JPH0895197A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0895197A
JPH0895197A JP22798294A JP22798294A JPH0895197A JP H0895197 A JPH0895197 A JP H0895197A JP 22798294 A JP22798294 A JP 22798294A JP 22798294 A JP22798294 A JP 22798294A JP H0895197 A JPH0895197 A JP H0895197A
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JP22798294A
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Toru Harada
徹 原田
Keiichi Suzuki
啓一 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】赤外センサーによる検知性、感度、非溶出性に
優れる。 【構成】式の染料を含有する。(式中、Z1 、Z2 は縮
環されてもよい5、6員含窒素複素環形成原子群を、R
1 、R2 は例えばアルキル基を、R3 、R5 は水素又は
互いに連結して5、6員環形成原子群を、R4 は2価の
連結基を表す。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は染色された親水性コロイ
ド層を有するハロゲン化銀写真感光材料(以下、単に感
光材料と言うことあり。)に関し、特に撮影する際また
は感光材料を自動現像機で処理する際に用いられる赤外
線センサーでの感光材料の位置を検出し易いようにする
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、感光材料を簡便に明室下で取り扱
うなどの目的から、そのような明室用感光材料用の撮影
装置や自動現像機などには、感光材料の有無を識別する
ために搬送系に光学式センサーが用いられている。特
に、Xレイ等の白黒感光材料におけるこれらの装置の多
くは、700nm以上の波長に光を発する発光ダイオー
ドや半導体レーザーを光源に、900nm付近に受光感
度ピークを持ち、約700nm〜1200nmに感度域
をもつ受光素子を組み合わせて使用されている。従っ
て、透過光による検出のためには、感光材料に少なくと
も700nm以上の光吸収性があることが望まれてい
た。一方、感光材料(特に、Xレイ等の白黒感光材料)
は迅速現像処理のニーズが高い。また、処理液の補充を
低減させるといったニーズも高くなっている。このニー
ズに対して塗布銀量を減少させる技術方向は有効であ
り、この傾向は大きな流れとなっている。しかしなが
ら、この時、塗布銀量を減少させたがために撮影装置や
自動現像機等の搬送系に設置されている光学式センサー
の遮光性が減少し、感光材料のセンサー検知性が低下し
搬送不良の原因となってしまう。
【0003】このセンサー検知のために、染料で感光材
料を染色する技術が提案されている。このようなセンサ
ー検知用染料は、下記の条件を満足する必要がある。 (1)赤外センサーに応じた適正な分光吸収を有するこ
と。 (2)写真化学的に不活性なこと。つまりハロゲン化写
真乳剤の性能に感度、潜像退行あるいはカブリ等の悪影
響を与えないこと。 (3)処理後の写真感光材料上に有害な着色を残さない
こと。 (4)溶液中あるいは写真感光材料中での経時安定性に
優れること。
【0004】このような染料として、例えば、特開平3
ー226736号にはインドトリカルボシアニンの水溶
性染料が、特開平3ー138640号にはインドトリカ
ルボシアニンの固体分散染料が掲示されている。さら
に、特開平1ー266536号には非感光性無機塩に吸
着されたシアニン染料が掲示されている。しかしなが
ら、上記の条件を全て満たす染料は見いだされていない
のが現状である。特に、(3)の条件を満たすために脱
色性染料が用いられてきているが脱色性染料を用いると
迅速現像処理及び処理液の補充の低減と言ったニーズに
対応できず、また脱色性染料は、しばしば他層に拡散す
るために(2)の条件を満足しないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、塗布銀量を減少させ、補充液量の少ない現像処
理系でなおかつ迅速現像処理に対応できるようなセンサ
ー検知用染料を含有するハロゲン化写真感光材料を提供
することである。本発明の第二の目的は、他層に拡散し
ないセンサー検知用染料を含有するハロゲン化銀写真感
光材料を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、下記の
ハロゲン化銀写真感光材料によって解決されることを見
いだした。 (1)下記一般式(I)で表される染料を少なくとも一
種を含有する親水性コロイド層を有することを特徴とす
るハロゲン化銀写真感光材料。
【0007】
【化4】
【0008】式中、Z1 及びZ2 は各々縮環してもよい
5または6員の含窒素複素環を形成するに必要な非金属
原子群を表し、R1 及びR2 は各々アルキル基、アルケ
ニル基またはアラルキル基を表し、R3 及びR5 は各々
水素原子または互いに連結して5または6員環を形成す
るに必要な非金属原子群を表し、R4 は2価の連結基を
表し、a及びbは各々0または1を表し、Xはアニオン
を表し、nは1または2を表し、染料が分子内塩を形成
するときはnは1である。
【0009】(2)下記一般式(II)で表される染料を
少なくとも一種を含有する親水性コロイド層を有するこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
【0010】
【化5】
【0011】式中、Z3 及びZ4 は各々ベンゼン環また
はナフタレン環を表し、Y1 及びY 2 は各々−C(R6)
(R7)−,−N(R8)−,−O−または−S−を表し、
6,R7 及びR8 は各々アルキル基を表し、R6 とR
7 が互いに連結して環を形成してもよい。R1 及びR2
は各々アルキル基、アルケニル基またはアラルキル基を
表し、R3 及びR5 は各々水素原子または互いに連結し
て5または6員環を形成するに必要な非金属原子群を表
し、Q1 及びQ2 は各々−S−,−O−または−N(R
9)−を表し、R9 は水素原子またはアルキル基を表し、
Aはアルキレン基、アリーレン基または−A1 −Q3
2 −で表される基を表し、Q3 は−SO2 −またはY
1 と同義の基を表し、A1 及びA2 は各々アルキレン基
またはアリーレン基を表し、M1 及びM2 は各々水素原
子または陰電荷を表す。
【0012】(3)下記一般式(III)で表される染料を
少なくとも一種を含有する親水性コロイド層を有するこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
【0013】
【化6】
【0014】式中、R1 及びR2 は各々アルキル基、ア
ルケニル基またはアラルキル基を表し、R3 及びR5
各々水素原子または互いに連結して5または6員環を形
成するに必要な非金属原子群を表し、R10,R11、R12
及びR13は各々アルキル基を表し、R10とR11,R12
13が互いに連結して環を形成してもよい。Q1 及びQ
2 は各々−S−,−O−または−N(R9)−を表し、R
9 は水素原子またはアルキル基を表し、Aはアルキレン
基、アリーレン基または−A1 −Q3 −A2 −で表され
る基を表し、Q3 は−SO2 −またはQ1 と同義の基を
表し、A1 及びA2 は各々アルキレン基またはアリーレ
ン基を表し、M1 及びM2 は各々水素原子または陰電荷
を表す。
【0015】以下、本発明を詳細に説明する。先ず、各
一般式について説明する。一般式(I)において、
1 、Z2 で表される縮環してもよい5または6員の含
窒素複素環は、オキサゾール環、イソオキサゾール環、
ベンゾオキサゾール環、ナフトオキサゾール環、チアゾ
ール環、ベンゾチアゾール環、ナフトチアゾール環、イ
ンドレニン環、ベンゾインドレニン環、イミダゾール
環、ベンゾイミダゾール環、ナフトイミダゾール環、キ
ノリン環、ピリジン環、ピロロピリジン環、フロピロー
ル環等の環を挙げることができる。好ましくはベンゼン
環またはナフタレン環に縮環した5員環である。さらに
好ましくは、インドレニン環である。また、置換基(例
えば、スルホ、カルボキシ、メチル、ハロゲン原子)を
有していてもよく、好ましくは、カルボキシ基をそのベ
ンゼン環もしくはナフタレン環上に有した縮環5員環で
ある。最も好ましくは、カルボキシ基をそのベンゼン環
上に有したインドレニン環である。
【0016】R1 及びR2 で表されるアルキル基は、炭
素数1から10、より好ましくは1から6のアルキル基
(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブ
チル、ペンチル、ヘキシル)であり、置換基(例えば、
カルボキシ、アルコキシ、クロル原子)を有していても
よい。R1 及びR2 で表されるアラルキル基は、炭素数
7から10のアラルキル基(例えば、ベンジル、フェニ
ルエチル)であり、置換基(例えば、メチル、カルボキ
シ、アルコキシ、クロル原子)を有していてもよい。R
1 及びR2 で表されるアルケニル基は、炭素数2から6
のアルケニル基(例えば、2ーペンテニル、ビニル、2
ーブテニル、1ープロペニル)であり、置換基(例え
ば、カルボキシ、アルコキシ、クロル原子)を有してい
てもよい。R1 及びR2 としては、メチル、エチル、n
−プロピル、n−ブチル、n−ヘキシル、1−プロペニ
ル、ベンジル、4−カルボキシベンジルが中でも好まし
く、メチル基が最も好ましい。
【0017】R3 及びR5 は各々水素原子または互いに
連結して5または6員環(例えば、シクロペンテン環、
シクロヘキセン環)を形成するに必要な非金属原子群を
表し、その5または6員環は、置換基(例えば、メチ
ル、t−ブチル、フェニル)を有していてもよい。
【0018】R4 で表される2価の連結基としては、−
1 −A−Q2 −で表される基が好ましい。ここで、Q
1 及びQ2 は各々−S−,−O−または−N(R9)−を
表し、R9 は水素原子またはアルキル基を表し、Aはア
ルキレン基、アリーレン基または−A1 −Q3 −A2
で表される基を表し、Q3 は−SO2 −またはQ1 と同
義の基を表し、A1 及びA2 は各々アルキレン基または
アリーレン基を表す。
【0019】−Q1 −A−Q2 −で表される基は、好ま
しくは、−N(R9)−A−N(R9)−,−O−A−O−
または−S−A−S−で表される基であり、さらに好ま
しくは、−S−A−S−で表される基である。A、A1
及びA2 におけるアルキレン基は、詳しくは炭素数1か
ら10(より好ましくは、2から4)で、置換基(例え
ば、メチル、クロル原子、カルボキシ、ヒドロキシ)を
有していてもよいアルキレン基(例えば、エチレン、プ
ロピレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチ
レン、ヘキサメチレン)である。
【0020】A、A1 及びA2 におけるアリーレン基
は、詳しくは炭素数6から12(より好ましくは、6か
ら8)で、置換基(例えば、メチル、クロル原子、カル
ボキシ、メトキシ、メトキシカルボニル)を有していて
もよいアリーレン基(例えば、p−フェニレン、1、4
ーナフチレン、1、5ーナフチレン)である。R9 にお
けるアルキル基は、R1 で述べたアルキル基と同義であ
る。Q3 で表される−SO2 −及びQ1 と同義の基の中
で好ましいものは、−SO 2 −、または−S−である。
より好ましくは、R1 及びR2 がアルキル基であり、R
3 とR5 で5または6員環を形成し、Q1 及びQ2 が−
S−,Aがアルキレン基またはアリーレン基である化合
物である。R4 で表される2価の連結基(−Q1 −A−
2 −で表される基を含む。)の具体例としては、下記
のものが挙げられる。
【0021】
【化7】
【0022】Xで表されるアニオンとしては、ハロゲン
イオン(Cl,Br,I)、p−トルエンスルホン酸イ
オン、エチル硫酸イオン、PF6 - ,BF4 - ,ClO
4 -等が挙げられる。nは1または2を表し、染料が分
子内塩を形成するときは1である。
【0023】本発明において、一般式(I)で表される
染料は好ましくは前述の一般式(II)で表される染料で
ある。即ち、本発明は好ましくは前述の一般式(II)で
表される染料を少なくとも一種含む親水性コロイド層を
有するハロゲン化銀写真感光材料である。
【0024】一般式(II)について詳説する。Z3 及び
4 は各々ベンゼン環またはナフタレン環を表す。好ま
しくはベンゼン環である。Z3 及びZ4 におけるベンゼ
ン環またはナフタレン環には−CO21 、−CO2
2 が置換しているが、それ以外に置換基を有していても
よい。R1 ,R2 、R6 、R7 、R8 及びR9 で表され
るアルキル基は、一般式(I)のR1 ,R2 のアルキル
基と同義である。R1 及びR2 で表されるアルケニル基
及びアラルキル基は一般式(I)のR1 ,R2 のアルケ
ニル基、アラルキル基と同義である。R3 及びR5 は一
般式(I)のR3 及びR5 と同義である。R6とR7
互いに連結して形成する環としては、シクロペンタン、
シクロヘキサン等が挙げられる。Y1 及びY2 は、−C
(R6)(R7)−が好ましく、−C(CH3)(CH3)−が
最も好ましい。
【0025】−Q1 −A−Q2 −で表される基について
は前述の一般式(I)で説明したものと同義である。Q
1 及びQ2 で表されるR9 は、一般式(I)のR9 と同
義である。A,A1 及びA2 で表されるアルキレン基、
アリーレン基は、一般式(I)のAのアルキレン基及び
アリーレン基と同義である。Q3 で表される−SO2
及びQ1 と同義の基の中で好ましいものは、−SO
2 −、または−S−である。
【0026】一般式(II)においてより好ましくは、R
1 及びR2 がアルキル基であり、R 3 とR5 で5または
6員環を形成し、Q1 及びQ2 が−S−,Aがアルキレ
ン基またはアリーレン基である化合物である。
【0027】本発明においては、一般式(II)で表され
る染料は前述の一般式(III)で表される染料であること
が好ましく、即ち、本発明は、前述の一般式(III )で
表される染料を少なくとも一種を含む親水性コロイド層
を有するハロゲン化銀写真感光材料がより好ましい。
【0028】一般式(III )について詳説する。R1
2 、R3 、R5 、Q1 ,Q2 及びAで表される基は一
般式(II)のそれと同義である。−Q1 −A−Q2 −で
表される基については前述の一般式(I)で説明したも
のと同義である。R10,R11、R12及びR13のアルキル
基は、好ましくはメチル基、エチル基であり、R10とR
11、R12とR13が互いに連結し環(例えば、シクロペン
タン、シクロヘキサン)を形成してもよい。
【0029】より好ましくは、R1 及びR2 がアルキル
基であり、R3 とR5 で5または6員環を形成し、Q1
及びQ2 が−S−,Aがアルキレン基またはアリーレン
基である化合物である。
【0030】さらに好ましくは、本発明の染料が非溶出
性の固体微粒子分散状の染料である。本発明の具体例を
以下に示すが、本発明の範囲はこれらに限定されるもの
ではない。
【0031】
【化8】
【0032】
【化9】
【0033】
【化10】
【0034】
【化11】
【0035】
【化12】
【0036】
【化13】
【0037】
【化14】
【0038】
【化15】
【0039】
【化16】
【0040】本発明の化合物の一般的な合成法を次に示
す。塩基性母核の代表例として、カルボキシインドレニ
ン(化合物1)を用いた。
【0041】
【化17】
【0042】合成例を次に示す。 化合物1の合成 化合物(1)58.4g及びメチルアルコール180ml
の混合物に、トリエチルアミン52.5ml,化合物
(2、但しn=3)26.9gを加え、さらに無水酢酸
42mlを添加した。室温で3時間攪拌した後、析出した
結晶を濾別し化合物(3、但しn=3)を33.6g得
た。化合物(3、但しn=3)1.43gをジメチルホ
ルムアミド10mlに溶解し、トリエチルアミン0.7ml
及び1,4−ベンゼンジチオール0.22gを添加し4
0℃で1時間攪拌し析出した結晶を濾別し、0.5gの
化合物1を得た。 λmax :714.8nm ε:1.69×105 (pH
10の水溶液に溶解し測定した) 融点:270℃以上
【0043】化合物3の合成 上記で合成した化合物(3、但しn=3)5.7gおよ
びメチルアルコール30mlの混合物にトリエチルアミン
2.8ml加え、さらに1、2ージメルカプトエタン0.
47gを加え、室温で3時間攪拌し析出した結晶を濾別
し、1.6gの化合物3をえた。 λmax :710.0nm ε:2.7×105 (pH1
0の水溶液に溶解し測定した) 融点:270℃以上 その他の化合物も同様に合成できる。
【0044】本発明の染料は、好ましくは非溶出性、す
なわち現像処理の前後でスペクトル変化が実質的にない
染料である。本発明の染料は、感光材料中でのλmax
が約700〜1000nm、より好ましくは、850〜
950nmであり、可視部の吸収が少ないかあっても写
真性に無害である。
【0045】本発明の染料は固体微粒子分散状で用いる
のが好ましい。固体微粒子分散状にするには、特開昭5
2ー92716号、国際公開88/04794号に記載
のボールミル、振動ボールミル、遊星ボールミル、サン
ドミル、コロイドミル、ジェットミル、ローラーミル等
の分散機を用いて行なうことができるが、縦型あるいは
横型の媒体分散機が好ましい。いずれの場合も溶媒(例
えば、水、アルコール等)を共存させてもよく、さらに
分散用界面活性剤を用いるのが好ましい。分散用界面活
性剤としては、特開昭52ー92716号、国際公開8
8/04794号記載のアニオン性界面活性剤が主に用
いられている。そのほかに必要に応じてアニオン性ポリ
マー、ノニオン性あるいはカチオン性界面活性剤を使用
することができる。好ましくは、アニオン性界面活性剤
である。
【0046】また、本発明の染料を適当な溶媒中で溶解
させた後、本発明の染料の貧溶媒を添加し微粒子粉末状
を得てもよい。この場合にも上述した分散用界面活性剤
を用いてもよい。或は、pHをコントロールさせること
によってまず溶解し、その後pHを変化させて微結晶化
してもよい。分散体中の本発明の染料の微粒子分散粒子
は平均粒径0.005〜10μm、好ましくは0.01
〜1μm、さらに好ましくは0.01〜0.5μmであ
り、場合によっては0.01〜0.1μmであることが
特に好ましい。
【0047】本発明による染料及びその固体微粒子分散
体は、0.001g/m2〜1.0g/m2の範囲で塗布さ
れて用いられ、好ましくは、0.005g/m2〜0.5
g/m2で用いられる。本発明の染料の他に、公知の染料
を併用することができる。そのような染料の例は、特開
平2ー103536号の第17頁に記載されているもの
が挙げられる。
【0048】本発明に用いる親水性コロイドとして最も
好ましいものはゼラチンである。ゼラチンとしては、い
わゆる石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵素処理ゼ
ラチン、ゼラチン誘導体及び変性ゼラチン等当業界で一
般に用いられているものはいずれも用いることができ
る。これらのゼラチンのうち、最も好ましく用いられて
いるのは石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチンである。
【0049】ゼラチン以外の親水性コロイドも用いるこ
とができる。それらについては、特開平6ー67338
号の第18頁に記載されている。本発明の染料は、親水
性コロイド層に用いるが、例えばバック層、ハロゲン化
銀乳剤層、保護層のいずれにも添加することができる。
好ましくは、保護層である。
【0050】本発明の感光材料に用いられる支持体、ハ
ロゲン化銀乳剤、各種添加剤、現像処理方法等に関して
は特に制限がなく、例えば、特開平6ー67383号の
第18〜19頁に記載されたものを好ましく用いること
ができる。尚、ハロゲン化銀乳剤は、対象となる光学式
センサーの光の波長に実質的に感度を有しないことが必
要であることはいうまでもない。
【0051】本発明の感光材料に用いられるハロゲン化
銀乳剤は,臭化銀、塩臭化銀、沃塩臭化銀等、いかなる
組成のものでもかまわない。なかでも塩臭化銀が好まし
い。更には、20〜100モル%のクロル含量を含む塩
臭化銀が好ましい。
【0052】本発明は、印刷感光材料、マイクロフィル
ム用感光材料、医療用Xレイ感光材料、工業用Xレイ感
光材料、一般ネガ感光材料、一般リバーサル感光材料等
の白黒ハロゲン化銀写真感光材料及び一般カラーネガ感
光材料、一般カラーリバーサル感光材料に適用すること
ができる。好ましくは、医療用Xレイ感光材料である。
【0053】本発明の感光材料、特にXレイ感光材料
(両面感光材料の場合)の塗布銀量は、1g/m2〜4g
/m2(両面の合計)が好ましく、更には1.5g/m2
3.0g/m2(両面の合計)が好ましい。
【0054】光学式センサーは、700nm以上の波長
に光を発する発光ダイオードや半導体レーザーを光源
に、900nm付近に受光感度ピークを持ち、約700
nm〜1200nmに感度域をもつ受光素子を組み合わ
せて使用されている。発光ダイオードとしては、GL−
514(シャープ株式会社製)、TLN108(東芝株
式会社製)などがあげられ、受光素子としては、PT5
01(シャープ株式会社製),TPS601A(東芝株
式会社製)などが挙げられる。このような光学式センサ
ーシステムを用いた自動現像機については、各社から販
売されている。
【0055】本発明の感光材料を自動現像機で処理する
際の現像処理については、特開平3ー13937号20
〜21頁、25頁、30〜33頁、40頁、45〜46
頁、52〜53頁、特開平3ー171136号18頁〜
19頁、特開平6ー43583号27頁記載の処理方法
など如何なる処理方法にも適応できる。尚、本発明の感
光材料の現像処理時間は、30秒〜240秒が好まし
く、更には30秒〜120秒が好ましい。また、その際
の補充量は、20ml/m2〜300ml/m2の範囲が好まし
く、更には50ml/m2〜130ml/m2の範囲が好まし
い。
【0056】本発明の感光材料は、撮影用装置の搬入に
おけるセンサー検知にも適用することができる。このよ
うな光学式センサーが設置されている撮影装置として
は、種々のものが各社(千代田メディカル(株)、コニ
カ(株)、キャノン(株)、東芝(株)、島津製作所
(株)など)から市販されている。
【0057】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
【0058】実施例1 (乳剤塗布液の調整)水820cc中に、塩化ナトリウム
3g、平均分子量2万の低分子量ゼラチン、および4−
アミノピラゾロ〔3,4−d〕ピリミジン(東京化成工
業株式会社製)0.04gを添加し、55℃に保った溶
液中へ、攪拌しながら硝酸銀10.0gを含む水溶液
と、臭化カリウム5.61gおよび塩化カリウム0.7
2gを含む水溶液とをダブルジェット法により30秒間
で添加した。ついで、酸化処理ゼラチン(過酸化水素処
理したアルカリ処理ゼラチン)20gおよび塩化カリウ
ム6gを含む水溶液を添加した。そのままの状態で、2
5分間保持した。次ぎに、硝酸銀155gを含む水溶液
と、臭化カリウム87.3gおよび塩化カリウム21.
9gを含む水溶液をダブルジェット法で58分間で添加
した。このときの流量は、添加終了時の流量が添加開始
時の流量の3倍になるように加速した。さらに引き続い
て、硝酸銀5gを含む水溶液と、臭化カリウム2.7
g、塩化ナトリウム0.6gおよびK4Fe(CN)6 0.01
3gを含む水溶液をダブルジェット法で3分間かけて添
加した。この後、温度を35℃に下げ、沈降法により可
溶性塩類を除去したのち40℃に昇温して、ゼラチン2
8gと硝酸亜鉛0.4g、プロキセル0.051gを添
加し、苛性ソーダによりpH6.0に調整した。得られ
た粒子は、全粒子の投影面積の80%以上がアスペクト
比3以上の粒子からなり、投影面積直径の平均値が0.
85μm 、厚みの平均値が0.151μm であり、塩化
銀含量は20モル%であった。温度を56℃に昇温した
後、攪拌しながら沃化銀微粒子(平均粒子径0.05μ
m )を銀量に換算して0.002モル添加し、ついでエ
チルチオスルフォン酸ナトリウム4.8mg、下記構造の
増感色素(1) を520mg、4−ヒドロキシ−6−メチル
−1,3,3a,7−テトラザインデン112mgを添加
した。さらに塩化金酸1.8mg、チオシアン酸カリウム
100mg、チオ硫酸ナトリウム5水和物1.8mgと下記
構造のセレン化合物を2.15mgを添加した。50分間
化学熟成したのち急冷して乳剤とした。
【0059】
【化18】
【0060】
【化19】
【0061】この乳剤にハロゲン化銀1モルあたり、下
記の薬品を添加して塗布液とした。 ・2,6−ビス(ヒドロキシアミノ)−4−ジエチルアミノ −1,3,5−トリアジン 80mg ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量4.1万) 4.0g ・化合物A
【0062】
【化20】
【0063】 ・エチルアクリレート/アクリル酸/メタアクリル酸 =95/2/3の組成比の共重合可塑剤 20.0g ・ニトロン 50mg ・化合物B
【0064】
【化21】
【0065】 ・ゼラチン 乳剤層の塗布ゼラチン量が1.2g/m2 になるよう添加した。
【0066】(写真材料の調製)上記乳剤層塗布液を両
面に下塗をほどこしたポリエチレンテレフタレートフィ
ルムの両面に塗布し、写真感光材料101〜115を得
た。このとき乳剤層及び表面保護層の塗布量は下記のと
おり。(片面当り)
【0067】 <乳剤層> ・塗布銀量 1.25g/m2 <表面保護層> ・ゼラチン 0.61g/m2 ・デキストラン(平均分子量3.9) 0.61g/m2 ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量4.1万) 70mg/m2 硬膜剤は1,2−ビス(スルホニルアセトアミド)エタン を56mg/m2となるように塗布した。 ・マット剤(平均粒径3.5μm ) ポリメチルメタアクリレート/メタアクリル酸=9/1の 共重合体 0.06g/m2 ・4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザ インデン 15.5mg/m2 ・塗布助剤
【0068】
【化22】
【0069】なお、染料の固体分散物は、乳剤層または
表面保護層中に表1に示した本発明の染料、及び比較用
染料を示した塗布量にて添加塗布した。
【0070】
【化23】
【0071】染料の固体分散物は次の方法で得た。 (染料分散物の調製)染料は、できる限り乾燥させない
でウェットケーキとして取扱い、乾燥固形分2.5gに
対し、5%のカルボキシメチルセルロース水溶液15g
を加えて、全量を63.3gとしてよく混合してスラリ
ーとした。直径0.8〜1.2mmのガラスビーズを10
0cc用意し、このスラリーを分散機(1/16G、サンドグ
ラインダーミル;アイメックス(株)製)に入れて、1
2時間分散した後、染料濃度が2%となるように水を加
えて、染料分散物を得た。
【0072】自動現像機処理 自現機は、富士写真フイルム社製自現機FPM−900
0型を改造したものであり、その処理工程は下記の通り
である。1日の感材平均処理量は四切サイズ換算で約2
00枚である。
【0073】 処理工程 処理槽液量 処理温度 処理パス長 処理時間 現 像 22リットル 35℃ 613mm 8.8秒 (液面面積と処理槽容量比= 25cm2/リットル) 定 着 15.5リットル 32℃ 539mm 7.7秒 水 洗 15リットル 17℃ 263mm 3.8秒 流水 スクイズ 304mm 4.4秒 乾 燥 温風58℃ 368mm 5.3秒 (ヒートローラー 100℃2対) トータル 2087mm 30.0秒
【0074】処理液およびその補充については次の通り
である。 (濃縮液の調製) <現像液> パーツ剤A 水酸化カリウム 270g 亜硫酸カリウム 1125g 炭酸ナトリウム 450g ホウ酸 75g ジエチレングリコール 150g ジエチレントリアミン五酢酸 30g 1−(N,N−ジエチルアミノ)エチル−5− メルカプトテトラゾール 1.5g ハイドロキノン 405g 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル −3−ピラゾリドン 30g 水を加えて 4500ml
【0075】 パーツ剤B トリエチレングリコール 750g 3,3′−ジチオビスヒドロ桂皮酸 3g 氷酢酸 75g 5−ニトロインダゾール 4.5g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 67.5g 水を加えて 1000ml
【0076】 パーツ剤C グルタールアルデヒド(50wt/vol%) 150g 臭化カリウム 15g メタ重亜硫酸カリウム 120g 水を加えて 750ml
【0077】 <定着液> チオ硫酸アンモニウム(70wt/vol%) 3000ml エチレンジアミン四酢酸・二ナトリウム・二水塩 0.45g 亜硫酸ナトリウム 225g ホウ酸 60g 1−(N,N−ジメチルアミノ)エチル−5− メルカプトテトラゾール 15g 酒石酸 48g 氷酢酸 675g 水酸化ナトリウム 225g 硫酸(36N) 58.5g 硫酸アルミニウム 150g 水を加えて 6000ml pH 4.68
【0078】処理液の調製 上記現像液濃縮液を下記の各パーツ剤毎に充填した。こ
の容器はパーツ剤A、B、Cの各部分容器が容器自身に
よって一つに連結されているものである。
【0079】また、上記定着液濃縮液も同種の容器に充
填した。まず、現像槽内にスターターとして、酢酸54
gと臭化カリウム55.5gを含む水溶液300mlを添
加した。上記処理剤入容器を逆さにして自現機の側面に
装着されている処理液ストックタンクの穿孔刃にさしこ
んで、キャップの封止膜を破り、容器内の各処理剤をス
トックタンクに充填した。
【0080】これらの各処理剤を下記の割合で自現機の
現像槽、定着槽に、それぞれ自現機に設置されているポ
ンプを作動して満たした。また、感材が四切サイズ換算
で8枚処理される毎にも、この割合で、処理剤原液と水
とを混合して自現機の処理層に補充した。
【0081】 現像液 パーツ剤A 60ml パーツ剤B 13.4ml パーツ剤C 10ml 水 116.6ml pH 10.50
【0082】 定着液 濃縮液 80ml 水 120ml pH 4.62
【0083】水洗槽には水道水を満たした。
【0084】(試料の評価) (センサー検出性の評価)試料を、各水準10枚それぞ
れ自動現像機(富士写真フイルム(株)製FPM900
0を改造)のフィルム挿入口より挿入し、検出された枚
数を評価した。この自動現像機は、フィルム挿入口に一
対の赤外線発光素子(シャープ(株)製GL−514
(950nm))と受光素子(シャープ(株)製PT50
1B(800nm))を有し、赤外線が試料の挿入に伴っ
て遮断されると、搬送ローラーが始動して自動的に試料
フィルムを現像槽へと搬送する機構となっている。
【0085】(非溶出性の評価)前述の自動現像機処理
を行い、四切100枚処理後の現像液の着色の程度を目
視にて評価した。なお、表中「〇」は液の着色が全く問
題にならないことを示し、「×」は次第に着色し問題と
なることを示す。
【0086】(写真感度の評価)露光には、スクリーン
として富士写真フイルム(株)製HR−4スクリーンを
使用した。常法に従い、HR−4スクリーン2枚の間に
試料を密着させる様に挟み、水ファントーム10cmを通
してX線露光を行ったのち、自動現像機処理を行い画像
を得た。相対感度は、かぶり値(ベース濃度含む)+
1.0を基準点にして、試料101の感度を100とし
て相対値で表した。得られた結果を表1に示す。
【0087】
【表1】
【0088】以上の結果から明らかなように、本発明に
したがって調製された試料はいずれも、センサー検出適
性があり、高感度で鮮明な画像が得られ、かつ、液の汚
染も少なく、低補充化、迅速現像処理に対応できるとい
う優れた写真感光材料である。
【0089】
【発明の効果】本発明の染料を用いた感光材料は、セン
サー検知性に優れているばかりでなく、写真感度の低下
も少ない。また本発明の染料は非溶出性であり、補充液
量の少ない現像処理系でなおかつ迅速現像処理に対応で
きることがわかった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表される染料を少な
    くとも一種を含有する親水性コロイド層を有することを
    特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 【化1】 式中、Z1 及びZ2 は各々縮環されてもよい5または6
    員の含窒素複素環を形成するに必要な非金属原子群を表
    し、R1 及びR2 は各々アルキル基、アルケニル基また
    はアラルキル基を表し、R3 及びR5 は各々水素原子ま
    たは互いに連結して5または6員環を形成するに必要な
    非金属原子群を表し、R4 は2価の連結基を表し、a及
    びbは各々0または1を表し、Xはアニオンを表し、n
    は1または2を表し、染料が分子内塩を形成するときは
    nは1である。
  2. 【請求項2】 下記一般式(II)で表される染料を少な
    くとも一種を含有する親水性コロイド層を有することを
    特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 【化2】 式中、Z3 及びZ4 は各々ベンゼン環またはナフタレン
    環を表し、Y1 及びY 2 は各々ーC(R6)(R7)−,−
    N(R8)−,−O−または−S−を表し、R6,R7
    びR8 は各々アルキル基を表し、R6 とR7 が互いに連
    結して環を形成してもよい。R1 及びR2 は各々アルキ
    ル基、アルケニル基またはアラルキル基を表し、R3
    びR5 は各々水素原子または互いに連結して5または6
    員環を形成するに必要な非金属原子群を表し、Q1 及び
    2 は各々ーS−,−O−または−N(R9)−を表し、
    9 は水素原子またはアルキル基を表し、Aはアルキレ
    ン基、アリーレン基または−A1 −Q3 −A2 −で表さ
    れる基を表し、Q3 は−SO2 −またはQ1 と同義の基
    を表し、A1 及びA2 は各々アルキレン基またはアリー
    レン基を表し、M1 及びM2 は各々水素原子または陰電
    荷を表す。
  3. 【請求項3】 下記一般式(III )で表される染料を少
    なくとも一種を含有する親水性コロイド層を有すること
    を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 【化3】 式中、R1 及びR2 は各々アルキル基、アルケニル基ま
    たはアラルキル基を表し、R3 及びR5 は各々水素原子
    または互いに連結して5または6員環を形成するに必要
    な非金属原子群を表し、R10,R11、R12及びR13は各
    々アルキル基を表し、R10とR11,R12とR13が互いに
    連結して環を形成してもよい。Q1 及びQ2 は各々−S
    −,−O−または−N(R9)−を表し、R9 は水素原子
    またはアルキル基を表し、Aはアルキレン基、アリーレ
    ン基または−A1 −Q3 −A2 −で表される基を表し、
    3 は−SO2 −またはQ1 と同義の基を表し、A1
    びA2 は各々アルキレン基またはアリーレン基を表し、
    1 及びM2 は各々水素原子または陰電荷を表す。
  4. 【請求項4】 前記染料が非溶出性の固体微粒子分散状
    の染料であることを特徴とする請求項1、2または3記
    載のハロゲン化銀写真感光材料。
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