JPH089023B2 - コア材への接着剤塗布方法 - Google Patents

コア材への接着剤塗布方法

Info

Publication number
JPH089023B2
JPH089023B2 JP33192488A JP33192488A JPH089023B2 JP H089023 B2 JPH089023 B2 JP H089023B2 JP 33192488 A JP33192488 A JP 33192488A JP 33192488 A JP33192488 A JP 33192488A JP H089023 B2 JPH089023 B2 JP H089023B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
coating
coating rolls
outer peripheral
rolls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP33192488A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02180669A (ja
Inventor
信一 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP33192488A priority Critical patent/JPH089023B2/ja
Publication of JPH02180669A publication Critical patent/JPH02180669A/ja
Publication of JPH089023B2 publication Critical patent/JPH089023B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、家具や建材等の芯材として使用されるコア
材に接着剤を塗布する場合に適用されるコア材への接着
剤塗布方法に関するものである。
[従来の技術] フラッシュ構造を有した間仕切り等の芯材として、コ
ア材が使用されることが少なくない。すなわち、この種
のものでは、例えば、第4図に示すように、スチール製
の補強枠101と、コア材102との両面に接着剤を塗布して
おき、その両面に面板103を貼着するようにしている。
従来、このようなコア材102の両面に接着剤を塗布す
る方法としては、第5図に示すように、対をなす塗布ロ
ール104、105を、コア材102の厚み寸法sに対応する隙
間s′を介して並設し、これらの塗布ロール104、105の
外周面104a、105aに接着剤106、107を供給するととも
に、それら両塗布ロール104、105を、その対向する外周
部分が同一方向に移動するように回転させておき、これ
ら両塗布ロール104、105により該コア材102を挾持して
搬送しながら、該塗布ロール104、105の外周面104a、10
5aに付着している接着剤106、107をそのコア材102の両
面102a、102bに転着させるようにしたものが知られてい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような方法は、塗布ロール104、105の
外周面104a、105aに付着している接着剤106、107を挾圧
作用により、コア材102に転移させるだけのものである
ため、このコア材102が塗布ロール104、105間を一度通
過するだけでは、このコア材102に接着剤106、107を十
分に付着させるのは難しい。すなわち、この種のコア材
102に塗布される接着剤106、107は、低粘度のエマルジ
ョン系(水系)のものが一般的であるため、塗布ロール
104、105の外周面104a、105aに保持し得る接着剤層の厚
みに一定の限界がある。そのため、かかる転着方式のも
のでは、一度の通過では十分な量の接着剤106、107をコ
ア材102に塗布することが困難である。したがって、対
をなす塗布ロール104、105を備えた装置を複数台連設し
ておき、コア材102をそれらの装置に順次に導いて、繰
り返し接着剤塗布作業を行ったり、コア材102を、同一
の塗布ロール104、105間に3〜4回通して所要量の接着
剤106、107を塗布するようにしているのが現状である。
ところが、いずれの場合にも、接着剤106、107が付着
した状態のコア材102を搬送したり、塗布ロール104、10
5間に挿入する操作が多数回必要となり、設備が複雑化
したり操作が繁雑なものになるという不具合がある。
本発明は、このような不具合を解消することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上のような目的を達成するために、次の
ような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係るコア材への接着剤塗布方法
は、コア材の厚み寸法に対応する隙間を介して並設した
対をなす塗布ロールの外周面に、接着剤を供給するとと
もに、それら両塗布ロールを、その対向する外周部分が
同一方向に移動するように回転させておき、コア材をそ
れら両塗布ロール間に、該塗布ロールの対向する外周部
分が移動する方向と同じ方向から挿入し、その両面を前
記塗布ロールの外周面に摺接させながらその隙間を通過
させるにあたって、前記塗布ロールの下段側に前記コア
材を受止める速度制限機構を設け、その速度制限機構に
よって前記コア材の進行速度を前記塗布ロールの回転速
度よりも遅くするようにしたことを特徴とする。
コア材としては、いわゆるペーパーコア、ハニカムコ
アあるいはロールコア等がある。
[作用] このような構成によれば、コア材を塗布ロール間の隙
間に挿入していくと、その塗布ロールの下段側に配置し
た速度制限機構がコア材を受止めるとともに、コア材の
進行速度を塗布ロールの回転速度よりも遅くしてコア材
の両面と塗布ロールの外周面との間に強制的に滑りを生
じさせる。そして、前述のようなコア材は、その両面が
薄い構成材料の端面と空洞の開口端とからなっているた
め、塗布ロールの外周面に付着している接着剤がそぎ落
とされるようにして、コア材の構成材料の端面及びその
縁部に付着することになる。したがって、その塗布ロー
ルの外周面に逐次接着剤を供給補充できるようにしてお
けば、塗布ロール間にコア材を一度通過させるだけで、
必要量の接着剤をそのコア材に付着させることが可能と
なる [実施例] 以下、本発明の一実施例を、第1図から第3図を参照
して説明する。
第1図は、本発明を実施するための装置の概要を示し
ている。この装置は、対をなすゴム製の塗布ロール1、
2を一定の隙間t′を介して上下に並設している。そし
て、これらの塗布ロール1、2を、図示しない電動機に
よりその対向する外周部分が同一方向に移動する方向
(図中a、b参照)に所要の速度で回転駆動するように
している。なお、前記塗布ロール1、2の少なくとも一
方は、その軸支位置を上下方向に移動調節することがで
きるようにしてあり、両塗布ロール1、2間に、コア材
たるペーパーコア3の厚み寸法tに対応する隙間t′が
形成されるように設定してある。そして、各塗布ロール
1、2の側部には、金属製のドクターロール4、5を転
接させ、そのドクターロール4、5と塗布ロール1、2
との転接部分に上方から接着剤6、7を逐次供給補充し
得るようにしている。
また、これら両塗布ロール1、2の配設位置の前段側
に、塗布ロール1、2間の隙間t′にペーパーコア3を
案内するための複数のガイドローラ8を配設してある。
一方、前記塗布ロール1、2の配設位置の下段側に
は、複数の出口受ローラ9と、速度制限機構10を配設し
てある。出口受ローラ9は、前記塗布ロール1、2間の
隙間t′を通過させて、その上面3a及び下面3bに接着剤
6、7を付着させたペーパーコア3を受けるためのもの
である。速度制限機構10は、ペーパーコア3を直接に受
止めるストッパ11と、このストッパ11の両端にそれぞれ
固着したスライダ12と、それぞれのスライダ12を螺装し
た平行な送りねじ13と、両方の送りねじ13を等速回転さ
せるための連動軸14と、送りねじ13及び連動軸14を回転
駆動する原動機15と、前記送りねじ13の回転速度を調節
することによって前記スライダ12の進行速度が調節可能
な変速機16とを具備してなるものである。そして、前記
スライダ12は、送りねじ13を正転させると、前記塗布ロ
ール1、2の回転速度よりも遅い一定の速度で塗布ロー
ル1、2から離れる方向に進行し、送りねじ13を逆転さ
せると、塗布ロール1、2側に速やかに移動するように
なっている。
しかして、この装置によるペーパコア3への接着剤
6、7の塗布は、次のように行われる。先ず、ペーパー
コア3へ塗布すべき接着剤6、7の量に応じて塗布ロー
ル1、2の回転速度や塗布ロール1、2の外周面1a、2a
に逐次供給する接着剤6、7の量などを設定するととも
に、ストッパ11の進行速度を塗布ロール1、2の回転速
度よりも遅い一定速度に調節する。そして、塗布ロール
1、2間の隙間t′の出口近傍にストッパ11を待機させ
た上で、ガイドローラ8上に載置したペーパーコア3を
塗布ロール1、2の対抗する外周部分が移動する方向と
同じ方向から前記隙間t′に挿入する。しかして、ペー
パーコア3が塗布ロール1、2間の隙間t′に送られて
その先端がストッパ11に当接すると、ストッパ11が送り
ねじ13等の働きによって塗布ロール1、2の回転速度よ
りも遅く進行するため、塗布ロール1、2の外周面1a、
2aとペーパコア3の上面3a及び下面3bとの間に強制的に
滑りが発生する、このため、塗布ロール1、2の外周面
1a、2aに逐次供給された接着剤6、7は、そぎ落とされ
るようにしてペーパーコア3の上面3a及び下面3bに付着
することになる。
したがって、以上のような構成によれば、塗布ロール
1、2間の隙間t′をペーパーコア3が一度通過するだ
けで、該ペーパーコア3に必要量の接着剤6、7を付着
させることができるので、接着剤6、7を塗布する際の
作業手間を大巾に軽減できると同時に、その作業効率を
効果的に高めることができる。すなわち、このような手
法によれば、接着剤塗布装置を複数台連設したり、同一
のコア材に繰り返し接着剤を付着させたりする必要がな
いので、装置の複雑化や接着剤塗布作業の繁雑化を招く
ことがない。
そして、塗布ロール1、2の外周面1a、2aとペーパー
コア3の上面3a及び下面3bとの間に強制的に滑りを生じ
させ、塗布ロール1、2の外周面1a、2aに供給した接着
剤6、7をそぎ落とすように強制的にペーパーコア3に
付着させているため、塗布ロール1、2に供給した接着
剤6、7を確実にペーパーコア3に付着させることがで
きる。このため、塗布ロール1、2の回転速度がストッ
パ11の進行速度、あるいは、塗布ロール1、2に供給す
る接着剤6、7の供給量等をそれぞれ増減させても、必
要量の接着剤6、7を確実にペーパーコア3に付着させ
ることができるとともに、必要に応じて塗布量を適宜変
更することも容易に行うことができる。
また、塗布ロール1、2の対向する外周部分が移動す
る方向と同じ方向からペーパーコア3を塗布ロール1、
2間の隙間t′に挿入し、塗布ロール1、2によってペ
ーパーコア3を搬送させつつ、ペーパーコア3が前記隙
間t′を通過する速度を調節するようにしている。この
ため、塗布ロール1、2の下段側に速度制限機構10を配
置すれば、既存の接着剤塗布装置がそのまま利用できる
ので、接着剤塗布装置を大巾に変更したり、全く新規な
ものに変更する必要もない。
以上、本発明の一実施例について述べたが、速度制限
機構等は、前述のようなものに限らず種々変形が可能で
ある。
また、本発明は、コア材にペーパーコアを用いる場合
に限らず、ハニカムコアやロールコア等を用いる場合に
も好適に採用することができる。
[発明の効果] 以上のような構成からなる本発明によれば、一対の塗
布ロール間の隙間をコア材を一度通過させるだけで必要
量の接着剤をコア材に確実に付着させることができるの
で、コア材に接着剤を塗布する際の作業手間を大巾に軽
減できると同時に、その作業効率を効果的に高めること
ができる。
しかも、本発明では、塗布ロールの対向する外周部分
が移動する方向と同じ方向から塗布ロール間の隙間に前
記コア材を挿入する方策を採用しているので、塗布ロー
ルの下段側にコア材の進行速度を制限する速度制限機構
を配置すれば、既存の接着剤塗布装置を有効に活用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は
装置の概略的な斜視図、第2図は要部の構成説明図、第
3図は作動説明図である。第4図と第5図は従来例を示
し、第4図は概略的な斜視図、第5図は第3図相当の作
動説明図である。 1……塗布ロール、1a…外周面 2……塗布ロール、2a……外周面 3……コア材(ペーパーコア) 3a……上面、3b……下面 4、5……ドクターロール 6、7……接着剤、10……速度制限機構 t……コア材(ペーパーコア)の厚み t′……塗布ロール間の隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コア材の厚み寸法に対応する隙間を介して
    並設した対をなす塗布ロールの外周面に、接着剤を供給
    するとともに、それら両塗布ロールを、その対向する外
    周部分が同一方向に移動するように回転させておき、コ
    ア材をそれら両塗布ロール間に、該塗布ロールの対向す
    る外周部分が移動する方向と同じ方向から挿入し、その
    両面を前記塗布ロールの外周面に摺接させながらその隙
    間を通過させるにあたって、前記塗布ロールの下段側に
    前記コア材を受止める速度制限機構を設け、その速度制
    限機構によって前記コア材の進行速度を前記塗布ロール
    の回転速度よりも遅くするようにしたことを特徴とする
    コア材への接着剤塗布方法。
JP33192488A 1988-12-29 1988-12-29 コア材への接着剤塗布方法 Expired - Lifetime JPH089023B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33192488A JPH089023B2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 コア材への接着剤塗布方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33192488A JPH089023B2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 コア材への接着剤塗布方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02180669A JPH02180669A (ja) 1990-07-13
JPH089023B2 true JPH089023B2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=18249163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33192488A Expired - Lifetime JPH089023B2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 コア材への接着剤塗布方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH089023B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102033861B1 (ko) * 2018-12-20 2019-10-18 김승호 종이 파렛트 제작용 풀칠 기계

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6557957B2 (ja) * 2014-10-07 2019-08-14 Dic株式会社 積層体の製造方法及び化粧造作部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102033861B1 (ko) * 2018-12-20 2019-10-18 김승호 종이 파렛트 제작용 풀칠 기계

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02180669A (ja) 1990-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE2507116C3 (de) Vorrichtung und Verfahren zum Aufbringen eines hochviskosen Beschichtungsmaterials auf ein Metallband
CA1284938C (en) Process of laminating
DE3516902C2 (ja)
US3688735A (en) Apparatus for applying glue to leading and trailing edges of a wrapper sheet
DE2914585C2 (de) Verfahren zum Glätten einer magnetischen Beschichtung
JPH089023B2 (ja) コア材への接着剤塗布方法
DE4218596C2 (de) Streicheinrichtung zum indirekten Auftragen von Streichfarbe auf eine Papier- oder Kartonbahn
WO1993019938A1 (en) Reverse roller coating apparatus
EP1423212B1 (de) Vorrichtung zum auftragen von schmierstoffen auf die umfangsfläche von walzen in walzgerüsten
JPH0372976A (ja) 両面同時塗工装置
JP2851134B2 (ja) ストリップの塗装方法
DD210236A5 (de) Verfahren und vorrichtung zum herstellen einer verbundbahn
DE102010002995A1 (de) Übertragungseinrichtung und Übertragungsverfahren für bedruckte Papierbögen
JPH07122051B2 (ja) コア材への接着剤塗布方法
JP3093971B2 (ja) ロールコーター
DE2312026C3 (de) Vorrichtung zum Bekleben von Blechen mit Folien
JPH02265667A (ja) ロールコータによる帯板の塗装装置
EP2957416B1 (de) Verfahren und vorrichtung zum ummanteln strangförmiger werkstücke in variablen losgrössen
JPS6347597B2 (ja)
AT247702B (de) Beschichtungsvorrichtung, insbesondere zum Auftragen von Schichten aus verschiedenen plastischen Materialien auf ein Unterlageband
JPS637326Y2 (ja)
JPS6032036Y2 (ja) シ−ト連続供給装置
JPS6227255Y2 (ja)
NL7903945A (nl) Laminator.
JPH029469A (ja) 塗装方法及び装置