JPH09103917A - 孔表面を精密加工するためのリーマ - Google Patents

孔表面を精密加工するためのリーマ

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JPH09103917A
JPH09103917A JP8117797A JP11779796A JPH09103917A JP H09103917 A JPH09103917 A JP H09103917A JP 8117797 A JP8117797 A JP 8117797A JP 11779796 A JP11779796 A JP 11779796A JP H09103917 A JPH09103917 A JP H09103917A
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cutting range
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Dieter Kress
クレス ディーター
Friedrich Haeberle
ヘーベルレ フリードリッヒ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の欠点を解消した、カッター板および案
内条体を具備し孔表面を精密加工、特に微細切削するた
めのリーマを提案する。 【解決手段】リーマのカッター板(7)が2つの切削範
囲(37、39)を有し、これら切削範囲が段部(3
1)を介して互いに分離され、そして同一孔表面の加工
の用をなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術利用分野】本発明は、カッター板お
よび案内装置を具備し孔表面を精密加工、特に微細切削
するためのリーマに関する。
【0002】
【従来の技術】前記の形式のリーマは周知である。この
リーマは、、特別に精密な孔、特に高い表面品質および
寸法精度の孔の製作に使用される。多くの個数に関して
精密度の一定であることが、特に重要である。特に鋼の
加工に際し、単一刃先切削リーマを用いるときは、精密
加工品質が保持される長さが比較的短く、従って孔寸法
が比較的速やかに減少することが判明した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、前記の欠点を解消した前記の形式のリーマを創り出
すことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題の解決のため
に、請求項1に記載の構成を有するリーマが提案され
る。このリーマが2つの切削範囲を備えるカッター板を
有し、これら両切削範囲が段部を介して互いに分離さ
れ、そして同一孔表面の加工の用をなすのに用いられる
ようにすることにより、該リーマの使用時、半径方向に
外側に位置する切削範囲の負荷がより小さい負荷とな
り、従って該切削範囲は著しく低減した磨滅となること
が達成される。孔寸法が精密加工品質内にとどまる状態
の長さは、従来のリーマの場合の5倍ないし10倍の大
きさであることが判明した。
【0005】両切削範囲の間の段部が約0,05mmの
高さであるリーマは、特に有利である。従って、半径方
向に外側に位置する切削範囲が精密加工および(また
は)微細切削の用をなし、これに対し他の切削範囲は主
切削の用をなす。
【0006】さらに、第1切削範囲、すなわち送り方向
に見て前の切削範囲の長さが約3mmである実施例は有
利である。このようにして、第1切削範囲と送り方向に
見て後にある第2切削範囲との間の段部を非常に小さく
し、そして第2切削範囲を精密加工に関与させることが
保証される。
【0007】さらに、カッター板の第1切削範囲がその
前端に送り方向に傾斜する傾斜部をを有し、この傾斜部
が工具を孔内に正確に導入することを可能にし、かつ案
内装置の案内面に最適に支持することを可能にするリー
マの実施例は、有利である。
【0008】さらに、第1切削範囲と第2切削範囲との
間の段部が、送り方向に傾斜しかつ主刃先として作用す
る面を有することを特徴とするリーマの実施例は、有利
である。これによって、両切削範囲間の移行部にて同じ
く工具を孔内で最適に案内することの保証が得られる。
【0009】最後に、案内装置が2個の案内条体を有
し、これら案内条体がそれらの前側領域に、カッター板
に設けた傾斜部に適合する傾斜部を設けることを特徴と
するリーマの実施例は、有利である。それによって、工
具を加工すべき孔内に導入する際、最適の工具の案内が
生ずるが、これにより加工された孔の最初の範囲も特別
に高い表面品質および寸法精度を有することが保証され
る。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1に、本発明によるリーマ1の構成を示す。周壁
部3に設けた溝5内にカッター板7が挿着されている。
このカッター板7は、周知の適宜の方法で、例えば1つ
または数個の締付爪により溝5内に固定される。周壁部
3には、別の2つの溝9および11が設けられており、
これらの溝にはリーマ1の縦方向に延びる案内条体13
および15が挿着されている。第1の案内条体は、矢印
で示す回転方向に見て、約40°だけカッター板7に遅
れて回転し、第2の案内条体15はカッター板7に対向
する位置に配置されている。案内条体13および15の
長さは、カッター板7よりもかなり大きい。
【0011】案内条体13および15は、矢印で示す送
り方向に見て、それらの前側に送り方向に降下する面を
形成する傾斜部17を有する。この傾斜部17に段部1
9が続いており、従って半径方向に内方に位置する領域
21と半径方向に外方に位置する領域23が形成されて
いる。
【0012】案内条体は、加工すべき孔内でリーマを支
持する用をなす案内面25および27を有する。カッタ
ー板7も傾斜部29および段部31を有するので、半径
方向に内方に位置する領域33と半径方向に外方に位置
する領域35が形成されている。
【0013】カッター板の傾斜部および案内条体の傾斜
部とを、カッター板の段部および案内条体の段部の配置
と同じく、互いに調整することにより、リーマ1を加工
すべき孔内に挿入するとき最適の案内が得られ、そして
既に孔の挿入領域が特別の精密度を持った表面を有する
ことになる。
【0014】図2には、カッター板7が、互いに対角線
上対置する2つのエッジ領域に同一に構成されたいわゆ
る反転板体として形成されているのが示されている。す
なわち、カッター板7の右上領域は左下にある領域と同
一に構成されている。よって、以下においては、右上領
域についてのみ説明し、この説明は左下領域に対しても
同じである。
【0015】カッター板7は、送り方向に前にある第1
切削範囲37を有し、この第1切削範囲は段部31を介
して第2切削範囲39に移行している。両切削範囲37
および39は、同一孔表面の加工の用をなすものであ
り、その場合第1切削範囲37は主切削の用をなし、送
り方向に後に続く第2切削範囲39は精密加工、特に微
細切削の用をなす。段部31の高さは、0,01mmな
いし0,1mmの範囲内で選択することができ、特に該
高さは0,02mmないし0,06mmの範囲にある。
特に、約0,043mmないし0.05mmの高さが有
効であることが実証された。
【0016】カッター板7は、第1切削範囲で孔表面を
加工する場合、厚さ約0,2mmの削りくずが排出さ
れ、これに対し第2切削範囲における切り込み深さが最
大約0,05mmであるように、リーマ1に固定して取
り付けられる。このように調整することにより、刃先の
摩滅時に第2切削範囲39における切り込み深さが0,
01mmだけ増すことが達成される。
【0017】カッター板7の縦方向に測った第1切削範
囲37の長さは、カッター板の端面側41と段部31ま
での間が5mmないし1mmとするのが有利である。特
に、約3.0mmの長さが有利であることが判明した。
リーマ1の使用に従い、10mmないし0,5mmの長
さも考えられる。
【0018】図2より、カッター板7の全長が第1切削
範囲37の長さよりも著しく大きいことが判る。これに
よって、孔表面の加工時に生ずる力の作用下で、カッタ
ー板7がリーマ1の基体内で傾倒運動を行なっても、そ
の調整位置から外れて移動することがないように、カッ
ター板7をリーマ1内に固定して取り付けることができ
る。
【0019】ここに示すカッター板の実施例は、平面図
で見てほぼ長方形である。従って、カッター板は比較的
小さく構成することができ、そして外径の小さいリーマ
1の場合も使用することができる。
【0020】カッター板7のリーマ1基体内への確実な
取り付けを保証するために、カッター胸部とも称するカ
ッター板7の前側部43に取付溝が設けられている。こ
の取付溝は互いに鈍角をなす2つの取付面45および4
7を有し、そしてこれら両取付面は、カッター板7をリ
ーマ1の取付溝に固定する図示しない取付爪の取付唇状
体と協働する。
【0021】カッター板7は、その端面側41に近接し
て、リーマの送り方向に角度をなして傾斜する傾斜部2
9を備えている。傾斜部29は、第1切削範囲37の主
刃先65を形成する。該傾斜部29は、端面側41から
主刃先に接続する副刃先49まで例えば30°の同じ角
度のまま延びるようにすることができる。しかし、主刃
先が、副刃先49に直接隣接しかつ一層平らな傾斜角度
を有する領域を備えるようにすることも可能である。
【0022】副刃先49は、主刃先とは異なり、送り方
向の反対に有利には、例えば1°だけ傾斜することを特
徴としている。段部31も送り方向に傾斜する面51を
有し、その面角は90°ないし20°、特に70°ない
し50°の範囲にあり、有利には約60°とするのがよ
い。この面51の範囲に、第2切削範囲39の主刃先6
7が位置する。この主刃先に、同じく送り方向の反対に
傾斜する第2切削範囲39の副刃先53が接続してい
る。
【0023】図2の平面図から判るように、カッター板
7の縦端縁に平行にかつ取付面45および47に平行
に、削りくず面55および57が設けられている。カッ
ター板7の端面側41の図から、次のことが明らかであ
る。
【0024】背側部59が、カッター板7の前側部43
に平行に延びている。前側部43から出て背側部59
へ、自由面61が延びている。自由面61は前側部43
と鋭角をなし、その場合自由面61は背側部59に対し
各角度で傾斜する種々の面区域を有する。第1切削範囲
37の刃先縁63に直接に接続する第1の面区域69
は、例えば1°の角度で傾斜する。これに、約7°の角
度で傾斜する自由面61の第2の面区域71が続く。最
後に、自由面61はカッター板7のほぼ全厚さに亘り延
びる第3の区域73が、例えば18°の角度で傾斜す
る。従って、自由面61の第1の区域は非常に狭く、刃
先縁63に直接接続する。第2の区域は第3の区域より
著しく狭い。
【0025】図3は、削りくず面55および57が、カ
ッター板7の前側部43と合致する、および(または)
刃先63を通る想定される垂直面と鋭角をなしていると
ころを示す。
【0026】結局、取付面55と自由面61との交線
に、カッター板7のいろいろの刃先が位置している。理
解をよりよくするために、カッター板7の前側部43を
さらに図4に斜視図で示す。同じ部品には同じ符号を付
しているので、前の各図に関する記載が参照になる。
【0027】図4では、段部31により分けられた両切
削範囲37および39が特によく観察される。リーマを
加工すべき孔に挿入する際、カッター板7は先ず傾斜部
29でもって孔壁に接触する。それに応じて、案内条体
13および15がそれらの傾斜部で孔壁に接触し、それ
によってリーマは孔内に最適に導入される。傾斜部29
の範囲には、第1切削範囲37の主刃先65が位置す
る。この主刃先65は、屈曲部を介して第1切削範囲3
7の副刃先49へ移行する。
【0028】段部31の送り方向に傾斜する面51は、
第2切削範囲39の主刃先67を形成する。この主刃先
67は、段部を経て第2切削範囲39の副刃先53へ移
行する。
【0029】図4は、カッター板7が2つの切削範囲3
7および39を有し、これら切削範囲が段部31を介し
て互いに移行し、そして特に孔の同一孔表面の加工の用
をなすことを明瞭に示す。両切削範囲37および39の
自由面は、この場合異なる逃げ角を有する。その場合、
第1切削範囲37では厚さ約0,2mmの削りくずが排
出されるので、この範囲は主切削範囲の用をなす。段部
31の高さは非常に小さく選択されるので、第2切削範
囲は精密加工、特に微細切削の用をなす。この場合、厚
さ約0,05mmの削りくずが排出される。主負荷は第
1切削範囲37にあるので、第2切削範囲39では明確
な負荷軽減の行われることが判る。それにも拘らず、第
1切削範囲37が磨滅した場合、孔表面の所望の精密度
は保持される。その理由は、第2切削範囲39にて少し
より厚い削りくずが排出され、その場合削りくずの厚さ
が約0,01mmだけ増大することができるからであ
る。その際、孔表面の精密度の維持は常に保証される。
【0030】カッター板7の負荷範囲を分割することに
より、従来のカッター板の5倍ないし10倍の非常に高
い耐用期間が達成される。上に述べたカッター板の特長
を確実にするため、両切削範囲間の段部長さ、従って第
1切削範囲37の長さをできるだけ短くすべきである。
最大3mmの長さとするのが、特に有利であることが判
った。
【0031】図3に明示されるように、図1に示すリー
マの回転運動および送り運動の場合、孔表面から削りく
ずが排出されるが、これらの削りくずは削りくず面55
上を通り加工位置から排出することができる。自由面6
1により、リーマ1が孔内に固着しないように保証され
る。自由面61がいろいろの角度で傾斜する区域がある
ために、刃先に直接に接続する狭い範囲を設けることが
でき、これによりカッター板7および(または)リーマ
1が孔内で支持されることが保証される。このカッター
板7の支持の用をなす自由面61の狭い条帯部は、図4
に符号69で示す。自由面61の前述した非常にゆるく
傾斜する区域に、常に比較的狭い区域71が接続し、つ
いでこの区域71が第3の区域73に移行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリーマの斜視図である。
【図2】カッター板の前側図である。
【図3】カッター板の端面図である。
【図4】カッター板の前側部分の斜視図である。
【符号の説明】
1 リーマ 7 カッター板 13、15 案内条体 17、29 傾斜部 31 段部 37 第1切削範囲 39 第2切削範囲 43 カッター板の前側部(カッター胸
部) 45、47 取付面 51 面 53 副刃先 55 削りくず面 61 自由面 65、67 主刃先 69 自由面の第1の面区域 71 自由面の第2の面区域 73 自由面の第3の面区域

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カッター板および案内装置を具備し孔表面
    を精密加工、特に微細切削するためのリーマにおいて、
    カッター板(7)が2つの切削範囲(37、39)を有
    し、これら切削範囲が段部(31)を介して互いに分離
    され、そして同一孔表面の加工の用をなすことを特徴と
    するリーマ。
  2. 【請求項2】段部(31)の高さが0,01mmないし
    0,1mm、特に0,02mmないし0,06mmの範
    囲にあり、特に約0,04mmであることを特徴とす
    る、請求項1に記載のリーマ。
  3. 【請求項3】送り方向に見て前部の第1切削範囲(3
    7)が主切削の用をなし、送り方向に見て次の第2切削
    範囲(39)が精密加工、特に微細切削の用をなすこと
    を特徴とする、請求項1または請求項2に記載のリー
    マ。
  4. 【請求項4】前記第1切削範囲にて厚さ約0,2mmの
    削りくずが排出され、前記第2切削範囲にて厚さ約0,
    02mmないし0,08mm、特に0,03mmないし
    0,06mm、特に0,05mmの削りくずが排出され
    ることを特徴とする、請求項1ないし請求項3の1つに
    記載のリーマ。
  5. 【請求項5】前記第1切削範囲の長さが約10mmない
    し0,5mm、特に5mmないし1mm、特に約3mm
    であることを特徴とする、請求項1ないし請求項4の1
    つに記載のリーマ。
  6. 【請求項6】カッター板(7)の全長が、第1切削範囲
    (37)の長さよりもかなり大きいことを特徴とする、
    請求項1ないし請求項5の1つに記載のリーマ。
  7. 【請求項7】カッター板(7)がほぼ長方形に構成され
    ていることを特徴とする、請求項1ないし請求項6の1
    つに記載のリーマ。
  8. 【請求項8】カッター板(7)が反転使用可能の板体と
    して構成されていることを特徴とする、請求項1ないし
    請求項7の1つに記載のリーマ。
  9. 【請求項9】カッター板(7)が、カッター胸部とも言
    うその前側部(43)に、互いに鈍角をなす2つの取付
    面(45、46)を有する取付溝を備えていることを特
    徴とする、請求項1ないし請求項8の1つに記載のリー
    マ。
  10. 【請求項10】第1切削範囲(37)が、送り方向に見
    てその前端に送り方向に傾く傾斜部(29)を有するこ
    とを特徴とする、請求項1ないし請求項9の1つに記載
    のリーマ。
  11. 【請求項11】前記傾斜部(29)が1つまたは数個の
    傾斜角を有することを特徴とする、請求項10に記載の
    リーマ。
  12. 【請求項12】第1切削範囲(37)が、主刃先(6
    5)を形成する傾斜部(29)に送り方向の逆に傾斜す
    る副刃先(49)を有することを特徴とする、請求項1
    ないし請求項11の1つに記載のリーマ。
  13. 【請求項13】第1切削範囲(37)と第2切削範囲
    (39)との間の段部(31)が送り方向に傾斜する面
    (51)を有することを特徴とする、請求項1ないし請
    求項12の1つに記載のリーマ。
  14. 【請求項14】前記面が、90°ないし20°、特に7
    0°ないし50°の角度、特に約60°の角度で傾斜す
    ることを特徴とする、請求項13に記載のリーマ。
  15. 【請求項15】段部(31)が第2切削範囲(39)の
    主刃先(67)を形成することを特徴とする、請求項1
    ないし請求項14の1つに記載のリーマ。
  16. 【請求項16】第2切削範囲(39)が、主刃先(6
    7)に隣接し送り方向の逆に傾斜する副刃先(53)を
    有することを特徴とする、請求項1ないし請求項15の
    1つに記載のリーマ。
  17. 【請求項17】第1および第2切削範囲(37;39)
    の刃先(65、49、67、53)が、カッター胸部と
    鋭角をなす自由面(61)と削りくず面(55)との交
    線と合致することを特徴とする、請求項1ないし請求項
    16の1つに記載のリーマ。
  18. 【請求項18】自由面(61)が、カッター板(7)の
    前側部(43)に対向する背側部(59)に対し異なる
    角度で傾斜することを特徴とする、請求項17に記載の
    リーマ。
  19. 【請求項19】自由面(61)が、第1の区域(69)
    にて約1°の角度で、第2の区域(71)にて約7°の
    角度で、そして第3の区域(73)にて約18°の角度
    で傾斜していることを特徴とする、請求項1ないし請求
    項18の1つに記載のリーマ。
  20. 【請求項20】第1切削範囲(37)と第2切削範囲
    (39)の自由面が異なる角度であることを特徴とす
    る、請求項1ないし請求項19の1つに記載のリーマ。
  21. 【請求項21】案内装置が、リーマ(1)の縦方向に延
    びる2個の案内条体(13、15)よりなることを特徴
    とする、請求項1ないし請求項20の1つに記載のリー
    マ。
  22. 【請求項22】前記案内条体(13、15)が、送り方
    向に見ての前側領域に、カッター板(7)の傾斜部(2
    9)に適合する傾斜部(17)を有することを特徴とす
    る、請求項21に記載のリーマ。
  23. 【請求項23】前記案内条体(13、15)が、それら
    の前側領域に段部を有することを特徴とする、請求項2
    1または請求項22に記載のリーマ。
  24. 【請求項24】案内条体(13、15)における段部の
    長さと高さが、カッター板(7)における段部(31)
    の長さと高さに適合していることを特徴とする、請求項
    21ないし請求項23の1つに記載のリーマ。
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