JPH1132283A - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置

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JPH1132283A
JPH1132283A JP9184141A JP18414197A JPH1132283A JP H1132283 A JPH1132283 A JP H1132283A JP 9184141 A JP9184141 A JP 9184141A JP 18414197 A JP18414197 A JP 18414197A JP H1132283 A JPH1132283 A JP H1132283A
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Hisamitsu Morita
尚光 森田
Hajime Watanabe
肇 渡辺
Koji Okumoto
浩司 奥本
Katsuhiko Watanabe
克比古 渡邊
Kunihiko Yamatani
邦彦 山谷
Masashige Kimura
正成 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリに記憶される情報が収納装着部に装着
されている記録媒体に関する情報と常に一致させること
などができるカメラ装置を提供する。 【解決手段】 ディジタルカメラ装置1に、収納装着部
2を開閉自在とする開閉蓋3と、開閉蓋3の開閉状態を
検出する蓋開閉検出スイッチ4と、蓋開閉検出スイッチ
4からの検出結果に基づいて開閉蓋3が開状態から閉状
態へ変化したことを検出したときには、収納装着部2に
装着されているフロッピーディスク100に記録された
当該フロッピーディスク100に関する情報をDRAM
5に記憶する処理を行う制御機能を有するマイクロコン
ピュータ6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ装置に関
し、詳しくは被写体の画像をディジタル化して静止画像
データの形態で記録する記録媒体に記録するカメラ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録を使ってカラー写真を撮るディ
ジタルカメラ装置がある。このディジタカメラ装置は、
フロッピーディスクに撮影して得た静止画像情報(以
下、単に画像情報という。)を記録している。
【0003】ディジタルカメラ装置は、上記フロッピー
ディスクを収納し装着する収納装着部を有し、この収納
装着部に装着されている上記フロッピーディスクに対す
る上記画像情報を書き込み、又は画像情報の読み出しを
行うことができる。
【0004】そして、ディジタルカメラ装置は、表示機
能を有しており、メモリ等に記憶したフロッピーディス
クに関する情報、例えば記録している画像の内容情報、
を表示部に表示することができる。また、ディジタルカ
メラ装置は、フロッピーディスクに記録されている画像
情報を読み出して、上記表示部に表示することもでき
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディジタル
カメラ装置は、上記収納装着部へフロッピーディスクが
装着されているかを確認する手段、例えば、センサーを
有していなかった。よって、ディジタルカメラ装置は、
上記収納装着部においてフロッピーディスクが入れ替え
されたことをリアルタイムで知ることはできなかった。
【0006】例えば、新たなフロッピーディスクに入れ
替えられても当該入れ替えされたことを判断できないこ
とから、前に装着されていたフロッピーディスクの内容
情報等が表示部に表示され、表示内容と記録媒体の内容
が一致しない場合があった。
【0007】さらに、フロッピーディスクが入れ換えた
ことを確認しないまま、ユーザ等の指示によってアクセ
ス処理するとその時に上記メモリの上記初期化処理が必
要となり余分な時間がかかってしまう。
【0008】また、例えば、上記画像情報等を書き込ん
でいる最中、或いはフロッピーディスクから画像情報を
読み出している最中に、収納装着部からフロッピーディ
スクが取り出されると、当該画像情報が破壊されてしま
う場合がある。
【0009】なお、ディジタルカメラ装置においては、
収納装着部を閉塞する蓋は、当該収納装着部に塵等の侵
入の防止するうえで有効な手段となる。
【0010】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであって、メモリに記憶される情報が収納装
着部に装着されている記録媒体に関する情報と常に一致
すること、さらに処理の最中には記録媒体の取り出しを
防止するとともに当該記録媒体に記録されるデータの破
壊を防止することができるカメラ装置の提供を目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカメラ装置
は、上述の課題を解決するために、記録媒体収納装着部
を開閉自在とする蓋体と、蓋体の開閉状態を検出する検
出手段と、少なくとも上記記録媒体媒体収納装着部に装
着されている上記記録媒体に記録されている情報を記憶
する記憶手段と、検出手段からの検出結果に基づいて蓋
体が開状態から閉状態へ変化したことを検出したときに
は、記録媒体収納装着部に装着されている記録媒体に記
録された当該記録媒体に関する情報を記憶手段に記憶す
る処理を行う制御手段とを備える。
【0012】また、本発明に係るカメラ装置は、上述の
課題を解決するために、記録媒体収納装着部を開閉自在
とする蓋体と、蓋体の開閉状態を検出する検出手段と、
検出手段からの検出結果に基づいて蓋体の開状態を検出
したときには、新たに処理を開始させない処理禁止設定
を行う制御手段とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。本発明の実施の形態は、撮影した
得た被写体の静止画像情報(以下、単に画像情報とい
う。)をディジタル化して記録媒体とされるフロッピー
ディスクに記録するディジタルカメラ装置である。
【0014】ディジタルカメラ装置の主な回路構成等を
図1に示し、外観の構成を図2乃至図4に示す。なお、
フロッピーディスク100は、例えば、3.5インチサ
イズの円盤形状の磁気ディスクであり、ディスクカート
リッジ101に回転自在に収納されている磁気記録媒体
である。
【0015】ディジタルカメラ装置1は、図1に示すよ
うに、光学系からの被写体の光信号を電気信号に変換す
るCCD11と、フロッピーディスク100を収納し装
着させる収納装着部2、CCD11からの電気信号をフ
ロッピーディスク100に記録可能な画像情報に変換す
るデータ変換手段であるサンプルホールド/アナログデ
ィジタル変換回路(以下、単にサンプルホールド回路と
いう。)12及びカメラ信号処理回路13と、フロッピ
ーディスク100への画像情報の書き込みとフロッピー
ディスク100に記録されている画像情報等の読み出し
とを行う書き込み読み出し手段であるフロッピーディス
クコントローラ(以下、FDCという。)18及びフロ
ッピーディスクドライブ(以下、FDDという。)19
と、収納装着部2を開閉自在とする開閉蓋3と、開閉蓋
3の開閉状態を検出する検出手段である蓋開閉検出スイ
ッチ4と、少なくとも収納装着部2に装着されているフ
ロッピーディスク100に記録されている情報を記憶す
る記憶機能を有するDRAM5と、蓋開閉検出スイッチ
4からの検出結果に基づいて開閉蓋3が開状態から閉状
態へ変化したことを検出したときには、収納装着部2に
装着されているフロッピーディスク100に記録された
当該フロッピーディスク100に関する情報をDRAM
5に記憶する処理を行う制御機能を有するマイクロコン
ピュータ6とを備えている。
【0016】このように構成したディジタルカメラ装置
1は、蓋開閉検出スイッチ4の検出結果に基づいて開閉
蓋3が開状態から閉状態へ変化したことをマイクロコン
ピュータ6が検出したときには、マイクロコンピュータ
6によって、収納装着部2に装着されているフロッピー
ディスク100に記録された当該フロッピーディスク1
00に関する情報をDRAM5に記憶することができ
る。
【0017】マイクロコンピュータ6によって行うフロ
ッピーディスク100に記録された当該フロッピーディ
スク100に関する情報をDRAM5に記憶する処理
は、いわゆる初期化処理であって、この処理によって、
当該フロッピーディスク100に関する情報、例えばF
ATデータや特殊ファイル等のフロッピーディスク10
0の内容情報、をDRAM5に読み込むことができる。
【0018】この初期化処理によって、ディジタルカメ
ラ装置1は、収納装着部2に装着されたフロッピーディ
スク100の内容情報等がDRAM5に記憶され、DR
AM5に記憶された情報とフロッピーディスク100に
関する情報とが一致するようになる。
【0019】また、ディジタルカメラ装置1は、マイク
ロコンピュータ6が蓋開閉検出スイッチ4からの検出結
果に基づいて開閉蓋3の開状態を検出したときには、新
たに処理を開始させない処理禁止設定を行う制御機能を
有する。
【0020】この処理禁止設定によって、ディジタルカ
メラ装置1は、開閉蓋3が開閉されても、新たにデータ
の書き込み又は読み出しする等の処理を開始させない
め、フロッピーディスク100の取り出し時に処理中で
あることを防止させ、画像情報等のデータの破壊を防止
することができる。
【0021】さらに、ディジタルカメラ装置1は、DR
AMコントローラ14と、被写体や装着されているフロ
ッピーディスク100の内容情報が表示されるLCDパ
ネル15と、LCDパネル15にRGB信号を供給する
ためのパネル信号処理回路16とを備えている。
【0022】なお、DRAM5,DRAMコントローラ
14,マイクロコンピュータ6,及びFDC18は、相
互に共通のバスによって接続される。
【0023】ディジタルカメラ装置1においては、被写
体からの光線が対物レンズ4を通過してCCD11で受
光され、このCCD11によって電気信号に変換され
る。CCD11からの出力信号は、サンプルホールド回
路12でサンプルホールド処理された後に10ビットの
ディジタル信号にA/D変換される。A/D変換された
この10ビットのディジタル信号は、カメラ信号処理回
路13に供給される。
【0024】カメラ信号処理回路13は、サンプルホー
ルド回路12から供給される10ビットのディジタル信
号に所定の処理を施して、処理後の信号をDRAMコン
トローラ14に出力する。カメラ信号処理回路13は、
この実施の形態では入力信号から8ビットの輝度信号Y
と4ビットの色差信号Cを生成し、これら各信号Y,C
をDRAMコントローラ14に出力するようになってい
る。
【0025】DRAMコントローラ14は、カメラ信号
処理回路13からの輝度信号Yと色差信号Cをそのまま
パネル信号処理回路16に供給する。なお、CCD11
が正方格子でない場合には、DRAMコントローラ14
は、カメラ信号処理回路13からの輝度信号Yと色差信
号Cを正方格子化してパネル信号処理回路16に供給す
る。
【0026】パネル信号処理回路16は、入力した輝度
信号Yと色差信号Cから赤色信号R,緑色信号G,青色
信号Bを生成し、これらRGBの各色信号をLCDパネ
ル15に出力する。これにより、撮像対象となる被写体
の画像がLCDパネル15に表示される。
【0027】また、DRAMコントローラ14は、カメ
ラ信号処理回路13からの輝度信号Yと色差信号Cとを
詳細を後述するマイクロコンピュータ6の制御に基づい
てDRAM5の所定領域に格納する。なお、DRAM5
は、4メガバイトのものが2個使用されることにより、
合計8メガバイトの格納領域を有している。
【0028】操作入力部17は、シャッターボタン、ズ
ーム等の操作、データ消去等の編集やフロッピーディス
ク100の内容情報の表示を行う各種操作ボタン/スイ
ッチ等の操作内容を検出し、検出した信号を操作信号と
してマイクロコンピュータ6に出力する。
【0029】マイクロコンピュータ6は、例えば高速処
理が可能なRISC(Reduced Instruction Set Comput
er:縮小命令セットコンピュータ)タイプのものが用い
られ、各ブロックを制御するためのソフトウェアプログ
ラムが格納されたリードオンリーメモリー(ROM)6
aを備えている。
【0030】例えば、マイクロコンピュータ6は、蓋開
閉検出スイッチ4からの検出結果に基づいて開閉蓋3が
開状態から閉状態へ変化したことを検知して、DRAM
5に対する上記初期化処理を行う。
【0031】また、マイクロコンピュータ6は、操作入
力部17からの操作信号に基づいてこのROM6a内の
ソフトウェアプログラムを実行させることにより、上述
した撮影時,再生時,及び編集時における画像圧縮/伸
張やファイル管理等の処理を行う。そして、マイクロコ
ンピュータ6は、開閉蓋3の開閉状態に応じて、これら
処理の中断処理、或いは警告処理等を行う。
【0032】マイクロコンピュータ6は、FDC18に
よって、FDD19を制御して、フロッピーディスク1
00に記録されている画像情報等の読み出し、又はフロ
ッピーディスク100への画像情報等の書き込みを行っ
ている。
【0033】上記ディジタルカメラ装置1の外観は、図
2乃至図4に示すように、全体略直方体状の外形を呈し
た携帯可能な大きさとなっている。このディジタルカメ
ラ装置1においては、筐体31の正面側上部にシャッタ
ーボタン32、対物レンズ33、フラッシュ34がそれ
ぞれ取り付けられており、ユーザーの右手人差し指でシ
ャッターボタン32が押せるようになっている。
【0034】そして、ディジタルカメラ装置1は、筐体
31の一方の側面部35に挿入開口部35aを有する収
納装着部2を設け、この収納装着部2を開閉自在にする
ように開閉蓋3が取り付けられている。これにより、デ
ィジタルカメラ装置1は、この側面部35側からフロッ
ピーディスク100が内部に収納されたディスクカート
リッジ101を収納装着部2に装填できるようになって
いる。
【0035】なお、収納装着部2には、フロッピーディ
スク100に対する画像情報等の書き込み及び読み出し
を行うFDD19を配設している。
【0036】フロッピーディスク100の収納装着部2
への装着は、具体的には、フロッピーディスクカートリ
ッジ101がシャッタ101a側から挿入されて行われ
る。
【0037】このディジタルカメラ装置1は、筐体31
の背面側にLCDパネル15を取り付ており、撮影時に
はこのLCDパネル15に被写体が表示される。
【0038】そして、ディジタルカメラ装置1において
は、シャッターボタン32を押すことにより被写体を撮
影すると、FDD19に装填されたディスクカートリッ
ジ101内のフロッピーディスク100に当該被写体に
ついての画像情報及びこの画像情報についてのインデッ
クスとなるサムネイル画像情報等が記録される。
【0039】また、ディジタルカメラ装置1には、LC
Dパネル15の周囲に種々の操作ボタン/スイッチ36
a,36b,36c,36d,36e,36f,36g
等が配設されており、これら各種操作ボタン等を操作す
ることによって撮影時におけるズーム等の操作、データ
消去等の編集ができるようになっている。
【0040】また、開閉蓋3の開閉は、開閉操作部37
を上下動させることによって、この開閉操作部37と連
動する係合爪38a,38bと開閉蓋3の係合部3a,
3bとの係合状態を解除又は保持させることにより行
う。
【0041】蓋開閉検出スイッチ4は、開閉蓋3に、そ
の開閉に連動して動作するように取り付けている。な
お、開閉蓋3の開閉は、センサーによっても検出するこ
とができる。
【0042】そして、ディジタルカメラ装置1は、上述
したように、蓋開閉検出スイッチ4によって開閉蓋3の
閉状態を検出して、適宜処理の制御を行う。
【0043】以下に、ディジタルカメラ装置1が、開閉
蓋3の開閉状態を検出して、対応して行う各種処理につ
いて、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
【0044】なお、このフローチャートは、ディジタル
カメラ装置1のメインの処理を行うメインループ処理中
内に設けられたサブルーチンである。
【0045】先ず、マイクロコンピュータ6は、ステッ
プS1に示すように、装置のパワーオン時かを判別す
る。パワーオン時であった場合、マイクロコンピュータ
6は、ステップS2に示すように、N=0にする。ここ
で、Nは、0又は1の何れかの値が代入され、後の処理
では、開閉蓋3の開閉状態によって0又は1の何れかの
値に決定され、また、Nの値によって開閉蓋3の開閉状
態を判別する。
【0046】また、装置がパワーオン時でなく、既に装
置が起動されている場合、上記ステップS2からステッ
プS3に進む。ステップS3において、N_OLD=N
にする。例えば、ステップS3においては、装置のパワ
ーオン後の最初の処理では、N_OLD=0になる。
【0047】その後ステップS4に示すように、マイク
ロコンピュータ6は、開閉蓋3が閉じているかを判別す
る。開閉蓋3が閉じている場合、ステップS5に示すよ
うに、N=1にして、続いて、ステップS7に示すよう
に、N=1かつN_OLD=0であるかを判別する。
【0048】また、ステップS4において開閉蓋3が閉
じている場合、マイクロコンピュータ6は、ステップS
6に示すように、N=0にして、続いて上記ステップS
7において、N=1かつN_ODL=0であるかを判別
する。
【0049】ステップS7の判別において、N=1かつ
N_OLD=0であった場合、ステップS8に示すよう
に、マイクロコンピュータ6は、上述した初期化処理を
行い、続いてステップS9に示すように、開閉蓋3が開
いているか、すなわちN=0であるかを判別する。
【0050】また、ステップS7の判別においてN=1
かつN_OLD=0でなかった場合、マイクロコンピュ
ータ6は、上記初期化処理を行わないように、ステップ
S7からステップS9に進む。
【0051】ステップS9の判別において開閉蓋3が開
いている場合、マイクロコンピュータ6は、ステップS
10に示すように、画像情報等のデータの書き込み処理
中かの判別を行う。ここで、書き込み処理中の場合、マ
イクロコンピュータ6は、ステップS11に示すよう
に、当該書き込み処理が終了するまで、警告を出し続け
る警告処理を行う。例えば警告は、LCDパネル15へ
の警告表示や図示しないスピーカからの警告音によって
行う。
【0052】また、書き込み処理中でない場合には、マ
イクロコンピュータ6は、ステップS12に示すよう
に、画像情報等のデータの読み込み処理中かの判別を行
う。ここで、読み込み処理中であることを確認した場
合、マイクロコンピュータ6は、ステップS13に示す
ように、読み込み処理の中断処理を行う。
【0053】また、読み込み処理中でない場合には、マ
イクロコンピュータ6は、ステップS14に示すよう
に、ユーザ操作によって新たな処理が要求されたかを判
別する。新たな処理がユーザ操作によって要求されてい
る場合、マイクロコンピュータ6は、ステップS15に
示すように、一定期間警告を出す警告処理を行う。ここ
で警告は、上述と同様、LCDパネル15への警告表示
や警告音によって行う。
【0054】また、ユーザ操作によって新たな処理も要
求されていない場合には、マイクロコンピュータ6は、
ステップS16に示すように、開閉蓋3が開いている間
警告を出し続け、ステップS17に示すように、新たな
処理が行えないように、処理禁止設定を行う。
【0055】一方、ステップS9の判別において開閉蓋
3が開いていないことを確認した場合には、マイクロコ
ンピュータ6は、ステップS18に示すように、処理禁
止設定の解除処理を行う。
【0056】ディジタルカメラ装置1は、以上のような
フローチャートに従って、開閉蓋3の開閉状態を検出し
て、対応した処理の制御を行う。
【0057】例えば、ディジタルカメラ装置1が起動中
に、フロッピーディスク100が挿入されて開閉蓋3が
閉じられたことよって上記初期化処理が実行される場合
について説明する。
【0058】先ず装置は起動しているので、ステップS
1からステップS3へ進む。ステップS3では、NをN
_OLDに置き換える処理を行う。フロッピーディスク
100を収納装着部2に装着するために開閉蓋3が開け
れたことを前回の当該フローチャートに従った処理にお
いて検出しているので、前回のフローチャートのステッ
プS6及びステップS7によってN=0となっている。
よって、今回のフローチャートのこのステップS3で
は、N_OLD=0となる。
【0059】そして、フロッピーディスク100を装着
されて開閉蓋3が閉じられた今回の当該フローチャート
では、ステップS4からステップS5に進むため、N=
1となる。
【0060】よって、N=1かつN_OLD=0とな
り、ステップS7からステップS8に進んで、マイクロ
コンピュータ6によって上記初期化処理が実行される。
【0061】そして、上記初期化処理がなされた後は、
ステップS9において開閉蓋3が閉じていると判別され
るため、ステップS18に進んで、処理禁止設定の解除
処理がなされる。この処理禁止設定の解除処理は、例え
ば前回のフローチャートにおいてなされたステップS1
7の処理禁止設定を解除するための処理である。
【0062】上述のフローチャートに従った処理を行う
ことで、ディジタルカメラ装置1は、開閉蓋3が開状態
から閉状態にされて収納装着部2にフロッピーディスク
100が収納されたことによって上記初期化処理を実行
することができる。
【0063】よって、ディジタルカメラ装置1は、収納
装着部2に装着されたフロッピーディスク100の内容
情報等の当該フロッピーディスク100に関する情報が
DRAM5に記憶された情報と常に一致するようにな
る。
【0064】これにより、ディジタルカメラ装置1にお
いては、LCDパネル15に表示されるフロッピーディ
スクの内容情報が収納装着部2に装着されているフロッ
ピーディスク100の情報と常に一致する。よって、例
えば、ディジタルカメラ装置1は、収納装着部2に装着
されているフロッピーディスク100に関して誤った残
量記録容量等の内容情報をユーザに伝えることを防止す
ることができる。
【0065】また、収納装着部2に装着されたフロッピ
ーディスク100に関する情報がDRAM5に記憶され
た情報と一致することより、フロッピーディスク100
が入れ換えたことを確認しないまま、ユーザ等の指示に
よってアクセス処理するとその時にメモリに上記初期化
処理が必要となり余分な時間がかかるといった問題を解
消することができる。
【0066】また、ディジタルカメラ装置1は、マイク
ロコンピュータ6によって、開閉蓋3が開状態のときに
は、新たな処理を開始させない禁止処理設定を行うこと
で、フロッピーディスク100の取り出し時に処理中で
あることを防止し、当該フロッピーディスク100に記
録されるデータの破壊を防止することができる。
【0067】また、ディジタルカメラ装置1は、データ
の読み出し処理中に開閉蓋3が開状態になったときに
は、マイクロコンピュータ6によって、当該処理を中断
する中断処理を行うことで、フロッピーディスク100
が取り出されても当該フロッピーディスク100に記録
されているデータの破壊を防止することができる。
【0068】また、ディジタルカメラ装置1は、開閉蓋
3が開状態になったときには、処理状態に応じて、警告
表示又は警告音を発する警告処理を行うことで、ユーザ
等に現在処理中であることを警告することができ、これ
により、処理中にフロッピーディスク100が収納装着
部2から取り出されることを防止することができる。
【0069】なお、記録媒体は、メモリカード、ミニデ
ィスク、ハードディスク等であってもよい。例えばディ
ジタルカメラ装置1には、従来、メモリーカードに記録
するものもあり、例えばデータが書き込み処理がなされ
ている時に当該メモリカードを引き抜こうとすると、デ
ータの破壊の防止のために装置の電源を強制的に落とし
ていた。この場合、データの書き込みが中断される。し
かし、本実施の形態としているディジタルカメラ装置1
は、メモリカードを引き抜こうとした場合には、データ
の書き込み中断せずに処理を終了させることができるた
めに、データの破壊を防止してもなお中断することなく
書き込むことができる。
【0070】なお、開閉蓋の開閉状態を検出して、処理
の制御することは、例えばパーソナルコンピュータやキ
ャップチャーデッキに適用することもできる。この場
合、ディジタルカメラ装置1と同様に、記録媒体の収納
装着部に開閉自在とされる開閉蓋を取り付け、この開閉
蓋の開閉状態を検出して、上述のような初期化処理、警
告処理、中断処理等を行う。
【0071】
【発明の効果】本発明に係るカメラ装置は、記録媒体収
納装着部を開閉自在とする蓋体と、蓋体の開閉状態を検
出する検出手段と、少なくとも上記記録媒体媒体収納装
着部に装着されている上記記録媒体に記録されている情
報を記憶する記憶手段と、検出手段からの検出結果に基
づいて蓋体が開状態から閉状態へ変化したことを検出し
たときには、記録媒体収納装着部に装着されている記録
媒体に記録された当該記録媒体に関する情報を記憶手段
に記憶する処理を行う制御手段とを備えることで、。
【0072】蓋体が開状態から閉状態にされて信号記録
媒体収納装着部に記録媒体が装着されたことによって記
録媒体に記録された当該記録媒体に関する情報を記憶手
段に記憶することができる。
【0073】よって、カメラ装置は、記録媒体収納装着
部に装着された記録媒体の内容情報等の当該記録媒体に
関する情報と記憶手段に記憶された情報とを常に一致さ
せることができる。これにより、カメラ装置は、例え
ば、LCDパネル等の表示手段に記録媒体収納装着部に
装着されている記録媒体の情報と常に一致した情報を表
示させることができるため、当該記録媒体収納装着部に
装着されている記録媒体に関して誤った残量記録容量等
の内容情報をユーザに伝えることを防止することがで
き、また、記録媒体を入れ換えたことを確認しないユー
ザ等の指示によるアクセス処理時に、記憶媒体に当該記
録媒体に関する情報を記憶させる処理を行うといったこ
とを防止することができ、余分な時間がかかるといった
問題を解消することができる。
【0074】また、本発明に係るカメラ装置は、記録媒
体収納装着部を開閉自在とする蓋体と、蓋体の開閉状態
を検出する検出手段と、検出手段からの検出結果に基づ
いて蓋体の開状態を検出したときには、新たに処理を開
始させない処理禁止設定を行う制御手段とを備えること
で、蓋体が開状態のときには、新たな処理を開始させな
い禁止処理設定を行うことができる。
【0075】これにより、カメラ装置は、処理中の記録
媒体の取り出しを防止することができ、当該記録媒体に
記録されるデータの破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるディジタルカメラ装
置を示す回路構成図である。
【図2】上記ディジタルカメラ装置の外観を示す図であ
って、正面方向から見た斜視図である。
【図3】上記ディジタルカメラ装置の外観を示す図であ
って、背面方向から見た斜視図である。
【図4】上記ディジタルカメラ装置の外観を示す図であ
って、開閉蓋を閉じたときの様子を示す斜視図である。
【図5】開閉蓋の開閉状態によって処理を実行するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディジタルカメラ装置、2 収納部、3 開閉蓋、
4 蓋開閉検出スイッチ、5 DRAM、6 マイクロ
コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 克比古 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山谷 邦彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 木村 正成 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系からの被写体の光信号を電気信号
    に変換する撮像素子と、 上記録媒体を収納し装着させる記録媒体収納装着部と、 上記撮像素子からの電気信号を記録媒体に記録可能なデ
    ータに変換するデータ変換手段と、 上記記録媒体への上記データの書き込みと上記記録媒体
    に記録されている上記データの読み出しとを行う書き込
    み読み出し手段と、 上記記録媒体収納装着部を開閉自在とする蓋体と、 上記蓋体の開閉状態を検出する検出手段と、 少なくとも上記記録媒体媒体収納装着部に装着されてい
    る上記記録媒体に記録されている情報を記憶する記憶手
    段と、 上記検出手段からの検出結果に基づいて上記蓋体が開状
    態から閉状態へ変化したことを検出したときには、上記
    記録媒体収納装着部に装着されている上記記録媒体に記
    録されている当該記録媒体に関する情報を上記記憶手段
    に記憶する処理を行う制御手段とを備えることを特徴と
    するカメラ装置。
  2. 【請求項2】 光学系からの被写体の光信号を電気信号
    に変換する撮像素子と、 上記録媒体を収納し装着させる記録媒体収納装着部と、 上記撮像素子からの電気信号を記録媒体に記録可能なデ
    ータに変換するデータ変換手段と、 上記記録媒体への上記データの書き込みと上記記録媒体
    に記録されている上記データの読み出しとを行う書き込
    み読み出し手段と、 上記記録媒体収納装着部を開閉自在とする蓋体と、 上記蓋体の開閉状態を検出する検出手段と、 上記検出手段からの検出結果に基づいて上記蓋体の開状
    態を検出したときには、新たに処理を開始させない処理
    禁止設定を行う制御手段とを備えることを特徴とするカ
    メラ装置。
  3. 【請求項3】 上記データの読み出しの処理中に上記蓋
    体が開状態にされたときには、当該読み込みの処理を中
    断する中断処理を行うことを特徴とする請求項2記載の
    カメラ装置。
  4. 【請求項4】 警告手段を備え、上記蓋体が開状態にさ
    れたときには、上記書き込み又は上記読み出しの処理状
    態に応じて、警告処理を行うことを特徴とする請求項2
    記載のカメラ装置。
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