JPH0890411A - 砥石修正装置 - Google Patents

砥石修正装置

Info

Publication number
JPH0890411A
JPH0890411A JP6228298A JP22829894A JPH0890411A JP H0890411 A JPH0890411 A JP H0890411A JP 6228298 A JP6228298 A JP 6228298A JP 22829894 A JP22829894 A JP 22829894A JP H0890411 A JPH0890411 A JP H0890411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding wheel
grindstone
grinding
correction
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6228298A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyasu Imai
智康 今井
Norio Ota
規男 太田
Masato Kitajima
正人 北島
Ryohei Mukai
良平 向井
Yoshio Wakazono
賀生 若園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP6228298A priority Critical patent/JPH0890411A/ja
Publication of JPH0890411A publication Critical patent/JPH0890411A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 砥石車の外周面及び両端面の3つのを研削面
を同時に修正することができる砥石修正装置を提供す
る。 【構成】 回転する砥石車21と砥石修正工具35を第
1の方向とこれと交差する第2の方向に相対移動させる
ことにより、砥石車の外周面及び両端面の複数の研削面
を修正する。砥石修正工具は、円盤状のベース36と、
何れも砥粒を結合材で結合してなりベースの外周面及び
端面に円周方向に連続して設けられた第1〜第3修正部
37,38,39よりなり、砥石修正工具の回転軸線は
実質的に砥石車の回転軸線を含む平面内において第1の
方向に対し傾斜している。砥石修正工具の回転軸線はツ
ルア軸32の反対側となる延長線上において砥石車21
の回転軸線O1と交差させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、何れも砥石車の円周方
向に連続しかつ互いに交差して形成された複数の研削面
を修正するようにした砥石修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の砥石修正装置としては、特開平
6−134672号公報に開示されたものがある。これ
は概略を図6に示すように、砥石修正装置1の本体2に
軸承されて回転駆動されるツルア軸3の先端に設けた砥
石修正工具4により、砥石車8の互いに交差した複数の
研削面を修正するもので、砥石修正工具4のベース5の
外周に円周方向に連続して設けた第1修正部6により砥
石車8の第1研削面8aを修正し(二点鎖線の状態参
照)、ベース5の端面に円周方向に連続して設けた第2
修正部7により第2研削面8bを修正する(実線の状態
参照)ものである。この技術では、第2修正部7と第2
研削面8bとの接触面積を常に一定として安定した修正
が行えるように、砥石修正工具4の回転軸線は、第1研
削面8aを修正する際の送り方向Zに対し傾斜させてあ
る(図6ではこの傾斜を誇張して示した)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、砥
石車21の外周面である第1研削面8aと、一方の端面
である第2研削面8bの修正をすることはできるが、第
2研削面8bと反対側の端面である第3研削面8cの修
正をすることはできない。このため、砥石車21の両端
面を使用する研削加工の場合には、別工程で第3研削面
8cを修正しなければならないという問題があった。
【0004】本発明は互いに交差する3つの研削面を同
時に修正することを可能として上述のような場合の砥石
車の修正作業を容易にする砥石修正装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による砥石修正装
置は、回転する砥石車と砥石修正工具を第1の方向とこ
れと交差する第2の方向に相対移動させることにより、
砥石車の円周方向に連続しかつ互いに交差して形成され
た複数の研削面を修正する砥石修正装置であり、砥石修
正工具は、円盤状のベースと、砥粒を結合材で結合して
なりベースの外周面に円周方向に連続して設けられた第
1修正部と、砥粒を結合材で結合してなりベースの一方
の端面に円周方向に連続して設けられた第2修正部と、
砥粒を結合材で結合してなりベースの他方の端面に円周
方向に連続して設けられた第3修正部よりなり、砥石修
正工具の回転軸線は実質的に砥石車の回転軸線を含む平
面内において第1の方向に対し傾斜させたものである。
【0006】砥石修正工具は砥石修正装置の本体に軸承
されて同本体から突出するツルア軸の先端部に同軸的に
固定し、砥石修正工具の回転軸線はツルア軸の反対側と
なる延長線上において砥石車の回転軸線と交差させるよ
うにしてもよい。
【0007】また、砥石修正工具は砥石修正装置の本体
に軸承されたツルア軸に同軸的に固定し、本体は第1の
方向に対する傾斜角度が、前記砥石修正工具の回転軸線
が前記ツルア軸の反対側となる延長線上において前記砥
石車の回転軸線と交差する方向と交差しない方向との2
段に切り換え可能としてもよい。
【0008】
【作用】それぞれが回転された状態で砥石車と砥石修正
工具を第1の方向に相対移動させることにより、砥石修
正工具の第1修正部は砥石車外周面の第1研削面を修正
し、第2の方向に相対移動させることにより砥石修正工
具の第2修正部は砥石車の一方の端面の第2研削面を修
正し、第1の方向における位置を変えて第2の方向に相
対移動させることにより砥石修正工具の第3修正部は砥
石車の他方の端面の第3研削面を修正する。
【0009】砥石修正工具の回転軸線をツルア軸の反対
側となる延長線上において砥石車の回転軸線と交差させ
たものによれば、砥石修正装置の本体側となる端面に設
けた修正部による砥石車端面の研削面の修正は、この修
正部の砥石車の回転軸線側となる部分を使用してなされ
る。
【0010】また、第1の方向に対する本体の傾斜角度
を、前記砥石修正工具の回転軸線が前記ツルア軸の反対
側となる延長線上において前記砥石車の回転軸線と交差
する方向と交差しない方向との2段に切り換え可能とし
たものによれば、砥石修正工具の回転の向きを変えなく
ても、各研削面の修正時における各研削面と砥石修正工
具の各修正部との間の各接触点における相対速度を、そ
れぞれの円周速度の和または差の何れか一方となるよう
に選択することができる。
【0011】
【実施例】先ず図1〜図3に示す第1実施例の説明をす
る。図1に示すように、研削盤10のベッド11上に水
平な左右方向(Z方向、第1の方向)に移動可能に案内
支持した工作物テーブル12上には、主軸15を軸承す
る主軸台14と心押台16が左右方向に対向して同軸的
に設けられ、工作物Wは一端が主軸15に設けたチャッ
ク15aにより把持され、他端が心押台16に設けたセ
ンタ16aにより支持されている。主軸15は主軸台1
4に設けたモータ18により回転駆動され、チャック1
5aにより把持された工作物Wは主軸15と共に回転さ
れる。ベッド11に設けたサーボモータ25は、数値制
御装置27から与えられる制御パルスに基づいて作動す
る図略の駆動回路により制御駆動され、図略の送りねじ
装置を介して工作物テーブル12にZ方向の送りを与え
る。工作物テーブル12のZ方向位置はエンコーダによ
り検出されて数値制御装置27に入力される。
【0012】また、ベッド11上には、Z方向と直交す
る水平なX方向(第2の方向)に移動可能に砥石台13
が案内支持され、この砥石台13には砥石車21がZ方
向と平行な回転軸線O1を有する砥石軸20により軸承
され、図略のVベルト回転伝達機構等を介してモータ2
4により回転駆動される。砥石車21は金属よりなる円
板状の砥石コア22外周にCBN砥粒をビトリファイド
ボンドで結合した砥石層23を設けたものであり、砥石
層23の外周面により第1研削面23aが形成され、砥
石層23の両端面により第2及び第3研削面23b,2
3cが形成されている。ベッド11に設けたサーボモー
タ26は、数値制御装置27から与えられる制御パルス
に基づいて作動する図略の駆動回路により制御駆動さ
れ、図略の送りねじ装置を介して砥石台13にX方向の
送りを与えるものである。砥石台13のX方向位置はエ
ンコーダにより検出されて数値制御装置27に入力され
る。
【0013】図1及び図2に示すように、主軸台14の
砥石台13側には、回転する砥石修正工具35を備えた
砥石修正装置30が取り付けられている。支持部材40
を介して主軸台14に固定された砥石修正装置30の本
体31には、軸受33a,33bを介してツルア軸32
が回転自在に軸承されてビルトインモータ34により回
転駆動され、本体31から突出するツルア軸32の先端
には、砥石車21の修正を行う砥石修正工具35が同軸
的に固定されている。ツルア軸32の回転軸線O2は砥
石軸20の回転軸線O1を含む同一水平面内にあり、本
体31及びツルア軸32の反対側となる延長線上におい
て砥石車21の回転軸線O1と交差しており、その交差
角度は本実施例では8度である。
【0014】砥石修正工具35は、ツルア軸32の先端
に同軸的に固定された円盤状のベース36と、ベース3
6の外周面に円周方向に連続して設けられた第1修正部
37と、ベース36の本体31側となる端面に円周方向
に連続して設けられた第2修正部38と、ベース36の
本体31と反対側となる端面に円周方向に連続して設け
られた第3修正部39とからなっている。各修正部3
7,38,39はほゞ長方形の断面形状でツルア軸32
と同心の環状であり、ダイヤモンド砥粒を金属系の結合
材(メタルボンド)で結合したものが用いられている。
【0015】各修正部37,38,39は、それぞれの
先端面37a,38a,39aにより砥石車21の各研
削面23a,23b,23cを修正するものであり、第
1修正部37の先端面37aは砥石修正工具35の回転
軸線O2に対し8度傾斜しており、第2及び第3修正部
38,39の各先端面38a,39aは砥石修正工具3
5の回転軸線O2と直交する線分に対しそれぞれ8度傾
斜している。これにより、第1修正部37の先端面37
aの第1研削面23aと接触する部分はZ方向と平行に
なり、第2及び第3修正部38,39の各先端面38
a,39aの第2及び第3研削面23b,23cと接触
する部分はX方向と平行になる。各先端面37a,38
a,39aの幅は、対応する各研削面23a,23b,
23cの幅よりも相当に小である。
【0016】次に上記第1実施例の砥石修正動作につき
説明する。砥石車21外周面の第1研削面23aを修正
(ツルーイング)する場合には、まず各サーボモータ2
5,26により工作物テーブル12と砥石台13を相対
移動させて、ベース36外周の第1修正部37の先端面
37aを第1研削面23aの左端部に位置させる。そし
て砥石台13を移動させて第1研削面23aと先端面3
7aの間に必要な切込みを与えてから、工作物テーブル
12を第1研削面23aの幅よりやや大きい距離だけZ
方向において右進させて修正を行う(図3の二点鎖線2
1A参照)。
【0017】砥石修正装置30の本体31と反対側とな
る砥石車21端面の第2研削面23bを修正する場合に
は、同様に工作物テーブル12と砥石台13を相対移動
させて、ベース36の本体31側端面の第2修正部38
の先端面38aを第2研削面23bの外周端部に位置さ
せる。そして工作物テーブル12を移動させて第2研削
面23bと先端面38aの間に必要な切込みを与えてか
ら、砥石台13を第2研削面23bの幅よりやや大きい
距離だけX方向において前進させて修正を行う(図3の
二点鎖線21B参照)。
【0018】砥石修正装置30の本体31側となる砥石
車21端面の第3研削面23cを修正する場合には、第
2研削面23bの場合と同様、ベース36の本体31と
反対側端面の第3修正部39の先端面39aを第3研削
面23cの外周端部に位置させ、第3研削面23cと先
端面39aの間に必要な切込みを与えてから、砥石台1
3を前進させて修正を行う(図3の実線21C参照)。
【0019】上記研削面23a,23b,23cの修正
は、それぞれ必要に応じて複数回繰り返す。前述のよう
に、第1修正部37の先端面37aの第1研削面23a
と接触する部分はZ方向と平行であり、第2及び第3修
正部38,39の各先端面38a,39aの第2及び第
3研削面23b,23cと接触する部分はX方向と平行
であるので、各先端面37a,38a,39aと各研削
面23a,23b,23cとは、何れも各先端面の幅の
長さで線接触する。従って、修正の進行に伴い接触面積
が変化することはないので、安定した修正が行われる。
【0020】この修正の際、砥石車21と砥石修正工具
35の回転の向きは、互いにつれ回りする向きとする。
すなわち、第1及び第2研削面23a,23bの修正の
場合は互いに逆向きに回転させ、第3研削面23cの修
正の場合は同じ向きに回転させる。このため本実施例の
ビルトインモータ34は正逆両方向に回転するものとす
る。これにより、各修正時における各研削面23a,2
3b,23cと各修正部37,38,39の間の各接触
点における相対速度は何れもそれぞれの円周速度の差と
なるので各修正条件はほゞ一定となり、各研削面23
a,23b,23cの切れ味を揃えることができる。
【0021】なお図6に示す従来技術の場合は、ツルア
軸3の回転軸線は本体2及びツルア軸3側となる延長線
上において砥石車8の回転軸線と交差しているので、砥
石修正工具4のベース5の径を本体2の先端部の径より
も大として本体2側となる端面に第3修正部を設けたと
しても、砥石車8が本体2及びツルア軸3と干渉して第
3研削面8cの修正を行うことはできない。しかし、上
記第1実施例では、ツルア軸32の回転軸線O2は、本
体31及びツルア軸32の反対側となる延長線上におい
て砥石車21の回転軸線O1と交差しているので、本体
31側となる第2修正部38による第2研削面23bの
修正は、第2修正部38の砥石車21中心側となる部分
でなされる。従って、本体31側となる第2修正部38
は、本体31及びツルア軸32と干渉することなく第2
研削面23bの修正を行う。第3修正部39による第3
研削面23cの修正は、第3修正部39の砥石車21中
心と反対側の部分でなされるが、第3修正部39は本体
31の反対側であるので、本体31及びツルア軸32と
干渉することはない。
【0022】次に図4に示す第2実施例は、砥石台13
に対する砥石修正装置30の支持構造が第1実施例と異
なっているだけであるので、この相違点についてのみ説
明する。その他の構造については第1実施例と同一部分
に同一符号を付して示すのみとし、詳細な説明は省略す
る。この第2実施例では、砥石修正装置30の本体31
は、砥石台13に固定した支持部材40AにZ方向及び
X方向と直交する鉛直な枢支軸41回りに回動可能に支
持され、砥石修正工具35の回転軸線O2が2つの位置
O2A,O2Bをとるように、図略の駆動装置により切
り換えられてそれぞれの位置に位置決め保持される。2
つの位置O2A,O2BにおけるZ方向に対する回転軸
線O2の角度は、向きは逆であるが何れも8度である。
なお、この2つの位置は、異なる角度で向きを逆にして
もよい。
【0023】この第2実施例では、第1修正部37及び
第2修正部38による第1研削面23a及び第2研削面
23bの修正は、実線で示すように回転軸線O2をO2
Aで示す位置に位置決めして行う。また、第3修正部3
9による第3研削面23cの修正は、二点鎖線で示すよ
うに回転軸線O2をO2Bで示す位置に位置決めして行
う。その手順は、何れも上述した第1実施例の場合と実
質的に同じである。
【0024】この第2実施例では、砥石車21と砥石修
正工具35を互いに逆向きに回転すれば、砥石車21と
砥石修正工具35は常に互いにつれ回りする向きとな
る。すなわち、ビルトインモータ34の回転の向きを変
えなくても、各修正時における各研削面23a,23
b,23cと各修正部37,38,39の間の各接触点
における相対速度は何れもそれぞれの円周速度の差とな
り、各修正条件をほゞ一定に揃えて各研削面23a,2
3b,23cの切れ味を揃えることができる。
【0025】次に図5に示す第3実施例は、第1修正部
37Aの形状が第1実施例と異なっているだけであるの
で、この相違点についてのみ説明する。その他の構造に
ついては第1実施例と同一部分に同一符号を付して示す
のみとし、詳細な説明は省略する。この第3実施例の第
1修正部37Aは、Z方向に対する回転軸線O2の傾斜
角度と同じ角度θ(=8度)だけ、回転軸線O2と直交
する線分に対し傾斜した方向に、ベース36の外周面か
ら突出している。すなわち、第1修正部37Aの突出方
向はX方向と平行となる。第1修正部37Aの先端面3
7aは砥石修正工具35の回転軸線O2に対し8度傾斜
している。
【0026】この第3実施例によれば、砥石層23の第
1研削面23aの両端部に円弧状の面取り部23a1,
23a2を形成することができる。先ず各サーボモータ
25,26により工作物テーブル12と砥石台13を移
動させて、図5の実線に示すように、第1修正部37A
の先端面37aを左側の円弧状の面取り部23a1の開
始点に位置させ、工作物テーブル12と砥石台13を関
連して移動させて先端面37aの角により面取り部23
a1の修正を行う。面取り部23a1の終了点に達した
後は、工作物テーブル12をZ方向において右進させて
先端面37aにより第1研削面23a修正を行い、次い
で上記と同様にして先端面37aの角により面取り部2
3a2の修正を行う。第2修正部38及び第3修正部3
9による第2研削面23b及び第3研削面23cの修正
は、上記第1実施例の場合と実質的に同じである。
【0027】上記各実施例では、砥石車21と砥石修正
工具35が互いにつれ回る向きに回転させて、各修正時
における各研削面と各修正部の間の各接触点における相
対速度が何れもそれぞれの円周速度の差となるようにし
たが、この相対速度がそれぞれの円周速度の和となるよ
うに砥石車と砥石修正工具の回転の向きを調整してもよ
い、
【0028】
【発明の効果】上述のように、本発明の砥石修正装置に
よれば、砥石車の円周面及び両端面の3つの研削面を同
時に修正することができるので、砥石車の両端面を使用
する研削加工の場合の砥石車の修正作業を容易にするこ
とができる。
【0029】砥石修正工具の回転軸線をツルア軸の反対
側となる延長線上において砥石車の回転軸線と交差させ
たものによれば、砥石修正装置の本体側となる端面に設
けた修正部による砥石車端面の研削面の修正は、修正部
の砥石車の中心側となる部分を使用してなされるので、
砥石車と本体が干渉することはない。
【0030】また、第1の方向に対する本体の傾斜角度
を、前記砥石修正工具の回転軸線が前記ツルア軸の反対
側となる延長線上において前記砥石車の回転軸線と交差
する方向と交差しない方向との2段に切り換え可能とし
たものによれば、砥石修正工具の回転の向きを変えなく
ても、各研削面と各修正部との間の相対速度を、それぞ
れの円周速度の和または差の何れか一方となるように選
択することができるので、各修正条件をほゞ一定に揃え
て各研削面の切れ味を揃えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による砥石修正装置の第1実施例を備
えた研削装置の全体構造を示す平面図である。
【図2】 第1実施例による砥石修正装置を示す縦断面
図である。
【図3】 第1実施例による砥石修正装置の作動の説明
図である。
【図4】 本発明による砥石修正装置の第2実施例の平
面図である。
【図5】 本発明による砥石修正装置の第3実施例の作
動の説明図である。
【図6】 従来技術による砥石修正装置の要部を示す断
面図である。
【符号の説明】
21…砥石車、30…砥石修正装置、31…本体、32
…ツルア軸、35…砥石修正工具、36…ベース、3
7,37A…第1修正部、38…第2修正部、39…第
3修正部。
フロントページの続き (72)発明者 向井 良平 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 若園 賀生 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ回転する砥石車と砥石修正工具
    を第1の方向とこれと交差する第2の方向に相対移動さ
    せることにより、砥石車の円周方向に連続しかつ互いに
    交差して形成された複数の研削面を前記砥石修正工具に
    より修正するようにした砥石修正装置において、前記砥
    石修正工具は、円盤状のベースと、砥粒を結合材で結合
    してなり前記ベースの外周面に円周方向に連続して設け
    られた第1修正部と、砥粒を結合材で結合してなり前記
    ベースの一方の端面に円周方向に連続して設けられた第
    2修正部と、砥粒を結合材で結合してなり前記ベースの
    他方の端面に円周方向に連続して設けられた第3修正部
    よりなり、前記砥石修正工具の回転軸線は実質的に前記
    砥石車の回転軸線を含む平面内において前記第1の方向
    に対し傾斜していることを特徴とする砥石修正装置。
  2. 【請求項2】 前記砥石修正工具は砥石修正装置の本体
    に軸承されて同本体から突出するツルア軸の先端部に同
    軸的に固定され、前記砥石修正工具の回転軸線は前記ツ
    ルア軸の反対側となる延長線上において前記砥石車の回
    転軸線と交差することを特徴とする請求項1に記載の砥
    石修正装置。
  3. 【請求項3】 前記砥石修正工具は砥石修正装置の本体
    に軸承されたツルア軸に同軸的に固定され、前記本体は
    前記第1の方向に対する傾斜角度が、前記砥石修正工具
    の回転軸線が前記ツルア軸の反対側となる延長線上にお
    いて前記砥石車の回転軸線と交差する方向と交差しない
    方向との2段に切り換え可能であることを特徴とする請
    求項1に記載の砥石修正装置。
JP6228298A 1994-09-22 1994-09-22 砥石修正装置 Pending JPH0890411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6228298A JPH0890411A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 砥石修正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6228298A JPH0890411A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 砥石修正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0890411A true JPH0890411A (ja) 1996-04-09

Family

ID=16874274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6228298A Pending JPH0890411A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 砥石修正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0890411A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1716973A1 (en) * 2004-02-18 2006-11-02 Toyoda Van Moppes Ltd. Double end face truing device, double end face truing tool, and double end face truing method
WO2007072879A1 (ja) * 2005-12-22 2007-06-28 Jtekt Corporation 砥石修正装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1716973A1 (en) * 2004-02-18 2006-11-02 Toyoda Van Moppes Ltd. Double end face truing device, double end face truing tool, and double end face truing method
EP1716973A4 (en) * 2004-02-18 2007-09-05 Toyoda Van Moppes Ltd CENTERING SYSTEM COMPRISING TWO ENDS, CENTERING TOOL CONTAINING TWO ENDS AND METHOD OF CENTERING CONTAINING TWO ENDS
US7331845B2 (en) 2004-02-18 2008-02-19 Toyoda Van Moppes Ltd. Double end face truing device, double end face truing tool, and double end face truing method
WO2007072879A1 (ja) * 2005-12-22 2007-06-28 Jtekt Corporation 砥石修正装置
JP5034951B2 (ja) * 2005-12-22 2012-09-26 株式会社ジェイテクト 砥石修正装置
US8342911B2 (en) 2005-12-22 2013-01-01 Jtekt Corporation Truing apparatus of grinding wheel

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0890411A (ja) 砥石修正装置
JPH1177493A (ja) 研削装置及び研削方法
JP3040905B2 (ja) 2連型砥石車、ガラス板の端縁部研削・研磨方法およびガラス板の端縁部研削・研磨装置
JPH02198757A (ja) レンズ加工方法
JP3365439B2 (ja) 研削装置
JP3843032B2 (ja) 円筒研削盤
JP4187849B2 (ja) 円板形工具の制御方法および工具ドレス機
JPH085002B2 (ja) 球面ホーニング加工方法
JP3555318B2 (ja) 研削方法
JP3230299B2 (ja) 砥石修正装置
JPH0899257A (ja) 研削装置
JP3452619B2 (ja) 球面創成研削方法
JPH045233Y2 (ja)
JP2966955B2 (ja) 研削方法および装置
JPH09285963A (ja) 砥石修正装置及び方法
JP3295114B2 (ja) 両頭研削盤に於ける砥石台の位置設定方法
JP2022177587A (ja) 砥石修正方法
JP4151594B2 (ja) 工作物の回転軸方向傾斜面の研削方法
JP2662557B2 (ja) レンズの研削加工方法
JP3765154B2 (ja) 研削方法
JP2000190221A (ja) 工具の制御方法および移動経路生成方法
JP3255437B2 (ja) 三次元曲面を有する工作物の加工方法と加工装置
JP2859753B2 (ja) 導電性砥石のツルーイング方法
JPH07100763A (ja) 砥石修正方法
JPH1190824A (ja) 砥石修正装置及び砥石修正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040812

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20050722

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050804

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100819

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120819

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130819

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees