JP3862434B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データの通信を行う着脱可能な媒体を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、従来の電子機器の例としての一眼レフタイプの電子カメラの構成を示したブロック図であり、図11は、その撮影フローチャートである。図10、11を用いて従来の電子機器の例としての一眼レフタイプの電子カメラの構成及び撮影レンズを通過した被写体光束が固体撮像素子(CCD)に到達し、CCD上に写った撮影画像が画像処理回路内で諸々の変換処理を施され、最後にPCカード等のカード型記録媒体に画像データが書き込まれるまでの一連の動作について説明する。
【0003】
図10、11に於いて、先ず最初に、ステップS1001でメインスイッチ(不図示)を操作して電源をオン状態にすると、ステップS1002でメインマイコン501は、電池の電源状態をチェックし、サブマイコン502を介して液晶パネル503に電源状態を表示し、更に、メインマイコン501内のCPUを初期状態にリセットした後、撮影可能なスタンバイ状態になる。ステップS1003で撮影者がシャッターレリーズ釦を一段目まで押下すると(SW1)、ステップS1004で既知の測光手段及び測距手段により測光演算、測距演算が行われる。更に、その演算結果を基にメインマイコン501は自動焦点駆動部504にフォーカスレンズ群505を所定量移動させ、撮影レンズの焦点が最適位置に来るように調節する。ステップS1005でシャッターレリーズ釦を更に押すと(SW2)、ステップS1006で絞り駆動部材506により最適な光量になるように絞り507が調整される。ステップS1007で主ミラーがアップするとステップS1008でカメラ側マウントに着脱可能な不図示の撮影レンズ内の対物レンズ群を通った被写体光束は絞り507にて光束を制限された後、撮影光束の特定の波長をカット、又はその高周波成分を除去する光学フィルターを通過する。ステップS1008ではシャッター先幕が走行し、所定時間経過後にシャッター後幕が走行すると焦点結像面に取り付けられたCCD等の固体撮像素子508上に被写体像を結像する。この後ステップS1009で主ミラーがダウンするとステップS1010では所定時間蓄積された被写体光束は固体撮像素子508において光の強さに比例した量の電気信号に変換される。ステップS1011でその信号はプリプロセス部509においてアナログ処理を施される。次のステップS1012でA/D変換部510によりアナログの電気信号はデジタルデータに変換される。ステップS1013では信号処理部511内で、デジタル化された信号は幾つかの変換処理を為されメモリーコントローラー512に出力される。ステップS1014ではメモリーコントローラー512で信号処理部511から入力した画像信号をフレームメモリー513に蓄積し、その後メインマイコン501に転送して画像圧縮処理を施す。一方、ステップS1015ではフレームメモリー513に格納された画像信号は画像蓄積メモリー514にも与えられて蓄積される。ステップS1016では画像蓄積メモリー514内の画像信号はPCカードコントローラー515によってPCカード516等のカード型記録媒体に書き込まれる。
【0004】
上述の従来例での構成による電子カメラに於いて、メモリーカード等の着脱可能な記録媒体に画像データを書き込んでいる最中、誤って記録媒体を取り出してしまい、記録媒体に致命的な画像データ破壊を引き起こす可能性があった。そして最悪の場合には、記録媒体上のあらゆる画像データを読み出すことができなくなるようなことがあった。このような問題の対策として特開平10−40020号公報に示されるようなカード型記録媒体を収納するユニットに蓋を設け、この蓋が開いたことをカメラが検知した場合は、画像データを書き込まないといった方法が考えられている。然しこの方法はケーブルと繋がっている為、蓋が閉まらない媒体、例えばモデムやLANカード等の伝達媒体や画像キャプチャ媒体等のように突起がある媒体の使用に際しては画像データのやり取りが不可能であるという欠点を持っている。そこで、別の方法として特開平6−84273号公報に示されるような記録媒体をカメラの収納ユニットに挿入した後、記録媒体や伝達媒体を容易に引き抜き出来ないようなロック機構を持ち、このロック機構が作動していることをカメラが検知した時点で、蓋の開閉に関係無く、カメラから記録媒体への画像データの書き込みが可能になるという方法も考えられている。この方法であれば蓋が閉まらなくともロック機構を作動させれば通信が可能になり、且つ不用意に記録媒体や伝達媒体等の媒体を取り出すことも無くなる。
【0005】
然し、カード型記録媒体への書き込み動作の場合、蓋(開閉部材)を閉める動作と、ロック動作の二つの動作を行わないとカメラから画像データのやり取りが行えず、動作が複雑になるという欠点が課題として残っている。
【0006】
本発明は、上述の欠点を除去するためのものであり、ロック部材等の阻止手段と開閉部材の両方を動作させるといった複雑な操作を行わなくても、媒体と本体間での安全なデータ通信を行うことが出来る電子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記構成を備えることにより上記課題を解決出来るものである。
【0008】
(1)取り込んだデータを電気的に処理する電子機器であって、着脱可能な媒体を収納する収納ユニットと、該収納ユニットの一部を構成する開閉部材と、前記媒体を前記収納ユニットから取り出すことを阻止する阻止手段と、前記開閉部材が閉じている場合に、前記媒体と電子機器間のデータの通信を可能とする第一の状態と、前記開閉部材が開いている場合に、前記媒体と電子機器間のデータの通信を禁止する第二の状態と、前記阻止手段によって前記媒体の取り出しを禁止する第三の状態と、前記阻止手段によって前記媒体の取り出しを許容する第四の状態、の四つの状態を検知する第一の検知手段と、前記第一の状態か前記第三の状態の何れか若しくは、その両方の状態で、前記媒体と電子機器間のデータの通信を可能とする制御手段と、を有することを特徴とする電子機器。
【0009】
(2)前記データの通信時に電子機器の電源電圧を検知する第二の検知手段を持ち、電源電圧が所定値以下になった場合、通信を禁止することを特徴とする前項(1)に記載の電子機器。
【0010】
(3)収納ユニットに前記媒体が装填されていない場合は、電子機器内蔵の記録媒体にデータを記録することを特徴とする前項(1)または(2)に記載の電子機器。
【0011】
(4)前記媒体と通信可能であるかどうかを検知する第三の検知手段を持ち、記録不可能であると判断された場合は、記録媒体のエラーであることを出力し、電子機器内蔵の記録媒体に通信すべきデータを記録することを特徴とする前項(1)または(2)に記載の電子機器。
【0012】
(5)開閉部材は電子機器本体に対して着脱自在であることを特徴とする前項(1)〜(4)のいずれかに記載の電子機器。
【0013】
(6)前記媒体は、記録媒体を含むことを特徴とする前項(1)〜(5)のいずれかに記載の電子機器。
【0014】
(7)前記媒体は、伝達媒体を含むことを特徴とする前項(1)〜(6)のいずれかに記載の電子機器。
(8)取り込んだデータを電気的に処理する電子機器であって、前記電子機器に対し着脱可能な媒体を収納する収納ユニットと、前記電子機器本体に対し前記収納ユニットが開状態及び閉状態になるように構成した開閉部材と、前記媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止する阻止手段と、前記開閉部材が開状態でかつ前記阻止手段により前記媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止されていなければ前記電子機器と前記媒体間のデータ通信を可能としないが、前記開閉部材が閉状態であれば前記阻止手段の状態にかかわらず前記電子機器と前記媒体間のデータ通信を可能とし、前記開閉部材が開状態であっても前記阻止手段により前記媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止されていれば前記電子機器と前記媒体間のデータ通信を可能とする制御手段と、を備えることを特徴とする電子機器。
(9)取り込んだデータを電気的に処理する電子機器であって、前記電子機器に対し着脱可能な第1の媒体の全体を収納し、かつ前記電子機器に対し着脱可能な突起のある第2の媒体を部分的に収納する収納ユニットと、前記電子機器本体に対し前記収納ユニットが開状態及び閉状態になるよう構成した開閉部材と、前記第1の媒体及び前記第2の媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止する阻止手段と、前記第1の媒体を前記収納ユニットに収納した際に、前記開閉部材が開状態でかつ前記阻止手段により前記第1の媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止されていなければ前記電子機器と前記第1の媒体間のデータ通信を可能としないが、前記開閉部材が閉状態であれば前記阻止手段の状態にかかわらず前記電子機器と前記第1の媒体間のデータ通信を可能とする制御手段と、を備えることを特徴とする電子機器。
(10)取り込んだデータを電気的に処理する電子機器であって、前記電子機器に対し着脱可能な第1の媒体の全体を収納し、かつ前記電子機器に対し着脱可能な突起のある第2の媒体を部分的に収納する収納ユニットと、前記電子機器本体に対し前記収納ユニットが開状態及び閉状態になるよう構成した開閉部材と、前記第1の媒体及び前記第2の媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止する阻止手段と、前記第2の媒体を前記収納ユニットに収納した際に、前記開閉部材が開状態でかつ前記阻止手段により前記第2の媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止されていなければ前記電子機器と前記媒体間のデータ通信を可能としないが、前記開閉部材が開状態であっても前記阻止手段により前記第2の媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止されていれば前記電子機器と前記第2の媒体間のデータ通信を可能とする制御手段と、を備えることを特徴とする電子機器。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
図1、2は本実施例である電子機器の例としての電子カメラの外観を示す正面斜視図及び背面斜視図である。尚、電子機器の他の例としては、パソコン等の記録再生装置でもよい。
【0017】
図1において、1はカメラ本体であり、該カメラ本体1には撮影レンズ2が交換可能に装着できる。また、グリップ3は撮影者がカメラ本体1をホールドし易い形状になっている。該カメラ本体1上部には撮影を行う際の各種の操作部、表示部が集中している。シャッターレリーズ釦4は、一段目の押し込み(SW1)で測光及び測距演算を行い、二段目の押し込み(SW2)で露出の為の一連の動作を開始する。5は液晶を用いた上面表示パネルでシャッタースピードや絞り値といった撮影に必要な情報を表示する。6はグリップ3の上部に位置し、且つシャッターレリーズ釦4の後部に配置された電子ダイヤルであり、撮影者はこのダイヤルを操作してシャッタースピード、絞り等の操作条件を変更することが出来る。7はカメラの撮影モード(プログラム、シャッタースピード優先、絞り優先、マニュアル等)を変更することと、撮影した画像を後述の液晶表示モニターに再生画像として表示させる為の撮影モード変更及び再生釦である。図2において、8は主電源となるメインスイッチである。9は液晶の背面表示パネルであり電源の残り状態及び撮影可能枚数を表示している。10は撮影した画像情報を消去する為のデリート釦である。11はSCSIケーブルのポートであり、12はACアダプタ入力ポートである。また13はファインダー接眼窓である。14は撮影する予定の被写体をリアルタイムに表示する所謂ファインダーとして使用したり、撮影後の画像を表示して使うことの出来る液晶表示モニターを作動させる為の操作釦14a、及びその液晶表示モニター14bから成る液晶表示モニター部である。15はPCMCIA規格に準拠したPCカードと呼ばれるカード型記録媒体を収納するユニットを覆うPCカード蓋(開閉部材)である。
【0018】
図3はPCカード蓋(開閉部材)15を開けた状態の部分拡大図である。図3に於て、16はPCカード蓋15の開閉状態を検知する蓋開閉検知SW(第一の検知手段)である。17はPCカードを出し入れする開口部で、奥の面には接続の為の68ピンのコネクタを有している。18は開口部17にPCカードを挿入した後、不用意にカードが飛び出ないように押える役目をする阻止手段としてのロックレバーであり、図3に示す矢印Aの方向にスライドする。19はロックレバー18の作動位置を検知するロック検知SW(第一の検知手段)で、20はPCカードをイジェクトするイジェクトレバーである。21はPCカードと電子カメラが記録または通信状態の時に点灯するLEDのPCカードアクセス表示ランプである。
【0019】
(第1の実施例)
図4は、第1の実施例である電子機器の例としての一眼レフタイプの電子カメラに於ける構成を示すブロック図であり、図5は撮影シーケンスを表したフローチャートである。
【0020】
図1〜図6を用いて実際の撮影開始から撮影を終了し、その後撮影データの記録媒体への書き込みを開始するか、または伝達媒体で通信を始めるまでの一連の動作について説明する。図5において、ステップS51で、メインスイッチ8をオンするとステップS52においてカメラ本体1はメインマイコン22で電池の電源状態をチェックし、更に、メインマイコン22内のCPUを初期状態にリセットした後、撮影可能なスタンバイ状態となる。ステップS53では図1に示すシャッターレリーズ釦4を押す(SW1)と、ステップS54で既知の測光手段及び測距手段により測光演算及び測距演算を行う。ステップS55でシャッターレリーズ釦4を更に押す(SW2)と、ステップS56で図4に示す絞り駆動部材23により絞り24を適正な光量に成るように調節する。ステップS57で主ミラーをアップさせると、ステップS58ではシャッターの先幕走行開始後、所定時間経過したら後幕を走行させる。ステップS59で主ミラーをダウンさせた後、ステップS60にて固体撮像素子(CCDやMOS等の光学像を電気的信号に変換する素子)25に結像された被写体像のデータを固体撮像素子(CCD等)25内部で光電変換し電気信号として出力する。その信号はプリプロセス部26でアナログ処理を施された後、ステップS61にてアナログデータをA/D変換部27でA/D変換し、デジタルデータに変える。ステップS62において、信号処理部28で種々の変換処理を行う。ステップS63ではメモリーコントローラ29で信号処理部28から入力した信号をフレームメモリー30に蓄積すると同時に画像蓄積メモリー31にも蓄積する。ステップS64ではメインマイコン22から蓋開閉SW16の状態を検知し、ON状態、即ちPCカード蓋15が閉じた状態(図6(a):PCカード装填時の状態を示す平面模式図参照)であれば画像蓄積メモリー31内の信号はPCカードコントローラ32によってPCカード33等のカード型記録媒体に記録されるステップS65へ進み、OFF状態、即ちPCカード蓋15が開いた状態(図6(b)参照)であればステップS66へ進む。ステップS66ではロック検知SW19の状態を検知し、ON状態、即ちロック作動中であればステップS65へ進み、OFF状態、即ちロック解除であればカード型記録媒体への書き込みもしくは通信が出来ないと、ここで初めて判断し、ステップS67で警告を上面表示パネル5または背面表示パネル9に表示するか、またはPCカードアクセス表示ランプ21を点滅させるかして撮影者に伝え、ステップS64へ戻る。このようにして従来はメモリーカード等のカード型記録媒体への書き込みを行う場合はロックレバー18の解除、PCカード蓋15の開閉といった二つの動作を行わなければならなかったが、本実施例ではカード型記録媒体の場合は、PCカード蓋の開閉、伝達媒体の場合はロックレバー18の解除だけで済むので、着脱可能なカード型記録媒体であるハードディスクカード、メモリーカード以外の、例えば、モデム、アダプターといった伝達媒体等に対して蓋を開けた状態で通信が可能であり、且つ不用意にカード型記録媒体を取り出して画像データを破壊する事態を回避可能とすると同時に簡単に取り外すことも出来る。
【0021】
(第2の実施例)
図7は第2の実施例である電子機器の例としての一眼レフタイプの電子カメラに於ける撮影シーケンスを表したフローチャートであり、ブロック図は第1の実施例と同様であるので、図4及び図7を用いて実際の撮影開始から撮影を終了し、その後撮影データの記録媒体への書き込みを開始するか、または伝達媒体で通信を始めるまでの一連の動作について説明する。ここで図7においてステップS69以前の動作は第1の実施例である図5のステップS51〜63と同様なので省略する。
【0022】
ステップS70にて電源の電圧が所定値以下であるか否かをメインマイコン22にてチェックし、所定値以下であれば、ステップS71に進み、PCカード33への画像データの書き込み、通信を禁止し、警告表示する。ステップS70にて所定電圧より大きい場合はステップS72へ進む。ステップS72以降は、図5のステップS64以降と同様なので省略する。
【0023】
このようにして電源電池の電圧状態をチェックしてからカード型記録媒体への書き込み、及び伝達媒体への通信を行うので、電圧が低下して書き込み、通信が途中で停止し、撮影データの破壊を防ぐことが出来る。
【0024】
(第3の実施例)
図8は第3の実施例である撮影シーケンスを表したフローチャートである。
【0025】
ここで図8においてステップS79以前の動作は第1の実施例である図5のステップS51〜63と同様なので省略する。ステップS80でPCカード33が開口部17に装填されているかどうかをPCカードコントローラ32を介してメインマイコン22にてチェックし、装填されていない場合はステップS81に進み、カメラ1内蔵のメモリーに記憶させておく。ステップS80にて装填されている場合はステップS82へ進む。ステップS82以降は、図5のステップS64以降と同様なので省略する。
【0026】
このようにしてPCカードが装填されていなくとも撮影した画像データは内蔵メモリーに記憶されるのでデータが無くなることは無い。
【0027】
(第4の実施例)
図9は第4の実施例である撮影シーケンスを表したフローチャートである。
【0028】
ここで図9においてステップS89以前の動作は第1の実施例である図5のステップS51〜63と同様なので省略する。ステップS90でPCカード33が記録可能かどうかをPCカードコントローラ32を介してメインマイコン22にてチェックし、記録出来ない場合はステップS91に進み、カメラ1内蔵のメモリーに記憶させておく。ステップS90にて記録出来る場合はステップS92へ進む。ステップS92以降は、図5のステップS64以降と同様なので省略する。
【0029】
このようにして第3の実施例同様、PCカードへの記録が不可能であっても撮影した画像データは内蔵メモリーに記憶されるのでデータが無くなることは無い。
【0030】
尚、以上の実施例では、データとして画像データの例を挙げたが、文字等のデータでも良い。また、媒体としては、記録媒体や伝達媒体以外にも、信号処理用の媒体や、画像をキャプチャする為の媒体でも良い。勿論カード型でなくともスティック状や円筒形状等でも良く、どような形状であるかは問わない。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、▲1▼ケーブル等の突起が付いている為蓋が閉まらないモデムやLANカードといった伝達媒体に対しては、ロック機構の作動状態を検知して通信可能かどうかを判断し、蓋を開けた状態での通信を可能とし、また一方、装填時に蓋が邪魔にならないメモリーカードやハードディスク等の記録媒体に関しては、ロック状態に関係無く、蓋の開閉動作のみで書き込みを可能とし、簡単に媒体の取り外しが出来、且つ不用意に媒体を取り出してしまう心配を解消し、また、▲2▼電源電池の駆動電圧が低下して記録媒体への書き込みが途中で停止してしまうことを防止し、▲3▼記録媒体が装填されていなかったり、書き込み不能であってもデータは無くならず、▲4▼モデム等のケーブルを有する伝達媒体を装填する際に、蓋が邪魔になって装填しずらいといった作業上の問題を解決する、等の効果を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例における電子機器の例としての電子カメラの外観を示す正面斜視図
【図2】 本実施例における電子機器の例としての電子カメラの外観を示す背面斜視図
【図3】 PCカード蓋を開けた時の詳細説明図
【図4】 第1の実施例における電子機器の例としての電子カメラの構成を示すブロック図
【図5】 第1の実施例である撮影シーケンスを表したフローチャート
【図6】 (a)PCカード蓋が閉じた状態を示す平面模式図、(b)PCカード蓋が開き、且つロックレバーが作動している状態を示す平面模式図
【図7】 第2の実施例である撮影シーケンスを表したフローチャート
【図8】 第3の実施例である撮影シーケンスを表したフローチャート
【図9】 第4の実施例である撮影シーケンスを表したフローチャート
【図10】 従来例における電子機器の例としての電子カメラの構成を示すブロック図
【図11】 従来例における撮影シーケンスを表したフローチャート
【符号の説明】
1 カメラ(本体)
2 撮影レンズ
3 グリップ
4 シャッターレリーズ釦
5 上面表示パネル
6 電子ダイヤル
7 撮影モード変更及び再生釦
8 メインスイッチ
9 背面表示パネル
10 デリート釦
11 SCSIケーブルのポート
12 入力ポート
13 ファインダー接眼窓
14 液晶表示モニター部
14a 操作釦
14b 液晶表示モニター
15 PCカード蓋
16 蓋開閉検知SW
18 ロックレバー
19 ロック検知SW
20 イジェクトレバー
21 PCカードアクセス表示ランプ
33 PCカード(メモリーカード、モデム等)

Claims (10)

  1. 取り込んだデータを電気的に処理する電子機器であって、着脱可能な媒体を収納する収納ユニットと、該収納ユニットの一部を構成する開閉部材と、前記媒体を前記収納ユニットから取り出すことを阻止する阻止手段と、前記開閉部材が閉じている場合に、前記媒体と電子機器間のデータの通信を可能とする第一の状態と、前記開閉部材が開いている場合に、前記媒体と電子機器間のデータの通信を禁止する第二の状態と、前記阻止手段によって前記媒体の取り出しを禁止する第三の状態と、前記阻止手段によって前記媒体の取り出しを許容する第四の状態、の四つの状態を検知する第一の検知手段と、前記第一の状態か前記第三の状態の何れか若しくは、その両方の状態で、前記媒体と電子機器間のデータの通信を可能とする制御手段と、を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記データの通信時に電子機器の電源電圧を検知する第二の検知手段を持ち、電源電圧が所定値以下になった場合、通信を禁止することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 納ユニットに前記媒体が装填されていない場合は、電子機器内蔵の記録媒体にデータを記録することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 記媒体と通信可能であるかどうかを検知する第三の検知手段を持ち、記録不可能であると判断された場合は、記録媒体のエラーであることを出力し、電子機器内蔵の記録媒体に通信すべきデータを記録することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  5. 閉部材は電子機器本体に対して着脱自在であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 記媒体は、記録媒体を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子機器。
  7. 記媒体は、伝達媒体を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電子機器。
  8. 取り込んだデータを電気的に処理する電子機器であって、前記電子機器に対し着脱可能な媒体を収納する収納ユニットと、前記電子機器本体に対し前記収納ユニットが開状態及び閉状態になるように構成した開閉部材と、前記媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止する阻止手段と、前記開閉部材が開状態でかつ前記阻止手段により前記媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止されていなければ前記電子機器と前記媒体間のデータ通信を可能としないが、前記開閉部材が閉状態であれば前記阻止手段の状態にかかわらず前記電子機器と前記媒体間のデータ通信を可能とし、前記開閉部材が開状態であっても前記阻止手段により前記媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止されていれば前記電子機器と前記媒体間のデータ通信を可能とする制御手段と、を備えることを特徴とする電子機器。
  9. 取り込んだデータを電気的に処理する電子機器であって、前記電子機器に対し着脱可能な第1の媒体の全体を収納し、かつ前記電子機器に対し着脱可能な突起のある第2の媒体を部分的に収納する収納ユニットと、前記電子機器本体に対し前記収納ユニットが開状態及び閉状態になるよう構成した開閉部材と、前記第1の媒体及び前記第2の媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止する阻止手段と、前記第1の媒体を前記収納ユニットに収納した際に、前記開閉部材が開状態でかつ前記阻止手段により前記第1の媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止されていなければ前記電子機器と前記第1の媒体間のデータ通信を可能としないが、前記開閉部材が閉状態であれば前記阻止手段の状態にかかわらず前記電子機器と前記第1の媒体間のデータ通信を可能とする制御手段と、を備えることを特徴とする電子機器。
  10. 取り込んだデータを電気的に処理する電子機器であって、前記電子機器に対し着脱可能な第1の媒体の全体を収納し、かつ前記電子機器に対し着脱可能な突起のある第2の媒体を部分的に収納する収納ユニットと、前記電子機器本体に対し前記収納ユニットが開状態及び閉状態になるよう構成した開閉部材と、前記第1の媒体及び前記第2の媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止する阻止手段と、前記第2の媒体を前記 収納ユニットに収納した際に、前記開閉部材が開状態でかつ前記阻止手段により前記第2の媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止されていなければ前記電子機器と前記媒体間のデータ通信を可能としないが、前記開閉部材が開状態であっても前記阻止手段により前記第2の媒体が前記収納ユニットから出るのを阻止されていれば前記電子機器と前記第2の媒体間のデータ通信を可能とする制御手段と、を備えることを特徴とする電子機器。
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