JPH09105267A - 原稿圧着板の取付装置 - Google Patents

原稿圧着板の取付装置

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JPH09105267A
JPH09105267A JP7264138A JP26413895A JPH09105267A JP H09105267 A JPH09105267 A JP H09105267A JP 7264138 A JP7264138 A JP 7264138A JP 26413895 A JP26413895 A JP 26413895A JP H09105267 A JPH09105267 A JP H09105267A
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章 赤田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 原稿圧着板を水平状態に均等圧で密着させる
ことができるようにする圧着板の取付装置の提供。 【解決手段】 複写機本体1の上面に固定されたヒンジ
ベース5に、回動アーム6に基端部を第1ヒンジ軸7を
介して回動自在に枢支する。原稿圧着板2の後端部に固
定されたステー10を、回動アームの先端に第2ヒンジ
軸9を介して回動自在に枢支する。ステー及び回動アー
ムに挿通された第1支軸24とヒンジベースに挿通され
た第2支軸25との間に圧縮コイルバネ31を介装する
ことにより原稿圧着板を開放方向に付勢する。その上
で、回動アームに形成された第1支軸挿通用の軸穴33
の穴径はステーに設けられた第1支軸用の軸穴34より
大きく形成することにより、ステーは回動アーム上で第
1支軸とこれの軸穴間の隙間分によって発生する第2ヒ
ンジ軸を中心とする円弧運動の角度θ分だけ上下に平行
移動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、読取機あ
るいは翻訳機等の本体に対し原稿圧着板をヒンジを介し
て開閉回動自在に取り付けた原稿圧着板の取付装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の原稿圧着板の取付装置として、
例えば、実開平7−40957号公報に開示されている
ようなものがある。そこでは、複写機本体に取り付けら
れるヒンジベースと、前記原稿圧着板の後端部に固定さ
れ、基端部が前記ヒンジベースに枢支された回動アーム
と、前記ヒンジベースと回動アーム間の前側に介装され
ることにより、原稿圧着板を開放方向に付勢するばねと
を有してなる。原稿を複写する場合は、原稿を複写機本
体の上面に取り付けたコンタクトガラス面上に載置した
後、開放状態の原稿圧着板を押し下げるだけでよい。こ
れによって、回動アームが下向きに回動して原稿圧着板
がコンタクトガラス面上で水平状態にされるが、この場
合、原稿圧着板が下向きに回動するに従ってその自重に
よる回転モーメントが次第に大きくなり、最終的にその
回転モーメントがばねの付勢力に打ち勝って、原稿をコ
ンタクトガラス面上に密着させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
複写機本体の上面においてコンタクトガラス面とヒンジ
取付面の上下位置関係が設計通りの寸法にできてはじめ
て、原稿圧着板をコンタクトガラス面上に水平状態に密
着させることができる。ここで、ヒンジ取付面とコンタ
クトガラス面が設計上、同一平面上にあると仮定した場
合に、実際には、必ずしも常にコンタクトガラス面がヒ
ンジ取付面と面一にできるとは限らず、ヒンジ取付面と
コンタクトガラス面の寸法のばらつきにより、コンタク
トガラス面がヒンジ取付面から僅かに浮き出たり、反対
に沈下した状態に取り付けられていて、コンタクトガラ
ス面とヒンジ取付面とに段差が生じていることがある。
こうした場合には、原稿圧着板がコンタクトガラス面上
に僅かながらも傾いて接触し、原稿圧着板のコンタクト
ガラス面に対する接触圧がその前後で差が生じる。かか
る接触圧の差によって、自動原稿送り装置(ADF)を
内蔵した原稿圧着板では原稿の搬送異常の原因となり、
原稿の破損やコピーミスが発生していた。本発明の目的
は、このような問題を解消するためになされたもので、
複写機等本体のヒンジ取付面とコンタクトガラス面の寸
法ばらつきを吸収できて、常にコンタクトガラス面に対
し原稿圧着板を水平状態に均等圧で密着させることので
きる原稿圧着板の取付装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複写機等の本
体の上面に対し原稿圧着板をヒンジを介して上下方向に
開閉回動自在に取り付ける原稿圧着板の取付装置におい
て、前記ヒンジが、前記本体の上面に固定されたヒンジ
ベースと、該ヒンジベースに基端部が第1ヒンジ軸を介
して回動自在に枢支連結された回動アームと、前記原稿
圧着板の後端部に固定され、前記回動アームの先端に第
2ヒンジ軸を介して揺動自在に枢支連結されたステー
と、前記ヒンジベースと回動アームとの間に介装され、
原稿圧着板を開放方向に付勢するばね付勢手段とを有す
るものとする。そのうえで、前記ばね付勢手段は、前記
第1,2ヒンジ軸間で前記ステー及び回動アームに第
1,2ヒンジ軸と平行に挿通された第1支軸と、前記ヒ
ンジベースに前記第1支軸より後方で該第1支軸と平行
に挿通された第2支軸との間に圧縮コイルばねを介装し
てあり、前記回動アームに形成された第1支軸挿通用の
軸穴の穴径を、前記ステーに設けられた第1支軸挿通用
の軸穴より大きく形成してあることを特徴とするもので
ある。上記ステーの第2ヒンジ軸より後端に、二股状の
被支持部を設け、この被支持部の上下の二股片間に、前
記回動アームに設けた支持突起を、前記第1支軸と第1
支軸挿通用の軸穴との間の隙間によってステーが回動ア
ームに対して第2ヒンジ軸を中心として円弧運動する角
度とほぼ同一の角度だけ動作可能な隙間を置いて遊嵌状
に配置せしめる。
【0005】
【作用】上記構成において、例えば、原稿を複写する場
合、開放状態の原稿圧着板を圧縮コイルばねの力に抗し
て第1ヒンジ軸まわりに押し下げるが、このとき原稿圧
着板がステー及び回動アームを介して下向きに回動する
に従ってその回転モーメントが次第に大きくなり、最終
的に圧縮コイルばねの付勢力に打ち勝つため、原稿圧着
板は水平状態になって本体上面のコンタクトガラス上に
圧着する。圧着時には、ステーは回動アーム上で第1支
軸とこれの軸穴間の隙間分によって発生する第2ヒンジ
軸を中心とする円弧運動の角度分だけ上下に平行移動で
きるため、寸法のばらつきによってコンタクトガラスが
本体上面より沈下したり、浮き上がった状態に取付けら
れている場合も、原稿圧着板はコンタクトガラスの高低
に応じて上下に平行移動でき、前記ばらつきによる段差
を吸収調整できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る原稿圧着板の
取付装置のヒンジ部分の側面図、図2はそのヒンジ部分
の平面図、図3は図2におけるA−A線断面図、図4は
ヒンジの分解斜視図、図7は同装置全体の概略側面図を
示す。図1及び図7において、1は複写機の本体、2は
原稿圧着板で、周知の自動原稿送り用のベルトコンベア
60を左右方向に走行駆動可能に内蔵しており、予めセ
ットした原稿を、そのベルトコンベア60で1枚ずつ自
動的に本体1の上面のコンタクトガラス35上に送り込
み、コピー終了後自動的に原稿を排出する。原稿圧着板
2の圧着面上にはベルトコンベア60のベルトとコンタ
クトガラス35面とのクリアランスを均一にするための
突起61を備えている。3は本体1の上面に原稿圧着板
2を開閉回動自在に枢支連結するヒンジで、通常、左右
2個使用される。ヒンジ3は本体1の上面の後端寄りの
ヒンジ取付面8にビス4などで固定される板金製のヒン
ジベース5と、該ヒンジベース5に基端部が第1ヒンジ
軸7を介して上下回動自在に枢支連結された板金製の回
動アーム6と、原稿圧着板2の後端部に一体的に固定さ
れ、回動アーム6の先端に第2ヒンジ軸9を介して揺動
自在に枢支連結された板金製のステー10と、原稿圧着
板2を常に開放方向に付勢するばね付勢手段11とを有
する。
【0007】図3及び図4において、ヒンジベース5は
底壁部13と、該底壁部13の左右両端から上方に折曲
された左右一対の側壁部14とを有する。その底壁部1
3はこの後端の下面側にL形状の係止片15を後向きに
突設し、その前側にねじ通穴16を有していて、係止片
15を本体1のヒンジ取付面8に設けた係止穴17に挿
入して係合した後、ビス4をねじ通穴16からヒンジ取
付面8に設けたねじ穴19にねじ込むことによりヒンジ
ベース5がヒンジ取付面8上に定置固定される。
【0008】同図において、回動アーム6は天板部20
と、該天板部20の左右両端から下方に折曲された左右
一対の側壁部21とを有し、左右の側壁部21の後端側
の基端部が前記ヒンジベース5の左右の側壁部14に第
1ヒンジ軸7で回動自在に枢支連結される。第1ヒンジ
軸7の頭部側の一端は回動アーム6の一側壁部21の角
形の軸穴51に回り止め状に通され、他端は他側壁部2
1の丸形の軸穴52に通されて抜け止め状にかしめ加工
される。
【0009】同図において、ステー10は、原稿圧着板
2の後端部に一体的に重合固定される底壁部22と、該
底壁部22の左右両端から上方に折曲された左右一対の
側壁部23とからなり、左右の側壁部23が前記回動ア
ーム6の左右の側壁部21の前端側の先端部に第2ヒン
ジ軸9を介して回動自在に枢支連結される。第2ヒンジ
軸9の頭部側の一端はステー10の一側壁部23の角形
の軸穴53に回り止め状に通され、他端は他側壁部23
の丸形の軸穴54に通されて抜け止め状にかしめ加工さ
れる。
【0010】図3及び図4に示すように、ばね付勢手段
11は回動アーム6とヒンジベース5との間に介装す
る。ばね付勢手段11は、回動アーム6の先端側の内部
に第1支軸24を、この第2ヒンジ軸9の中心と第2支
軸25の中心を結ぶ線Pより下側に位置するように、ま
たヒンジベース5内の第1ヒンジ軸7より少し前方下側
に偏した箇所に第2支軸25をそれぞれ互いに前後に平
行に対向するよう設ける。第1支軸24と第2支軸25
との間には、相対的に伸縮移動自在に挿入嵌合した内外
筒26,27からなる伸縮筒28が、外筒27の前端の
凹溝29を第1支軸24に、内筒26の後端の凹溝30
を第2支軸25にそれぞれ回動自在に係合させることに
より支持される。伸縮筒28には圧縮コイルばね31が
内蔵され、このばね31で常に伸縮筒28を伸長方向に
付勢する。かくして、かかるばね付勢手段11は、原稿
圧着板2がこれの開き角α(図3参照)を約15°〜6
0°の範囲でフリーストップ角度になるよう設定し、約
15°以下では自重落下し、約60°以上では撥ね上げ
られるように設定している。
【0011】図3及び図4において、上記第1支軸24
は回動アーム6の左右の側壁部21に設けた丸形の軸穴
33およびステー10の左右の側壁部23に設けた丸形
及び角形の軸穴34に通されるが、回動アーム6の左右
の軸穴33の穴径はステー10の軸穴34の穴径より大
きいばか穴に形成している。従って、第1支軸24の両
端部がステー10の左右の側壁部23に貫通支持されて
いても、ステー10は回動アーム6上で第1支軸24と
軸穴33間の隙間分によって発生する第2ヒンジ軸9を
中心とする円弧運動の角度分だけ上下に平行移動でき
る。このため、複写機の本体構成部材の寸法のばらつき
によってコンタクトガラス35が図5に二点鎖線で示す
ごとくヒンジ取付面8より僅かに沈下したり、図6に二
点鎖線で示すごとく僅かに浮き上がった状態に取付けら
れている場合も、ステー10は前述のように上下に平行
移動できるため前記ばらつきを吸収調整できる。
【0012】図1及び図4において、ステー10の左右
の側壁部23はそれぞれ後方へ延出して延出腕部36を
設け、この延出腕部36の後端に二股状の被支持部37
を設ける一方、回動アーム6の左右の側壁部21の各後
方部から支持突起38を外向きに突設する。その支持突
起38は被支持部37の上下の二股片37a,37bの
間に、図8に示すごとく前記第1支軸24と軸穴33と
の間の隙間によってステー10が回動アーム6に対して
第2ヒンジ軸9を中心として円弧運動する角度θとほぼ
同一の角度だけ動作可能な隙間を置いて遊嵌状に配置せ
しめる。つまり、前記第1支軸24と軸穴33間の隙間
は、ステー10の後端の二股片37a,37bと回動ア
ーム6の支持突起38との間の隙間によって発生する第
2ヒンジ軸9を中心とする円弧運動の許容角度と同じ程
度か、それより少し多く設定しておく。従って、前述の
ように、図5に二点鎖線で示すごとくコンタクトガラス
35がヒンジ取付面8より沈下した状態に取り付いてい
る場合は、原稿圧着板2は下方に第1支軸24と軸穴3
3間の隙間によって発生する第2ヒンジ軸9を中心とす
る円弧運動の角度θ分だけ平行移動してコンタクトガラ
ス35の面上に密着し、図6に二点鎖線で示すごとくコ
ンタクトガラス35がヒンジ取付面8より浮上した状態
に取り付いている場合は、原稿圧着板2は上方に前記角
度θ分だけ平行移動してコンタクトガラス35の面上に
密着するが、その際ステー10の後端の上下の二股部3
7a,37bが回動アーム6の支持突起38で受け止め
られるため、原稿圧着板2の大きい荷重に伴って回動ア
ーム6の軸穴33の内周縁で第1支軸24がせん断作用
を受けるのを防止でき、また回動アーム6の変形も防止
できる。
【0013】図3及び図4において、上記ヒンジベース
5と回動アーム6との間の後側には、原稿圧着板2の所
望の開き角を規制する板金製のストッパー12を設けて
いる。ストッパー12は、平面視においてコ字形状に形
成されてウエブ40と、該ウエブ40の左右両端から前
方に折曲された左右一対の左右フランジ41を有し、左
右フランジ41の上端に傾斜状のアーム受部42を設
け、左右フランジ41の中間にスライド穴43を設けて
いる。かくして、図2及び図3に示すようにストッパー
12は、スライド穴43を前記ヒンジベース5の左右の
側壁部14,14間に架設したガイド軸44に挿通する
ことによりヒンジベース5内をガイド軸44に沿って左
右方向にスライド自在に取り付ける。
【0014】ストッパー12はヒンジベース5の左の側
壁部14寄りの開き角規制位置(図2の実線状態)に移
動した場合は、原稿圧着板2が、常態時の最大開き角
を、例えば60°に設定し、60°開くと、回動アーム
6の天板部20の基端部端縁20aがアーム受部42に
接当してこれ以上開くの阻止する(図3の二点鎖線状
態)。反対にヒンジベース5の右の側壁部14寄りの開
き角規制解除位置(図2の二点鎖線状態)に移動させた
場合は、アーム受部42が回動アーム6の天板部20の
基端部端縁に設けた切欠部45の下方に合致するように
設定し、以て原稿圧着板2を60°以上に開いても切欠
部45を介して干渉することなく、その角度以上に開く
ことができ、メンテナンス時に作業し易くなる。その
際、ストッパー12はこれの前面からの操作でスライド
させることができるように、左右フランジ41の各下端
に操作部46を下方へ延設し、原稿圧着板2を少し開く
と、ヒンジベース5の前方から前記操作部46を見るこ
とができ、ドライバーなどの工具をヒンジベース5の前
方から差し込むことによりその工具の先端を操作部46
に引っ掛けてストッパー12全体を左または右方向へ押
し動かすことができる。ストッパー12は開き角規制位
置では振動などにより不用意に動くことのないように、
図2に示すようにストッパー12又はヒンジベース5の
側壁部14にゴム磁石などのマグネット47を貼着して
おいてストッパー12と側壁部14とが軽く吸着するこ
とにより開き角規制位置に停止保持する。
【0015】本発明は自動原稿送り装置を内蔵しない通
常タイプの複写機の原稿圧着板にも同様に適用できる。
また複写機以外に、例えば読取機あるいは翻訳機などに
も取り付けて原稿を圧着するのに用いることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、本体の上面に固定され
たヒンジベースに回動アームの基端部を回動自在に枢支
するとともに、原稿圧着板の後端部に固定されたステー
を前記回動アームの先端に揺動自在に枢支し、前記ステ
ー及び回動アームに挿通された第1支軸と、前記ヒンジ
ベースに挿通された第2支軸との間に圧縮コイルばねを
介装することにより原稿圧着板を開放方向に付勢するも
のとしたうえで、前記回動アームに形成された第1支軸
挿通用の軸穴の穴径は前記ステーに設けられた第1支軸
挿通用の軸穴より大きく形成した。したがって、本体の
ヒンジ取付面とコンタクトガラス面に寸法ばらつきによ
り段差が生じている場合も、その段差を吸収できて常に
コンタクトガラス面に対し原稿圧着板を水平状態に均等
圧で圧着させることができて有利である。ステーの第2
ヒンジ軸より後端に二股状の被支持部を設け、この被支
持部に前記回動アームに設けた支持突起を所定の隙間を
置いて遊嵌状に配置せしめているので、上記圧着時にも
第1支軸が回動アームによるせん断作用を受けて曲がる
のを防止でき、また回動アームの変形も防止できて耐久
性の向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿圧着板の取付装置のヒンジ部
分の側面図である。
【図2】同取付装置のヒンジ部分の平面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】同取付装置のヒンジ部分の分解斜視図である。
【図5】同取付装置の原稿圧着板の沈下状態を示す側面
図である。
【図6】同取付装置の原稿圧着板の浮上状態を示す側面
図である。
【図7】同取付装置全体の概略側面図である。
【図8】同取付装置のステーと回動アームの動作図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 原稿圧着板 3 ヒンジ 5 ヒンジベース 6 回動アーム 7 第1ヒンジ軸 9 第2ヒンジ軸 10 ステー 24 第1支軸 25 第2支軸 31 圧縮コイルばね 33 第1支軸挿通用の軸穴 37 被支持部 38 支持突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機等の本体の上面に対し原稿圧着板
    をヒンジを介して上下方向に開閉回動自在に取り付ける
    原稿圧着板の取付装置において、 前記ヒンジが、前記本体の上面に固定されたヒンジベー
    スと、該ヒンジベースに基端部が第1ヒンジ軸を介して
    回動自在に枢支連結された回動アームと、前記原稿圧着
    板の後端部に固定され、前記回動アームの先端に第2ヒ
    ンジ軸を介して揺動自在に枢支連結されたステーと、前
    記ヒンジベースと回動アームとの間に介装され、原稿圧
    着板を開放方向に付勢するばね付勢手段とを有し、 前記ばね付勢手段は、前記第1,2ヒンジ軸間で前記ス
    テー及び回動アームに第1,2ヒンジ軸と平行に挿通さ
    れた第1支軸と、前記ヒンジベースに前記第1支軸より
    後方で該第1支軸と平行に挿通された第2支軸との間に
    圧縮コイルばねを介装してあり、 前記回動アームに形成された第1支軸挿通用の軸穴の穴
    径を、前記ステーに設けられた第1支軸挿通用の軸穴よ
    り大きく形成してあることを特徴とする原稿圧着板の取
    付装置。
  2. 【請求項2】 前記ステーの第2ヒンジ軸より後端に、
    二股状の被支持部を設け、この被支持部の上下の二股片
    間に、前記回動アームに設けた支持突起を、前記第1支
    軸と第1支軸挿通用の軸穴との間の隙間によって前記ス
    テーが前記回動アームに対して前記第2ヒンジ軸を中心
    として円弧運動する角度とほぼ同一の角度だけ動作可能
    な隙間を置いて遊嵌状に配置せしめている請求項1記載
    の原稿圧着板の取付装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018031846A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 下西技研工業株式会社 ヒンジ

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