JPH0897016A - 高電圧用可変抵抗器 - Google Patents

高電圧用可変抵抗器

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Publication number
JPH0897016A
JPH0897016A JP22990694A JP22990694A JPH0897016A JP H0897016 A JPH0897016 A JP H0897016A JP 22990694 A JP22990694 A JP 22990694A JP 22990694 A JP22990694 A JP 22990694A JP H0897016 A JPH0897016 A JP H0897016A
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
insulating case
lead terminal
slit
lead
Prior art date
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Pending
Application number
JP22990694A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikashige Katou
慎滋 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リード端子の絶縁ケースからの外れを防止した
高電圧用可変抵抗器を提供する。 【構成】絶縁ケース1の鍔部5上に設けられた端子保持
台6に端子保持溝7及び端子保持溝7に直交するスリッ
ト9を設け、丸ピンのリード端子8には鍔8aが設けら
れている。そして、絶縁基板2から導出されたリード端
子8は、鍔8aがスリット9に合致するように挿入収納
され、端子保持溝7内に挟持されて保持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TV受像機やCRTデ
ィスプレイ等に用いられる高電圧用可変抵抗器に関し、
特に、絶縁ケース開口部側壁でのリード端子の固定構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高電圧用可変抵抗器とし
て、図4及び図5に示すような構造のものがある。図4
は高電圧用可変抵抗器の要部破断断面図、図5はリード
端子及び絶縁ケースの斜視図である。
【0003】図4及び図5に示すように、この高電圧用
可変抵抗器は、一面開口状の合成樹脂製の絶縁ケース1
の内壁面に設けられた支持段部に、アルミナ等のセラミ
ックからなる絶縁基板2が接着固定され、絶縁ケース1
の開口面と対向する部分には円筒状の軸受部が設けら
れ、この軸受部には摺動子を備えた回転軸4、4が軸受
され、絶縁ケース1の開口面側であって絶縁基板2の裏
面(図4において上面)側にエポキシ系の樹脂3がモー
ルドされている。
【0004】絶縁ケース1の開口部側の一端には、鍔部
5が形成されており、この鍔部5上には端子保持台6が
形成され、端子保持台6には絶縁ケース1の内部側から
外部側に通じる端子保持溝7が形成されている。鍔部5
及び端子保持台6は絶縁ケース1と一体に形成されてい
る。
【0005】絶縁基板2の表面には、図示しないが、複
数個の端子電極が形成され、この端子電極に接続して被
膜抵抗体が形成されている。この端子電極にはんだ付け
され、絶縁基板2の裏面側から導出されたアース用のリ
ード端子8が前記端子保持台6の端子保持溝7内に挟持
されて保持されている。リード端子8は金属製の丸ピン
であり、所定箇所で折曲げて形成されている。
【0006】なお、リード端子8と端子電極との接続に
導電性ゴムを用いたものもある。また、図示しないが、
この高電圧用可変抵抗器には、高電圧入力用のリード端
子、接続用リード端子、出力用リード線等が設けられて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ようなリード端子8の絶縁ケース1への固定構造におい
ては、リード端子8は単に端子保持台6の弾性力により
に保持されているだけであり、リード端子8の絶縁ケー
ス1への保持強度が弱く、図の矢印Aで示すようなリー
ド端子8の先端部を絶縁ケース1の開口部側に押し上げ
る応力により、図4の破線で示すように、リード端子8
が絶縁ケース1から外れるという問題があった。また、
リード端子8の保持強度を増すために、端子保持溝7の
溝幅を小さくすると、リード端子8が入れにくい、ある
いは、端子保持台6が破損する等の問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、以上のような従
来の高電圧用可変抵抗器が持つ問題点を解消し、リード
端子に鍔を形成し、この鍔を絶縁ケースのスリットに挿
入し収納することにより、リード端子の絶縁ケースから
の外れを防止できる高電圧用可変抵抗器を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一面開口状の絶縁ケース内に、絶縁基板
を収納し、前記絶縁基板から前記絶縁ケース開口部側に
導出されたリード端子が、前記絶縁ケースの開口部側に
設けられた端子保持溝に保持されて絶縁ケース外部に引
出されてなる高電圧用可変抵抗器において、前記リード
端子に鍔を設け、前記絶縁ケースに前記端子保持溝に交
差するスリットを設け、前記リード端子の鍔を前記絶縁
ケースのスリットに挿入して、前記リード端子を前記端
子保持溝に保持したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、リード端子に設けられた
鍔を絶縁ケースの端子保持溝に交差して設けられたスリ
ットに収納されて、リード端子が絶縁ケースの端子保持
溝内に挟持されており、リード端子の先端部に絶縁ケー
スの開口部側に押し上げる応力が加わっても、リード端
子の鍔が絶縁ケースのスリット内壁面で抑えられるの
で、リード端子の絶縁ケースからの外れを確実に防止で
きる。
【0011】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて説明する。図において、従来例と同一または相当す
る部分、同一機能のものについては同一符号を付す。
【0012】本発明の一実施例に係る高電圧用可変抵抗
器の構造を図1及び図2に示す。図1は要部破断断面図
であり、図2はリード端子及び絶縁ケースの斜視図であ
る。
【0013】図1及び図2に示すように、本実施例の高
電圧用可変抵抗器においては、絶縁ケース1の端子保持
台6及び鍔部5には端子保持溝7に交差、例えば直交す
るスリット9が形成され、丸ピンのリード端子8には絶
縁ケース1の前記スリット9に対応する部分に円形上の
鍔8aが形成されている。リード端子8の鍔8aの厚み
とスリット9の幅は略同寸法に形成されている。リード
端子8は銅被覆鉄線(CP線)、軟銅線、鉄−ニッケル
線等にはんだメッキ等が施された丸ピンであり、鍔8a
はヘッダー加工等によりリード端子8に一体に形成され
ている。
【0014】そして、絶縁基板の端子電極にはんだ付け
され、絶縁基板2の裏面側から導出されたリード端子8
は、鍔8aをスリット9に合致するように挿入して、端
子保持台6の端子保持溝7内に挟持されて保持されてい
る。上記以外の構成については、従来例の図4及び図5
に示したものと同様の構成であり、その説明を省略す
る。
【0015】この構成では、リード端子8に設けられた
鍔8aは絶縁ケースの端子保持溝7に直交して設けられ
たスリット9内に収納されて、リード端子8が絶縁ケー
ス1の端子保持溝7内に挟持されており、リード端子8
先端部に絶縁ケース1の開口部側に押し上げる応力(図
1に矢印Aで示す方向の力)が加わっても、リード端子
8の鍔8aが絶縁ケース1のスリット9内壁面で抑えら
れ、リード端子8の絶縁ケース1からの外れが防止され
ている。つまり、端子保持溝7による保持強度を小さく
してリード端子8を絶縁ケース1に保持することがで
き、リード端子8の絶縁ケース1への保持作業を容易に
行うことができる。また、リード端子8が絶縁ケース1
より外れることがないので、リード端子8を保持した後
の各種作業の作業性を向上することができる。
【0016】また、スリット9の幅をリード端子8の鍔
8aの厚みよりも若干小さめに形成すれば、端子保持溝
7の保持力に加え、スリット9による保持力が加わり、
リード端子8と絶縁ケース1との保持強度を増すことが
でき、リード端子8の絶縁ケース1からの外れをより確
実に防止できる。
【0017】なお、上記実施例では、スリットはスリッ
ト形成方向の端子保持台の両端部で開口して形成されて
いるが、これに限るものではなく、図3に示すように、
スリットの形成方向の長さは端子保持台の寸法よりも小
さく形成してもよい。
【0018】また、リード端子の鍔の形状は円形に限定
されるものではなく、方形状等の他の形状でもよい。
【0019】また、上記実施例では、絶縁ケースに鍔部
を形成し、この鍔部に端子保持台を形成したもので説明
したが、これに限るものではなく、鍔部を形成すること
なく絶縁ケースの開口部側の側壁上に端子保持台を設け
たものでもよく、また端子保持台を形成することなく、
絶縁ケースのリード端子引出し部側側壁部の肉厚を厚く
形成して、端子保持溝及びスリットを形成してもよい。
【0020】また、リード端子はアース用のものでなく
てもよく、高電圧入力用あるいは出力用のものでもよ
く、本発明は、絶縁ケース側壁部に設けられた端子保持
溝より引出されるリード端子に適用される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る高電
圧用可変抵抗器によれば、リード端子の鍔が絶縁ケース
のスリット内に収納されて、リード端子が絶縁ケース1
の端子保持溝内に挟持されており、リード端子先端部に
絶縁ケースの開口部側に押し上げる応力が加わっても、
リード端子の鍔が絶縁ケースのスリット内壁面で抑えら
れるので、リード端子が絶縁ケースから外れることを防
止できる。
【0022】また、リード端子の鍔の厚みをスリットの
幅よりも若干大きめに形成することにより、端子保持溝
の保持力に加え、スリットによる保持力が加わり、リー
ド端子と絶縁ケースとの保持強度を増すことができ、リ
ード端子の絶縁ケース1からの外れをより確実に防止す
ることができる。
【0023】したがって、リード端子の絶縁ケースへの
保持作業を容易に行うことができ、リード端子保持後の
各種作業の作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る高電圧用可変抵抗器の
要部破断断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るリード端子及び絶縁ケ
ースの斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例の端子保持台部分の拡大斜
視図である。
【図4】従来の高電圧用可変抵抗器の要部破断断面図で
ある。
【図5】従来の高電圧用可変抵抗器のリード端子及び絶
縁ケースの斜視図である。
【符号の説明】
1 絶縁ケース 2 絶縁基板 3 樹脂 4 回転軸 5 鍔部 6 端子保持台 7 端子保持溝 8 リード端子 8a 鍔 9 スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面開口状の絶縁ケース内に、絶縁基板
    を収納し、前記絶縁基板から前記絶縁ケース開口部側に
    導出されたリード端子が、前記絶縁ケースの開口部側に
    設けられた端子保持溝に保持されて絶縁ケース外部に引
    出されてなる高電圧用可変抵抗器において、 前記リード端子に鍔を設け、前記絶縁ケースに前記端子
    保持溝に交差するスリットを設け、前記リード端子の鍔
    を前記絶縁ケースのスリットに挿入して、前記リード端
    子を前記端子保持溝に保持したことを特徴とする高電圧
    用可変抵抗器。
JP22990694A 1994-09-26 1994-09-26 高電圧用可変抵抗器 Pending JPH0897016A (ja)

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JPH0897016A true JPH0897016A (ja) 1996-04-12

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