JPH089118Y2 - インバータホイスト - Google Patents
インバータホイストInfo
- Publication number
- JPH089118Y2 JPH089118Y2 JP1990081690U JP8169090U JPH089118Y2 JP H089118 Y2 JPH089118 Y2 JP H089118Y2 JP 1990081690 U JP1990081690 U JP 1990081690U JP 8169090 U JP8169090 U JP 8169090U JP H089118 Y2 JPH089118 Y2 JP H089118Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- load
- button
- hoisting
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
荷重に応じて巻速度が自動的に変化するようにしたもの
である。
巻下が行なわれ、押釦を2段目に押し込むと荷重に反比
例した速度で巻上・巻下が行なわれる。
ろし及び東西南北の移動を行う運搬装置である。このよ
うな電気ホイストの中で、駆動モータの制御をインバー
タにより行なっているものをインバータホイストと称し
ている。インバータホイストでは、インバータ出力周波
数を調整し駆動モータ速度を調整できる。
図に示すように、このタイプのインバータホイストで
は、横行レール1上の移動するホイスト本体2にインバ
ータを内蔵した制御箱3を備え、この制御箱3を含むホ
イスト本体2からケーブル4により吊り下げられた手元
操作押釦部5を有する構成となっている。
2段アクション押釦タイプのスイッチとなっており、1
段目に押し込むと低速で巻上・巻下が行われ、更に2段
目に押し込むと高速で巻上・巻下が行われる。また釦5
a,5bを3段アクション押釦タイプのものを採用し、1段
目は低速で、2段目は高速で、3段目は1.5倍高速で巻
上・巻下が行なわれるようにしているものもある。
いる。つまり例えば押釦を1段目や2段目に押し込むこ
とにより低速・高速の切換をしている。
したい時や、型合せをする時等には、荷物をゆっくりと
降ろしたい。それ以外のときには、荷重に応じて巻上・
巻下速度を自動的に変化させたい。しかし、従来では、
荷重に応じて巻速度を自動的に変化させることはできな
かった。
が自動的に変化するインバータホイストを提供するもの
である。
インバータと、 インバータから交流電流が供給されて交流電流の周波
数に応じた回転数で回転駆動して巻上・巻下動作をする
電動機と、 2段アクション押釦タイプの上昇釦及び下降釦を有す
る手元操作押釦部と、 吊り下げた荷物の荷重を検出するロードセンサと、 上昇釦が1段目に押し込まれると低速で巻上が行なわ
れるようにインバータの出力周波数を規定し、上昇釦が
2段目に押し込まれるとロードセンサで検出した荷重に
反比例して巻上速度が変化するようにインバータの出力
周波数を規定するとともに、下降釦が1段目に押し込ま
れると低速で巻下が行なわれるようにインバータの出力
周波数を規定し、下降釦が2段目に押し込まれるとロー
ドセンサで検出した荷重に反比例した巻下速度が変化す
るようにインバータの出力周波数を規定する制御回路
と、 を有することを特徴とする。
くなり、低速で巻上・巻下が行なわれる。また、押釦を
2段目に押し込むとインバータ周波数は荷重に反比例
し、軽負荷で高速巻速度となり重負荷で低速巻速度とな
る。
る。
図である。第1図において、三相電源7は商用電源であ
り、非常用リミットスイッチLSを通して三相電力を供給
する。巻上電動機8は三相誘導電動機であり、これが正
転することにより巻上を行ない、逆転することにより巻
下を行う。巻上ブレーキ9は、接点C1が投入されて整流
器10を介し通電されて励磁されるとブレーキを解除し、
接点C1が開放されて消磁されるとブレーキをかける。イ
ンバータ11は、商用三相交流を所電の周波数の三相交流
にして巻上電動器8に供給する。
体2側に備えられており、吊下した荷物の荷重を検出す
る。このロードセル12で検出した荷重信号は、変換器13
で増幅や信号変換されて取り込まれる。制御回路14は、
各種シーケンス回路や制御装置で構成されており、イン
バータ11の出力電流の相回転や周波数を制御する。
作用(横行操作用等)の押釦が備えられている。押釦5
a,5bを2段アクション押釦であり、上昇釦5aを1段目に
押し込むとスイッチ5a−1が投入され2段目に押し込む
とスイッチ5a−2が投入されるとともに、下降釦5bを1
段目に押し込むとスイッチ5b−1が投入され2段目に押
し込むとスイッチ5b−2が投入される。
る。このとき巻上ブレーキ9は解除されている。
すると、制御回路14の制御により、インバータ11の出力
電流は低周波数で正転相回転となる。このため巻上電動
機8がゆっくりと正転して、低速で巻上が行なわれる。
すると、制御回路14の制御により、インバータ11の出力
電流は低周波で逆転相回転とする。このため巻上電動機
8がゆっくりと逆転して、低速で巻下が行なわれる。
すると、制御回路14の制御により、第3図に示すように
ロードセル12で検出した荷重と巻速度で反比例するよう
に、インバータ11の周波数を制御する。つまり、定格荷
重のときに定格速度で巻上が行なわれるようなインバー
タ出力周波数とし、荷重が小さくなるとこれに合せてイ
ンバータ出力周波数を大きくしていき、無負荷になると
定格の1.5倍の速度で巻上が行なわれるようなインバー
タ出力周波数とする。かくて、重荷重のときは低速巻上
ができ、軽荷重のときは高速巻上ができる。
すると、制御回路14の制御により、第3図に示すように
ロードセル12で検出した荷重と巻速度が反比例するよう
に、インバータ11の周波数を制御する。つまり、定格荷
重のときに定格速度で巻下が行なわれるようなインバー
タ出力周波数とし、荷重が小さくなるとこれに合せてイ
ンバータ出力周波数を大きくしていき、無負荷になると
定格の1.5倍の速度で巻下が行なわれるようなインバー
タ出力周波数とする。かくて、重荷重のときは低速巻下
ができ、軽荷重のときは高速巻下ができる。
よれば、荷重に応じて巻速度が自動的に変化し、作業を
効率よく行うことができる。
のインバータホイストを示す構成図、第3図は速度制御
特性を示す特性図、第4図は従来のインバータホイスト
を示す構成図である。 図面中、 2はホイスト本体、3は制御箱、5は手元操作押釦部、
5aは上昇釦、5bは下降釦、8は巻上電動機、11はインバ
ータ、12はロードセル、13は変換器、14は制御回路であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】出力する交流電流の周波数を変化させるこ
とのできるインバータと、 インバータから交流電流が供給されて交流電流の周波数
に応じた回転数で回転駆動して巻上・巻下動作をする電
動機と、 2段アクション押釦タイプの上昇釦及び下降釦を有する
手元操作押釦部と、 吊り下げた荷物の荷重を検出するロードセンサと、 上昇釦が1段目に押し込まれると低速で巻上が行なわれ
るようにインバータの出力周波数を規定し、上昇釦が2
段目に押し込まれるとロードセンサで検出した荷重に反
比例して巻上速度が変化するようにインバータの出力周
波数を規定するとともに、下降釦が1段目に押し込まれ
ると低速で巻下が行われるようにインバータの出力周波
数を規定し、下降釦が2段目に押し込まれるとロードセ
ンサで検出した荷重に反比例して巻下速度が変化するよ
うにインバータの出力周波数を規定する制御回路と、 を有することを特徴とするインバータホイスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990081690U JPH089118Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | インバータホイスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990081690U JPH089118Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | インバータホイスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0440093U JPH0440093U (ja) | 1992-04-06 |
JPH089118Y2 true JPH089118Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=31627852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990081690U Expired - Lifetime JPH089118Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | インバータホイスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089118Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101521781B1 (ko) * | 2014-04-22 | 2015-05-21 | 주식회사 에이알티코리아 | 석유채굴기 소비 전력 절감 장치 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6360740B2 (ja) * | 2014-07-22 | 2018-07-18 | 株式会社加藤製作所 | クレーンのウインチ作動装置 |
JP6353798B2 (ja) * | 2015-03-09 | 2018-07-04 | 株式会社北川鉄工所 | クライミングクレーンの可変制御方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58140991U (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-22 | 株式会社日立製作所 | ホイスト等の制御回路 |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP1990081690U patent/JPH089118Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101521781B1 (ko) * | 2014-04-22 | 2015-05-21 | 주식회사 에이알티코리아 | 석유채굴기 소비 전력 절감 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0440093U (ja) | 1992-04-06 |
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Legal Events
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