JPH0897616A - フェライトバーアンテナ - Google Patents
フェライトバーアンテナInfo
- Publication number
- JPH0897616A JPH0897616A JP25895494A JP25895494A JPH0897616A JP H0897616 A JPH0897616 A JP H0897616A JP 25895494 A JP25895494 A JP 25895494A JP 25895494 A JP25895494 A JP 25895494A JP H0897616 A JPH0897616 A JP H0897616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- metal case
- ferrite core
- ferrite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単純な形状を持ち、生産性に優れた安価なフ
ェライトバーアンテナを提供すること。 【構成】 直方体であるフェライトコア１と、金属ケー
ス４と、プリント基板３と、チップ型コンデンサー２か
らなり、長手方向と直交する幅方向の四隅に直立状の端
子５及び爪部９を有するワンターンコイルの金属ケース
４に、所定の空隙１２を設けて、この金属ケース４に前
記フェライトコア１を挿入し、この空隙１２をまたぐよ
うにパターン７を設けたチップ型コンデンサー２を半田
付けし、矩形状のプリント基板３の四隅に切り欠き部１
１を設けて、この切り欠き部１１を嵌め込み、押さえる
ための爪部９によって、前記金属ケース４にプリント基
板３を組み込む。
ェライトバーアンテナを提供すること。 【構成】 直方体であるフェライトコア１と、金属ケー
ス４と、プリント基板３と、チップ型コンデンサー２か
らなり、長手方向と直交する幅方向の四隅に直立状の端
子５及び爪部９を有するワンターンコイルの金属ケース
４に、所定の空隙１２を設けて、この金属ケース４に前
記フェライトコア１を挿入し、この空隙１２をまたぐよ
うにパターン７を設けたチップ型コンデンサー２を半田
付けし、矩形状のプリント基板３の四隅に切り欠き部１
１を設けて、この切り欠き部１１を嵌め込み、押さえる
ための爪部９によって、前記金属ケース４にプリント基
板３を組み込む。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ポケットベル等の受信
機に用いられるフェライトバーアンテナの構造に関する
ものである。
機に用いられるフェライトバーアンテナの構造に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ラジオ受信機、ポケットベル等の
超小型化が進められて、その構成部品の小型化、並びに
コストダウンが要求されるようになってきている。従
来、フェライトバーアンテナは、フェライトの丸棒に巻
線を施し、外付けの可変コンデンサーと共に、同調回路
を構成していたが、近年では、フェライトコアに金属箔
等を巻き付けて、コイルを形成し、チップ型コンデンサ
ーを装着すると共に、共振回路を構成したフェライトア
ンテナも市販されている。
超小型化が進められて、その構成部品の小型化、並びに
コストダウンが要求されるようになってきている。従
来、フェライトバーアンテナは、フェライトの丸棒に巻
線を施し、外付けの可変コンデンサーと共に、同調回路
を構成していたが、近年では、フェライトコアに金属箔
等を巻き付けて、コイルを形成し、チップ型コンデンサ
ーを装着すると共に、共振回路を構成したフェライトア
ンテナも市販されている。
【０００３】ポケットベル等の受信機用フェライトバー
アンテナとして、図３のようにフェライトコア１の一面
に溝８、及び１０を形成し、チップ型コンデンサー２を
搭載したプリント基板３をこの溝にはめ込み、接着し、
金属ケース４をフェライトコア１に嵌合し、半田付箇所
６に半田によりプリント基板３に接続すると共に、固定
し、プリント基板３には、図４に示すような金属ケース
４によって覆われたフェライトコアと、チップ型コンデ
ンサー２と、端子５からなる共振回路を構成して、複数
の共振回路を得るものがある。
アンテナとして、図３のようにフェライトコア１の一面
に溝８、及び１０を形成し、チップ型コンデンサー２を
搭載したプリント基板３をこの溝にはめ込み、接着し、
金属ケース４をフェライトコア１に嵌合し、半田付箇所
６に半田によりプリント基板３に接続すると共に、固定
し、プリント基板３には、図４に示すような金属ケース
４によって覆われたフェライトコアと、チップ型コンデ
ンサー２と、端子５からなる共振回路を構成して、複数
の共振回路を得るものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなフェライ
トバーアンテナの構造では、プリント基板の位置決めを
するために、フェライトコアにプリント基板を嵌合する
ための溝を設けている等、形状が複雑で製造に手間がか
かり、生産性が劣るという課題があった。
トバーアンテナの構造では、プリント基板の位置決めを
するために、フェライトコアにプリント基板を嵌合する
ための溝を設けている等、形状が複雑で製造に手間がか
かり、生産性が劣るという課題があった。
【０００５】本発明は、上記課題を解決しようとするも
ので、その目的とするところは、単純な形状を持ち、生
産性に優れ、安価であり、又、品質のばらつきが小さ
く、受信特性が安定したフェライトバーアンテナを提供
するところにある。
ので、その目的とするところは、単純な形状を持ち、生
産性に優れ、安価であり、又、品質のばらつきが小さ
く、受信特性が安定したフェライトバーアンテナを提供
するところにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のフェライトバー
アンテナは、フェライトコアの平面及び側面を覆う金属
ケースを略Ｃ字形板状に形成し、前記金属ケースの開口
上面縁部に爪部と端子を設け、チップ型コンデンサーを
半田付けしたプリント基板の四隅に切り欠き部を設け、
該切り欠き部を前記金属ケースの前記爪部に嵌め込み、
爪部を折り曲げ半田付けし、前記金属ケース内にフェラ
イトコアを挿入してなることを特徴とする。
アンテナは、フェライトコアの平面及び側面を覆う金属
ケースを略Ｃ字形板状に形成し、前記金属ケースの開口
上面縁部に爪部と端子を設け、チップ型コンデンサーを
半田付けしたプリント基板の四隅に切り欠き部を設け、
該切り欠き部を前記金属ケースの前記爪部に嵌め込み、
爪部を折り曲げ半田付けし、前記金属ケース内にフェラ
イトコアを挿入してなることを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明では、プリント基板の長辺縁部に切り欠
きを設け、金属ケースの開口上面縁部に設けた爪部に前
記プリント基板を嵌め込むことによって、プリント基板
の位置決めが単純な構造となり、製造が容易にできる。
きを設け、金属ケースの開口上面縁部に設けた爪部に前
記プリント基板を嵌め込むことによって、プリント基板
の位置決めが単純な構造となり、製造が容易にできる。
【０００８】
【実施例】本発明の実施例について、図面を用いて説明
する。
する。
【０００９】図１は、本発明による一実施例を示す外観
斜視図である。図１において、１１は、コンデンサーを
半田付けしたプリント基板３の長辺縁部に設けた切り欠
き部、９は、ワンターンコイル状の金属ケース４の開口
上面縁部に設けた爪部である。また、１は直方体状のフ
ェライトコアである。ワンターンコイル状の金属ケース
４は、金型により、広げた状態で金属薄板を打ち抜くこ
とで、図１の形状にしたものである。端子５も打ち抜い
た金属ケース４に形成されているものである。又、図２
に示すように、プリント基板３は、矩形状で、かつ板状
である。プリント基板３の四隅は、矩形状に切り落し
て、上面にはパターン７を施して、複数端子を形成し、
チップ型コンデンサーを設置するものである。
斜視図である。図１において、１１は、コンデンサーを
半田付けしたプリント基板３の長辺縁部に設けた切り欠
き部、９は、ワンターンコイル状の金属ケース４の開口
上面縁部に設けた爪部である。また、１は直方体状のフ
ェライトコアである。ワンターンコイル状の金属ケース
４は、金型により、広げた状態で金属薄板を打ち抜くこ
とで、図１の形状にしたものである。端子５も打ち抜い
た金属ケース４に形成されているものである。又、図２
に示すように、プリント基板３は、矩形状で、かつ板状
である。プリント基板３の四隅は、矩形状に切り落し
て、上面にはパターン７を施して、複数端子を形成し、
チップ型コンデンサーを設置するものである。
【００１０】次に、製造の工程を説明する。プリント基
板３の長辺縁部に（図２では４箇所）切削によって、長
手方向の四隅の角を矩形に切り落し、切り欠き部１１を
設ける。また、ワンターンコイル状の金属ケース４の開
口上面縁部（図１では４箇所）に所定の長さの切込みを
入れ、爪部９を設けて立ち上げ、プリント基板３の切り
欠き部１１を合わせて嵌め込み、立ち上げた部分の爪部
９及び端子５を曲げ加工して、半田付けを行なって、チ
ップ型コンデンサー２と金属ケース４を導電的に接続す
る。このように、プリント基板３を金属ケース４に接続
すると共に、固定する。最後に、フェライトコアを金属
ケース開口側面部から挿入してフェライトバーアンテナ
が形成される。
板３の長辺縁部に（図２では４箇所）切削によって、長
手方向の四隅の角を矩形に切り落し、切り欠き部１１を
設ける。また、ワンターンコイル状の金属ケース４の開
口上面縁部（図１では４箇所）に所定の長さの切込みを
入れ、爪部９を設けて立ち上げ、プリント基板３の切り
欠き部１１を合わせて嵌め込み、立ち上げた部分の爪部
９及び端子５を曲げ加工して、半田付けを行なって、チ
ップ型コンデンサー２と金属ケース４を導電的に接続す
る。このように、プリント基板３を金属ケース４に接続
すると共に、固定する。最後に、フェライトコアを金属
ケース開口側面部から挿入してフェライトバーアンテナ
が形成される。
【００１１】本実施例によれば、プリント基板３のがた
つきが少なく、安定した接続を行うことができる。
つきが少なく、安定した接続を行うことができる。
【００１２】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明により、プ
リント基板に切り欠きを設けて金属ケース開口部の上面
縁部の爪部に嵌合して位置決めされるため、容易に位置
決めでき、従って、生産性がよくなり、品質のばらつき
も少なくなり、受信特性が安定し、フェライトコア、プ
リント基板、金属ケースのいずれもが単純な構造なた
め、安価なフェライトバーアンテナが提供できる。
リント基板に切り欠きを設けて金属ケース開口部の上面
縁部の爪部に嵌合して位置決めされるため、容易に位置
決めでき、従って、生産性がよくなり、品質のばらつき
も少なくなり、受信特性が安定し、フェライトコア、プ
リント基板、金属ケースのいずれもが単純な構造なた
め、安価なフェライトバーアンテナが提供できる。
【図１】本発明によるフェライトバーアンテナの一実施
例を示す外観斜視図。
例を示す外観斜視図。
【図２】図１のプリント基板を示す外観斜視図。
【図３】従来のフェライトバーアンテナの一例を示す外
観斜視図。
観斜視図。
【図４】従来のフェライトバーアンテナの回路図。
１ フェライトコア ２ チップ型コンデンサー ３ プリント基板 ４ 金属ケース ５ 端子 ６ 半田付箇所 ７ パターン ８，１０ 溝 ９ 爪部 １１ 切り欠き部 １２ 空隙
Claims (1)
- 【請求項１】 フェライトコアの平面及び側面を覆う金
属ケースを略Ｃ字形板状に形成し、前記金属ケースの開
口上面縁部に爪部と端子を設け、チップ型コンデンサー
を半田付けしたプリント基板の四隅に切り欠き部を設
け、該切り欠き部を前記金属ケースの前記爪部に嵌め込
み、爪部を折り曲げ半田付けし、前記金属ケース内にフ
ェライトコアを挿入してなることを特徴とするフェライ
トバーアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25895494A JPH0897616A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | フェライトバーアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25895494A JPH0897616A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | フェライトバーアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0897616A true JPH0897616A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17327339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25895494A Pending JPH0897616A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | フェライトバーアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0897616A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001102832A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Sumida Corporation | 電波時計用バーアンテナ |
| WO2005029639A1 (en) * | 2003-09-22 | 2005-03-31 | Alpha Corporation | Antenna apparatus comprising a magnetic core |
| WO2005038982A1 (ja) * | 2003-10-16 | 2005-04-28 | Sumida Corporation | アンテナコイルおよびアンテナ装置 |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP25895494A patent/JPH0897616A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001102832A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Sumida Corporation | 電波時計用バーアンテナ |
| WO2005029639A1 (en) * | 2003-09-22 | 2005-03-31 | Alpha Corporation | Antenna apparatus comprising a magnetic core |
| US7893884B2 (en) | 2003-09-22 | 2011-02-22 | Alpha Corporation | Embedded door handle antenna apparatus comprising a magnetic core |
| WO2005038982A1 (ja) * | 2003-10-16 | 2005-04-28 | Sumida Corporation | アンテナコイルおよびアンテナ装置 |
| JPWO2005038982A1 (ja) * | 2003-10-16 | 2007-02-08 | スミダコーポレーション株式会社 | アンテナコイルおよびアンテナ装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05218726A (ja) | フェライトアンテナ | |
| JPH0799137A (ja) | ３端子型ノイズフィルターおよびその製造方法 | |
| EP0384326B1 (en) | Unitary capacitance trimmer | |
| EP1536516B1 (en) | Circularly polarized wave antenna device | |
| JPH0897616A (ja) | フェライトバーアンテナ | |
| US6606060B2 (en) | Chip antenna | |
| JP3484618B2 (ja) | フェライトバーアンテナ | |
| JPH0528005U (ja) | チツプインダクタ | |
| JP4123079B2 (ja) | フェライトループアンテナ | |
| JP2606474Y2 (ja) | 非可逆回路素子 | |
| JPS6042485Y2 (ja) | 高周波回路装置 | |
| JPH021846Y2 (ja) | ||
| JPH0951183A (ja) | 電子部品 | |
| JP2001307922A (ja) | コイル素子及びその実装方法 | |
| JP2606475Y2 (ja) | 非可逆回路素子 | |
| JP2546351Y2 (ja) | アンテナ | |
| JPS6245732B2 (ja) | ||
| JPH07240604A (ja) | 誘電体共振器装置 | |
| JPS6033635Y2 (ja) | Ｕｈｆチュ−ナのアンテナ装置 | |
| JPH08732Y2 (ja) | 高周波コイル | |
| JP3039840U (ja) | 誘電体フィルタ | |
| JPH0724804Y2 (ja) | フエライトバ−アンテナ | |
| JPH0429551Y2 (ja) | ||
| JPH10190342A (ja) | アンテナ装置 | |
| JPH10335983A (ja) | 電子同調装置 |