信FI
FO23に受信ゲート信号27として入力されている。
号46は、第1のフリップフロップ回路48にそのセッ
ト信号として入力されている。一方、第2の一致検出回
路45の出力一致信号47は、リセット信号として第1
のフリップフロップ回路48に入力されている。第1の
フリップフロップ回路48の出力は、図1に示した送信
FIFO16にその書き込みのタイミングを制御する送
信ゲート信号26として入力される。第1のフリップフ
ロップ回路48の出力は、第2のフリップフロップ回路
49に入力される。第2のフリップフロップ回路49
は、第1のフリップフロップ回路48の出力を、1つの
タイムスロットの半分の時間に相当する時間だけ遅延さ
せた信号を出力するようになっている。第2のフリップ
フロップ回路49の出力信号は、図1に示した受信FI
FO23に受信ゲート信号27として入力されている。
【0030】図3は、図1に示したATMインタフェー
ス装置を接続した時分割交換機の構成を表わしたもので
ある。時分割交換機は、時分割スイッチ51とATMイ
ンタフェース装置52、53と、交換機全体の制御を行
う中央制御装置54とから構成されている。ATMイン
タフェース装置52、53はそれぞれATM回線55、
56と接続されており、図示しない端末装置と接続され
ている。ATMインタフェース装置52とATMインタ
フェース装置53の間は、時分割多重ハイウェイ57に
より各種データの伝送が行われる。時分割スイッチ5
1、ATMインタフェース装置52、53はそれぞれ中
央制御装置54との間で制御信号58を受渡しするよう
になっている。ここでは、時分割交換機の両端にATM
インタフェース装置を接続しているが、時分割多重ハイ
ウェイで構成された通信網の両端にATMインタフェー
ス装置を接続することにより、時分割多重ハイウェイに
よる通信網とATM回線とを相互に接続することができ
る。
ス装置を接続した時分割交換機の構成を表わしたもので
ある。時分割交換機は、時分割スイッチ51とATMイ
ンタフェース装置52、53と、交換機全体の制御を行
う中央制御装置54とから構成されている。ATMイン
タフェース装置52、53はそれぞれATM回線55、
56と接続されており、図示しない端末装置と接続され
ている。ATMインタフェース装置52とATMインタ
フェース装置53の間は、時分割多重ハイウェイ57に
より各種データの伝送が行われる。時分割スイッチ5
1、ATMインタフェース装置52、53はそれぞれ中
央制御装置54との間で制御信号58を受渡しするよう
になっている。ここでは、時分割交換機の両端にATM
インタフェース装置を接続しているが、時分割多重ハイ
ウェイで構成された通信網の両端にATMインタフェー
ス装置を接続することにより、時分割多重ハイウェイに
よる通信網とATM回線とを相互に接続することができ
る。
【0031】中央制御装置54は、図示しない保守端末
からの指示により、時分割多重ハイウェイでセルの伝送
に利用するタイムスロットの番号を、ATMインタフェ
ース装置52、53および時分割スイッチ51に設定す
る。また、予め設定された時刻に、その時刻に対応して
予め指定されているタイムスロットの番号をATMイン
タフェース装置52、53および時分割スイッチに設定
する。たとえば、セルのトラヒックが、曜日や時間帯に
応じてある程度規則的に変化する場合には、曜日や時間
帯ごとに予め必要数のタイムスロット番号を中央制御装
置54に登録しておく。中央制御装置54は、これに従
って設定された時刻にATMインタフェース装置52、
53および時分割スイッチにセルの伝送に使用するタイ
ムスロットの番号を通知する。これにより、曜日や各時
間帯のトラヒックに応じた数のタイムスロットが割り当
てられ、効率よく時分割多重ハイウェイを使用すること
ができる。
からの指示により、時分割多重ハイウェイでセルの伝送
に利用するタイムスロットの番号を、ATMインタフェ
ース装置52、53および時分割スイッチ51に設定す
る。また、予め設定された時刻に、その時刻に対応して
予め指定されているタイムスロットの番号をATMイン
タフェース装置52、53および時分割スイッチに設定
する。たとえば、セルのトラヒックが、曜日や時間帯に
応じてある程度規則的に変化する場合には、曜日や時間
帯ごとに予め必要数のタイムスロット番号を中央制御装
置54に登録しておく。中央制御装置54は、これに従
って設定された時刻にATMインタフェース装置52、
53および時分割スイッチにセルの伝送に使用するタイ
ムスロットの番号を通知する。これにより、曜日や各時
間帯のトラヒックに応じた数のタイムスロットが割り当
てられ、効率よく時分割多重ハイウェイを使用すること
ができる。
【0032】次に、ATMインタフェース装置の動作を
説明する。
説明する。
【0033】図4は、図1に示したATMインタフェー
ス装置の各部における信号の状態を表わしたものであ
る。ここでは、2Mbpsの帯域を有する時分割多重ハ
イウェイのうち、最大768Kbpsの待機の情報を時
分割スイッチを経由して伝送する場合を例にして説明す
る。時分割多重ハイウェイの1つのフレームは32のタ
イムスロットから構成されており、各タイムスロットに
は“0”〜“31”までの番号が割り付けられている。
各タイムスロットは時分割多重ハイウェイのチャンネル
に対応している。
ス装置の各部における信号の状態を表わしたものであ
る。ここでは、2Mbpsの帯域を有する時分割多重ハ
イウェイのうち、最大768Kbpsの待機の情報を時
分割スイッチを経由して伝送する場合を例にして説明す
る。時分割多重ハイウェイの1つのフレームは32のタ
イムスロットから構成されており、各タイムスロットに
は“0”〜“31”までの番号が割り付けられている。
各タイムスロットは時分割多重ハイウェイのチャンネル
に対応している。
【0034】下り時分割多重ハイウェイのデータ(同図
a)と、上り時分割多重ハイウェイのデータ(同図b)
とは、1つのタイムスロットの半分の周期だけそのタイ
ミングがずれている。時分割多重ハイウェイ側からはそ
の制御信号としてフレームの開始位置を表わしたフレー
ム同期信号(同図c)と、各タイムスロットの期間がそ
の周期になっているクロック信号(同図d)が供給され
ている。フレーム同期信号およびクロック信号は、下り
時分割多重ハイウェイに対応するものである。
a)と、上り時分割多重ハイウェイのデータ(同図b)
とは、1つのタイムスロットの半分の周期だけそのタイ
ミングがずれている。時分割多重ハイウェイ側からはそ
の制御信号としてフレームの開始位置を表わしたフレー
ム同期信号(同図c)と、各タイムスロットの期間がそ
の周期になっているクロック信号(同図d)が供給され
ている。フレーム同期信号およびクロック信号は、下り
時分割多重ハイウェイに対応するものである。
【0035】図2に示したFIFO制御回路のカウンタ
41には、フレーム同期信号28が計数値を初期化する
リセット信号として入力されている。また、クロック信
号29は、計数値をインクリメントするためのクロック
信号としてカウンタ41に入力されている。このため、
カウンタ41の計数値(図4e)は、下り時分割多重ハ
イウェイのタイムスロット番号と一致する値を表わすこ
とになる。
41には、フレーム同期信号28が計数値を初期化する
リセット信号として入力されている。また、クロック信
号29は、計数値をインクリメントするためのクロック
信号としてカウンタ41に入力されている。このため、
カウンタ41の計数値(図4e)は、下り時分割多重ハ
イウェイのタイムスロット番号と一致する値を表わすこ
とになる。
【0036】いま、帯域が2Mbpsの時分割多重ハイ
ウェイの有する32個のチャンネルのうち第2チャンネ
ルから第7チャンネルまでの6つの連続するタイムスロ
ットを用いてATMセルを伝送するものとする。この場
合には、セルを伝送するチャンネルの開始位置を表わし
たタイムスロットの番号である開始タイムスロット番号
として“2”が、たとえば図3に示した中央制御装置5
4から図2に示したFIFO制御回路の第1のレジスタ
42に設定される。また、セルを伝送するチャンネルの
終了位置を表わしたタイムスロットの番号である終了タ
イムスロット番号として“8”が、第2のレジスタ43
に設定される。ここで、終了位置を表わす終了タイムス
ロット番号が、セルを伝送する終端のタイムスロットの
番号よりも“1”大きい値になっている。これは、カウ
タン41の計数値が変化した直後に送信あるいは受信F
IFOへのゲート信号の値が変化するためである。
ウェイの有する32個のチャンネルのうち第2チャンネ
ルから第7チャンネルまでの6つの連続するタイムスロ
ットを用いてATMセルを伝送するものとする。この場
合には、セルを伝送するチャンネルの開始位置を表わし
たタイムスロットの番号である開始タイムスロット番号
として“2”が、たとえば図3に示した中央制御装置5
4から図2に示したFIFO制御回路の第1のレジスタ
42に設定される。また、セルを伝送するチャンネルの
終了位置を表わしたタイムスロットの番号である終了タ
イムスロット番号として“8”が、第2のレジスタ43
に設定される。ここで、終了位置を表わす終了タイムス
ロット番号が、セルを伝送する終端のタイムスロットの
番号よりも“1”大きい値になっている。これは、カウ
タン41の計数値が変化した直後に送信あるいは受信F
IFOへのゲート信号の値が変化するためである。
【0037】第1の一致検出回路44は、第1のレジス
タ42に記憶されている値にカウンタ41の計数値が
“変化したとき、すなわち、計数値が“2”に変化した
とき一致信号46を出力して第1のフリップフロップ回
路48をセットする。また、第2の一致検出回路45
は、第2のレジスタ43に記憶されている値である
“8”にカウンタ41の計数値が変化したとき一致信号
47を出力し第1のフリップフロップ回路回路48をリ
セットする。したがって、第1のフリップフロップ回路
48から出力される送信ゲート信号(図4f)は、下り
時分割多重ハイウェイの第2のタイムスロットの開始時
点から第7のタイムスロットの終了する時点までの間、
ハイ状態になる。第2のフリップフロップ回路49の出
力は、第1のフリップフロップ回路48の出力を1つの
タイムスロットの半分の時間だけ遅延させたものであ
る。このため、受信ゲート信号(図4g)は、上り時分
割多重ハイウェイの第2のタイムスロットの開始時点か
ら第7のタイムスロットの終了する時点までの間、ハイ
状態になる。
タ42に記憶されている値にカウンタ41の計数値が
“変化したとき、すなわち、計数値が“2”に変化した
とき一致信号46を出力して第1のフリップフロップ回
路48をセットする。また、第2の一致検出回路45
は、第2のレジスタ43に記憶されている値である
“8”にカウンタ41の計数値が変化したとき一致信号
47を出力し第1のフリップフロップ回路回路48をリ
セットする。したがって、第1のフリップフロップ回路
48から出力される送信ゲート信号(図4f)は、下り
時分割多重ハイウェイの第2のタイムスロットの開始時
点から第7のタイムスロットの終了する時点までの間、
ハイ状態になる。第2のフリップフロップ回路49の出
力は、第1のフリップフロップ回路48の出力を1つの
タイムスロットの半分の時間だけ遅延させたものであ
る。このため、受信ゲート信号(図4g)は、上り時分
割多重ハイウェイの第2のタイムスロットの開始時点か
ら第7のタイムスロットの終了する時点までの間、ハイ
状態になる。
【0038】図1に示した送信FIFO16には、図4
(f)に示した送信ゲート信号がハイ状態の間、直列−
並列変換回路11によってパラレル形式に変化された後
の下り時分割多重ハイウェイの第2〜第7のタイムスロ
ットのデータが書き込まれる。送信FIFO16に蓄積
されているデータは、図1に示した送信セル同期回路1
7およびフレーム生成回路18により、順次ATM回線
に送出される。一方、ATM回線から受信し、受信FI
FO23に蓄積されているセルは、図4(g)に示した
受信ゲート信号がハイ態の期間に読み出され、並列−直
列変換回路24でシリアル形式に変換された後、第2〜
第7のタイムスロットの間、上り時分割多重ハイウェイ
のデータとして送出される。この結果、768Kbps
の帯域を有するATMセルを時分割多重ハイウェイを介
して伝送することができる。
(f)に示した送信ゲート信号がハイ状態の間、直列−
並列変換回路11によってパラレル形式に変化された後
の下り時分割多重ハイウェイの第2〜第7のタイムスロ
ットのデータが書き込まれる。送信FIFO16に蓄積
されているデータは、図1に示した送信セル同期回路1
7およびフレーム生成回路18により、順次ATM回線
に送出される。一方、ATM回線から受信し、受信FI
FO23に蓄積されているセルは、図4(g)に示した
受信ゲート信号がハイ態の期間に読み出され、並列−直
列変換回路24でシリアル形式に変換された後、第2〜
第7のタイムスロットの間、上り時分割多重ハイウェイ
のデータとして送出される。この結果、768Kbps
の帯域を有するATMセルを時分割多重ハイウェイを介
して伝送することができる。
【0039】次に、トラヒックが変化し、ATMセルを
伝送するために1024Kbpsの帯域が必要になった
場合の動作を説明する。
伝送するために1024Kbpsの帯域が必要になった
場合の動作を説明する。
【0040】トラヒックの変化は、図3に示した中央制
御装置54によって把握される。たとえば、ATM回線
に接続されている端末からの帯域変更要求や、実際にA
TMインタフェースに到達しているセルの受信状況を基
にして中央制御装置54はATM回線におけるトラヒッ
クの変化を認識する。ここでは、1024Kbpsの帯
域を確保するためには、8個のチャンネルを確保してい
る。中央制御装置54は、第2チャンネル〜第9チャン
ネルまでを割り当てるために、終了タイムスロットの番
号を“10”に変更するための制御信号を、ATMイン
タフェース装置および時分割スイッチに送る。これを受
けてATMインタフェース装置のFIFO制御回路の第
2のレジスタ43の値が“8”から“10”に書き換え
られる。
御装置54によって把握される。たとえば、ATM回線
に接続されている端末からの帯域変更要求や、実際にA
TMインタフェースに到達しているセルの受信状況を基
にして中央制御装置54はATM回線におけるトラヒッ
クの変化を認識する。ここでは、1024Kbpsの帯
域を確保するためには、8個のチャンネルを確保してい
る。中央制御装置54は、第2チャンネル〜第9チャン
ネルまでを割り当てるために、終了タイムスロットの番
号を“10”に変更するための制御信号を、ATMイン
タフェース装置および時分割スイッチに送る。これを受
けてATMインタフェース装置のFIFO制御回路の第
2のレジスタ43の値が“8”から“10”に書き換え
られる。
【0041】図5は、終了タイムスロット番号が変更さ
れた後のATMインタフェース装置の各部における信号
の状態を表わしたものである。下り時分割多重ハイウェ
イのデータ(同図a)、上り時分割多重ハイウェイのデ
ータ(同図b)、およびフレーム同期信号(同図c)、
クロック信号(同図d)、カウンタの計数値(同図e)
はそれぞれ図4に示したものと同一であり、これらの説
明を省略する。開始タイムスロット番号の記憶されてい
るFIFO制御回路の第1のレジスタ42の値は“2”
のままであるので、第1の一致検出回路44は、下り時
分割多重ハイウェイの第2のタイムスロットの開始する
タイミングで一致信号46を出力する。
れた後のATMインタフェース装置の各部における信号
の状態を表わしたものである。下り時分割多重ハイウェ
イのデータ(同図a)、上り時分割多重ハイウェイのデ
ータ(同図b)、およびフレーム同期信号(同図c)、
クロック信号(同図d)、カウンタの計数値(同図e)
はそれぞれ図4に示したものと同一であり、これらの説
明を省略する。開始タイムスロット番号の記憶されてい
るFIFO制御回路の第1のレジスタ42の値は“2”
のままであるので、第1の一致検出回路44は、下り時
分割多重ハイウェイの第2のタイムスロットの開始する
タイミングで一致信号46を出力する。
【0042】一方、終了タイムスロット番号の記憶され
ている第2のレジスタの値は“10”に変更されたの
で、第2の一致検出回路45は、下り時分割多重ハイウ
ェイの第10タイムスロットの開始するタイミングで一
致信号47を出力する。したがって、第1のフリップフ
ロップ回路48は、下り時分割多重ハイウェイの第2の
タイムスロットの開始時点から第10タイムスロットの
開始時点、すなわち第9タイムスロットの終了直後まで
の間、送信ゲート信号(図5f)をハイ状態にする。ま
た第2のフリップフロップ回路49は、半周期おくれて
出力されるので、丁度、上り時分割多重ハイウェイの第
2タイムスロットの開始時点から第9タイムスロットの
終了直後までの間、受信ゲート信号(同図g)を出力す
る。
ている第2のレジスタの値は“10”に変更されたの
で、第2の一致検出回路45は、下り時分割多重ハイウ
ェイの第10タイムスロットの開始するタイミングで一
致信号47を出力する。したがって、第1のフリップフ
ロップ回路48は、下り時分割多重ハイウェイの第2の
タイムスロットの開始時点から第10タイムスロットの
開始時点、すなわち第9タイムスロットの終了直後まで
の間、送信ゲート信号(図5f)をハイ状態にする。ま
た第2のフリップフロップ回路49は、半周期おくれて
出力されるので、丁度、上り時分割多重ハイウェイの第
2タイムスロットの開始時点から第9タイムスロットの
終了直後までの間、受信ゲート信号(同図g)を出力す
る。
【0043】こうして8個のタイムスロットがセルの伝
送に割り当てられることにより、1024Kbpsの帯
域のATMセルを時分割多重ハイウェイを通じて伝送す
ることができる。このように必要な帯域に応じて割り当
てるタイムスロットの数を変更すれば、時分割多重ハイ
ウェイの有する伝送能力以内においてATMセルを効率
良く伝送することができる。
送に割り当てられることにより、1024Kbpsの帯
域のATMセルを時分割多重ハイウェイを通じて伝送す
ることができる。このように必要な帯域に応じて割り当
てるタイムスロットの数を変更すれば、時分割多重ハイ
ウェイの有する伝送能力以内においてATMセルを効率
良く伝送することができる。
【0044】第1の変形例
【0045】これまで説明した実施の形態では、開始タ
イムスロット番号と終了タイムスロット番号によって連
続するタイムスロットをセルの伝送用に割り当てたが、
第1の変形例では、任意の番号のタイムスロットを任意
の数だけセルの伝送に割り当てることができるようにな
っている。
イムスロット番号と終了タイムスロット番号によって連
続するタイムスロットをセルの伝送用に割り当てたが、
第1の変形例では、任意の番号のタイムスロットを任意
の数だけセルの伝送に割り当てることができるようにな
っている。
【0046】図6は、第1の変形例におけるFIFO制
御回路の構成の概要を表わしたものである。第1の変形
例における他の構成部分は図1に示したものと同一であ
るのでその説明を省略する。また、図2に示したFIF
O制御回路と同一の部分には同一の符号を付してあり、
それらの説明を適宜省略する。第1〜第nのレジスタ6
11 〜61N はそれぞれタイムスロットの番号を記憶す
る。第1の一致検出回路621 〜第nの一致検出回路6
21 〜62N はそれぞれ対応するレジスタに保持されて
いるタイムスロット番号とカウンタ41の計数値との一
致を検出する。第1〜第nの一致検出回路621 〜62
N は、それぞれ一致を検出している間、一致信号631
〜63N を出力するようになっている。
御回路の構成の概要を表わしたものである。第1の変形
例における他の構成部分は図1に示したものと同一であ
るのでその説明を省略する。また、図2に示したFIF
O制御回路と同一の部分には同一の符号を付してあり、
それらの説明を適宜省略する。第1〜第nのレジスタ6
11 〜61N はそれぞれタイムスロットの番号を記憶す
る。第1の一致検出回路621 〜第nの一致検出回路6
21 〜62N はそれぞれ対応するレジスタに保持されて
いるタイムスロット番号とカウンタ41の計数値との一
致を検出する。第1〜第nの一致検出回路621 〜62
N は、それぞれ一致を検出している間、一致信号631
〜63N を出力するようになっている。
【0047】オア回路64には、各一致検出回路の出力
する一致信号631 〜63N が入力されている。オア回
路64の出力信号は、図1に示した送信FIFO16に
その書き込みのタイミングを制御する送信ゲート信号2
6として入力される。オア回路64の出力信号は、第2
のフリップフロップ回路49に入力されている。第2の
フリップフロップ回路49は、オア回路64の出力を、
1つのタイムスロットの半分の時間に相当する時間だけ
遅延させた信号を出力する。第2のフリップフロップ回
路49の出力信号は、図1に示した受信FIFO23に
受信ゲート信号27として入力される。
する一致信号631 〜63N が入力されている。オア回
路64の出力信号は、図1に示した送信FIFO16に
その書き込みのタイミングを制御する送信ゲート信号2
6として入力される。オア回路64の出力信号は、第2
のフリップフロップ回路49に入力されている。第2の
フリップフロップ回路49は、オア回路64の出力を、
1つのタイムスロットの半分の時間に相当する時間だけ
遅延させた信号を出力する。第2のフリップフロップ回
路49の出力信号は、図1に示した受信FIFO23に
受信ゲート信号27として入力される。
【0048】カウンタ41は、各タイムスロットの期間
中、その番号に対応する計数値を出力するので、各一致
検出回路621 〜62N はそれぞれ対応するレジスタの
保持する番号のタイムスロットの開始時点から終了時点
までの間、一致信号631 〜63N を出力する。このと
き一致信号はそれぞれハイレベルになるので、オア回路
64の出力は、いずれかの一致信号が出力されている間
ハイレベルになる。
中、その番号に対応する計数値を出力するので、各一致
検出回路621 〜62N はそれぞれ対応するレジスタの
保持する番号のタイムスロットの開始時点から終了時点
までの間、一致信号631 〜63N を出力する。このと
き一致信号はそれぞれハイレベルになるので、オア回路
64の出力は、いずれかの一致信号が出力されている間
ハイレベルになる。
【0049】図7は、図6に示したFIFO制御回路に
おける各部の信号の状態を表わしたものである。下り時
分割多重ハイウェイのデータ(同図a)、上り時分割多
重ハイウェイのデータ(同図b)、フレーム同期信号
(同図c)、クロック信号(同図d)およびカウンタの
計数値(同図e)はそれぞれ図5に示したものと同一で
あるので、それらの説明を省略する。この図の例は、レ
ジスタの数が6個で、これらにタイムスロット番号とし
て“1”、“3”、“4”、“6”、“7”、“8”が
設定されている。
おける各部の信号の状態を表わしたものである。下り時
分割多重ハイウェイのデータ(同図a)、上り時分割多
重ハイウェイのデータ(同図b)、フレーム同期信号
(同図c)、クロック信号(同図d)およびカウンタの
計数値(同図e)はそれぞれ図5に示したものと同一で
あるので、それらの説明を省略する。この図の例は、レ
ジスタの数が6個で、これらにタイムスロット番号とし
て“1”、“3”、“4”、“6”、“7”、“8”が
設定されている。
【0050】これら値に対応するタイムスロットの期間
に各一致検出回路から一致信号が出力される。オア回路
64の出力する送信ゲート信号(同図f)は、“下り時
分割多重ハイウェイの“1”、“3〜4”、“6〜9”
のタイムスロットの期間にハイレベルになる。また第2
のフリップフロップ回路49の出力する受信ゲート信号
(同図g)は、上り時分割多重ハイウェイのこれらのタ
イムスロットの期間にハイレベルになる。
に各一致検出回路から一致信号が出力される。オア回路
64の出力する送信ゲート信号(同図f)は、“下り時
分割多重ハイウェイの“1”、“3〜4”、“6〜9”
のタイムスロットの期間にハイレベルになる。また第2
のフリップフロップ回路49の出力する受信ゲート信号
(同図g)は、上り時分割多重ハイウェイのこれらのタ
イムスロットの期間にハイレベルになる。
【0051】第2の変形例
【0052】第2の変形例のATMインタフェース装置
は、時分割多重ハイウェイによってATM回線の複数の
仮想チャンネルを伝送することができるようになってい
る。ATM回線は、物理的に同一の通信路に複数の仮想
的なチャンネルを設けることができるようになってい
る。
は、時分割多重ハイウェイによってATM回線の複数の
仮想チャンネルを伝送することができるようになってい
る。ATM回線は、物理的に同一の通信路に複数の仮想
的なチャンネルを設けることができるようになってい
る。
【0053】図8は、複数の仮想チャンネルに対応する
ことのできるATMインタフェース装置の構成の概要を
表わしたものである。図1に示したATMインタフェー
ス装置と同一の部分には同一の符号を付してあり、それ
らの説明を適宜省略する。この例では時分割多重ハイウ
ェイはパラレル形式で信号の伝送を行うようになってい
る。したがって、図1に示した直列−並列変換回路およ
び並列−直列変換回路は存在しない。また、時分割多重
ハイウェイは、1つにチャンネル(タイムスロット)が
64Kbpsの帯域を有しており、768チャンネルが
時分割多重されている。したがって、64Kbps×7
68ch、すなわち49.152Mbpsの帯域を備え
ている。
ことのできるATMインタフェース装置の構成の概要を
表わしたものである。図1に示したATMインタフェー
ス装置と同一の部分には同一の符号を付してあり、それ
らの説明を適宜省略する。この例では時分割多重ハイウ
ェイはパラレル形式で信号の伝送を行うようになってい
る。したがって、図1に示した直列−並列変換回路およ
び並列−直列変換回路は存在しない。また、時分割多重
ハイウェイは、1つにチャンネル(タイムスロット)が
64Kbpsの帯域を有しており、768チャンネルが
時分割多重されている。したがって、64Kbps×7
68ch、すなわち49.152Mbpsの帯域を備え
ている。
【0054】下り時分割多重ハイウェイ71は、パラレ
ル形式のデータをパラレルのまま保持するレジスタ72
に入力されている。レジスタ72の出力は第1〜第8の
送信FIFO731 〜738 にそれぞれ入力されてい
る。ここでは、8個のFIFOを用意して8本の仮想チ
ャンネルに対応するようになっている。レジスタ72に
保持されたデータを蓄積する送信FIFOは択一的に切
り換えられる。第1〜第8の送信FIFOの出力は共に
送信セル同期回路16に入力されている。送信セル同期
回路16は、これら8つの送信FIFOのうちデータの
蓄積されているものの中から1つを巡回的に選択してデ
ータを読み出すようになっている。なお、仮想チャンネ
ルの優先度等を基に送信FIFOを選択することもあ
る。
ル形式のデータをパラレルのまま保持するレジスタ72
に入力されている。レジスタ72の出力は第1〜第8の
送信FIFO731 〜738 にそれぞれ入力されてい
る。ここでは、8個のFIFOを用意して8本の仮想チ
ャンネルに対応するようになっている。レジスタ72に
保持されたデータを蓄積する送信FIFOは択一的に切
り換えられる。第1〜第8の送信FIFOの出力は共に
送信セル同期回路16に入力されている。送信セル同期
回路16は、これら8つの送信FIFOのうちデータの
蓄積されているものの中から1つを巡回的に選択してデ
ータを読み出すようになっている。なお、仮想チャンネ
ルの優先度等を基に送信FIFOを選択することもあ
る。
【0055】受信セル同期回路22には、第1〜第8の
受信FIFO741 〜748 が接続されている。受信セ
ル同期回路22の出力するセルはその仮想チャンネルに
対応した受信FIFOに蓄積される。第1〜第8の受信
FIFO741 〜748 の出力はともにデータをパラレ
ル形式のまま保持するレジスタ75と接続されている。
データは第1〜第8の受信FIFO741 〜748 から
択一的に読み出され、その値がレジスタ75に保持され
るようになっている。レジスタ75の出力は上り時分割
多重ハイウェイに順次送出される。
受信FIFO741 〜748 が接続されている。受信セ
ル同期回路22の出力するセルはその仮想チャンネルに
対応した受信FIFOに蓄積される。第1〜第8の受信
FIFO741 〜748 の出力はともにデータをパラレ
ル形式のまま保持するレジスタ75と接続されている。
データは第1〜第8の受信FIFO741 〜748 から
択一的に読み出され、その値がレジスタ75に保持され
るようになっている。レジスタ75の出力は上り時分割
多重ハイウェイに順次送出される。
【0056】FIFO制御回路76は、第1〜第8の送
信ゲート信号771 〜778 と、第1〜第8の受信ゲー
ト信号781 〜788 を出力するようになっている。こ
れらゲート信号は対応する送信あるいは受信FIFOに
入力されている。このように仮想チャンネルごとに送信
FIFO、受信FIFOを用意することによって複数の
仮想チャンネルを有するATM回線と時分割多重ハイウ
ェイとの間をインタフェースしている。
信ゲート信号771 〜778 と、第1〜第8の受信ゲー
ト信号781 〜788 を出力するようになっている。こ
れらゲート信号は対応する送信あるいは受信FIFOに
入力されている。このように仮想チャンネルごとに送信
FIFO、受信FIFOを用意することによって複数の
仮想チャンネルを有するATM回線と時分割多重ハイウ
ェイとの間をインタフェースしている。
【0057】図9は、図8に示したFIFO制御回路の
構成の概要を表わしたものである。図2と同一の部分に
は同一の符号を付してある。カウンタ41には、フレー
ム同期信号28とクロック信号29が入力されている。
カウンタ41は、下り時分割多重ハイウェイにおける各
タイムスロットのタイミングに合わせて、そのタイムス
ロット番号を計数するようになっている。カウンタ41
の出力する計数値は、第1〜第16の一致検出回路81
1 〜8116にそれぞれ入力されている。
構成の概要を表わしたものである。図2と同一の部分に
は同一の符号を付してある。カウンタ41には、フレー
ム同期信号28とクロック信号29が入力されている。
カウンタ41は、下り時分割多重ハイウェイにおける各
タイムスロットのタイミングに合わせて、そのタイムス
ロット番号を計数するようになっている。カウンタ41
の出力する計数値は、第1〜第16の一致検出回路81
1 〜8116にそれぞれ入力されている。
【0058】セルの伝送されるタイムスロット番号を記
憶するための第1〜第16のレジタウ821 〜8216に
は、入出力バス31が接続されている。タイムスロット
番号は入出力バス31を通じて各レジスタ81に設定さ
れる。第1〜第16のレジスタ821 〜8216の出力値
は対応する一致検出回路811 〜8116に入力されてい
る。一致検出回路811 〜8116は、対応するレジスタ
に設定されているタイムスロット番号とカウンタ41の
出力する計数値が一致したとき、ハイレベルの一致信号
を出力するようになっている。
憶するための第1〜第16のレジタウ821 〜8216に
は、入出力バス31が接続されている。タイムスロット
番号は入出力バス31を通じて各レジスタ81に設定さ
れる。第1〜第16のレジスタ821 〜8216の出力値
は対応する一致検出回路811 〜8116に入力されてい
る。一致検出回路811 〜8116は、対応するレジスタ
に設定されているタイムスロット番号とカウンタ41の
出力する計数値が一致したとき、ハイレベルの一致信号
を出力するようになっている。
【0059】第1の一致検出回路811 の出力する一致
信号はフリップフロップ回路831にセット信号として
入力されている。また第2の一致検出回路812 の出力
する一致信号はフリップフロップ回路831 のリセット
信号として入力される。第3の一致検出回路の出力はセ
ット信号として、第4の一致検出回路の出力はリセット
信号としてフリップフロップ回路832 に入力されてい
る。以下同様に、奇数番号の一致検出回路の出力はセッ
ト信号として、偶数番号の一致検出回路の出力はリセッ
ト信号としてフリップフロップ回路833 〜838 にそ
れぞれ入力されている。フリップフロップ回路831 〜
838 の各出力は、第1〜第8の送信ゲート信号771
〜778 として対応する送信FIFOに入力される。
信号はフリップフロップ回路831にセット信号として
入力されている。また第2の一致検出回路812 の出力
する一致信号はフリップフロップ回路831 のリセット
信号として入力される。第3の一致検出回路の出力はセ
ット信号として、第4の一致検出回路の出力はリセット
信号としてフリップフロップ回路832 に入力されてい
る。以下同様に、奇数番号の一致検出回路の出力はセッ
ト信号として、偶数番号の一致検出回路の出力はリセッ
ト信号としてフリップフロップ回路833 〜838 にそ
れぞれ入力されている。フリップフロップ回路831 〜
838 の各出力は、第1〜第8の送信ゲート信号771
〜778 として対応する送信FIFOに入力される。
【0060】フリップフロップ回路831 〜838 の出
力信号は、フリップフロップ回路841 〜848 にそれ
ぞれ入力され、タイムスロットの半周期分だけ遅延され
る。フリップフロップ回路841 〜848 の出力信号
は、第1〜第8の受信ゲート信号781 〜788 として
対応する受信FIFOに入力される。このようにFIF
O制御回路は、送信ゲート信号および受信ゲート信号を
生成する回路を8組備えている。ここで、第1の仮想チ
ャンネルのデータが、第12〜第17のタイムスロット
によって伝送され、第2の仮想チャンネルのデータが第
181〜第383のタイムスロットによって伝送される
ものとする。このとき、予め入出力バス31を通じて、
第1のレジスタ821 にタイムスロット番号“12”
が、第2のレジスタ822 にタイムスロット番号“1
8”が、また第3のレジスタ823 に“181”が、第
4のレジスタ824 に“384”がそれぞれ設定され
る。
力信号は、フリップフロップ回路841 〜848 にそれ
ぞれ入力され、タイムスロットの半周期分だけ遅延され
る。フリップフロップ回路841 〜848 の出力信号
は、第1〜第8の受信ゲート信号781 〜788 として
対応する受信FIFOに入力される。このようにFIF
O制御回路は、送信ゲート信号および受信ゲート信号を
生成する回路を8組備えている。ここで、第1の仮想チ
ャンネルのデータが、第12〜第17のタイムスロット
によって伝送され、第2の仮想チャンネルのデータが第
181〜第383のタイムスロットによって伝送される
ものとする。このとき、予め入出力バス31を通じて、
第1のレジスタ821 にタイムスロット番号“12”
が、第2のレジスタ822 にタイムスロット番号“1
8”が、また第3のレジスタ823 に“181”が、第
4のレジスタ824 に“384”がそれぞれ設定され
る。
【0061】図10は、図9に示したFIFO制御回路
の各部の信号状態を表わしたものである。下り時分割多
重ハイウェイのデータ(同図a)は、768個のタイム
スロットを備えており、図中の番号はタイムスロットの
番号を表わしている。第1のレジスタ821 には、タイ
ムスロット番号“12”が設定されているので、下り時
分割多重ハイウェイの第12のタイムスロットの開始時
点で、フリップフロップ回路831 がセットされる。ま
た、第2のレジスタ822 にはタイムスロット番号“1
8”が設定されているので、第17タイムスロットの終
了した直後にフリップフロップ回路831 がリセットさ
れる。
の各部の信号状態を表わしたものである。下り時分割多
重ハイウェイのデータ(同図a)は、768個のタイム
スロットを備えており、図中の番号はタイムスロットの
番号を表わしている。第1のレジスタ821 には、タイ
ムスロット番号“12”が設定されているので、下り時
分割多重ハイウェイの第12のタイムスロットの開始時
点で、フリップフロップ回路831 がセットされる。ま
た、第2のレジスタ822 にはタイムスロット番号“1
8”が設定されているので、第17タイムスロットの終
了した直後にフリップフロップ回路831 がリセットさ
れる。
【0062】したがってフリップフロップ回路831 の
出力する第1の送信ゲート信号(同図b)は、第12タ
イムスロットの開始時点から第17タイムスロットの終
了時点までの間、ハイレベルになる。第1の受信ゲート
信号(同図c)は、第1の送信ゲート信号に比べて、タ
イムスロットの半周期分だけ遅れている。このため、上
り時分割多重ハイウェイの第12タイムスロットの開始
時点から第17タイムスロットの終了直後までハイレベ
ルになっている。また、第3のレジスタには“181”
が設定されているので、フリップフロップ回路832 は
下り時分割多重ハイウェイの第181のタイムスロット
の開始時点でセットされる。第4のレジスタ824 には
タイムスロット番号“384”が設定されているので、
第383タイムスロットの終了した直後にフリップフロ
ップ回路832 がリセットされる。
出力する第1の送信ゲート信号(同図b)は、第12タ
イムスロットの開始時点から第17タイムスロットの終
了時点までの間、ハイレベルになる。第1の受信ゲート
信号(同図c)は、第1の送信ゲート信号に比べて、タ
イムスロットの半周期分だけ遅れている。このため、上
り時分割多重ハイウェイの第12タイムスロットの開始
時点から第17タイムスロットの終了直後までハイレベ
ルになっている。また、第3のレジスタには“181”
が設定されているので、フリップフロップ回路832 は
下り時分割多重ハイウェイの第181のタイムスロット
の開始時点でセットされる。第4のレジスタ824 には
タイムスロット番号“384”が設定されているので、
第383タイムスロットの終了した直後にフリップフロ
ップ回路832 がリセットされる。
【0063】これにより、第2の送信ゲート信号(同図
d)は、下り時分割多重ハイウェイの第181タイムス
ロットの開始時点から第383タイムスロットの終了直
後までの間、ハイレベルになる。また第2の受信ゲート
信号(同図e)は、上り時分割多重ハイウェイの第18
1タイムスロットの開始時点から第383タイムスロッ
トの終了直後までの間、ハイレベルになる。第1の送信
ゲート信号が出力されている間に下り時分割多重ハイウ
ェイを通じて到来する第1の仮想チャンネルに対応する
データは、図8に示した第1の送信FIFO731 に入
力され蓄積される。第2の送信ゲート信号が出力されて
いる間に到来する第2の仮想チャンネルのデータは、第
2の送信FIFO732 に順次蓄積される。このように
して、仮想チャンネルごとにそれぞれ異なる送信FIF
Oに時分割多重ハイウェイから到来したデータを振り分
けて蓄積することができる。
d)は、下り時分割多重ハイウェイの第181タイムス
ロットの開始時点から第383タイムスロットの終了直
後までの間、ハイレベルになる。また第2の受信ゲート
信号(同図e)は、上り時分割多重ハイウェイの第18
1タイムスロットの開始時点から第383タイムスロッ
トの終了直後までの間、ハイレベルになる。第1の送信
ゲート信号が出力されている間に下り時分割多重ハイウ
ェイを通じて到来する第1の仮想チャンネルに対応する
データは、図8に示した第1の送信FIFO731 に入
力され蓄積される。第2の送信ゲート信号が出力されて
いる間に到来する第2の仮想チャンネルのデータは、第
2の送信FIFO732 に順次蓄積される。このように
して、仮想チャンネルごとにそれぞれ異なる送信FIF
Oに時分割多重ハイウェイから到来したデータを振り分
けて蓄積することができる。
【0064】一方、第1の受信ゲート信号781 が出力
されてい間は、第1の受信FIFO741 からデータが
読み出され、上り時分割多重ハイウェイに送出される。
第2の受信ゲート信号782 が出力されている間は、第
2の受信FIFO742 からデータが読み出されて上り
時分割多重ハイウェイに送出される。各受信FIFOに
は、受信セル同期回路22によって仮想チャンネル別に
セルのデータが蓄積されているので、上り時分割多重ハ
イウェイの第12〜第17タイムスロットに第1の仮想
チャンネルのデータを送出することができる。また第1
81〜第383タイムスロットに第2の仮想チャンネル
のデータを送り出すことができる。このように、仮想チ
ャンネル別に送信FIFOおよび受信FIFOを設け、
それぞれに個別にゲート信号を送ることで、仮想チャン
ネル別に時分割多重ハイウェイのタイムスロットを使用
することができる。また、仮想チャンネル別にその優先
度等に応じてATM回線との間でセルの送受信を行うこ
とができる。
されてい間は、第1の受信FIFO741 からデータが
読み出され、上り時分割多重ハイウェイに送出される。
第2の受信ゲート信号782 が出力されている間は、第
2の受信FIFO742 からデータが読み出されて上り
時分割多重ハイウェイに送出される。各受信FIFOに
は、受信セル同期回路22によって仮想チャンネル別に
セルのデータが蓄積されているので、上り時分割多重ハ
イウェイの第12〜第17タイムスロットに第1の仮想
チャンネルのデータを送出することができる。また第1
81〜第383タイムスロットに第2の仮想チャンネル
のデータを送り出すことができる。このように、仮想チ
ャンネル別に送信FIFOおよび受信FIFOを設け、
それぞれに個別にゲート信号を送ることで、仮想チャン
ネル別に時分割多重ハイウェイのタイムスロットを使用
することができる。また、仮想チャンネル別にその優先
度等に応じてATM回線との間でセルの送受信を行うこ
とができる。
【0065】以上説明した実施の形態および各変形例で
は、ATMセルを送受信する送信セル同期回路、受信セ
ル同期回路、フレーム生成回路、フレーム終端回路につ
いては詳しい説明を省略したが、これらは、従来から使
用されているものをそのまま用いればよい。また、AT
M伝送路の物理的インタフェースについて同様の理由か
らその説明を省略した。また、時分割多重ハイウェイの
信号はシリアル形式、パラレル形式のいずれであっても
良い。シリアル形式の場合には、並列−直列変換回路お
よび直列−並列変換回路を必要とし、パラレル形式の場
合にはこれらが不要になるに過ぎない。
は、ATMセルを送受信する送信セル同期回路、受信セ
ル同期回路、フレーム生成回路、フレーム終端回路につ
いては詳しい説明を省略したが、これらは、従来から使
用されているものをそのまま用いればよい。また、AT
M伝送路の物理的インタフェースについて同様の理由か
らその説明を省略した。また、時分割多重ハイウェイの
信号はシリアル形式、パラレル形式のいずれであっても
良い。シリアル形式の場合には、並列−直列変換回路お
よび直列−並列変換回路を必要とし、パラレル形式の場
合にはこれらが不要になるに過ぎない。
【0066】また時分割多重ハイウェイの帯域は、実施
の形態あるいは変形例で示したものに限られない。第2
の変形例では、仮想チャンネルが8本の場合について説
明したが、仮想チャンネルの数に対応可能なだけ、送信
FIFO、受信FIFOが設けられており、これらに独
立にゲート信号が供給されるようになっていれば、仮想
チャンネルの数は任意でよい。
の形態あるいは変形例で示したものに限られない。第2
の変形例では、仮想チャンネルが8本の場合について説
明したが、仮想チャンネルの数に対応可能なだけ、送信
FIFO、受信FIFOが設けられており、これらに独
立にゲート信号が供給されるようになっていれば、仮想
チャンネルの数は任意でよい。
【0067】また、上り時分割多重ハイウェイと下り時
分割多重ハイウェイの位相差が半周期の場合について説
明したが、これら相互間のタイミングの差は任意でよ
い。たとえば下り時分割多重ハイウェイのフレーム同期
信号およびクロック信号を基にして生成した送信ゲート
信号、受信ゲート信号を、上り時分割多重ハイウェイの
クロック信号によってフリップフロップ回路で打ち直せ
ば、上り時分割多重ハイウェイに対応するゲート信号を
位相差に係わらず生成することができる。
分割多重ハイウェイの位相差が半周期の場合について説
明したが、これら相互間のタイミングの差は任意でよ
い。たとえば下り時分割多重ハイウェイのフレーム同期
信号およびクロック信号を基にして生成した送信ゲート
信号、受信ゲート信号を、上り時分割多重ハイウェイの
クロック信号によってフリップフロップ回路で打ち直せ
ば、上り時分割多重ハイウェイに対応するゲート信号を
位相差に係わらず生成することができる。
【0068】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、指定されたタイムスロットを用いてセルを伝送する
ことができるので、たとえば、セルのトラヒックに応じ
て指定するタイムスロットの数を変更すれば、時分割多
重ハイウェイの回線利用効率を向上させることができ
る。
ば、指定されたタイムスロットを用いてセルを伝送する
ことができるので、たとえば、セルのトラヒックに応じ
て指定するタイムスロットの数を変更すれば、時分割多
重ハイウェイの回線利用効率を向上させることができ
る。
【0069】また請求項2記載の発明によれば、セルの
伝送に用いるために指定された任意数の連続するタイム
スロットの開始位置および終了位置の番号を保持し、開
始位置から終了位置の間のタイムスロットを用いてセル
の送受信を行っている。このように、開始位置と終了位
置だけを保持し、それらの一致だけを検出すれば良いの
で、装置の構成を簡略化することができる。
伝送に用いるために指定された任意数の連続するタイム
スロットの開始位置および終了位置の番号を保持し、開
始位置から終了位置の間のタイムスロットを用いてセル
の送受信を行っている。このように、開始位置と終了位
置だけを保持し、それらの一致だけを検出すれば良いの
で、装置の構成を簡略化することができる。
【0070】さらに請求項3記載の発明によれば、タイ
ムスロットおよびセルバッファをATM回線の仮想チャ
ンネルごとに異なるものを用いたので、時分割多重ハイ
ウェイによって複数の仮想チャンネルを独立に伝送する
ことができる。
ムスロットおよびセルバッファをATM回線の仮想チャ
ンネルごとに異なるものを用いたので、時分割多重ハイ
ウェイによって複数の仮想チャンネルを独立に伝送する
ことができる。
【0071】また請求項4記載の発明によれば、タイム
スロットのタイミング、その番号およびタイムスロット
番号との一致の検出を一方の時分割多重ハイウェイにつ
いて行い、他方の時分割多重ハイウェイに対応するそれ
らを上り時分割多重ハイウェイと下り時分割多重ハイウ
ェイの間の位相差を基に生成している。これにより、装
置の構成を大幅に簡略化することができる。
スロットのタイミング、その番号およびタイムスロット
番号との一致の検出を一方の時分割多重ハイウェイにつ
いて行い、他方の時分割多重ハイウェイに対応するそれ
らを上り時分割多重ハイウェイと下り時分割多重ハイウ
ェイの間の位相差を基に生成している。これにより、装
置の構成を大幅に簡略化することができる。
【0072】さらに請求項5記載の発明によれば、セル
のトラヒックに応じた数だけタイムスロットが指定され
るので、トラヒックに応じて効率良く時分割多重ハイウ
ェイを利用することができる。
のトラヒックに応じた数だけタイムスロットが指定され
るので、トラヒックに応じて効率良く時分割多重ハイウ
ェイを利用することができる。
【0073】また請求項6記載の発明によれば、ファー
スト・イン・ファースト・アウト形式のメモリをセルバ
ッファに用いたので、読み出し順序やアドレスの管理が
不要になり装置の構成を簡略化することができる。
スト・イン・ファースト・アウト形式のメモリをセルバ
ッファに用いたので、読み出し順序やアドレスの管理が
不要になり装置の構成を簡略化することができる。
【図1】本発明の一実施の形態における時分割多重ハイ
ウェイのATMインタフェース装置の構成の概要を表わ
したブロック図である。
ウェイのATMインタフェース装置の構成の概要を表わ
したブロック図である。
【図2】図1に示したFIFO制御回路の構成の概要を
表わしたブロック図である。
表わしたブロック図である。
【図3】図1に示したATMインタフェース装置を接続
した時分割交換機の構成を表わしたブロック図である。
した時分割交換機の構成を表わしたブロック図である。
【図4】図1に示したATMインタフェース装置の各部
における各種信号の状態を表わした波形図である。
における各種信号の状態を表わした波形図である。
【図5】終了タイムスロット番号が変更された後のAT
Mインタフェース装置の各部における各種信号の状態を
表わした波形図である。
Mインタフェース装置の各部における各種信号の状態を
表わした波形図である。
【図6】第1の変形例におけるFIFO制御回路の構成
の概要を表わしたブロック図である。
の概要を表わしたブロック図である。
【図7】図6に示したFIFO制御回路の各部における
各種信号の状態を表わした波形図である。
各種信号の状態を表わした波形図である。
【図8】複数の仮想チャンネルに対応することのできる
ATMインタフェース装置の構成の概要を表わしたブロ
ック図である。
ATMインタフェース装置の構成の概要を表わしたブロ
ック図である。
【図9】図8に示したFIFO制御回路の構成の概要を
表わしたブロック図である。
表わしたブロック図である。
【図10】図9に示したFIFO制御回路の各部におけ
る各種信号状態を表わした波形図である。
る各種信号状態を表わした波形図である。
11 下り時分割多重ハイウェイ 12、13 ATM回線 14 上り時分割多重ハイウェイ 15 直列−並列変換回路 16 送信FIFO 17 送信セル同期回路 18 フレーム生成回路 21 フレーム終端回路 22 受信セル同期回路 23 受信FIFO 24 並列−直列変換回路 25 FIFO制御回路 26 送信ゲート信号 27 受信ゲート信号 28 フレーム同期信号 29 クロック信号 31 入出力バス
Claims (6)
- 【請求項1】 非同期転送モードの通信でその伝送単位
となるセルを上り時分割多重ハイウェイおよび下りの時
分割多重ハイウェイによって伝送する際に用いる任意数
のタイムスロットが指定されるごとにそれらのタイムス
ロットの番号を保持するタイムスロット番号保持手段
と、 前記上り時分割多重ハイウェイにおける各タイムスロッ
トのタイミングとその番号を逐次検出する上りタイムス
ロット番号検知手段と、 前記下り時分割多重ハイウェイにおける各タイムスロッ
トのタイミングとその番号を逐次検出する下りタイムス
ロット番号検知手段と、 非同期転送モードの通信回線から到来するセルを蓄積す
る受信セルバッファと、 非同期転送モードの通信回線に送出すべきセルを蓄積す
る送信セルバッファと、 前記上りタイムスロット番号検知手段によって検出され
たタイムスロットの番号が前記タイムスロット番号保持
手段に保持されているいずれかの番号と一致するか否か
を検出する上りタイムスロット番号一致検出手段と、 この上りタイムスロット番号一致検出手段によってタイ
ムスロットの番号の一致が検出されたとき前記受信セル
バッファからセルを読み出しこれを上り時分割多重ハイ
ウェイに送出するバッファ読出手段と、 前記下りタイムスロット番号検知手段によって検出され
たタイムスロットの番号が前記タイムスロット番号保持
手段に保持されているいずれかの番号と一致するか否か
を検出する下りタイムスロット番号一致検出手段と、 この下りタイムスロット番号一致検出手段によってタイ
ムスロットの番号の一致が検出されたとき伝送されてき
たデータを前記下り時分割多重ハイウェイから取り出し
前記送信セルバッファに書き込むバッファ書込手段とを
具備することを特徴とする時分割多重ハイウェイのAT
Mインタフェース装置。 - 【請求項2】 非同期転送モードの通信でその伝送単位
となるセルを上り時分割多重ハイウェイおよび下りの時
分割多重ハイウェイにより伝送する際に用いる連続する
複数のタイムスロットが指定されるごとにその開始およ
び終了位置に対応するタイムスロットの番号を保持する
タイムスロット番号保持手段と、 前記上り時分割多重ハイウェイにおける各タイムスロッ
トのタイミングとその番号を逐次検出する上りタイムス
ロット番号検知手段と、 前記下り時分割多重ハイウェイにおける各タイムスロッ
トのタイミングとその番号を逐次検出する下りタイムス
ロット番号検知手段と、 非同期転送モードの通信回線から到来するセルを蓄積す
る受信セルバッファと、 非同期転送モードの通信回線に送出すべきセルを蓄積す
る送信セルバッファと、 前記上りタイムスロット番号検知手段によって検出され
るタイムスロットの番号と前記タイムスロット番号保持
手段に保持されている開始位置のタイムスロットの番号
が一致してから上りタイムスロット番号検知手段で検出
されるタイムスロットの番号とタイムスロット番号保持
手段に保持されている終了位置のタイムスロットの番号
が一致するまでの間所定の受信ゲート信号を出力する上
りタイムスロット番号一致検出手段と、 この上りタイムスロット番号一致検出手段から前記受信
ゲート信号が出力されている間前記受信セルバッファか
らセルを読み出しこれを上り時分割多重ハイウェイに送
出するバッファ読出手段と、 前記下りタイムスロット番号検知手段によって検出され
るタイムスロットの番号と前記タイムスロット番号保持
手段に保持されている開始位置のタイムスロットの番号
が一致してから下りタイムスロット番号検知手段で検出
されるタイムスロットの番号とタイムスロット番号保持
手段に保持されている終了位置のタイムスロットの番号
が一致するまでの間所定の送信ゲート信号を出力する下
りタイムスロット番号一致検出手段と、 この下りタイムスロット番号一致検出手段にから前記送
信ゲート信号が出力されている間伝送されてきたデータ
を前記下り時分割多重ハイウェイから取り出し前記送信
セルバッファに書き込むバッファ書込手段とを具備する
ことを特徴とする時分割多重ハイウェイのATMインタ
フェース装置。 - 【請求項3】 非同期転送モードの通信でその伝送単位
となるセルを上り時分割多重ハイウェイおよび下りの時
分割多重ハイウェイにより伝送する際に用いる任意数の
タイムスロットが指定されるごとにそれらのタイムスロ
ットの番号を非同期転送モードの通信回線における仮想
チャンネル別に保持するタイムスロット番号保持手段
と、 前記上り時分割多重ハイウェイにおける各タイムスロッ
トのタイミングとその番号を逐次検出する上りタイムス
ロット番号検知手段と、 前記下り時分割多重ハイウェイにおける各タイムスロッ
トのタイミングとその番号を逐次検出する下りタイムス
ロット番号検知手段と、 非同期転送モードの通信回線から到来するセルを仮想チ
ャンネル別に蓄積する複数の受信セルバッファと、 非同期転送モードの通信回線に送出すべきセルを仮想チ
ャンネル別に蓄積する送信セルバッファと、 前記上りタイムスロット番号検知手段によって検出され
たタイムスロットの番号が前記タイムスロット番号保持
手段に保持されている番号と一致するか否かを仮想チャ
ンネル別に検出する上りタイムスロット番号一致検出手
段と、 この上りタイムスロット番号一致検出手段によってタイ
ムスロットの番号の一致が検出されたときその番号に対
応する仮想チャンネルの受信セルバッファからセルを読
み出しこれを上り時分割多重ハイウェイに送出するバッ
ファ読出手段と、 前記下りタイムスロット番号検知手段によって検出され
たタイムスロットの番号が前記タイムスロット番号保持
手段に保持されている番号と一致するか否かを仮想チャ
ンネル別に検出する下りタイムスロット番号一致検出手
段と、 この下りタイムスロット番号一致検出手段によってタイ
ムスロットの番号の一致が検出されたとき伝送されてき
たデータを前記下り時分割多重ハイウェイから取り出し
その番号に対応する仮想チャンネルの送信セルバッファ
に書き込むバッファ書込手段とを具備することを特徴と
する時分割多重ハイウェイのATMインタフェース装
置。 - 【請求項4】 前記上り時分割多重ハイウェイと前記下
り時分割多重ハイウェイは所定の位相差があり、前記上
りタイムスロット番号検知手段と前記上りタイムスロッ
ト番号一致検出手段の組合わせまたは前記下りタイムス
ロット番号検出手段と前記下りタイムスロット番号一致
検出手段の組み合わせのいずれか一方を用いて上りある
いは下り時分割多重ハイウェイの一方の各タイムスロッ
トのタイミングとその番号および保持されている番号と
の一致を検出し、他方の組み合わせは前記所定の位相差
を基に他方の時分割多重ハイウェイについてのそれらを
検出することを特徴とする請求項1ないし請求項3記載
のATMインタフェース装置。 - 【請求項5】 前記セルの伝送に用いられるタイムスロ
ットは、非同期転送モードの通信回線におけるセルのト
ラヒックに応じた数だけ指定されることを特徴とする請
求項1ないし請求項3記載のATMインタフェース装
置。 - 【請求項6】 前記送信セルバッファおよび前記受信セ
ルバッファは、書き込まれた順に読み出しの行われる先
入れ先出しメモリであることを特徴とする請求項1ない
し請求項3記載のATMインタフェース装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26533895A JP2959448B2 (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 時分割多重ハイウェイのatmインタフェース装置 |
US08/731,275 US5910953A (en) | 1995-10-13 | 1996-10-11 | ATM interface apparatus for time-division multiplex highways |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26533895A JP2959448B2 (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 時分割多重ハイウェイのatmインタフェース装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09107365A true JPH09107365A (ja) | 1997-04-22 |
JP2959448B2 JP2959448B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=17415805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26533895A Expired - Fee Related JP2959448B2 (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 時分割多重ハイウェイのatmインタフェース装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5910953A (ja) |
JP (1) | JP2959448B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011188279A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Fujitsu Ltd | ネットワーク装置、エッジルータ及びパケット通信システム |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3681587B2 (ja) | 1999-10-07 | 2005-08-10 | 三菱電機株式会社 | セル分解装置、セル分解方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2002112326A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-12 | Ntt Docomo Inc | 無線リソース割当方法及び基地局装置 |
JP2006079495A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Hitachi Ltd | ストレージシステム及び論理区画の設定方法 |
EP3087676A4 (en) * | 2013-12-28 | 2018-01-24 | Intel Corporation | Dynamic interconnect with partitioning on emulation and protyping platforms |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5412655A (en) * | 1993-01-29 | 1995-05-02 | Nec Corporation | Multiprocessing system for assembly/disassembly of asynchronous transfer mode cells |
WO1995003657A1 (fr) * | 1993-07-21 | 1995-02-02 | Fujitsu Limited | Central mta |
JP2629568B2 (ja) * | 1993-07-30 | 1997-07-09 | 日本電気株式会社 | Atmセル交換方式 |
US5390184A (en) * | 1993-09-30 | 1995-02-14 | Northern Telecom Limited | Flexible scheduling mechanism for ATM switches |
JPH07170264A (ja) * | 1993-12-14 | 1995-07-04 | Nec Corp | デジタル通話路網の構成方式 |
US5535201A (en) * | 1995-05-10 | 1996-07-09 | Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. | Traffic shaping system using two dimensional timing chains |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP26533895A patent/JP2959448B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-10-11 US US08/731,275 patent/US5910953A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011188279A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Fujitsu Ltd | ネットワーク装置、エッジルータ及びパケット通信システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2959448B2 (ja) | 1999-10-06 |
US5910953A (en) | 1999-06-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |