JP4543426B2 - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、録音中に撮影処理を行うことができる撮像装置及びそのプログラムに関する。
近年、撮像装置、例えば、デジタルカメラにおいては、被写体を撮影(静止画撮影、動画撮影を含む)するのみならず、被写体の音声を録音することができるデジタルカメラが普及してきている。
また、このような技術の発展に伴い、音声録音中に撮影された複数枚の静止画を関連付けて記録することにより、録音音声再生時には、撮影したタイミングで静止画を表示させることができるデジタルカメラも登場してきている(特許文献1)。
公開特許公報 特開2001−69453
しかしながら、従来の撮像装置によれば、音声録音中に撮影を行なう場合には、ユーザが残りの記録容量や電池容量を意識しなければならなかった。
また、音声録音及び撮影によりどのくらいの記録容量、電池容量を消費するのかが分からないため、いくら残り記録容量や電池容量を意識していても、正確な記録容量などを把握することはできなかった。そのため、記録容量などが余りないのにも拘わらず撮影を過度に行なうことにより、予定していた録音時間より前に記録容量などがなくなり、録音したい音を録音することができないという場面もあった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、残り記録容量や電池容量に応じた被写体の撮影を行なうことができる撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段による被写体の撮影を制御する撮影制御手段と、音を集音するマイクロホンと、前記マイクロホンにより集音された音の音声データを、記録手段の空き容量に応じて変動することのない単位時間当たり一定のデータ量で前記記録手段に記録する録音手段と、ユーザが音声録音の予定時間を入力するための入力手段と、前記入力手段により入力された時間を音声録音時間として設定する設定手段と、前記設定手段により設定された音声録音時間及び前記記録手段の空き容量に基づいて撮影の撮影間隔を算出する算出手段とを備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記記録手段の現在の空き容量を判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された現在の空き容量から前記設定手段により設定された音声録音時間に必要なデータ容量を減算して、前記記録手段の空き容量を推定する推定手段と、
を備え、
前記算出手段は、
前記設定手段により設定された音声録音時間及び前記推定手段により推定された前記記録手段の空き容量に基づいて、撮影の撮影間隔を算出するようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、前記算出手段は、
前記記録手段の空き容量に基づいて撮影の撮影回数を算出する回数算出手段を含み、前記設定手段により設定された音声録音時間及び前記回数算出手段により算出された撮影回数に基づいて撮影の撮影間隔を算出し、
前記回数算出手段により算出された撮影回数に基づいて、残り撮影回数を表示手段に表示させる第1の表示制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、前記算出手段により算出された撮影間隔に基づいて、次の撮影タイミングを前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記撮影制御手段は、
前記算出手段により算出された撮影間隔で被写体の静止画撮影を制御する静止画撮影制御手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、ユーザに対して撮影タイミングが到来したことを報知する報知手段を備えるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項記載の発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段による被写体の撮影を制御する撮影制御手段と、音を集音するマイクロホンと、前記マイクロホンにより集音された音の音声データを記録手段に記録する録音手段と、ユーザが音声録音の予定時間を記録開始前に入力するための入力手段と、前記入力手段により入力された時間を音声録音時間として設定する設定手段と、前記記録手段の現在の空き容量から前記設定手段により設定された音声録音時間に必要なデータ容量を減算して、前記記録手段の空き容量を記録開始前に推定する推定手段とを備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記推定手段により推定された空き容量に基づいて撮影回数を算出する回数算出手段と、前記回数算出手段により算出された撮影回数に基づいて、残り撮影回数を表示手段に表示させる第1の表示制御手段とを備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記撮影制御手段は、
前記回数算出手段により算出された撮影回数分の撮影を行なった場合は、被写体の撮影を禁止する禁止手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項1に記載されているように、前記回数算出手段により算出される撮影回数を所定回数以下に制限する制限手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項1に記載されているように、前記算出手段により算出される撮影間隔を所定間隔以上に制限する制限手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項1に記載されているように、マイクロホンにより集音された音が無音状態か否かを検出する検出手段を備え、
前記録音手段は、
前記検出手段により集音された音が無音状態と検出した場合には、該マイクロホンにより集音された音の音データの記録を止する停止手段を含み、
前記推定手段は、
前記停止手段により該マイクロホンにより集音された音の音データの記録が停止された場合には、前記設定手段により設定された音声録音時間に必要なデータ容量を再計算して、前記記録手段の空き容量を再推定するようにしてもよい。
また、例えば、請求項1に記載されているように、前記回数算出手段は、
前記記録手段の空き容量と電池の残り電池残量とを勘案して、前記設定手段により設定された音声録音時間、及び、前記記録手段の空き容量又は電池の残り電池残量に基づいて撮影回数を算出するようにしてもよい。
また、例えば、請求項1に記載されているように、前記算出手段は、
前記記録手段の空き容量と電池の残り電池残量とを勘案して、前記設定手段により設定された音声録音時間、及び、前記記録手段の空き容量又は電池の残り電池残量に基づいて撮影間隔を算出するようにしてもよい。
また、例えば、請求項1に記載されているように、前記回数算出手段、前記算出手段は、
電池の残り電池残量に基づいて撮影回数又は撮影間隔を算出する場合は、電池の残り電池残量から、前記設定手段により設定された音声録音時間に必要な電池残量を減算し、該減算後の電池容量から撮影回数又は撮影間隔を算出するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明によるプログラムは、撮像素子による被写体の撮影を制御する撮影処理と、マイクロホンにより集音された音の音声データを、記録媒体の空き容量に応じて変動することのない単位時間当たり一定のデータ量で前記記録媒体に記録する録音処理と、ユーザによって入力された時間を音声録音時間として設定する設定処理と、前記設定処理により設定された音声録音時間及び前記記録媒体の空き容量に基づいて撮影の撮影間隔を算出する算出処理とを含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明によるプログラムは、撮像素子による被写体の撮影を制御する撮影処理と、マイクロホンにより集音された音の音声データを記録媒体に記録する録音処理と、ユーザによって記録開始前に入力された時間を音声録音時間として設定する設定処理と、前記記録媒体の現在の空き容量から前記設定処理により設定された音声録音時間に必要なデータ容量を減算して、前記記録媒体の空き容量を記録開始前に推定する推定処理とを含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、算出された撮影間隔に基づいて撮影することにより、残り記録容量を意識しながら撮影しなくてすむ。また、入力した予定録音時間が経過する前に残り記録容量が無くなることもなく、ちゃんと予定した録音時間の録音を行なうことができる。
また、撮影時刻にしたがって撮影することにより、一定の時間間隔で撮影することができ、録音中の状況を全体に亘って撮影することができる。
請求項2記載の発明によれば、入力した予定録音時間が経過する前に残り記録容量が無くなることがなく、ちゃんと予定した録音時間の録音を確実に行なうことができる。
請求項3記載の発明によれば、ユーザは残りの撮影回数を視認することができる。
請求項4記載の発明によれば、ユーザは次の撮影時刻が何時かを認識することができる。
請求項5記載の発明によれば、算出された撮影間隔で静止画撮影を自動的に行なうことができ、入力した予定録音時間が経過する前に残り記録容量が無くなることもなく、ちゃんと予定した録音時間の録音を行なうことができる。
また、撮影時刻にしたがって撮影することにより、一定の時間間隔で撮影することができ、録音中の状況を全体に亘って撮影することができる。
請求項記載の発明によれば、ユーザは、撮影時刻が到来したことを認識することができ、撮影時刻にしたがって撮影することにより、入力した予定録音時間が経過する前に残り記録容量が無くなることもなく、ちゃんと予定した録音時間の録音を行なうことができる。
また、撮影時刻にしたがって撮影することにより、一定の時間間隔で撮影することができ、録音中の状況を全体に亘って撮影することができる。
請求項記載の発明によれば、入力した予定録音時間に必要なデータ容量を確保して、残り記録容量を推定することができ、該推定された残り記録容量に基づいて、撮影枚数や撮影間隔などを算出することができる。
請求項記載の発明によれば、ユーザは残りの撮影回数を視認することができる。
また、算出された撮影回数で撮影することにより、残り記録容量を意識しながら撮影しなくてすむ。
また、入力した予定録音時間が経過する前に残り記録容量が無くなることもなく、ちゃんと予定した録音時間の録音を行なうことができる。
請求項記載の発明によれば、算出された撮影回数以上の撮影を行なうことがないので、確実に入力した予定録音時間分の録音を行なうことができる。
請求項1記載の発明によれば、撮影可能枚数が多い場合には撮影可能枚数を制限することができ、記録手段の空き容量も確保することができる。
請求項1記載の発明によれば、撮影間隔が短い場合には撮影間隔を制限することができ、記録手段の空き容量も確保することができる。
請求項1記載の発明によれば、無音状態の場合には音データが記録されず、つまり、必要のないデータは記録されず、記録手段の空き容量を確保することができる。
また、再推定される記録手段の空き容量は多くなり、多くの撮影を行なうことができる。
請求項1記載の発明によれば、適切な撮影回数を算出することができ、録音中に電池が切れたり、空き容量がなくなったりするという事態を防ぐことができる。
請求項1記載の発明によれば、適切な撮影間隔を算出することができ、録音中に電池が切れたり、空き容量がなくなったりするという事態を防ぐことができる。
請求項1記載の発明によれば、確実に、録音中に電池が切れるという事態を防ぐことができる。
請求項1記載の発明によれば、デジタルカメラ、パソコン等に読み込ませることにより、本発明の撮像装置を実現することができる。
請求項1記載の発明によれば、デジタルカメラ、パソコン等に読み込ませることにより、本発明の撮像装置を実現することができる。
以下、本実施の形態について、デジタルカメラ適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り兼用シャッタ4、CCD5、TG(timing generator)6、ユニット回路7、DRAM8、メモリ9、CPU10、フラッシュメモリ11、画像表示部12、キー入力部13、音声処理部14、ストロボ駆動部15、ストロボ発光部16、カードI/F17を備えており、カードI/F17には、図示しないデジタルカメラ1本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード18が接続されている。
撮影レンズ2は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、レンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU10からの制御信号にしたがってフォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている。
絞り兼用シャッタ4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り兼用シャッタを動作させる。この絞り兼用シャッタは、絞りとシャッタとして機能する。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいい、シャッタとは、CCD5に光を当てる時間を制御する機構のことをいい、CCD5に光を当てる時間は、シャッタの開閉の速度(シャッタ速度)によって変わってくる。露出は、この絞りとシャッタ速度によって定めることができる。
CCD5は、撮影レンズ2、絞り兼用シャッタ4を介して投影された被写体の光を電気信号に変換し、撮像信号としてユニット回路7に出力する。また、CCD5は、TG6によって生成された所定周波数のタイミング信号にしたがって駆動する。TG6にはユニット回路7が接続されている。
ユニット回路7は、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5の撮像信号は、ユニット回路7を経てデジタル信号としてCPU10に送られる。
CPU10は、ユニット回路7から送られてきた画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式やMPEG形式の圧縮・伸張)の処理、録音処理などを行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
DRAM8は、CCD5によって撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。
フラッシュメモリ11やメモリ・カード18は、CCD5によって撮像された画像データなどを保存しておく記録媒体である。なお、本実施例では、画像データの書き込み(記録)、音データの書き込み(録音)は、専らフラッシュメモリ11を用いて説明しているが、ユーザのキー入力部13の操作により、画像データをフラッシュメモリ11に記録するか、メモリ・カード18に記録するかを選択することができる。
画像表示部12は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、保存用フラッシュメモリ11やメモリ・カード18から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
キー入力部13は、シャッタボタン、モード切替キー、十字キー、SETキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
音声処理部14は、内蔵マイク、アンプ、A/D変換器、D/A変換器、アンプ、内蔵スピーカ等を含み、録音撮影時には、内蔵マイクに入力された音声をデジタル信号に変換してCPU10に送る。CPU10は、送られてきた音声データは、バッファメモリ(DRAM8)に順次記憶し、該記憶した音声データをフラッシュメモリ11に記録する。
また、音声処理部14は、音声再生時には、音データに基づく音声等を内蔵スピーカから放音するとともに、CPU10は、該音データに関連付けられて記録されている画像を画像表示部12に表示させる。
ストロボ駆動部15は、CPU10の制御信号にしたがって、ストロボ発光部16を閃光駆動させ、ストロボ発光部16はストロボを閃光させる。CPU10は、図示しない測光回路によって撮影シーンが暗いか否かを判断し、撮影シーンが暗いと判断し、且つ、撮影を行うと判断した場合(シャッタボタン押下時)には、ストロボ駆動部15に制御信号を送る。
B.デジタルカメラ1の動作
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2又は図3のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部13のモード切替キーの操作により録音撮影モードに設定されると、CPU10は、CCD5による被写体の撮像を開始させ、CCD5によって撮像された被写体の画像データに対して画像処理を施してバッファメモリ(DRAM8)に記憶し、該記憶した画像データの画像を画像表示部12に表示させるという、いわゆるスルー画像表示を開始する(ステップS1)。
次いで、CPU10は、ユーザに対して音声録音の予定時間の入力を促す画面を、表示させているスルー画像に重ねて画像表示部12に表示させる(ステップS2)。
次いで、CPU10は、ユーザのキー入力部13の操作により音声録音の予定時間が入力されたか否かを判断する(ステップS3)。この判断は、音声録音予定時間の入力操作に対応する操作信号がキー入力部13から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS3で、ユーザによって音声録音予定時間が入力されていないと判断すると、音声録音予定時間が入力されるまでステップS3に留まり、ステップS3で、音声録音予定時間が入力されたと判断するとステップS4に進む。このとき、ユーザは、十字キーやSETキーの操作を行なうことにより、これから録音しようとする予定時間を入力することができる。
ステップS4に進むと、CPU10は、ユーザによって入力された時間を音声録音予定時間として設定する。つまり、CPU10は、ユーザによって入力された時間をメモリ9の録音時間記憶領域に記憶させる。
次いで、CPU10は、該設定した音声録音予定時間に基づいて、音声録音処理により録音されるデータの容量A(録音データ容量A)を算出する。(ステップS5)。つまり、被写体の音声を設定した音声録音予定時間で実際に録音したときにおける、その記録されるであろう音声データの録音データ容量Aを予想して算出する。この録音データ容量Aの算出は、単位時間当たりの音声データの容量に、該設定した録音時間を乗算することによりデータ容量Aを求めることができる。
次いで、CPU10は、フラッシュメモリ11の空き容量(残り容量)Bが後どのくらいあるのかを判定する(ステップS6)。
次いで、CPU10は、撮影可能枚数Dの算出を行い、該算出した撮影可能枚数をメモリ9の撮影枚数記憶領域に記憶させる(ステップS7)。この算出は、該算出した録音データ容量A及び該判定したフラッシュメモリ11の空き容量Bを用いて撮影可能枚数を算出する。具体的に説明すると、空き容量Bから録音データ容量Aを減算する。そして、該減算後のデータ容量を1枚分の静止画像データのデータ容量Cで除算することにより撮影可能枚数Dを算出することができ、数式で表すと、撮影可能枚数D=(空き容量B−録音データ容量A)/1枚分のデータ容量C、という関係式が成り立つ。
そして、撮影可能枚数Dを算出すると、CPU10は、撮影間隔(撮影時間の間隔)Eの算出を行い、該算出した撮影間隔をメモリ9の撮影間隔記憶領域に記憶させる(ステップS8)。この算出は、該設定した音声録音予定時間を、該算出した撮影可能枚数から1を減算した数で除算することにより求めることができ、数式で表すと、撮影間隔E=録音予定時間/(撮影可能枚数D−1)、という関係式が成り立つ。
次いで、CPU10、静止画撮影・記録処理を行う(ステップS9)。つまり、被写体の静止画を撮影し、該撮影された画像データをフラッシュメモリ11に記録させる。このとき、撮影された画像データを記録するときには、表示タイミングを示す情報も一緒に記録させる。この表示タイミングとは、現在録音している音声データを再生させるときに、どのタイミングで該撮影した画像データを表示させるかを示す情報のことをいい、この表示タイミングにより録音中に撮影したタイミングで画像データを表示させることができる。ここでは、録音を開始する直前あるいは同時に最初の静止画撮影を行なったので、表示タイミングは0となる。
また、静止画撮影・記録処理を行う度に、CPU10は、撮影回数をカウントしていく。このカウントされた数は、メモリ9のカウント記憶領域に記憶される。ここでは、最初の静止画撮影を行なったので、カウント記憶領域に記憶されるカウント数は1となる。
そして、静止画撮影・記録処理を行うと、CPU10は、被写体のスルー画像表示を復帰させ、該表示させたスルー画像に重ねて撮影残り枚数及び次の撮影時刻を表示させる(ステップS10)。この表示される次の撮影時刻は、該撮影した時刻に、メモリ9の撮影間隔記憶領域に記憶されている撮影間隔を加算した時刻が表示されることとなる。例えば、今撮影した時刻が13時21分であって、算出した撮影間隔が5分の場合には、表示される次の撮影時刻は、13時26分ということになる。なお、次の撮影時刻の表示に代えて(又は加えて)次の撮影タイミング(撮影時刻)までの時間をカウントダウン表示させるようにしてもよい。また、言うまでもないが、撮影残り枚数とは、該算出した撮影可能枚数から既に撮影を行なった枚数を減算した数のことをいい、撮影枚数記憶領域に記憶されている撮影可能枚数から、カウント記憶領域に記憶されているカウント数を減算した数が撮影残り枚数となる。
次いで、CPU10は、タイマーをスタートさせて(ステップS11)、録音処理を開始する(ステップS12)。つまり、内蔵マイクにより集音されデジタル信号に変換された被写体の音声データをフラッシュメモリ11に記録する処理を開始する。このとき、録音処理は、内蔵マイクにより集音された音に被写体の音声が含まれているか否かを判断し、含まれていない場合には該集音した音を記録しないという処理を行う。この録音処理については後で後述する。
次いで、CPU10は、現在の時刻が次の撮影時刻になったか否かの判断を行う(ステップS13)。なお、前回撮影が行なわれた時点からタイマー計測を開始して計測時間がメモリ9の撮影間隔記憶領域に記憶されている撮影間隔となったか否かを判断することにより次の撮影タイミングが到来したか否かを判断するようにしてもよい。
ステップS13で、現在の時刻が次の撮影時刻であると判断すると、CPU10は、静止画撮影・記録処理を行う(ステップS14)。撮影処理を行ったので、撮影回数をカウントし、該カウントされた撮影回数がメモリ9のカウント記憶領域に記憶される。現在カウント記憶領域に記憶されているカウント数が1の場合には新たに記憶されるカウント数は2となり、現在記憶されているカウント数が2の場合には新たに記憶されるカウント数は3となる。つまり、静止画撮影が行なわれる度に、カウント記憶領域に記憶されている数が+1されていく。
なお、このときも、撮影した画像データとともに表示タイミングがフラッシュメモリ11に記録される。つまり、カウント数が2となった場合には、メモリ9の撮影間隔記憶領域に記憶されている撮影間隔が表示タイミングとしてフラッシュメモリ11に記録され、カウント数が3となった場合には、撮影間隔×2の時間が表示タイミングとしてフラッシュメモリ11に記録されることになる。
そして、静止画撮影・記録処理を行うと、CPU10は、被写体のスルー画像表示を復帰させ、該表示させたスルー画像に重ねて撮影残り枚数及び次の撮影時刻を表示させて(ステップS15)、ステップS16に進む。なお、次の撮影時刻の表示に代えて(又は加えて)次の撮影タイミング(撮影時刻)までの時間をカウントダウン表示させるようにしてもよい。
一方、ステップS13で、現在の時刻が次の撮影時刻でないと判断するとそのままステップS16に進む。
ステップS16に進むと、CPU10は、録音時間が有るか否かの判断を行う。つまり、録音処理を開始してから該設定した(メモリ9の記憶媒体に記憶した)音声録音予定時間の時間が経過したか否かの判断を行う。この判断は、タイマーにより計時された時間が該設定した音声録音予定時間に達したか否かにより判断する。
ステップS16で、録音時間がまだ有ると判断すると、CPU10は、撮影予定枚数の静止画撮影が終了しているか否かを判断する(ステップS17)。この判断は、カウント記憶領域に記憶されている撮影回数が撮影枚数記憶領域に記憶されている撮影可能枚数に達したか否かにより判断する。
ステップS17で、撮影予定枚数の静止画撮影が終了していないと判断すると、ステップS13に戻り、ステップS17で、撮影予定枚数の静止画撮影が終了したと判断すると、ステップS16に戻る。
一方、ステップS16で、録音時間がないと判断すると、つまり、タイマーにより計時された時間が録音時間記憶領域に記憶されている時間に達したと判断すると、CPU10は、録音処理を終了、つまり、被写体の音声データの記録を中止するとともに、該記録した音声データと、録音処理中に記録した複数の画像データとを関連付けて記録させる。なお、音声データと複数の画像データとの関連付けは、音声ファイルと画像ファイルのファイル名を同じにしたり、音声ファイル及び画像ファイル中に関連付けを行なうファイルのファイル名を記述したり、音声データと複数の画像データとを1つのファイルとして記録するといった方法が考えられるが、他の方法であってもよい。
C.録音処理の動作について
次に録音処理の動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。
図3のステップS12により録音処理が開始されると、CPU10は、内蔵マイクによって集音され、デジタル信号に変換された音データをバッファメモリに記憶する。つまり、音データを取得する(図4のステップS21)。
次いで、CPU10は、該取得した音データの音に被写体の音声が含まれているか否かを判断する(ステップS22)。
ステップS22で、被写体の音声が含まれていると判断すると、該取得した音データ、つまり、バッファメモリに記憶した音データをフラッシュメモリ11に記録させて(ステップS23)、ステップS21に戻り、新たに集音された音データを取得して上記した動作を繰り返す。
一方、ステップS22で、被写体の音声が含まれていないと判断すると、そのままステップS21に戻り上記した動作を繰り返す。つまり、該取得した音データを、つまり、バッファメモリに記憶した音データをフラッシュメモリ11に記録せずに、ステップS21に戻り、新たに集音された音データを取得する。この場合、録音音声を実時間再生するために、バッファメモリに記憶した音データをフラッシュメモリ11に記録していない時間を示す情報を音データと共に記録しておく必要がある。
これにより、被写体の音声が含まれていない音データを記録することがないので、フラッシュメモリ11の記録容量を有効活用することができる。
なお、ここでは、被写体の音声が含まれているか否かを判断し、被写体の音声が含まれている場合には集音された被写体の音データを記録するようにしたが、被写体の音声に限らずに、無音か否か(集音された音のレベルが閾値以下か否か)を判断し、無音でないと判断した場合には、音データを記録するようにしてもよい。
また、音声の有無の判断を行なうことなく集音された音データをフラッシュメモリ11に記録した後、このフラッシュメモリ11に記録されている音データを読み出して音声の有無の判断を行い、無音と判断された部分の音データをフラッシュメモリ11から削除するようにしてもよい。
D.以上のように、第1の実施の形態においては、ユーザ入力された音声録音予定時間と現在の空き容量に基づいて、撮影枚数、撮影間隔を自動的に算出し、該算出した撮影枚数、撮影間隔で自動的に静止画撮影も行なうので、録音中に静止画撮影を行なっても、ユーザが入力した音声録音予定時間が経過する前に残り記録容量が無くなることがなく、予定した録音時間で被写体の録音を行なうことができる。また、残り記録容量を意識する必要がなくなり、安心して録音をすることができる。
また、自動的に算出された撮影枚数、撮影間隔で静止画撮影を録音中に行なうので、録音中の状況を全体に亘って撮影することができる。
また、残り撮影枚数、次の撮影時刻(撮影タイミング)を画像表示部12に表示させるので、ユーザは、残り撮影枚数、及び、次の撮影時刻を認識することができる。
また、被写体の音声が含まれていない音データは記録されないので、必要のないデータは記録されず、フラッシュメモリ11の記録容量を有効活用することができる。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態においては、音声録音予定時間とフラッシュメモリ11の空き容量に基づいて、撮影枚数を算出するようにしたが、第2の実施の形態においては、更に、該算出された撮影枚数の静止画撮影に必要な電池容量及び音声録音予定時間の録音に必要な電池容量分の電池容量が電池にあるか否かを判断し、撮影及び録音に必要な電池容量がないと判断した場合には、残り電池容量に基づいて、撮影枚数を再算出するというものである。
E.デジタルカメラ1の動作
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。
以下、第2の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を図5のフローチャートにしたがって説明する。なお、第2の実施の形態においては、第1の実施の形態における動作と違う動作のみについて説明をし、第1の実施の形態と同じ動作については説明を省略する。
図2のステップS7で、撮影可能枚数Dを算出すると、第2の実施の形態においては、図5のステップS31に進み、CPU10は、デジタルカメラ1に装着されている電池(図示略)の残り電池容量Fがどのくらいあるか否かを判定する。
次いで、CPU10は、図2のステップS4で設定した音声録音予定時間の音声録音処理に必要な電池容量とステップS7で算出した撮影可能枚数Dの静止画撮影処理に必要な電池容量との合計の電池容量(録音・撮影処理用の電池容量)Gの算出を行なう(ステップS32)。
この音声録音予定時間の音声撮影処理に必要な電池容量の算出は、単位時間当たりの録音処理に必要な電池容量に、該設定した音声録音予定時間を乗算することにより求めることができ、撮影可能枚数Dの静止画撮影処理に必要な電池容量の算出は、一枚の撮影処理に必要な電池容量に撮影可能枚数Dを乗算することにより求めることができる。そして、この求めた音声撮影処理に必要な電池容量と撮影可能枚数Dの静止画撮影処理に必要な電池容量とを加算することにより、録音・撮影処理用の電池容量Gを求めることができる。
次いで、CPU10は、ステップS31で判定した電池の残り電池容量FがステップS32で算出した録音・撮影処理用の電池容量Gより多いか否かを判断する(ステップS33)。
ステップS33で、電池の残り電池容量Fが録音・撮影処理用の電池容量Gより多いと判断すると、図2のステップS8に進む。なぜならば、残り電池容量Fが録音・撮影処理容量Gより多い場合には、ユーザによって入力された音声録音予定時間での録音、及び算出された撮影可能枚数Dでの静止画撮影を行なっても途中で電池が切れることはないからである。
一方、ステップS33で、電池の残り電池容量Fが録音・撮影処理用の電池容量Gより多くないと判断すると、CPU10は、図2のステップS4で設定した音声録音予定時間の音声録音処理に必要な電池容量(録音処理用の電池容量)Hの算出を行なう(ステップS34)。なお、ステップS32で、録音・撮影処理用の電池容量Gを算出するときに、音声録音処理に必要な電池容量を既に算出しているので、新たに電池容量Hを算出せずに、既に算出してある音声録音処理に必要な電池容量を電池容量Hとするようにしてもよい。
次いで、CPU10は、撮影可能枚数Dの再算出を行い、該再算出した撮影可能枚数をメモリ9の撮影枚数記憶領域に上書きして記憶させて(ステップS35)、図2のステップS8に進む。この算出は、該算出した残り電池容量F及び該算出した録音処理用の電池容量Hを用いて撮影可能枚数Dを再算出する。具体的に説明すると、残り電池容量Fから録音処理用の電池容量Hを減算する。そして、該減算後の電池容量を1枚分の静止画撮影に必要な電池容量Iで除算することにより撮影可能枚数Dを算出することができ、数式で表すと、撮影可能枚数D=(残り電池容量F−録音処理用の電池容量H)/1枚分の電池容量I、という関係式が成り立つ。
このように、残り電池容量が録音・撮影処理容量Gより多くない場合には、録音予定時間と残り電池容量に基づいて、撮影可能枚数Dを再算出するので、音声録音処理の途中で電池が切れることなく、再算出した撮影可能枚数分の静止画撮影も行なうことができる。
F.以上のように、第2の実施の形態においては、フラッシュメモリ11の空き記録容量B及び録音データ容量Aに基づいて算出した撮影可能枚数D(ステップS7)の撮影処理に必要な電池容量と、音声録音予定時間の音声録音処理に必要な電池容量との合計の電池容量Gが、電池の残り電池容量Fより多い場合には、録音予定時間の録音処理に必要な電池容量Hと残り電池容量Fに基づいて、撮影可能枚数Dを再算出するので、音声録音処理の途中で電池が切れることなく、静止画撮影を行なうことができる。
また、録音中に静止画撮影を行なっても、ユーザが入力した音声録音予定時間が経過する前に残り電池容量が無くなることがなく、予定した録音時間で被写体の録音を行なうことができる。また、残り電池容量を意識する必要がなくなり、安心して録音をすることができる。
[変形例]
G.上記各実施の形態は以下のような変形例も可能である。
(1)上記各実施の形態においては、撮影時刻になると(ステップS13でYに分岐)、ステップS14で、静止画撮影・記録処理を行うようにしたが、静止画撮影処理を行うのに先立って、ユーザに対してこれから静止画撮影処理を行う旨を報知するようにしてもよい。これにより、ユーザはこれから静止画撮影が行なわれることを認識することができ、撮影したい被写体にカメラを向けるといったカメラワークを行なうことができる。
(2)上記各実施の形態及び上記(1)においては、ユーザが音声録音予定時間を入力し、撮影枚数D、撮影間隔Eなどを算出すると、1回目の静止画撮影処理を行うようにしたが(ステップS9)、撮影枚数D、撮影間隔Eを算出してから、所定間隔経過すると1回目の静止画撮影処理を行うようにしてもよい。
(3)上記各実施の形態及び上記(1)又は(2)においては、撮影時刻になると(ステップS13でYに分岐)、ステップS14(ステップS9も含む)で、静止画撮影・記録処理を行うようにしたが、静止画撮影・記録処理を行わずに、撮影時刻が到来したことをユーザに対して報知するようにしてもよい。この報知の方法としては、音声処理部14の内蔵スピーカから撮影時刻を知らせる音(音声も含む)放音させるようにしてもよいし、画像表示部12に撮影時刻である旨を表示させるようにしてもよいし、LEDなどにより光を点灯又は点滅させて知らせるようにしてもよい。この場合の静止画撮影処理は、ユーザのシャッタボタンの押下によって行なわれる。
また、ステップS9の静止画撮影・記録処理も自動的に行なうのではなく、ユーザに対して撮影時刻であることを報知するようにしてもよい。
(4)また、上記(3)においては、撮影時刻であることをユーザに対して報知すると、ステップS15(ステップS10を含む)では、次の撮影時刻、撮影残り枚数の表示を行うが、表示される撮影残り枚数の枚数は変更されない。なぜならば、単にユーザに対して撮影時刻であることを報知したに過ぎないので、撮影残り枚数が変わることはないからである。この場合は、実際にユーザによってシャッタボタンが押下され静止画撮影・記録処理を行った後に、表示されている撮影残り枚数が変更されることとなる。
(5)また、上記(3)においては、撮影間隔を算出し、撮影時刻になると(撮影間隔毎に)、撮影時刻が到来したことをユーザに対して報知するようにしたが、撮影間隔の算出、撮影時刻が到来したことの報知を行わないようにしてもよい。この場合には、撮影残り枚数のみを表示させ、ユーザによってシャッタボタンが押下される度に表示させる撮影残り枚数を1枚ずつ減らしていく。この場合には、ユーザは撮影間隔にとらわれずに自由に撮影を行なうことができる。
(6)また、上記(3)乃至(5)において、算出した撮影可能枚数D分の静止画撮影処理が行なわれた場合には、ユーザがそれ以上シャッタボタンを押下しても、静止画撮影処理を行わないようにしてもよい。撮影時刻であることをユーザに対して報知するのは、単に目安に過ぎないので、ユーザが報知された撮影時刻を無視して静止画撮影処理を行う場合もあるからであり、撮影可能枚数D以上の静止画撮影を行なうと、設定した音声録音予定時間分の録音終了する前に、フラッシュメモリ11の空き容量が無くなってしまうからである。
(7)また、上記各実施の形態及び上記(1)乃至(6)においては、撮影時刻になると、又は、ユーザによってシャッタボタンが押下されると、静止画撮影処理を行うようにしたが、動画撮影処理を所定時間(例えば、5秒)行なうようにしてもよい。この場合は、1回分の動画撮影処理に必要なデータ容量に基づいて、撮影可能枚数に換えて撮影可能回数を算出することになる。
(8)また、上記第2の実施の形態においては、フラッシュメモリ11の空き容量B及び音声データ容量Aに基づいて撮影可能枚数Dを算出してから、残り電池容量Fが録音・撮影処理用の電池容量Gより多いか否かを判断し、残り電池容量Fが録音・撮影処理用の電池容量Gより多くない場合には、残り電池容量F及び音声録音用の電池容量Hに基づいて撮影可能枚数Dを再算出するアプローチにしたが、逆のアプローチによって適切な撮影可能枚数Dを算出するようにしてもよい。
具体的に説明すると、残り電池容量F及び録音処理用の電池容量Hに基づいて撮影可能枚数Dを算出してから、フラッシュメモリの空き容量Bが、音声データ容量Aと該算出した撮影可能枚数D分のデータ容量との和のデータ容量より多いか否かを判断し、空き容量Bが音声データ容量Aと撮影可能枚数D分のデータ容量との和のデータ容量より多くない場合には、フラッシュメモリ11の空き容量B及び音声データ容量Aとに基づいて撮影可能枚数Dを再算出するようにしてもよい。
つまり、フラッシュメモリ11の空き容量Bと、残り電池容量Fを勘案して、容量の少ない方に基づいて、撮影可能枚数Dを算出することになる。
(9)また、上記第2の実施の形態及び上記(8)において、フラッシュメモリ11の空き容量Bに基づいて算出した撮影可能枚数Dの撮影処理に必要な電池容量と、音声録音予定時間の録音処理に必要な電池容量との合計の電池容量Gが残り電池容量Fより大きい場合には、残り電池容量Fに基づいて撮影可能枚数Dの算出を行うようにしたが、残り電池容量Fに基づいて撮影可能枚数Dを算出することなく、単にユーザに対して音声録音予定時間の録音処理及び撮影処理に必要な電池容量がない旨のメッセージや充電を促す表示、残り電池容量で録音することができる録音時間や撮影することができる撮影枚数の表示、充電に必要な時間の表示、電池交換を促す表示などを行うようにしてもよい。
また、残り電池容量Fに基づいて算出した撮影可能枚数D分のデータ容量と、音声録音予定時間の録音処理に必要なデータ容量Aとの和のデータ容量がフラッシュメモリ11の空き容量Bより大きい場合には、フラッシュメモリ11の空き容量Bに基づいて撮影可能枚数Dの算出を行うようにしたが、フラッシュメモリ11の空き容量Bに基づいて撮影可能枚数Dを算出することなく、にユーザに対して音声録音予定時間の録音処理及び撮影処理に必要な空き記録容量がフラッシュメモリ11にない旨の表示、空き記録容量で録音することができる録音時間及び撮影することができる撮影枚数の表示、音声録音予定時間の録音処理及び撮影処理を行うためには、後どのくらいの空き記録容量が必要である旨を表示させるようにしてもよい。
(10)また、上記各実施の形態及び上記(1)乃至(9)において、録音処理により、内蔵マイクに集音された音データに被写体の音声が含まれていないと判断した場合には、単に音データを記録しないようにしたが、音データを記録しない場合には、設定した音声録音予定時間に基づいて算出した録音データ容量A又は録音処理用の電池容量Hより、実際に記録される音声データの容量又は録音処理により使われる電池容量は少なくなり、算出した撮影可能枚数以上の撮影を行なうことができる場合もあるので、再び撮影枚数及び撮影間隔を再算出するようにしてもよい。
(11)また、上記各実施の形態及び上記(10)において、録音処理により、内蔵マイクに集音された音データに被写体の音声が含まれていないと判断した場合には、単に音データを記録しないようにしたが、所定時間(例えば、5秒)被写体の音声が集音された音データに含まれていない、つまり、所定時間無言状態であると判断した場合に、音データを記録しないようにしてもよい。この場合、被写体の音声が含まれていると判断すると、再び音データを記録することはいうまでもない。
(12)また、上記各実施の形態及び上記(1)乃至(11)において、録音データ容量A及びフラッシュメモリ11の空き容量B、又は、録音処理用の電池容量H及び残り電池容量Fに基づいて、算出された撮影可能枚数Dに基づいて静止画撮影や撮影時刻である旨の報知を行なうようにしたが、算出された撮影可能枚数Dが所定枚数以上の場合には、強制的に撮影可能枚数Dを所定枚数にするようにしてもよい。例えば、所定枚数が10枚の場合には、算出した撮影可能枚数が10枚を超える場合は、撮影可能枚数を強制的に10枚とし、算出した撮影可能枚数が10枚以下の場合は、該算出した枚数が撮影可能枚数となる。
つまり、上記各実施の形態及び上記(1)乃至(10)においては、算出された撮影可能枚数D枚分の撮影を行なうと、フラッシュメモリ11の空き容量又は残り電池容量Fが無くなってしまうのでリミッターを設けることにより、フラッシュメモリ11の容量や電池容量に余裕を持たせることができる。
また、撮影可能枚数を制限せずに、算出された撮影間隔が所定間隔以下の場合には、強制的に撮影間隔を所定間隔にするようにしてもよい。
(13)また、上記(12)において、所定枚数を一律に定めるようにしたが、フラッシュメモリ11の空き容量B又は残り電池容量Fに応じて所定枚数を変えるようにしてもよい。つまり、フラッシュメモリ11の空き容量B、残り電池容量が少なくなるにつれ、所定枚数を減らすようにする。これにより、算出した撮影可能枚数D分の撮影を行なっても、フラッシュメモリ11の容量や電池容量に余裕を持たせることができる。
(14)また、上記各実施の形態及び上記(1)乃至(13)において、算出した撮影可能枚数に基づいて、撮影間隔を算出するようにしたが、ユーザが撮影間隔を設定できるようにしてもよいし、予め決められた撮影間隔であってもよい。
(15)また、上記各実施の形態において、ステップS14で行われる静止画撮影処理の撮影条件(ホワイトバランスやズーム倍率、露出値、画像サイズ、感度など)を撮影毎に異ならせるようにしてもよい。
(16)更に、上記各実施の形態及び上記(1)乃至(15)におけるデジタルカメラ1は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ・マイク付き携帯電話、カメラ・マイク付きPDA、カメラ・マイク付きパソコン、カメラ付きICレコーダ、又はデジタルビデオカメラ等でもよく、要は被写体を撮影し、音声を録音することができる機器であれば何でもよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 第1の実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 録音処理の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り兼用シャッタ
5 CCD
6 TG
7 ユニット回路
8 DRAM
9 メモリ
10 CPU
11 フラッシュメモリ
12 画像表示部
13 キー入力部
14 音声処理部
15 ストロボ駆動部
16 ストロボ発光部
17 カードI/F
18 メモリ・カード

Claims (17)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段による被写体の撮影を制御する撮影制御手段と、
    音を集音するマイクロホンと、
    前記マイクロホンにより集音された音の音声データを、記録手段の空き容量に応じて変動することのない単位時間当たり一定のデータ量で前記記録手段に記録する録音手段と、
    ユーザが音声録音の予定時間を入力するための入力手段と、
    前記入力手段により入力された時間を音声録音時間として設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された音声録音時間及び前記記録手段の空き容量に基づいて撮影の撮影間隔を算出する算出手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記記録手段の現在の空き容量を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された現在の空き容量から前記設定手段により設定された音声録音時間に必要なデータ容量を減算して、前記記録手段の空き容量を推定する推定手段と、
    を備え、
    前記算出手段は、
    前記設定手段により設定された音声録音時間及び前記推定手段により推定された前記記録手段の空き容量に基づいて、撮影の撮影間隔を算出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記算出手段は、
    前記記録手段の空き容量に基づいて撮影の撮影回数を算出する回数算出手段を含み、前記設定手段により設定された音声録音時間及び前記回数算出手段により算出された撮影回数に基づいて撮影の撮影間隔を算出し、
    前記回数算出手段により算出された撮影回数に基づいて、残り撮影回数を表示手段に表示させる第1の表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記算出手段により算出された撮影間隔に基づいて、次の撮影タイミングを前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮像装置。
  5. 前記撮影制御手段は、
    前記算出手段により算出された撮影間隔で被写体の静止画撮影を制御する静止画撮影制御手段を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。
  6. ユーザに対して撮影タイミングが到来したことを報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の撮像装置。
  7. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段による被写体の撮影を制御する撮影制御手段と、
    音を集音するマイクロホンと、
    前記マイクロホンにより集音された音の音声データを記録手段に記録する録音手段と、
    ユーザが音声録音の予定時間を記録開始前に入力するための入力手段と、
    前記入力手段により入力された時間を音声録音時間として設定する設定手段と、
    前記記録手段の現在の空き容量から前記設定手段により設定された音声録音時間に必要なデータ容量を減算して、前記記録手段の空き容量を記録開始前に推定する推定手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  8. 前記推定手段により推定された空き容量に基づいて撮影回数を算出する回数算出手段と、
    前記回数算出手段により算出された撮影回数に基づいて、残り撮影回数を表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  9. 前記撮影制御手段は、
    前記回数算出手段により算出された撮影回数分の撮影を行なった場合は、被写体の撮影を禁止する禁止手段を含むことを特徴とする請求項3又は8記載の撮像装置。
  10. 前記回数算出手段により算出される撮影回数を所定回数以下に制限する制限手段を備えたことを特徴とする請求項8又は9記載の撮像装置。
  11. 前記算出手段により算出される撮影間隔を所定間隔以上に制限する制限手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の撮像装置。
  12. マイクロホンにより集音された音が無音状態か否かを検出する検出手段を備え、
    前記録音手段は、
    前記検出手段により集音された音が無音状態と検出した場合には、該マイクロホンにより集音された音の音データの記録を止する停止手段を含み、
    前記推定手段は、
    前記停止手段により該マイクロホンにより集音された音の音データの記録が停止された場合には、前記設定手段により設定された音声録音時間に必要なデータ容量を再計算して、前記記録手段の空き容量を再推定することを特徴とする請求項2又は7記載の撮像装置。
  13. 前記回数算出手段は、
    前記記録手段の空き容量と電池の残り電池残量とを勘案して、前記設定手段により設定された音声録音時間、及び、前記記録手段の空き容量又は電池の残り電池残量に基づいて撮影回数を算出することを特徴とする請求項3又は8記載の撮像装置。
  14. 前記算出手段は、
    前記記録手段の空き容量と電池の残り電池残量とを勘案して、前記設定手段により設定された音声録音時間、及び、前記記録手段の空き容量又は電池の残り電池残量に基づいて撮影間隔を算出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  15. 前記回数算出手段、前記算出手段は、
    電池の残り電池残量に基づいて撮影回数又は撮影間隔を算出する場合は、電池の残り電池残量から、前記設定手段により設定された音声録音時間に必要な電池残量を減算し、該減算後の電池容量から撮影回数又は撮影間隔を算出することを特徴とする請求項1又は1記載の撮像装置。
  16. 撮像素子による被写体の撮影を制御する撮影処理と、
    マイクロホンにより集音された音の音声データを、記録媒体の空き容量に応じて変動することのない単位時間当たり一定のデータ量で前記記録媒体に記録する録音処理と、
    ユーザによって入力された時間を音声録音時間として設定する設定処理と、
    前記設定処理により設定された音声録音時間及び前記記録媒体の空き容量に基づいて撮影の撮影間隔を算出する算出処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
  17. 撮像素子による被写体の撮影を制御する撮影処理と、
    マイクロホンにより集音された音の音声データを記録媒体に記録する録音処理と、
    ユーザによって記録開始前に入力された時間を音声録音時間として設定する設定処理と、
    前記記録媒体の現在の空き容量から前記設定処理により設定された音声録音時間に必要なデータ容量を減算して、前記記録媒体の空き容量を記録開始前に推定する推定処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
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