JPH09107104A - コプラナ型薄膜トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

コプラナ型薄膜トランジスタ及びその製造方法

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JPH09107104A
JPH09107104A JP26418295A JP26418295A JPH09107104A JP H09107104 A JPH09107104 A JP H09107104A JP 26418295 A JP26418295 A JP 26418295A JP 26418295 A JP26418295 A JP 26418295A JP H09107104 A JPH09107104 A JP H09107104A
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JP
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semiconductor layer
insulating film
gate insulating
film
forming
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JP26418295A
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Yukihiko Nakada
行彦 中田
Michihide Ayukawa
通英 鮎川
Yasuaki Murata
康明 村田
Hidetake Ogata
秀武 緒方
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TFT特性がバラツキ、再現性、量産性が悪
い。 【課題解決手段】 ガラス基板1上に形成された半導体
層4と、半導体層4上に形成された1層または2層以上
のゲート絶縁膜と、半導体層4のチャネル領域上のゲー
ト絶縁膜上に形成されたゲート電極7と、半導体層4の
ソース・ドレイン領域8,9のゲート絶縁膜上に形成さ
れたコンタクトホールを介して、半導体層4のソース・
ドレイン領域8,9と電気的に接続されたソース・ドレ
イン電極12,13とからなるコプラナ型薄膜トランジ
スタにおいて、少なくとも1層以上のゲート絶縁膜が、
ゲート電極7と同一形状またはそれ以上の大きさで、か
つ半導体層4と同一形状またはそれ以下の大きさである
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に液晶ディスプ
レイに用いられる、TFT特性の良いコプラナ型薄膜ト
ランジスタ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコプラナ型薄膜トランジスタで
は、ゲート電極をマスクとして、半導体層にイオンドー
ピングとシリサイド形成とを自己整合的に行うことがで
き、また、半導体層のチャネル長が短く、Al(アルミ
ニウム)合金をゲート、ソース及びドレイン電極に適用
しやすく、かつ移動度が高い特徴を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コプラナ型薄膜トランジスタでは、半導体層をゲート絶
縁膜で覆う必要性から、まず、半導体層を島状にパター
ニングしてからゲート絶縁膜を成膜するため、半導体層
が大気中に晒されることになり、半導体層が大気中に晒
されると、TFT特性に大きな影響をもつ半導体層とゲ
ート絶縁膜のと界面に酸化膜が成膜されてしまい、TF
T特性にバラツキが生じたり、再現性、量産性が悪いと
いう問題点があった。
【0004】なお、現在、量産の主流である逆スタガ型
構造では、ゲート絶縁膜、半導体層及びチャネル保護層
(エッチングストッパ)を、真空を破らずに順次連続形
成しているが、コプラナ型薄膜トランジスタでは行われ
てはいない。
【0005】本発明は上記のような問題点を解決したも
ので、TFT特性のバラツキを小さく、再現性、量産性
が良いコプラナ型薄膜トランジスタ及びその製造方法を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、絶縁基板上に島状に形成さ
れた半導体層と、該半導体層上に形成された1層または
2層以上のゲート絶縁膜と、上記半導体層のチャネル領
域上のゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、上記
半導体層のソース・ドレイン領域上のゲート絶縁膜に形
成されたコンタクトホールを介して、半導体層のソース
・ドレイン領域と電気的に接続されたソース・ドレイン
電極とからなるコプラナ型薄膜トランジスタにおいて、
少なくとも1層以上のゲート絶縁膜が、上記ゲート電極
と同一形状またはそれ以上の大きさで、かつ上記半導体
層と同一形状またはそれ以下の大きさであるものであ
る。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記半導体層がSiGex(0≦x≦
1)、SiCx(0≦x≦1)、Si34-x(0≦x≦
4)、SiO2-x(0≦x≦2)の非晶質半導体または
微結晶半導体からなるものである。
【0008】請求項3記載の発明は、絶縁基板上に半導
体層と第1のゲート絶縁膜とを真空を破らずに連続形成
する工程と、該半導体層及び第1のゲート絶縁膜を島状
にパターニングする工程と、その島状にパターニングし
た半導体層及び第1のゲート絶縁膜を覆うように第2の
ゲート絶縁膜を形成する工程と、該第2のゲート絶縁膜
上に金属膜を形成し、該金属膜をパターニングしてゲー
ト電極を形成する工程と、該ゲート電極をマスクとし
て、上記半導体層に不純物を注入してソース・ドレイン
領域を形成する工程と、これらを覆うように層間絶縁膜
を形成する工程と、該半導体層のソース・ドレイン領域
上の層間絶縁膜にコンタクトホールを形成する工程と、
該層間絶縁膜上に金属膜を形成し、該金属膜をパターニ
ングしてソース・ドレイン電極を形成する工程とからな
る製造方法である。
【0009】請求項4記載の発明は、絶縁基板上に遮光
膜を形成し、該遮光膜をパターニングする工程と、その
パターニングした遮光膜を覆うように絶縁膜、半導体層
及び少なくとも1層の第1のゲート絶縁膜を真空を破ら
ずに連続形成する工程と、該半導体層及び第1のゲート
絶縁膜を島状にパターニングする工程と、その島状にパ
ターニングした半導体層及び第1のゲート絶縁膜を覆う
ように第2のゲート絶縁膜を形成する工程と、該第2の
ゲート絶縁膜上に金属膜を形成し、該金属膜をパターニ
ングしてゲート電極を形成する工程と、該ゲート電極を
マスクとして、上記半導体層に不純物を注入してソース
・ドレイン領域を形成する工程と、これらを覆うように
層間絶縁膜を形成する工程と、該半導体層のソース・ド
レイン領域上の層間絶縁膜にコンタクトホールを形成す
る工程と、該層間絶縁膜上に金属膜を形成し、該金属膜
をパターニングしてソース・ドレイン電極を形成する工
程とからなる製造方法である。
【0010】以上のように本発明によれば、コプラナ型
薄膜トランジスタにおいて、半導体層と少なくとも1層
の第1のゲート絶縁膜とを真空を破らずに連続形成する
ことにより、半導体層とゲート絶縁膜との界面が大気中
に晒されることがなくなり、TFT特性のバラツキが小
さく、再現性、量産性が良い。
【0011】また、コプラナ型薄膜トランジスタは、ゲ
ート電極をマスクとして、半導体層にイオンドーピング
とシリサイド形成とを行うことにより、半導体層のソー
ス・ドレイン領域を自己整合的に形成することができる
と共に、半導体層のソース・ドレイン領域上にシリサイ
ド層を自己整合的に形成してコンタクト抵抗を小さくす
ることができる。よって、チャネル長が短く、Al合金
を電極に適用しやすく、かつ移動度の高いコプラナ型薄
膜トランジスタを作製することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコプラナ型薄膜ト
ランジスタ及びその製造方法の実施形態を図1乃至図4
と共に説明する。本発明の第1の実施形態を示すコプラ
ナ型薄膜トランジスタの製造方法を図1と共に説明す
る。図1はコプラナ型薄膜トランジスタの製造工程図で
あり、図1(a)において、ガラス基板1上にTa(タ
ンタル)をスパッタリング(以下、スパッタと言う)に
より1500Å堆積した後、そのTaを島状にパターニ
ングして遮光膜2を形成する。次に、この全面にSiO
2(酸化シリコン)をスパッタにより2000Å堆積し
て絶縁膜3を形成する。その後、この基板をインライン
式のP−CVD装置の一反応室に導入し、絶縁膜3上に
半導体層4としてi型a−Si(i型アモルファスシリ
コン)をSiH4(シラン)200sccm、水素20
00sccm、圧力80Pa、RFパワー150W、基
板温度300℃の条件を用いて、膜厚40nm成膜す
る。次に、真空を破らずに別の反応室へ移し、半導体層
4上に第1のゲート絶縁膜5としてSi34(窒化シリ
コン)をSiH4150sccm、NH3(アンモニア)
200sccm、N2(窒素)2000sccm、圧力
110Pa、RFパワー1000W、基板温度300℃
の条件を用いて、膜厚40nm成膜する。その後、半導
体層4及び第1のゲート絶縁膜5をCF(フッ化炭素)
280sccm、O2(酸素)120sccm、PFパ
ワー500Wの条件のドライエッチングにより、半導体
層4及び第1のゲート絶縁膜5を島状のパターニングす
る。
【0013】次に、図1(b)において、この全面に第
2のゲート絶縁膜6としてSiN4をSiH4150sc
cm、NH3200sccm、圧力110Pa、RFパ
ワー1000W、基板温度300℃の条件のP−CVD
により、膜厚約250nm成膜する。
【0014】その後、図1(c)において、この全面に
Si(シリコン)が2at%含まれたAl−Si合金を
スパッタにより3500Å堆積した後、そのAl−Si
合金をパターニングしてゲート電極7を形成する。次
に、ヒロックの抑制のために、ゲート電極7に陽極酸化
絶縁膜を陽極酸化により、膜厚1000Å成膜する。そ
の後、ゲート電極7をマスクとして、第1及び第2のゲ
ート絶縁膜5,6をCF4280sccm、H2(水素)
120sccm、RFパワー500Wの条件のドライエ
ッチングにより、ゲート電極7の領域下のみ残し、他を
取り除く。次に、ゲート電極7をマスクとして、イオン
ドーピング装置により半導体層4にPH3(ホスホニウ
ム)を30KeVで1×1016ion/cm2イオン注
入して、半導体層4にソース・ドレイン領域8,9を形
成する。
【0015】その後、図1(d)において、この全面に
層間絶縁膜10としてSi34をSiH4150scc
m、NH3200sccm、N22000sccm、圧力
110Pa、RFパワー1000W、基板温度270℃
の条件のP−CVDにより、膜厚約250nm成膜す
る。次に、この全面にSn(スズ)が5at%含まれた
ITOをスパッタにより堆積し、そのITOをエッチン
グして絵素電極11を形成する。その後、半導体層4の
ソース・ドレイン領域8,9上の層間絶縁膜10をエッ
チングしてコンタクトホールを形成する。そして、この
全面にバリア層としてTi(チタン)を150Å、Si
が2at%含まれたAl−Si合金を3500Åスパッ
タにより連続して堆積し、そのAl−Si合金をパター
ニングしてソース・ドレイン電極12,13を形成す
る。
【0016】最後に、図1(e)において、信頼性及び
良品率の向上のために、この全面上に保護膜14として
SiN4を形成して、コプラナ型薄膜トランジスタを作
製する。
【0017】以上のような製造方法で作製したコプラナ
型薄膜トランジスタは、チャネル長を従来の11μmか
ら5μmに短縮することができ、そのチャネル幅は15
μmであった。この場合の特性を測定すると、ゲート電
圧+10V、ソース・ドレイン間電圧10Vを印加した
ときのオン電流は1.5×10-6A以上であり、ゲート
電圧−15V、ソース・ドレイン間電圧10Vを印加し
たときのオフ電流は10-12A以下であった。さらに移
動度は約0.7cm/Vsであり、従来の約1.2倍で
ある。
【0018】このように、TFT特性に大きな影響をも
つ半導体層4と第1のゲート絶縁膜5との界面を真空を
破らずに形成することができるため、TFT特性のバラ
ツキが小さく、再現性、量産性が良い。
【0019】次に、本発明の第2の実施形態を示すコプ
ラナ型薄膜トランジスタの製造方法を図2と共に説明す
る。なお、上記第1の実施形態と同一部分は同一符号を
付し、その説明は省略する。
【0020】図2はコプラナ型薄膜トランジスタの製造
工程図であり、上記第1の実施形態と相違する点は、半
導体層4にソース・ドレイン領域8,9を形成した後、
以下の製造方法が行われる。
【0021】図2(d)において、半導体層4のソース
・ドレイン領域8,9のコンタクト抵抗を下げるため
に、半導体層4のソース・ドレイン領域8,9上にMo
(モリブデン)をスパッタにより100Å堆積した後、
そのMoをリン酸、酢酸からなるMoエッチャントによ
りウエットエッチングして、半導体層4のソース・ドレ
イン領域8,9上にMoシリサイド層15を形成する。
その後の製造方法は、上記第1の実施形態と同様であ
る。
【0022】以上のような製造方法で作製したコプラナ
型薄膜トランジスタは、上記第1の実施形態よりもオン
電流が約20%向上する。
【0023】次に、本発明の第3の実施形態を示すコプ
ラナ型薄膜トランジスタの製造方法を図3と共に説明す
る。なお、上記第1の実施形態と同一部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。
【0024】図3はコプラナ型薄膜トランジスタの製造
工程図であり、上記第1の実施形態と相違する点は、第
1の実施形態では、第1及び第2のゲート絶縁膜5,6
をドライエッチングにより、ゲート電極7の領域下のみ
残し、他を取り除いた後、ゲート電極7をマスクとし
て、半導体層4に直接イオンドーピングしていた。
【0025】しかし、半導体層4のソース・ドレイン領
域8,9上の界面特性を改善するために、図3(c)に
おいて、第3の実施形態では、ゲート電極7をマスクと
して、第1及び第2のゲート絶縁膜5,6上から半導体
層4にイオンドーピングする。この場合のイオンドーピ
ング条件は、PH3を80KeVで2×1016ion/
cm2をイオン注入して、半導体層4のソース・ドレイ
ン領域8,9を形成する。
【0026】次に、本発明の第4の実施形態を示すコプ
ラナ型薄膜トランジスタの製造方法を図4と共に説明す
る。なお、上記第1の実施形態と同一部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。
【0027】図4はコプラナ型薄膜トランジスタの製造
工程図であり、上記第1の実施形態と相違する点は、第
1の実施形態では、絶縁膜3をスパッタにより成膜した
が、この場合、絶縁膜3が空気に晒されるため、絶縁膜
3と半導体層4との界面に欠陥が生成され、電荷が蓄積
してTFT特性に影響を及ぼす場合がある。このため、
第4の実施形態では、絶縁膜3、半導体層4及び第1の
ゲート絶縁膜5を真空を破らずに以下の製造方法で形成
する。
【0028】図4(a)において、遮光膜2を形成した
基板を、インライン式のP−CVD装置の一反応室に導
入し、遮光膜2を形成した全面に絶縁膜3としてSiO
2をSiH4ガス及びN2O(酸化窒素)から膜厚200
0Å成膜した後、真空を破らずに別の反応室へ移し、上
記第1の実施形態と同様に、半導体層4を成膜する。
【0029】以上のような製造方法で作製したコプラナ
型薄膜トランジスタは、TFT特性に大きな影響をもつ
絶縁膜3、半導体層4及び第1のゲート絶縁膜5の界面
を真空を破らずに形成することができるので、上記第1
の実施形態よりも、TFT特性のバラツキが小さく、ま
た再現性も良い。また、絶縁膜3のその他の成膜方法と
しては、TEOS(テトラエトキシシラン)を原料ガス
としたSiO2を用いても良い。
【0030】また、上記実施形態では、半導体層4がi
型a−Siであったが、これ以外に、SiGex(0≦
x≦1)(シリコンゲルマニウム)、SiCx(0≦x
≦1)(シリコンカーボン)、Si34-x(0≦x≦
4)、SiO2-x(0≦x≦2)などの非晶質半導体ま
たは微結晶半導体を用いることができる。また、第1及
び第2のゲート絶縁膜5,6と層間絶縁膜10とをSi
34を用いてP−CVDにより成膜したが、SiH4
スとN2OガスとからのSiO2またはTEOSを原料ガ
スとしたSiO2を用いてP−CVDにより成膜しても
良い、本発明の製造方法で作製した薄膜トランジスタ
は、オン電流が大きいので、10.4インチVGAの開
口率を、従来の60%から65%に改善できたため、明
るくなった。また、移動度の向上によりオン電流が1.
2倍に向上したため、従来、困難であった17インチの
1280×3×1024の絵素をもつ、エンジニアリン
グワークステーション用の液晶ディスプレイが作製でき
るようになった。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、半導体層
とゲート絶縁膜との界面が大気中に晒されることがなく
なり、TFT特性のバラツキが小さく、再現性、量産性
が良い。
【0032】また、半導体層のソース・ドレイン領域を
自己整合的に形成することができると共に、半導体層の
ソース・ドレイン領域上にシリサイドを自己整合的に形
成してコンタクト抵抗を小さくすることができる。よっ
て、チャネル長が短く、Al合金を電極に適用しやす
く、かつ移動度の高いコプラナ型薄膜トランジスタを作
製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(e)は本発明の第1の実施形態を示
すコプラナ型薄膜トランジスタの製造工程図である。
【図2】(a)〜(f)は本発明の第2の実施形態を示
すコプラナ型薄膜トランジスタの製造工程図である。
【図3】(a)〜(e)は本発明の第3の実施形態を示
すコプラナ型薄膜トランジスタの製造工程図である。
【図4】(a)〜(e)は本発明の第4実施形態を示す
コプラナ型薄膜トランジスタの製造工程図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 遮光膜 3 絶縁膜 4 半導体層 5 第1のゲート絶縁膜 6 第2のゲート絶縁膜 7 ゲート電極 8 ソース領域 9 ドレイン領域 10 層間絶縁膜 11 絵素電極 12 ソース電極 13 ドレイン電極 14 保護膜 15 Moシリサイド層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 緒方 秀武 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に島状に形成された半導体層
    と、該半導体層上に形成された1層または2層以上のゲ
    ート絶縁膜と、上記半導体層のチャネル領域上のゲート
    絶縁膜上に形成されたゲート電極と、上記半導体層のソ
    ース・ドレイン領域上のゲート絶縁膜に形成されたコン
    タクトホールを介して、半導体層のソース・ドレイン領
    域と電気的に接続されたソース・ドレイン電極とからな
    るコプラナ型薄膜トランジスタにおいて、 少なくとも1層以上のゲート絶縁膜が、上記ゲート電極
    と同一形状またはそれ以上の大きさで、かつ上記半導体
    層と同一形状またはそれ以下の大きさであることを特徴
    とするコプラナ型薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 上記半導体層がSiGex(0≦x≦
    1)、SiCx(0≦x≦1)、Si34-x(0≦x≦
    4)、SiO2-x(0≦x≦2)の非晶質半導体または
    微結晶半導体からなることを特徴とする請求項1記載の
    コプラナ型薄膜トランジスタ。
  3. 【請求項3】 絶縁基板上に半導体層と第1のゲート絶
    縁膜とを真空を破らずに連続形成する工程と、該半導体
    層及び第1のゲート絶縁膜を島状にパターニングする工
    程と、その島状にパターニングした半導体層及び第1の
    ゲート絶縁膜を覆うように第2のゲート絶縁膜を形成す
    る工程と、該第2のゲート絶縁膜上に金属膜を形成し、
    該金属膜をパターニングしてゲート電極を形成する工程
    と、該ゲート電極をマスクとして、上記半導体層に不純
    物を注入してソース・ドレイン領域を形成する工程と、
    これらを覆うように層間絶縁膜を形成する工程と、該半
    導体層のソース・ドレイン領域上の層間絶縁膜にコンタ
    クトホールを形成する工程と、該層間絶縁膜上に金属膜
    を形成し、該金属膜をパターニングしてソース・ドレイ
    ン電極を形成する工程とからなることを特徴とするコプ
    ラナ型薄膜トランジスタの製造方法。
  4. 【請求項4】 絶縁基板上に遮光膜を形成し、該遮光膜
    をパターニングする工程と、そのパターニングした遮光
    膜を覆うように絶縁膜、半導体層及び第1のゲートの絶
    縁膜を真空を破らずに連続形成する工程と、該半導体層
    及び第1のゲート絶縁膜を島状にパターニングする工程
    と、その島状にパターニングした半導体層及び第1のゲ
    ート絶縁膜を覆うように第2のゲート絶縁膜を形成する
    工程と、該第2のゲート絶縁膜上に金属膜を形成し、該
    金属膜をパターニングしてゲート電極を形成する工程
    と、該ゲート電極をマスクとして、上記半導体層に不純
    物を注入してソース・ドレイン領域を形成する工程と、
    これらを覆うように層間絶縁膜を形成する工程と、該半
    導体層のソース・ドレイン領域上の層間絶縁膜にコンタ
    クトホールを形成する工程と、該層間絶縁膜上に金属膜
    を形成し、該金属膜をパターニングしてソース・ドレイ
    ン電極を形成する工程とからなることを特徴とするコプ
    ラナ型薄膜トランジスタの製造方法。
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