JPH0897729A - エラスティックストア - Google Patents
エラスティックストアInfo
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- JPH0897729A JPH0897729A JP6227629A JP22762994A JPH0897729A JP H0897729 A JPH0897729 A JP H0897729A JP 6227629 A JP6227629 A JP 6227629A JP 22762994 A JP22762994 A JP 22762994A JP H0897729 A JPH0897729 A JP H0897729A
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- JP
- Japan
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- memory
- address
- read
- write
- circuit
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】データ速度変換機能とフレーム位相アライン機
能とを1つのメモリによって実現するエラスティックス
トア回路を提供する。 【構成】ライトアドレスカウンタ回路12は回線クロッ
ク(1.5Mck)を分周してメモリ11へのライトア
ドレスを、リードアドレスカウンタ回路13は装置内ク
ロック(2Mck)を分周してメモリ11へのリードア
ドレスを生成し、アドレスセレクタ回路14はライトア
ドレスとリードアドレスとを切り換えてメモリ11に与
え、タイミング生成回路15はメモリ11に入力するラ
イトイネーブル信号,リードイネーブル信号とアドレス
セレクタ回路14へのアドレスセレクト信号を生成し、
シリアル/パラレル変換回路16は回線側シリアルデー
タをシリアル/パラレル変換してメモリ11に与え、パ
ラレル/シリアル変換回路17はメモリ11からのリー
ドデータをパラレル/シリアル変換する。
能とを1つのメモリによって実現するエラスティックス
トア回路を提供する。 【構成】ライトアドレスカウンタ回路12は回線クロッ
ク(1.5Mck)を分周してメモリ11へのライトア
ドレスを、リードアドレスカウンタ回路13は装置内ク
ロック(2Mck)を分周してメモリ11へのリードア
ドレスを生成し、アドレスセレクタ回路14はライトア
ドレスとリードアドレスとを切り換えてメモリ11に与
え、タイミング生成回路15はメモリ11に入力するラ
イトイネーブル信号,リードイネーブル信号とアドレス
セレクタ回路14へのアドレスセレクト信号を生成し、
シリアル/パラレル変換回路16は回線側シリアルデー
タをシリアル/パラレル変換してメモリ11に与え、パ
ラレル/シリアル変換回路17はメモリ11からのリー
ドデータをパラレル/シリアル変換する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエラスティックストアに
関し、特にディジタル位相路に接続される装置において
1つのメモリを使用してデータ速度変換機能とフレーム
位相アライン機能とを実現するエラスティックストアに
関する。
関し、特にディジタル位相路に接続される装置において
1つのメモリを使用してデータ速度変換機能とフレーム
位相アライン機能とを実現するエラスティックストアに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ速度変換回路の一例として
特開平2−224016号公報に所載の「データ速度変
換回路」を挙げることができる。図4はこの公報におけ
る一実施例と同等のブロック図である。
特開平2−224016号公報に所載の「データ速度変
換回路」を挙げることができる。図4はこの公報におけ
る一実施例と同等のブロック図である。
【0003】図4を参照すると、この従来例のデータ速
度変換回路は、エラスティックストア41と、エラステ
ィックストア41へのライトクロックWCLKから分周
したライトリセット信号WRを生成する分周回路42
と、ライトリセット信号WRを所定時間遅延させてライ
トリセット信号WRと同じエラスティックストア41の
アドレスをアクセスしないリードリセット信号RRを生
成する遅延回路43と、リードリセット信号RRに位相
同期したエラスティックストア41のリードクロックR
CLKを生成するPLL回路44とを備えている。
度変換回路は、エラスティックストア41と、エラステ
ィックストア41へのライトクロックWCLKから分周
したライトリセット信号WRを生成する分周回路42
と、ライトリセット信号WRを所定時間遅延させてライ
トリセット信号WRと同じエラスティックストア41の
アドレスをアクセスしないリードリセット信号RRを生
成する遅延回路43と、リードリセット信号RRに位相
同期したエラスティックストア41のリードクロックR
CLKを生成するPLL回路44とを備えている。
【0004】そして、エラスティックストア41の書込
み側では、分周回路42がライトクロックWCLKから
ライトリセット信号WRを発生してエラスティックスト
ア41に与えると、エラスティックストア41では、ラ
イトクロックWCLKの立ち下がり時点でライトリセッ
ト信号WRが“H”レベルとなった以降において入力デ
ータDIを取り込んで記憶する。
み側では、分周回路42がライトクロックWCLKから
ライトリセット信号WRを発生してエラスティックスト
ア41に与えると、エラスティックストア41では、ラ
イトクロックWCLKの立ち下がり時点でライトリセッ
ト信号WRが“H”レベルとなった以降において入力デ
ータDIを取り込んで記憶する。
【0005】ライトリセット信号WRはそのままPLL
回路44に送られ、PLL回路44は位相同期したリー
ドクロックRCLKを発生してエラスティックストア4
1に与える。
回路44に送られ、PLL回路44は位相同期したリー
ドクロックRCLKを発生してエラスティックストア4
1に与える。
【0006】また、ライトリセット信号WRは遅延回路
43で一定時間Tだけ遅延されてリードリセット信号R
Rとしてエラスティックストア41に与えられる。
43で一定時間Tだけ遅延されてリードリセット信号R
Rとしてエラスティックストア41に与えられる。
【0007】従って、ライトリセット信号WRとリード
リセット信号RRとはずれて発生するので、アクセスが
衝突するのを防止することができる。
リセット信号RRとはずれて発生するので、アクセスが
衝突するのを防止することができる。
【0008】ここで、遅延時間TはリードクロックRC
LKの立ち下がり時にリードリセット信号RRがリセッ
ト状態(“H”レベル)を呈しているように選ばれるの
で、正常なリードを行うことができる。
LKの立ち下がり時にリードリセット信号RRがリセッ
ト状態(“H”レベル)を呈しているように選ばれるの
で、正常なリードを行うことができる。
【0009】また、フレーム位相アラインを実現する回
路の従来例として特開昭63−220629号公報に所
載の「フレーム同期回路」を挙げることができる。この
フレーム同期回路はエラスティックストアを用いて入力
ディジタル多重信号の伝送速度を変換してフレーム位相
アライン(整合)のみを実現しており、入力信号のフレ
ーム同期パルスを所定周期の低速クロックにより検出す
る同期検出回路と、この同期検出回路の検出出力により
フレーム同期パルスに続く入力データをフレーム別に抽
出するタイミングパルスを発生する入力側タイミングパ
ルス発生器と、この入力側タイミングパルス発生器の出
力により入力信号から入力データを抽出する回路と、こ
の回路の抽出した入力データを上記クロックにより書き
込み所定の高速クロックにより独立に読み出す第1のエ
ラスティックストアと、この第1のエラスティックスト
アの読出データを読出クロックとタイミングパルスによ
りフレーム別に送出する回路と、この回路を起動するタ
イミングパルスを発生する出力側タイミング発生器と、
同期検出回路の検出出力を上記クロックにより書き込み
読出クロックにより読み出す第2のエラスティックスト
アを備え、この第2のエラスティックストアの出力を出
力側タイミング発生器の駆動信号とすることを特徴とし
ている。
路の従来例として特開昭63−220629号公報に所
載の「フレーム同期回路」を挙げることができる。この
フレーム同期回路はエラスティックストアを用いて入力
ディジタル多重信号の伝送速度を変換してフレーム位相
アライン(整合)のみを実現しており、入力信号のフレ
ーム同期パルスを所定周期の低速クロックにより検出す
る同期検出回路と、この同期検出回路の検出出力により
フレーム同期パルスに続く入力データをフレーム別に抽
出するタイミングパルスを発生する入力側タイミングパ
ルス発生器と、この入力側タイミングパルス発生器の出
力により入力信号から入力データを抽出する回路と、こ
の回路の抽出した入力データを上記クロックにより書き
込み所定の高速クロックにより独立に読み出す第1のエ
ラスティックストアと、この第1のエラスティックスト
アの読出データを読出クロックとタイミングパルスによ
りフレーム別に送出する回路と、この回路を起動するタ
イミングパルスを発生する出力側タイミング発生器と、
同期検出回路の検出出力を上記クロックにより書き込み
読出クロックにより読み出す第2のエラスティックスト
アを備え、この第2のエラスティックストアの出力を出
力側タイミング発生器の駆動信号とすることを特徴とし
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この第1,第2の従来
例にあるように、従来のエラスティックストアでは、デ
ータ速度変換機能とフレーム位相アライン機能とを実現
するために、それぞれ別別のメモリと、タイミング生成
回路と、リードアドレス生成回路およびライトアドレス
生成回路を用いる必要があり、回路規模が大きくなると
いう問題点があった。
例にあるように、従来のエラスティックストアでは、デ
ータ速度変換機能とフレーム位相アライン機能とを実現
するために、それぞれ別別のメモリと、タイミング生成
回路と、リードアドレス生成回路およびライトアドレス
生成回路を用いる必要があり、回路規模が大きくなると
いう問題点があった。
【0011】本発明の目的は、データ速度変換機能とフ
レーム位相アライン機能とを1つのメモリと、タイミン
グ生成回路と、リードアドレス生成回路およびライトア
ドレス生成回路を用いて実現するエラスティックストア
を提供することにある。
レーム位相アライン機能とを1つのメモリと、タイミン
グ生成回路と、リードアドレス生成回路およびライトア
ドレス生成回路を用いて実現するエラスティックストア
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、1つの
メモリと、回線クロックを分周して前記メモリへのライ
トアドレスを生成するライトアドレス生成手段と、前記
回線クロックの周波数とは異なる周波数を有する装置内
クロックを分周して前記メモリへのリードアドレスを生
成するリードアドレス生成手段と、前記ライトアドレス
生成手段からのライトアドレスと前記リードアドレス生
成手段からのリードアドレスとを切り換えて前記メモリ
に与えるアドレスセレクト手段と、前記メモリへのライ
トイネーブル信号とリードイネーブル信号との生成およ
び前記アドレスセレクト手段へのアドレスセレクト信号
の生成を行うタイミング生成手段と、前記メモリへのラ
イトデータをシリアル/パラレル変換するシリアル/パ
ラレル変換手段と、前記メモリからのリードデータをパ
ラレル/シリアル変換するパラレル/シリアル変換手段
とを備えることを特徴とするエラスティックストアが得
られる。
メモリと、回線クロックを分周して前記メモリへのライ
トアドレスを生成するライトアドレス生成手段と、前記
回線クロックの周波数とは異なる周波数を有する装置内
クロックを分周して前記メモリへのリードアドレスを生
成するリードアドレス生成手段と、前記ライトアドレス
生成手段からのライトアドレスと前記リードアドレス生
成手段からのリードアドレスとを切り換えて前記メモリ
に与えるアドレスセレクト手段と、前記メモリへのライ
トイネーブル信号とリードイネーブル信号との生成およ
び前記アドレスセレクト手段へのアドレスセレクト信号
の生成を行うタイミング生成手段と、前記メモリへのラ
イトデータをシリアル/パラレル変換するシリアル/パ
ラレル変換手段と、前記メモリからのリードデータをパ
ラレル/シリアル変換するパラレル/シリアル変換手段
とを備えることを特徴とするエラスティックストアが得
られる。
【0013】また、前記ライトアドレス生成手段は回線
フレーム同期のためのフレームカウンタであることを特
徴とするエラスティックストアが得られる。
フレーム同期のためのフレームカウンタであることを特
徴とするエラスティックストアが得られる。
【0014】さらに、前記リードアドレス生成手段は装
置内フレーム生成のためのフレームカウンタであること
を特徴とするエラスティックストアが得られる。
置内フレーム生成のためのフレームカウンタであること
を特徴とするエラスティックストアが得られる。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0016】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1を参照すると、本実施例は1つのメモリ1
1と、回線クロック(1.5Mck)を分周してメモリ
11へのライトアドレスを生成するライトアドレスカウ
ンタ回路12と、回線クロックの周波数(1.5M)と
は異なる周波数(2M)を有する装置内クロックを分周
してメモリ11へのリードアドレスを生成するリードア
ドレスカウンタ回路13と、ライトアドレスカウンタ回
路12からのライトアドレスとリードアドレスカウンタ
回路13からのリードアドレスとを切り換えてメモリ1
1のアドレス端子ADに与えるアドレスセレクタ回路1
4と、メモリ11のライト端子WRとリード端子RDに
それぞれ入力するライトイネーブル信号とリードイネー
ブル信号との生成およびアドレスセレクタ回路14への
アドレスセレクト信号の生成を行うタイミング生成回路
15と、回線クロック(1.5Mck)に同期した回線
側シリアルデータをシリアル/パラレル変換してメモリ
11のデータイン端子DIにライトデータとして与える
シリアル/パラレル変換回路16と、メモリ11のデー
タアウト端子DOからのリードデータを装置内クロック
(2Mck)に同期してパラレル/シリアル変換するパ
ラレル/シリアル変換回路17とを備えている。
である。図1を参照すると、本実施例は1つのメモリ1
1と、回線クロック(1.5Mck)を分周してメモリ
11へのライトアドレスを生成するライトアドレスカウ
ンタ回路12と、回線クロックの周波数(1.5M)と
は異なる周波数(2M)を有する装置内クロックを分周
してメモリ11へのリードアドレスを生成するリードア
ドレスカウンタ回路13と、ライトアドレスカウンタ回
路12からのライトアドレスとリードアドレスカウンタ
回路13からのリードアドレスとを切り換えてメモリ1
1のアドレス端子ADに与えるアドレスセレクタ回路1
4と、メモリ11のライト端子WRとリード端子RDに
それぞれ入力するライトイネーブル信号とリードイネー
ブル信号との生成およびアドレスセレクタ回路14への
アドレスセレクト信号の生成を行うタイミング生成回路
15と、回線クロック(1.5Mck)に同期した回線
側シリアルデータをシリアル/パラレル変換してメモリ
11のデータイン端子DIにライトデータとして与える
シリアル/パラレル変換回路16と、メモリ11のデー
タアウト端子DOからのリードデータを装置内クロック
(2Mck)に同期してパラレル/シリアル変換するパ
ラレル/シリアル変換回路17とを備えている。
【0017】メモリ11のライト・リードサイクルは、
ライトイネーブル信号,リードイネーブル信号等を生成
するタイミング生成回路15における信号作成上の容易
さから装置内ブロックの2のN乗とする。
ライトイネーブル信号,リードイネーブル信号等を生成
するタイミング生成回路15における信号作成上の容易
さから装置内ブロックの2のN乗とする。
【0018】メモリ11は回線速度の高い側のクロック
である装置内クロック(2Mck)のタイミングで動作
させるため、回線側から入力されるデータを書き込むと
きに、書込み側はメモリ11の動作クロック(2Mc
k)とは非同期でデータを書き込むことになる。
である装置内クロック(2Mck)のタイミングで動作
させるため、回線側から入力されるデータを書き込むと
きに、書込み側はメモリ11の動作クロック(2Mc
k)とは非同期でデータを書き込むことになる。
【0019】そのため、メモリサイクルは2のN乗のN
=2として、装置内クロック(2Mck)の4クロック
間を1周期とする。メモリサイクル1周期の内の3クロ
ック間は書込み用に設け、残りの1クロック間はメモリ
11の動作クロックと同期している読出し用に設けてデ
ータのハンドリングを行う。
=2として、装置内クロック(2Mck)の4クロック
間を1周期とする。メモリサイクル1周期の内の3クロ
ック間は書込み用に設け、残りの1クロック間はメモリ
11の動作クロックと同期している読出し用に設けてデ
ータのハンドリングを行う。
【0020】次に、図1における各ブロックについて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0021】本実施例では、1つのメモリ11を用いて
位相アライン機能とデータ速度変換機能とを実現するた
め、その最低容量として、回線側フレームの2フレーム
分(192ビット×2=384ビット)のメモリ容量を
必要とする。本実施例では、4ビット/ワード×128
ワードのメモリを使用し、1フレーム当たり192ビッ
トを有効領域として利用している。
位相アライン機能とデータ速度変換機能とを実現するた
め、その最低容量として、回線側フレームの2フレーム
分(192ビット×2=384ビット)のメモリ容量を
必要とする。本実施例では、4ビット/ワード×128
ワードのメモリを使用し、1フレーム当たり192ビッ
トを有効領域として利用している。
【0022】ライトアドレスカウンタ回路12は回線ク
ロック(1.5Mck)の立ち上がりで0〜192まで
カウントするフレームカウンタ(8ビット)と回線側の
フレーム数(1フレームは193ビット)を1〜24マ
ルチフレームまでカウントするマルチフレームカウンタ
とにより構成されている。
ロック(1.5Mck)の立ち上がりで0〜192まで
カウントするフレームカウンタ(8ビット)と回線側の
フレーム数(1フレームは193ビット)を1〜24マ
ルチフレームまでカウントするマルチフレームカウンタ
とにより構成されている。
【0023】メモリ11のメモリサイクルが2Mckの
4クロック分を1周期としているので、データ4ビット
を単位として書込みが行われる。ライトアドレスはフレ
ームカウンタの8ビットと、2フレーム分のメモリアド
レスが必要なため、マルチフレームカウンタの下位1ビ
ットを含めた計9ビットで指定することになるが、メモ
リ11はデータを4ビット単位で書き込むので、この9
ビットアドレスの下位2ビットを除いた7ビットを使用
している。
4クロック分を1周期としているので、データ4ビット
を単位として書込みが行われる。ライトアドレスはフレ
ームカウンタの8ビットと、2フレーム分のメモリアド
レスが必要なため、マルチフレームカウンタの下位1ビ
ットを含めた計9ビットで指定することになるが、メモ
リ11はデータを4ビット単位で書き込むので、この9
ビットアドレスの下位2ビットを除いた7ビットを使用
している。
【0024】リードアドレスカウンタ回路13は装置内
クロック(2Mck)の立ち上がりで0〜255までカ
ウントするフレームカウンタ(8ビット)と装置内のフ
レーム数(1フレームは256ビット)を1〜24マル
チフレームまでカウントするマルチフレームカウンタと
により構成されている。
クロック(2Mck)の立ち上がりで0〜255までカ
ウントするフレームカウンタ(8ビット)と装置内のフ
レーム数(1フレームは256ビット)を1〜24マル
チフレームまでカウントするマルチフレームカウンタと
により構成されている。
【0025】リードアドレスはリードアドレスカウンタ
回路13のフレームカウンタの8ビットと、2フレーム
分のメモリアドレスが必要なため、マルチフレームカウ
ンタの下位1ビットを含めた9ビットで指定することに
なるが、メモリ11はデータを4ビット単位で読み出す
ので、この9ビットアドレスの下位2ビットを除いた7
ビットを使用している。
回路13のフレームカウンタの8ビットと、2フレーム
分のメモリアドレスが必要なため、マルチフレームカウ
ンタの下位1ビットを含めた9ビットで指定することに
なるが、メモリ11はデータを4ビット単位で読み出す
ので、この9ビットアドレスの下位2ビットを除いた7
ビットを使用している。
【0026】アドレスセレクタ回路14はライトアドレ
スカウンタ回路12によって生成されるライトアドレス
とリードアドレスカウンタ回路13によって生成される
リードアドレスとをタイミング生成回路15から与えら
れるアドレスセレクト信号によりメモリ11に与えるア
ドレスを切り換える回路である。
スカウンタ回路12によって生成されるライトアドレス
とリードアドレスカウンタ回路13によって生成される
リードアドレスとをタイミング生成回路15から与えら
れるアドレスセレクト信号によりメモリ11に与えるア
ドレスを切り換える回路である。
【0027】パラレル/シリアル変換回路17はメモリ
11から出力される4ビットパラレルデータを装置内ク
ロックの立ち上がりのタイミングでシリアル出力する回
路である。
11から出力される4ビットパラレルデータを装置内ク
ロックの立ち上がりのタイミングでシリアル出力する回
路である。
【0028】また、回線側クロック(1.5Mck)の
1フレーム中の有効データは192ビットであり、装置
内クロック(2Mck)の1フレームは256ビットで
あるが、装置内フレームの有効データは256ビットの
内の192ビットのみである。
1フレーム中の有効データは192ビットであり、装置
内クロック(2Mck)の1フレームは256ビットで
あるが、装置内フレームの有効データは256ビットの
内の192ビットのみである。
【0029】このため、エラスティックストアの読出し
側であるパラレル/シリアル変換回路17によって各フ
レーム内の192ビット以降のデータは“1”にマスク
し、固定データとして出力させている。
側であるパラレル/シリアル変換回路17によって各フ
レーム内の192ビット以降のデータは“1”にマスク
し、固定データとして出力させている。
【0030】次に、図1におけるシリアル/パラレル変
換回路の動作について図3を併用して説明する。
換回路の動作について図3を併用して説明する。
【0031】図3(a)は図1におけるシリアル/パラ
レル変換回路の一例のブロック図、(b)は同図(a)
の動作を説明するための各信号およびデータのタイミン
グ図である。
レル変換回路の一例のブロック図、(b)は同図(a)
の動作を説明するための各信号およびデータのタイミン
グ図である。
【0032】シリアル/パラレル変換回路16は、図3
(a)に示すようにシリアル/パラレル変換レジスタ3
1とバッファレジスタ32とから構成されている。
(a)に示すようにシリアル/パラレル変換レジスタ3
1とバッファレジスタ32とから構成されている。
【0033】シリアル/パラレル変換レジスタ31は回
線側クロック(1.5Mck)の立ち上がりのタイミン
グで入力されるシリアルデータを回線側クロックの立ち
下がりのタイミングで取り込み、4ビット単位のパラレ
ルデータに変換するレジスタである。
線側クロック(1.5Mck)の立ち上がりのタイミン
グで入力されるシリアルデータを回線側クロックの立ち
下がりのタイミングで取り込み、4ビット単位のパラレ
ルデータに変換するレジスタである。
【0034】バッファレジスタ32はこのパラレルデー
タをライトアドレスカウンタ12の2の2乗の重みのビ
ットの立ち上がりのタイミングで取り込み、4ビット単
位のパラレルデータをメモリ11のデータイン端子DI
に与えるレジスタである。
タをライトアドレスカウンタ12の2の2乗の重みのビ
ットの立ち上がりのタイミングで取り込み、4ビット単
位のパラレルデータをメモリ11のデータイン端子DI
に与えるレジスタである。
【0035】このバッファレジスタ32から出力される
パラレルデータがシリアル/パラレル変換回路16から
の出力データとなり、回線側クロック(1.5Mck)
の4クロックごとに更新される。
パラレルデータがシリアル/パラレル変換回路16から
の出力データとなり、回線側クロック(1.5Mck)
の4クロックごとに更新される。
【0036】次に、図1におけるメモリサイクルについ
て図2を併用して説明する。
て図2を併用して説明する。
【0037】図2は図1におけるメモリサイクルを説明
するための各信号およびデータのタイミング図である。
するための各信号およびデータのタイミング図である。
【0038】メモリ11のメモリリード・ライトサイク
ル(2Mckの4クロック分)は、図2に示すようにラ
イト・ライト・リードの順序で2回のライトと1回のリ
ードによる周期で構成される。
ル(2Mckの4クロック分)は、図2に示すようにラ
イト・ライト・リードの順序で2回のライトと1回のリ
ードによる周期で構成される。
【0039】また、タイミング生成回路15から生成さ
れるアドレスセレクト信号により、アドレスセレクト回
路14はメモリリード・ライトサイクル(2Mckの4
クロック分)の1周期の間に、ライトアドレス・ライト
アドレス・リードアドレスの順序でメモリ11へアドレ
ス情報を出力する。
れるアドレスセレクト信号により、アドレスセレクト回
路14はメモリリード・ライトサイクル(2Mckの4
クロック分)の1周期の間に、ライトアドレス・ライト
アドレス・リードアドレスの順序でメモリ11へアドレ
ス情報を出力する。
【0040】メモリ11からデータを読み出すときは、
リードアドレスカウンタ回路13によって生成されたリ
ードアドレスとタイミング生成回路15によって生成さ
れたリードイネーブル信号とが共に装置内クロック(2
Mck)に同期しているため、メモリ11の読出しタイ
ミングは図2に示すように装置内クロックに同期してい
る。
リードアドレスカウンタ回路13によって生成されたリ
ードアドレスとタイミング生成回路15によって生成さ
れたリードイネーブル信号とが共に装置内クロック(2
Mck)に同期しているため、メモリ11の読出しタイ
ミングは図2に示すように装置内クロックに同期してい
る。
【0041】メモリ11へデータを書き込むときは、エ
ラスティックストアへの入力データのクロックは回線ク
ロック(1.5Mck)であり、メモリ11のライトサ
イクルとは非同期の関係である。
ラスティックストアへの入力データのクロックは回線ク
ロック(1.5Mck)であり、メモリ11のライトサ
イクルとは非同期の関係である。
【0042】このため、本実施例では、シリアル/パラ
レル変換回路16の出力が確定している期間中に1回の
正常なライトサイクルを保証するために、タイミング生
成回路15は少なくともこの期間に最低1回を超えるラ
イトサイクルを作成する必要がある。
レル変換回路16の出力が確定している期間中に1回の
正常なライトサイクルを保証するために、タイミング生
成回路15は少なくともこの期間に最低1回を超えるラ
イトサイクルを作成する必要がある。
【0043】図2を参照すると、1.5M側4ビット相
当の時間は2M側5.3ビット相当の時間であり、最悪
2回のライトサイクルが1.5M側4ビット相当の時間
に割り当てられる。
当の時間は2M側5.3ビット相当の時間であり、最悪
2回のライトサイクルが1.5M側4ビット相当の時間
に割り当てられる。
【0044】また、タイミング生成回路15により各周
期ごとに生成されるライトイネーブル信号はシリアル/
パラレル変換回路16から与えられる4ビットパラレル
データの変化点とは重ならないように生成されてメモリ
11に与えられ、メモリ11への書込みはシリアル/パ
ラレル変換回路16の出力が安定している区間で行うこ
とができる。これによってデータ速度変換機能が実現可
能となる。
期ごとに生成されるライトイネーブル信号はシリアル/
パラレル変換回路16から与えられる4ビットパラレル
データの変化点とは重ならないように生成されてメモリ
11に与えられ、メモリ11への書込みはシリアル/パ
ラレル変換回路16の出力が安定している区間で行うこ
とができる。これによってデータ速度変換機能が実現可
能となる。
【0045】一般に装置内フレーム位置と回線側フレー
ム位相は独立の関係である。本実施例では、ライトアド
レスカウンタの値とリードアドレスカウンタの値との間
に特定の関係を成立させる必要はなく、有効データのみ
に着目すれば、1フレーム当たり192ビットのデータ
を入力し、これに相当する時間で192ビットのデータ
を出力することができる。
ム位相は独立の関係である。本実施例では、ライトアド
レスカウンタの値とリードアドレスカウンタの値との間
に特定の関係を成立させる必要はなく、有効データのみ
に着目すれば、1フレーム当たり192ビットのデータ
を入力し、これに相当する時間で192ビットのデータ
を出力することができる。
【0046】また、装置内フレーム位相と回線側フレー
ム位相との位相差は任意の位相差が許される。これによ
って、フレーム位相アライン機能が実現可能となる。
ム位相との位相差は任意の位相差が許される。これによ
って、フレーム位相アライン機能が実現可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、1つのメ
モリと、回線クロックを分周してメモリへのライトアド
レスを生成するライトアドレス生成手段と、回線クロッ
クの周波数とは異なる周波数を有する装置内クロックを
分周してメモリへのリードアドレスを生成するリードア
ドレス生成手段と、ライトアドレス生成手段からのライ
トアドレスとリードアドレス生成手段からのリードアド
レスとを切り換えてメモリに与えるアドレスセレクト手
段と、メモリへのライトイネーブル信号とリードイネー
ブル信号との生成およびアドレスセレクト手段へのアド
レスセレクト信号の生成を行うタイミング生成手段と、
メモリへのライトデータをシリアル/パラレル変換する
シリアル/パラレル変換手段と、メモリからのリードデ
ータをパラレル/シリアル変換するパラレル/シリアル
変換手段とを備えることにより、エラスティックストア
に求められるフレーム位相アライン機能とデータ速度変
換機能の2つの機能を1つのメモリにより実現するとと
もに、メモリのライトアドレスカウンタは回線側クロッ
クによるフレームカウンタを基に構成し、リードアドレ
スカウンタは装置内クロックによるフレームカウンタを
基に構成しているため、回路規模を縮小することができ
るという効果を有する。
モリと、回線クロックを分周してメモリへのライトアド
レスを生成するライトアドレス生成手段と、回線クロッ
クの周波数とは異なる周波数を有する装置内クロックを
分周してメモリへのリードアドレスを生成するリードア
ドレス生成手段と、ライトアドレス生成手段からのライ
トアドレスとリードアドレス生成手段からのリードアド
レスとを切り換えてメモリに与えるアドレスセレクト手
段と、メモリへのライトイネーブル信号とリードイネー
ブル信号との生成およびアドレスセレクト手段へのアド
レスセレクト信号の生成を行うタイミング生成手段と、
メモリへのライトデータをシリアル/パラレル変換する
シリアル/パラレル変換手段と、メモリからのリードデ
ータをパラレル/シリアル変換するパラレル/シリアル
変換手段とを備えることにより、エラスティックストア
に求められるフレーム位相アライン機能とデータ速度変
換機能の2つの機能を1つのメモリにより実現するとと
もに、メモリのライトアドレスカウンタは回線側クロッ
クによるフレームカウンタを基に構成し、リードアドレ
スカウンタは装置内クロックによるフレームカウンタを
基に構成しているため、回路規模を縮小することができ
るという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるメモリサイクルを説明するための
各信号およびデータのタイミング図である。
各信号およびデータのタイミング図である。
【図3】(a)は図1におけるシリアル/パラレル変換
回路の一例のブロック図、(b)は同図(a)の動作を
説明するための各信号およびデータのタイミング図であ
る。
回路の一例のブロック図、(b)は同図(a)の動作を
説明するための各信号およびデータのタイミング図であ
る。
【図4】従来のデータ速度変換回路の一例のブロック図
である。
である。
11 メモリ 12 ライトアドレスカウンタ回路 13 リードアドレスカウンタ回路 14 アドレスセレクタ回路 15 タイミング生成回路 16 シリアル/パラレル変換回路 17 パラレル/シリアル変換回路 31 シリアル/パラレル変換レジスタ 32 バッファレジスタ 41 エラスティックストア 42 分周回路 43 遅延回路 44 PLL回路
Claims (3)
- 【請求項1】 1つのメモリと、回線クロックを分周し
て前記メモリへのライトアドレスを生成するライトアド
レス生成手段と、前記回線クロックの周波数とは異なる
周波数を有する装置内クロックを分周して前記メモリへ
のリードアドレスを生成するリードアドレス生成手段
と、前記ライトアドレス生成手段からのライトアドレス
と前記リードアドレス生成手段からのリードアドレスと
を切り換えて前記メモリに与えるアドレスセレクト手段
と、前記メモリへのライトイネーブル信号とリードイネ
ーブル信号との生成および前記アドレスセレクト手段へ
のアドレスセレクト信号の生成を行うタイミング生成手
段と、前記メモリへのライトデータをシリアル/パラレ
ル変換するシリアル/パラレル変換手段と、前記メモリ
からのリードデータをパラレル/シリアル変換するパラ
レル/シリアル変換手段とを備えることを特徴とするエ
ラスティックストア。 - 【請求項2】 前記ライトアドレス生成手段は回線フレ
ーム同期のためのフレームカウンタであることを特徴と
する請求項1記載のエラスティックストア。 - 【請求項3】 前記リードアドレス生成手段は装置内フ
レーム生成のためのフレームカウンタであることを特徴
とする請求項1記載のエラスティックストア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6227629A JPH0897729A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | エラスティックストア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6227629A JPH0897729A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | エラスティックストア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0897729A true JPH0897729A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16863913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6227629A Pending JPH0897729A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | エラスティックストア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0897729A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03179835A (ja) * | 1989-12-07 | 1991-08-05 | Nec Corp | エラスティック・ストア方式 |
JPH03201842A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-03 | Toshiba Corp | バッファ装置 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP6227629A patent/JPH0897729A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03179835A (ja) * | 1989-12-07 | 1991-08-05 | Nec Corp | エラスティック・ストア方式 |
JPH03201842A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-03 | Toshiba Corp | バッファ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980106 |