JPH0897016A - 高電圧用可変抵抗器 - Google Patents
高電圧用可変抵抗器Info
- Publication number
- JPH0897016A JPH0897016A JP22990694A JP22990694A JPH0897016A JP H0897016 A JPH0897016 A JP H0897016A JP 22990694 A JP22990694 A JP 22990694A JP 22990694 A JP22990694 A JP 22990694A JP H0897016 A JPH0897016 A JP H0897016A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- insulating case
- lead terminal
- slit
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
高電圧用可変抵抗器を提供する。 【構成】絶縁ケース1の鍔部5上に設けられた端子保持
台6に端子保持溝7及び端子保持溝7に直交するスリッ
ト9を設け、丸ピンのリード端子8には鍔8aが設けら
れている。そして、絶縁基板2から導出されたリード端
子8は、鍔8aがスリット9に合致するように挿入収納
され、端子保持溝7内に挟持されて保持されている。
Description
ィスプレイ等に用いられる高電圧用可変抵抗器に関し、
特に、絶縁ケース開口部側壁でのリード端子の固定構造
に関する。
て、図4及び図5に示すような構造のものがある。図4
は高電圧用可変抵抗器の要部破断断面図、図5はリード
端子及び絶縁ケースの斜視図である。
可変抵抗器は、一面開口状の合成樹脂製の絶縁ケース1
の内壁面に設けられた支持段部に、アルミナ等のセラミ
ックからなる絶縁基板2が接着固定され、絶縁ケース1
の開口面と対向する部分には円筒状の軸受部が設けら
れ、この軸受部には摺動子を備えた回転軸4、4が軸受
され、絶縁ケース1の開口面側であって絶縁基板2の裏
面(図4において上面)側にエポキシ系の樹脂3がモー
ルドされている。
5が形成されており、この鍔部5上には端子保持台6が
形成され、端子保持台6には絶縁ケース1の内部側から
外部側に通じる端子保持溝7が形成されている。鍔部5
及び端子保持台6は絶縁ケース1と一体に形成されてい
る。
数個の端子電極が形成され、この端子電極に接続して被
膜抵抗体が形成されている。この端子電極にはんだ付け
され、絶縁基板2の裏面側から導出されたアース用のリ
ード端子8が前記端子保持台6の端子保持溝7内に挟持
されて保持されている。リード端子8は金属製の丸ピン
であり、所定箇所で折曲げて形成されている。
導電性ゴムを用いたものもある。また、図示しないが、
この高電圧用可変抵抗器には、高電圧入力用のリード端
子、接続用リード端子、出力用リード線等が設けられて
いる。
ようなリード端子8の絶縁ケース1への固定構造におい
ては、リード端子8は単に端子保持台6の弾性力により
に保持されているだけであり、リード端子8の絶縁ケー
ス1への保持強度が弱く、図の矢印Aで示すようなリー
ド端子8の先端部を絶縁ケース1の開口部側に押し上げ
る応力により、図4の破線で示すように、リード端子8
が絶縁ケース1から外れるという問題があった。また、
リード端子8の保持強度を増すために、端子保持溝7の
溝幅を小さくすると、リード端子8が入れにくい、ある
いは、端子保持台6が破損する等の問題があった。
来の高電圧用可変抵抗器が持つ問題点を解消し、リード
端子に鍔を形成し、この鍔を絶縁ケースのスリットに挿
入し収納することにより、リード端子の絶縁ケースから
の外れを防止できる高電圧用可変抵抗器を提供すること
にある。
に、本発明は、一面開口状の絶縁ケース内に、絶縁基板
を収納し、前記絶縁基板から前記絶縁ケース開口部側に
導出されたリード端子が、前記絶縁ケースの開口部側に
設けられた端子保持溝に保持されて絶縁ケース外部に引
出されてなる高電圧用可変抵抗器において、前記リード
端子に鍔を設け、前記絶縁ケースに前記端子保持溝に交
差するスリットを設け、前記リード端子の鍔を前記絶縁
ケースのスリットに挿入して、前記リード端子を前記端
子保持溝に保持したことを特徴とするものである。
鍔を絶縁ケースの端子保持溝に交差して設けられたスリ
ットに収納されて、リード端子が絶縁ケースの端子保持
溝内に挟持されており、リード端子の先端部に絶縁ケー
スの開口部側に押し上げる応力が加わっても、リード端
子の鍔が絶縁ケースのスリット内壁面で抑えられるの
で、リード端子の絶縁ケースからの外れを確実に防止で
きる。
いて説明する。図において、従来例と同一または相当す
る部分、同一機能のものについては同一符号を付す。
器の構造を図1及び図2に示す。図1は要部破断断面図
であり、図2はリード端子及び絶縁ケースの斜視図であ
る。
電圧用可変抵抗器においては、絶縁ケース1の端子保持
台6及び鍔部5には端子保持溝7に交差、例えば直交す
るスリット9が形成され、丸ピンのリード端子8には絶
縁ケース1の前記スリット9に対応する部分に円形上の
鍔8aが形成されている。リード端子8の鍔8aの厚み
とスリット9の幅は略同寸法に形成されている。リード
端子8は銅被覆鉄線(CP線)、軟銅線、鉄−ニッケル
線等にはんだメッキ等が施された丸ピンであり、鍔8a
はヘッダー加工等によりリード端子8に一体に形成され
ている。
され、絶縁基板2の裏面側から導出されたリード端子8
は、鍔8aをスリット9に合致するように挿入して、端
子保持台6の端子保持溝7内に挟持されて保持されてい
る。上記以外の構成については、従来例の図4及び図5
に示したものと同様の構成であり、その説明を省略す
る。
鍔8aは絶縁ケースの端子保持溝7に直交して設けられ
たスリット9内に収納されて、リード端子8が絶縁ケー
ス1の端子保持溝7内に挟持されており、リード端子8
先端部に絶縁ケース1の開口部側に押し上げる応力(図
1に矢印Aで示す方向の力)が加わっても、リード端子
8の鍔8aが絶縁ケース1のスリット9内壁面で抑えら
れ、リード端子8の絶縁ケース1からの外れが防止され
ている。つまり、端子保持溝7による保持強度を小さく
してリード端子8を絶縁ケース1に保持することがで
き、リード端子8の絶縁ケース1への保持作業を容易に
行うことができる。また、リード端子8が絶縁ケース1
より外れることがないので、リード端子8を保持した後
の各種作業の作業性を向上することができる。
8aの厚みよりも若干小さめに形成すれば、端子保持溝
7の保持力に加え、スリット9による保持力が加わり、
リード端子8と絶縁ケース1との保持強度を増すことが
でき、リード端子8の絶縁ケース1からの外れをより確
実に防止できる。
ト形成方向の端子保持台の両端部で開口して形成されて
いるが、これに限るものではなく、図3に示すように、
スリットの形成方向の長さは端子保持台の寸法よりも小
さく形成してもよい。
されるものではなく、方形状等の他の形状でもよい。
を形成し、この鍔部に端子保持台を形成したもので説明
したが、これに限るものではなく、鍔部を形成すること
なく絶縁ケースの開口部側の側壁上に端子保持台を設け
たものでもよく、また端子保持台を形成することなく、
絶縁ケースのリード端子引出し部側側壁部の肉厚を厚く
形成して、端子保持溝及びスリットを形成してもよい。
てもよく、高電圧入力用あるいは出力用のものでもよ
く、本発明は、絶縁ケース側壁部に設けられた端子保持
溝より引出されるリード端子に適用される。
圧用可変抵抗器によれば、リード端子の鍔が絶縁ケース
のスリット内に収納されて、リード端子が絶縁ケース1
の端子保持溝内に挟持されており、リード端子先端部に
絶縁ケースの開口部側に押し上げる応力が加わっても、
リード端子の鍔が絶縁ケースのスリット内壁面で抑えら
れるので、リード端子が絶縁ケースから外れることを防
止できる。
幅よりも若干大きめに形成することにより、端子保持溝
の保持力に加え、スリットによる保持力が加わり、リー
ド端子と絶縁ケースとの保持強度を増すことができ、リ
ード端子の絶縁ケース1からの外れをより確実に防止す
ることができる。
保持作業を容易に行うことができ、リード端子保持後の
各種作業の作業性を向上することができる。
要部破断断面図である。
ースの斜視図である。
視図である。
ある。
縁ケースの斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 一面開口状の絶縁ケース内に、絶縁基板
を収納し、前記絶縁基板から前記絶縁ケース開口部側に
導出されたリード端子が、前記絶縁ケースの開口部側に
設けられた端子保持溝に保持されて絶縁ケース外部に引
出されてなる高電圧用可変抵抗器において、 前記リード端子に鍔を設け、前記絶縁ケースに前記端子
保持溝に交差するスリットを設け、前記リード端子の鍔
を前記絶縁ケースのスリットに挿入して、前記リード端
子を前記端子保持溝に保持したことを特徴とする高電圧
用可変抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22990694A JPH0897016A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 高電圧用可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22990694A JPH0897016A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 高電圧用可変抵抗器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0897016A true JPH0897016A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16899590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22990694A Pending JPH0897016A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 高電圧用可変抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0897016A (ja) |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP22990694A patent/JPH0897016A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3862870B2 (ja) | 半田レスの端子金具を備えた電気部品 | |
US3663914A (en) | Bobbin wound coil assembly and electrical terminals therefor | |
JP6587243B1 (ja) | 接続装置、プラグおよびソケット | |
JP2591294Y2 (ja) | 高電圧抵抗パック | |
JPH0897016A (ja) | 高電圧用可変抵抗器 | |
JP6587242B1 (ja) | 接続装置、プラグおよびソケット | |
KR100235500B1 (ko) | 고압용 가변 저항기 | |
US5742218A (en) | Flyback transformer | |
JP2002112489A (ja) | 巻線ボビン構造体 | |
JPH0817603A (ja) | 面実装部品 | |
JPS5849594Y2 (ja) | プリント基板用コネクタ | |
JPH08227737A (ja) | リード線接続装置 | |
JPH0737738A (ja) | フライバックトランス装置 | |
JPH1154970A (ja) | 自立形端子およびそれを用いた放熱器 | |
JPH09327165A (ja) | ステッピングモータにおけるプリント基板支持装置 | |
JPH0581950U (ja) | リード線クリップ | |
JP2000306710A (ja) | 電子部品 | |
JP2772351B2 (ja) | 基板用接続端子 | |
JPH02174530A (ja) | 小型電動機固定子の絶縁構造及び巻線端末処理方法 | |
JPH07106160A (ja) | インダクタ及びその製造方法 | |
JPH0794220A (ja) | 電子部品のリード | |
JPH07135036A (ja) | 同軸ケーブルの接続構造 | |
JPH0581948U (ja) | リード線クリップ | |
JPH05226036A (ja) | L型同軸コネクタ | |
JPH1126215A (ja) | 高電圧抵抗パックとその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050111 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050531 |