JP2639624B2 - 光電光度計 - Google Patents

光電光度計

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JP2639624B2 JP8797094A JP8797094A JP2639624B2 JP 2639624 B2 JP2639624 B2 JP 2639624B2 JP 8797094 A JP8797094 A JP 8797094A JP 8797094 A JP8797094 A JP 8797094A JP 2639624 B2 JP2639624 B2 JP 2639624B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検水源に直浸もしく
は連通可能な光電光度計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日の社会では、水資源の確保と生活環
境の保護等の見地から、ダム湖の水深毎の水質状態の計
測や河川、湖沼又は水処理施設におけるリアルタイムの
汚濁監視が各所で要求されるようになってきた。
【0003】これらの要求に対し、現在用いられている
手法としては、各測定点よりポンプ等で試料水を汲み上
げて計測器センサに導くフローセル方式の連続測定を行
うのが普通である。このフローセル方式の場合には、採
水点からセンサまでの距離および容量等による信号の遅
れと、拡散による実濃度との解離が生じるという欠点が
あり、また、測定点の移動に関しても種々の制約があっ
た。
【0004】したがって、最近では、センサそのものを
直接測定点に投入し、これによって得られた電気信号を
リアルタイムで導き出す方式も開発されている。しかし
ながら、一般に水質汚濁の監視においては、試料の光吸
収特性に応じた試料透過光量を計測する光電光度計方式
が普通であり、フィールド‐リアルタイムモードにおい
て長期の連続測定を行う場合や被検水環境に直浸型とし
て使用する場合には、次のような種々の問題点が存在す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光電光度計方式におい
ては、一定の光路間隔中に存在する試料溶液に光を照射
し、その間を通過した特定波長光の減衰量から試料に溶
存する目的成分の濃度を求めるものであり、したがっ
て、光路間隔を特定し、かつ試料溶液を隔離するための
一対の窓板が設けられる。しかしながら、従来のフロー
セル方式の場合には、試料中に存在する各種汚染物質が
窓面に沈着し、見掛けの出力が徐々に上昇して時間経過
とともにあたかも高濃度の成分が存在しているかのよう
な測定値を示すようになる。
【0006】このような窓面の汚染を解消する手段とし
て窓面にジェット水流を噴射して強制的に付着物を取り
除く方法や、ワイパにより機械的に擦り落とす方法、又
は超音波キャビティ効果によって剥離させる方法等が開
発されているが、簡単な機構で確実に洗浄効果が得られ
るものではない。さらに、これらの方法と併せて、フロ
ーセル内に塩酸等の洗浄液を流入させて化学的に分解洗
浄する方法も存在するが、この場合には、塩酸のような
強酸性の薬液を多量に必要とし、その廃棄にも問題が生
じる。
【0007】また、窓の汚染に無関係に汚染濃度を測定
する方式として、いわゆるランバート・ベールの式 As=a・L・C (As:吸光度、a:分子吸光係数、L:セル間隔、
C:対象物濃度)より、一対の窓によるセル間隔を一定
距離だけ変動させて、窓の汚れと無関係に濃度信号を得
る方式(セル変調方式)も実用化されている。すなわ
ち、 ΔAs=a・ΔL・C ここに、ΔAsは吸光度差、ΔLはセル間隔の移動距
離、である。
【0008】しかしながら、この方式においても実試料
の測定においては窓の汚れが進行すると、絶対的な吸光
度の上昇による光電出力の減少及び測定精度の低下は避
けられなかった。
【0009】さらに、紫外線領域において汚染物質を測
定する直浸セル方式においては、通例、測定水域の水面
に多く存在している油膜が、水面に浸した直後の窓面に
付着し、この油膜により光吸収量が増加して真の測定値
が得られないという問題も多く生じていた。
【0010】さらに、直浸方式における連続測定の場
合、システム全体の経時変化に伴う経時的なゼロ点変動
及び感度変化も無視しえない。
【0011】したがって、本発明は上記のような種々の
問題点を解決するために窓面の機械的ワイピングと、必
要最小限の塩酸等を含む洗浄液による洗浄を並行して行
い、かつ測定開始時(セル浸漬時)における光学窓の油
膜汚染を防止する手段を提供しようとするものである。
【0012】本発明はまた、上記の手段と併せて測定毎
にゼロ点校正又は感度校正を行う手段を提供しようとす
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、本発明は、被検水源に直浸もしくは連通可能な被検
水滞留部を有する光電光度計の測定セルであって、前記
被検水滞留部を挟んで垂直に配置された一対の光学窓に
より被検水から水密シールされた光源室及び受光室をそ
れぞれ形成し、前記光源室内に配置された光源から前記
一対の窓間の被検水滞留部を経て前記受光室内に配置さ
れた受光器に至る単色光測定用の光路を設定したもの
と、前記一対の光学窓に水密接触する少なくとも一対の
窓ワイパを兼ねたシールリングを有し、前記一対のシー
ルリング間において前記一対の窓に対向した開口端を有
する液室を前記被検水滞留部から水密・分離させて形成
するとともに、この液室に連通した洗浄液又は純水のた
めの通液路を形成してなる慴動ブロックであって、校正
又は洗浄位置において前記液室が前記光路を包囲し、前
記校正又は洗浄位置から後退した測定位置において前記
一対の窓間の被検水滞留部を解放して被検水源に連通さ
せるようにしたもの、を備えた光電光度計を構成したも
のである。
【0014】
【作用】上記の構成によれば、慴動ブロックを校正又は
洗浄位置としたことにより一対の光学窓を被検水から水
密シールした状態において測定セルを被検水源に浸漬
し、その浸漬後に慴動ブロックを測定位置まで後退させ
ることにより、ここで初めて慴動ブロック外の被検水が
一対の窓間の被検水滞留部に入り、この際、セル浸漬
時、慴動ブロックの先端面に付着していた油膜はそのま
ま慴動ブロックとともに移動して一対の光学窓をほとん
ど汚染せず、測定値に実質的な影響を与えないものであ
る。
【0015】また、測定セルの浸漬時、慴動ブロックが
校正または洗浄位置にある間に純水等の校正液をこの慴
動ブロックの液室内に導入し、これによって測定値のゼ
ロ校正および感度調整をおこなうことができる。
【0016】また、浸漬測定中においても、慴動ブロッ
クを洗浄位置に切り替えることにより慴動ブロックの慴
動時のシールリングの清掃作用に加え、液室内に満たし
てある洗浄液により化学的な付着物の除去を行うことが
可能であり、これらの作用と相まって長期的な連続測定
が期待できる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の基本的実施例における測定状
態を示すものであり、図2はその校正又は洗浄状態を示
すものである。この実施例において、測定セル1は上下
に貫通した被検水滞留部2を有し、その両側に密閉され
た光源室3及び受光室4をそれぞれ形成した枠体からな
っている。光源室3及び受光室4の下部対向面には開口
5及び6がそれぞれ形成され、これらを塞ぐ形で両室
3、4の対向壁面上に一対の光学窓7及び8が着設さ
れ、被検水滞留部2に接している。窓7及び8の対向面
は光源室3及び受光室4の底壁の内端7a及び8aと同
一面上にあり、慴動ブロック9の側面には窓7及び8に
それぞれ慴動可能に圧接する窓ワイパ兼用の一対のシー
ルリング10a、10bを装備して被検水滞留部2内を
上下に慴動できるようになっている。この被検水滞留部
2の横断面、したがって、慴動ブロック9の横断面の形
状は図3aの平面図に示す通り矩形状であり、慴動ブロ
ック9の他の2側辺11、12はセル1における被検水
滞留部の窓7及び8に隣接した対応側壁13、14との
間にわずかに間隙を有し、慴動ブロック9の慴動を容易
にするものである。シールリング10a、10bは慴動
ブロック9の下端部において両側壁を貫通した液室22
の開口部を包囲している。液室22の口径は測定セル1
における開口5、6の口径に対応し、図2aに示すよう
に、慴動ブロック9が慴動工程の下端における校正又は
洗浄位置を占めるとき、光源室3の開口5から受光室4
の開口6に至る測定光路を許容するようになっている。
光源室3内の開口5に対応する位置には光源ランプ15
及び特定波長選択用の光学フィルタ/モノクロメータ1
6が配置され、受光室4内の開口6に対応する位置には
適当な受光器17が配置されている。
【0018】慴動ブロック9には液室22に連通した洗
浄液又は純水のための通液路18a、18bが穿設され
ている。この通液路18a、18bの慴動ブロック9上
端における開口には、それぞれ洗浄液又は純水の供給管
及び排出管が適当な方法により接続される。図1a及び
図2aにおいて、慴動ブロック9の上方に示したブロッ
ク19は慴動ブロックのための駆動機構を代表するもの
である。
【0019】上記の構成によれば、測定セル1は図2に
示した測定位置、すなわち慴動ブロックが最下端位置に
維持された状態において被検水源20の水面に浸漬され
る。この状態において、ゼロ点を校正するときは、通液
路、総括して18を介して液室15内に純水を満たし、
この状態において光源ランプ15からフィルタ16を通
り、窓7、8間の液室22を通って受光器17に到達し
た光量を基準としてゼロ点を設定する。また、場合によ
っては、一定の汚染物質濃度又は濁度(スパン値)に対
応する単色光透過率を有する溶液を液室15に収容し、
スパン設定操作を行うこともできる。
【0020】測定セル1に対し、慴動ブロック9を図1
の測定位置まで引き上げると、被検水滞留部2は被検水
源20と連なり、被検水がこの滞留部2内に充満する。
この場合、ゼロ点校正時において、慴動ブロック9の下
端面21に付着していた油膜があったとしても、これは
慴動ブロック9の上昇に伴ってそのまま上昇するだけで
あり、光学窓7、8に実質的な影響を与えない。したが
って、受光器17は被検水の汚染量に応じて減衰した光
量を正確に受光することができる。
【0021】浸漬測定中においても、慴動ブロック9を
洗浄又は校正位置まで下降させると、シールリング10
a、10bがその慴動に際して窓の汚れを拭き取り、さ
らに、液室22内に塩酸等を含む適当な洗浄液を供給す
ることにより化学的に光学窓の汚れを溶解することがで
きる。
【0022】以上図1及び図2の基本実施例において
は、被検水滞留部及び慴動ブロックの横断面が矩形状の
場合について示したが、これを円形とし、かつこれに伴
ってシールリング10’を液室22の上下に位置する一
対の円形リングとして円筒状の慴動ブロック9’の外周
に装着することができる。この変形例を上方から見たも
のが図3bの平面図であり、液室22’は円筒状の慴動
ブロック9’に貫通形成されるため、図示しないが、測
定セル1’の光源側及び受光側の開口と整合できるよう
に適当な角度維持手段を装備すべきである。
【0023】図4及び図5は測定セル41が被検水滞留
部42を密閉した箱型構造の実施例における測定位置、
及び校正又は洗浄位置をそれぞれ示すものである。縦断
面で示す図4aにおいて、被検水滞留部42は直方体型
の密閉空間であり、例えば、正面壁の右上隅に形成され
た被検水導入口43より導入された被検水は、左下隅に
形成された被検水排出口44より排出されるようになっ
ている。被検水滞留部42の両側における光源室45及
び受光室46には同様に光源ランプ15及び受光器17
がそれぞれ配置され、それらの内側壁に光路設定用の開
口5及び6が設けられていることは基本実施例と同様で
ある。この実施例において、光源ランプ15の前には集
光レンズ47が配置され、受光器17の手前にはフィル
タ16が配置され、受光側において単色光を選択するよ
うになっている。基本的実施例とのこのような光学素子
配列の相違は設計仕様に応じて適当に選択される。被検
水滞留部42内には先の実施例と同様な石英窓7及び8
に慴動可能に圧接する同様な円形シールリング10a、
10bを両端に有する筒状の慴動ブロック48が収容さ
れる。この慴動ブロック48の上端からは、液供給路及
び液排出路を形成する接続管49a、49bが突設さ
れ、これらの管49a、49bはセル41の頂壁50に
形成された壁面孔に嵌合してセル外に導かれる。これら
の管49a、49bと壁面孔との間もシールリング51
により水密シールされている。
【0024】この実施例においても、被検水導入口43
及び排出口44が被検水源に接続され、滞留部42内に
被検水が導入される限り、前述した基本実施例と同様に
動作するものであるが、この場合には、被検水滞留部4
2が密閉室型であるため、水源の状態と関係なく安定し
た連続測定を行うのに適している。
【0025】図6及び7に示す実施例は図1に示した基
本実施例と同様な開放型測定セル61を用いるものであ
り、このセル61内において基本実施例と同一の参照数
字を付したものについては説明を省略する。セル61内
において、この実施例に固有の素子は受光器17の手前
において光路を横切ることができるスパン校正板62で
ある。スパン校正板62はその名の通り、被検水の一定
の汚染物質濃度又は濁度(スパン値)に対応する光透過
度を有する半透明板からなるものである。
【0026】この実施例における慴動ブロック63は校
正液専用の液室64及び洗浄液専用の液室65を上下に
隣接し、かつ互いに水密分離状態に形成した点が基本実
施例の慴動ブロック9と相違している。66a、66
b、及び67a、67bはそれぞれ校正液室64及び洗
浄液室65に連通する通液路である。この場合、洗浄液
室65は校正液室64の下側に位置している。
【0027】図7a、b及びcは洗浄位置、ゼロ校正位
置、及びスパン校正位置をそれぞれ示すものであり、測
定セル61を被検水源に浸漬する場合には、慴動ブロッ
ク63をこれら(a)、(b)、(c)の位置のいずれ
かにしておく。洗浄位置(a)及びゼロ校正位置(b)
の動作は、図1の基本実施例における場合と同様である
が、スパン校正(c)の動作においては、前述したスパ
ン校正板62を受光器17の手前まで下ろし静止させた
状態で液室64内に純水を満たし、光源ランプ15から
フィルタ16及び窓7、8に挟まれた純水及びこのスパ
ン校正板62を透過した光量を測定する。校正を終わる
とセル61を図6の位置にして被検水の測定を行う。
【0028】この実施例においては、厳密な測定値を得
るために校正時純水を供給するのみの校正液室と、塩酸
等の薬液を供給する洗浄液室とを区分したものであり、
しかも、ゼロ校正に加えて、スパン校正をも行って測定
スケール全体における精度を維持しようとするものであ
る。
【0029】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、被検
水面の油膜等に影響されないで、正確に水質測定を行
い、かつ洗浄液供給機構と、ワイパ兼用のシールリング
による機械的な窓面の拭き取りにより窓面の汚染を確実
に防止し、水質汚濁等の連続監視に適したフローセル型
光電光度計が提供される。例えば、本発明に従って低圧
水銀ランプを光源とし、選択波長254nm及び546
nmの二波長三光路連続測定方式による紫外線吸光光度
計を構成して、測定範囲を吸光度0〜0.5、1.0及
び2.0の3レンジ切換式とし、測定光路長を10mm
とした場合、その直線性はフルスケールの±5%以内、
繰り返し再現性はフルスケールの±2%以内、そしてゼ
ロドリフト及びスパンドリフトもフルスケールの±2%
以内であった。これは従来の直浸式フローセルを用いた
光電光度計に比して極めて安定な連続測定が可能である
ことを示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】aは基本実施例における直浸型光電光度計の測
定位置を示す正面断面図であり、bはその校正又は洗浄
位置におけるA−A断面図である。
【図2】aは図1の実施例校正又は洗浄位置における正
面断面図であり、bはその校正又は洗浄位置におけるB
−B断面図である。
【図3】aは図1の基本実施例の平面図、bはその変形
例を示す平面図である。
【図4】aは密閉型フローセルの実施例の測定位置を示
す正面方向から見た縦断面図であり、bはそのC−C断
面図である。
【図5】aは校正又は洗浄位置における図4の縦断面図
であり、bはそのD−D断面図である。
【図6】aは慴動ブロックにおいて校正液専用の液室及
び洗浄液専用の液室を分離形成した実施例の測定位置に
おける正面断面図であり、bはその側断面図である。
【図7】aは図6の実施例における洗浄位置を示す縦断
面図であり、bはゼロ校正位置を示す縦断面であり、そ
して、cはスパン校正位置を示す縦断面図である。
【符号の説明】 1 測定セル 2 被検水滞留部 3 光源室 4 受光室 5、6 開口 7、8 光学窓 7a、8a 受光室の底壁の内端 9 慴動ブロック 10a、10b シールリング 11、12 慴動ブロックの他の2側辺 13、14 側壁 15 光源ランプ 16 フィルタ/モノクロメータ 17 受光器 18 通液路 19 ブロック 20 被検水源 21 慴動ブロックの下端面 22 液室

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検水源に直浸もしくは連通可能な被検
    水滞留部を有する光電光度計の測定セルであって、前記
    被検水滞留部を挟んで垂直に配置された一対の光学窓に
    より被検水から水密シールされた光源室及び受光室をそ
    れぞれ形成し、前記光源室内に配置された光源から前記
    一対の窓間の被検水滞留部を経て前記受光室内に配置さ
    れた受光器に至る単色光測定用の光路を設定したもの
    と、 前記一対の光学窓に水密接触する少なくとも一対の窓ワ
    イパを兼ねたシールリングを有し、前記一対のシールリ
    ング間において前記一対の窓に対向した開口端を有する
    液室を前記被検水滞留部から水密・分離させて形成する
    とともに、この液室に連通した洗浄液又は純水のための
    通液路を形成してなる慴動ブロックであって、校正又は
    洗浄位置において前記液室が前記光路を包囲し、前記校
    正又は洗浄位置から後退した測定位置において前記一対
    の窓間の被検水滞留部を解放して被検水源に連通させる
    ようにしたもの、を備えたことを特徴とする光電光度
    計。
  2. 【請求項2】 前記被検水滞留部が前記測定セル内に設
    けられた被検水入口及び被検水出口を有する密閉室内に
    形成され、前記慴動ブロックが前記密閉室内に配置さ
    れ、前記慴動ブロックから延出した前記通液路を形成す
    る接続管が前記密閉室の壁面孔に嵌合してその室外に導
    かれたものであることを特徴とする請求項1記載の光電
    光度計。
  3. 【請求項3】 前記液室が、前記慴動ブロックの慴動方
    向に隣接し、かつ互いに水密・分離された第1及び第2
    の液室からなり、第1の液室を純水用通液路に連通した
    校正液室とし、第2の液室を洗浄液用通液路に連通した
    洗浄液室としたことを特徴とする請求項1記載の光電光
    度計。
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