JPH09105197A - 建物の軒先構造およびその軒先の形成方法 - Google Patents

建物の軒先構造およびその軒先の形成方法

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JPH09105197A
JPH09105197A JP7263950A JP26395095A JPH09105197A JP H09105197 A JPH09105197 A JP H09105197A JP 7263950 A JP7263950 A JP 7263950A JP 26395095 A JP26395095 A JP 26395095A JP H09105197 A JPH09105197 A JP H09105197A
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JP
Japan
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eaves
roof
panel
building
roof panel
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JP7263950A
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English (en)
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Hidetada Kawakami
栄忠 河上
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒先部材の取り付けが、足場を不要として容
易に、かつ、作業性よく行えるようになる建物の軒先構
造およびその軒先の形成方法を提供する。 【解決手段】 ユニット式建物1の傾斜屋根8を構成す
る屋根パネル5’の軒先から棟側に向かう所定範囲内
を、作業者が軒先に軒先部材26を取り付けるため体を
突出させることができる開口部30とし、この開口部3
0には、軒先部材26を取り付けた後、屋根面材17を
取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傾斜屋根を有する
建物の軒先構造およびその軒先の形成方法に関する。
【0002】
【背景技術】図7には、傾斜屋根8を有する一般的なユ
ニット式建物1が示され、このユニット式建物1の従来
の軒先が図8に示されている。このユニット式建物1
は、基礎2の上に配置された複数の下階建物ユニット3
および、これらの下階建物ユニット3の上に載置される
複数の上階建物ユニット4、これらの上階建物ユニット
4に設けられる複数の屋根パネル5で形成されている。
そして、これらの屋根パネル5は、パネル受けブラケッ
ト6や屋根束7等で支持され、複数の屋根パネル5によ
り、前記傾斜屋根8が形成されている。
【0003】各建物ユニット3,4は、図8に一部が示
されるように、四隅に立設される4本の柱10と、これ
らの柱10の上端間同士および下端間同士を結合する各
4本の上梁11、下梁とを有して構成される骨組み12
を備え、このような骨組み12に内壁や外壁13、天井
面材14や床面材等が取り付けられるようになってい
る。また、屋根パネル5は、枠体16の上面に野地板、
防水シート、ルーフィング等の屋根面材17を取り付け
ることにより形成されている。
【0004】屋根パネル5の枠体16には、現場におい
て、複数の吊り金具18が下方に向けて取り付けられる
ようになっており、これらの吊り金具18の下端には、
軒天野縁19が取り付けられるようになっている。そし
て、これらの軒天野縁19に、例えば石膏ボード等で形
成され、軒先部材を構成する軒天面材20が取り付けら
れ、これにより軒天パネル15が形成されるようになっ
ている。
【0005】屋根パネル5の枠体16の軒先側先端に
は、現場で足場を組んだ後、軒先部材26を構成する例
えば木製の断面直角三角形状の結合桁21が釘打ち等に
より取り付けられている。また、それぞれが軒先部材2
6を構成する鼻隠し22は結合桁21に、水切り23は
屋根面材17に、軒樋24は内吊金具25を介して結合
桁21に、それぞれ取り付けられるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
軒天構造では、軒先部材26を構成する軒天面材20を
取り付ける際に、吊り金具18を屋根パネル5の枠体1
6に固定した後、作業者が軒天面材20を軒天野縁19
に押し当てるとともに、釘打ちして取り付けなければな
らず、これらの作業は上向きとなるため、作業が困難と
なり、かつ、作業性が悪いという問題があった。
【0007】また、軒天面材20や鼻隠し22、軒樋2
4等の軒先部材26の取り付け作業は、足場の上での作
業となるため、スペースが限られるとともに、姿勢も制
限され、この点からも作業の困難性と、作業性の悪さに
つながっているとともに、足場が必要なため、足場を組
む手間や足場の材料費も必要となるという問題もあっ
た。
【0008】本発明の目的は、軒先部材の取り付けが、
足場を不要として容易に、かつ、作業性よく行えるよう
になる建物の軒先構造およびその軒先の形成方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る建物の軒先
構造は、図面を参照して説明すると、図1〜3に示すよ
うに、枠体16の上面に屋根面材17を取り付けて形成
された屋根パネル5’を、複数並設して傾斜屋根8が構
成される建物の軒先構造であって、前記屋根パネル5’
の軒先から棟側に向かう所定範囲内は、作業者Mが前記
軒先に軒先部材26を取り付けるため体を突出させるこ
とができる開口部30とされ、この開口部30には、前
記軒先部材26の取り付け作業終了後に、前記屋根面材
17が取り付けられることを特徴とするものである。
【0010】このような本発明では、屋根パネル5’に
形成された開口部30から作業者Mが体を突出させるこ
とができるので、軒樋24等の軒先部材26の取り付け
作業を行うことができ、これにより、軒先部材を容易
に、かつ、作業性よく取り付けることができる。
【0011】この建物の軒先構造において、図3に示す
ように、屋根パネル5’の所定範囲内の下方に軒天パネ
ル15’を設け、この軒天パネル15’上面に作業者M
がのって軒先部材26の取り付け作業を行えるようにし
てもよい。このような本発明では、軒天パネル15’の
上面を軒先部材26の取り付け作業の足場代わりとでき
るので、足場が不要となる。
【0012】本発明において、軒天パネル15’を、一
端が屋根パネル5’の軒先側に回動可能に支持するとと
もに、他端を屋根パネル5’の棟側に仮止めして、屋根
パネル5’と共に工場から現場まで輸送できるようにし
てもよい。このような本発明では、軒天パネル15’と
屋根パネル5’とを別個に輸送しなくてもよくなるの
で、輸送の手間が少なくてすむようになり、かつ、輸送
効率がよくなる。
【0013】本発明に係る建物の軒先の形成方法は、図
面を参照して説明すると、図1〜3に示すように、屋根
パネル5’が、枠体16の上面に屋根面材17を取り付
けて形成され、この屋根パネル5’を複数並設して傾斜
屋根8が構成される建物の軒先の形成方法であって、屋
根パネル5’の軒先から棟側に向かう所定範囲内を、作
業者Mが軒先に軒先部材26を取り付けるため体を突出
させることができる開口部30に形成するとともに、こ
の開口部30を利用して軒先部材26の取り付け作業を
行った後に、開口部30に屋根面材17を取り付けるこ
とを特徴とするものである。
【0014】このような本発明では、屋根パネル5’に
形成された開口部30から作業者Mが体を突出させるこ
とができるので、軒樋24等の軒先部材26の取り付け
作業を行うことができ、これにより、軒先部材を容易
に、かつ、作業性よく取り付けることができる。
【0015】この建物の軒先の形成方法において、図3
に示すように、屋根パネル5’の所定範囲内の下方に軒
天パネル15’を設け、この軒天パネル15’の上面に
作業者Mがのって、軒先部材26の取り付け作業を行え
るようにしてもよい。このような本発明では、軒天パネ
ル15’の上面を軒先部材26の取り付け作業の足場代
わりとできるので、足場が不要となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1〜3には、本実施形態の建物
の軒先構造が示されている。なお、本実施形態におい
て、前記従来の建物の軒先構造で示した構造および部材
と同一のものには、同一符号を付すとともに、それらの
詳細な説明は省略または簡略化する。
【0017】本実施形態の屋根パネル5’は、前記屋根
パネル5の軒先の一部を開口部30としたものである。
この開口部30は、作業者Mが軒先に軒先部材26を取
り付けるため、体を突出させることができるように形成
されたものであり、屋根パネル5’の軒先から棟側に向
かう所定範囲内、より具体的には、屋根パネル5’の軒
先先端の枠体16から横桟16Aまでの間の屋根面材1
7を、予め取り除いておくことにより形成されている。
そして、この開口部30をユニット式建物1の全体で示
すと、図7に仮想線で示す部分に該当する。
【0018】また、本実施形態の軒天パネル15’は、
このような屋根パネル5’の所定範囲内の下方に予め仮
止めされて取り付けられているものである。すなわち、
軒天パネル15’は、図1〜3に示すように、前記軒天
野縁19で枠組みされた枠体27の下面に、軒天面材2
0を取り付けて形成されている。このような、軒天パネ
ル15’の一端(軒先側)はヒンジ31を介して屋根パ
ネル5’の枠体16に回動自在に支持され、他端(棟
側)は仮止め具32を介して枠体16に仮止めされてい
る。この仮止め具32は、図1に示すように、先端にフ
ック32Aを有して枠体16に取り付けられ、このフッ
ク32Aを、軒天パネル15’に固着されている止め具
34に引っかけることができ、また、簡単に取り外すこ
とができるようになっている。
【0019】そして、このような軒天パネル15’は仮
止めの状態で、屋根パネル5’と共に工場から現場まで
輸送され、図2に矢印で示すように、現場で仮止め具3
2と係止具34との仮止め状態を解除するとともに、一
端を支点として他端を回動させ、所定の位置に降ろして
固定するようになっている。
【0020】軒天パネル15’の他端側には、図4に示
すような断面L字状の軒天金具35が、例えばビス止め
によって軒天野縁19の側面に取り付けられている。こ
の軒天金具35は、例えば鉄板を折り曲げ加工して形成
されており、折り曲げ部頂点から水平部と垂直部とにわ
たって、押圧加工(いわゆるビード加工)することによ
って形成される補強リブ35Aが設けられている。ま
た、軒天金具35の水平部35Bには、上下方向に貫通
する取付け孔35C(図5参照)が明けられ、この取付
け孔35Cに、図5にも示すような係止具36が設けら
れている。
【0021】すなわち、係止具36は、例えばプラステ
ィック等の弾性部材で形成され、軸部36Aの長手方向
途中に鍔部36Bを有するとともに、一端に外形ほぼ円
錐形状の膨出部36Cを有するきのこ状となっており、
他端には、ボルト37と螺合するおねじ36Dが切られ
ている。そして、このような係止具36は、軸部36A
を軒天金具35の下方から取付け孔35Cに差し込み、
おねじ36Dにボルト37を螺合させることにより取り
付けられるようになっている。従って、係止具36は膨
出部36Cを下方に向けて取り付けられていることにな
る。
【0022】係止具36の膨出部36Cには、図5に示
すように、複数本のスリット38が縦方向に形成されて
いる。従って、膨出部36Cは外周方向から押圧される
ことにより、縮小可能となっている。
【0023】また、図1〜3に示すように、上階建物ユ
ニット4の上梁11の外側には、断面L字状のパネル取
付ブラケット40が、水平部を外側に突出させて固着さ
れている。この水平部には、図5に示すように、前記軒
天金具35の取付け孔35Cと同一大きさの貫通孔40
Aが上下方向に明けられている。ここで、軒天金具35
は、その水平部下面がパネル取付ブラケット40の水平
部の上面に載置されるようになっており、軒天金具35
の取付け孔35Cとパネル取付ブラケット40の貫通孔
40Aとは、ほぼ同芯上に位置されている。また、取付
け孔35Cと貫通孔40Aとの大きさは、係止具36の
膨出部36Cの通常時の外形大きさより小さく形成さ
れ、かつ、膨出部36Cを押し込める大きさに形成され
ている。
【0024】従って、軒天パネル15’は、その他端を
仮止めの状態から解除するとともに回動して下方に降ろ
したとき、軒天金具35に取り付けた係止具36の膨出
部36Cが、パネル取付ブラケット40の貫通孔40A
を縮小された状態で通過し、通過後、弾性復帰により膨
出部36Cが貫通孔40Aに係止され、これにより、軒
天パネル15’が係止されることになる。
【0025】また、図1〜3に示すように、軒天パネル
15’の他端かつ軒天金具35の下方には、軒天パネル
15’と前記外壁13との隙間を塞ぐためのカバー41
が取り付けられている。このカバー41は、図6に示す
ように、例えば鉄板で形成され、上下2つの水平部を、
各水平部の端部同士を垂直に繋ぐことにより形成された
断面ほぼクランク形状となっている。そして、上側の水
平部に軒先換気用の換気孔41Aが形成され、下側の水
平部が軒天野縁19に固定されている。
【0026】このような軒天パネル15’の上、特に軒
天野縁19で組まれた枠体27の上には、図3に示すよ
うに、軒天パネル15’が水平に固定された後、作業者
Mがのることができ、この軒天パネル15’の上で、軒
先部材26の取り付け作業ができるようになっている。
この際、作業者Mは安全用のロープ45で、例えばパネ
ル受けブラケット6に繋がれている。なお、このような
軒先部材26の取り付けが終了した後、屋根パネル5’
の前記開口部30には、屋根面材17が取り付けられる
ようになっている。また、ここにおいて、軒先部材26
は、軒天面材20、結合桁21、鼻隠し22、水切り2
3、軒樋24、内吊金具25等を含んで構成される。
【0027】次に、本実施形態の軒先の形成方法を説明
する。予め工場で、図2に示すように、屋根パネル5’
を、その軒先から棟側に向かう所定範囲内の屋根面材1
7を取り除いた状態としておくとともに、屋根パネル
5’の所定範囲内の下方に、仮止め具32により軒天パ
ネル15’を仮止め状態とし、この状態で、軒天パネル
15’を屋根パネル5’と共に工場から現場まで輸送す
る。
【0028】現場では、まず、例えば地上で屋根パネル
パネル5’の軒先に結合桁21、鼻隠し22等を取り付
けておき、複数の建物ユニット3,4を組み合わせ、さ
らに屋根パネル5’を取り付ける。屋根パネル5’の取
り付け後、作業者Mは屋根裏等から、仮止め具32のフ
ック32Aを取り外して軒天パネル15’の仮止め状態
を解除する。そして、ヒンジ31を支点として軒天パネ
ル15’の他端を回動させるとともに降ろし、軒天金具
35の係止具36をパネル取付ブラケット40の貫通孔
40Aに係止させる。
【0029】次に、図3に示すように、作業者Mは安全
用ロープ45で体をパネル受けブラケット6に繋いで軒
天パネル15’の上にのり、結合桁21に軒樋24を取
り付ける。そして、軒樋24の取り付け作業終了後、屋
根パネル5’の開口部30に屋根面材17を取り付け、
図1に示すように軒先を完成させる。
【0030】前述のような本実施形態によれば次のよう
な効果がある。すなわち、屋根パネル5’には開口部3
0が形成されており、この開口部30は、作業者Mが体
を突出させることができるので、軒樋24等の軒先部材
26の取り付け作業を行うことができ、これにより、軒
先部材を容易に、かつ、作業性よく取り付けることがで
きる。
【0031】また、軒天パネル15’は、予め、一端が
ヒンジ31で支持され、他端が仮止め具32で仮止めさ
れた状態で屋根パネル5’に取り付けられており、現場
で、仮止め状態を解除するとともに、他端を回動させて
降ろし、軒天金具35の係止具36をパネル取付ブラケ
ット40の貫通孔40Aに係止させることにより、軒天
パネル15’を取り付けることができるので、軒天パネ
ル15’を容易に、かつ、作業性よく取り付けることが
できる。
【0032】さらに、現場で軒天パネル15’を固定し
た後、この軒天パネル15’の上に作業者Mがのること
ができ、これにより、足場がなくても軒樋24等の軒先
部材26の取り付け作業を行うことができる。
【0033】また、軒天パネル15’のカバー41に
は、換気用孔41Aが明けられているので、軒先内部の
換気が充分となる。
【0034】なお、本発明は前述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれ
ば次に示すような変形形態を含むものである。例えば、
前記実施形態では、軒樋24等の取り付け作業は、軒天
パネル15’の上に作業者Mがのって行っており、この
軒天パネル15’は屋根パネル5’に一端をヒンジ31
で回動自在に支持され、他端を軒天金具35を介してパ
ネル取付ブラケット40に係止させるものとしたが、軒
天パネルの取り付け構造は、どのようなものでもよく、
従来のように吊り金具18で支持される軒天パネルの上
にのって取り付け作業を行ってもよい。本発明は要する
に、屋根の軒先に、作業者Mが体を突出させて軒先部材
26の取り付け作業を行える開口部30が形成されてい
ればよい。
【0035】また、前記実施形態では、軒天パネル1
5’のカバー41に換気用孔41Aを形成したが、これ
に限らず、例えば、軒天パネル15’の軒天面材20に
直接換気用孔をあけてもよい。
【0036】さらに、前記実施形態では、開口部30が
形成された屋根パネル5’は、ユニット式建物1の傾斜
屋根8用として用いられているが、本発明の建物の軒先
構造は、ユニット式建物1だけに限らず、例えばパネル
工法の建物にも利用できるものである。本発明は要する
に、屋根の軒先に、作業者Mが体を突出させて軒先部材
26の取り付け作業を行える開口部30が形成されてい
ればよい。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の建物の
軒先構造およびその軒先の形成方法によれば、屋根パネ
ルに形成された開口部から作業者が体を突出させること
ができるので、軒樋等の軒先部材の取り付け作業を行う
ことができ、これにより、軒先部材を容易に、かつ、作
業性よく取り付けることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る建物の軒先構造を示
す縦断面図である。
【図2】本実施形態の屋根パネルと軒天パネルとの仮止
め状態を示す縦断面図である。
【図3】本実施形態の軒天パネルの上に作業者がのって
作業を行う状態を示す縦断面図である。
【図4】本実施形態の軒天金具を示す斜視図である。
【図5】本実施形態の軒天金具の係止具とパネル取付ブ
ラケットとの係止状態を示す図である。
【図6】本実施形態の軒天パネルに取り付けられるカバ
ーを示す斜視図である。
【図7】一般的なユニット式建物を示す全体斜視図であ
る。
【図8】従来の軒先構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 建物としてのユニット式建物 5,5’ 屋根パネル 15,15’ 軒天パネル 16 屋根パネルの枠体 17 屋根面材 24 軒先部材を構成する軒樋 26 軒先部材 30 屋根パネルの開口部 32 仮止め具 M 作業者

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体の上面に屋根面材を取り付けて形成
    された屋根パネルを、複数並設して傾斜屋根が構成され
    る建物の軒先構造であって、前記屋根パネルの軒先から
    棟側に向かう所定範囲内は、作業者が前記軒先に軒先部
    材を取り付けるため体を突出させることができる開口部
    とされ、この開口部には、前記軒先部材の取り付け作業
    終了後に、前記屋根面材が取り付けられることを特徴と
    する建物の軒先構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の建物の軒先構造におい
    て、前記屋根パネルの前記所定範囲内の下方には軒天パ
    ネルが設けられ、この軒天パネル上面に作業者がのって
    前記軒先部材の取り付け作業を行えることを特徴とする
    建物の軒先構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の建物の軒先構造におい
    て、前記軒天パネルは、一端が前記屋根パネルの軒先側
    に回動可能に支持されるとともに、他端が屋根パネルの
    棟側に仮止めされて前記屋根パネルと共に工場から現場
    まで輸送されることを特徴とする建物の軒先構造。
  4. 【請求項4】 屋根パネルが、枠体の上面に屋根面材を
    取り付けて形成され、この屋根パネルを複数並設して傾
    斜屋根が構成される建物の軒先の形成方法であって、前
    記屋根パネルの軒先から棟側に向かう所定範囲内を、作
    業者が前記軒先に軒先部材を取り付けるため体を突出さ
    せることができる開口部に形成するとともに、この開口
    部を利用して前記軒先部材の取り付け作業を行った後
    に、前記開口部に前記屋根面材を取り付けることを特徴
    とする建物の軒先の形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の建物の軒先の形成方法
    において、前記屋根パネルの前記所定範囲内の下方に軒
    天パネルを設け、この軒天パネルの上面に作業者がのっ
    て、前記軒先部材の取り付け作業を行うことを特徴とす
    る建物の軒先の形成方法。
JP7263950A 1995-10-12 1995-10-12 建物の軒先構造およびその軒先の形成方法 Withdrawn JPH09105197A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303277A (ja) * 2007-08-27 2007-11-22 Asahi Tostem Gaiso Kk 建物の外装材内貼り工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303277A (ja) * 2007-08-27 2007-11-22 Asahi Tostem Gaiso Kk 建物の外装材内貼り工法

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