JPH089223Y2 - 地盤改良装置 - Google Patents

地盤改良装置

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JPH089223Y2
JPH089223Y2 JP1989060771U JP6077189U JPH089223Y2 JP H089223 Y2 JPH089223 Y2 JP H089223Y2 JP 1989060771 U JP1989060771 U JP 1989060771U JP 6077189 U JP6077189 U JP 6077189U JP H089223 Y2 JPH089223 Y2 JP H089223Y2
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blade
stirring
soil
blades
small
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実 辻田
経 西尾
良三 東保
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Onoda Chemico Co Ltd
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Onoda Chemico Co Ltd
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は地盤改良装置、特に土木工事のうち、地中
に固化材等の地盤改良材を混入し、該固化材を軟弱土と
撹拌混合する大容量の地盤改良工法に用いる地盤改良装
置に関するものである。
従来の技術 従来の軟弱地盤の改良工法に用いる装置として、例え
ば、第5図に示すように先端に掘削刃3を軸身1aの複数
箇所に撹拌翼2〜2bをそれぞれ設けた掘削軸1からなる
装置が知られている。
考案が解決しようとする課題 この装置は、固化材と土壌との撹拌混合時、特に粘性
の強い土壌の場合土が撹拌翼に付着し易く、そのために
撹拌翼と土が共まわりし、混合精度が悪くなり、固結土
の強度のバラツキが大きくなるなどの欠点がある。
上述の付着土と撹拌翼との共まわり防止対策として第
6図に示すように共まわり防止板7を設けることによっ
て土壌の共まわりを防止できる。
しかし、土の粘性によっては、共まわり防止板7ごと
土と共まわりを起こし、固化材と掘削土との混合精度が
悪くなる問題がある。
課題を解決するための手段 この考案は、掘削軸の撹拌翼に土が付着するのを防止
し、撹拌翼に付着した土の共まわり現象から生ずる固化
材と掘削土との混合精度が悪くなる問題点を解決するこ
とを目的とするものである。
この考案の地盤改良装置は、掘削刃と撹拌翼とを設け
た掘削軸を回転さながら地中に貫入あるいは上昇させて
掘削軸の回転上下動により掘削軸と固化材を撹拌混合
し、地盤を固結させる地盤改良装置において、撹拌翼の
上面または上下面で近接して、小羽根を設け、又必要に
応じ、該小羽根に近接して共まわり防止板を設けたこと
である。
また、前記小羽根の翼端を、前記撹拌翼の水平方向に
張出した翼端よりも内方に位置させたことである。
実施例 この考案の地盤改良装置の実施例を図面に基づき説明
するが同一図面符号はその名称も機能も同一である。
第1図及び第2図は、第1実施例で第1図において、
1は掘削軸であり、該掘削軸は先端部に掘削刃3を、胴
部に撹拌翼2および2aを設けてある。
また、掘削軸1の上部に二重管構造の中空回転ロッド
4を取り付ける。
中空回転ロッド4は、図示していない杭打機の昇降装
置で支持され、かつ駆動装置により回転し、前記掘削軸
1を地中に貫入し、又上昇させる。
また掘削軸1は上記中空回転ロッド4の中空部の固化
材供給路5を有している。なお8は、固化材吐出口であ
る。
この様に構成した掘削軸1の胴部に設けた撹拌軸2の
上面または上下面に近接して小羽根6を設け、上記二重
管構造の中空回転ロッド4の内管を介して小羽根6を回
転させる。
撹拌翼2、2a、小羽根6は必要により多段に設けても
よく、小羽根6の回転は、撹拌翼2、2aの回転方向と逆
の方向に回転させるのが好ましい。
なお小羽根6は翼端6aが撹拌翼2、2aの翼端より内方
に位置する様に形成する。
第3図及び第4図は、他の実施例で、掘削軸1を2本
併設した多軸構造とし、掘削軸1のそれぞれの胴部に設
けた撹拌翼2の上下両面に近接して、小羽根6を設けた
もので、該小羽根6は、二重構造の中空回転ロッド4の
内管を介して撹拌翼2の回転方向と逆方向に回転するよ
うに設けられ、また上記小羽根6に近接して共まわり防
止板7を設けた地盤改良装置としたものである。
作用・効果 この考案の地盤改良装置を用いて地盤改良を行う場
合、駆動装置により掘削刃3、撹拌翼2、小羽根6を回
転させながら地中の所定位置まで貫入する。
所定位置に掘削軸が達した後、地上に設置された固化
材圧送機(図示せず)から固化材を、該圧送機に連通す
る中空回転ロッド4の固化材供給路5を経て掘削刃の吐
出口8より吐出させて掘削土と固化材を撹拌混合する。
さらに撹拌混合を続けながら所定の位置まで掘削軸を
貫入する。この時共まわり防止板7は、掘削刃3、撹拌
翼2及び小羽根6で土を撹拌した後から、各掘削軸1問
に遊嵌された状態で回転せずに上方へ押し込まれる。所
定の位置に達した後、中空回転ロッド4を回転させたま
ま上方へ引き上げ、さらに撹拌混合をしながら地上へ引
き抜く。
この場合必要があればさらに貫入引き上げを繰り返し
撹拌混合してもよい。この掘削軸1の貫入引き上げ時
に、撹拌翼2及び小羽根6は回転し、撹拌翼2に付着す
る掘削混合土を小羽根6で常にかき落し、撹拌翼2は常
に新鮮な状態で掘削土と固化材を均一に混練することが
できる。
また、小羽根6の翼端6aを撹拌翼2の翼端より外方に
位置させた場合に、一部撹乱されていない土壌内を小羽
根6は回転するので大きなトルクが必要となり、さらに
小羽根6の翼端6aによる孔壁の乱、すなわち凹凸などが
でき設計通りの改良径が得られないが、小羽根6の翼端
6aを撹拌翼2の翼端より内方に位置させることにより、
小羽根は撹拌翼によって攪乱された土壌内を回転するの
で、小さなトルクで回転させることができ経済的である
上に、改良径は撹拌翼の径で設計されるので、設計通り
の改良を得ることができる。
さらにまた、撹拌翼2と小羽根6との間隙に入り込ん
だ付着土を、孔壁面と小羽根6の翼端6aとの間隙から容
易に逃がすことができ、小羽根の回転を阻げることがな
い。
また共まわり防止板7も、小羽根6の付着土壌のかき
落しに役立ち、常に新鮮な状態の小羽根6により、撹拌
翼2の付着土壌のかき落しにより効果を付加することが
できる。
このように、撹拌翼2へ掘削土が付着し、その掘削土
が撹拌翼2と共まわりすることにより、掘削土と固化材
との混合が規定通り行われず精度が落ちるのを小羽根6
を撹拌翼2に近接して設けたので、撹拌翼の付着土の共
まわりを阻止し、且つ該付着土をかき落すので固化材と
掘削土との混合精度を著しく向上させることができる。
さらに、共まわり防止板7を設けることにより小羽根
6への付着土の共まわりを阻止でき、混合精度を一段と
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は単軸地盤改良
装置の要部の正面図、第2図は同作動状態の平面図、第
3図は他の実施例で多軸地盤改良装置の要部の正面図、
第4図は同作動状態の平面図、第5図及び第6図は従来
の地盤改良装置を示す図である。 1……掘削軸 2……撹拌翼 2a……撹拌翼 3……掘削刃 4……中空回転ロッド 5……固化材供給器 6……小羽根 6a……小羽根の翼端 7……共まわり防止板 8……流通路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】掘削刃と撹拌翼を設けた掘削軸を、回転さ
    せながら、上下動させて掘削土と固化材を撹拌混合し、
    地盤を固結させる地盤改良装置において、撹拌翼に近接
    して且つ該撹拌翼の水平方向に張出した翼端よりも内方
    に翼端が位置するように小羽根を設けるとともに該小羽
    根を前記撹拌翼の回転方向と順方向または逆方向に回転
    可能に設けたことを特徴とする地盤改良装置。
  2. 【請求項2】共まわり防止板が前記小羽根に近接して設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の地盤改良
    装置。
JP1989060771U 1989-05-25 1989-05-25 地盤改良装置 Expired - Fee Related JPH089223Y2 (ja)

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JPH032033U JPH032033U (ja) 1991-01-10
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JPH0226988Y2 (ja) * 1985-10-28 1990-07-23

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