JPH0581948U - リード線クリップ - Google Patents

リード線クリップ

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JPH0581948U
JPH0581948U JP2807292U JP2807292U JPH0581948U JP H0581948 U JPH0581948 U JP H0581948U JP 2807292 U JP2807292 U JP 2807292U JP 2807292 U JP2807292 U JP 2807292U JP H0581948 U JPH0581948 U JP H0581948U
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JP
Japan
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lead wire
leaf spring
spring member
gap
clip
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Pending
Application number
JP2807292U
Other languages
English (en)
Inventor
寿雄 望月
徹 須和部
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Publication date
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Priority to JP2807292U priority Critical patent/JPH0581948U/ja
Publication of JPH0581948U publication Critical patent/JPH0581948U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 リード線クリップは、段部4を有する保持台
1と、保持台1に一端が固定されているとともに先端部
が段部4まで延びている導電性の板バネ部材2と、導電
性板バネ部材2の先端部に回転自在に支持されたローラ
5とを有する。保持台1の段部4とローラ5との間のギ
ャップGにリード線10の導体部11を挿入すると、導
体部11は板バネ部材2のバネ弾性力によりギャップG
内に保持され、リード線10の接続が達成される。 【効果】 保持台の段部と板バネ部材の先端部に回転自
在に設けられたローラとの間のギャップ内にリード線の
導体部を挿入する構成としているので、片手でクリップ
作業ができ、作業性が著しく良好である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、検査すべき部品や装置等のリード線を接続するリード線クリップに 関し、特にリード線の導体部のクリップを片手で簡単に行うことができる作業性 の良好なリード線クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の電気機器の部品、回路ボード、完成品等の電気回路をチェックする際に 、それらの電気回路を測定装置に接続するための装置として、いわゆるリード線 クリップが使用されている。従来のリード線クリップの一例を図2に示す。同図 において、銅、アルミニウム、鉄等の導電体からなる円筒状の本体部21は、そ の軸線方向と直行する方向に開口する貫通孔21aを有し、また本体部21を覆 う内径を有する導電体製の円筒状の可動部22は、本体部21と入れ子式に係合 するとともに、その軸線方向と直行する方向に開口する貫通孔22aを有する。 可動部22の上端には絶縁性のキャップ部23が固着されている。本体部21の 上端部の内側に設けられたフランジ21bとキャップ部23の内壁上端部との間 にコイルバネ24が設けられている。
【0003】 本体部21の下部には、適当な支持部材(図示せず)に固定するためのねじ部 25が設けられており、またその下方には本体部21を測定装置(図示せず)の リード線28と接続するための端子26が突出している。
【0004】 このような構造のリード線クリップによりリード線の接続を行う場合、まずキ ャップ部23を押して本体部21の貫通孔21aと可動部22の貫通孔22aと が整合するようにする。キャップ部23を押した状態で、整合した貫通孔21a 、22aの内部に、検査すべき部品等のリード線27の導体部27aを挿入する 。次にキャップ部23から手を離すと、キャップ部23はコイルバネ24の弾発 力で上昇し、リード線27の導体部27aは両貫通孔21a及び22aの上下面 挟まれて保持される。
【0005】 所定の検査が終了したら、キャップ部23を再度押すことによりリード線27 を脱着し、貫通孔から引き抜く。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし従来のリード線クリップには、リード線を保持する場合にキャップ部を 押す動作と、リード線の導体部を挿入する動作を行わなければならず、作業が面 倒であるという問題があった。
【0007】 従って、本考案の目的は、単にリード線の導体部を挿入するだけで接続を完了 することができるだけでなく、軽く引っ張ることにより容易にリード線を脱着す ることができるリード線クリップを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本考案者は、段部を有する保持台に段部を設 けるとともに、板バネ部材の一端を保持台に固定し、板バネ部材の先端部に回転 自在に設けたローラと段部との間のギャップ内にリード線の導体部を挿入するこ とにより、リード線の接続を容易に行うことができるとともに、リード線を軽く 引っ張れば容易に脱着することができることを発見し、本考案に想到した。
【0009】 すなわち、本考案のリード線クリップは、段部を有する保持台と、前記保持台 に一端が固定されているとともに先端部が前記段部まで延びている導電性の板バ ネ部材と、前記導電性板バネ部材の先端部に回転自在に支持されたローラとを有 し、前記保持台の段部と前記ローラとの間のギャップにリード線の導体部を挿入 すると、前記導体部は前記板バネ部材のバネ弾性力により前記ギャップ内に保持 され、リード線の接続が達成されることを特徴とする。
【0010】
【実施例】 本考案のリード線クリッパーの一例を図1に示す。このリード線クリップは、 段部4を有する導電性からなる保持台1と、保持台1を支持する絶縁体からなる 土台3と、保持台1に一端が固定されている導電性板バネ部材2とを有する。
【0011】 板バネ部材2は、保持台1の段部4に突出する長さを有し、その先端部には一 対のフランジ部2aを有する。フランジ部2aに回転自在に支持された軸2bに はローラ5が固定されている。あるいは、軸2bがフランジ部2aに固定されて いて、ローラ5が軸2bに回転自在に支持されていてもよい。
【0012】 保持台1の段部4は、入口側の面取り部4aと、それに続いて奥に行くに従っ てギャップ幅が狭くなるように傾斜した部分4bと、僅かに高くなった部分から なるストッパー4cとを有する。段部4の高さは、ローラ5との間に形成される ギャップGの幅がリード線の導体部を把持するのに適するように、設定する。
【0013】 このような構造のリード線クリップに検査すべき装置(図示せず)のリード線 10を接続する場合、リード線10の導体部11をギャップGの中に挿入する。 導体部11が進入するに従って、板バネ部材2は撓んで拡がり、ローラ5が導体 部11をしっかり把持するようになる。このようにして、リード線10との接続 が達成される。
【0014】 所定の検査が終了したら、リード線10を軽く引っ張れば、リード線10の導 体部11は容易に脱着される。脱着後、次のリード線10の導体部11を挿入し 、検査を行う。
【0015】 以上において本考案の好ましい実施例を説明したが、本考案はこれらに限定さ れることなく、種々の変更をすることができる。例えば、ギャップGに面する保 持台の傾斜部の長さをを十分大きく取れば、ローラを絶縁体で形成してもよい。 その場合、測定装置(図示せず)に接続するリード線は保持台に接続する。
【0016】
【考案の効果】
以上の通り、段部を有する保持台に板バネ部材を固定するとともに、板バネ部 材の先端部にローラを回転自在に設け、保持台とローラとの間のギャップ内にリ ード線の導体部を挿入する構成としているので、片手でクリップ作業ができ、作 業性が著しく良好である。また、板バネ部材の弾性を利用してリード線の導体部 の把持を行っているので、リード線を軽く引っ張ることにより容易に脱着するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるリード線クリッパーを
示す概略断面図であり、(a) はリード線の導体部をギャ
ップ内に入れる前の状態を示し、(b) リード線の導体部
をギャップ内に入れた状態を示す。
【図2】従来のリード線クリッパーの一例を示す部分断
面正面図である。
【符号の説明】
1・・・保持台 2・・・板バネ部材 2a・・・フランジ部 2b・・・軸 3・・・土台 4・・・段部 4a・・・面取り部 4b・・・傾斜部 4c・・・ストッパー 5・・・ローラ 8・・・測定装置に接続されるリード線 10・・・検査すべき装置のリード線 11・・・導体部 G・・・ギャップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段部を有する保持台と、前記保持台に一
    端が固定されているとともに先端部が前記段部まで延び
    ている導電性の板バネ部材と、前記導電性板バネ部材の
    先端部に回転自在に支持されたローラとを有し、前記保
    持台の段部と前記ローラとの間のギャップにリード線の
    導体部を挿入すると、前記導体部は前記板バネ部材のバ
    ネ弾性力により前記ギャップ内に保持され、リード線の
    接続が達成されることを特徴とするリード線クリップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリード線クリップにお
    いて、前記保持台は、前記段部において入口側に向けて
    拡開するギャップを提供するように、傾斜部を有するこ
    とを特徴とするリード線クリップ。
JP2807292U 1992-04-01 1992-04-01 リード線クリップ Pending JPH0581948U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2807292U JPH0581948U (ja) 1992-04-01 1992-04-01 リード線クリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2807292U JPH0581948U (ja) 1992-04-01 1992-04-01 リード線クリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0581948U true JPH0581948U (ja) 1993-11-05

Family

ID=12238572

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2807292U Pending JPH0581948U (ja) 1992-04-01 1992-04-01 リード線クリップ

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JP (1) JPH0581948U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60134615U (ja) * 1984-02-16 1985-09-07 積水化学工業株式会社 射出成形金型

Cited By (1)

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