JP3873330B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents
電子スチルカメラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3873330B2 JP3873330B2 JP23033896A JP23033896A JP3873330B2 JP 3873330 B2 JP3873330 B2 JP 3873330B2 JP 23033896 A JP23033896 A JP 23033896A JP 23033896 A JP23033896 A JP 23033896A JP 3873330 B2 JP3873330 B2 JP 3873330B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slot
- electronic still
- camera body
- camera
- still camera
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Cameras In General (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は撮像素子で取り込んだ撮影画像を記憶するフラッシュメモリ等の記憶装置を備えている電子スチルカメラに関し、特にこの電子スチルカメラにおけるパーソナルコンピュータ等の外部装置との外部接続用のインタフェース部に関する。
【0002】
【従来の技術】
撮像素子で取り込んだ被写体画像をデジタル信号に変換してフレキシブルディスクやメモリカード等の記憶媒体に記憶させるようにした電子スチルカメラが従来から知られている。
【0003】
このような従来の電子スチルカメラでは、撮影により画像を記憶させた記憶媒体を、撮影後にカメラから抜き取ってパーソナルコンピュータのカード型記録媒体(以下、PCカードという)用のスロットに装填したり、これら電子スチルカメラとパーソナルコンピュータとの間をRS−232C等の通信インタフェースで接続したりし、記憶媒体に書き込まれた画像信号をパーソナルコンピュータ等の外部装置に取り込むことができるように構成されていた。
【0004】
特に、最近は大容量のメモリカードが広く用いられており、またその読み出し装置も、据置き型は勿論、携帯型のパーソナルコンピュータにも搭載したものが多くなっており、電子スチルカメラとともに屋外に持ち出してしようされることも多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の電子スチルカメラは、記憶媒体をカメラから抜き取って携帯型あるいは据置き型のパーソナルコンピュータにおけるPCカード用スロットに挿入し直したり、あるいはカメラとパーソナルコンピュータとの間を通信ケーブルで接続したりしなければならず、パーソナルコンピュータとの接続が煩雑であるという問題があった。
【0006】
特に、電子スチルカメラを、コンピュータに通信ケーブルで接続する場合には、コンピュータ側でデータを受信するための専用のドライバソフトが必要であるとともに、当然専用のケーブルを用意しておかなければならず、備品が増えて保管等に不便であるばかりか、ケーブルで接続する作業は、初心者はもとより、電子機器の使用に慣れた者であっても煩わしいものであった。
【0007】
この点において、記憶媒体として着脱可能なPCカードを使用したカメラは有利であるが、その反面メモリとコネクタ以外の電子スチルカメラに必要な部材をカメラ本体側に設けるため、カメラ本体が大型化し、さらにこのように多くの機能をもたせる故にどうしても高価なものとなってしまう。
【0008】
また、最近は上述した電子スチルカメラとパーソナルコンピュータとの間でのデータのやり取りを、屋外や出先で行なうことも多く、その度毎にPCカードをカメラ本体から脱着する方法では、カメラとともにPCカードを落下させたり紛失したりしまうように取扱いも充分に注意することが必要であり、このような点にも配慮することが望まれる。
【0009】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、小型、軽量、薄型で安価に製造することができるとともに、カメラ本体の一部を外部装置のPCカード用スロットに直接装填するという簡単な操作によって、外部装置との接続を容易に行なえ、だれでもが簡単にカメラ本体と外部装置との接続を行なえ、しかもこのカメラ本体と外部装置以外には接続のための部品は必要がなく、取扱いが容易である電子スチルカメラを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような要請に応えるために本発明に係る電子スチルカメラは、撮影機能をもつカメラ本体と、外部装置のカード型記録媒体用スロットに装填可能で、前記カメラ本体を前記外部装置に電気的に接続するスロット装填部とを備え、前記スロット装填部に、当該スロット装填部を前記外部装置のカード型記録媒体用スロットに差し込んだときに前記カード型記録媒体用スロット側のコネクタと接続するためのカード型記録媒体側コネクタを設けるとともに、前記スロット装填部を、前記カメラ本体内に収納し、前記カード型記録媒体用スロットに差し込むことができない収納位置と前記カメラ本体の側部に設けた突出口から突出する突出位置とに進退するように姿勢変更可能に設けたものである。
【0011】
ここで、本発明に係る電子スチルカメラは、カメラ本体に、撮影対象に対面する撮影レンズとこの撮影レンズを介して取り込んで電気信号に変換する撮像素子を有する光学系ユニット、撮像素子の出力信号を画像信号に変換処理する信号処理部、この信号処理部から出力された画像信号を記憶する記憶装置、撮像素子および信号処理部をオン・オフするためのスイッチ手段、撮像素子、信号処理部および記憶装置に通電するためのバッテリを設けている。なお、前記記憶装置を、カメラ本体に設けたスロット装填部に設けてもよい。
【0012】
また、本発明に係る電子スチルカメラは、スロット装填部を、カメラ本体の側部に設けた突出口から突出、収納可能に設けるか、あるいはカメラ本体の一側面に、この側面縁部に沿って設けた回転軸または側面に直交するように設けた回転軸により回動可能に設け、さらに撮像素子により得られた光情報を含めた各種の情報表示を行なう表示部、各種設定操作を行なう設定操作部の少なくともいずれかを、スロット装填部を収納したときにこのスロット装填部により覆われるカメラ本体の一側面に設けてもよい。
【0013】
さらにまた、本発明に係る電子スチルカメラは、スロット装填部を、カメラ本体に対し突出位置または収納位置のいずれかで係止する係止装置を設けたり、スロット装填部が収納位置にあるときに露出する部分に滑り止め部を設けたりする。また、スロット装填部における外部装置との電気的接続を行う端子部を、スロット装填部がカメラ本体の収納位置にあるときにこのカメラ本体の一部で覆うように構成したものである。
【0014】
さらに、本発明に係る電子スチルカメラは、撮影を行う撮影モードと画像信号を転送することができる転送モードのような複数のカメラ動作モードを備え、スロット装填部がカメラ本体に対し収納位置にあるか、または突出位置にあるかを検出する検出装置を設け、この検出装置の検出結果に応じて前記カメラ動作モードを切換えるものである。
【0015】
本発明によれば、電子スチルカメラを構成するカメラ本体の一部に電気的、機械的な接続手段により接続することにより収納または突出可能に設けたスロット装填部を、パーソナルコンピュータのPCカード用スロットに直接装填可能な形状で形成するとともに、カメラ本体内に電子スチルカメラとして必要な部材を組込んでいる。そして、常時はスロット装填部を、カメラ本体内に収納状態とし、撮影動作を行なえるようにしている。また、パーソナルコンピュータまたはパーソナルコンピュータに接続されたPCカードドライブ装置等の外部装置への接続時には、スロット装填部をカメラ本体から突出した状態とし、これをPCカード用スロットに差し込んで装填する。これにより、外部装置と記憶装置との間で通信を行なえ、記憶装置に書き込まれた画像信号を外部装置からの読み出しが可能になる。
【0016】
このような本発明によれば、通信ケーブルや記憶媒体等のようなカメラ本体と外部装置以外のものを必要とせず、初心者から慣れている者に至るまで簡単な方法により、電子スチルカメラと外部装置との接続が可能となる。これにより、この電子スチルカメラやパーソナルコンピュータを携帯し、出先等で接続することがきわめて簡単に行なえる。また、スロット装填部は、PCカードの規格に適用できるため、既存のパーソナルコンピュータ等であっても、そのPCカード用スロットに直接装填することで接続することができる。
【0017】
ここで、外部装置は、パーソナルコンピュータまたはパーソナルコンピュータに付設したPCカードドライブ装置であって、カード型記録媒体用スロットは、上記外部装置に設けられる、いわゆるPCカード用スロットである。なお、カード型記録媒体はいわゆるPCカードであって、このPCカードにはメモリカード、インタフェースカード、モデムカード等があり、上述したPCカード用スロットに装填することにより使用されるものである。
【0018】
また、制御回路による信号処理部において、撮像素子からの出力信号を画像信号に変換処理するにあたっては、デジタル信号に限らず、アナログ信号であってもよい。さらに、記憶装置で記憶する信号処理部からの画像信号としても、デジタル信号に限らず、アナログ信号であってもよい。
このような記憶装置はカメラ本体内に内蔵しても、このカメラ本体から選択的に突出されるスロット装填部内に設けても、あるいは両方に設けてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1ないし図3は本発明に係る電子スチルカメラの一つの実施の形態を示すものであり、これらの図において、符号1は本発明を特徴づける電子スチルカメラである。
ここで、この電子スチルカメラ1は、図3に示すように、外部装置としてのパーソナルコンピュータ2の側面に設けられたPCカード用スロット3に装填可能なスロット装填部4を、常時は収納するとともに、外部装置との接続時に突出させるように構成されているカメラ本体5を備えている。
【0020】
なお、図3中3aはパーソナルコンピュータ2の側面に設けたイジェクト釦で、PCカード用スロット3に装填したスロット装填部4を抜き出すときに操作する部分で、この釦3aが操作されないと通常はスロット装填部4を引き抜くことができないように構成している。
【0021】
前記カメラ本体5は、図1および図3に示すように、全体が略直方体形状を呈し、その前面には撮影レンズ6と撮像素子であるCCD素子(図示せず)からなる光学系ユニット、ファインダ窓7、閃光撮影を行なう閃光装置の発光部8等が設けられている。また、上面には、撮影操作時に操作するレリーズ釦9が設けられる。なお、図示は省略しているが、この種の電子スチルカメラ1に必要な機構部品を適宜組み込んでいることは勿論である。
【0022】
前記カメラ本体5の側面には細溝状の開口5aが形成され、この開口5aにより前記スロット装填部4を、常時はカメラ本体5内に取り込んで収納し、かつ必要時すなわちパーソナルコンピュータ2とデータの授受を行なうための接続時にカメラ本体5から突出させたりするように構成されている。なお、このスロット装填部4は、カメラ本体5内で機械的、電気的な接続手段、たとえばスロット装填部4を進退自在に案内するガイド手段と所定の突出位置で係止するロック手段(係止装置)、さらにフレキシブル配線板(いずれも図示せず)により接続されている。
【0023】
また、カメラ本体5内の適宜の位置にスロット装填部4の状況を検出する検出装置50(図1または図2参照)を設け、これによりスロット装填部4がカメラ本体5から突出した突出位置にあるか、または収納位置にあるかを検出できるように構成している。
さらに、図示は省略したが、カメラ本体5内に収納したスロット装填部4を突出させたり、あるいは収納したりするための操作ノブのような操作部を付設するとよい。
【0024】
ここで、このスロット装填部4は、前記PCカード用スロット3に挿入され得るように、外形寸法が、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association )/JEIDA(Japan Electronic Industry Development Association ;日本電子工業振興協会)規格のICメモリカードあるいはI/Oカード(以下、PCカードと呼ぶ)におけるタイプI、II、III、IVの何れかの寸法規格を満たした偏平板状に形成されることにより、PCカード体を形成している。
【0025】
この場合、この実施の形態においては、タイプIの寸法規格とされることにより、幅が85.6±0.2mm、高さが54.0±0.1mm、厚さが3.3±0.1mmのPCカード体とされる。これにより、カメラ本体5から突出したスロット装填部4を、図3に示すようにパーソナルコンピュータ2のPCカード用スロット3にそのまま差し込んで装填することができるように構成している。
【0026】
また、スロット装填部4の外方端には、図1および図2に示すように、前記PCカード用スロット3内での図示しないコネクタと接続するための、上記PCMCIA/JEIDA規格で規定された、PCカード側コネクタ4aが設けられている。このコネクタ4aは、PCカードの規格で規定された68ピンのコネクタである。なお、このスロット装填部4の外方端の側縁に、PCカ−ド用スロット3への逆組み込みを防止するための切欠や溝を設けるとよい。
これにより、この電子スチルカメラ1を構成するカメラ本体5におけるスロット装填部4は、図3に示すように、パーソナルコンピュータ2のPCカード用スロット3にそのまま差し込んで接続することができる。
【0027】
ここで、上述したPCカード規格でのタイプIの規格寸法は幅が54.0±0.1mm、長さが85.6±0.2mm、厚さが3.3±0.1mmであり、またタイプIIの規格寸法は幅が54.0±0.1mm、長さが85.6±0.2mmで、厚さが3.3±0.1mmであって本体部を最大で5.0mmの厚さとしたものを、タイプIIIの規格寸法は幅が54.0±0.1mm、長さが85.6±0.2mm、厚さが最大で10.5mm程度のものを、タイプIVの規格寸法は幅が54.0±0.1mm、長さが85.6±0.2mm、厚さが最大で16.0mm程度のものを言う。
【0028】
このようなカメラ本体5およびスロット装填部4からなる電子スチルカメラ1の内部には、図2に示すように前記PCカード側コネクタ4a、撮影ないし記憶に必要な各種回路、電源等が収納されている。すなわち、同図において、11は撮像レンズ6を通過した光を電気信号に変換する撮像素子としてのCCD素子、12はCCD素子11の出力信号をデジタルデータに変換するA/D変換回路、13はA/D変換回路12からのデジタル信号を画像信号に変換する信号処理部となる信号処理回路、14は信号処理回路13から出力された画像信号を圧縮する画像圧縮回路である。
【0029】
また、15はこの電子スチルカメラ1を制御するCPU、16は画像信号を記憶するフラッシュメモリやスタティックRAM(SRAM)等からなる記憶装置である。
17はインターフェース手段となるPCカード用インタフェース回路であり、PCMIA/JEIDA規格のICメモリカードインタフェースあるいはI/Oカードインタフェース(以下、PCカードインタフェースと呼ぶ)と、前記記憶装置16との間のプロトコル変換処理を行なう。
【0030】
また、18はバス、19は電子スチルカメラに電力を供給するNi−Cdガム電池等のバッテリ、9aはレリーズ釦9の押圧操作によって動作するレリーズスイッチである。
【0031】
次に、このような電子スチルカメラ1の動作を説明する。
すなわち、レリーズ釦9の押圧操作によってレリーズスイッチ9aを動作させると、撮像レンズ6を通過した撮像対象からの光は、CCD素子11の図示しない補色型色フィルタにより、Ye(黄)色光成分、Cy(シアン)色光成分、Mg(マゼンダ)色光成分、G(緑)色光成分に分離される。そして、Ye、Cy、Mg、Gの各色フィルタに対応したCCD素子14の画素により電気信号に変換される。こうしてCCD素子11から色信号Ye、Cy、Mg、Gが出力される。
【0032】
A/D変換回路12は、これらの色信号Ye、Cy、Mg、Gを各々デジタルデータに変換する。
次いで、たとえばDSP(Digital Signal Processor)からなる信号処理回路13は、これらのデジタルデータから画像信号を生成する。この実施の形態における画像信号は、DSPの処理の1つである色変換によって生成された輝度信号Y、赤色信号Rから輝度信号Yを引いた(色差信号)R−Y、および青色信号Bから輝度信号Yを引いた(色差信号)B−Yである。
【0033】
また、処理回路13の処理は、色変換以外にも、画素補間、水平・垂直の輪郭強調、γ(ガンマ)補正等も行なう。したがって、信号処理回路13は、これらの処理を行なった後に画像信号を画像圧縮回路14へ出力する。
そして、画像圧縮回路14は、信号処理回路13から出力された画像信号を図示しない内部のメモリに一旦蓄えた後、この画像信号にJPEG(Joint Photographic Experts Group )形式の圧縮処理を行なう。
【0034】
なお、この実施の形態では、CCD素子11の色フィルタに補色型を使用しているが、R(赤)、G(緑)、B(青)の3原色型色フィルタを使用してもよい。この場合は、CCD素子14で得られるR、G、Bの3原色信号から信号処理回路16により画像信号を生成すればよい。
【0035】
また、前記レリーズ釦9の操作において、まずレリーズ釦9を軽く押し、いわゆる半押しスイッチがオンすると、CPU15は、CCD素子11、A/D変換回路12、信号処理回路13、画像圧縮回路14を制御して、画像圧縮回路14のメモリに画像信号を取り込ませる上記のような動作を行わせる。
次いで、この圧縮前の画像信号の輝度レベルに基づいて、画像が最適な明るさとなるようにCCD素子11の信号蓄積時間を調整する。
【0036】
そして、レリーズ釦9が更に深く押し、いわゆる全押しスイッチがオンすると、CPU15は、調整した信号蓄積時間による画像信号を画像圧縮回路14のメモリに取り込ませる。このデータがレリーズ釦9の操作に伴って取り込まれる正規のデータである。このように信号蓄積時間の信号電荷のみを読み出すCCD素子11の電子シャッター動作において、信号蓄積時間を調整することにより、最適な明るさの画像信号が得られる。
【0037】
続いて、CPU15は、JPEG形式で圧縮された画像信号を画像圧縮回路14から読み出し、このデータをたとえばOS(Operating System)の一種であるMS−DOSを搭載したパーソナルコンピュータで利用できるように、DOS FAT(Disk Operating System File Allocation Table)の形式で記憶装置16の所定の領域に書き込む。こうして、レリーズ釦9が押される度に、記憶装置16の各領域に圧縮された画像信号が書き込まれることが繰り返され、複数枚の画像信号が記録される。
【0038】
次に、撮影が終了すると、カメラ本体5におけるスロット装填部4を、図1(a)、図3に示すようにパーソナルコンピュータ2のPCカード用スロット3に差し込む。スロット装填部4を差し込むと、そのPCカード側コネクタ4aは、PCカード用スロット3内のコネクタに接続され、カメラ本体5がパーソナルコンピュータ2に電気的に接続される。このため、パーソナルコンピュータ2は、図示しない内部のPCカードインタフェース(PCカードコントローラ)を介してカメラ本体5内の記憶装置16をアクセスし、記憶装置16に格納された画像信号を読み出す。
【0039】
このとき、PCカードインタフェース回路17は、記憶装置16とパーソナルコンピュータ2内のPCカード用インタフェースとの間のプロトコル変換処理を行ない、記憶装置16とパーソナルコンピュータ2(PCカードインターフェース)との間の通信を可能にする。このプロトコル変換処理は、PCカード用インターフェース回路17とパーソナルコンピュータ2間のPCカードインターフェースの仕様によって異なる。たとえば、記憶装置16がフラッシュメモリの場合、上記仕様がATA(AT Attachment )仕様であればATA−フラッシュメモリ変換となり、上記仕様がAIMS(Auto Indexing Mass Storage)仕様であればAIMS−フラッシュメモリ変換となる。
【0040】
このようにして、電子スチルカメラ1で得られた画像信号をパーソナルコンピュータ2で利用することができる。
なお、本実施の形態では、画像圧縮回路14によって画像信号の圧縮を行なったが、記憶装置16に書き込む画像信号の記録枚数が少ない場合は、圧縮前の画像信号を記憶装置16にそのまま書き込めばよい。
また、画像信号を読み取る外部装置として、パーソナルコンピュータ2を例示したが、PCカード用スロット3を備えたPCカードドライブ装置でもよく、このときはPCカードドライブ装置で読み取られたデータがパーソナルコンピュータへ転送される。
【0041】
また、この実施の形態では、信号処理回路13、画像圧縮回路14、CPU15からなるカメラ側回路と、PCカードインタフェース回路17からなるPCカード用インタフェース側の回路がバス18によって記憶装置16に接続されているが、このような構成にすると、カメラ側とインタフェース側が記憶装置16に同時にアクセスしてしまう等の実用上の問題が生じる。
【0042】
そこで、バス18上のA点とB点にそれぞれバスバッファを設け、電子スチルカメラ1をPCカード用スロット3に挿入していない通常の状態では、A点のバスバッファを閉状態(導通状態)、B点のバスバッファを開状態(遮断状態)とする。これにより、カメラ側と記憶装置16が接続され、記憶装置16とPCカード用インタフェース回路17との間は切り離されることになる。
【0043】
そして、電子スチルカメラ1がPCカード用スロット3に挿入されることにより、パーソナルコンピュータ2からPCカード用コネクタ4aの電源ピンに電源電圧が供給されると、A点のバスバッファを開状態、B点のバスバッファを閉状態とする。これにより、カメラ側と記憶装置16との間が切り離され、記憶装置16とPCカードインタフェース回路17との間が接続される。
こうして、バス18上に制御用のコントローラを設けるよりも簡単な構成で上記問題を解決することができる。
【0044】
また、図2の実施の形態では、外部装置との間で通信を行うためのインターフェース手段としてPCカード用インターフェース回路17を用いているが、これに変えて、CPU15をインターフェース手段としてもよい。
この場合、PCインターフェース回路17は、双方向の入出力バッファとして機能させる。すなわち、パーソナルコンピュータ2側からアクセスする場は、カメラ側からパーソナルコンピュータ2側への接続を切り離し、逆にカメラ側からアクセスする場合は、コンピュータ側からカメラ側への接続を切り離す。
そして、CPU15は、コンピュータ2からのコマンドを受信し、その命令に従ってCPU15が記憶装置から画像を読み出し、コンピュータ2へ画像信号を送る。このようにすることにより、CPU15でプロトコル変換処理を行なうこともできる。
【0045】
また、上述したカメラ本体5の一部にLCDによるモニタ画面(図示せず)を設けている場合には、上述したスロット3への装填動作を、上述したCPU15で感知することにより、モニタ画面への画像の表示を行なうか否かを制御することが考えられる。
さらに、上述したCPU15は、スロット装填部4を外部装置(パーソナルコンピュータ2)のPCカード用スロット3に装填したときの装填動作を感知することにより、撮影、記録が行える状態(いわゆる撮影モード)から、パーソナルコンピュータ2への画像信号の転送を行える転送可能な状態(いわゆる転送モード)に自動的に切換えるように構成することもできる。
【0046】
また、図1、図2に示すように、カメラ本体5内の一部にたとえばフォトインタラプタのような光学的な検出手段や広く知られている機械的な検出手段である検出スイッチ50を設け、この検出スイッチ50により、スロット装填部4の状況すなわちこのスロット装填部4がカメラ本体5からの突出位置にあるか、収納位置にあるかを検出できるように構成する。
【0047】
そして、この検出スイッチ50によりスロット装填部4がカメラ本体に対し収納状態にあるか、突出状態にあるかを検出し、この検出信号に応じて、カメラ動作モード切換え手段であるCPU15によって前述した撮影モードまたは転送モードを切換えるようにするとよい。このようにすれば、カメラ1において、撮影モードと転送モードとを、スロット装填部4の状況に応じて自動的に設定でき、実用上有利である。
【0048】
図4(a),(b)は本発明の別の実施の形態を示し、この実施の形態では、スロット装填部4を、カメラ本体5の下面に、この下面に直交する軸線をもって設けた回転軸31により回動自在に設け、この回動によりカメラ本体5側に収納された状態と突出した状態とに姿勢変更可能に設けている。
なお、図中32はスロット装填部4のロック穴、33はロック、ロック解除用の操作レバー、34はスロット装填部4を指等で回動させるための滑り止め部で、この滑り止め部34はスロット装填部4が収納位置にあっても露出する部分に設けられている。
【0049】
そして、このような構成によっても、常時はスロット装填部4をカメラ本体5に一体的に収納される状態とし、必要時に回動することにより、側方に突出してパーソナルコンピュータ2のPCカード用スロット3に装填可能な状態とすることができる。
【0050】
図5(a),(b)および図6(a),(b)は本発明のさらに別の実施の形態を示し、これらの実施の形態では、スロット装填部4を、カメラ本体5の上面の一部に、側端縁部を回動軸41として引き起こして突出したり、押し倒して収納できるように構成している。
このような構成によれば、スロット装填部4により常時は覆われ、突出時に露出する部分に、外部装置との接続時に用いる操作部42や表示パネル部43を設けることができる。そして、このような構造では、撮影時や保管しておくときに、表示パネル部43が傷つけられたり、操作部42を誤操作することを防ぐことができる。
【0051】
また、スロット装填部4の外方端に設けた外部装置との電気的接続を行う端子部としてのPCカード側コネクタ4aを、スロット装填部4の収納時に、カメラ本体5側の段差部内に収納して露出しない構造とすることができるので、コネクタ4aの端子を傷めることがないという利点もある。
【0052】
なお、本発明は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることは言うまでもない。
たとえばカメラ本体5の形状、構造としては、直方体形状に限定されず、また組み込み部品としても適宜カメラ内で必要な部品を組み込むことは自由である。さらに、このカメラ本体5とスロット装填部4との収納、突出可能な組み合わせ構造等としては、上述した実施の形態以外の変形例も考えられる。
【0053】
ここで、カード型記録媒体用スロット3には、いわゆるPCカードとしてのメモリカードやインタフェースカード等が装填されるスロットであればよい。
また、上述した信号処理部においての、上述した撮像素子からの出力信号を画像信号に変換処理するにあたっては、デジタル信号に限らず、アナログ信号であってもよい。さらに、記憶装置で記憶する信号処理部からの画像信号としても、デジタル信号に限らず、アナログ信号であってもよい。また、記憶装置16としては、カメラ本体5内に内蔵しても、このカメラ本体5から選択的に突出されるスロット装填部4内に設けても、あるいは両方に設けてもよい。
【0054】
【実施例】
撮像素子であるCCD素子11としては、たとえば8mm角であって、25万画素程度のものを用いる。
外部装置として、ノート型のパーソナルコンピュータ2のPCカード用スロット3を示している。
また、外部装置であるカード型記録媒体用スロット3には、PCカードと呼ばれるカード型記録媒体が装填されるが、いわゆるPCカードとしてインタフェース機能のみを有するものであってもよい。
【0055】
以上説明したように本発明に係る電子スチルカメラによれば、撮影機能をもつカメラ本体と、外部装置のカード型記録媒体用スロットに装填可能で、前記カメラ本体を前記外部装置に電気的に接続するスロット装填部とを備え、前記スロット装填部に、当該スロット装填部を前記外部装置のカード型記録媒体用スロットに差し込んだときに前記カード型記録媒体用スロット側のコネクタと接続するためのカード型記録媒体側コネクタを設けるとともに、前記スロット装填部を、前記カメラ本体内に収納し、前記カード型記録媒体用スロットに差し込むことができない収納位置と前記カメラ本体の側部に設けた突出口から突出する突出位置とに進退するように姿勢変更可能に設けたので、
簡単な構成であるにもかかわらず、以下のような優れた効果を奏する。
【0056】
すなわち、本発明によれば、電子スチルカメラを、小型、軽量、薄型で安価に製造することができるとともに、カメラ本体の一部を外部装置のPCカード用スロットに直接装填するという簡単な操作によって、外部装置との接続を容易に行なえ、だれでもが簡単にカメラ本体と外部装置との接続を行なえる。しかも、このカメラ本体と外部装置以外には接続のための部品は必要がなく、取扱いが容易であるという利点がある。
【0057】
ここで、本発明によれば、カメラ本体に、撮影対象に対面する撮影レンズとこの撮影レンズを介して取り込んで電気信号に変換する撮像素子を有する光学系ユニット、撮像素子の出力信号を画像信号に変換処理する信号処理部、この信号処理部から出力された画像信号を記憶する記憶装置、撮像素子および信号処理部をオン・オフするためのスイッチ手段、撮像素子、信号処理部および記憶装置に通電するためのバッテリを設けるとよい。また、上述した記憶装置は、カメラ本体に設けたスロット装填部に設けてもよい。
【0058】
さらに、スロット装填部を、カメラ本体の側部に設けた突出口から突出、収納可能に設けるか、あるいはカメラ本体の一側面に、この側面縁部に沿って設けた回転軸または側面に直交するように設けた回転軸により回動可能に設け、さらに撮像素子により得られた光情報を含めた各種の情報表示を行なう表示部、各種設定操作を行なう設定操作部の少なくともいずれかを、スロット装填部を収納したときにこのスロット装填部で覆われるカメラ本体の一側面に設けてもよい。
【0059】
このような構成によれば、電子スチルカメラにおいて、常時はスロット装填部を、カメラ本体内に収納状態とし、撮影動作を行なえる。また、パーソナルコンピュータまたはパーソナルコンピュータに接続されたPCカードドライブ装置等の外部装置への接続時には、スロット装填部をカメラ本体から突出した状態とし、これをPCカード用スロットに差し込んで装填する。これにより、外部装置と記憶装置との間で通信を行なえ、記憶装置に書き込まれた画像信号を外部装置からの読み出しが行なえる。
【0060】
したがって、このような本発明によれば、通信ケーブルや記憶媒体等のようなカメラ本体と外部装置以外のものを必要とせず、初心者から慣れている者に至るまで簡単な方法により、電子スチルカメラと外部装置との接続が可能となる。これにより、この電子スチルカメラやパーソナルコンピュータを携帯し、出先等で接続することがきわめて簡単に行なえる。また、スロット装填部は、PCカードの規格に適用できるため、既存のパーソナルコンピュータ等であっても、そのPCカード用スロットに直接装填することで接続することができる。
【0061】
さらに、本発明によれば、スロット装填部を、カメラ本体に対し突出位置または収納位置のいずれかで係止する係止装置を設けたり、スロット装填部が収納位置にあるときに露出する部分に滑り止め部を設けたり、あるいはスロット装填部における外部装置との電気的接続を行う端子部を、スロット装填部がカメラ本体の収納位置にあるときにこのカメラ本体の一部で覆うように構成することにより、外部装置との電気的接続を行うスロット装填部を、カメラ本体から必要時のみ取出し、画像信号の授受を行えるとともに、収納状態ではスロット装填部を、安定して収納位置に保持することができる。
【0062】
さらに、本発明によれば、撮影を行う撮影モードと画像信号を転送することができる転送モードのような複数のカメラ動作モードを備え、スロット装填部がカメラ本体に対し収納位置にあるか、突出位置にあるかを検出する検出装置を設け、この検出装置の検出結果に応じて前記カメラ動作モードを切換える構成としたので、カメラ動作モードをスロット装填部の突出または収納動作に合わせて自動的に行えるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電子スチルカメラの一つの実施の形態を示し、(a)はスロット装填部の収納時の状態を、(b)はスロット装填部を突出した状態を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す電子スチルカメラにおけるブロック図である。
【図3】 図1の電子スチルカメラのPCカード用スロットへの装填状態を示す斜視図である。
【図4】 本発明の電子スチルカメラの別の実施の形態を示し、(a)はスロット装填部の収納時の状態を、(b)はスロット装填部を突出した状態を示す斜視図である。
【図5】 本発明の電子スチルカメラのさらに別の実施の形態を示し、(a)はスロット装填部の収納時の状態を、(b)はスロット装填部を突出した状態を示す斜視図である。
【図6】 図5の変形例を示し、(a)はスロット装填部の収納時の状態を、(b)はスロット装填部を突出した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…電子スチルカメラ、2…パーソナルコンピュータ(外部装置)、3…PCカード用スロット(カード型記録媒体用スロット)、4…カメラ本体のスロット装填部、5…カメラ本体、6…撮影レンズ、7…ファインダ窓、8…閃光装置の発光部、9…レリーズ釦、9a…レリーズスイッチ、11…撮像素子としてのCCD素子、12…A/D変換回路、13…信号処理回路(信号処理部)、14…画像圧縮回路、15…CPU、16…記憶装置、17…PCカード用インタフェース回路(インタフェース手段)、19…バッテリ、31…回転軸、32…ロック穴、33…ロック、ロック解除用操作レバー、34…滑り止め部、41…回動軸、42…操作部、43…表示パネル部、50…検出スイッチ(検出装置)。
Claims (11)
- 撮影機能をもつカメラ本体と、
外部装置のカード型記録媒体用スロットに装填可能で、前記カメラ本体を前記外部装置に電気的に接続するスロット装填部とを備え、
前記スロット装填部に、当該スロット装填部を前記外部装置のカード型記録媒体用スロットに差し込んだときに前記カード型記録媒体用スロット側のコネクタと接続するためのカード型記録媒体側コネクタを設けるとともに、
前記スロット装填部を、前記カメラ本体内に収納し、前記カード型記録媒体用スロットに差し込むことができない収納位置と前記カメラ本体の側部に設けた突出口から突出する突出位置とに進退するように姿勢変更可能に設けたことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 撮影機能をもつカメラ本体と、
外部装置のカード型記録媒体用スロットに装填可能で、前記カメラ本体を前記外部装置に電気的に接続するスロット装填部とを備え、
前記スロット装填部が前記カメラ本体に対し収納位置にあるか、または突出位置にあるかを検出する検出装置を設け、
前記スロット装填部に、当該スロット装填部を前記外部装置のカード型記録媒体用スロットに差し込んだときに前記カード型記録媒体用スロット側のコネクタと接続するためのカード型記録媒体側コネクタを設けるとともに、
前記スロット装填部を、前記カメラ本体内に収納し、前記カード型記録媒体用スロットに差し込むことができない収納位置と前記カメラ本体の側方に突出する突出位置とに姿勢変更可能に設けたことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 請求項2記載の電子スチルカメラにおいて、
前記電子スチルカメラは複数のカメラ動作モードを有し、
前記検出装置の検出結果に応じてカメラ動作モードを切換えることを特徴とする電子スチルカメラ。 - 撮影機能をもつカメラ本体と、
外部装置のカード型記録媒体用スロットに装填可能で、前記カメラ本体を前記外部装置に電気的に接続するスロット装填部とを備え、
各種の表示を行なう表示部、各種設定操作を行なう設定操作部の少なくともいずれかを、前記スロット装填部を収納したときに前記スロット装填部により覆われる前記カメラ本体の一側面に設け、
前記スロット装填部に、当該スロット装填部を前記外部装置のカード型記録媒体用スロットに差し込んだときに前記カード型記録媒体用スロット側のコネクタと接続するためのカード型記録媒体側コネクタを設けるとともに、
前記スロット装填部を、前記カメラ本体内に収納し、前記カード型記録媒体用スロットに差し込むことができない収納位置と前記カメラ本体の側方に突出する突出位置とに姿勢変更可能に設けたことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 請求項2〜請求項4のうちのいずれか1つに記載の電子スチルカメラにおいて、
前記スロット装填部を、前記カメラ本体の一側面に、この側面縁部に沿って設けた回転軸または側面に直交するように設けた回転軸により回動可能に設けたことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 請求項1〜請求項5のうちのいずれか1つに記載の電子スチルカメラにおいて、
前記カメラ本体に、撮影対象に対面する撮影レンズとこの撮影レンズを介して取り込んで電気信号に変換する撮像素子を有する光学系ユニットと、
前記撮像素子の出力信号を画像信号に変換処理する信号処理部と、
前記信号処理部から出力された画像信号を記憶する記憶装置と、
前記撮像素子および前記信号処理部をオン、オフするためのスイッチ手段と、
前記撮像素子、前記信号処理部および前記記憶装置に通電するためのバッテリとを設け たことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 請求項6記載の電子スチルカメラにおいて、
前記スロット装填部に、光学系ユニットの撮像素子の出力信号から信号処理部によって変換処理された画像信号を記憶する記憶装置を設けたことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 請求項1〜請求項7のうちのいずれか1つに記載の電子スチルカメラにおいて、
前記スロット装填部を、前記カメラ本体からの突出位置または収納位置で係止する係止装置を設けたことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 請求項3記載の電子スチルカメラにおいて、
カメラ動作モードとは、撮影を行う撮影モードと、画像信号を転送することができる転送モードであることを特徴とする電子スチルカメラ。 - 請求項1〜請求項8のうちのいずれか1つに記載の電子スチルカメラにおいて、
前記スロット装填部は前記外部装置との電気的接続を行う端子部を有し、
前記端子部を、前記スロット装填部が前記カメラ本体の収納位置にあるときに前記カメラ本体の一部で覆うように構成したことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 請求項1〜請求項8のうちのいずれか1つまたは請求項10記載の電子スチルカメラにおいて、
前記スロット装填部が前記カメラ本体の収納位置にあるときに露出する部分に滑り止め部を設けたことを特徴とする電子スチルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23033896A JP3873330B2 (ja) | 1995-08-31 | 1996-08-30 | 電子スチルカメラ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22398695 | 1995-08-31 | ||
JP7-223986 | 1995-08-31 | ||
JP23033896A JP3873330B2 (ja) | 1995-08-31 | 1996-08-30 | 電子スチルカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09130658A JPH09130658A (ja) | 1997-05-16 |
JP3873330B2 true JP3873330B2 (ja) | 2007-01-24 |
Family
ID=26525785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23033896A Expired - Lifetime JP3873330B2 (ja) | 1995-08-31 | 1996-08-30 | 電子スチルカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3873330B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4615646B2 (ja) * | 1999-07-21 | 2011-01-19 | オリンパス株式会社 | プリンタ |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP23033896A patent/JP3873330B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09130658A (ja) | 1997-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5917545A (en) | Electronic still camera that can be directly inserted in an external device | |
US7253840B2 (en) | Cradle for digital camera | |
KR100405251B1 (ko) | 전자 스틸 카메라 | |
JP3726272B2 (ja) | デジタルカメラ | |
JPH1075390A (ja) | 電子撮像装置 | |
US20060039031A1 (en) | Digital camera | |
JP4249876B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP3784589B2 (ja) | 携帯機器 | |
JP2000050139A (ja) | デジタルカメラ | |
JP3809403B2 (ja) | 撮像装置、外部処理装置、撮像装置のための制御プログラム、外部処理装置のための制御プログラム | |
JPH1079913A (ja) | デジタルカメラ | |
JP3873330B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
JPH11146328A (ja) | 電子的撮像装置 | |
JPH09130659A (ja) | 電子スチルカメラおよびそのカメラ用アクセサリ | |
US20060050156A1 (en) | Information processing device | |
JP2001257919A (ja) | 電子カメラおよびケーブル | |
JP2000131745A (ja) | 電子カメラ | |
JPH0896493A (ja) | 着脱可能な外部記録媒体の駆動制御装置 | |
JPH0969969A (ja) | 電子スチルカメラ | |
JP3409599B2 (ja) | デジタルカメラ | |
JP2703060B2 (ja) | デジタル電子スチルカメラ | |
JPH09167031A (ja) | 情報入力装置 | |
JP4485391B2 (ja) | カメラ、カメラシステムおよび電子機器 | |
JPH0961921A (ja) | 電子スチルカメラ | |
JP2001218096A (ja) | 着脱可能なプリンタ付ディジタルカメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051018 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060418 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060619 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061016 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |