JPH0969969A - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JPH0969969A
JPH0969969A JP7223944A JP22394495A JPH0969969A JP H0969969 A JPH0969969 A JP H0969969A JP 7223944 A JP7223944 A JP 7223944A JP 22394495 A JP22394495 A JP 22394495A JP H0969969 A JPH0969969 A JP H0969969A
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JP
Japan
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slot
electronic still
card
still camera
camera body
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Application number
JP7223944A
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English (en)
Inventor
Osamu Ikeda
理 池田
Masaaki Kusano
正明 草野
Hirotake Nozaki
弘剛 野崎
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ本体にPCカード形状によるスロット
装填部を形成し、これにより小型、軽量、薄型で安価に
製造できる電子スチルカメラを得る。 【解決手段】 外部装置2のカード型記録媒体であるP
Cカード用のスロット3に装填可能なスロット装填部4
を有するカメラ本体6を備える。このカメラ本体に、撮
影レンズ11と撮像素子14とを有する光学系ユニット
25を設ける。さらに、このカメラ本体に、撮像素子の
出力信号を画像信号に変換処理する信号処理部16と、
画像信号を記憶する記憶装置19を設ける。また、スロ
ット装填部に、外部装置のPCカード用スロットのコネ
クタと接続するPCカード側コネクタ8と、記憶装置と
このPCカード側コネクタとに接続されPCカード用イ
ンタフェースと記憶装置間での通信を行なうインタフェ
ース手段20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子で取り込
んだ撮影画像を記憶するフラッシュメモリ等の記憶装置
を有しかつパーソナルコンピュータ等の外部装置におけ
るカード型記録媒体(以下、PCカードという)用のス
ロットに直接装填することが可能な電子スチルカメラに
関する。
【0002】
【従来の技術】撮像素子で取り込んだ被写体画像をデジ
タル信号に変換してフレキシブルディスクやメモリカー
ド等の記憶媒体に記憶させるようにした電子スチルカメ
ラが従来から知られている。
【0003】このような従来の電子スチルカメラでは、
撮影により画像を記憶させた記憶媒体を、撮影後にカメ
ラから抜き取ってパーソナルコンピュータのPCカード
用スロットに装填したり、これら電子スチルカメラとパ
ーソナルコンピュータとの間をRS−232C等の通信
インタフェースで接続したりし、記憶媒体に書き込まれ
た画像信号をパーソナルコンピュータ等の外部装置に取
り込んでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の電
子スチルカメラは、記憶媒体をカメラから抜き取ってパ
ーソナルコンピュータのPCカード用スロットに挿入し
直したり、あるいはカメラとパーソナルコンピュータと
の間を通信ケーブルで接続したりしなければならず、パ
ーソナルコンピュータとの接続が煩雑であるという問題
があった。
【0005】特に、電子スチルカメラを、コンピュータ
に通信ケーブルで接続する場合には、コンピュータ側で
データを受信するための専用のドライバソフトが必要で
あるとともに、当然専用のケーブルを用意しておかなけ
ればならず、備品が増えて保管等に不便であるばかり
か、ケーブルで接続する作業は、電子機器の使用に慣れ
た者であっても煩わしいものであった。
【0006】また、記憶媒体としてPCカードを使用し
たカメラにおいては、メモリとコネクタ以外の電子スチ
ルカメラに必要な部材がカメラ本体側に設けられている
ため、カメラ本体が大型化し、さらにこのように多くの
機能をもたせることができるが故にどうしても高価なも
のとなってしまう。
【0007】このため、本発明者らは、電子スチルカメ
ラを、可能な限り小型、軽量、薄型で、しかも安価に製
造できるように構成し、さらに撮影した画像信号をパー
ソナルコンピュータのような外部装置に設けられるPC
カード用スロットに直接装填し、画像信号をパーソナル
コンピュータに読み出すことができるように構成するこ
とを検討した。しかし、このような要請を満足する電子
スチルカメラを構成するうえで、次のような事項が問題
となり、それらに対しての具体的な対策を講じることが
求められている。
【0008】すなわち、外部装置であるパーソナルコン
ピュータまたはパーソナルコンピュータに接続されたP
Cカードドライブ装置等のPCカード用スロット内に
は、68本の針状接点を有するコネクタが設けられてお
り、このようなコネクタとの接続を行なえるコネクタを
設けることが必要である。さらに、電子スチルカメラに
おいて、組み込みスペースを比較的必要とする撮影レン
ズ、撮像素子等の光学系ユニットやバッテリの配置を、
カメラ内での容積を効率よく利用して行ない、電子スチ
ルカメラの小型、薄型化を図ることが必要である。
【0009】また、外部装置のPCカード用スロットに
電子スチルカメラを直接装填する場合、上述したコネク
タの電気接点の挿入抵抗に逆らってカメラをスロット内
部に押圧する必要があるが、この場合に撮影レンズ等の
光学部材の配置位置が問題となる。すなわち、カメラの
スロット内への押圧面に撮影レンズを設けると、指など
で汚れたり、レンズ光軸がずれたり、ガラスが破損した
りする可能性もあり、このような点に対しての対策が必
要である。さらに、これとは逆にスロット内からカメラ
を抜き出す際にも、コネクタでの抜き出し抵抗に逆らっ
てカメラを引っ張り出す必要があり、カメラの外方端を
強く挾持したりすることから、上述したと同様に、汚れ
や破損等に対しての対策が必要である。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、小型、軽量、薄型で安価に製造することが
できるとともに、カメラ本体を外部装置のPCカード用
スロットに直接装填するという簡単な操作によって、外
部装置との接続を容易に行なえ、しかも撮影時の操作も
容易に行なえる電子スチルカメラを得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係る電子スチルカメラは、外部装置のP
Cカード(カード型記録媒体)用スロットに装填可能な
スロット装填部を有するカメラ本体を備え、このカメラ
本体に、撮像対象に対面する撮影レンズとこの撮影レン
ズを介して撮像対象からの光情報を取り込んで電気信号
に変換する撮像素子とを有する光学系ユニットと、撮像
素子の出力信号を画像信号に変換処理する信号処理部
と、この信号処理部から出力された画像信号を記憶する
記憶装置と、外部装置のPCカード用スロットのコネク
タと接続するためのPCカード側コネクタと、記憶装置
とPCカード側コネクタとの両方に接続され前記外部装
置のPCカード用インタフェースと前記記憶装置との間
での通信を行なうためのインタフェース手段とを設けた
ものである。さらに、本発明に係る電子スチルカメラ
は、撮像素子および信号処理部をオン・オフするための
スイッチ手段と、撮像素子、信号処理部、および記憶装
置に通電するためのバッテリを、カメラ本体に設けたも
のである。
【0012】また、本発明に係る電子スチルカメラは、
カメラ本体のスロット装填部に、光学系ユニット、信号
処理部、記憶手段、PCカード側コネクタ、インターフ
ェース手段を組込むように構成するか、あるいは外部装
置のPCカード用スロットにスロット装填部を差し込ん
だときに外部に露呈する未装填部をカメラ本体に設け、
かつこの未装填部に、撮影レンズと撮像素子からなる光
学系ユニットを組込むように構成したものである。
【0013】さらに、本発明によれば、カメラ本体を構
成するスロット装填部と未装填部とを、偏平板状を呈す
る形状で一体に形成したり、あるいは未装填部をスロッ
ト装填部よりも板厚が厚くなるように形成したりする。
ここで、この未装填部を厚く形成するには、スロット装
填部の表、裏面またはいずれか一方の面に突出するよう
に形成するとよい。
【0014】また、本発明によれば、光学系ユニットを
構成する撮影レンズの光軸を、カメラ本体における表、
裏面に直交するように設けるか、カメラ本体におけるス
ロット装填部の外部装置への差込み方向に沿うように、
カメラ本体の端面に露呈させて設けるか、あるいはカメ
ラ本体におけるスロット装填部の外部装置への差込み方
向に直交するように、カメラ本体の側端面に露呈させて
設けるとよい。
【0015】本発明によれば、電子スチルカメラを構成
するカメラ本体の少なくとも一部を、スロット装填部と
してパーソナルコンピュータのPCカード用スロットに
直接装填可能な形状で形成するとともに、カメラ本体内
に電子スチルカメラとして必要な部材を組込んでおり、
前記スロット装填部をパーソナルコンピュータまたはパ
ーソナルコンピュータに接続されたPCカードドライブ
装置などの外部装置のPCカード用スロットに差し込ん
で装填することにより、外部装置のPCカード用インタ
フェースと記憶装置との間で通信を行なえ、記憶装置に
書き込まれた画像信号を外部装置から読み出し可能にな
る。
【0016】ここで、本発明によれば、カメラ本体がス
ロット装填部によって構成され、外部装置のPCカード
用スロットに全て収納される偏平板状で形成されていて
も、あるいはスロット装填部と未装填部とからなり、こ
の未装填部がスロットへの装填時に外方に飛び出す形状
で形成されていてもよい。また、この未装填部は、スロ
ット装填部と連続する偏平板状であっても、スロット装
填部の表、裏面またはいずれかに突出して形成した板厚
が厚い形状であってもよい。なお、カメラ本体が未装填
部を有する場合、この未装填部に光学系ユニットを組み
込むとよい。特に、この未装填部が厚みのある場合、組
み込みスペースが比較的大きな撮影レンズ、撮像素子か
らなる光学系ユニットやバッテリの組み込みが効率よく
行なえ、カメラの小型、軽量化を図れる。さらに、この
未装填部には、スロットへの装填時において指で押圧し
たり挾持して挿抜し易い形状で形成するとともに、イジ
ェクト釦を操作しない限り簡単には抜き出しできないよ
うな形状で形成するとよい。
【0017】また、本発明によれば、カメラ本体の一
部、たとえば未装填部に設ける光学系ユニットを構成す
る撮影レンズの光軸を、カメラ本体における表、裏面に
直交するように設けるか、あるいはカメラ本体における
スロット装填部の外部装置への差込み方向に直交するよ
うに、カメラ本体の側端面に露呈させて設けることによ
り、このカメラ本体を外部装置のスロットに装填する際
に光学部材を指で触れる可能性が減り、光学部材の汚れ
や破損等の問題は生じないため、カメラ本体を外部装置
のスロットに直接装填する構造が採用し易い。勿論、撮
影レンズの光軸を、カメラ本体におけるスロット装填部
の外部装置への差込み方向に沿うように、カメラ本体の
端面に露呈させて設けてもよい。このようにすれば、カ
メラの小型、軽量、薄型化が図れ、しかもカメラ本体を
全て偏平板状のスロット装填部として形成し、外部装置
のスロット内に収納させる構造を採用し易い。
【0018】ここで、外部装置は、パーソナルコンピュ
ータまたはパーソナルコンピュータに付設したPCカー
ドドライブ装置であって、カード型記録媒体用スロット
は、上記外部装置に設けられるPCカード用スロットで
ある。なお、カード型記録媒体はいわゆるPCカードで
あって、このPCカードにはメモリカード、インタフェ
ースカード、モデムカード等があり、上述したPCカー
ド用スロットに装填することにより使用される。また、
上述した信号処理部においての、上述した撮像素子から
の出力信号を画像信号に変換処理するにあたっては、デ
ジタル信号に限らず、アナログ信号であってもよい。さ
らに、記憶装置で記憶する信号処理部からの画像信号と
しても、デジタル信号に限らず、アナログ信号であって
もよい。
【0019】
【発明の実施の形態】図1ないし図6は本発明に係る電
子スチルカメラの一つの実施の形態を示すものであり、
これらの図において、符号1は本発明を特徴づける電子
スチルカメラである。ここで、この電子スチルカメラ1
は、図5および図6に示すように、外部装置としてのパ
ーソナルコンピュータ2の側面に設けられたPCカード
用スロット3に装填可能なスロット装填部4およびスロ
ット3には装填されずに外部に露呈する未装填部5とを
有するカメラ本体6により構成されている。
【0020】なお、図5、図6中3aはパーソナルコン
ピュータ2の側面に設けたイジェクト釦で、PCカード
用スロット3に装填したスロット装填部4を抜き出すと
きに操作する部分で、この釦3aが操作されないと通常
はスロット装填部4を引き抜くことができないように構
成している。また、上述した図5ではパーソナルコンピ
ュータ2の側面にPCカード用スロット3を一段に設け
ているが、図6ではこのPCカード用スロット3,3を
二段に設けた場合を示している。
【0021】前記カメラ本体6は、図1および図2に示
すように、プラスチックと薄い金属板等によって形成さ
れたカメラケース7を備えている。このカメラケース7
は、平面視横長矩形で、正面視L字状を呈することによ
り、前記スロット装填部4と、このスロット装填部4の
長手方向一側端縁部に一体に連設されPCカード用スロ
ット3には挿入されない未装填部5とで構成される。こ
こで、前記スロット装填部4は、前記PCカード用スロ
ット3に挿入され得るように、外形寸法が、PCMCI
A(Personal Computer Memory Card International As
sociation )/JEIDA(Japan Electronic Industr
y Development Association ;日本電子工業振興協会)
規格のICメモリカードあるいはI/Oカード(以下、
PCカードと呼ぶ)におけるタイプI、II、III、
IVの何れかの寸法規格を満たした偏平板状に形成され
ることにより、PCカード体を形成している。
【0022】この場合、この実施の形態においては、タ
イプIの寸法規格とされることにより、幅が85.6±
0.2mm、高さが54.0±0.1mm、厚さが3.
3±0.1mmのPCカード体とされる。これにより、
カメラ本体6のスロット装填部4をパーソナルコンピュ
ータ2のPCカード用スロット3にそのまま挿入するこ
とができる。
【0023】また、スロット装填部4の未装填部5と反
対側の端部には、図1および図2に示すように、前記P
Cカード用スロット3内での図示しないコネクタと接続
するための、上記PCMCIA/JEIDA規格で規定
された、PCカード側コネクタ8が設けられている。こ
のコネクタ8は、PCカードの規格で規定された68ピ
ンのコネクタとなり、PCカ−ド用スロット3への逆組
み込みを防止するための切欠9aと溝9bとを有してい
る。これにより、この電子スチルカメラ1を構成するカ
メラ本体6におけるスロット装填部4は、図5および図
6に示すように、パーソナルコンピュータ2のPCカー
ド用スロット3にそのまま差し込んで接続することがで
きる。なお、カメラ1の撮影時にこのようなコネクタ8
が外部に露呈しないようにキャップ8aを設けてもよ
い。
【0024】ここで、上述したPCカード規格でのタイ
プIの規格寸法は幅が54.0±0.1mm、長さが8
5.6±0.2mm、厚さが3.3±0.1mmであ
り、またタイプIIの規格寸法は幅が54.0±0.1
mm、長さが85.6±0.2mmで、厚さが3.3±
0.1mmであって本体部を最大で5.0mmの厚さと
したものを、タイプIIIの規格寸法は幅が54.0±
0.1mm、長さが85.6±0.2mm、厚さが最大
で10.5mm程度のものを、タイプIVの規格寸法は
幅が54.0±0.1mm、長さが85.6±0.2m
m、厚さが最大で16.0mm程度のものを言う。
【0025】一方、前記未装填部5は、後述する撮影レ
ンズ、撮像素子、フィルタ等からなる光学系ユニットを
収納することにより光学系収納部を構成するところで、
たとえばタイプIIの場合、スロット装填部4の表面
(または裏面もしくは表裏面)に突出する状態で形成さ
れることにより10mm程度の厚さを有し、前記PCカ
ード用スロット3に差し込まれることはない。この未装
填部5の外表面には、撮像レンズ11が設けられてい
る。また、図2に示すように、スロット装填部4の表面
には、レリーズ釦12やその他の各種機能釦13が設け
られている。
【0026】このようなカメラ本体6の内部には、図4
に示すように前記PCカード側コネクタ8、撮影ないし
記憶に必要な各種回路、電源等が収納されている。すな
わち、同図において、14は撮像レンズ11を通過した
光を電気信号に変換する撮像素子としてのCCD素子、
15はCCD素子14の出力信号をデジタル信号に変換
するA/D変換回路、16はA/D変換回路15からの
デジタル信号を画像信号に変換する信号処理部となる信
号処理回路、17は信号処理回路16から出力された画
像信号を圧縮する画像圧縮回路である。
【0027】また、18はこの電子スチルカメラ1を制
御するCPU、19は画像信号を記憶するフラッシュメ
モリやスタティックRAM(SRAM)等からなる記憶
装置である。20はインターフェース手段となるPCカ
ード用インタフェース回路であり、PCMIA/JEI
DA規格のICメモリカードインタフェースあるいはI
/Oカードインタフェース(以下、PCカードインタフ
ェースと呼ぶ)と、前記記憶装置19との間のプロトコ
ル変換処理を行なう。
【0028】また、21はバス、22は電子スチルカメ
ラに電力を供給するNi−Cdガム電池等のバッテリ、
23はレリーズ釦12の押圧操作によって動作するレリ
ーズスイッチである。
【0029】一方、図1において、符号25は未装填部
5内に組込んだ光学系ユニットで、その内部には撮影レ
ンズ11からの光情報をCCD素子14に導くための反
射ミラー25aが配置され、効率のよい配置を可能とし
ている。さらに、26はカメラ本体6内に沿って配置さ
れた回路基板、27はこの基板26上に実装され前記記
憶装置19を始め、信号処理回路16、画像圧縮回路1
7、CPU18、インタフェース回路20等が実装され
る電子回路である。
【0030】次に、このような電子スチルカメラ1の動
作を説明する。すなわち、レリーズ釦12の押圧操作に
よってレリーズスイッチ23を動作させると、撮像レン
ズ11を通過した撮像対象からの光は、CCD素子14
の図示しない補色型色フィルタにより、Ye(黄)色光
成分、Cy(シアン)色光成分、Mg(マゼンダ)色光
成分、G(緑)色光成分に分離される。そして、Ye、
Cy、Mg、Gの各色フィルタに対応したCCD素子1
4の画素により電気信号に変換される。こうしてCCD
素子14から色信号Ye、Cy、Mg、Gが出力され
る。
【0031】A/D変換回路15は、これらの色信号Y
e、Cy、Mg、Gを各々デジタル信号に変換する。次
いで、たとえばDSP(Digital Signal Processor)か
らなる信号処理回路16は、これらのデジタル信号から
画像信号を生成する。この実施の形態における画像信号
は、DSPの処理の1つである色変換によって生成され
た輝度信号Y、赤色信号Rから輝度信号Yを引いた(色
差信号)R−Y、および青色信号Bから輝度信号Yを引
いた(色差信号)B−Yである。
【0032】また、処理回路16の処理は、色変換以外
にも、画素補間、水平・垂直の輪郭強調、γ(ガンマ)
補正等も行なう。したがって、信号処理回路16は、こ
れらの処理を行なった後に画像信号を画像圧縮回路17
へ出力する。そして、画像圧縮回路17は、信号処理回
路16から出力された画像信号を図示しない内部のメモ
リに一旦蓄えた後、この画像信号にJPEG(Joint Ph
otographic Experts Group )形式の圧縮処理を行な
う。
【0033】なお、この実施の形態では、CCD素子1
4の色フィルタに補色型を使用しているが、R(赤)、
G(緑)、B(青)の3原色型色フィルタを使用しても
よい。この場合は、CCD素子14で得られるR、G、
Bの3原色信号から信号処理回路16により画像信号を
生成すればよい。
【0034】また、前記レリーズ釦12の操作におい
て、まずレリーズ釦12を軽く押し、いわゆる半押しス
イッチがオンすると、CPU18は、CCD素子14、
A/D変換回路15、信号処理回路16、画像圧縮回路
17を制御して、画像圧縮回路17のメモリに画像信号
を取り込ませる上記のような動作を行わせる。次いで、
この圧縮前の画像信号の輝度レベルに基づいて、画像が
最適な明るさとなるようにCCD素子14の信号蓄積時
間を調整する。
【0035】そして、レリーズ釦12が更に深く押し、
いわゆる全押しスイッチがオンすると、CPU18は、
調整した信号蓄積時間による画像信号を画像圧縮回路1
7のメモリに取り込ませる。このデータがレリーズ釦1
2の操作に伴って取り込まれる正規のデータである。こ
のように信号蓄積時間の信号電荷のみを読み出すCCD
素子14の電子シャッター動作において、信号蓄積時間
を調整することにより、最適な明るさの画像信号が得ら
れる。
【0036】続いて、CPU18は、JPEG形式で圧
縮された画像信号を画像圧縮回路17から読み出し、こ
のデータをたとえばOS(Operating System)の一種で
あるMS−DOSを搭載したパーソナルコンピュータで
利用できるように、DOSFAT(Disk Operating Sys
tem File Allocation Table)の形式で記憶装置19の
所定の領域に書き込む。こうして、レリーズ釦12が押
される度に、記憶装置19の各領域に圧縮された画像信
号が書き込まれることが繰り返され、複数枚の画像信号
が記録される。
【0037】次に、撮影が終了すると、カメラ本体6に
おけるスロット装填部4を、図5、図6に示すようにパ
ーソナルコンピュータ2のPCカード用スロット3に差
し込む。スロット装填部4を差し込むと、カメラ本体6
のPCカード側コネクタ8は、PCカード用スロット3
内のコネクタに接続され、カメラ本体6がパーソナルコ
ンピュータ2に電気的に接続される。このため、パーソ
ナルコンピュータ2は、図示しない内部のPCカードイ
ンタフェース(PCカードコントローラ)を介してカメ
ラ本体6内の記憶装置19をアクセスし、記憶装置19
に格納された画像信号を読み出す。
【0038】このとき、PCカードインタフェース回路
20は、記憶装置19とパーソナルコンピュータ2内の
PCカード用インタフェースとの間のプロトコル変換処
理を行ない、記憶装置19とパーソナルコンピュータ2
(PCカードインターフェース)との間の通信を可能に
する。このプロトコル変換処理は、PCカード用インタ
ーフェース回路20とパーソナルコンピュータ2間のP
Cカードインターフェースの仕様によって異なる。たと
えば、記憶装置19がフラッシュメモリの場合、上記仕
様がATA(AT Attachment )仕様であればATA−フ
ラッシュメモリ変換となり、上記仕様がAIMS(Auto
Indexing Mass Storage)仕様であればAIMS−フラ
ッシュメモリ変換となる。
【0039】このようにして、電子スチルカメラ1で得
られた画像信号をパーソナルコンピュータ2で利用する
ことができる。なお、本実施の形態では、画像圧縮回路
17によって画像信号の圧縮を行なったが、記憶装置1
9に書き込む画像信号の記録枚数が少ない場合は、圧縮
前の画像信号を記憶装置19にそのまま書き込めばよ
い。また、画像信号を読み取る外部装置として、パーソ
ナルコンピュータ2を例示したが、PCカード用スロッ
トを備えたPCカードドライブ装置でもよく、このとき
はPCカードドライブ装置で読み取られたデータがパー
ソナルコンピュータへ転送される。
【0040】また、この実施の形態では、信号処理回路
16、画像圧縮回路17、CPU18からなるカメラ側
回路と、PCカードインタフェース回路20からなるP
Cカード用インタフェース側の回路がバス21によって
記憶装置19に接続されているが、このような構成にす
ると、カメラ側とインタフェース側が記憶装置19に同
時にアクセスしてしまう等の実用上の問題が生じる。
【0041】そこで、バス21上のA点とB点にそれぞ
れバスバッファを設け、電子スチルカメラ1をPCカー
ド用スロット3に挿入していない通常の状態では、A点
のバスバッファを閉状態(導通状態)、B点のバスバッ
ファを開状態(遮断状態)とする。これにより、カメラ
側と記憶装置19が接続され、記憶装置19とPCカー
ド用インタフェース回路20との間は切り離されること
になる。
【0042】そして、電子スチルカメラ1がPCカード
用スロット3に挿入されることにより、パーソナルコン
ピュータ2からPCカード用コネクタ7の電源ピンに電
源電圧が供給されると、A点のバスバッファを開状態、
B点のバスバッファを閉状態とする。これにより、カメ
ラ側と記憶装置19との間が切り離され、記憶装置19
とPCカードインタフェース回路20との間が接続され
る。こうして、バス21上に制御用のコントローラを設
けるよりも簡単な構成で上記問題を解決することができ
る。
【0043】また、図4の実施の形態では、外部装置と
の間で通信を行うためのインターフェース手段としてP
Cカード用インターフェース回路20を用いているが、
これに変えて、CPU18をインターフェース手段とし
てもよい。この場合、PCインターフェース回路20
は、双方向の入出力バッファとして機能させる。すなわ
ち、パーソナルコンピュータ2側からアクセスする場
は、カメラ側からパーソナルコンピュータ2側への接続
を切り離し、逆にカメラ側からアクセスする場合は、コ
ンピュータ側からカメラ側への接続を切り離す。そし
て、CPU18は、コンピュータ2からのコマンドを受
信し、その命令に従ってCPU18が記憶装置から画像
を読み出し、コンピュータ2へ画像信号を送る。このよ
うにすることにより、CPU18でプロトコル変換処理
を行なうこともできる。
【0044】また、上述したカメラ本体6の一部、たと
えばスロット装填部4あるいは未装填部5の表面にLC
Dによるモニタ画面(図示せず)を設けている場合に
は、上述したスロット3への装填動作を、上述したCP
U18で感知することにより、モニタ画面への画像の表
示を行なうか否かを制御することが考えられる。
【0045】ここで、上述した実施の形態では、図1、
図2、図3、さらに図7(a)に示すように、光学系ユ
ニット25を構成する撮影レンズ11の光軸Lを、カメ
ラ本体6におけるスロット装填部4の外部装置(パーソ
ナルコンピュータ2)への差込み方向に沿うように、カ
メラ本体6における未装填部5の端面に露呈させて設け
ているが、これに限定されず、図7(b),(c)で示
すように、カメラ本体6における表、裏面に直交するよ
うに設けるか、あるいはカメラ本体6におけるスロット
装填部3の外部装置への差込み方向に直交するように、
カメラ本体6の側端面に露呈させて設けてもよい。な
お、図8は図7(b),(c)に示した場合の概略図で
ある。
【0046】ここで、上述した図7(b),(c)のよ
うに、撮影レンズ11を、その光軸Lが差込み方向に直
交した位置に設けると、カメラ本体6を外部装置2のス
ロット3に装填する際に撮影レンズ11を指で触れる可
能性が減り、撮影レンズ11の汚れや破損等の問題は生
じない。このため、カメラ本体6を外部装置2のスロッ
ト3に直接装填する構造が採用し易い。
【0047】なお、本発明は上述した実施の形態で説明
した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変
形、変更し得ることは言うまでもない。たとえば上述し
た構成による電子スチルカメラ1において、未装填部5
を、図9に示すように、角部をなくし円弧面によって形
成してもよい。このようにすれば、外部装置2のスロッ
ト3に装填した状態では、外部に露呈する未装填部5を
指で引き抜き操作し難くくし、 イジェクト釦3aを操
作することによりカメラ本体6の引き抜きを可能として
おり、これによりカメラを無理に引き抜いたりすること
がないようにしている。
【0048】さらに、上述した実施の形態では、電子ス
チルカメラ1のカメラ本体6を、図1、図2、図5、図
6および図10(a)に示すように、スロット装填部4
と未装填部5とにより構成し、かつ未装填部5を、スロ
ット装填部4の表面に突出して形成することによって、
スロット装填部4よりも板厚が厚くなるように形成して
いる。このようなスロット装填部4を厚くする構造とし
ては、スロット装填部4の裏面に突出するように形成し
ても、あるいは図10(b)に示すように、スロット装
填部4の表、裏面の両方に突出するように形成するとよ
い。
【0049】しかし、これに限定されず、上述したカメ
ラ本体6を構成するスロット装填部4と未装填部5と
を、図10(c)に示すように偏平板状を呈する形状で
一体に形成したり、あるいは図10(d)に示すように
偏平板状を呈するスロット装填部4のみでカメラ本体6
を構成してもよい。なお、このような図10の(c)や
(d)のようにカメラ本体6全体を偏平板状で形成する
場合は、上述したPCMCIA/JEIDA規格におけ
るタイプIIIやタイプIVの外形形状とされるものを
用いるとよい。
【0050】ここで、カメラ本体6を装填時にパーソナ
ルコンピュータ2のPCカード用スロット3内に収納す
るスロット装填部4のみで構成した電子スチルカメラ1
を、図11に示す。図中31はスロット装填部4の表面
に設けたLCDによる表示パネルである。また、この図
11では、光学系ユニット25を構成する撮影レンズ1
1を、その光軸が前述した図7(a),(b),(c)
と同じく三方向に向うように設けた場合を示す。
【0051】さらに、図12は上述した図11で示す実
施の形態において、撮影レンズ11をスロット装填部4
の表面に露呈させて設けた場合を示す。また、図13は
上述した図11に示したスロット3内に全て収納する構
造のカメラ本体6においてその内部に組込む最小限の構
成要素を示し、図中3bはスロット3内に設けた外部装
置側のコネクタである。
【0052】
【実施例】撮像素子であるCCD素子14としては、た
とえば8mm角であって、25万画素程度のものを用い
る。外部装置として、ノート型のパーソナルコンピュー
タ2のPCカード用スロット3を示している。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電子ス
チルカメラによれば、外部装置のPCカード用スロット
に装填可能なスロット装填部を有するカメラ本体を備
え、このカメラ本体に、撮影レンズと撮像素子とを有す
る光学系ユニットと、撮像素子の出力信号の変換処理を
行なう信号処理部と、この信号処理部から出力された画
像信号を記憶する記憶装置と、外部装置のPCカード用
スロットのコネクタと接続するためのPCカード側コネ
クタと、記憶装置とPCカード側コネクタとに接続され
外部装置のPCカード用インタフェース、記憶装置間で
の通信を行なうインタフェース手段を設け、さらにカメ
ラ本体に撮像素子や信号処理部をオン・オフするスイッ
チ手段と、撮像素子、信号処理部および記憶装置への通
電用バッテリを組み込むようにしているので、簡単な構
造であるにもかかわらず、以下に述べる優れた効果を奏
する。
【0054】すなわち、本発明によれば、小型、軽量、
薄型で安価に製造することができ、携帯に便利であると
ともに、カメラ本体を外部装置であるパーソナルコンピ
ュータまたはパーソナルコンピュータに接続されたPC
カードドライブ装置等のPCカード用スロットに直接装
填するという簡単な操作によって、外部装置との接続を
容易に行なえ、しかも撮影時の操作も容易に行なえる電
子スチルカメラを得ることができる。
【0055】特に、本発明によれば、電子スチルカメラ
を構成するカメラ本体の少なくとも一部をスロット装填
部として、外部装置のPCカード用スロットに直接装填
可能な形状で形成するとともに、カメラ本体内に電子ス
チルカメラとして必要な部材を組込んでおり、スロット
装填部をパーソナルコンピュータ外部装置のPCカード
用スロットに差し込んで装填することにより、外部装置
のPCカード用インタフェースと記憶装置との間で通信
を行なえ、記憶装置に書き込まれた画像信号を外部装置
から読み出し可能になる。
【0056】ここで、本発明によれば、カメラ本体のス
ロット装填部に、光学系ユニット、信号処理部、記憶手
段、PCカード側コネクタ、インターフェース手段を組
込むように構成するか、あるいは外部装置のPCカード
用スロットにスロット装填部を差し込んだときに外部に
露呈する未装填部をカメラ本体に設け、かつこの未装填
部に、撮影レンズと撮像素子からなる光学系ユニットを
組込むように構成しており、電子スチルカメラを小型、
軽量、薄型に形成し、かつパーソナルコンピュータ等の
外部装置のPCカード用スロットに直接装填し、画像信
号の読み出しを行なううえで効果を発揮させることがで
きる。
【0057】また、本発明によれば、カメラ本体の一
部、たとえば未装填部に設ける光学系ユニットを構成す
る撮影レンズの光軸を、カメラ本体における表、裏面に
直交するように設けるか、あるいはカメラ本体における
スロット装填部の外部装置への差込み方向に直交するよ
うに、カメラ本体の側端面に露呈させて設けることによ
り、このカメラ本体を外部装置のスロットに装填する際
に光学部材を指で触れる可能性が減り、光学部材の汚れ
や破損等の問題は生じないため、カメラ本体を外部装置
のスロットに直接装填する構造が採用し易いという利点
がある。
【0058】さらに、本発明によれば、撮影レンズの光
軸を、カメラ本体におけるスロット装填部の外部装置へ
の差込み方向に沿うように、カメラ本体の端面に露呈さ
せて設けることにより、カメラの小型、軽量、薄型化が
図れ、しかもカメラ本体を全て偏平板状のスロット装填
部として形成し、外部装置のスロット内に収納させる構
造を採用し易いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電子スチルカメラの一つの実施
の形態を示す要部断面図である。
【図2】 図1に示す電子スチルカメラの概略構成を示
し、(a),(b)は斜め上方から見た斜視図である。
【図3】 図1に示す電子スチルカメラの要部構成を示
す概略図である。
【図4】 図1に示す電子スチルカメラのブロック図で
ある。
【図5】 図1に示す電子スチルカメラをパーソナルコ
ンピュータのPCカード用スロットに装填する様子を示
す斜視図である。
【図6】 図5の電子スチルカメラのPCカード用スロ
ットへの装填状態を示す斜視図である。
【図7】 本発明に係る電子スチルカメラにおいて、光
学系ユニットの撮影レンズの付設構造を示し、(a),
(b),(c)は三通りの付設状態を説明するための斜
視図である。
【図8】 図3の変形例を示す概略図である。
【図9】 本発明に係る電子スチルカメラの変形例を示
す斜視図である。
【図10】 (a),(b),(c),(d)は本発明
に係る電子スチルカメラのそれぞれの実施の形態を示す
概略図である。
【図11】 図10(d)で示す電子スチルカメラを示
す斜視図である。
【図12】 図10(d)で示す電子スチルカメラの断
面図である。
【図13】 図10(d)で示す電子スチルカメラの概
略図である。
【符号の説明】
1…電子スチルカメラ、2…パーソナルコンピュータ、
3…PCカード用スロット、4…カメラ本体のスロット
装填部、5…カメラ本体の未装填部、6…カメラ本体、
7…カメラケース、8…PCカード側コネクタ、11…
撮影レンズ、12…レリーズ釦、14…撮像素子として
のCCD素子、15…A/D変換回路、16…信号処理
回路(信号処理部)、17…画像圧縮回路、18…CP
U、19…記憶装置、20…PCカード用インタフェー
ス回路(インタフェース手段)、22…バッテリ、23
…レリーズスイッチ、25…光学系ユニット、26…回
路基板、27…電子回路、31…表示パネル。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置のカード型記録媒体用スロット
    に装填可能なスロット装填部を有するカメラ本体を備え
    ており、 このカメラ本体に、 撮像対象に対面する撮影レンズとこの撮影レンズを介し
    て撮像対象からの光情報を取り込んで電気信号に変換す
    る撮像素子を有する光学系ユニットと、 前記撮像素子の出力信号を画像信号に変換処理する信号
    処理部と、 この信号処理部から出力された画像信号を記憶する記憶
    装置と、 外部装置のカード型記録媒体用スロットのコネクタと接
    続するためのカード型記録媒体側コネクタと、 前記記憶装置とこのカード型記録媒体側コネクタとの両
    方に接続され前記外部装置のカード型記録媒体用インタ
    フェースと前記記憶装置との間での通信を行なうための
    インタフェース手段とを設けたことを特徴とする電子ス
    チルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子スチルカメラにおい
    て、 撮像素子および信号処理部をオン・オフするためのスイ
    ッチ手段と、 前記撮像素子、信号処理部、および記憶装置に通電する
    ためのバッテリを、カメラ本体に設けたことを特徴とす
    る電子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の電子スチ
    ルカメラにおいて、 カメラ本体のスロット装填部に、光学系ユニット、信号
    処理部、記憶手段、カード型記録媒体側コネクタ、イン
    ターフェース手段を組込んだことを特徴とする電子スチ
    ルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の電子スチ
    ルカメラにおいて、 外部装置のカード型記録媒体用スロットにスロット装填
    部を差し込んだときに外部に露呈する未装填部を、カメ
    ラ本体に設け、 かつこの未装填部に、撮像素子を有する光学系ユニット
    を組込んだことを特徴とする電子スチルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電子スチルカメラにおい
    て、 カメラ本体を構成するスロット装填部と未装填部とを、
    偏平板状を呈する形状で一体に形成したことを特徴とす
    る電子スチルカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載の電子スチ
    ルカメラにおいて、 カメラ本体を構成する未装填部を、スロット装填部より
    も板厚が厚くなるように形成したことを特徴とする電子
    スチルカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電子スチルカメラにおい
    て、 カメラ本体を構成する未装填部を、スロット装填部の
    表、裏面またはいずれか一方の面に突出するように形成
    したことを特徴とする電子スチルカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6または請求項7記載の電子スチ
    ルカメラにおいて、 光学系ユニットを構成する撮影レンズの光軸を、カメラ
    本体における表、裏面に直交するように設けたことを特
    徴とする電子スチルカメラ。
  9. 【請求項9】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6または請求項7記載の電子スチ
    ルカメラにおいて、 光学系ユニットを構成する撮影レンズの光軸を、カメラ
    本体におけるスロット装填部の外部装置への差込み方向
    に沿うように、前記カメラ本体の端面に露呈させて設け
    たことを特徴とする電子スチルカメラ。
  10. 【請求項10】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6または請求項7記載の電子ス
    チルカメラにおいて、 光学系ユニットを構成する撮影レンズの光軸を、カメラ
    本体におけるスロット装填部の外部装置への差込み方向
    に直交するように、前記カメラ本体の側端面に露呈させ
    て設けたことを特徴とする電子スチルカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

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US7552340B2 (en) 2002-07-31 2009-06-23 Trek 2000 International Ltd. Method and apparatus of storage anti-piracy key encryption (SAKE) device to control data access for networks
US7600130B2 (en) 2002-07-31 2009-10-06 Trek 2000 International Ltd. Method and apparatus of storage anti-piracy key encryption (sake) device to control data access for networks

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