JPH1117987A - 電子的撮像装置 - Google Patents
電子的撮像装置Info
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- JPH1117987A JPH1117987A JP9177797A JP17779797A JPH1117987A JP H1117987 A JPH1117987 A JP H1117987A JP 9177797 A JP9177797 A JP 9177797A JP 17779797 A JP17779797 A JP 17779797A JP H1117987 A JPH1117987 A JP H1117987A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮像素子で電気信号に変換された被写体像を
着脱自在に配置した記録媒体に記録する電子的撮像装置
において、記録媒体のアクセス中であることを撮影者等
へ明確に伝え、記録媒体内のデータの破壊を防止する手
段を提供する。 【解決手段】 装置本体に設けたメモリカード収納室21
aに収納されたメモリカード31及び挿入用開口21を覆う
ためのメモリカード用蓋16を設け、蓋16で覆われる部分
に蓋16の開閉状態を検出するスイッチ22を設けると共
に、該スイッチ22を操作する突起を蓋16に形成し、更に
蓋16の近傍にメモリカードのアクセス中であることを表
示するメモリカードLEDを内蔵した窓19を設け、メモ
リカードLEDを点滅させてアクセス中であることを表
示し、蓋16の開放をスイッチ22で検出して電源をOFF
するように構成する。
着脱自在に配置した記録媒体に記録する電子的撮像装置
において、記録媒体のアクセス中であることを撮影者等
へ明確に伝え、記録媒体内のデータの破壊を防止する手
段を提供する。 【解決手段】 装置本体に設けたメモリカード収納室21
aに収納されたメモリカード31及び挿入用開口21を覆う
ためのメモリカード用蓋16を設け、蓋16で覆われる部分
に蓋16の開閉状態を検出するスイッチ22を設けると共
に、該スイッチ22を操作する突起を蓋16に形成し、更に
蓋16の近傍にメモリカードのアクセス中であることを表
示するメモリカードLEDを内蔵した窓19を設け、メモ
リカードLEDを点滅させてアクセス中であることを表
示し、蓋16の開放をスイッチ22で検出して電源をOFF
するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像素子で撮像
した被写体像を電子的に記録媒体に記録する電子的撮像
装置に関し、特に記録媒体に記録されたデータの破壊を
防止できるようにした電子的撮像装置に関する。
した被写体像を電子的に記録媒体に記録する電子的撮像
装置に関し、特に記録媒体に記録されたデータの破壊を
防止できるようにした電子的撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、撮像素子で電気信号に変換され
た被写体像を着脱自在に配置した記録媒体に記録する電
子的撮像装置においては、記録媒体へのアクセス中に記
録媒体が取り出されると、記録媒体内のデータが破壊さ
れる恐れがあるので、アクセス中には記録媒体の取り出
しを防止する必要がある。従来、この防止手段の一つと
して、撮影時の露出不足とかピント合わせの不具合等を
警告するために光学ファインダ内に設置されているLE
Dを、記録媒体がアクセス中であることの表示に兼用さ
せる手法が知られている。
た被写体像を着脱自在に配置した記録媒体に記録する電
子的撮像装置においては、記録媒体へのアクセス中に記
録媒体が取り出されると、記録媒体内のデータが破壊さ
れる恐れがあるので、アクセス中には記録媒体の取り出
しを防止する必要がある。従来、この防止手段の一つと
して、撮影時の露出不足とかピント合わせの不具合等を
警告するために光学ファインダ内に設置されているLE
Dを、記録媒体がアクセス中であることの表示に兼用さ
せる手法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光学フ
ァインダ内におけるLEDを用いた表示では、記録媒体
のアクセス中であることの警告であるとは明確に認識し
にくい。また電子的撮像装置においては、背面に画像表
示用のLCDが搭載されていて、これにファインダ機能
をもたせていることも多いが、この画像表示用LCDを
ファインダとして機能させている場合は、その表示面に
記録媒体のアクセス中の警告を表示するようにしても、
撮影者はその表示の識別はむづかしい。また使用者がそ
の警告表示に気付かずに、アクセス中に記録媒体を取り
出してしまうことがあり、これを確実に防止することは
困難である。
ァインダ内におけるLEDを用いた表示では、記録媒体
のアクセス中であることの警告であるとは明確に認識し
にくい。また電子的撮像装置においては、背面に画像表
示用のLCDが搭載されていて、これにファインダ機能
をもたせていることも多いが、この画像表示用LCDを
ファインダとして機能させている場合は、その表示面に
記録媒体のアクセス中の警告を表示するようにしても、
撮影者はその表示の識別はむづかしい。また使用者がそ
の警告表示に気付かずに、アクセス中に記録媒体を取り
出してしまうことがあり、これを確実に防止することは
困難である。
【0004】本発明は、従来の電子的撮像装置における
上記問題点を解消するためになされたもので、請求項1
記載の発明は、記録媒体のアクセス中であることを撮影
者及び使用者へ明確に容易に伝達できるようにした電子
的撮像装置を提供することを目的とし、また請求項2記
載の発明は、撮影時においても記録媒体にアクセス中で
あることを明確に伝達できるようにした電子的撮像装置
を提供することを目的とし、また請求項3記載の発明
は、記録媒体保護用蓋が誤って開放されても記録媒体の
データを保護できるようにした電子的撮像装置を提供す
ることを目的とする。また請求項4記載の発明は、記録
媒体のアクセス中であることを明確に伝達できるように
すると共に、リセットスイッチを必要時に操作しやす
く、且つ不用意に操作されないように配置した電子的撮
像装置を提供することを目的とし、請求項5記載の発明
は、記録媒体のアクセス中を表示する発光素子と記録媒
体保護用蓋の開閉状態検出スイッチとリセットスイッチ
の実装基板を削減し、低コスト化を図ることが可能な電
子的撮像装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解消するためになされたもので、請求項1
記載の発明は、記録媒体のアクセス中であることを撮影
者及び使用者へ明確に容易に伝達できるようにした電子
的撮像装置を提供することを目的とし、また請求項2記
載の発明は、撮影時においても記録媒体にアクセス中で
あることを明確に伝達できるようにした電子的撮像装置
を提供することを目的とし、また請求項3記載の発明
は、記録媒体保護用蓋が誤って開放されても記録媒体の
データを保護できるようにした電子的撮像装置を提供す
ることを目的とする。また請求項4記載の発明は、記録
媒体のアクセス中であることを明確に伝達できるように
すると共に、リセットスイッチを必要時に操作しやす
く、且つ不用意に操作されないように配置した電子的撮
像装置を提供することを目的とし、請求項5記載の発明
は、記録媒体のアクセス中を表示する発光素子と記録媒
体保護用蓋の開閉状態検出スイッチとリセットスイッチ
の実装基板を削減し、低コスト化を図ることが可能な電
子的撮像装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、撮像素子で電気信号に変換
された被写体像を、着脱自在に配置した記録媒体に記録
する電子的撮像装置において、装置本体に形成された記
録媒体収納室に収納された記録媒体及び該記録媒体収納
室の挿入開口部を覆うための開閉可能な記録媒体保護用
蓋と、前記記録媒体がアクセス中であることを表示する
発光素子を内蔵した表示窓とを備え、該表示窓を前記記
録媒体保護用蓋の近傍に配置して構成するものである。
め、請求項1記載の発明は、撮像素子で電気信号に変換
された被写体像を、着脱自在に配置した記録媒体に記録
する電子的撮像装置において、装置本体に形成された記
録媒体収納室に収納された記録媒体及び該記録媒体収納
室の挿入開口部を覆うための開閉可能な記録媒体保護用
蓋と、前記記録媒体がアクセス中であることを表示する
発光素子を内蔵した表示窓とを備え、該表示窓を前記記
録媒体保護用蓋の近傍に配置して構成するものである。
【0006】このように記録媒体がアクセス中であるこ
とを表示する発光素子を内蔵した表示窓を、記録媒体保
護用蓋の近傍に配置することにより、撮影者等が記録媒
体保護用蓋を操作する際に、記録媒体がアクセス中であ
ることについて十分な注意を喚起させることができ、誤
ってアクセス中に記録媒体保護用蓋を操作するのを十分
に防止することができる。またアクセス中にアクセス終
了と誤って記録媒体を引き抜いてしまう操作は、更に確
実に防止することができる。また発光素子で記録媒体の
アクセス状態を表示し、記録媒体の引き抜きを防止する
ようにしているので、ソレノイド等を用いたロック機構
などの機械的な防止手段に比べて配置スペースを必要と
せず、消費電力も十分に少なくすることができるので、
装置の小型化の妨げとならない。
とを表示する発光素子を内蔵した表示窓を、記録媒体保
護用蓋の近傍に配置することにより、撮影者等が記録媒
体保護用蓋を操作する際に、記録媒体がアクセス中であ
ることについて十分な注意を喚起させることができ、誤
ってアクセス中に記録媒体保護用蓋を操作するのを十分
に防止することができる。またアクセス中にアクセス終
了と誤って記録媒体を引き抜いてしまう操作は、更に確
実に防止することができる。また発光素子で記録媒体の
アクセス状態を表示し、記録媒体の引き抜きを防止する
ようにしているので、ソレノイド等を用いたロック機構
などの機械的な防止手段に比べて配置スペースを必要と
せず、消費電力も十分に少なくすることができるので、
装置の小型化の妨げとならない。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
子的撮像装置において、前記表示窓を装置本体の背面部
に配置すると共に、前記被写体像を表示する画像表示装
置の表示面を前記装置本体の背面部に配置したことを特
徴とするものである。このように発光素子を内蔵した表
示窓を画像表示装置の表示面と共に、装置本体の背面部
に配置することにより、画像表示装置の表示面を観察し
ながらの撮影時においても、記録媒体がアクセス中であ
ることを明確に撮影者に伝達することができる。
子的撮像装置において、前記表示窓を装置本体の背面部
に配置すると共に、前記被写体像を表示する画像表示装
置の表示面を前記装置本体の背面部に配置したことを特
徴とするものである。このように発光素子を内蔵した表
示窓を画像表示装置の表示面と共に、装置本体の背面部
に配置することにより、画像表示装置の表示面を観察し
ながらの撮影時においても、記録媒体がアクセス中であ
ることを明確に撮影者に伝達することができる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の電子的撮像装置において、前記記録媒体保護用蓋の
開閉状態を検出するスイッチを、閉じた状態の該記録媒
体保護用蓋で覆われる領域内に配設していることを特徴
とするものである。このように蓋開閉状態検出スイッチ
を設けることにより、記録媒体保護用蓋の開閉状態を検
出することができるので、開状態の検出によって装置の
電源をOFFするように構成することにより、記録媒体
へのアクセス中に誤って記録媒体保護用蓋が開けられて
も、記録媒体内のデータが破壊されるのを防止すること
かできる。また、蓋開閉状態検出スイッチを記録媒体保
護用蓋で覆われる領域内に設けているので、不用意に操
作されるのを防止することができる。
載の電子的撮像装置において、前記記録媒体保護用蓋の
開閉状態を検出するスイッチを、閉じた状態の該記録媒
体保護用蓋で覆われる領域内に配設していることを特徴
とするものである。このように蓋開閉状態検出スイッチ
を設けることにより、記録媒体保護用蓋の開閉状態を検
出することができるので、開状態の検出によって装置の
電源をOFFするように構成することにより、記録媒体
へのアクセス中に誤って記録媒体保護用蓋が開けられて
も、記録媒体内のデータが破壊されるのを防止すること
かできる。また、蓋開閉状態検出スイッチを記録媒体保
護用蓋で覆われる領域内に設けているので、不用意に操
作されるのを防止することができる。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の電子的撮像装置において、前記装置
本体に電池収納部と該電池収納部の開口部を覆う開閉可
能な電池用蓋を備え、装置を撮影初期状態に戻すための
リセットスイッチを、閉じた状態の前記記録媒体保護用
蓋又は電池用蓋で覆われる領域内に配設していることを
特徴とするものである。このように、リセットスイッチ
を設けることにより、必要時に操作しやすく、且つ不用
意に操作されるのを防止することができる。
ずれか1項に記載の電子的撮像装置において、前記装置
本体に電池収納部と該電池収納部の開口部を覆う開閉可
能な電池用蓋を備え、装置を撮影初期状態に戻すための
リセットスイッチを、閉じた状態の前記記録媒体保護用
蓋又は電池用蓋で覆われる領域内に配設していることを
特徴とするものである。このように、リセットスイッチ
を設けることにより、必要時に操作しやすく、且つ不用
意に操作されるのを防止することができる。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項3記載の電
子的撮像装置において、装置を撮影初期状態に戻すため
のリセットスイッチを、閉じた状態の前記記録媒体保護
用蓋で覆われる領域内に前記記録媒体保護用蓋の開閉状
態検出スイッチと共に配置していることを特徴とするも
のである。このように構成することにより、発光素子と
蓋開閉状態検出スイッチとリセットスイッチとは互いに
近傍に配置され、したがって同一基板に実装することが
可能となり、実装基板の枚数と共に接続リード線を削減
することができ、コストの低減化を図ることができる。
子的撮像装置において、装置を撮影初期状態に戻すため
のリセットスイッチを、閉じた状態の前記記録媒体保護
用蓋で覆われる領域内に前記記録媒体保護用蓋の開閉状
態検出スイッチと共に配置していることを特徴とするも
のである。このように構成することにより、発光素子と
蓋開閉状態検出スイッチとリセットスイッチとは互いに
近傍に配置され、したがって同一基板に実装することが
可能となり、実装基板の枚数と共に接続リード線を削減
することができ、コストの低減化を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、実施の形態について説明す
る。図1は本発明に係る電子的撮像装置(デジタルカメ
ラと呼ばれている)の実施の形態を示す被写体方向から
見た外観図で、図2は撮影者方向から見た外観図であ
り、図3は記録媒体(メモリカード)保護用蓋の開放時
の態様を示す部分斜視図で、図4は電池用蓋の開放時の
態様を示す部分斜視図である。また、図5は、この実施
の形態における電気的な構成を示す概略ブロック図であ
る。本実施の形態においては、装置本体は前カバー1と
後カバー2の2つの外装部材によって構成されている。
そして、前カバー1の前面には、撮影レンズ3,上面に
は回動式のストロボ4がそれぞれ配設されており、図1
及び図2においては、ストロボ4は使用しない状態を示
している。また前カバー1の上面には、装置の電源をO
N/OFFする電源スイッチボタン5が設けられてお
り、この電源スイッチボタン5を押すことにより、内部
に配置された電源スイッチ5−b(図5参照)が動作
し、これに応じてシステムコントローラ34(図5参照)
が電源のON/OFFを制御するようになっている。
る。図1は本発明に係る電子的撮像装置(デジタルカメ
ラと呼ばれている)の実施の形態を示す被写体方向から
見た外観図で、図2は撮影者方向から見た外観図であ
り、図3は記録媒体(メモリカード)保護用蓋の開放時
の態様を示す部分斜視図で、図4は電池用蓋の開放時の
態様を示す部分斜視図である。また、図5は、この実施
の形態における電気的な構成を示す概略ブロック図であ
る。本実施の形態においては、装置本体は前カバー1と
後カバー2の2つの外装部材によって構成されている。
そして、前カバー1の前面には、撮影レンズ3,上面に
は回動式のストロボ4がそれぞれ配設されており、図1
及び図2においては、ストロボ4は使用しない状態を示
している。また前カバー1の上面には、装置の電源をO
N/OFFする電源スイッチボタン5が設けられてお
り、この電源スイッチボタン5を押すことにより、内部
に配置された電源スイッチ5−b(図5参照)が動作
し、これに応じてシステムコントローラ34(図5参照)
が電源のON/OFFを制御するようになっている。
【0012】電源スイッチボタン5の周囲には、回動操
作される円環状のR/P切り替えスイッチボタン6が設
けられている。このR/P切り替えスイッチボタン6は
記録と再生を切り替えるもので、電源スイッチボタン5
を中心にして回動させて、内部に配置されているR/P
スイッチ6−b(図5参照)を動作させることによっ
て、記録再生モードの切り替えの制御を行うようになっ
ている。また前カバー1の上面右端にはレリーズボタン
7が設けられており、記録時にこのレリーズボタン7を
押すことにより、内部のレリーズスイッチ7−b(図5
参照)がONになり、被写体像が後述のメモリカードに
記録されるようになっている。レリーズボタン7の周囲
にはズームノブ8が設けられており、該ズームノブ8は
レリーズボタン7を中心にして回動するように構成され
ている。ズームノブ8を時計方向、若しくは反時計方向
に回動すると、あらかじめ設定された方向に応じて、ズ
ームスイッチ8−b(図5参照)により撮影レンズ3内
のズームフォーカス機構35(図5参照)が連動制御され
て、撮影像が拡大・縮小される。また前カバー1の上面
のレリーズボタン7の近傍にはモードLCD9が配置さ
れており、該モードLCD9には記録済み枚数、撮影可
能枚数、撮影モード設定の情報等が表示されるようにな
っている。また前カバー1の上面の前縁部にはセルフタ
イマー用のセルフLED窓10が設けられており、内部に
設けられているセルフLED10−b(図5参照)がセル
フタイマー使用時に点滅するようになっている。
作される円環状のR/P切り替えスイッチボタン6が設
けられている。このR/P切り替えスイッチボタン6は
記録と再生を切り替えるもので、電源スイッチボタン5
を中心にして回動させて、内部に配置されているR/P
スイッチ6−b(図5参照)を動作させることによっ
て、記録再生モードの切り替えの制御を行うようになっ
ている。また前カバー1の上面右端にはレリーズボタン
7が設けられており、記録時にこのレリーズボタン7を
押すことにより、内部のレリーズスイッチ7−b(図5
参照)がONになり、被写体像が後述のメモリカードに
記録されるようになっている。レリーズボタン7の周囲
にはズームノブ8が設けられており、該ズームノブ8は
レリーズボタン7を中心にして回動するように構成され
ている。ズームノブ8を時計方向、若しくは反時計方向
に回動すると、あらかじめ設定された方向に応じて、ズ
ームスイッチ8−b(図5参照)により撮影レンズ3内
のズームフォーカス機構35(図5参照)が連動制御され
て、撮影像が拡大・縮小される。また前カバー1の上面
のレリーズボタン7の近傍にはモードLCD9が配置さ
れており、該モードLCD9には記録済み枚数、撮影可
能枚数、撮影モード設定の情報等が表示されるようにな
っている。また前カバー1の上面の前縁部にはセルフタ
イマー用のセルフLED窓10が設けられており、内部に
設けられているセルフLED10−b(図5参照)がセル
フタイマー使用時に点滅するようになっている。
【0013】後カバー2の左端上部に撮影像の確認用の
光学ファインダの接眼部11が配置されており、該ファイ
ンダ接眼部11の右方向の後カバー2の上面傾斜部に沿っ
て、4つの撮影モード設定ボタン12が並んで配置されて
いる。この撮影モード設定ボタン12は、ストロボのON
/OFFや強制発光又は記録時の圧縮率あるいはシャッ
タースピード等を設定するために利用されるもので、内
部にそれぞれに対応した撮影モードスイッチ12−b(図
5参照)が配置されている。ファインダ接眼部11の下方
の後カバー背面部には、画像LCD表示部(カラー液晶
表示部)13が配置されており、この画像LCD表示部13
には記録された被写体像が表示され、撮影後の画像の確
認に利用される。また、この画像LCD表示部13には、
画像以外の画像記録時の付帯情報、例えば記録年月日時
刻とかコマ番号等の表示のON/OFFも可能になって
いる。そして、画像LCD表示部13の右側部には縦方向
に4つの画像LCDボタン14が配列されており、内部に
対応した画像LCDスイッチ14−b(図5参照)が配置
されていて、これらの画像LCDボタン14を用いて画像
LCD表示部13の表示情報を設定するようになってい
る。
光学ファインダの接眼部11が配置されており、該ファイ
ンダ接眼部11の右方向の後カバー2の上面傾斜部に沿っ
て、4つの撮影モード設定ボタン12が並んで配置されて
いる。この撮影モード設定ボタン12は、ストロボのON
/OFFや強制発光又は記録時の圧縮率あるいはシャッ
タースピード等を設定するために利用されるもので、内
部にそれぞれに対応した撮影モードスイッチ12−b(図
5参照)が配置されている。ファインダ接眼部11の下方
の後カバー背面部には、画像LCD表示部(カラー液晶
表示部)13が配置されており、この画像LCD表示部13
には記録された被写体像が表示され、撮影後の画像の確
認に利用される。また、この画像LCD表示部13には、
画像以外の画像記録時の付帯情報、例えば記録年月日時
刻とかコマ番号等の表示のON/OFFも可能になって
いる。そして、画像LCD表示部13の右側部には縦方向
に4つの画像LCDボタン14が配列されており、内部に
対応した画像LCDスイッチ14−b(図5参照)が配置
されていて、これらの画像LCDボタン14を用いて画像
LCD表示部13の表示情報を設定するようになってい
る。
【0014】図2において、この実施の形態に係る電子
的撮像装置の右側部分が、通常撮影時に右手で把持す
る、いわゆるグリップ部に相当する把持部15である。こ
の把持部15の撮影者より見て手前側、すなわち後カバー
2の右端コーナー部にメモリカード用蓋16が配置されて
おり、該メモリカード用蓋16の一方の側縁部は、前カバ
ー1と後カバー2の接合部に配置されている蓋回動中心
部17に保持され、この蓋回動中心部17を中心にして回動
して開閉できるように構成されている。図2では該メモ
リカード用蓋16は閉じた状態が示されており、閉じた蓋
16を指で開放するために、後カバー2の背面部の対応部
分には指を入れるための凹部18が形成されている。ま
た、該凹部18の上部の背面部にはメモリカードLED窓
19が設けられており、内部にはメモリカードのアクセス
中であることを表示するメモリカードLED19−b(図
5参照)が配置されている。このメモリカードLED窓
19はメモリカード用蓋16の近傍に配置されているので、
メモリカード用蓋16の開閉操作時にはメモリカードのア
クセス中の確認を容易に行うことができる。
的撮像装置の右側部分が、通常撮影時に右手で把持す
る、いわゆるグリップ部に相当する把持部15である。こ
の把持部15の撮影者より見て手前側、すなわち後カバー
2の右端コーナー部にメモリカード用蓋16が配置されて
おり、該メモリカード用蓋16の一方の側縁部は、前カバ
ー1と後カバー2の接合部に配置されている蓋回動中心
部17に保持され、この蓋回動中心部17を中心にして回動
して開閉できるように構成されている。図2では該メモ
リカード用蓋16は閉じた状態が示されており、閉じた蓋
16を指で開放するために、後カバー2の背面部の対応部
分には指を入れるための凹部18が形成されている。ま
た、該凹部18の上部の背面部にはメモリカードLED窓
19が設けられており、内部にはメモリカードのアクセス
中であることを表示するメモリカードLED19−b(図
5参照)が配置されている。このメモリカードLED窓
19はメモリカード用蓋16の近傍に配置されているので、
メモリカード用蓋16の開閉操作時にはメモリカードのア
クセス中の確認を容易に行うことができる。
【0015】前記メモリカード用蓋16は、凹部18に指を
入れて手動で回動して開放することができる。図3は、
該メモリカード用蓋16を開放した状態を示す図であり、
後カバー2のメモリカード用蓋16に対応する部分は、背
面部にほぼ平行な蓋内平面部20−aと、凹曲面からなる
蓋内凹曲面部20−bの主に2つの面から構成されてい
る。そして蓋内凹曲面部20−bの一部に背面部に接近し
てメモリカード31の挿入用開口21が形成されている。ま
たメモリカード収納室21aが背面部に平行に配置されて
いて、メモリカード31は後カバー2の背面部に平行に挿
入されるようになっている。またメモリカード収納室21
aの内部には、メモリカード31を挿抜自在に保持するカ
ードコネクタ32(図5参照)が配置されており、このカ
ードコネクタ32は更に内部の基板に実装されている。メ
モリカード31の挿入用開口部分は、斜めに且つ円弧状に
えぐられており、メモリカード31をメモリカード収納室
21a内へ装填した状態においても、メモリカード31の端
縁部の中央部分は指でつまむのに十分な面積が露出され
るように構成されている。
入れて手動で回動して開放することができる。図3は、
該メモリカード用蓋16を開放した状態を示す図であり、
後カバー2のメモリカード用蓋16に対応する部分は、背
面部にほぼ平行な蓋内平面部20−aと、凹曲面からなる
蓋内凹曲面部20−bの主に2つの面から構成されてい
る。そして蓋内凹曲面部20−bの一部に背面部に接近し
てメモリカード31の挿入用開口21が形成されている。ま
たメモリカード収納室21aが背面部に平行に配置されて
いて、メモリカード31は後カバー2の背面部に平行に挿
入されるようになっている。またメモリカード収納室21
aの内部には、メモリカード31を挿抜自在に保持するカ
ードコネクタ32(図5参照)が配置されており、このカ
ードコネクタ32は更に内部の基板に実装されている。メ
モリカード31の挿入用開口部分は、斜めに且つ円弧状に
えぐられており、メモリカード31をメモリカード収納室
21a内へ装填した状態においても、メモリカード31の端
縁部の中央部分は指でつまむのに十分な面積が露出され
るように構成されている。
【0016】また、メモリカード用蓋16の開閉先端部付
近に対応した前記蓋内平面部20−aには、メモリカード
蓋スイッチ22及びそれに隣接してリセットスイッチ23が
配置されている。メモリカード蓋スイッチ22は、メモリ
カード用蓋16の開閉状態を検出するスイッチで、メモリ
カード用蓋16の一部に一体的に形成されている突起16a
が、メモリカード蓋スイッチ22を押圧して、メモリカー
ド用蓋16の開閉状態を検出する。電子的撮像装置の記録
時でも再生時でも電源がON状態において、メモリカー
ド蓋スイッチ22によってメモリカード用蓋16が開けられ
たことを検出すると、強制的に電源をOFFするように
なっている。すなわち、メモリカード用蓋16が開けられ
ると同時に電源がOFFになり、したがってメモリカー
ド31が収納室21aより引き抜かれる時には、確実に電源
がOFFになっているので、メモリカード31内のデータ
が保護される。
近に対応した前記蓋内平面部20−aには、メモリカード
蓋スイッチ22及びそれに隣接してリセットスイッチ23が
配置されている。メモリカード蓋スイッチ22は、メモリ
カード用蓋16の開閉状態を検出するスイッチで、メモリ
カード用蓋16の一部に一体的に形成されている突起16a
が、メモリカード蓋スイッチ22を押圧して、メモリカー
ド用蓋16の開閉状態を検出する。電子的撮像装置の記録
時でも再生時でも電源がON状態において、メモリカー
ド蓋スイッチ22によってメモリカード用蓋16が開けられ
たことを検出すると、強制的に電源をOFFするように
なっている。すなわち、メモリカード用蓋16が開けられ
ると同時に電源がOFFになり、したがってメモリカー
ド31が収納室21aより引き抜かれる時には、確実に電源
がOFFになっているので、メモリカード31内のデータ
が保護される。
【0017】また、メモリカード蓋スイッチ22は、誤っ
て押されて操作されないように、その周囲を囲むように
後カバー本体で突出縁部が形成されており、その近傍に
設けられているリセットスイッチ23は、ボールペンの先
のようなもので押すことによりスイッチがONすること
ができるように、微小凹部内に配置されており、このリ
セットスイッチ23を押すと、電子的撮像装置の全ての設
定した機能が失われ、初期状態に戻るようになってい
る。また、これらのメモリカード蓋スイッチ22及びリセ
ットスイッチ23は、閉じられた状態のメモリカード用蓋
16で覆われるようになっているので、これによっても不
用意に操作されないようになっている。また更に、これ
らのスイッチ22,23は、メモリカード用蓋16の近傍に配
置されているメモリカードLED19−bとは、近接して
配置されているので、単一の基板に実装することがで
き、実装基板数を低減することができるようになってい
る。
て押されて操作されないように、その周囲を囲むように
後カバー本体で突出縁部が形成されており、その近傍に
設けられているリセットスイッチ23は、ボールペンの先
のようなもので押すことによりスイッチがONすること
ができるように、微小凹部内に配置されており、このリ
セットスイッチ23を押すと、電子的撮像装置の全ての設
定した機能が失われ、初期状態に戻るようになってい
る。また、これらのメモリカード蓋スイッチ22及びリセ
ットスイッチ23は、閉じられた状態のメモリカード用蓋
16で覆われるようになっているので、これによっても不
用意に操作されないようになっている。また更に、これ
らのスイッチ22,23は、メモリカード用蓋16の近傍に配
置されているメモリカードLED19−bとは、近接して
配置されているので、単一の基板に実装することがで
き、実装基板数を低減することができるようになってい
る。
【0018】前記メモリカード用蓋16の軸回動中心部17
を共有するようにして、この軸回動中心部17を中心にし
て回動する電池用蓋24が、把持部15を構成する前カバー
1の右側部に配置されている。電池用蓋24の中央部分に
は電池蓋ロックをON/OFFするレバー25が設けられ
ており、また図4に示すように、筒形電池26を複数本、
この実施の形態では4本収納する電池収納部27は、レリ
ーズボタン7及びモードLCD9の下部に、筒形電池26
を全て横向きに、すなわち装置本体の長手方向に挿入配
置するように構成されている。また電池用蓋24の裏面に
は電池蓋ロック片を兼ねた電池接続用接片28が設けられ
ており、電池26は電源として内部のDC/DCコンバー
タ33(図5参照)で必要な電圧に変換されて、各回路部
に供給されるようになっている。
を共有するようにして、この軸回動中心部17を中心にし
て回動する電池用蓋24が、把持部15を構成する前カバー
1の右側部に配置されている。電池用蓋24の中央部分に
は電池蓋ロックをON/OFFするレバー25が設けられ
ており、また図4に示すように、筒形電池26を複数本、
この実施の形態では4本収納する電池収納部27は、レリ
ーズボタン7及びモードLCD9の下部に、筒形電池26
を全て横向きに、すなわち装置本体の長手方向に挿入配
置するように構成されている。また電池用蓋24の裏面に
は電池蓋ロック片を兼ねた電池接続用接片28が設けられ
ており、電池26は電源として内部のDC/DCコンバー
タ33(図5参照)で必要な電圧に変換されて、各回路部
に供給されるようになっている。
【0019】次に、このように構成されている電子的撮
像装置の動作時における動作の概要を、主に図5を参照
しながら説明する。記録時には、レリーズボタン7のO
N操作により、ズームフォーカス機構35によってフォー
カスズーム制御された撮像レンズ3とメカニカルシャッ
ター36を介して、イメージャ37により被写体像が電気信
号に変換される。イメージャ37からの電気信号は映像処
理回路38で信号処理を受け、更にデジタル処理回路39で
デジタル信号に変換され、内蔵メモリ40をバッファメモ
リとして、メモリカード31に画像データが記録される。
一方、再生時には、逆にメモリカード31の画像データを
デジタル処理回路39で変換したのち、画像LCD表示部
13に再生表示したり、あるいはデジタルインターフェー
ス41を経由して、デジタル信号を外部のプリンタやパソ
コン等に出力する。更には、ビデオエンコーダ42を通し
てアナログのビデオ出力として、外部のTVで画像を再
生することもできる。
像装置の動作時における動作の概要を、主に図5を参照
しながら説明する。記録時には、レリーズボタン7のO
N操作により、ズームフォーカス機構35によってフォー
カスズーム制御された撮像レンズ3とメカニカルシャッ
ター36を介して、イメージャ37により被写体像が電気信
号に変換される。イメージャ37からの電気信号は映像処
理回路38で信号処理を受け、更にデジタル処理回路39で
デジタル信号に変換され、内蔵メモリ40をバッファメモ
リとして、メモリカード31に画像データが記録される。
一方、再生時には、逆にメモリカード31の画像データを
デジタル処理回路39で変換したのち、画像LCD表示部
13に再生表示したり、あるいはデジタルインターフェー
ス41を経由して、デジタル信号を外部のプリンタやパソ
コン等に出力する。更には、ビデオエンコーダ42を通し
てアナログのビデオ出力として、外部のTVで画像を再
生することもできる。
【0020】以上のような記録又は再生時に、メモリカ
ード31へアクセスしている時間は数秒かかるが、この間
にメモリカード31がカードコネクタ32から引き抜かれる
と、メモリカード31内のデータが破壊される危険があ
る。したがって、メモリカード31がアクセス中であるこ
とを、撮影者又は使用者に知らせる必要がある。本実施
の形態においては、メモリカード用蓋16の近傍に配置し
たメモリカードLED窓19に対応して内部に配置したメ
モリカードLED19−bを、メモリカード31のアクセス
中に点滅あるいは連続点灯させる。このメモリカードL
ED19−bの点滅あるいは連続点灯により、撮影者又は
使用者はメモリカード用蓋16の操作時等においてメモリ
カード31がアクセス中であることを確実に知ることがで
きる。
ード31へアクセスしている時間は数秒かかるが、この間
にメモリカード31がカードコネクタ32から引き抜かれる
と、メモリカード31内のデータが破壊される危険があ
る。したがって、メモリカード31がアクセス中であるこ
とを、撮影者又は使用者に知らせる必要がある。本実施
の形態においては、メモリカード用蓋16の近傍に配置し
たメモリカードLED窓19に対応して内部に配置したメ
モリカードLED19−bを、メモリカード31のアクセス
中に点滅あるいは連続点灯させる。このメモリカードL
ED19−bの点滅あるいは連続点灯により、撮影者又は
使用者はメモリカード用蓋16の操作時等においてメモリ
カード31がアクセス中であることを確実に知ることがで
きる。
【0021】上記実施の形態においては、上記のように
メモリカード31がアクセス中であることを表示するメモ
リカードLED19−bを内蔵したメモリカードLED窓
19を、メモリカード用蓋16の近傍に配置しているので、
撮影者等がメモリカード用蓋16を操作する際には、メモ
リカード31がアクセス中であることについて十分な注意
を与えることができ、誤ってアクセス中にメモリカード
用蓋16を操作するのを十分に防止することができる。ま
たアクセス中にアクセス終了と誤認してメモリカード31
を引き抜いてしまうようなことは、更に確実に阻止する
ことができる。また、メモリカードLED19−bの点滅
あるいは連続点灯による警告表示なので、従来のソレノ
イドを用いたロック機構等の機械的な蓋開放防止手段な
どに比べ、設置スペースが極めて小さく消費電力も十分
に少なくすることができるので、装置の小型化を図るこ
とができる。
メモリカード31がアクセス中であることを表示するメモ
リカードLED19−bを内蔵したメモリカードLED窓
19を、メモリカード用蓋16の近傍に配置しているので、
撮影者等がメモリカード用蓋16を操作する際には、メモ
リカード31がアクセス中であることについて十分な注意
を与えることができ、誤ってアクセス中にメモリカード
用蓋16を操作するのを十分に防止することができる。ま
たアクセス中にアクセス終了と誤認してメモリカード31
を引き抜いてしまうようなことは、更に確実に阻止する
ことができる。また、メモリカードLED19−bの点滅
あるいは連続点灯による警告表示なので、従来のソレノ
イドを用いたロック機構等の機械的な蓋開放防止手段な
どに比べ、設置スペースが極めて小さく消費電力も十分
に少なくすることができるので、装置の小型化を図るこ
とができる。
【0022】また上記の実施の形態においては、メモリ
カードLED窓19を被写体像を表示する画像LCD表示
部13と共に装置本体の背面部に配置しているので、画像
LCD表示部13を観察しながら撮影を行う際にも、メモ
リカード31がアクセス中であることを明確に容易に確認
することができる。また、メモリカード用蓋16の開閉状
態を検出するメモリカード蓋スイッチ22を設けて、メモ
リカード用蓋16が開けられたことを検出すると電源を強
制的にOFFするように構成しているので、メモリカー
ド31が引き抜かれるときは確実に電源がOFFになって
おり、メモリカード31内のデータを保護することができ
る。また、リセットスイッチ23を閉じられた状態のメモ
リカード用蓋16で覆われるように配置しているので、該
リセットスイッチは必要なときには操作しやすく、また
不用意に操作されるのを防止することができる。また、
メモリカード蓋スイッチ22,リセットスイッチ23及びメ
モリカードLED19−bは近接して配置されているの
で、同一の基板に実装することができ、実装基板数を少
なくすると共に接続リードを削減することができる。
カードLED窓19を被写体像を表示する画像LCD表示
部13と共に装置本体の背面部に配置しているので、画像
LCD表示部13を観察しながら撮影を行う際にも、メモ
リカード31がアクセス中であることを明確に容易に確認
することができる。また、メモリカード用蓋16の開閉状
態を検出するメモリカード蓋スイッチ22を設けて、メモ
リカード用蓋16が開けられたことを検出すると電源を強
制的にOFFするように構成しているので、メモリカー
ド31が引き抜かれるときは確実に電源がOFFになって
おり、メモリカード31内のデータを保護することができ
る。また、リセットスイッチ23を閉じられた状態のメモ
リカード用蓋16で覆われるように配置しているので、該
リセットスイッチは必要なときには操作しやすく、また
不用意に操作されるのを防止することができる。また、
メモリカード蓋スイッチ22,リセットスイッチ23及びメ
モリカードLED19−bは近接して配置されているの
で、同一の基板に実装することができ、実装基板数を少
なくすると共に接続リードを削減することができる。
【0023】なお、上記の実施の形態においては、リセ
ットスイッチ23はメモリカード蓋スイッチ22に隣接して
メモリカード用蓋16で覆われる領域に配置したものを示
したが、リセットスイッチ23は電池用蓋24で覆われる領
域に配置してもよく、この場合も必要なときには操作し
やすく、また不用意に操作されるのを防止することがで
きる。
ットスイッチ23はメモリカード蓋スイッチ22に隣接して
メモリカード用蓋16で覆われる領域に配置したものを示
したが、リセットスイッチ23は電池用蓋24で覆われる領
域に配置してもよく、この場合も必要なときには操作し
やすく、また不用意に操作されるのを防止することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上実施の形態に基づいて説明したよう
に、請求項1記載の発明によれば、記録媒体がアクセス
中であることを表示する発光素子を内蔵した表示窓を、
記録媒体保護用蓋の近傍に配置しているので、記録媒体
保護用蓋を操作する際に、記録媒体がアクセス中である
ことについて十分な注意を喚起させることができ、誤っ
てアクセス中に記録媒体保護用蓋を操作したり記録媒体
を引き抜いたりしてしまう操作を十分に防止することが
できる。また発光素子で警告表示しているので、ソレノ
イド等を用いた機械的な防止手段に比べて配置スペース
が極めて小さく消費電力も十分に少なくすることができ
るので、装置の小型化を図ることができる。また請求項
2記載の発明によれば、発光素子を内蔵した表示窓を画
像表示装置の表示面と共に、装置本体の背面部に配置し
ているので、画像表示装置の表示面を観察しながらの撮
影時においても記録媒体がアクセス中であることを明確
に伝えることができる。また請求項3記載の発明によれ
ば、蓋開閉状態検出スイッチを設けているので記録媒体
保護用蓋の開閉状態を検出することができ、開状態の検
出によって装置の電源をOFFするように構成すること
により、記録媒体へのアクセス中に誤って記録媒体保護
用蓋が開けられても、記録媒体内のデータが破壊される
のを防止することができる。また請求項4記載の発明に
よれば、リセットスイッチを閉じた状態の記録媒体保護
用蓋又は電池用蓋で覆われる領域内に設けているので、
リセットスイッチは必要時に操作しやすく、且つ不用意
に操作されるのを防止することができる。また請求項5
記載の発明によれば、記録媒体がアクセス中であること
を表示する発光素子と蓋開閉状態検出スイッチとリセッ
トスイッチとを互いに近接した部分に配置しているの
で、これらを同一基板に実装することができ、実装基板
の枚数と共に接続リード線を削減することができ、コス
トの低減を図ることができる。
に、請求項1記載の発明によれば、記録媒体がアクセス
中であることを表示する発光素子を内蔵した表示窓を、
記録媒体保護用蓋の近傍に配置しているので、記録媒体
保護用蓋を操作する際に、記録媒体がアクセス中である
ことについて十分な注意を喚起させることができ、誤っ
てアクセス中に記録媒体保護用蓋を操作したり記録媒体
を引き抜いたりしてしまう操作を十分に防止することが
できる。また発光素子で警告表示しているので、ソレノ
イド等を用いた機械的な防止手段に比べて配置スペース
が極めて小さく消費電力も十分に少なくすることができ
るので、装置の小型化を図ることができる。また請求項
2記載の発明によれば、発光素子を内蔵した表示窓を画
像表示装置の表示面と共に、装置本体の背面部に配置し
ているので、画像表示装置の表示面を観察しながらの撮
影時においても記録媒体がアクセス中であることを明確
に伝えることができる。また請求項3記載の発明によれ
ば、蓋開閉状態検出スイッチを設けているので記録媒体
保護用蓋の開閉状態を検出することができ、開状態の検
出によって装置の電源をOFFするように構成すること
により、記録媒体へのアクセス中に誤って記録媒体保護
用蓋が開けられても、記録媒体内のデータが破壊される
のを防止することができる。また請求項4記載の発明に
よれば、リセットスイッチを閉じた状態の記録媒体保護
用蓋又は電池用蓋で覆われる領域内に設けているので、
リセットスイッチは必要時に操作しやすく、且つ不用意
に操作されるのを防止することができる。また請求項5
記載の発明によれば、記録媒体がアクセス中であること
を表示する発光素子と蓋開閉状態検出スイッチとリセッ
トスイッチとを互いに近接した部分に配置しているの
で、これらを同一基板に実装することができ、実装基板
の枚数と共に接続リード線を削減することができ、コス
トの低減を図ることができる。
【図1】本発明に係る電子的撮像装置の実施の形態を示
す被写体方向から見た外観図である。
す被写体方向から見た外観図である。
【図2】図1に示した実施の形態の撮影者方向から見た
外観図である。
外観図である。
【図3】図1及び図2に示した実施の形態において、メ
モリカード用蓋の開放時の態様を示す部分斜視図であ
る。
モリカード用蓋の開放時の態様を示す部分斜視図であ
る。
【図4】図1及び図2に示した実施の形態において、電
池用蓋の開放時の態様を示す部分斜視図である。
池用蓋の開放時の態様を示す部分斜視図である。
【図5】この発明の実施の形態における電気的な構成を
示す概略ブロック図である。
示す概略ブロック図である。
1 前カバー 2 後カバー 3 撮影レンズ 4 ストロボ 5 電源スイッチボタン 5−b 電源スイッチ 6 R/P切り替えスイッチボタン 6−b R/P切り替えスイッチ 7 レリーズボタン 7−b レリーズスイッチ 8 ズームノブ 8−b ズームスイッチ 9 モードLCD 10 セルフLED窓 10−b セルフLED 11 ファンイダ接眼部 12 撮影モード設定ボタン 12−b 撮影モードスイッチ 13 画像LCD表示部 14 画像LCDボタン 14−b 画像LCDスイッチ 15 把持部 16 メモリカード用蓋 16a 突起 17 蓋回動中心部 18 凹部 19 メモリカードLED窓 19−b メモリカードLED 20a 蓋内平面部 20b 蓋内凹曲面部 21 メモリカード挿入用開口 21a メモリカード収納室 22 メモリカード蓋スイッチ 23 リセットスイッチ 24 電池用蓋 25 電池蓋ロックレバー 26 筒形電池 27 電池収納部 28 電池接続用接片 31 メモリカード 32 メモリカードコネクタ 33 DC/DCコンバータ 34 システムコントローラ 34 ズームフォーカス機構 36 メカニカルシャッタ 37 イメージャ 38 映像処理回路 39 デジタル処理回路 40 内蔵メモリ 41 デジタルインターフェース 42 ビデオエンコーダ
Claims (5)
- 【請求項1】 撮像素子で電気信号に変換された被写体
像を、着脱自在に配置した記録媒体に記録する電子的撮
像装置において、装置本体に形成された記録媒体収納室
に収納された記録媒体及び該記録媒体収納室の挿入開口
部を覆うための開閉可能な記録媒体保護用蓋と、前記記
録媒体がアクセス中であることを表示する発光素子を内
蔵した表示窓とを備え、該表示窓を前記記録媒体保護用
蓋の近傍に配置していることを特徴とする電子的撮像装
置。 - 【請求項2】 前記表示窓を装置本体の背面部に配置す
ると共に、前記被写体像を表示する画像表示装置の表示
面を前記装置本体の背面部に配置したことを特徴とする
請求項1記載の電子的撮像装置。 - 【請求項3】 前記記録媒体保護用蓋の開閉状態を検出
するスイッチを、閉じた状態の該記録媒体保護用蓋で覆
われる領域内に配設していることを特徴とする請求項1
又は2記載の電子的撮像装置。 - 【請求項4】 前記装置本体に電池収納部と該電池収納
部の開口部を覆う開閉可能な電池用蓋を備え、装置を撮
影初期状態に戻すためのリセットスイッチを、閉じた状
態の前記記録媒体保護用蓋又は電池用蓋で覆われる領域
内に配設していることを特徴とする請求項1〜3のいず
れか1項に記載の電子的撮像装置。 - 【請求項5】 装置を撮影初期状態に戻すためのリセッ
トスイッチを、閉じた状態の前記記録媒体保護用蓋で覆
われる領域内に前記記録媒体保護用蓋の開閉状態検出ス
イッチと共に配置していることを特徴とする請求項3記
載の電子的撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9177797A JPH1117987A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 電子的撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9177797A JPH1117987A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 電子的撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1117987A true JPH1117987A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=16037265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9177797A Withdrawn JPH1117987A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 電子的撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1117987A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6809773B1 (en) | 1998-10-15 | 2004-10-26 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera |
EP1798959A2 (en) * | 2005-12-14 | 2007-06-20 | Sony Corporation | Imaging apparatus |
CN100380278C (zh) * | 2003-11-12 | 2008-04-09 | 富士能株式会社 | 电器 |
US8537274B2 (en) | 2007-04-10 | 2013-09-17 | Sony Corporation | Image capture apparatus |
JP2018528531A (ja) * | 2015-08-04 | 2018-09-27 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッドHoneywell International Inc. | Sdカードベースのrtu |
US10514642B2 (en) * | 2018-01-31 | 2019-12-24 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP9177797A patent/JPH1117987A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6809773B1 (en) | 1998-10-15 | 2004-10-26 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera |
CN100380278C (zh) * | 2003-11-12 | 2008-04-09 | 富士能株式会社 | 电器 |
EP1798959A2 (en) * | 2005-12-14 | 2007-06-20 | Sony Corporation | Imaging apparatus |
EP1798959A3 (en) * | 2005-12-14 | 2010-08-11 | Sony Corporation | Imaging apparatus |
US8537274B2 (en) | 2007-04-10 | 2013-09-17 | Sony Corporation | Image capture apparatus |
JP2018528531A (ja) * | 2015-08-04 | 2018-09-27 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッドHoneywell International Inc. | Sdカードベースのrtu |
US10514642B2 (en) * | 2018-01-31 | 2019-12-24 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |