JP2506362B2 - シ―ト状部材の反転装置 - Google Patents

シ―ト状部材の反転装置

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JP2506362B2
JP2506362B2 JP62051397A JP5139787A JP2506362B2 JP 2506362 B2 JP2506362 B2 JP 2506362B2 JP 62051397 A JP62051397 A JP 62051397A JP 5139787 A JP5139787 A JP 5139787A JP 2506362 B2 JP2506362 B2 JP 2506362B2
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泰規 毛利
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はシート状部材の反転装置に関し、更に詳細に
は、例えば錠剤等の包装機において、シート状の包装体
を移送過程において1枚置きに上下面の反転及び向きの
転回を行なうのに使用するのに適したシート状部材の反
転装置に関する。
(ロ) 従来技術 包装シートの包装行程においては包装シートの凸部を
互いに向い合わせて重ね合わせるため、包装シートの製
造装置からコンベアにより送られて来る一部の包装シー
トの一部を上下反転させ、未反転のものと反転したもの
とを重ね合わせるようにしている。このような包装シー
トの上下面を反転させる装置の従来のものとしては、例
えば特公昭52−38306号公報或は特公昭53−18789号公報
に示されるものがある。
しかしながら、特公昭52−38306号に記載のもので
は、コンベアで送られて来る包装シートは全て反転させ
るようになっていて、一つ置きに選択して反転させるこ
とはできないため、反転しない包装シート用のコンベア
を反転した包装シート用のコンベアと並列に設け、いづ
れか一方のコンベア上の包装シートを他方のコンベア上
の包装シート上に移さなければならないため、コンベア
が並列に2台必要となり包装機全体が大型化する問題が
ある。また、包装シートmには第6図に示されるように
一方の端縁に耳部eがあって、一番端のポケットすなわ
ち凸部pから耳部eの端縁まで距離l1は他方の端の凸部
pから包装シートの端縁までの距離l2より大きくなって
いるが、上記前者の装置で互いに重ね合せた場合には、
包装シートの端縁を揃えると向い合う凸部が互いに重っ
てしまい、逆に一方の包装シートの凸部間に他方の包装
シートの凸部を入れて重ねると第7図[A]に示される
ように端縁が揃わない問題がある。一方特公昭53−1878
9号公報に記載のものではコンベアで送られて来た包装
シートを全て反転することも或は一つおきに反転するこ
ともできるが、前述のように端縁を揃えることができな
い問題がある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題は、シート状部材の反
転装置において、コンベアにより送られて来るシート状
部材を1個置きに上下面を反転できるとともに向きを回
転できるようにすることである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本願の発明は、コンベアにより搬送されてくるシート
状部材を旋回するクランプ装置により保持して一枚置き
に上下面の反転及び向きの転回を行なうシート状部材の
反転装置において、該搬送されるシート状部材の搬送面
にほぼ平行でかつ搬送方向にほぼ直角な軸線を中心にし
てハウジングを回転可能に設け、該ハウジングには該軸
線にほぼ直角になっていて半径方向に伸びる回転軸とを
円周方向に隔て交互に設け、該固定軸及び回転軸の半径
方向外側端には該シート状部材を保持するクランプ装置
を設け、該回転軸の半径方向内側端には歯車を取り付
け、該回転軸に取り付けられた歯車とかみ合う歯車を該
ハウジングと共にまたは該ハウジングに関して相対的に
択一的に回転可能に設けて構成されている。
(ホ) 作用 上記の発明において、ハウジングを間欠回転させかつ
ハウジングの回転軸心と同心の歯車を停止保持すると該
回転軸及び固定軸は本体と共に該支持軸の回りで旋回す
ると共に回転軸はハウジングに関して回転する。したが
って、コンベアにより供給されたシート状部材をクラン
プ装置で受け取ってハウジングの回転により送るとき、
回転軸に取り付けられたクランプ装置に保持されたシー
ト状部材はハウジングが180゜回転すると共にクランプ
装置が180゜回転するため上下面が反転せず向きがほぼ1
80゜転回される。一方固定軸に取り付けられたクランプ
装置に保持されたシート状部材は上下面が反転される。
(ヘ) 実施例 以下図面を参照して本発明の実施例を包装シートmの
反転装置について説明する。
第1図ないし第3図において、本実施例の包装シート
の反転装置1が示されている。この反転装置1は、取入
れコンベア60の終端位置に近接して設けられていて、そ
の取入れコンベアにより搬送される包装シートmの搬送
面に平行でかつその搬送方向にほぼ直角に配設されかつ
公知の方法で軸受け(図示せず)により回転可能に支持
された駆動軸2と、駆動軸2に取り付けられていてキー
3により駆動軸2と共に回転するように支持されたハウ
ジング5とを備えている。駆動軸2は図示しない公知の
構造の間欠駆動機構に接続されていて、その間欠駆動機
構により所定の角度毎に(本実施例では90゜毎に)間欠
的に駆動される。
ハウジング5には駆動軸2の半径方向に伸びる軸受け
穴6が複数個(本実施例では4個)駆動軸の円周方向に
等間に隔てて形成されている。軸受け穴6内には軸7及
び8が交互に挿入されている。軸7はハウジング4に固
定された固定軸であって、軸8はハウジングに軸受け9
を介して回転可能に軸受けされた回転軸である。固定軸
7及び回転軸8の外側端(ハウジングの外側)には包装
シートmを保持するクランプ装置10,10′が取り付けら
れている。
各クランプ装置10,10′は固定軸7,回転軸8に固定さ
れた本体11と、本体11に固定された板状の固定爪12と、
本体11にそれらの軸7,8の軸線に直角の方向に移動可能
に取り付けられたスライド軸13と、スライド軸13の一端
に固定された板状の可動爪14とを有している。可動爪14
は図示しないばねにより公知の方法で固定爪側に弾圧さ
れている。このクランプ装置10はスライド軸13の他端を
外部の例えばプッシュロッドのような押圧装置により押
圧すると固定爪12と可動爪14とが離れ、それらの間にシ
ート状部材mが入れるようになっている。
回転軸8のハウジング5内の端部には傘歯車20が取り
付けられている。この傘歯車20は駆動軸2に軸受け22を
介してその駆動軸に関して回転可能に取り付けられた同
じ歯数の傘歯車21とかみ合っている。傘歯車21には平歯
車24が嵌合固定されその平歯車24は傘歯車21と共に回転
するようになっている。
平歯車24は公知の構造のブレーキ機構付きの連結機構
(いずれも図示せず)に接続され、その連結機構を介し
て択一的に停止保持されるかまたは駆動軸2と同方向に
同速度で回転されるようになっている。
上記構成において、傘歯車21及び平歯車24を連結機構
により停止保持した場合、駆動軸2を第2図で時計回り
方向に90゜ごとに間欠回転させると、ハウジング5もそ
れと共に間欠回転する。したがってクランプ装置は駆動
軸2の軸線の回りで間欠的に旋回する。一方、回転軸8
だけは傘歯車の作用により駆動軸2の回りで旋回しなが
ら自身の軸線の回りで同じ速さで回転するため、回転軸
8にクランプ装置は回転軸8の軸線の回りで回転する。
このような状態の下で、クランプ装置10′が受取り位
置Aに向いた状態で駆動軸が間欠停止したとき、スライ
ド軸13の下端(第2図において)を押して可動爪14を鎖
線図示のように押し上げると、取入れコンベア60から包
装シートmが凸部pを下にして固定爪12と可動爪14との
間に入れられる。するとスライド軸13の押上げが解除さ
れて可動爪14が降下して包装シートmをクランプする。
次に駆動軸が90゜間欠回転すると、今度は固定軸にクラ
ンプ装置10が受取り位置Aに来て、前述と同様にしてク
ランプ装置10に包装シートmが供給され、クランプす
る。
クランプ装置10′が受取り位置Aと180゜逆方向の受
渡し位置Bに向くと、クランプ装置10′は受取り位置A
に向いていた状態から回転軸8の軸線の回りで180゜回
転した状態となるので、包装シートmは上下面が反転さ
れずに凸部pが下向きになったままで、耳部eは第1図
に示されるように180゜逆方向の向きになる。一方クラ
ンプ装置10は固定軸7の軸線の回りで回転し得ないの
で、受渡し位置Bに向いたときそれにクランプされた包
装シートmは上下面が反転されて凸部が上になるが、耳
部は同じ向きになっている。
受渡し位置に送られた包装シートmは、往復揺動する
アーム51から成る受渡し装置50により取出しコンベア70
上に送られる。
取入れコンベア60及び取出しコンベア70は共に巡回移
動する無端チェーンに取り付けた送り爪で包装シートを
送る公知の構造のものであり、取入れコンベア60から反
転装置1のクランプ装置への包装シートの受渡しも上記
受渡し装置と同じ構造のものでもよい。
以下、順次駆動軸2の間欠回転により取入れコンベア
60により送られて来る包装シートを1個置きに上下反転
させ、残りの包装シートを上下面に垂直な中心線O−O
(第2図)の回りで180゜転回させる。
一方、傘歯車21及び平歯車24を駆動軸2と同速で同方
向に回転させた場合、回転軸8はハウジングに関して回
転しないので、固定軸7と同じである。したがってクラ
ンプ装置10,10′によりクランプされた包装シートmは
受渡し位置Bに来たときは全て反転されるが、中心線O
−Oの回りで転回は行なわれない。
第4図において、別の実施例の反転装置1aが示されて
いる。この実施例において、傘歯車21aには平歯車の代
りに円板41が取り付けられ、その円板に隣接して装置の
フレーム等に固定された固定板42及び駆動軸に固定され
た回転板43とが設けられている。円板41,固定板42,回転
板43には互いに整合する穴44,45,46がそれぞれ形成され
ている。ピン47を固定板42の穴45と円板41の穴44に挿入
すると円板41したがって傘歯車21が停止保持され、逆に
ピン47を回転板43の穴46と円板41の穴44に挿入すると円
板41及び傘歯車21と駆動軸2とが直結される。上記円板
41,固定板42,回転板43は連結機構40を形成している。
第5図において、更に別の実施例の反転装置1bが示さ
れている。この実施例においては、軸2bを固定の支持軸
とし、傘歯車21bが支持軸2bに固定されている。そして
ハウジング5には平歯車24bが取り付けられ、平歯車26
を介してハウジング5を公知の間欠駆動機構(図示せ
ず)により90゜ごとに間欠回転される。したがって、こ
の場合は、第1の実施例で平歯車24を固定して傘歯車21
を固定した場合と同じであり、全ての包装シートを反転
するのには使用できない。
この実施例で全ての包装シートを反転したければ軸2b
を回転可能にして、平歯車26と軸2bとを同方向に同速で
回転させればよい。
(ト) 効果 本発明によれば、コンベアにより送られて来るシート
状部材を一つ置きに上下面の反転及び向きの転回を簡単
な装置で行なわせることが可能で、包装シートの反転に
使用した場合には、第7図[B]に示されるように端を
揃えた重ね合せを簡単な装置で容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシート状部材の反転装置の一実施
例の一部を断面で示す平面図、第2図は第1図の反転装
置の線II−IIに沿った断面図、第3図は第1図の反転装
置の駆動軸と回転軸及び固定軸との関係を示す斜視図、
第4図は反転装置の他の実施例の一部を断面で示す平面
図、第5図は反転装置の更に別の実施例の一部を断面で
示す平面図、第6図は包装シートの平面図、第7図は包
装シートを重ね合わせた状態を示す図である。 1,1a,1b:シート状部材の反転装置 2:駆動軸、2b:軸 5:ハウジング、7:固定軸 8:回転軸 20,21,21a,21b:傘歯車 24,26:平歯車

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベアにより搬送されてくるシート状部
    材を旋回するクランプ装置により保持して一枚置きに上
    下面の反転及び向きの転回を行うシート状部材の反転装
    置において、該搬送されるシート状部材の搬送面にほぼ
    平行でかつ搬送方向にほぼ直角な軸線を中心にしてハウ
    ジングを回転可能に設け、該ハウジングには軸線にほぼ
    直角になっていて半径方向に伸びる回転軸と固定軸とを
    円周方向に隔てて交互に設け、該固定軸及び回転軸の半
    径方向外側端には該シート状部材を保持するクランプ装
    置を設け、該回転軸の半径方向内側端には歯車を取り付
    け、該回転軸に取り付けられた歯車とかみ合う歯車を該
    ハウジングと共に又は該ハウジングに関して相対的に択
    一的に回転可能に設けたことを特徴とするシート状部材
    の反転装置。
JP62051397A 1987-03-06 1987-03-06 シ―ト状部材の反転装置 Expired - Lifetime JP2506362B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012020777A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Ckd Corp Ptpシート搬送装置
JP2012062086A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Ckd Corp Ptpシート搬送装置

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JPS5926529B2 (ja) * 1980-12-18 1984-06-28 マルホ自動機株式会社 Ptp用包装体自動抱き合わせ装置

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