JPH089633Y2 - 水質測定装置 - Google Patents

水質測定装置

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JPH089633Y2
JPH089633Y2 JP1990105747U JP10574790U JPH089633Y2 JP H089633 Y2 JPH089633 Y2 JP H089633Y2 JP 1990105747 U JP1990105747 U JP 1990105747U JP 10574790 U JP10574790 U JP 10574790U JP H089633 Y2 JPH089633 Y2 JP H089633Y2
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JP
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cell
liquid
water quality
measuring device
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JP1990105747U
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JPH0429866U (ja
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正仁 雨宮
政伸 氏平
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、測定セルとしてフローセル(流通型液層)
を用いて透過率から例えば色度や濁度等の水質を測定す
る水質測定装置に係るものであり、詳しくは装置の性能
保持のためのメンテナンス性の向上を図った水質測定装
置に関するものである。
〈従来の技術〉 以下、従来の技術を図面を用いて説明する。
第2図は従来の水質測定装置の説明に供する図であ
る。
第2図において、1は光源、2a,2bは光源1から出た
光を平行な光束する為の凹面鏡のような光学的手段(以
下「ミラー」という)である。3は所定の長さから成る
測定セルである。この測定セル3において、3aは基準液
や測定液を内部に満たすことができる所定の光路長を有
するセル、3bはミラー2aで光束された平行光が入射され
るセル前面に設けられた例えばガラス(窓ガラス)等で
構成された入射窓を固定するセルキャップ、3cはセル内
部を通過した光を出すセル後面に設けられた出光窓を固
定するセルキャップである。4は測定セルにおける測定
値との比較用に設けられた所定の長さ(ここでは測定セ
ル3のセル長より短い)から成る比較セルである。この
比較セル4において、4aは基準液や測定液を内部に満た
すことができる所定の光路長を有するセル、4bはミラー
2bで光束された平行光が入射されるセル前面に設けられ
た例えばガラス(窓ガラス)等で構成された入射窓を固
定するセルキャップ、4cはセル内部を通過した光を出す
セル後面に設けられた出光窓を固定するセルキャップで
ある。尚、この時に、測定セル3と比較セル4は、2つ
の光束が夫々通るように配置され長さが異なり更に同一
サンプルが通るように連結手段Lにより連結されてい
る。5は測定セル3と比較セル4の出光窓の後段に配置
されて、波長を選択することができる例えば色度フィル
タと濁度フィルタ等のフィルタから成る1つ又はそれ以
上のフィルタが組付け可能な構造から成り、測定セル3
と比較セル4からの光束の光軸に対して平面が垂直で2
つの光軸からの距離が等しい位置に回転中心を持つ回転
可能なチョッパであり、例えば図示しない駆動手段によ
り回転させられ、例えば図示しない所定の位置検出器に
よってその位置が検出される。6a,6bは比較光と測定光
を検出器(ディテクタ)7に導くために設けられ、2つ
の光束を検出器7で検出できるように1箇所に集光する
凹面鏡のような集光光学的手段である。これ等はケース
8内に組付けられて、外部からの測定液をコネクタ9aか
ら導入して測定セル3→連結手段L→比較セル4と流し
てコネクタ9bから排出するようになっている。
このように構成した結果、検出器7においては、測定
セル3及び比較セル4を通過した光の強度を検出するこ
とができることとなるから、例えば前記した図示しない
位置検出器からの信号と検出器7からの信号を図示しな
い演算回路に導くことによって測定液の色度や濁度等の
水質を測定することができる。
ところで、セル内には色々な液が流れるので、光を通
す窓ガラスが汚れる。そしてこの窓ガラスの汚れにより
光量が低下し、主としてS/N劣化やドリフトの原因とな
る等、性能が実質的に低下することとなる。これを防ぐ
ために、定期的にセルキャップを外して、窓ガラスの汚
れを落す等の清掃を行っている。
〈考案が解決しようとする課題〉 このような従来の水質測定装置にあっては、以下のよ
うな問題点があった。
この種の装置は、上述するように、ケース8内部に
は、電気部品や結露を防ぐための乾燥剤迄をも含めた光
学系と、セルを含む配管系とが相互に関連付けられて組
付・配置されている。
従って、これ等の関係から、セルキャップを外して窓
ガラスを取外すのが大変に困難である。
即ち、そのままで窓ガラスを外すと、当然のことなが
ら、それまで流れていた測定液がケース無いにこぼれる
から、ケース内の各例の夫々に種々の悪影響を与える。
従って、これを防ぐために、メンテナンス時に使用す
るための手段、例えば、測定液をセルに導入・排出する
ためのストップバルブをセルの前後に設けて、流入・排
出の液の流れを停止させた後のセル内の液を排出するた
めのドレインバルブを所定の位置に設ける等して、セル
内の液抜きができるような手段を講じ、所定の作業をし
てセル内の液を排出した後にセルキャップを外すような
手段が講じられる等している。しかしながらこのような
手段を設けることは、取付けスペース等の点で無駄があ
る上、コストアップを招いたり、操作等における困難制
が存在する等の点で問題がある。尚、このことを防ぐた
めに、セルのみを取外すことも考えられるが、このよう
なことをするためには、接液コネクタ部を切離す必要が
あり、このようなことにおいても、かなり手間が掛かり
問題点の解決にはならない。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、電
気部品等を含めた光学系とセル部分を中心とする配管系
とを分離しやすくして、特にセル回りの前記したような
窓ガラスの清掃等を行ない易くするため等、メンテナン
ス性を向上させることができる水質測定装置を提供する
ものである。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的を達成するために、本考案は、 連結手段により連結された光路長の異なる測定セルと
比較セルとを流れる被測定液を透過した検査光を別々に
検出器に導き、前記測定セル内を流れる被測定液の透過
率を測定して、被測定液の特性を測定する水質測定装置
において、 前記被測定液が供給される供給口と、前記測定セルと
比較セルを流れた被測定液が排出される排出口とが接続
された前記測定セルと比較セルが取り付けられた蓋部、 を具備し、前記蓋部を開くことによって前記記測定セ
ルと比較セルとを前記検査光の光軸位置より外すように
したことを特徴としている。
〈作用〉 ケースをヒンジ等の開閉支持機構を用いて本体筐体に
対してその蓋の部分が開閉できる蓋付構造として、電気
部品,光源,ミラー,チョッパ,ディテクタ等の光学系
側を本体筐体内部に固定して設けて、セル部分を中心と
する配管系の液回路部分等に付いては、セル,コネクタ
等は蓋の内側に光学系との関係に基づき組付け・配置
し、このセルへの液の入口、排出口部分のコネクタは蓋
の外側に組付け固定し、給水,配水のための配管につい
ては、蓋の開閉のしやすさを考慮に入れて、変形が自由
になる可撓性の配管手段を用いるようにすることによ
り、光学系とセル回りの配管系を蓋の開閉により分離し
やすくする。このことにより、セル回りの窓ガラスの清
掃等を行ない易くできる。
〈実施例〉 実施例について図面を参照して説明する。
尚、以下の図面において、第2図を重複する部分は同
一番号を付してその説明は省略する。
第1図は本考案の水質測定装置の具体的一実施例を示
す構造斜視図であり、特に同図(イ)はケースの開状態
を示す斜視図、同図(ロ)はケース閉状態を示す斜視図
である。尚、この場合において、通常の使用時にあって
はこの第1図のA側(図右側)が上部となり、従ってB
が側(図の左側)が下部となる。
第1図において、80はヒンジ等の開閉支持機構hを用
いて本体筐体80aに対して蓋80bが開閉できる蓋付構造の
ケースである。本体筐体80aの内部には、電子回路等の
演算処理部を含む電気部品(図省略),光源1,ミラー2
a,2b,6a,6b,チョッパ5,ディテクタ7等の光学系側が固
定して設けられる。
蓋80bには、セル部分を中心とする配管系の液回路部
分等が組付け・固定されるが、この際、測定セル3と比
較セル4及びこれ等に直接付属するコネクタ等は蓋の内
側80b1に組付け・配置し、この測定セル3へ供給するた
めの液の入口部分のコネクタ90a、及び比較セル4から
の液を排出するための液の排出口部分のコネクタ90bは
蓋の外側80b2に組付け固定して設けられる。
その上で、給水,配水のための配管については、蓋80
bの矢印Fに示すように、開閉のしやすさを考慮に入れ
て、本考案においては例えば軟質チューブ等の可撓性の
配管手段Tuを用いる。
以上のように構成することで、光学系とセル回りの配
管系を蓋の開閉により分離しやすくなるから、例えば、
セル回りの窓ガラスの清掃等のメンテナンスを行なうた
めに、第1図(イ)に示すように蓋を開くことで、各セ
ルが光軸から外れ、つまり測定セル3と比較セル4が蓋
の開操作に基づいて付いてくるので、当然のことながら
それと同時にセルキャップ3a,2b,4a,4bも完全に露出す
ることとなる。
故に、窓ガラスの清掃についてのメンテナンスは、こ
のような状態で、セルキャップを外すことで簡単に窓ガ
ラスを取外しができる。この場合、セル内部に液があっ
たとしても、当該液は外部に流れて本体筐体側に侵入す
ることは無い。
このような清掃が終了したら、再びこの取外し動作と
逆の手順で窓ガラスを固定し、その後に蓋をしめる。こ
れで再び測定可能な状態となる。
〈考案の効果〉 以上詳細に説明したように、本考案の水質検査装置
は、光学系を本体側に固定し、配管系を蓋側に固定する
ようにしたものである。
このため蓋を開いた状態でメンテナンスができるの
で、セルのセルキャップを簡単に外すことができると共
に、セルキャップの取り外しによって、それまでセル内
に流れていた測定液がケース内に漏れることもなく、結
露の原因を生じない。
このことにより、結露の原因による装置の故障が起こ
らなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の水質測定装置の具体的一実施例を示す
構造斜視図、第2図は従来の水質測定装置の説明に供す
る図である。 1……光源、2a,2b,6a,6b……光学的手段(ミラー)、
5……チョッパ、7……ディテクタ、80……ケース、80
a……本体筐体、80b……蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結手段により連結された光路長の異なる
    測定セルと比較セルとを流れる被測定液を透過した検査
    光を別々に検出器に導き、前記測定セル内を流れる被測
    定液の透過率を測定して、被測定液の特性を測定する水
    質測定装置において、 前記被測定液が供給される供給口と、前記測定セルと比
    較セルを流れた被測定液が排出される排出口とが接続さ
    れた前記測定セルと比較セルが取り付けられた蓋部、 を具備し、前記蓋部を開くことによって前記記測定セル
    と比較セルとを前記検査光の光軸位置より外すようにし
    たことを特徴とした水質測定装置。
JP1990105747U 1990-05-29 1990-10-08 水質測定装置 Expired - Lifetime JPH089633Y2 (ja)

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JP1990105747U JPH089633Y2 (ja) 1990-05-29 1990-10-08 水質測定装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5623990 1990-05-29
JP2-56239 1990-05-29
JP1990105747U JPH089633Y2 (ja) 1990-05-29 1990-10-08 水質測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0429866U JPH0429866U (ja) 1992-03-10
JPH089633Y2 true JPH089633Y2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=31890115

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0429866U (ja) 1992-03-10

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