JP2004297406A - デジタルカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】記録画像のセキュリティを高める。
【解決手段】デジタルカメラ2は、シャッタボタン9等を備え、側面にメモリーカード16がセットされる。シャッタボタン9には、指紋検出センサ9aが設けられる。RAM61には、予め使用許可を与えるユーザの指紋データを入力しておく。メモリーカード16には、メモリーカード16の持ち主の指紋データを入力しておく。指紋データ照合部60は、指紋検出センサ9aで検出されたユーザ指紋データと、RAM61内の指紋データ及びメモリーカード16内の指紋データとの照合を行う。指紋データ照合の結果、RAM61内の指紋データと一致すると、本体使用制御手段62によるデジタルカメラ2の使用制限を解除する。メモリーカード16内の指紋データと一致すると、メモリーカード使用制御手段63によるメモリーカード16の使用制限を解除する。
【選択図】 図3
【解決手段】デジタルカメラ2は、シャッタボタン9等を備え、側面にメモリーカード16がセットされる。シャッタボタン9には、指紋検出センサ9aが設けられる。RAM61には、予め使用許可を与えるユーザの指紋データを入力しておく。メモリーカード16には、メモリーカード16の持ち主の指紋データを入力しておく。指紋データ照合部60は、指紋検出センサ9aで検出されたユーザ指紋データと、RAM61内の指紋データ及びメモリーカード16内の指紋データとの照合を行う。指紋データ照合の結果、RAM61内の指紋データと一致すると、本体使用制御手段62によるデジタルカメラ2の使用制限を解除する。メモリーカード16内の指紋データと一致すると、メモリーカード使用制御手段63によるメモリーカード16の使用制限を解除する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータの記録及び読み取りが可能で、データを記録する内蔵メモリと着脱式の外部メモリとを備えたデジタルカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2000−147623号公報(図1)
【0003】
【従来の技術】
カメラに使用制限を設け、使用を許可するユーザのみ使用することができるカメラが、例えば特許文献1などで提案されている。このカメラでは、カメラの使用を許可する使用者のID情報を予め記憶するID情報記憶手段と、使用時において使用者のID情報を読み取るID情報読み取り手段と、このID情報読み取り手段で読み取ったID情報と、前記ID情報記憶手段に予め記憶したID情報とを比較照合するID情報照合手段と、このID情報照合手段の照合結果が一致したときにのみカメラを使用可能にする使用制限手段とを備え、使用を許可されたIDを持つ使用者のみカメラを使用できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1のカメラでは、使用を許可されたIDを持つ使用者であればカメラを使用することができるため、他の使用者の所有するメモリーカード等の外部メモリを使用することができ、このメモリーカードに記録された画像を自由に閲覧または複写することができてしまう。
【0005】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、カメラ本体と外部メモリとをそれぞれに使用が許可されたユーザのみ使用することができるようにしたデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のデジタルカメラは、データの記録及び再生が可能で、データを記録する内蔵メモリと着脱式の外部メモリとを備えたデジタルカメラにおいて、ユーザのIDデータを読み取るIDデータ読み取り手段と、読み取ったユーザIDデータを前記内蔵メモリと外部メモリとのそれぞれに予め記録されたIDデータと照合し、それぞれのIDデータと一致するか否かを判定するIDデータ判定手段と、前記IDデータ判定手段により内蔵メモリとの一致が判定されたときにはカメラ本体を使用可能な状態にし、前記外部メモリとの一致が判定されたときには外部メモリを使用可能な状態にする使用制御手段とを備えたものである。
【0007】
なお、前記内蔵メモリと外部メモリとのそれぞれに予め記録されたIDデータは指紋パターンデータ、網膜パターンデータ、声紋パターンデータのうちのいずれか1つであり、前記IDデータ読み取り手段はユーザの指紋パターンデータ、網膜パターンデータ、声紋パターンデータのうちの対応したいずれか1つを読み取るデータ読み取り手段であることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は、本発明を実施したデジタルカメラ2の外観斜視図である。デジタルカメラ2の前面には、撮影レンズ4が組み込まれたレンズ鏡筒5、ファインダ6を構成する対物側ファインダ窓7、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光部8、シャッタレリーズ操作に用いられるシャッタボタン9、タイマ撮影時に点滅して撮影タイミングを知らせるセルフタイマ用発光部10、マイク11等が設けられている。レンズ鏡筒5は、デジタルカメラ2が電源オフ状態にある際に、デジタルカメラ2の前面に設けられた鏡筒収納部12内に収納され、電源オンとともにデジタルカメラ2の前面から突出する。シャッタボタン9には、指紋パターンデータ検出手段としての指紋検出センサ9aが設けられている。
【0009】
デジタルカメラ2の一方の側面には、メモリカード16がセットされるメモリカードスロット17が設けられている。このメモリカードスロット17の奥には、メモリカード16へのデータの読み書きを行なうメモリカードリーダが内蔵されている。メモリカードスロット17は、塵芥の侵入等を防止するために、開閉式の保護カバー18によって保護されている。
【0010】
図2に示すように、デジタルカメラ2の背面には、電源ボタン19、ファインダ6を構成する接眼側ファインダ窓20、操作部21、ビューファインダとして機能する画像表示用LCD22等が設けられている。接眼側ファインダ20の側方には、点灯,点滅してデジタルカメラ2の状態を知らせるファインダ発光部24が設けられている。操作部21内には、複数の操作ボタン25〜28と、各種設定等の情報を表示する設定用LCD29とが設けられている。
【0011】
デジタルカメラ2は、スチル撮影を行なう撮影モードと、撮影画像を再生する再生モードと、ユーザの識別を行うユーザ識別モードという複数の動作モードを備えており、電源ボタン19の入力によりデジタルカメラ2の電源がオンされると、まずユーザ認識モードがオンされる。そして、ユーザ認識モードで使用を許可されると、撮影モードに切り換わる。撮影モードと再生モードとの切り換えは操作部21で行われる。
【0012】
図1に示すように、デジタルカメラ2には、バッテリ30がセットされるバッテリ室が設けられている。デジタルカメラ2の底面には、バッテリ室にアクセスするための開口部31が設けられている。この開口部31は、蓋部材32によって開閉される。バッテリ室には、充電可能なバッテリ30がセットされる。
【0013】
図3は、本発明のデジタルカメラ2の電気的構成を示すブロック図であり、詳しくは図示しないが、レンズ鏡筒5には、焦点調整を行なうフォーカス用モータと、ズーミングを行なうズーム用モータとが組み込まれている。これらのモータは、デジタルカメラ2全体を制御するCPU40に接続されたモータドライバ47によって駆動制御される。また、レンズ鏡筒5内には、絞り兼用のシャッタユニットが組み込まれており、このシャッタユニットもCPU40によって制御される。
【0014】
レンズ鏡筒5の背後には、撮影レンズを透過した被写体光が撮像されるCCD41が配置されている。このCCD41には、CPU40によって制御されるタイミングジェネレータ48からタイミング信号(クロック信号)が入力される。CCD41から出力された信号は、相関二重サンプリング回路(CDS)42に入力され、CCD41の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR、G、Bの画像データとして出力される。CDS42から出力された画像データは、増幅器(AMP)43で増幅され、A/D変換器44でデジタルデータに変換される。
【0015】
画像入力コントローラ45は、データバス50を介してCPU40に接続されており、CPU40の命令によってCCD41,CDS42,AMP43,A/D変換器44を制御する。また、A/D変換器44から出力された画像データをビデオメモリ51、あるいはバッファメモリ52に書き込む。
【0016】
ビデオメモリ51は、画像表示用LCD22をビューファインダとして使用する際に、解像度の低い画像データが一時的に記録される。ビデオメモリ51に記録された画像データは、データバス50を介してLCDドライバ53に送られ、画像表示用LCD22に表示される。バッファメモリ52は、撮像された高解像度の画像データが一時的に記録される。このバッファメモリ52から読み出された画像データは、メディアコントローラ55によって駆動制御されるメモリカードリーダによりメモリカード16に記録される。
【0017】
画像信号処理回路57は、撮像された高解像度の画像データがバッファメモリ52内に記録されている間に、例えば階調変換、色変換、画像の超低周波輝度成分の階調を圧縮するハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネスを強調するハイパーシャープネス処理等の画像処理を施す。
【0018】
音声は、マイク11で音声信号に変換され、さらにA/D変換器13で音声データに変換され、この音声データがCPU40からの命令により、メディアコントローラ55によって駆動制御されるメモリカードリーダによりメモリカード16に記録される。
【0019】
指紋検出センサ9aはCPU40に接続されており、指紋検出センサ9aにより検出されたユーザ指紋データがCPU40に送られる。指紋データ照合部60はCPU40に接続され、CPU40からの命令により、送られてきたユーザ指紋データとRAM61に保存された指紋データ及びメモリーカード16に保存された指紋データとの照合を行う。本体使用制御手段62は、デジタルカメラ2の使用を制限する。メモリーカード使用制御手段63は、メモリーカード16の使用を制限する。デジタルカメラ2は、電源がオンされると、まずユーザ認識モードがオンされる。ユーザ認識モードでは、使用が許可されるまでは、本体使用制御手段62とメモリーカード使用制御手段63とにより、ユーザ認識モードで使用されるユーザ認識以外の機能の使用が制限され、撮影モードや再生モードに切り換えることができない。ユーザ認識モードで使用を許可されると、撮影モードに切り換わる。
【0020】
次に、本実施形態の作用を説明する。ユーザは、電源ボタン19を入力し、デジタルカメラ2の電源をオンする。電源がオンされると、デジタルカメラ2はユーザ識別モードがオンになる。そして、ユーザは指紋検出センサ9aに指定された指(例えば人指し指)を乗せる。指紋検出センサ9aで検出されたユーザ指紋データは、CPU40を介して指紋データ照合部60に送られる。指紋データ照合部60は、RAM61から引き出された予め入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとの照合を行うとともに、メディアコントローラ55を介し、CPU40によってメモリーカード16から引き出された予め入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとの照合を行い、それぞれの照合結果を、ビデオメモリ51からLCDドライバ53を介して、画像表示用LCD22に送り、表示する。指紋データ照合は、指紋パターンによる照合によって行われる。
【0021】
指紋データ照合の結果、RAM61に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとが一致した場合には、CPU40は本体使用制御手段62によるデジタルカメラ2の使用制限を解除する。さらに、指紋データ照合の結果、メモリーカード16に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとが一致した場合には、CPU40はメモリーカード使用制御手段63によるメモリーカード16の使用制限を解除する。
【0022】
RAM61には、予め使用許可を与えるユーザ(例えば、会社で使用する場合には、使用する社員)の指紋データを入力しておく。メモリーカード16には、メモリーカード16の持ち主の指紋データを入力しておく。なお、RAM61及びメモリーカード16の指紋データの追加及び削除は可能であるが、使用許可を与えられたユーザのみが行うことができるため、使用許可を与えられていないユーザにより勝手に追加及び削除されることはなく、セキュリティ上の問題はない。
【0023】
指紋データ照合の結果、RAM61に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとが一致しない場合には、上述した経路を通り、予め入力しておいた使用不許可のコメント、例えば「入力済の指紋データと一致しません」というコメントを、画像表示LCD22に表示する。RAM61に入力済の指紋データとユーザ指紋データが設定しておいた回数(例えば3回)で一致しない場合は、予め入力しておいた使用不許可のコメントを、画像表示LCD22に表示し、デジタルカメラ2の電源をオフする。
【0024】
指紋データ照合の結果、メモリーカード16に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとが一致しない場合には、上述した経路を通り、予め入力しておいた使用不許可のコメント、例えば「入力済の指紋データと一致しません」というコメントを、画像表示LCD22に表示する。メモリーカード16に入力済の指紋データとユーザ指紋データが設定しておいた回数(例えば3回)で一致しない場合は、予め入力しておいたメモリーカード16使用不許可のコメントを、画像表示LCD22に表示する。
【0025】
このように、RAM61に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとが一致した場合にのみ、ユーザがデジタルカメラ2を使用することができるから、使用許可を与えていないユーザによりデジタルカメラ2が使用されることがなくなるとともに、メモリーカード16に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとが一致した場合にのみ、ユーザがメモリーカード16を使用することができるから、使用許可を与えていないユーザによりメモリーカード16が使用されることがなくなり、記録画像のセキュリティを高めることができる。
【0026】
メモリカードスロット17にメモリーカード16がセットされていない場合には、RAM61に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとの照合のみ行う。そして、撮影モードや再生モードでデジタルカメラ2操作中にメモリーカード16をメモリーカードスロット17にセットすると、ユーザ認識モードに切り換わり、再度指紋データの入力を促すコメントを画像表示LCD22に表示し、メモリーカード16に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとの照合を行う。
【0027】
なお、上記実施形態では、IDデータとして指紋データを用い、指紋検出センサ9aによりユーザ指紋データを読み取り、指紋データ照合部60で指紋データの照合を行う構成にしたが、これに限定されることなく、IDデータとして網膜パターンデータ、声紋パターンデータを用い、それぞれのIDデータに対応したIDデータ読み取り手段とデータ照合部とにより、データ読み取り及びデータ照合を行う構成にしてもよい。
【0028】
また、指紋データ照合時に、その時のユーザ指紋データ及び時間データは、CPU40によってRAM61に保存されることから、職場などに本発明のデジタルカメラ2を設置し、あらかじめ社員の指紋データを入力しておき、タイムカードとして使用してもよい。
【0029】
図4に他の実施形態を示す。上記実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。この実施形態では、ユーザは、電源ボタン19を入力し、デジタルカメラ2の電源をオンする。電源がオンされると、デジタルカメラ2はユーザ識別モードがオンになる。そして、ユーザはマイク11に音声を入力する。入力されたユーザの音声は、マイク11で音声信号に変換され、さらにA/D変換器13で音声データに変換され、ユーザ音声データとして、CPU40を介して音声データ照合部70に送られる。音声データ照合部70は、RAM61から引き出された予め入力済の使用許可を与える音声データとユーザ音声データとの照合を行うとともに、メディアコントローラ55を介し、CPU40によってメモリーカード16から引き出された予め入力済の使用許可を与える音声データとユーザ音声データとの照合を行い、それぞれの照合結果を、ビデオメモリ51からLCDドライバ53を介して、画像表示用LCD22に送り、表示する。音声データ照合は、声紋パターンによる照合によって行われる。
【0030】
音声データ照合の結果、RAM61に入力済の使用許可を与える音声データとユーザ音声データとが一致した場合には、CPU40は本体使用制御手段62によるデジタルカメラ2の使用制限を解除する。さらに、音声データ照合の結果、メモリーカード16に入力済の使用許可を与える音声データとユーザ音声データとが一致した場合には、CPU40はメモリーカード使用制御手段63によるメモリーカード16の使用制限を解除する。
【0031】
RAM61には、予め使用許可を与えるユーザ(例えば、会社で使用する場合には、使用する社員)の音声データを入力しておく。メモリーカード16には、メモリーカード16の持ち主の音声データを入力しておく。なお、RAM61及びメモリーカード16の音声データの追加及び削除は可能であるが、使用許可を与えられたユーザのみが行うことができるため、使用許可を与えられていないユーザにより勝手に追加及び削除されることはなく、セキュリティ上の問題はない。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のデジタルカメラによれば、ユーザのIDデータを読み取るIDデータ読み取り手段と、読み取ったユーザIDデータを前記内蔵メモリと外部メモリとのそれぞれに予め記録されたIDデータと照合し、それぞれのIDデータと一致するか否かを判定するIDデータ判定手段と、IDデータ判定手段により内蔵メモリとの一致が判定されたときには、カメラ本体を使用可能な状態にし、外部メモリとの一致が判定されたときには、外部メモリを使用可能な状態にする使用制御手段とを備えたから、使用許可を与えていないユーザによりデジタルカメラやメモリーカードが使用されることがなくなり、記録画像のセキュリティを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルカメラの構成を示す前面外観斜視図である。
【図2】本発明のデジタルカメラの構成を示す背面外観斜視図である。
【図3】本発明のデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の他の実施形態の電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 デジタルカメラ
9 シャッタボタン
9a 指紋検出センサ
11 マイク
13 A/D変換器
16 メモリーカード
40 CPU
60 指紋データ照合部
61 RAM
62 本体使用制御手段
63 メモリーカード使用制御手段
70 音声データ照合部
【発明の属する技術分野】
本発明はデータの記録及び読み取りが可能で、データを記録する内蔵メモリと着脱式の外部メモリとを備えたデジタルカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2000−147623号公報(図1)
【0003】
【従来の技術】
カメラに使用制限を設け、使用を許可するユーザのみ使用することができるカメラが、例えば特許文献1などで提案されている。このカメラでは、カメラの使用を許可する使用者のID情報を予め記憶するID情報記憶手段と、使用時において使用者のID情報を読み取るID情報読み取り手段と、このID情報読み取り手段で読み取ったID情報と、前記ID情報記憶手段に予め記憶したID情報とを比較照合するID情報照合手段と、このID情報照合手段の照合結果が一致したときにのみカメラを使用可能にする使用制限手段とを備え、使用を許可されたIDを持つ使用者のみカメラを使用できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1のカメラでは、使用を許可されたIDを持つ使用者であればカメラを使用することができるため、他の使用者の所有するメモリーカード等の外部メモリを使用することができ、このメモリーカードに記録された画像を自由に閲覧または複写することができてしまう。
【0005】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、カメラ本体と外部メモリとをそれぞれに使用が許可されたユーザのみ使用することができるようにしたデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のデジタルカメラは、データの記録及び再生が可能で、データを記録する内蔵メモリと着脱式の外部メモリとを備えたデジタルカメラにおいて、ユーザのIDデータを読み取るIDデータ読み取り手段と、読み取ったユーザIDデータを前記内蔵メモリと外部メモリとのそれぞれに予め記録されたIDデータと照合し、それぞれのIDデータと一致するか否かを判定するIDデータ判定手段と、前記IDデータ判定手段により内蔵メモリとの一致が判定されたときにはカメラ本体を使用可能な状態にし、前記外部メモリとの一致が判定されたときには外部メモリを使用可能な状態にする使用制御手段とを備えたものである。
【0007】
なお、前記内蔵メモリと外部メモリとのそれぞれに予め記録されたIDデータは指紋パターンデータ、網膜パターンデータ、声紋パターンデータのうちのいずれか1つであり、前記IDデータ読み取り手段はユーザの指紋パターンデータ、網膜パターンデータ、声紋パターンデータのうちの対応したいずれか1つを読み取るデータ読み取り手段であることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は、本発明を実施したデジタルカメラ2の外観斜視図である。デジタルカメラ2の前面には、撮影レンズ4が組み込まれたレンズ鏡筒5、ファインダ6を構成する対物側ファインダ窓7、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光部8、シャッタレリーズ操作に用いられるシャッタボタン9、タイマ撮影時に点滅して撮影タイミングを知らせるセルフタイマ用発光部10、マイク11等が設けられている。レンズ鏡筒5は、デジタルカメラ2が電源オフ状態にある際に、デジタルカメラ2の前面に設けられた鏡筒収納部12内に収納され、電源オンとともにデジタルカメラ2の前面から突出する。シャッタボタン9には、指紋パターンデータ検出手段としての指紋検出センサ9aが設けられている。
【0009】
デジタルカメラ2の一方の側面には、メモリカード16がセットされるメモリカードスロット17が設けられている。このメモリカードスロット17の奥には、メモリカード16へのデータの読み書きを行なうメモリカードリーダが内蔵されている。メモリカードスロット17は、塵芥の侵入等を防止するために、開閉式の保護カバー18によって保護されている。
【0010】
図2に示すように、デジタルカメラ2の背面には、電源ボタン19、ファインダ6を構成する接眼側ファインダ窓20、操作部21、ビューファインダとして機能する画像表示用LCD22等が設けられている。接眼側ファインダ20の側方には、点灯,点滅してデジタルカメラ2の状態を知らせるファインダ発光部24が設けられている。操作部21内には、複数の操作ボタン25〜28と、各種設定等の情報を表示する設定用LCD29とが設けられている。
【0011】
デジタルカメラ2は、スチル撮影を行なう撮影モードと、撮影画像を再生する再生モードと、ユーザの識別を行うユーザ識別モードという複数の動作モードを備えており、電源ボタン19の入力によりデジタルカメラ2の電源がオンされると、まずユーザ認識モードがオンされる。そして、ユーザ認識モードで使用を許可されると、撮影モードに切り換わる。撮影モードと再生モードとの切り換えは操作部21で行われる。
【0012】
図1に示すように、デジタルカメラ2には、バッテリ30がセットされるバッテリ室が設けられている。デジタルカメラ2の底面には、バッテリ室にアクセスするための開口部31が設けられている。この開口部31は、蓋部材32によって開閉される。バッテリ室には、充電可能なバッテリ30がセットされる。
【0013】
図3は、本発明のデジタルカメラ2の電気的構成を示すブロック図であり、詳しくは図示しないが、レンズ鏡筒5には、焦点調整を行なうフォーカス用モータと、ズーミングを行なうズーム用モータとが組み込まれている。これらのモータは、デジタルカメラ2全体を制御するCPU40に接続されたモータドライバ47によって駆動制御される。また、レンズ鏡筒5内には、絞り兼用のシャッタユニットが組み込まれており、このシャッタユニットもCPU40によって制御される。
【0014】
レンズ鏡筒5の背後には、撮影レンズを透過した被写体光が撮像されるCCD41が配置されている。このCCD41には、CPU40によって制御されるタイミングジェネレータ48からタイミング信号(クロック信号)が入力される。CCD41から出力された信号は、相関二重サンプリング回路(CDS)42に入力され、CCD41の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR、G、Bの画像データとして出力される。CDS42から出力された画像データは、増幅器(AMP)43で増幅され、A/D変換器44でデジタルデータに変換される。
【0015】
画像入力コントローラ45は、データバス50を介してCPU40に接続されており、CPU40の命令によってCCD41,CDS42,AMP43,A/D変換器44を制御する。また、A/D変換器44から出力された画像データをビデオメモリ51、あるいはバッファメモリ52に書き込む。
【0016】
ビデオメモリ51は、画像表示用LCD22をビューファインダとして使用する際に、解像度の低い画像データが一時的に記録される。ビデオメモリ51に記録された画像データは、データバス50を介してLCDドライバ53に送られ、画像表示用LCD22に表示される。バッファメモリ52は、撮像された高解像度の画像データが一時的に記録される。このバッファメモリ52から読み出された画像データは、メディアコントローラ55によって駆動制御されるメモリカードリーダによりメモリカード16に記録される。
【0017】
画像信号処理回路57は、撮像された高解像度の画像データがバッファメモリ52内に記録されている間に、例えば階調変換、色変換、画像の超低周波輝度成分の階調を圧縮するハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネスを強調するハイパーシャープネス処理等の画像処理を施す。
【0018】
音声は、マイク11で音声信号に変換され、さらにA/D変換器13で音声データに変換され、この音声データがCPU40からの命令により、メディアコントローラ55によって駆動制御されるメモリカードリーダによりメモリカード16に記録される。
【0019】
指紋検出センサ9aはCPU40に接続されており、指紋検出センサ9aにより検出されたユーザ指紋データがCPU40に送られる。指紋データ照合部60はCPU40に接続され、CPU40からの命令により、送られてきたユーザ指紋データとRAM61に保存された指紋データ及びメモリーカード16に保存された指紋データとの照合を行う。本体使用制御手段62は、デジタルカメラ2の使用を制限する。メモリーカード使用制御手段63は、メモリーカード16の使用を制限する。デジタルカメラ2は、電源がオンされると、まずユーザ認識モードがオンされる。ユーザ認識モードでは、使用が許可されるまでは、本体使用制御手段62とメモリーカード使用制御手段63とにより、ユーザ認識モードで使用されるユーザ認識以外の機能の使用が制限され、撮影モードや再生モードに切り換えることができない。ユーザ認識モードで使用を許可されると、撮影モードに切り換わる。
【0020】
次に、本実施形態の作用を説明する。ユーザは、電源ボタン19を入力し、デジタルカメラ2の電源をオンする。電源がオンされると、デジタルカメラ2はユーザ識別モードがオンになる。そして、ユーザは指紋検出センサ9aに指定された指(例えば人指し指)を乗せる。指紋検出センサ9aで検出されたユーザ指紋データは、CPU40を介して指紋データ照合部60に送られる。指紋データ照合部60は、RAM61から引き出された予め入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとの照合を行うとともに、メディアコントローラ55を介し、CPU40によってメモリーカード16から引き出された予め入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとの照合を行い、それぞれの照合結果を、ビデオメモリ51からLCDドライバ53を介して、画像表示用LCD22に送り、表示する。指紋データ照合は、指紋パターンによる照合によって行われる。
【0021】
指紋データ照合の結果、RAM61に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとが一致した場合には、CPU40は本体使用制御手段62によるデジタルカメラ2の使用制限を解除する。さらに、指紋データ照合の結果、メモリーカード16に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとが一致した場合には、CPU40はメモリーカード使用制御手段63によるメモリーカード16の使用制限を解除する。
【0022】
RAM61には、予め使用許可を与えるユーザ(例えば、会社で使用する場合には、使用する社員)の指紋データを入力しておく。メモリーカード16には、メモリーカード16の持ち主の指紋データを入力しておく。なお、RAM61及びメモリーカード16の指紋データの追加及び削除は可能であるが、使用許可を与えられたユーザのみが行うことができるため、使用許可を与えられていないユーザにより勝手に追加及び削除されることはなく、セキュリティ上の問題はない。
【0023】
指紋データ照合の結果、RAM61に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとが一致しない場合には、上述した経路を通り、予め入力しておいた使用不許可のコメント、例えば「入力済の指紋データと一致しません」というコメントを、画像表示LCD22に表示する。RAM61に入力済の指紋データとユーザ指紋データが設定しておいた回数(例えば3回)で一致しない場合は、予め入力しておいた使用不許可のコメントを、画像表示LCD22に表示し、デジタルカメラ2の電源をオフする。
【0024】
指紋データ照合の結果、メモリーカード16に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとが一致しない場合には、上述した経路を通り、予め入力しておいた使用不許可のコメント、例えば「入力済の指紋データと一致しません」というコメントを、画像表示LCD22に表示する。メモリーカード16に入力済の指紋データとユーザ指紋データが設定しておいた回数(例えば3回)で一致しない場合は、予め入力しておいたメモリーカード16使用不許可のコメントを、画像表示LCD22に表示する。
【0025】
このように、RAM61に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとが一致した場合にのみ、ユーザがデジタルカメラ2を使用することができるから、使用許可を与えていないユーザによりデジタルカメラ2が使用されることがなくなるとともに、メモリーカード16に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとが一致した場合にのみ、ユーザがメモリーカード16を使用することができるから、使用許可を与えていないユーザによりメモリーカード16が使用されることがなくなり、記録画像のセキュリティを高めることができる。
【0026】
メモリカードスロット17にメモリーカード16がセットされていない場合には、RAM61に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとの照合のみ行う。そして、撮影モードや再生モードでデジタルカメラ2操作中にメモリーカード16をメモリーカードスロット17にセットすると、ユーザ認識モードに切り換わり、再度指紋データの入力を促すコメントを画像表示LCD22に表示し、メモリーカード16に入力済の使用許可を与える指紋データとユーザ指紋データとの照合を行う。
【0027】
なお、上記実施形態では、IDデータとして指紋データを用い、指紋検出センサ9aによりユーザ指紋データを読み取り、指紋データ照合部60で指紋データの照合を行う構成にしたが、これに限定されることなく、IDデータとして網膜パターンデータ、声紋パターンデータを用い、それぞれのIDデータに対応したIDデータ読み取り手段とデータ照合部とにより、データ読み取り及びデータ照合を行う構成にしてもよい。
【0028】
また、指紋データ照合時に、その時のユーザ指紋データ及び時間データは、CPU40によってRAM61に保存されることから、職場などに本発明のデジタルカメラ2を設置し、あらかじめ社員の指紋データを入力しておき、タイムカードとして使用してもよい。
【0029】
図4に他の実施形態を示す。上記実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。この実施形態では、ユーザは、電源ボタン19を入力し、デジタルカメラ2の電源をオンする。電源がオンされると、デジタルカメラ2はユーザ識別モードがオンになる。そして、ユーザはマイク11に音声を入力する。入力されたユーザの音声は、マイク11で音声信号に変換され、さらにA/D変換器13で音声データに変換され、ユーザ音声データとして、CPU40を介して音声データ照合部70に送られる。音声データ照合部70は、RAM61から引き出された予め入力済の使用許可を与える音声データとユーザ音声データとの照合を行うとともに、メディアコントローラ55を介し、CPU40によってメモリーカード16から引き出された予め入力済の使用許可を与える音声データとユーザ音声データとの照合を行い、それぞれの照合結果を、ビデオメモリ51からLCDドライバ53を介して、画像表示用LCD22に送り、表示する。音声データ照合は、声紋パターンによる照合によって行われる。
【0030】
音声データ照合の結果、RAM61に入力済の使用許可を与える音声データとユーザ音声データとが一致した場合には、CPU40は本体使用制御手段62によるデジタルカメラ2の使用制限を解除する。さらに、音声データ照合の結果、メモリーカード16に入力済の使用許可を与える音声データとユーザ音声データとが一致した場合には、CPU40はメモリーカード使用制御手段63によるメモリーカード16の使用制限を解除する。
【0031】
RAM61には、予め使用許可を与えるユーザ(例えば、会社で使用する場合には、使用する社員)の音声データを入力しておく。メモリーカード16には、メモリーカード16の持ち主の音声データを入力しておく。なお、RAM61及びメモリーカード16の音声データの追加及び削除は可能であるが、使用許可を与えられたユーザのみが行うことができるため、使用許可を与えられていないユーザにより勝手に追加及び削除されることはなく、セキュリティ上の問題はない。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のデジタルカメラによれば、ユーザのIDデータを読み取るIDデータ読み取り手段と、読み取ったユーザIDデータを前記内蔵メモリと外部メモリとのそれぞれに予め記録されたIDデータと照合し、それぞれのIDデータと一致するか否かを判定するIDデータ判定手段と、IDデータ判定手段により内蔵メモリとの一致が判定されたときには、カメラ本体を使用可能な状態にし、外部メモリとの一致が判定されたときには、外部メモリを使用可能な状態にする使用制御手段とを備えたから、使用許可を与えていないユーザによりデジタルカメラやメモリーカードが使用されることがなくなり、記録画像のセキュリティを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルカメラの構成を示す前面外観斜視図である。
【図2】本発明のデジタルカメラの構成を示す背面外観斜視図である。
【図3】本発明のデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の他の実施形態の電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 デジタルカメラ
9 シャッタボタン
9a 指紋検出センサ
11 マイク
13 A/D変換器
16 メモリーカード
40 CPU
60 指紋データ照合部
61 RAM
62 本体使用制御手段
63 メモリーカード使用制御手段
70 音声データ照合部
Claims (4)
- データの記録及び再生が可能で、データを記録する内蔵メモリと着脱式の外部メモリとを備えたデジタルカメラにおいて、
ユーザのIDデータを読み取るIDデータ読み取り手段と、
読み取ったユーザIDデータを前記内蔵メモリと外部メモリとのそれぞれに予め記録されたIDデータと照合し、それぞれのIDデータと一致するか否かを判定するIDデータ判定手段と、
前記IDデータ判定手段により内蔵メモリとの一致が判定されたときにはカメラ本体を使用可能な状態にし、前記外部メモリとの一致が判定されたときには外部メモリを使用可能な状態にする使用制御手段とを備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 前記内蔵メモリと外部メモリとのそれぞれに予め記録されたIDデータは指紋パターンデータであり、前記IDデータ読み取り手段はユーザの指紋パターンデータを読み取る指紋パターンデータ読み取り手段であることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
- 前記内蔵メモリと外部メモリとのそれぞれに予め記録されたIDデータは網膜パターンデータであり、前記IDデータ読み取り手段はユーザの網膜パターンデータを読み取る網膜パターンデータ読み取り手段であることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
- 前記内蔵メモリと外部メモリとのそれぞれに予め記録されたIDデータは声紋パターンデータであり、前記IDデータ読み取り手段はユーザの声紋パターンデータを読み取る声紋パターンデータ読み取り手段であることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
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