JPH09104A - 鶏ふんを乾燥し貯蔵するための区画を有する鶏を育てるための飼育小屋 - Google Patents

鶏ふんを乾燥し貯蔵するための区画を有する鶏を育てるための飼育小屋

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JPH09104A
JPH09104A JP11172196A JP11172196A JPH09104A JP H09104 A JPH09104 A JP H09104A JP 11172196 A JP11172196 A JP 11172196A JP 11172196 A JP11172196 A JP 11172196A JP H09104 A JPH09104 A JP H09104A
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dung
breeding
raising
shed
blade
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JP11172196A
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Leopoldo Lago
ラーゴ レオポルド
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TECHNO IMUPIANTEI ABIKORI SARL
TECNO IMPIANTI AVICOLI SARL
TECNO IMPIANTI AVICOLI Srl
Original Assignee
TECHNO IMUPIANTEI ABIKORI SARL
TECNO IMPIANTI AVICOLI SARL
TECNO IMPIANTI AVICOLI Srl
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K31/00Housing birds
    • A01K31/04Dropping-boards; Devices for removing excrement

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ふんが乾燥しにくい従来の飼育小屋の不利益
を解決する鶏や他の家畜動物を育てるための飼育小屋を
提供する。 【解決手段】 育成のための建物の部屋の中に収容した
鶏や他の家畜動物を育てるための飼育小屋であって、支
持枠組と、列方向に並べられたかごに入れて鶏を保持す
るための複数のかごと、実質的に一方の上に他方が乗る
ように高さ方向に並べられた前記複数のかごの列とから
なり、かごの各列の下に、各別のコンベアベルトが、鶏
から排出される新しい鶏ふんを支持し定期的に除去する
ために設けられている。飼育小屋は、さらに、鶏から排
出される新しいふんの供給を直接受けることが無い位置
に、飼育小屋の前記枠組によって支持されたふんの貯蔵
および乾燥のための少なくとも一つの区画を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鶏や他の家畜動物
を育てるための工場施設の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明は、特に、特許請求の範囲第1項
の導入部分に従った鶏または他の動物のための飼育小屋
に関するものである。この飼育小屋は、主として、支持
枠組と、列方向に並べられたかごに入れて鶏を保持する
ための複数のかごと、実質的に一方の上に他方が乗るよ
うに高さ方向に並べられた前記複数のかごの列とからな
り、かごの各列の下に、各別のコンベアベルトが、鶏か
ら排出される新しい鶏ふんを除去するために設けられて
いる。
【0003】同様のことがかごのなかで育てられている
他の動物についても言われているが、鳥の工場施設は、
鳥肉や卵に加えて、ふんすなわち動物の排出物の副生産
物を生産することは良く知られている。このふんは、例
えば農地を豊かにするための肥料として、あるいは他の
種の動物に与えるための飼料の主成分として、工業用の
使用に供される。
【0004】動物のふんは明らかに高いレベルで水分を
有していることは知られている。そして、それらのふん
を適切に取扱い使用することができるように、ふんの水
分を最小にしなければならない。すなわち、鳥の工場施
設の出口において、ふんの水分の大部分をなくさなけれ
ばならない。
【0005】現在、鳥の工場施設において、ふんは、動
物の入ったかごの列の下に設けられたコンベアベルトに
よって集められ、そして動物の飼育小屋の存在する建物
から外へ運ばれる。そこで、ふんは、自然乾燥により所
定の水分になり、そのため販売できまたは再び使用でき
るまで、貯蔵される。
【0006】実際、ふんの乾燥は、鳥の工場施設を収容
する建物の内部において、かごを保持する構造物のコン
ベアベルト上である程度すでに行なわれている。これら
のベルトは、通常実際には、一日に一度あるいは二日ま
たは三日に一度、その上に堆積したふんを除去するため
に駆動される。そのため、22℃近辺の建物内の高い温
度のおかげで、ふんは含んでいる水分の一部を失う。し
かしながら、この水分減少はそれほど多くない。その理
由は、ふんの連続した層が互いの上に重なりあって堆積
し、連続して堆積した上層のふんの存在により周囲の雰
囲気がら分離された下層のふんは、堆積した直後から次
のふんによって覆われるまでの間に水分を失うだけで、
それ以上乾燥しないという事実による。一方、下層のふ
んが再び湿り気を帯びるという反対の減少も起こる。実
際、建物内部の大気雰囲気と接触することで少しだけ乾
燥したすでに堆積している下層のふんは、かなり高い湿
った状態の丁度排出されたばかりの新しいふんによって
覆われると、新しいふんの湿気の一部を吸収しがちで、
それまでの幾分乾燥した効果をなくしてしまう。
【0007】その結果、すでに堆積しているふんの上に
新しいふんが連続的に供給されるため、従来の鳥の工場
施設における動物のかごの下のコンベアベルト上でのふ
んの乾燥は、大変に少ない。
【0008】そのため、上述したふんの乾燥または脱水
方法は、特に外気が低温で、ふんを乾燥するための時間
が大変かかり、そのため乾燥すべき湿気を帯びたふんを
乾燥するために非常に広い場所が必要で、しかも発生す
る不快な臭いに由来する衛生上の問題もある冬場におい
て、非常に不利である。
【0009】さらに、同じ支持構造の上に一対のかごの
二つの列を高さを変えて形成し、隣合うかごの二つの列
の間に、水平方向に間隔を有し垂直方向の面対して傾く
ことができる複数の狭いブレードを収容する狭い溝また
は通路を、側部または上部に近接して設けた鳥の工場施
設は知られている。ブレードは、ふんがかご支持枠組の
ベルト上に置かれているときに、ふんの湿気をある程度
減少させるために、下に設けたコンベアベルト上に堆積
したふんへ通風するために使用される。
【0010】しかしながら、この形式の通風装置は、以
下のような不利益を有している。すなわち、ブレードを
収容するための通路が約10cm程度の幅を有し、その
ため一対のかごの列を保持する飼育小屋の全体の幅がそ
れだけ広がり、建物内部においてスタッフが行き来する
隣合う飼育小屋の間の空間が減ってしまう。
【0011】また、対にされたかごの一対の列毎に、い
くつかの傾くことができるブレードを有する通風区画を
設けなければならないという事実により、また各鳥の工
場施設に上述した構成の複数の通風区画を設けなければ
ならないという事実により、なぜかは簡単にわかるよう
に、多数の通風部品を使用する必要があり、それが大変
な組立作業を必要とし、そのような工場施設を建設する
コストが非常に高くなる。また、多数の通風区画は、通
風ブレードを駆動させるために、工場施設の高いランニ
ングコストを招く高品質の駆動装置の使用を必要とす
る。
【0012】また、隣合うかごの列の間のブレードを収
容するための通路の存在が、空気の循環を減らし、動物
の呼吸を困難とし、動物の死亡率を高める原因となる。
ブレードのためのこれらの通路は、また、スタッフによ
るかごの内部の目による確認が難しくなり、点検操作を
難しくまた長くさせる。
【0013】また、通風ブレードの動きは、飼育小屋の
構造に振動を与え、動物を静穏を妨げるノイズを発生
し、そして生産物の落下、例えば飼育場が雌鶏を扱って
いる場合は卵の落下を引き起こすかもしれない。
【0014】さらにまた、通風効果が、すでに堆積して
いるふんの上に新たなふんが堆積することによって、部
分的にでも無くなると、ふんの最も外側の層のみがある
程度除湿される結果となる。
【0015】また、そのようなブレードは幅10cm以
下と幾分狭いため、小量の空気しか移動させることがで
きず、さらにまた、ブレードから供給される空気の動き
が少ないと、下のベルトの中央部分にしか影響を与える
ことができない。そのため、このベルトの最も横の領域
に堆積したふんは通風の恩恵を受けることができず、か
ごの飼育小屋上のふんを乾燥するためのそのようなシス
テムはそれほど効果的でないという不利益がある。
【0016】本発明の目的は、上述した従来の飼育小屋
の不利益を解決する鶏や他の家畜動物を育てるための飼
育小屋を提供しようとするものである。
【0017】本発明の目的は、さらに、飼育小屋からの
ふんの出口においてすでに、ふんが、ふん自体が意図す
る使用にそった所定の必要とされる水分のレベルを有す
る、かごの中で鶏または他の動物を育成するための飼育
小屋を提供しようとするものである。
【0018】本発明の他の目的は、乾燥のためのエネル
ギーの消費が少なくて済む鶏のふんを乾燥のためのシス
テムを提供しようとするものである。
【0019】本発明のさらに他の目的は、対象となる鶏
の工場施設を収容し、またスタッフの仕事を楽にする建
物内の空気の循環を改善した構成を有するかご支持飼育
小屋を提供しようとするものである。
【0020】本発明の他の目的は、満足できる生産レベ
ルを維持することができる家畜動物の飼育小屋を提供し
ようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の鶏を育てるため
の飼育小屋は、育成のための建物の部屋の中に収容した
鶏や他の家畜動物を育てるための飼育小屋であって、支
持枠組と、列方向に並べられたかごに入れて鶏を保持す
るための複数のかごと、実質的に一方の上に他方が乗る
ように高さ方向に並べられた前記複数のかごの列とから
なり、かごの各列の下に、各別のコンベアベルトが、鶏
から排出される新しい鶏ふんを支持し定期的に除去する
ために設けられている飼育小屋において、鶏から排出さ
れる新しいふんの供給を直接受けることが無い位置に、
飼育小屋の前記枠組によって支持されたふんの貯蔵およ
び乾燥のための少なくとも一つの区画を備えることを特
徴とするものである。
【0022】ふんは所定の時間飼育小屋の貯蔵区画上に
堆積したままの状態で残される。この飼育小屋は、動物
からの高い生産効率を行なうため、温度が四季を問わず
常に一定に維持され、冬場は外気温よりもかなり高い温
度になると考えられる部屋の内部に位置しており、その
ためふんを乾燥させるために使用される育成工場施設を
収容する建物の内部をそのような温度にしている。十分
な乾燥は、貯蔵ユニット上の乾燥されたふんが、上述し
た問題を招く新しく排出されたふんの供給を受けないと
いう事実により、達成される。
【0023】また、乾燥時間の加速を達成するため、上
述したように、本発明によれば、ふんを乾燥するための
区画に、飼育小屋を収容する建物の内部の空気を使用し
てふんの通風を行なう手段を設けている。
【0024】上述した形式の乾燥区画上に直接かつ単独
で存在するふんの通風を行なう手段を設けることで、と
りわけ、新しいふんのための各レベルおよび各ベルトが
対応するブレードの列および通風部品に適応していた従
来行われていたものと比較して、使用する部品点数の減
少させ、また行うべき組立作業を簡単にでき、言い換え
ると建設コストを低減させることができる。また、本発
明では唯一通風区画が駆動するだけであるため駆動力を
減少でき、その結果工場施設のランニングコストを低減
させることができる。さらに、通風部品を収容する溝を
対になったかごの間に位置させることができるため、空
気の循環を向上させ、担当スタッフによるかごの見え方
を向上させ、かごの幅の増大を小さくするという効果を
得ることができる。
【0025】工場施設の暖かい空気と接触する飼育小屋
に位置し、新しいふんのいかなる供給をも受けないふん
を堆積するための区画によって得られるすべての有利な
効果と、ふんへの暖かい空気の供給から得られる効果と
を組み合わせることにより、最適な乾燥結果を得ること
ができる。
【0026】
【発明の実施の態様】図1は鶏を育成するための、特に
卵を産む雌鶏を育成するための飼育小屋10を示してい
る。この飼育小屋は育成のための建物の内部に収容され
る。卵の生産の点で最も高い効率を得るために、この建
物内部の温度は年間を通じて実質的に一定のレベルに保
たれている。
【0027】飼育小屋10は、支持枠組12と、列方向
に並べられたかごに入れて鶏を保持するための複数のか
ご14と、実質的に一方の上に他方が乗るように高さ方
向に並べられた前記複数のかごの列とからなり、かごの
各列の下に、各別のコンベアベルト16が設けられてい
る。このコンベアベルト上には、文字Pを付した、鶏か
ら新たに排出される非常に湿った状態のふんが落下す
る。この新しいふんを、本明細書では、後述する乾燥区
画から出る乾いた状態のふんと区別するため、「新しい
ふん」と呼ぶ。各コンベアベルト16は周期的に例えば
一日に一回駆動され、ベルトからその上に堆積したふん
を排出する。
【0028】ここで示した鶏を育てるための飼育小屋の
実施例において、各ベルト16は、一番上のベルトを除
き、枠組から突出し、上のベルトにより搬送されてくる
ふんを重力により受け取るのに適した部分18を有して
いる。このようにして、乾燥区画に達する前の鶏によっ
て排出されたふんは、各種のベルト16上のすべてのル
ートをたどり、その結果ふんはある程度乾燥する。新し
いふんのためのベルト16のこのような配置は、すべて
伝統的なものである。明らかに、本発明は、ふんのルー
トが図1に示したルートと全く異なる飼育小屋にも適用
することができる。
【0029】本発明によれば、飼育小屋の枠組12で支
持された特別な区画20が、ふんを乾燥するために設け
られている。
【0030】本発明のここで示した好ましい実施例にお
いて、ふんを乾燥するための区画20は、新しいふんの
ためのコンベアベルト16の下流側に位置するふんを貯
蔵するためのユニットを備えている。このユニットは、
ふんを受け取るための端部ゾーン24とふんを貯蔵する
ためのゾーン26とを有するふんの堆積のためのコンベ
アベルト22から形成される。
【0031】このベルト22は後者を回転させるための
適当なモータMによって駆動され、貯蔵ベルト22から
搬送コンテナユニットへ乾燥したふんを排出し、ふんを
受け取るゾーン24から貯蔵ゾーン26へふんを移動さ
せる。
【0032】図1から明らかなように、ふんを乾燥する
ための区画20は鶏が新たに排出する新しいふんのいか
なる供給をも受け取らない。この目的のために、ここで
示した好ましい実施例において、乾燥区画のふんのため
の貯蔵ユニット20は、新しいふんのためのコンベアベ
ルト16の下に位置する。このようにして、コンベアベ
ルト16は、新しいふんの供給から貯蔵ユニット20を
カバーし保護するための要素となる。明らかに、新しい
ふんの乾燥区画に対する直接の供給を防ぐための他のい
かなる配置も、本発明はとることができる。
【0033】本発明において、各乾燥区画がかごの複数
の列を受け持つように一つ以上の乾燥区画を使用した育
成のための飼育小屋を提供することもできる。
【0034】上述したように、新しいふんのための最下
段のベルト16から落ちてくるふんを受け取るために、
ふんを受け取るためのゾーン24はふん乾燥区画をカバ
ーする最下段のベルト16を越えて延在している。
【0035】本発明のさらなる特徴によれば、ふんの乾
燥のための区画20は、飼育小屋を収容する建物の内部
の空気を使用してふんの通風を行なうための適当な手段
を備えている。
【0036】ここで示した好ましい実施例において、ふ
んの通風のための手段は、乾燥すべきふんの貯蔵のため
のユニット上に縦方向に整列した複数のブレード30を
備えている。図1において、このブレード30は、それ
らが行なう往復動の例を与えるために点線でも示されて
いる。
【0037】図2および図3をも参照すると、各ブレー
ド30は、支持枠組に、特にその縦方向のロッド32に
取り付けられていることがわかる。そのため、ブレード
30は、貯蔵ユニットの縦方向の軸を横切る軸の回りに
自由に回転するとともに、ブレードを駆動するための適
当な手段により、後方および前方への往復動をする。そ
の結果、飼育小屋を収容する建物の内部の雰囲気の温度
の空気は、乾燥するためのふんの上に送られる。
【0038】図3に特に示すように、幅広のブレード3
0は、ピン36によりロッド32に回転可能に接続した
横方向の棒34と、同一の平面上に互いに隣接して設け
られた第1および第2の空気送風パネル38とを有して
いる。この第1および第2の空気送風パネル38は、そ
れらの上端の一部を棒34の特別な横方向のスロットに
接続している。これらのパネルは、狭い中央開口40に
より互いに離れている。
【0039】ブレード30を駆動するための手段は、ブ
レード30のパネル38を分離するための中央開口40
内に延在する長い縦棒42を備えている。
【0040】ブレード30は、円筒形状のブロック44
によりロッド42に取り付けられている。このブロック
は二つの対向するスロープ46を有し、このスロープ4
6は内部にロッド42を包み込み、そして適当なネジ4
8により互いを近づけることでロッド42を固定してい
る。
【0041】この円筒形状のブロック44は、ピン50
によって横方向の棒34に回転可能に取り付けられてい
る。
【0042】このロッド42の後方および前方への往復
運動は、適当なモータ部52により行なわれる。このモ
ータ部52では、回転駆動されるホイール54が、接続
ロッド58一端部のクランクピン56を保持し、接続ロ
ッド58の他端部は接続部材60に取り付けられてお
り、この接続部材60の他端部はロッド42の端部を保
持し、この接続部材60は、ヒンジ64でモータ部のフ
レーム66に固定したアーム62によってつるされてい
る。
【0043】駆動側とは反対側端部のロッド42は、枠
組の横行ロッド69を押す戻りバネ68によって、飼育
小屋の枠組に取り付けられている。
【0044】空気送風ブレード30の全体は、乾燥区画
20のふんを貯蔵するためのベルト22の幅とほぼ同じ
幅を有している。そのため、ブレード30はかなりの量
の空気を移動させ、速い回転の往復運動を必要とせずに
かなりの乾燥効率を達成することができる。そのため、
過剰に刺激的なノイズを発生せず、また支持構造に対し
て過剰な振動を与えず、動物を実質的に騒がせることな
く、その結果卵の生産の減少を引き起こすことがない。
【0045】図1に示したところからなぜかはわかるよ
うに、本発明のさらに他の特徴によれば、適当な手段7
0が、ふんを横方向すなわちベルトの幅に沿って分散さ
せるために、受取ゾーン24とベルト22のふんを貯蔵
するためのゾーン26との間に設けられている。
【0046】また、ふんを横方向に分散させるための手
段72を、新しいふんのための各ベルト16の入口に設
けることにより、ふんの良好な乾燥を達成することがで
きるという効果を得ることができる。
【0047】図4に示すように、ベルトの幅に沿ってふ
んを分散させるための手段70は、適当な回転駆動手段
によって回転するアルキメデスネジ手段74を備えてい
る。回転駆動手段は、ベルト76と、飼育小屋の枠組に
ベアリング82によって支持されているアルキメデスネ
ジの中心軸80と一体のプーリー78とを備えている。
【0048】ふんを運ぶための第1および第2のプロペ
ラ84、86が支持シャフト80の回りに巻かれてい
る。第1および第2のプロペラ84、86の各々は、中
央の円板状部材88からユニットの対応する側端部に向
かって延在している。これらのプロペラ84、86は、
互いに異なる方向にコイル状に巻かれており、その結
果、アルキメデスネジを回転させることで、ふんは中央
からベルトの外側の端部に広がる。
【0049】ここに記載したアルキメデスネジシステム
は、ベルト22の上の適当な高さに配置され、例えば図
4において点線で示すように、ふんを均一な高さにする
ことができる。なお、図4において、実線は、均一な高
さにされる前のアルキメデスネジの上流側に位置するふ
んを示している。そのため、中央部でのふんの積み重ね
の危険性を回避することができ、直接空気と接触するふ
んの積み重なりの表面を増加させ、その結果良好な乾燥
効率を得ることができる。
【0050】本実施例によれば、同一のアルキメデスネ
ジ構造を、新たなふんのためのベルト16用の分散手段
72に対しても使用することができる。
【0051】図5および図6は、鶏ふんの通風のための
装置の第2実施例を搭載した本発明の飼育小屋の第2実
施例を示している。
【0052】第2実施例の卵を産む雌鶏のための飼育小
屋110は、縦部材114および横行部材116によっ
て接続された二つの平行な垂直部分112の列から実質
的に構成される支持構造を備えている。この構造は、二
つの列上に設けられたかごのいくつかの段を支持し、各
段は、各段の下に鶏ふんを集めるためのコンベアベルト
を有している。図面は、かご118の下側の段と、文字
Pによって図面中に示したふんを集めるための関連した
ベルト120しか示していない。
【0053】図5における数字121は、本発明のふん
を貯蔵し乾燥するための区画を示している。
【0054】鶏ふんの通風のための装置のここに示す第
2の好適な実施例は、図5から図7に示すように、ふん
を支持し保持するための平面または表面を備えている。
この平面または表面は、コンベアベルト122の形状で
あり、縦方向の軸L(一点鎖線で示される)を有してい
る。そして、互いに横方向に間隔を開けて設けられた第
1および第2の通風ブレード124、126が、ふんを
保持するための平面または表面上に位置し、通風ブレー
ドを駆動するための適当な手段によってコントロールさ
れる。その結果、後述するように、ブレード124、1
26は往復運動して空気をふんの上に送ることができ
る。
【0055】第2の好適な実施例によれば、通風ブレー
ド124、126は、平面または保持表面122の縦方
向の軸Lに対して平行に設けられており、また異なる方
向に同期して動く。
【0056】通風ブレード124、126が、上述した
第1の実施例のようにブレードを横方向に縦方向に間隔
を開けて設ける代わりに、保持表面の縦方向の軸に平行
に設けられているため、ブレードの全長さにわたってふ
んの上に均一な通風を行なうことができる。
【0057】保持表面上に位置するすべてのふんの均一
な乾燥を、このようにして得ることができる。
【0058】また、上述した構成により、ブレード12
4、126をゆっくりした速度で動かすことができ、そ
の結果飼育小屋のノイズや過度な振動をなくすことがで
きる。
【0059】また、支持構造の振動は以下の事実で避け
ることができる。すなわち、通風ブレード124、12
6は互いに異なる方法で動き、その結果ブレードが支持
構造に対して与える動作が、他のブレードによってこの
構造に対して与えられる動作によって償われるためであ
る。
【0060】第1の実施例で使用した多数のブレードの
代わりに、たった二つの通風ブレードしか使用していな
いため、第2の実施例では、飼育小屋の建築や組立のコ
ストを低減することができる。
【0061】また、図5および図6に明瞭に示されてい
るように、通風ブレード124、126は平面または保
持表面122の全長さにわたって幅方向に延在してい
る。ブレード124、126がそのような幅を有してい
るため、かなりの量の空気を通風することができ、その
結果、従来のものと比較して本システムの乾燥効率の低
下を起こすことなく、通風ブレードを幾分短く、言い換
えると高さを低く構成することができる。このようにし
て、本発明では、特に高さの低い通風区画を構成するこ
とができるという効果を得ることができる。そのため、
飼育小屋の全体の高さを限定することができ、また必要
であれば、かごの段数をより多くの段数にすることがで
きる。
【0062】明らかに、本発明によれば、ブレードが保
持表面の全長さにわたって幅方向に延在しているという
事実は無関係であり、通風ブレードがふんを保持するた
めの平面または表面の区画にわたって幅方向に延在して
いれば、設定した目的を十分に達成することができる。
【0063】図に示したように、第1および第2の通風
ブレード124、126は、第1および第2の支持シャ
フト128、130によって各別に支持されている。第
1および第2の支持シャフト128、130は、縦方向
に間隔を開けて、支持構造の横行部材116に、適当な
接続部品137によって取り付けられている。接続部品
137は、ブレード保持シャフト128、130を、ふ
んを保持するための表面の軸に対して直角の平面内にお
いて自由に回転させる。
【0064】図7および図8に特に示されるように、シ
ャフト128、130を駆動するための手段は、駆動モ
ータ158と、駆動シャフト160とを備えている。駆
動シャフト160には、フランジ162が取り付けられ
ている。フランジ162はシャフト128、130と同
軸上で対向する端部でフランジ162に取り付けられた
偏心ピン164、166を有している。その結果、偏心
ピン164と166との間に、180゜の角度差があ
る。接続ロッド172、174の各々の端部168、1
70は、偏心ピン164および166の各々に回転可能
に接続している。接続ロッド172、174は、反対側
に伸び、ブレード保持シャフト128およびブレード保
持シャフト130の回転のために各々使用される。
【0065】接続ロッド172は、クランク部材を規定
する二つの実質的に長方形状のプレート180、182
の間に位置するクランクピン178に回転可能に接続す
る他端176を有している。このクランクピン178
は、それらの回転端部の一つで二つのプレート180、
182に内側で取り付けられている。二つのクランクプ
レート180、182の他端は、クランクの回転の支点
となるブレード保持シャフト128に取り付けられてい
る。
【0066】接続ロッド174は、接続ロッド172と
同様に、第2のクランク部材を規定する二つに独立して
実質的に長方形状のプレート188、190の間に位置
する別のクランクピン186に回転可能に接続する他端
184を有している。このクランクピン186は、それ
らの回転端部の一つで二つのプレート188、190に
内側で取り付けられている。二つのクランクプレート1
88、190の他端は、第二のクランクの回転の支点と
なるブレード保持シャフト130に取り付けられてい
る。上述したように、二つのピン164および166が
異なる長さを有しているため、二つの接続ロッド17
2、174を互いに縦方向に間隔を開けさせることがで
き、接続ロッド172、174を邪魔することなく互い
に平行な二つの垂直および横行平面上を動かすことがで
きる。
【0067】上述したように、ここに示した第2の好ま
しい実施例において、第1の駆動シャフト160は、回
転するよう駆動され、ブレード124、126が反対の
角方向において往復・同期回転運動するようにする。こ
れは、点線で次の動作位置におけるブレードの位置を示
す図7において十分に明きらかである。図13に示すよ
うに、一方のブレードの通風動作を通して横行部材11
6上に及ぼされる軸方向の動作Nは、他のブレードの通
風動作によって発生する軸方向の動作Nによって償われ
バランスがとれる。ブレードから構造物へ与えられるこ
れらの軸方向の動作は、そのため、支持横行部材上の往
復動により償われ、構造物の残りの部分に対し実質的に
いかなる力をも発生しない。支持構造物のいかなる振動
も発生せず、そのためこの構造は大変小さい抵抗断面を
有する部材で作ることができ、建築コストおよび構造物
の重量をセーブすることができる。明らかに、本発明の
この特別な特徴によれば、一方のブレードの動きによっ
て発生する構造物上の動作が他方のブレードの動きのた
めに起こる動作によってバランスをとるようなブレード
の動きであれば、いかなる他の形式のブレードの動きも
ここでクレームした概念に含まれる。
【0068】ブレード保持シャフトの異なる方向への回
転を起こすための部材は、図示したように、支持構造の
スタンド194に直接取り付けられたハウジング保護ボ
ックス192内に収容される。このボックス192はシ
ャフト128、130を回転自在に支持し、その外側
に、駆動モータ158を突出して取り付けている。
【0069】特に図9および図10に示すように、本発
明のさらなる効果のある特徴によれば、各支持シャフト
128、130は、多角形形状の外形形状134を有し
ている。一方、パネル132は、中空チューブ部材13
6の形状の接合部分を有し、この中空チューブ部材13
6は、その内側部分が対応する支持シャフトの外形形状
134とマッチする多角形形状を有している。その結
果、この中空チューブ部材136を対応するシャフトに
挿入することができ、シャフトに強固なアンカーとして
残る。
【0070】そのため、この構成が、支持シャフトへの
パネルの最も速い組立を可能にする点で、大変効果的な
構成となる。実際に、チューブ部材136を各シャフト
に挿入するだけで十分である。また、このブレードは、
かなり経済的な押し出し成形によって得た長い部分を切
断することでプラスチック材料で作製することができる
点で、経済的な観点からも大変効果的である。これらの
通風ブレードを得るために、コストのかかるプラスチッ
ク材料のモールド作業をこのようにして無くすことがで
きる。
【0080】図11および図12に示すように、ブレー
ドの支持シャフト128、130を回転可能に横行部材
116に取り付けるための部品137のそれぞれは、ネ
ジ142、144、146によって合わさって保持され
た第1および第2の小さな板状体138、140を備え
ている。小さな板状体は、その下側の三角形の部分で、
各別にシャフトの外形134が通過する孔となる円形の
スルーホール148、150を有している。この孔14
8、150は、それと一体のシャフト134のガイドお
よびスライドのための環状部材152のためのハウジン
グとなる各別の合わせ用拡張部149、153を有して
いる。小さな板状体138、140は、横行部材116
の外形断面の下側の部分を収納するためのシートとなる
各別の対向する切り欠き部154、156を有してい
る。小さな板状体138、140は、横行部材116に
対して、上側のネジ142、144により取り付けられ
る。
【0081】本発明の好適な実施例を参照して記載され
示されたことが、クレームした概念の限定しない例とし
て純粋に与えられたことは、明らかに理解できるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乾燥区画を備える鶏を育成するための
飼育小屋の側面図である。
【図2】本発明の乾燥区画の詳細の横方向の断面を示す
図である。
【図3】乾燥区画の通風ブレードを特に示したふんの乾
燥区画の横断面を示す図である。
【図4】本発明の他の特徴によるふんの横方向への分散
のためのアルキメデスネジに関する正面図である。
【図5】その上に搭載された通風装置の第2の好ましい
実施例を有する本発明の飼育小屋の側面図である。
【図6】通風装置の第2の好ましい実施例を上から見た
図である。
【図7】ブレード保持シャフトの動作ブロックをより詳
細に示す本発明の通風装置の第2の好ましい実施例の横
断面を示す図である。
【図8】第2の好ましい実施例の通風装置の動作区画を
上から見た図である。
【図9】本発明の通風ブレードの正面図である。
【図10】本発明の通風ブレードの横断面を示す図であ
る。
【図11】本発明の第2の実施例のブレード保持シャフ
トの支持ブロックを示す側面図である。
【図12】本発明の第2の実施例のブレード保持シャフ
トの支持ブロックを示す先の図11の12−12線に沿
った断面図である。
【図13】通風装置のブレードが飼育小屋の支持構造に
与える動作を特に示す本発明の第2の好ましい実施例の
横断面を示す図である。
【符号の説明】
12 枠組 14 かご 16 コンベアベルト 18 受取ゾーン 20 貯蔵ユニット 22 コンベアベルト 24 受取ゾーン 26 貯蔵ゾーン 30 空気送風ブレード 32 ロッド 34 棒 36 ピン 38 空気送風パネル 40 中央開口 42 ロッド 44 ブロック 46 スロープ 48 ネジ 50 ピン 52 モータ部 54 ホイール 56 クランクピン 58 接続ロッド 60 接続部材 62 アーム 64 ヒンジ 66 フレーム 68 戻りバネ 69 横行ロッド 70 分散手段 72 分散手段 74 アルキメデスネジ 76 ベルト 78 プーリー 80 支持シャフト 82 ベアリング 84 第1プロペラ 86 第2プロペラ 88 円板状部材 110 飼育小屋 112 垂直部分 114 縦部材 116 横行部材 118 かご 120 ベルト 121 貯蔵・乾燥区画 122 コンベアベルト 124 第1通風ブレード 126 第2通風ブレード 128 第1支持シャフト 130 第2支持シャフト 132 パネル 134 外形形状 136 中空チューブ形状 137 接続部品 138 第1板状体 140 第2板状体 142,144,146 ネジ 148 孔 149 拡張部 150 孔 152 環状部材 153 拡張部 154 切り欠き部 156 切り欠き部 158 駆動モータ 160 駆動シャフト 162 フランジ 164 偏心ピン 166 偏心ピン 168 端部 170 端部 172 接続ロッド 174 接続ロッド 176 他端 178 クランクピン 180 プレート 182 プレート 184 他端 186 クランクピン 188 プレート 190 プレート 192 ボックス 194 スタンド

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育成のための建物の部屋の中に収容した
    鶏や他の家畜動物を育てるための飼育小屋であって、支
    持枠組と、列方向に並べられたかごに入れて鶏を保持す
    るための複数のかごと、実質的に一方の上に他方が乗る
    ように高さ方向に並べられた前記複数のかごの列とから
    なり、かごの各列の下に、各別のコンベアベルトが、鶏
    から排出される新しい鶏ふんを支持し定期的に除去する
    ために設けられている飼育小屋において、鶏から排出さ
    れる新しいふんの供給を直接受けることが無い位置に、
    飼育小屋の前記枠組によって支持されたふんの貯蔵およ
    び乾燥のための少なくとも一つの区画を備えることを特
    徴とする飼育小屋。
  2. 【請求項2】 前記貯蔵および乾燥区画が、ふんを支持
    し貯蔵するための平面を備える請求項1記載の鶏を育て
    るための飼育小屋。
  3. 【請求項3】 前記ふんを支持し貯蔵するための平面
    が、実質的に飼育小屋の全体の長さにわたって縦方向に
    延在している請求項2記載の鶏を育てるための飼育小
    屋。
  4. 【請求項4】 前記ふんを支持し貯蔵するための平面
    が、新しいふんのためのコンベアベルトの下に設けら
    れ、このコンベアベルトが、乾燥区画への新しいふんの
    供給をカバーし保護するための要素を規定する請求項1
    記載の鶏を育てるための飼育小屋。
  5. 【請求項5】 前記ふんを支持し貯蔵するための平面
    が、ふんの搬送通路に沿って上流側に設けられた新しい
    ふんのためのコンベアベルトからふんを受け取るため
    に、前記上側に位置した新しいふんのためのコンベアベ
    ルトを越えて縦方向に延在している請求項4記載の鶏を
    育てるための飼育小屋。
  6. 【請求項6】 前記ふんを支持し貯蔵するための平面
    が、コンベアベルトの形態であり、このコンベアベルト
    がベルトの全体の長さにわたってふんを載せて分散させ
    るための、また乾いたふんを前記貯蔵ベルトから排出す
    るための、定期的に回転駆動させられる手段を有する請
    求項2〜5のいずれか1項に記載の鶏を育てるための飼
    育小屋。
  7. 【請求項7】 前記ふんを支持し乾燥するための区画
    が、飼育小屋を収容する部屋の内部で空気を使用してふ
    んへの通風を行なうための手段を備える請求項1〜6の
    いずれか1項に記載の鶏を育てるための飼育小屋。
  8. 【請求項8】 前記ふんへの通風のための手段が、前記
    ふんを支持し貯蔵するための平面の上に位置する請求項
    7記載の鶏を育てるための飼育小屋。
  9. 【請求項9】 前記ふんへ通風するための手段が、乾燥
    すべきふんを貯蔵するための区画に沿って縦方向に整列
    し、各ブレードが回転可能に支持枠組に取り付けられて
    いる複数のブレードと、これらのブレードを駆動させ
    て、空気をふんへ送るのに適した前後の往復動作をさせ
    るための手段とを備える請求項7または8記載の鶏を育
    てるための飼育小屋。
  10. 【請求項10】 前記空気を動かすためのブレードが、
    乾燥区画のふんを支持し貯蔵するための平面の幅とほと
    んど同じ全幅を有する請求項9記載の鶏を育てるための
    飼育小屋。
  11. 【請求項11】 前記幅広のブレードが、同一平面上に
    互いに隣接して設けられ、狭い中央開口部によって互い
    に分割されている第1および第2のパネルを有している
    請求項10記載の鶏を育てるための飼育小屋。
  12. 【請求項12】 前記通風ブレードを駆動するための手
    段が、前記ブレードの前記パネルを分割する中央開口部
    内に延在する縦長ロッドと、前記ブレードを前記ロッド
    に取り付けるための手段と、さらに前記ブレードを駆動
    するために前記ロッドを後方向および前方向に択一的に
    駆動するための手段とを備える請求項11記載の鶏を育
    てるための飼育小屋。
  13. 【請求項13】 前記ふんへの通風のための手段が、ふ
    んを支持するための平面と縦方向に平行に設けられた、
    ふんへの通風のための少なくとも第1および第2のブレ
    ードと、前記通風ブレードが互いに異なる方向に同期し
    て動くことで前記ふんへ空気を送るように、前記通風ブ
    レードを往復させるための手段とを備える請求項1〜8
    のいずれか1項に記載の鶏を育てるための飼育小屋。
  14. 【請求項14】 前記通風ブレードが、前記支持平面の
    全長さにわたって、またはその縦方向の部分にわたって
    延在する請求項13記載の鶏を育てるための飼育小屋。
  15. 【請求項15】 前記第1および第2の通風ブレード
    が、互いに縦方向に間隔をおいて設けられている請求項
    13記載の鶏を育てるための飼育小屋。
  16. 【請求項16】 前記通風ブレードの各々が、空気の動
    きのための短いブレードの形状である請求項13記載の
    鶏を育てるための飼育小屋。
  17. 【請求項17】 前記第1および第2の通風ブレード
    が、ふんを支持するための平面の軸と直角な平面内で、
    交互に回転自在に前記支持構造に対して取り付けられ
    た、各別の第1および第2の支持シャフトによって支持
    されている請求項13に記載の鶏を育てるための飼育小
    屋。
  18. 【請求項18】 各通風ブレードが、お互いが同一平面
    内で縦方向に整列した複数のパネルからなる請求項13
    記載の鶏を育てるための飼育小屋。
  19. 【請求項19】 各支持シャフトが多角形形状の外形形
    状を有し、各パネルを対応する支持シャフトへ取り付け
    るための手段が設けられ、この取付手段が、対応する支
    持シャフトの外形形状とマッチした多角形形状の内形形
    状を有する中空のチューブ形状の結合部分を備え、取付
    手段に対応するシャフトを挿入することでシャフトが取
    付手段内に強固にアンカー状に残る請求項17または1
    8記載の鶏を育てるための飼育小屋。
  20. 【請求項20】 前記駆動手段が、前記ブレードを互い
    に異なる角方向に回転および往復動させる手段である請
    求項13記載の鶏を育てるための飼育小屋。
  21. 【請求項21】 前記支持構造が、縦方向に間隔をおい
    て設けられた複数の横断部材と、前記ブレードの支持シ
    ャッフトを前記横断部材に回転自在に取り付けるための
    手段とを有する請求項17記載の鶏を育てるための飼育
    小屋。
  22. 【請求項22】 横方向にふんを分散するための手段を
    備える請求項1〜21記載の鶏を育てるための飼育小
    屋。
  23. 【請求項23】 前記ふんを横方向に分散するための手
    段が、乾燥区画の前記ベルトと共動する請求項22記載
    の鶏を育てるための飼育小屋。
  24. 【請求項24】 前記ふんを横方向に分散するための手
    段が、新しいふんのための各ベルトと共動する請求項2
    2記載の鶏を育てるための飼育小屋。
  25. 【請求項25】 前記ベルトの幅方向に沿ってふんを分
    散させる手段が、適当な駆動手段によって回転駆動され
    るアルキメデスのネジ手段を備える請求項22〜24の
    いずれか1項に記載の鶏を育てるための飼育小屋。
  26. 【請求項26】 前記アルキメデスのネジ手段が、ふん
    を運ぶための第1および第2のプロペラを備え、各プロ
    ペラは、アルキメデスネジの中央からアルキメデスネジ
    の対応する側端部まで延在し、前記プロペラは互いに異
    なる方向にコイル状に巻かれ、その結果、アルキメデス
    ネジを回転させることで、ふんは中央からベルトの外側
    の端部へ分散される請求項25記載の鶏を育てるための
    飼育小屋。
JP11172196A 1995-05-03 1996-05-02 鶏ふんを乾燥し貯蔵するための区画を有する鶏を育てるための飼育小屋 Pending JPH09104A (ja)

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