JPH09102386A - 誘導加熱ホットプレート - Google Patents

誘導加熱ホットプレート

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JPH09102386A
JPH09102386A JP7257374A JP25737495A JPH09102386A JP H09102386 A JPH09102386 A JP H09102386A JP 7257374 A JP7257374 A JP 7257374A JP 25737495 A JP25737495 A JP 25737495A JP H09102386 A JPH09102386 A JP H09102386A
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induction heating
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JP7257374A
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Kenji Takenaka
賢治 竹中
Hideki Omori
英樹 大森
Hidekazu Yamashita
秀和 山下
Hirotsugu Kamiya
洋次 上谷
Hirofumi Inui
弘文 乾
Tadashi Sadahira
匡史 貞平
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼き物調理用プレート部の保温性を向上させ
ること。 【解決手段】 被調理物を加熱するプレート部1を電磁
誘導加熱する誘導加熱手段である誘導加熱コイル3を備
え、前記プレート部1の底面部に断熱部材2を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気エネルギーに
よりプレート部を加熱し焼き物調理を行うホットプレー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のホットプレートは、調理
用プレート部の中にヒータが組み込まれ、ヒータにより
直接プレート部を加熱して焼き物調理を行うものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
構成では、ヒータを組み込んだプレート部を筐体に取り
付けた構造であり、プレート部からの熱の放散について
は特別な処理の無いものであった。そのため、熱効率や
プレート部の温度安定性に欠けるものであった。
【0004】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決するもので、プレート部裏面からの熱の放
散を防止し、プレート部の保温性を向上させ、焼き物調
理中の温度を安定させることで、焼き物調理の出来上が
りを向上させることを第1の目的とする。
【0005】第2の目的は、プレート部の保温性だけで
はなく、保熱量も向上させることで、焼き物調理中の温
度をさらに安定させ、焼き物調理の出来上がりを向上さ
せることである。
【0006】第3の目的は、プレート部裏面からの熱の
放散を防止し、プレート部の保温性を向上させるととも
に、プレート部の温度制御の精度を良くすることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は、被調理物を加熱するプレート部
と、前記プレート部を電磁誘導加熱する誘導加熱手段と
を備え、前記プレート部は、その底面部に断熱部材を設
けてなるものである。
【0008】また、第2の目的を達成するために、本発
明は、被調理物を加熱するプレート部と、前記プレート
部を電磁誘導加熱する誘導加熱手段とを備え、前記プレ
ート部は、その底面部に蓄熱材料部と、少なくとも前期
蓄熱材料部を覆ってなる断熱部材とを設けてなるもので
ある。
【0009】さらに、第3の目的を達成するために、本
発明の断熱部材は、特に、その一部に熱伝導のよい温度
伝達手段を設けてなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、上記のように、プレー
ト部の裏面を断熱部材で覆うことにより、加熱されたプ
レート部の熱エネルギーがプレート部裏面から放散する
のを防止することができる。また、プレート部は、断熱
部材に関係なく、誘導加熱手段による高周波磁界で自己
発熱するため、プレート部からの無駄な熱の放散が減少
し、焼き物調理時のプレート部の温度を安定させること
ができる。
【0011】また、プレート部の底面部に熱保持性の高
い蓄熱材料部を設けたことにより、プレート部裏面から
の熱の放散防止以外に、加熱されたプレート部の熱エネ
ルギーを蓄熱部材で保持することが可能となり、焼き物
調理時のプレート部の温度を更に安定させることができ
る。
【0012】さらに、プレート部の底面部に温度伝達手
段を設けたことにより、プレート部の温度が温度検知素
子に伝達しやすくなり、プレート部の温度制御の精度を
向上させることができる。
【0013】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例
について、図1に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例の誘導加熱ホ
ットプレートの側断面図である。1は肉などの調理物を
焼き物調理するプレート部、2はプレート部1からの熱
の放散を防ぐためプレート部1の底面部周囲に設けられ
た非磁性素材により構成される断熱部材であり、また、
プレート部1は、誘導加熱装置4の一構成要素の誘導加
熱手段である誘導加熱コイル3の作用で発熱している。
5は誘導加熱コイル3により発生する高周波磁束を示
す。
【0015】以下、本実施例の動作について説明する。
誘導加熱コイル3により発生された高周波磁束5がプレ
ート部1を通過することでプレート部1は自己発熱す
る。プレート部1の自己発熱が直接調理物に伝達される
ので、発生する熱は効率よく焼き物調理に利用される。
プレート部1の底面部には断熱部材2が構成されプレー
ト部1の裏面からの熱の放散はわずかである。そのた
め、調理時にプレート部1より消費される熱量は調理物
による温度低下と上面部からの熱の放散分のみとなる。
したがって調理によりプレート部1の温度が低下して
も、プレート部1の温度を安定に保つため誘導加熱コイ
ル3により加える加熱量は調理物の熱量と上面からの熱
の放散量だけでよくプレート部1の温度の安定度は良く
なり調理のできぐあいが向上する。
【0016】以上のように、本発明によれば、電磁誘導
加熱により、断熱部材2の存在に無関係にプレート部1
が直接発熱するため、効率よく電気エネルギーがプレー
ト部に伝わり、かつ、プレート部1裏面からの熱の放散
を断熱部材で防止するため、プレート部1の温度の安定
性が向上し、良好な焼き物調理の実現に寄与することが
できる。
【0017】(実施例2)本発明の第2の実施例につい
て、図2に基づいて説明する。図2は本発明の第2の実
施例における誘導加熱ホットプレートの側断面図であ
る。図1と同番号は第1の実施例と同様のものである。
6はプレート部1の発熱を蓄熱し保持するための蓄熱材
料部である。
【0018】以下、本実施例の動作について説明する。
誘導加熱コイル3により発生した高周波磁束5は、蓄熱
材料部6および断熱部材2が非磁性材料で構成されてい
るため、これらで遮断されることなくプレート部1を通
過する。これにより、プレート部1は自己発熱する。プ
レート部1の自己発熱は蓄熱材料部6に伝達されるが、
蓄熱材料部6およびプレート部1の裏面には断熱部材2
が構成され、プレート部1からの裏面への熱の放散は抑
制されるため、極くわずかである。そのため、調理時に
プレート部1より消費される熱量は、調理物による温度
低下と上面部からの熱の放散分のみで、調理によりプレ
ート部1の温度が低下しても、プレート部1の温度を安
定に保つため誘導加熱コイル3により加える加熱量は、
調理物の温度上昇のための熱量と上面からの熱の放散量
だけでよく、プレート部1の温度の安定度は良くなると
ともに、蓄熱材料部6に蓄えられる熱量により調理時の
温度低下が防止されるため、温度の安定度はさらに良く
なり、調理のできぐあいが向上する。
【0019】以上のように、本発明によれば、誘導加熱
によりプレート部1を直接発熱させるため、効率よく電
気エネルギーがプレート部1に伝わるとともに、プレー
ト部1の発生熱量を蓄熱材料部6が保持し、かつ熱の放
散を断熱部材2で防止するため、プレート部1の温度を
安定させることができる。
【0020】(実施例3)本発明の第3の実施例につい
て、図3に基づいて説明する。
【0021】図3は、本発明の第3の実施例における誘
導加熱ホットプレートの側断面図である。図1と同番号
は第1の実施例と同様のものである。8はプレート部1
の裏面を覆った断熱部材2の一部に組み込んだ熱伝導性
の良い材料からなる温度伝達手段、9は誘導加熱装置4
に組み込まれた温度制御用の温度検知素子である。
【0022】以下、本実施例の動作について説明する。
プレート部1の温度は断熱部材2により誘導加熱装置4
への伝達を抑制しているが、温度伝達手段8によりプレ
ート部1の温度を効果的に誘導加熱装置4に伝達してい
る。すなわち、温度伝達手段8は断熱部材の一部分のみ
であり、プレート部1の熱の放散にほとんど影響するこ
とはない。温度検知素子9は温度伝達手段8を介してプ
レート部1の温度を入力することができる。温度検知素
子9の入力する温度をもとに、プレート部1の温度制御
を行うことで断熱部材2を有していても精度の良い温度
制御が得られる。
【0023】以上のように、本発明によれば、電磁誘導
加熱により断熱部材2の影響を受けず、プレート部1を
直接発熱させるため効率よく電気エネルギーがプレート
部1に伝わり、かつプレート部1裏面の熱の放散を断熱
部材2で防止することで、プレート部1の温度の安定性
が向上するとともに、温度伝達手段8を介して温度検知
素子9がプレート部1の温度を精度良く検出するため
に、精度良く温度制御が行え、良好な焼き物調理の実現
に寄与することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明は、プレート部の
底面部に断熱部材を設けることにより、プレート部裏面
からの熱の放散を防止することができ、プレート部の温
度の安定性が向上し、良好な焼き物調理を実現すること
ができる。
【0025】また、プレート部の底面部に蓄熱材料部を
設け、プレート部の底面部と蓄熱材料部を断熱部材で覆
い、かつ、プレート部を電磁誘導加熱する構成としたこ
とにより、効率よく電気エネルギーがプレート部に伝わ
り、プレート部の発熱を蓄熱材料部が保持し、かつ、効
果的に熱の放散を断熱部材で防止することができ、プレ
ート部の温度変化を更に安定させることができる。
【0026】さらに、プレート部の底面部を断熱部材で
覆うとともに、断熱部材の一部に温度伝達手段を設ける
ことで、プレート部の温度の安定性が向上するととも
に、温度検知素子が、温度伝達手段を介してプレート部
の温度を精度良く検出できるため、精度の良い温度制御
が行え、良好な焼き物調理の実現に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である誘導加熱ホットプ
レートの側断面図
【図2】本発明の第2の実施例である誘導加熱ホットプ
レートの側断面図
【図3】本発明の第3の実施例である誘導加熱ホットプ
レートの側断面図
【符号の説明】
1 プレート部 2 断熱部材 3 誘導加熱コイル 4 誘導加熱装置 6 蓄熱材料部 8 温度伝達手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上谷 洋次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 乾 弘文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 貞平 匡史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被調理物を加熱するプレート部と、前記
    プレート部を電磁誘導加熱する誘導加熱手段とを備え、
    前記プレート部は、その底面部に断熱部材を設けてなる
    誘導加熱ホットプレート。
  2. 【請求項2】 被調理物を加熱するプレート部と、前記
    プレート部を電磁誘導加熱する誘導加熱手段とを備え、
    前記プレート部は、その底面部に蓄熱材料部と、少なく
    とも前期蓄熱材料部を覆ってなる断熱部材とを設けてな
    る誘導加熱ホットプレート。
  3. 【請求項3】 断熱部材は、その一部に熱伝導のよい温
    度伝達手段を設けてなる請求項1または2記載の誘導加
    熱ホットプレート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN104287638A (zh) * 2014-10-28 2015-01-21 平顶山市圣康炊具有限公司 一种新型烤饼炊具
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