JPH089064Y2 - ロータリーストッパの位置変更装置 - Google Patents

ロータリーストッパの位置変更装置

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JPH089064Y2
JPH089064Y2 JP1991035622U JP3562291U JPH089064Y2 JP H089064 Y2 JPH089064 Y2 JP H089064Y2 JP 1991035622 U JP1991035622 U JP 1991035622U JP 3562291 U JP3562291 U JP 3562291U JP H089064 Y2 JPH089064 Y2 JP H089064Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、容器処理装置、例えば
ロータリーストッパ、スターホイールを有するロータリ
ー式洗びん機等に係り、より詳しくは、搬送コンベヤ上
を連続に送られてくる容器を所定ピッチに間隔をあけて
容器処理装置に供給するロータリーストッパの位置変更
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に洗びん機等の容器処理装置
では、多品種兼用機を用いるものが多い。このような装
置はスターホイールの手前で、ロータリーストッパにて
ピッチ切りを行う。ところが容器の大小によりロータリ
ーストッパの大小が生じ、容器とコンベヤのセンターを
一致させることが困難である。これを解決するために、
2軸式にして揺動可能としたものが存在している。ま
た、構造が複雑で高価なXYテーブル式(2次可変)の
もの、あるいは、容器処理装置の容器搬送装置で、垂直
軸の上部に揺動可能にギャボックスが装着され、かつこ
のギャボックス内の該垂直軸上端部に平歯車が取り付け
られている。前記ギャボックスは、その外周面の揺動端
部位に突出部が形成されるとともに、この突出部に垂直
方向にねじ部材が植設されており、このねじ部材が、コ
ンベヤ装置のフレームから水平方向に延出する板体の弧
状長孔内を自由に移動できるようになっており、ナット
等によって前記ねじ部材を締め付けて突出部を板体に圧
着させることにより位置決め固定できるようにし、か
つ、間欠的に停止または低速走行する搬送帯と、この搬
送帯と洗びん機の容器処理部内ホルダとの間に配設され
該搬送帯の上記停止または低速走行位置と容器処理部内
ホルダとの間に容器を直接挟持して給排授受する受渡機
構とを備えてなる洗びん機の容器搬送装置は存在してい
る(実開昭63−117798号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術である、2軸揺動式のものは、スターホイルか
らストッパーホイルの距離を任意に設定できず、小径容
器に対しては距離が長くなることになり、容器のフリー
走行部が長くなり、機械の発停時、スターホイル部での
トラブル発生の原因となっていた。また、XYテーブル
式では装置の大型化、部品点数の増大につながってい
た。さらに実開昭63−117798号公報で示した2
軸式のロータリーストッパについて、図7、図8で詳細
に説明すると、容器の変更により、ロータリーストッパ
の位置を変更する必要がある。この場合、コンベヤセン
ターからロータリーストッパの中心位置をCだけずらす
必要がある。しかし、このロータリーストッパは2軸の
ため一方の軸心を中心に他方の軸を図7に示すようにD
の軌跡によりロータリーストッパをずらすことになり、
容器ピッチBに対しセンターずれをおこし、スターホイ
ルのセンターとロータリーストッパのセンターが合わな
くなってしまうという問題点があった。本考案は、この
点に鑑み、簡単な構成で、3軸にして、クランプレバー
2本の締め、緩め動作で、駆動軸に対して第1回転軸、
第2回転軸を揺動可能にし、容器供給部、例えばコンベ
ヤとの位置、スターホイルとの位置を任意に設定可能に
するロータリーストッパの位置変更装置を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記の課題の
解決を図ったもので、搬送コンベヤ上を連続に送られて
くる容器を所定ピッチに間隔をあけて容器処理装置に供
給するロータリーストッパにおいて、ベースに回転自在
に取り付けられた駆動軸と、駆動軸を保持する軸受保持
部材と、軸受保持部材に揺動可能に取り付けられた第1
回転軸と、第1回転軸に揺動可能に取り付けられた第2
回転軸と、さらに第2回転軸にロータリーストッパを取
り付け、駆動軸の回転を各軸に設けられた伝動装置を介
して、第2回転軸に伝動するとともに、軸受保持部材に
対する第1回転軸の揺動を固定、解除する第1クランプ
部材、及び第1回転軸に対する第2回転軸の揺動を固
定、解除する第2クランプ部材とを設けという構成を採
用した。
【0005】
【作用】本考案は、以上の構成を採用することにより、
簡単な構成で、例えば搬送コンベヤ上を連続に送られて
くる容器を所定ピッチに間隔をあけて容器処理装置に供
給すると共に、容器の大小に合わせて、クランプレバー
2本を緩めることにより、搬送コンベヤとの位置、スタ
ーホイルとの位置を任意に設定できる優れた作用を奏す
るものである。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面で詳細に説
明する。図1、図2に示したものは、本考案の一実施例
に係る容器処理装置の一つである洗びん機における容器
搬送装置のロータリーストッパの位置変更装置である。
図1は図2のX−X線に沿う断面図で、本機の駆動源か
ら伝動されて回転する駆動歯車1に取り付けられた位置
変更できない駆動軸2が、ベース3に対して回転自在に
取り付けられている。これが、回転自在に取り付けられ
るには、上下にベアリング等の第1軸受4を保持できる
軸受保持部材5がベース3に貫通固定されている。この
軸受保持部材5に駆動軸2が貫通して上下の第1軸受4
に回転自在に保持され、さらに、駆動軸2の上端に歯車
等の第1伝動装置6が取り付けられている。この軸受保
持部材5に対して第1クランプ部材12が第1クランプ
レバー10を締め付けたり緩めたりすることにより軸受
保持部材5に固定されたり、フリーにされたりする。該
第1クランプ部材12は、図5、図6に示すように、略
直方体で、駆動軸2の貫通した軸受保持部材5を受け入
れる孔13と、第1回転軸7を受け入れる孔14とが設
けられている。さらに、第1クランプ部材12は、中間
部を切り欠いてその部分を2つ割れにして、第1クラン
プレバー10を締めることにより軸受保持部材5に対し
て第1クランプ部材12を固定し、緩めることにより軸
受保持部材5に対して第1クランプ部材12が回転可能
となっている。また、第2クランプレバー11は、締め
ることにより第1クランプ部材12に対して第1回転軸
7を固定し、緩めることにより第1クランプ部材12に
対して第1回転軸7が回転可能となっている。また、図
示してないが二つ割れにしないで、一部切り欠き部を設
けて、この切り欠き部を利用して第1クランプレバー1
0、第2クランプレバー11を締めたり、緩めたりでき
るようにしても良いことはいうまでもない。
【0007】次に、第1回転軸7の上下には、第2クラ
ンプ部材16の一端がそれぞれ固定され、第2クランプ
部材16の他端にはベアリングなどの第2軸受17を介
して第2回転軸15が回転可能に保持されている。そし
て、この第2回転軸15の上部にロータリーストッパ1
8がキーなどで固定され設けられている。また、駆動軸
2の上部には例えば歯車などの第1伝動装置6が固定さ
れ、第1回転軸7には第2伝動装置8が第1回転軸7に
対して回転可能に設けられ、さらに第2回転軸15には
第3伝動装置9が固定されており、それらを連結するこ
とにより、駆動軸2の回転を、第1伝動装置6、第2伝
動装置8、第3伝動装置9を介して第2回転軸15に伝
達させロータリーストッパ18を回転させることができ
るようになっている。さらに、軸受保持部材5を固定し
ているベース3には第1目盛19が設けられてあり、こ
の第1目盛19を指す指針を第1クランプ部材12の下
端の適宜の位置に取り付けてあり、また、フリーの第2
回転軸15を回転自在に保持している、上方の第2クラ
ンプ部材16の移動角度を示す第2目盛20を設けたカ
バー21が、第1クランプ部材12の上端と第1伝動装
置6等とを一緒に覆うように設けてある。この第2目盛
20を指す指針を前記上方の第2クランプ部材16の側
部に取り付けてある。
【0008】次に、動作について説明すると、図1〜図
5に示すように、先ず第1クランプレバー10を緩めて
第1クランプ部材12を軸受保持部材5に対して回動で
きるように、さらに、第2クランプレバー11を緩めて
第1クランプ部材12に対して第1回転軸7を回動でき
るようにして、つまり、駆動軸2の軸心に対して第1回
転軸7を、第1回転軸7の軸心に対して第2回転軸15
をそれぞれ水平方向に揺動可能として、ベース3に設け
た第1目盛19とカバー21に設けた第2目盛20で調
整して容器22の中心とロータリーストッパ18の中心
間の距離Aと、容器22の中心とスターホイル23中心
間の距離Bとの設定を行う。そして、設定が完了すると
第1クランプレバー10、第2クランプレバー11を締
め付けて固定することにより、処理する容器22の大き
さに合わせて適宜設定できるものであり、これは、例え
ば、二例だけ示すと、図3、図4に示す概略説明図で解
るように、本機からの駆動により回転する駆動軸2を中
心にして第1クランプレバー10、第2クランプレバー
11の締め付け、緩めの動作により、容器22とロータ
リーストッパ18の中心間距離Aと容器22とスターホ
イル23の中心間距離Bを適宜設定できることを示して
ある。
【0009】以上、搬送コンベヤ上を連続に送られてく
る容器を所定ピッチに間隔をあけるロータリーストッパ
18と、スターホイル23を介して容器処理装置に供給
する実施例を説明したが、スターホイル23の代わりに
押し込みレバー等を有する押し込み装置により渡り板を
介して押し込まれるようにする押し込みタイプの容器処
理装置にも応用することができることはいうまでもな
い。なお、詳細な説明で説明しなかった各部材の形状、
動作等は従来公知の容器処理装置なので詳細な説明は省
略する。
【0010】
【考案の効果】本考案は、以上の構成に基づき次の効果
を得ることができる。 (1) 容器またはロータリーストッパの径の変化に対
して自由に軸位置を変更でき、入口スターホイルとの位
置を最適に設定することが、極めて簡単に可能になっ
た。 (2) 機械発停時のスターホイル部でのトラブルを減
少させることが可能であり、また、発停時のコンベヤ制
御が不要となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるロータリーストッパの
位置変更装置の縦断面図である。
【図2】前記実施例における概略説明平面図である。
【図3】前記実施例における容器の中心とロータリース
トッパの中心間の距離Aと容器の中心とスターホイルの
中心間の距離Bの一設定を示す概略説明図である。
【図4】図3と同じく他の設定を示す概略説明図であ
る。
【図5】前記実施例におけるロータリーストッパの位置
変更装置の要部であるクランプ部材と各回転軸との関連
構成を示す概略断平面図である。
【図6】前記実施例におけるクランプ部材の分解概略斜
視図である。
【図7】従来の2軸式のロータリーストッパの位置変更
の場合の欠点であるずれを説明するための概略説明図で
ある。
【図8】従来の2軸式のロータリーストッパの位置変更
装置におけるロータリーストッパの中心と容器の中心
を、容器の大小によってずらさなければならない問題点
を説明するための概略説明図である。
【符号の説明】
1・・・・駆動歯車 2・・・
・駆動軸 3・・・・ベース 4・・・
・第1軸受 5・・・・軸受保持部材 6・・・
・第1伝動装置 7・・・・第1回転軸 8・・・
・第2伝動装置 9・・・・第3伝動装置 10・・・
・第1クランプレバー 11・・・・第2クランプレバー 12・・
・・第1クランプ部材 13・・・・軸受保持部材の受け入れ孔 14・・
・・第1回転軸の受け入れ孔 15・・・・第2回転軸 16・・
・・第2クランプ部材 17・・・・第2軸受 18・・
・・ロータリーストッパ 19・・・・第1目盛 20・・
・・第2目盛 21・・・・カバー 22・・
・・容器 23・・・・スターホイル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送コンベヤ上を連続に送られてくる容
    器を所定ピッチに間隔をあけて容器処理装置に供給する
    ロータリーストッパにおいて、ベースに回転自在に取り
    付けられた駆動軸と、駆動軸を保持する軸受保持部材
    と、軸受保持部材に揺動可能に取り付けられた第1回転
    軸と、第1回転軸に揺動可能に取り付けられた第2回転
    軸と、さらに第2回転軸にロータリーストッパを取り付
    け、駆動軸の回転を各軸に設けられた伝動装置を介し
    て、第2回転軸に伝動するとともに、軸受保持部材に対
    する第1回転軸の揺動を固定、解除する第1クランプ部
    材、及び第1回転軸に対する第2回転軸の揺動を固定、
    解除する第2クランプ部材とを設けたことを特徴とする
    ロータリーストッパの位置変更装置。
JP1991035622U 1991-04-19 1991-04-19 ロータリーストッパの位置変更装置 Expired - Lifetime JPH089064Y2 (ja)

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JPH04122528U JPH04122528U (ja) 1992-11-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6086530A (ja) * 1983-10-18 1985-05-16 Nec Corp 導波路形光スイツチ

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