JPH0896493A - 着脱可能な外部記録媒体の駆動制御装置 - Google Patents

着脱可能な外部記録媒体の駆動制御装置

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JPH0896493A
JPH0896493A JP6225043A JP22504394A JPH0896493A JP H0896493 A JPH0896493 A JP H0896493A JP 6225043 A JP6225043 A JP 6225043A JP 22504394 A JP22504394 A JP 22504394A JP H0896493 A JPH0896493 A JP H0896493A
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JP
Japan
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hard disk
disk device
recording medium
drive
switch
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JP6225043A
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Inventor
Katsunori Maeda
克則 前田
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動中に誤って取外し動作が行なわれた場合
にもデータの破壊及び外部記録媒体の損傷を確実に防止
する。 【構成】 ハードディスク装置18の装着部に格納蓋1
2が設けられ、スイッチ15により格納蓋12の開閉状
態が検出され、この検出信号が制御部29に入力され
る。装着部に装着されたハードディスク装置18には格
納蓋12の閉成状態でのみ電源供給部28から電源供給
が行なわれる。ハードディスク装置18の駆動中に格納
蓋12が開かれると、制御部29によりハードディスク
装置18の駆動が停止された後、電源供給が停止され、
ハードディスク装置18が取外し可能状態になる。格納
蓋12の開閉動作によりハードディスク装置18の取外
し動作を検出し、取外しが完了する前にハードディスク
装置18の駆動停止及び電源供給停止を行なうことによ
りデータの破壊及び磁気ディスクの損傷を確実に防止す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着脱可能なハードディ
スク装置等の外部記録媒体の駆動制御装置に係り、特に
取外時の外部記録媒体の保護に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスク装置が着脱可能に
装着されるポータブル機器において、運搬時におけるハ
ードディスク装置の保護方法が提案されている。例えば
特開昭61−232784号公報及び特開昭63−18
8876号公報には、キーボードから特定のキーを入力
することにより上記ポータブル機器が接続されているホ
ストコンピュータを介することなく直接、ハードディス
ク装置のヘッドを退避させるヘッド退避方法が示されて
いる。
【0003】また、特開平2−260171号公報に
は、ポータブル機器の電源スイッチをOFFにすると、
ハードディスク装置のヘッドを退避した後、該ハードデ
ィスク装置への電源供給を停止させる方法が示されてい
る。
【0004】一方、例えばスチルカメラにおいては、撮
影画像の記録媒体として着脱可能なハードディスク装置
を用いたものが知られている。かかるハードディスク装
置は、制御ライン、データライン、電源ライン等のコネ
クタを備え、スチルカメラ本体に装着されると、カメラ
本体から上記コネクタを介して駆動電源が供給されると
ともに、データの記録動作が制御されるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハードディ
スク装置が着脱可能に装着されるポータブル機器におい
て、運搬時だけでなく、取外し時においてもハードディ
スク装置が損傷しないように保護する必要がある。特に
駆動中に操作者が誤ってハードディスク装置をポータブ
ル機器本体から取り外すと、突然、電源供給が停止さ
れ、ディスクに記録されたデータや記録すべきデータが
破損する虞がある。また、ヘッドがディスクの記録位置
にセットされた状態でハードディスク装置が取り外され
るため、ハードディスク装置の運搬中にヘッドがディス
クに接触してディスクを損傷する虞もある。
【0006】かかる取外し時におけるハードディスク装
置の保護方法として、上記従来の保護方法を適用し、ポ
ータブル機器本体のメイン電源スイッチの操作若しくは
特別のキ−操作によりヘッド退避及び電源供給の停止を
行なうことも考えられるが、この方法では、ハードディ
スク装置の取外し時に操作者が上記スイッチ若しくはキ
ーの操作を失念し、誤ってハードディスク装置を機器本
体から取り外してしまうことがあり、確実にハードディ
スク装置を保護することはできない。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、取外し時における外部記録媒体の保護を確実に行な
うことのできる着脱可能な外部記録媒体の駆動制御装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、着脱可能に装
着された外部記録媒体に電源を供給するとともに、その
駆動を制御する外部記録媒体の駆動制御装置において、
上記外部記録媒体の駆動中に外部記録媒体の取外しが行
なわれることを検出する検出手段と、上記検出手段の検
出に応答して上記外部記媒体の駆動を停止する駆動停止
手段と、上記外部記媒体の駆動停止後、該外部記媒体へ
の電源供給を停止する電源供給停止手段とを備えたもの
である。
【0009】
【作用】本発明によれば、駆動制御装置に装着された外
部記録媒体が駆動中に、該外部記録媒体の取外し動作が
行なわれると、この取外し動作が検出され、この検出に
応答して上記外部記録媒体の駆動が停止される。そし
て、駆動停止が完了した後、上記外部記録媒体への電源
供給が停止される。
【0010】
【実施例】図2〜図4は、それぞれ本発明に係る駆動制
御装置を備えたスチルビデオカメラの平面図、正面図及
び背面図である。
【0011】スチルビデオカメラ1は、カメラ本体2の
下部に、撮影された静止画を記録するハードディスク装
置(外部記録媒体)の駆動を制御するHDD駆動制御部
(駆動制御装置)3を備えている。
【0012】カメラ本体2の前面、略中央に撮影レンズ
4が設けられ、背面上部、略中央にビューファインダー
5が設けられている。また、カメラ本体2の上面、右側
部にスライドスイッチからなるメイン電源スイッチ6が
設けられ、左側部に液晶表示部7及びレリーズスイッチ
8が設けられている。
【0013】一方、HDD駆動制御部3の前面適所に外
部コンピュータとの接続用コネクタ9が設けられ、背面
の右側部にスチルビデオカメラ1のメイン電源電池の装
着部10が設けられ、背面左側部にハードディスク装置
の装着部11が設けられている。
【0014】上記コネクタ9は、上記ハードディスク装
置に記録された画像及び撮影情報等のデータを外部コン
ピュータに転送するためのコネクタである。
【0015】図5は、駆動制御部のハードディスク装置
の装着部を示す斜視図である。HDD駆動制御部3の装
着部11は、開口部に格納蓋12を有し、内部の略中央
にハードディスク装置18の格納部13を有している。
格納蓋12は、横長長方形の板状をなし、下辺両端にヒ
ンジ部121が設けられている。上記ヒンジ部121
は、装着部11の開口部の下辺両隅部に回動可能に取り
付けられ、このヒンジ部121により格納蓋12は、開
閉可能になっている。
【0016】また、装着部11の左側部に上記格納蓋1
2のロック部14が設けられている。ロック部14は、
磁石141からなり、上記格納蓋12の左端内側面に設
けられた金属板122を磁石141で吸着して格納蓋1
2の閉成状態が保持されるようになっている。
【0017】ハードディスク装置18は、後述するよう
に、装着部11内の格納部13内に完全に収納され、格
納蓋12により装着部11が密閉されるようになってい
る。従って、ハードディスク装置18が誤って格納部1
3から離脱しても装着部11から脱落することがないよ
うになっている。
【0018】ロック部14の磁石141の下方位置に格
納蓋12の開閉状態を検出するスイッチ(検出手段)1
5が設けられている。スイッチ15は、常開のプッシュ
スイッチからなり、格納蓋12が閉じられると、スイッ
チ15の一方の接点が該格納蓋12により押圧されて閉
成し、これにより格納蓋12の閉成状態が検出されるよ
うになっている。なお、スイッチ15は、上記メカニカ
ルスイッチで構成しても良いが、フォトリフレクタ等の
電子スイッチで構成してもよい。
【0019】上記スイッチ15は、ハードディスク装置
18の取外し動作が行なわれることを検出するもので、
本実施例では、操作スイッチ16によりハードディスク
装置18の取外しが行なわれる前に必ず行なわれる格納
蓋12の開成動作を検出して取外し動作が開始されたこ
とを検出するようにしている。このように格納蓋12の
状態検出スイッチをハードディスク装置18の取外し動
作検出スイッチと兼用するようにしたので、ハードディ
スク装置18の取外し動作を検出するための特別のスイ
ッチを設ける必要がなく、構成が簡単になっている。
【0020】特に、スチルビデオカメラ等のポータブル
機器においては、格納蓋12によりハードディスク装置
18の保護が図れるとともに、小型化かつコンパクト化
の要求にも適合する利点がある。
【0021】また、後述するように、ハードディスク装
置18の取外しを行なうための操作スイッチ16を取外
し動作検出スイッチとして利用してないので、該操作ス
イッチ16をメカニカルスイッチ又は電気的スイッチの
いずれでも構成することができる。
【0022】なお、本実施例では、ハードディスク装置
18の取外し動作の検出を格納蓋12の開閉状態を検出
することにより行なっているが、例えば格納蓋12に代
えて格納部13に装着されたハードディスク装置18を
ロックするロック機構を設け、このロック機構の解除を
検出することにより取外し動作の検出を行なってもよ
い。
【0023】上記ロック機構としては、例えば格納部1
3に係合爪及び該係合爪によるロックを解除するロック
解除部材を設ける一方、ハードディスク装置18本体に
上記係合爪が係合する被係合部を設け、ハードディスク
装置18が格納部13に装着されると、上記係合爪がハ
ードディスク装置18の被係合部に係合して自動的にロ
ックがかかり、上記ロック解除部材により係合爪の被係
合部への係合を解除させてロックを解除させる方法が考
えられる。
【0024】格納部13は、ハードディスク装置18の
外観形状と略同一の内側形状を有し、奥側の側壁にはハ
ードディスク装置18のコネクタ部181が嵌合装着さ
れるコネクタ部131が設けられている。
【0025】一方、図6に示すように、ハードディスク
装置18は盤状体をなし、内部に円盤状の磁気ディスク
19、該磁気ディスク19を回転駆動する駆動モータ2
0、上記磁気ディスク19へのデータの読出/書込を行
なうヘッド21及び外ヘッドの駆動を制御するヘッドド
ライバ22を有している。ハードディスク装置18の一
方側面に装着部18Aが設けられ、該装着部18Aに複
数個のピンソケット182が2段に配列されたコネクタ
部181が突設されている。
【0026】上記コネクタ部131には上記コネクタ部
181のピンソケット182が嵌入接続し得るように複
数個のピン132が2段に配列されて設けられている。
コネクタ部131のピン132は、不図示のカメラ本体
2に設けられた電源供給部28及び制御部29(図1、
参照)に接続されており、上記ハードディスク装置18
を格納部13に嵌入し、コネクタ部181をコネクタ部
13に嵌合装着すると、ピン132が対応するピンソケ
ット182に嵌入接続され、これによりハードディスク
装置18が上記電源供給部28及び制御部29に接続さ
れるようになっている。
【0027】格納部13の右側には、ハードディスク装
置18の取外しを行なう操作スイッチ16が設けられ、
格納部13の右端側の下部には、アクセス状態を示すL
ED等からなる表示ランプ17が設けられている。
【0028】上記操作スイッチ16は、ハードディスク
装置18のコネクタ181を格納部13のコネクタ13
1から離脱させる機械的機構に連動されたメカニカルス
イッチでもよく、或いは上記機械的機構に接続された駆
動源の駆動を指示する電気的スイッチでもよい。
【0029】メカニカルスイッチからなる操作スイッチ
16の場合、操作スイッチ16を没入すると、該操作ス
イッチ16に連結された機械的機構(てこやバネ機構)
によりハードディスク装置18が格納部13の開口部側
に押し出され、これによりハードディスク装置18のコ
ネクタ部181が格納部13のコネクタ部131から外
れてハードディスク装置18の取外しが可能になる。
【0030】一方、電気的スイッチからなる操作スイッ
チ16の場合、操作スイッチ16を操作すると、モータ
等の駆動源が駆動を開始し、これに連結された機械的機
構が動作してハードディスク装置18が格納部13の開
口部側に押し出され、これによりハードディスク装置1
8のコネクタ部181が格納部13のコネクタ部131
から外れてハードディスク装置18の取外しが可能にな
る。
【0031】なお、操作スイッチ16を電気的スイッチ
で構成する場合は、スイッチ15に代えて該操作スイッ
チ16をハードディスク装置18の取外し動作を検出す
るスイッチとしてもよい。かかる構成では、格納蓋12
がない場合にもハードディスク装置18の取外し動作を
検出することができる。
【0032】図1は、本発明に係るスチルビデオカメラ
のブロック構成図である。同図において、図2〜図4に
示す部材と同一部材には同一の番号を付している。ま
た、シャッター幕23、撮像素子24、A/D変換器2
5、バッファメモリ26、SCSI(Small Computer S
ystem Interface)制御部27、電源供給部28及び制
御部29は、カメラ本体2に内蔵されている。
【0033】シャッター幕23は、非撮影時に撮像素子
24を遮光し、撮影時に所定期間だけ撮像素子24を露
光するシャッター部材である。撮像素子24は、CCD
(Charge Coupled Device)からなるカラーイメージエ
リアセンサである。撮像素子24(以下、CCD24と
いう)は、カメラ本体2内の撮影レンズ4の光軸上の適
所に設けられ、上記撮影レンズ4により該CCD24の
撮像面に投影された光像を電気信号の画像に変換して出
力する。
【0034】A/D変換器25は、CCD24から出力
された画像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換
するものである。バッファメモリ26は、1フレーム分
の記憶容量を有し、A/D変換器25によりデジタル信
号に変換された1フレーム分の画像信号(以下、画像デ
ータという)を一時的に記憶するメモリである。
【0035】SCSI制御部27は、上記コネクタ9を
介して外部接続されたコンピュータPCとのインターフ
ェースを制御するもので、ハードディスク装置18に記
録されたデータのコンピュータPCへの転送を制御す
る。電源供給部(電源供給手段)28は、上記メイン電
源電池から上記ハードディスク装置18に対する電源を
生成し、供給するものである。
【0036】制御部29は、スチルビデオカメラの撮影
動作を集中的に統括制御するとともに、撮影して得られ
た画像データのハードディスク装置18への記録を制御
するものである。また、制御部(駆動停止手段,電源供
給停止手段)29は、ハードディスク装置18の駆動及
び電源供給部28のハードディスク装置18への電源供
給を制御し、後述するように、取外し時におけるハード
ディスク装置18の保護を行なう。
【0037】上記スイッチ15による格納蓋12の開閉
状態の検出信号は、制御部29に入力され、制御部29
は、この検出信号に基づいてハードディスク装置18の
駆動及び電源供給部28のハードディスク装置18への
電源供給を制御を行なう。
【0038】すなわち、制御部29は、格納蓋12が閉
塞状態のとき、ハードディスク装置18への電源供給を
可能にし、ハードディスク装置18の駆動制御を行な
う。格納蓋12が開口状態になると、制御部29は、ハ
ードディスク装置18の駆動(画像データの書込み又は
読出し等)を停止した後、電源供給部28のハードディ
スク装置18への電源供給を禁止し、ハードディスク装
置18を取外し可能状態にする。
【0039】次に、図7の「レリーズ」のフローチャー
トに従って、スチルビデオカメラの撮影動作について簡
単に説明する。
【0040】レリーズスイッチ8が押圧され、撮影指示
の信号が入力されると、シャッター膜23が開かれ、予
め設定された所定時間だけCCD24の露光が行なわれ
る(#1〜#5)。CCD24の露光が終了すると(撮
像終了)、装着されたハードディスク装置18への電源
供給が開始されるとともに(#7)、CCD24から出
力される画像信号が画像データにA/D変換された後、
バッファメモリ26に一時、記録される(#9,#1
1)。
【0041】続いて、バッファメモリ26への画像デー
タの一時記録が終了すると(#11でYES)、該画像
データのハードディスク装置18への転送が開始され
(#13)、転送された画像データは、順次、磁気ディ
スク19の所定のメモリ領域に記憶される(#15)。
【0042】そして、画像データの磁気ディスク19へ
の記録が完了すると(#15でYES)、ハードディス
ク装置18への電源供給を停止して(#17)、撮影動
作を終了する。
【0043】図8は、ハードディスク装置に記録された
データを外部接続されたコンピュータに転送する転送処
理のフローチャートである。
【0044】外部接続されたコンピュータPCから送信
されたデータ転送コマンドを受信すると、図8の「画像
転送」のフローチャートに従ってハードディスク装置に
記録されたデータの転送処理が行なわれる。
【0045】まず、電源供給部28からハードディスク
装置18に電源が供給され、ハードディスク装置18の
起動が行なわれる(#21)。続いて、磁気ディスク1
9から所定サイズのデータが読み出され、該データがS
CSI制御部27を介してコンピュータPCに順次、転
送される(#23,#25)。そして、データの転送が
終了すると(#25でYES)、ハードディスク装置1
8への電源供給を停止した後(#27)、データ転送処
理を終了する。
【0046】図9は、上記撮影又はデータ転送等のハー
ドディスク装置の駆動中に取外し動作が行なわれた際の
駆動停止処理のフローチャートである。
【0047】ハードディスク装置18は、格納部13に
セットされ、格納蓋12が閉成された状態で起動可能に
なっており、ハードディスク装置18が駆動中に格納蓋
12が開成されると、スイッチ15により格納蓋12の
開成動作が検出され、この検出信号は制御部29に入力
される。制御部29は、この検出信号によりハードディ
スク装置18の取外し動作が行なわれたと判断し、図9
の「検知SW ON」のフローチャートに従って、以下
に説明するハードディスク装置18の駆動停止処理を行
なう。
【0048】まず、制御部29内のスタックレジスタに
セットされたデータが退避される(#31)。これは、
スイッチ15による取外し動作の検出信号が入力される
と、そのとき行なわれていた処理を中断し、割込処理と
してハードディスク装置18の駆動停止処理を行なうた
めである。
【0049】続いて、ハードディスク装置18が駆動中
であるか否か(電源供給がなされているか否か)が判別
され(#33)、ハードディスク装置18が駆動中であ
れば(#33でYES)、現在ハーディスク装置18が
実行している処理を中断させるため、制御部29からハ
ードディスク装置18にリセット信号が出力される(#
35)。ハーディスク装置18においては、上記リセッ
ト信号が入力されると、磁気ディスク19にアクセスし
ているヘッド21が退避位置(磁気ディスク19の記録
面に対向しない所定の位置)に退避され(#37)、退
避処理が完了すると、ハーディスク装置18から制御部
29に退避完了信号が送出される(#39でYES)。
【0050】続いて、上記退避完了信号が制御部に29
に入力されると、該制御部29から電源供給部28に電
源供給停止信号が送出され、ハードディスク装置18へ
の電源供給が停止される(#41)。
【0051】そして、中断された処理を行なうべく退避
させたデータがスタックレジスタに復帰された後(#4
3)、ハードディスク装置18の駆動停止処理は終了す
る。これにより、ハードディスク装置18は取外し可能
状態となる。
【0052】一方、ハードディスク装置18が駆動中で
なければ、割込処理として上記#35〜#41のハード
ディスク装置18の駆動停止処理を行なう必要はないか
ら、#43に移行し、退避させたデータがスタックレジ
スタに復帰され、ハードディスク装置18の駆動停止処
理は終了する。
【0053】上記実施例では、スイッチ15による格納
蓋13の開閉動作の検出若しくは操作スイッチ16によ
るハードディスク装置18の取外し動作の検出を行な
い、これにより実際にハードディスク装置18の取外し
が開始される前に当該取外し動作が行なわれることを検
出するようにしていたが、上記スイッチ15又は操作ス
イッチ16に代えてハードディスク装置18の着脱方向
の移動を検出する移動検知スイッチを設け、該移動検知
スイッチによりハードディスク装置18の取外し動作の
開始を検出するようにしてもよい。
【0054】かかるスイッチ構成においては、コネクタ
部181のピンソケット182とコネクタ部131のピ
ン132との接触範囲を比較的大きくしておき、コネク
タ部181が離脱方向に移動を開始してから所定時間後
に、ピン132がピンソケット182から完全に離脱し
てハードディスク装置18が格納部13から取り外され
るように構成する。
【0055】この構成によれば、操作者がハードディス
ク装置18が取外し動作を行なうと、上記移動検知スイ
ッチによりハードディスク装置18の離脱方向の移動が
検出され、ピン132がピンソケット182から完全に
離脱するまでにハードディスク装置18の駆動停止及び
電源供給停止が行なわれる。
【0056】なお、上記実施例では、ハードディスク装
置を例に説明したが、本発明は、フロッピーディスク装
置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等の任意の外
部記録媒体に適用することができる。
【0057】また、上記実施例ではスチルビデオカメラ
を例に説明したが、本発明は、携帯電話、電子手帳及び
電子辞書等の外部記録媒体が着脱可能に装着されるポー
タブル機器についても適用することができる。
【0058】特に上記スチルビデオカメラ等のポータブ
ル機器においては、外部記録媒体の装着脱が比較的頻繁
に行なわれ、搬送中に外部記録媒体に振動等の衝撃が加
わり易いので、外部記録媒体の保護を確実に行なうこと
のできる本発明の適用は、極めて有意義である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装着された外部記録媒体の駆動中に、取外し動作が行な
われると、これを検出して該外部記録媒体の駆動を停止
した後、電源供給を停止するようにしたので、駆動中に
外部記録媒体の取外し動作が行なわれた場合にも、外部
記録媒体は、確実に所定の処理動作が完了し、電源供給
が停止された後に取外し可能となり、取外し時における
データの破損や記録媒体の損傷を確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動制御装置を備えたスチルビデ
オカメラのブロック構成図である。
【図2】本発明に係る駆動制御装置を備えたスチルビデ
オカメラの平面図である。
【図3】本発明に係る駆動制御装置を備えたスチルビデ
オカメラの正面図である。
【図4】本発明に係る駆動制御装置を備えたスチルビデ
オカメラの背面図である。
【図5】駆動制御部のハードディスク装置の装着部を示
す斜視図である。
【図6】ハードディスク装置の一部破断した斜視図であ
る。
【図7】スチルビデオカメラの撮影動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】ハードディスク装置に記録されたデータの転送
処理のフローチャートである。
【図9】ハードディスク装置の駆動中に取外し動作が行
なわれた際の駆動停止処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 スチルビデオカメラ 2 カメラ本体 3 HDD駆動制御部 4 撮影レンズ 8 レリーズスイッチ 10 電池装着部 11 装着部 12 格納蓋 13 格納部 15,16 スイッチ 17 表示ランプ 18 ハードディスク装置 19 磁気ディスク 20 駆動モータ 21 ヘッド 22 ヘッドドライバ 23 シャッター幕 24 CCD 25 A/D変換器 26 バッファメモリ 27 SCSI制御部 28 電源供給部 29 制御部 PC コンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能に装着された外部記録媒体に電
    源を供給するとともに、その駆動を制御する外部記録媒
    体の駆動制御装置において、上記外部記録媒体の駆動中
    に外部記録媒体の取外しが行なわれることを検出する検
    出手段と、上記検出手段の検出に応答して上記外部記憶
    手段の駆動を停止する駆動停止手段と、上記外部記媒体
    の駆動停止後、該外部記媒体への電源供給を停止する電
    源供給停止手段とを備えたことを特徴とする着脱可能な
    外部記録媒体の駆動制御装置。
JP6225043A 1994-09-20 1994-09-20 着脱可能な外部記録媒体の駆動制御装置 Pending JPH0896493A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6225043A JPH0896493A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 着脱可能な外部記録媒体の駆動制御装置

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JP6225043A JPH0896493A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 着脱可能な外部記録媒体の駆動制御装置

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JP6225043A Pending JPH0896493A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 着脱可能な外部記録媒体の駆動制御装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1132283A (ja) * 1997-07-09 1999-02-02 Sony Corp カメラ装置
JP2003084874A (ja) * 2001-07-06 2003-03-19 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータ装置、デバイスの着脱制御方法、コンピュータ装置の制御方法
US7095437B1 (en) 1998-05-25 2006-08-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Electronic camera
JP2007299518A (ja) * 2007-05-28 2007-11-15 Sony Corp データ記録装置、撮像装置及びデータ記録方法
JP2010118937A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Sharp Corp テレビジョン受像機
JP2013015595A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Nikon Corp アクセサリー、カメラ、アクセサリー制御プログラム、及びカメラ制御プログラム

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