JPH0889630A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0889630A
JPH0889630A JP6233118A JP23311894A JPH0889630A JP H0889630 A JPH0889630 A JP H0889630A JP 6233118 A JP6233118 A JP 6233118A JP 23311894 A JP23311894 A JP 23311894A JP H0889630 A JPH0889630 A JP H0889630A
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JP6233118A
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Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Katsuhiko Hayashi
勝彦 林
Kazuaki Kuramoto
和明 倉本
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示図柄の変動中に、遊技者に表示図柄を楽
ませながら「当たり」の期待感を抱かせるようにする。 【構成】 本発明に係るパチンコ機は、複数の図柄表示
部を有しており、各々の図柄表示部の表示図柄の組み合
わせが特別の組み合わせのときに、遊技者に特別の利益
を与える状態を実現するパチンコ機において、各々の表
示図柄は、異なるポーズの中から選択されるものであ
り、表示図柄の変動中は様々なポーズが一連に表示され
ることを特徴とする。このため、例えば、あるキャラク
ターが踊っているように見せることも、動物が動いてい
るように見せることも可能であり、従来のように、表示
図柄の形が認識できないような不都合はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の図柄表示部を有
しており、各々の図柄表示部の表示図柄の組み合わせが
特別の組み合わせのときに、遊技者に特別の利益を与え
る状態を実現するパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】図柄表示装置を備える従来のパチンコ機
では、遊技球(以下、パチンコ玉)が所定の入賞口に入
ると、その図柄表示装置に設けられた左、中央、右の各
図柄表示部の表示図柄が、例えば、スロットルマシンの
ように変動し、所定時間が経過すると停止するようにな
っている。そして、停止した各図柄表示部の表示図柄の
組み合わせが特別の組み合わせのときに「当たり」とな
り、遊技者には特別の利益が与えられる。ここで、前記
表示図柄としては、数字や記号あるいは乗物や動植物、
マンガのキャラクター等が好適に使用されている。した
がって、例えば、左、中央、右の各図柄表示部で数字の
「7」が表示されたり(777)、同じ形の車や動物が
表示されたりした場合等が「当たり」となり、遊技者に
は特別の利益が与えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のパチンコ機では、表示図柄が変動している間
は、遊技者はその図柄の形を認識することができなかっ
た。このため、遊技者は表示図柄の変動中は「当たり」
の期待感を抱くことができるが、表示図柄を楽しむこと
はできなかった。本発明はこのような点に鑑みてなされ
たものであり、表示図柄の変動中に、例えば、踊りのよ
うな一連の動作を表示するようにして、遊技者に表示図
柄を楽ませながら期待感を抱かせるようにしようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段、作用、効果】
〔課題を解決するための請求項1に係る手段〕上記した
課題は、以下の特徴を有するパチンコ機によって解決さ
れる。即ち、請求項1に係るパチンコ機は、複数の図柄
表示部を有しており、各々の図柄表示部の表示図柄の組
み合わせが特別の組み合わせのときに、遊技者に特別の
利益を与える状態を実現するパチンコ機において、各々
の表示図柄は、異なるポーズの中から選択されるもので
あり、表示図柄の変動中は様々なポーズが一連に表示さ
れることを特徴とする。 〔請求項1に記載された発明の作用〕本発明によると、
各々の表示図柄は、異なるポーズに中から選択されるも
ので、表示図柄の変動中は様々なポーズが一連に表示さ
れる。したがって、表示図柄の変動中は、例えば、ある
キャラクターが踊っているように見せることも、動物が
動いているように見せることも可能であり、従来のよう
に、表示図柄の形が認識できないような不都合はない。 〔請求項1に記載された発明の効果〕本発明によると、
表示図柄の変動中に、例えば、あるキャラクターが踊っ
ているように見せることが可能になり、遊技者に表示図
柄を楽ませながら「当たり」の期待感を抱かせることが
できる。これによって、パチンコ機の面白さがさらに向
上する。
【0005】〔課題を解決するための請求項2に係る手
段〕このパチンコ機は、請求項1に記載されたパチンコ
機において、図柄表示部には、ポーズと、そのポーズに
対応する図柄が表示されることを特徴とする。 〔請求項2に記載された発明の作用〕本発明によると、
図柄表示部には、ポーズと、そのポーズに対応する図柄
が表示される。このため、従来のパチンコ機に慣れてい
る遊技者でも表示図柄の変動が停止した時に、従来と同
じ感覚で速やかに「当たり」、「外れ」を識別すること
ができる。 〔請求項2に記載された発明の効果〕本発明によると、
表示図柄の変動が停止した時に、従来と同じ感覚で速や
かに「当たり」「外れ」を識別することができるため
に、従来のパチンコ機に慣れている遊技者でも違和感が
なく扱い易い。
【0006】〔課題を解決するための請求項3に係る手
段〕このパチンコ機は、請求項1に記載されたパチンコ
機において、図柄表示部には、一の表示手段と他の表示
手段とが設けられており、一の表示手段によって表示さ
れる図柄と、他の表示手段によって表示される図柄と
は、同期変動制御手段の働きにより同期して変動するこ
とを特徴とする。 〔請求項3に記載された発明の作用〕本発明によると、
一の表示手段によって表示される図柄と、他の表示手段
によって表示される図柄とは同期して変動するために、
一の表示手段に表示される図柄あるいは他の表示手段に
表示される図柄のいずれによっても「当たり」、「外
れ」を識別することができる。 〔請求項3に記載された発明の効果〕本発明によると、
複数箇所において「当たり」、「外れ」に係わる図柄の
表示が同時に行われるために、遊技者は自分の好みに合
った図柄で速やかに「当たり」、「外れ」を識別するこ
とができるとともに、パチンコ機に躍動感を与えること
ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。まず、パチンコ機100の外観について、図2
および図3を参照しながら説明する。図2および図3は
本発明の一実施例であるパチンコ機100の外観を示す
図であって、図2には正面図を、図3には裏面図をそれ
ぞれ示す。なお、これらの図面において、同一の要素に
は同一番号を付している。
【0008】まず、パチンコ機100の表面について説
明する。図2において、遊技盤表面102上には、遊技
領域とその周囲を区画するレールCが右回りの螺旋状に
設けられている。このレールCは、遊技盤表面102の
左下部を始端とし、内側に一回転強した左上部を終端と
して設けられている。したがって、遊技盤表面102の
左下部から左上部までは、パチンコ玉Bが通るための通
路になる。また、レールCのほぼ中間点(すなわち、遊
技盤表面102の右上部)には返しゴム140が設けら
れ、レールCの終端には戻り球防止ホルダー110が設
けられている。そして、遊技者が手で発射装置(図示せ
ず)を操作すると、パチンコ玉BがレールCに沿って矢
印Aの方向に打ち出される。なお、返しゴム140はパ
チンコ玉Bが強く打ち出された場合に、パチンコ玉Bを
逆方向へ戻すために設けられている。また、戻り球防止
ホルダー110は、上記返しゴム140によって戻され
たパチンコ玉Bが、通路に逆入するのを防止するために
設けられている。
【0009】遊技領域(すなわち、螺旋状に設けられた
レールCの内側)には、ゲート116,130、普通電
動役物118、特別装置120、大入賞口132および
アウト口138が適宜に配置して設けられている。同様
に、パチンコ玉Bを散乱させる釘や風車、あるいは遊技
者の目を楽しませる表示灯112,122,114,1
42,144,146が、遊技盤表面102上に適当に
配置して設けられている。なお、特別装置120には、
普通図柄表示装置124、普通図柄記憶数表示装置12
4a、特別図柄表示装置126および特別図柄記憶数表
示装置126aが備えられている。
【0010】普通図柄表示装置124は図柄を表示する
装置の一つであって、普通図柄を表示する装置である。
この普通図柄表示装置124に表示される普通図柄は、
後記するように、所定の時期に変動を始める。そして、
その変動後に、停止した状態で表示された普通図柄が所
定図柄と一致した場合を「当たり」とする。普通図柄と
しては、例えば数字が適切である。なお、普通図柄表示
装置128には7セグメントLEDを用いるのが最適で
あるが、カラー又はモノクロの液晶表示装置やCRTや
LED表示装置等のように、普通図柄が表示可能な他の
表示装置を適用してもよい。
【0011】また、特別図柄表示装置126は、その詳
細が図1に示されるように、表示画面が左表示部126
x、中央表示部126y、右表示部126zの三表示部
(図1(A)参照)を備えており、各々の表示部126
x,126y,126zに特別図柄が表示されるように
なっている。なお、この特別図柄としては、キャラクタ
ーのポーズと数字の組み合わせが好適に使用され、後記
するように、所定のタイミングで特別図柄表示装置12
6が動作するとキャラクターのポーズが一連の動きを始
めるとともに、それに対応する数字が変動を開始する。
そして、所定時間経過後にキャラクターのポーズと数字
が停止した状態で、その表示されたキャラクターのポー
ズと数字が予め定められたポーズ及び数字と一致した場
合を「大当たり」とする。例えば、図1(C)左側に表
された右手左足を上げているポーズと数字「7」が横に
三つ並んだ場合を「大当たり」と設定すると、実際に、
各々の表示部126x,126y,126zに右手左足
を上げているポーズと数字「7」とが表示されれた状態
で「大当たり」となる。なお、特別図柄表示装置126
にはカラーの液晶表示装置を用いるのが筐体の大きさや
省消費電力の点で望ましいが、CRTやLED表示装置
等のように、特別図柄が表示可能な他の表示装置を適用
してもよい。
【0012】図2に示されるように、普通図柄記憶数表
示装置124aは、普通図柄表示装置124に表示され
る普通図柄について変動させる回数を表示する装置であ
る。同様に、特別図柄記憶数表示装置126aは、特別
図柄表示装置126に表示される特別図柄について変動
させる回数を表示する装置である。これらの普通図柄記
憶数表示装置124aと特別図柄記憶数表示装置126
aには、例えばLED(Light Emitting Diode)を4個
設ける構成としたが、CRT等の表示装置や7セグメン
トLED等の表示器のように、記憶数を遊技者に認識さ
せるための他の表示装置を適用してもよい。
【0013】普通電動役物118は、「当たり」の際に
開く電動の一対の可動翼片(いわゆるチューリップ)を
備えた入賞口である。また、大入賞口132は横長の入
賞口であって、「大当たり」の際に開く蓋を備えてい
る。この横長の入賞口の中には複数の入賞口が水平に並
んで設けられており、そのうちの一つ(例えば、右側)
の入賞口136を「特別領域」としている。また、この
大入賞口132の蓋の中側には、パチンコ玉Bが大入賞
口132に何個入賞したかを遊技者に知らせる大入賞口
入賞数表示装置134が設けられている。なお、大入賞
口132の左右側には通常の入賞口が設けられている。
また、ゲート116,130は、パチンコ玉Bを通過さ
せる通路である。さらに、アウト口138は遊技領域か
らパチンコ玉Bを排出する開口であって、遊技盤表面1
02の下部にレールCを挟んで設けられている。
【0014】次に、パチンコ機100の裏面について説
明する。図3において、遊技盤裏面104には、検出ス
イッチ160,164,168,170,172(以
下、単に「検出スイッチ160等」と呼ぶ。)、普通電
動役物ソレノイド162、大入賞口ソレノイド174、
取付穴112a,114a,118a,120a,12
6a,132a,144aおよびアウト口穴138aが
設けられている。その他、通常の入賞口に入賞したパチ
ンコ玉Bの通過を検出する検出スイッチや、入賞したパ
チンコ玉Bを誘導するための誘導レールが適宜に設けら
れている。ここで、取付穴112a,114a,122
a,144aは、それぞれ表示灯112,114,12
2,144を取り付けるための穴である。同様に、取付
穴118a,120a,132aは、それぞれ普通電動
役物118、特別装置120、大入賞口132を取り付
けるための穴である。さらに、アウト口穴138aはア
ウト口138用の穴である。
【0015】検出スイッチ160等は、いずれもパチン
コ玉Bの通過を検出するためのスイッチであって、磁性
の変化によって上記通過を判定する近接スイッチが一般
に用いられる。検出スイッチ160,168は、それぞ
れゲート130,116を通過するパチンコ玉Bを検出
する。検出スイッチ164は、普通電動役物118に入
賞したパチンコ玉Bを検出する。検出スイッチ172は
大入賞口132に入賞したパチンコ玉Bを検出し、特に
検出スイッチ170は特別領域に入賞したパチンコ玉B
を検出する。なお、これらの検出スイッチ160等によ
って検出された検出信号は、いずれも図4と図5に示す
制御部220に送られて所定数の賞品球を払い出す他
に、特別装置120や普通電動役物118等の動作を制
御するための検出装置としても用いられる。普通電動役
物ソレノイド162は、普通電動役物118に構成され
る一対の可動翼片を「当たり」の際に左右に開閉させる
ためのソレノイドである。また、大入賞口ソレノイド1
74は、大入賞口132に設けられた蓋を「大当たり」
の際に開閉させるためのソレノイドである。
【0016】次に、上記のように構成されるパチンコ機
100を動作させるための電気的な接続について、図4
および図5を参照しながら説明する。図4はパチンコ機
100の配線系統図であり、図5は制御部220の構成
を示すブロック図である。なお、図2と同一の要素には
同一番号を付し、説明を省略する。図4において、パチ
ンコ機100の電気配線系統は、大きく分けて盤面部2
00と枠部300によって構成されている。盤面部20
0は端子部210、制御部220および中継部240に
よって構成されている。また、枠部300は防犯部30
6、発射制御部330、中継部302、端子部340お
よび中継部324によって構成されている。
【0017】まず、盤面部200について説明する。制
御部220は次図に示すCPU(プロセッサ)230等
を備えており、パチンコ機100の全体を制御する機能
を有している。中継部240には検出スイッチ160,
168,170,172が接続され、上記制御部220
へ送る検出信号を中継する。端子部210は4つのコネ
クタ端子を備え、制御部220から送られた信号を、こ
のうちの一つの端子212を用いて後述する端子部34
0へ送る。ここで、制御部220と中継部240の間、
および、制御部220と端子部210の間は、いずれも
コネクタを有するケーブルによって接続されている。な
お、後述する枠部300内に設けられている静電防止器
312は、制御部220を通じてアースに接続されてお
り、静電気によるパチンコ機100の誤動作を防止す
る。
【0018】次に、枠部300について説明する。防犯
部306は遊技中における不正を防止するためのもので
あって、スピーカ320と賞品球払出禁止スイッチ32
2が接続されている。ここで、スピーカ320は効果音
や警告音を鳴動する。賞品球払出禁止スイッチ322は
賞品球の払い出しを禁止するスイッチである。発射制御
部330はパチンコ玉Bを発射するためのモータ駆動回
路334を備えており、タッチ端子314、ハンドルス
イッチ316、発射装置停止スイッチ318およびモー
タ332が接続されている。ここで、タッチ端子31
4、ハンドルスイッチ316および発射装置停止スイッ
チ318は、いずれもパチンコ玉Bを発射させるために
遊技者が手で発射装置の操作を行うための端子あるいは
スイッチである。タッチ端子314は、遊技者の手が発
射装置に触れていることを検出する端子である。ハンド
ルスイッチ316は、モータ332を駆動してパチンコ
玉Bを発射するためのスイッチである。また、発射装置
停止スイッチ318は、パチンコ玉Bの発射を一時的に
停止させるためのスイッチである。
【0019】中継部302は制御部220と防犯部30
6の間に設けられ、これらの相互間で送受信される信号
を中継する。なお、中継部302には、賞品球払出モー
タ308、賞品球払出ソレノイド304および賞品球検
出スイッチ310が接続されている。ここで、賞品球払
出ソレノイド304は、賞品球の払い出し用のふたを開
閉させるためのソレノイドである。賞品球払出モータ3
08は、賞品球の払い出しを行うためのモータである。
賞品球検出スイッチ310は、賞品球の払い出しを検出
する三連のスイッチである。端子部340は防犯部30
6の図面右側に接続されており、普通電動役物ソレノイ
ド162、大入賞口ソレノイド174、ヒューズ342
を介して接続されるコンセント344、表示灯346,
348,350および賞品球切れ検出スイッチ336を
備える。中継部324は防犯部306と発射制御部33
0の間に設けられ、枠検出スイッチ326を備える。な
お、上記の表示灯346,348,350は図2に示す
遊技盤表面102に適宜配設された表示灯112,11
4,142,144,146やその他の表示灯であり、
賞品球切れ検出スイッチ336は賞品球の球切れを検出
するスイッチである。
【0020】図5は制御部220の構成を示すブロック
図であって、本発明を実施するために必要な最小限の構
成を示す。このため、例えばパチンコ玉Bが通常の入賞
口に入賞した場合に、所定数の賞品球を払い出す処理の
ための構成や動作等については説明を省略する。図にお
いて、制御部220は、CPU230、ROM222、
RAM224、入力処理回路226、音楽処理回路23
2、表示制御回路234、表示装置234aおよび出力
処理回路236によって構成されている。CPU230
は、ROM222に格納された制御プログラムに従って
パチンコ機100の全体を制御する。ROM222には
コストを抑えるためEPROMを使用するが、これに限
らずEEPROMやフラッシュRAMを使用してもよ
い。なお、上記制御プログラムには、「当たり」か「は
ずれ」かを判定するための判定プログラム、普通図柄表
示装置124や特別図柄表示装置126に「当たり」と
「はずれ」の図柄を表示させるための図柄表示プログラ
ム、普通電動役物118を制御する役物制御プログラ
ム、あるいは大入賞口132を制御する大入賞口制御プ
ログラム等のプログラムも含まれる。RAM224に
は、一般にアクセス速度を速くするためDRAMを使用
するが、これに限らずSRAMあるいはフラッシュRA
M等の不揮発性メモリを使用してもよい。なお、このR
AM224には変動期間カウンタ、乱数列、ゲートカウ
ンタ、役物カウンタ、大当たりカウンタおよび高確率カ
ウンタ等の各種のデータあるいは入出力信号が格納され
る。
【0021】入力処理回路226は、検出スイッチ16
0,168,170,172やその他の検出スイッチ等
から送られたそれぞれの検出信号を受けて、制御部22
0内で処理可能なデータ形式に変換し、バス238を介
してCPU230又はRAM224へ転送する。音楽処
理回路232はCPU230からバス238を介して送
られた鳴動データに従って、アナログ信号に変換してス
ピーカ320へ送り、音声を出したり、BGMを奏で
る。表示制御回路234は、CPU230からバス23
8を介して送られた表示制御データに従って、表示装置
234aの表示制御を行う回路である。具体的には、C
PU230から送られた制御データと図柄データに従っ
て表示装置234aを表示制御する。ここで、表示装置
234aは、特別装置120に設けられた普通図柄表示
装置124と特別図柄表示装置126の表示装置であ
る。なお、この表示制御回路234は、上記表示装置2
34aのみならず、図2に示す普通図柄記憶数表示装置
124aや特別図柄記憶数表示装置126a、あるいは
表示灯112,122,114,142,144,14
6等の表示制御をも行う。出力処理回路236は、CP
U230からバス238を介して送られた駆動データに
従って、普通電動役物ソレノイド162および大入賞口
ソレノイド174を駆動する駆動信号に変換して送る。
なお、上記各構成要素は、いずれもバス238に互いに
結合されている。
【0022】次に、本発明を実行するための処理手順に
ついて、図6〜図8及び図10、図11を参照しながら
説明する。これらの処理手順は、いずれも図5に示す制
御部220においてROM222に格納された処理プロ
グラムをCPU230が実行することによって実現され
る。これらの処理手順は一定期間(例えば、1ミリ秒)
ごとに実行される。
【0023】図6において、ゲートスイッチがオンか否
かを検出し(ステップS10)、ゲートスイッチがオン
(YES)ならばゲートカウンタのカウントアップ処理
を行う(ステップS12)。具体的には、図2に示すゲ
ート116,130をパチンコ玉Bが通過し、ゲートス
イッチの一つである検出スイッチ160,168がパチ
ンコ玉Bの通過を検出すると検出信号を出力し、図5に
示すRAM224に格納されたゲートカウンタを1だけ
増加させる。この場合、所定値(例えば、4)を超える
場合には、この所定値のままとする。なお、ゲートカウ
ンタの数に従って、図2に示す普通図柄記憶数表示装置
124aのLEDを点灯させる。このため、遊技者は普
通図柄表示装置124に表示される普通図柄が変動する
回数を確認することができる。その後、通常の入賞口に
パチンコ玉Bが入賞したか否かを判別し(ステップS1
4)、通常の入賞口にパチンコ玉Bが入賞した(YE
S)ならば、その入賞したパチンコ玉Bの数に応じて賞
品球の払い出し処理を行う(ステップS16)。この払
い出し処理では、パチンコ玉Bが1個入賞するごとに所
定数(例えば、7個)の賞品球を払い出す。
【0024】次に、図7に示す処理手順は、上記図6に
示す処理手順と並行して実行される手順である。まず、
図6に示すステップS12のゲートカウンタが零より大
きいか否かを判別する(ステップS20)。もし、ゲー
トカウンタが零以下である(NO)ならば、本処理手順
を終了する。一方、ゲートカウンタが零より大きい(Y
ES)ならば、普通図柄表示処理を行なって、普通図柄
表示装置124に表示する図柄を変動させる(ステップ
S22)。この普通図柄表示処理の具体的な処理手順に
ついて、図8を参照しながら説明する。
【0025】図8は、確率切換手段を具体化した処理手
順である。まず、高確率カウンタが零より大きいか否か
を判別する(ステップS50)。ここで、前記高確率カ
ウンタは、後記する図10のステップ66に示されるよ
うに、「特別当たり」のときにカウントアップ処理され
る。もし、高確率カウンタが零以下である(NO)なら
ば、通常確率に設定した後(ステップS58)、図柄変
動処理(ステップS56)に進む。一方、高確率カウン
タが零より大きい(YES)ならば、次回の普通図柄変
動処理で「当たり」のでる確率を高確率に設定する(ス
テップS52)。この通常確率の設定と、高確率の設定
の具体的な内容について、図9を参照しながらその一例
を説明する。
【0026】図9は確率切換手段12の具体例を示す図
であって、乱数列を選択する場合をを示している。図9
において、乱数列L10,L12は10個の要素(具体
的には乱数値)からなる配列であって、「当たり」にな
る所定値を含む。この「当たり」になる所定値は、例え
ば斜線部に示す要素の数から明らかなように、乱数列L
10に多く配列され、乱数列L12に少なく配列されて
いる。前記確率切換手段12には、乱数列L10,L1
2の先頭を指す乱数列ポインタP10と、乱数列L1
0,L12内の各々の乱数値を指す順番ポインタP12
とが用意されている。そして、乱数列ポインタP10に
よって乱数列L10,L12のいずれかの乱数列が選択
され、また、選択された乱数列L10又はL12から順
番ポインタP12によって乱数値が指定されることによ
り、「当たり」か「はずれ」かが決定される。ここで、
前記順番ポインタP12は、乱数列L10,L12の各
々の乱数値を一定時間毎に順番に指定できるようになっ
ており、所定の時間が経過したタイミングで指定した乱
数値、即ち、最後に指定した乱数値が「当たり」、「は
ずれ」の判定に使用される。
【0027】前述のように、「当たり」になる所定値は
乱数列L10に多く配列され、乱数列L12に少なく配
列されている。このため、乱数列ポインタP10が乱数
列L12よりも乱数列L10を指定したほうが「当た
り」の出る可能性が高くなる。即ち、ステップS52に
おける高確率に設定する処理では、乱数列ポインタP1
0は乱数列L10を指定する。逆に、ステップS58に
おける通常確率に設定する処理では、乱数列ポインタP
10は乱数列L12を指定する。
【0028】図8に戻り、ステップS52において高確
率に設定した後は、高確率カウンタのカウントダウン処
理を行う(ステップS54)。具体的には、高確率カウ
ンタを1だけ減少させる。この場合、高確率カウンタの
値が零を下回る場合には、零のままとする。次に、普通
図柄の変動処理を行う(ステップS56)。この処理で
は、普通図柄変動期間(例えば、42秒間)だけ、順番
ポインタP12が順番に指定する乱数値に対応する普通
図柄(数字)を普通図柄表示装置124に表示する。
【0029】図7に戻り、普通図柄変動期間を経過した
後に普通図柄の変動を停止し、その停止したときの普通
図柄が所定図柄(例えば、数字の「7」)であるか否
か、即ち、「当たり」か「はずれ」かを判定する(ステ
ップS24)。具体的には、前述のように、その停止時
に順番ポインタP12によって指定された乱数値が所定
値であるか否かによって判定する。もし、「はずれ」
(NO)ならば、ゲートカウンタのカウントダウン処理
(ステップS38)に進む。一方、「当たり」(YE
S)ならば、普通電動役物ソレノイド162を作動させ
て普通電動役物118のチューリップをオープンさせ
(ステップS26)、開放期間(例えば、1.5秒間)
の経過後にクローズする(ステップS36,S38)。
【0030】そして、上記の開放期間内にパチンコ玉B
が普通電動役物118に入賞したか否かを判別し(ステ
ップS28)、パチンコ玉Bが普通電動役物118に入
賞した(YES)ならば役物カウンタのカウントアップ
処理を行うとともに(ステップS30)、賞品球の払い
出し処理を行う(ステップS32)。この役物カウンタ
のカウントアップ処理は、図5に示すRAM324に格
納された役物カウンタを1だけ増加させる。この場合、
所定値(例えば、4)を超える場合には、この所定値の
ままとする。なお、役物カウンタの数に従って、図1に
示す特別図柄記憶数表示装置126aのLEDを点灯さ
せる。このため、遊技者は特別図柄表示装置126に表
示される特別図柄が変動する回数を確認することができ
る。また、賞品球の払い出し処理では、上記のステップ
S16と同様に、所定数の賞品球を払い出す。そして、
ステップS36で普通電動役物118をクローズした
後、ゲートカウンタのカウントダウン処理を行い(ステ
ップS38)、本処理手順を終了する。具体的には、ゲ
ートカウンタを1だけ減少させる。この場合、ゲートカ
ウンタの値が零を下回る場合には、零のままとする。
【0031】図10に示す処理手順は、上記図6や図7
に示す処理手順と並行して実行される手順である。先
ず、前記役物カウンタが零より大きいか否か、即ち、普
通電動役物118のチューリップが開いている状態でパ
チンコ玉Bがその普通電動役物118に入賞したか否か
を判別する(ステップS60)。もし、前記役物カウン
タが零以下である(NO)ならば、本処理手順を終了す
る。一方、役物カウンタが零より大きい(YES)なら
ば、特別図柄表示処理を行なって、特別図柄表示装置1
26の左表示部126x、中央表示部126y、右表示
部126zに表示する図柄を特別図柄変動期間(例え
ば、7.5秒間)だけ変動させる(ステップS62)。
具体的には、各々の表示部126x,126y,126
zは、普通図柄表示装置124の場合と同様に、順番ポ
インタP12によって順番に選択された乱数値に対応す
るキャラクターのポーズと数字とを表示する。
【0032】ここで、特別図柄である前記キャラクター
のポーズと数字とは、図1に示されるように、一対一に
対応している。例えば、数字「1」に対応するポーズは
自然に立ったポーズ、数字「2」に対応するポーズは右
手を上げたポーズ、数字「3」に対応するポーズは両手
を上げたポーズ、また、数字「4」に対応するポーズは
右足を上げたポーズというようにである。さらに、各々
の表示部126x,126y,126zにおけるキャラ
クターのポーズと数字は、図9において説明したよう
に、所定の乱数列を構成する各々の乱数値に対応するよ
うになっている。このため、順番ポインタP12によっ
てそれらの乱数値を順番に指定することにより、各々の
表示部126x,126y,126zにおけるキャラク
ターのポーズが一連に表示されて、それらのキャラクタ
ーが踊っているように見える。さらに、キャラクターの
ポーズに対応して数字が変動するようになる。即ち、ス
テップS62の特別図柄表示処理により、左表示部12
6x、中央表示部126y、右表示部126zに表示さ
れる各々のキャラクターが踊り始め、さらに、各表示部
126x,126y,126zの下に表示される数字が
変動する。ここで、特別図柄としての10種類のキャラ
クターのポーズと数字「0〜9」とはROM222に記
憶されており、同期変動制御手段の働きにより所定のポ
ーズとそれに対応する数字とが順番に同期して各々の表
示部126x,126y,126zに表示されるように
なっている。なお、前記特別図柄をRAM224に記憶
することも可能であり、さらに、特別図柄の種類の増減
も可能である。
【0033】そして、特別図柄変動期間を経過した時に
特別図柄表示装置126の変動が停止し、順番ポインタ
P12が指定した乱数値が所定値である場合に「大当た
り」の判定をし(ステップS64)、その所定値の中の
特別値である場合に「特別当たり」の判定をする(ステ
ップS66)。前述のように、特別図柄表示装置126
に表示されるキャラクターのポーズと数字とは順番ポイ
ンタP12が指定した乱数値に対応しており、その乱数
値が所定値である場合、即ち、「大当たり」の場合に、
特別図柄表示装置126に表示される停止したキャラク
ターのポーズと数字とが予め定められたポーズと数字に
一致する。なお、「大当たり」のポーズ等は自由に定め
ることができ、例えば、各々の表示部126x、126
y、126zに同じポーズと同じ数字とが並んだ場合を
「大当たり」とすることができる。さらに、順番ポイン
タP12が指定した乱数値が所定値の中の特別値である
場合、即ち、「特別当たり」の場合には、特別図柄表示
装置126に表示されるキャラクターのポーズと数字と
が特別に定められたポーズと数字に一致する。なお、
「特別当たり」のポーズ等も自由に定めることができ、
例えば、各々の表示部126x、126y、126zに
右手と左足を上げたキャラクターのポーズと数字「7」
とが並んだ場合を「特別当たり」とすることができる。
【0034】もし、「大当たり」か否かの判定の結果
(ステップ64)「はずれ」(NO)ならば、役物カウ
ンタのカウントダウン処理(ステップS72)を行って
処理を終了する。一方、「大当たり」でさらに「特別当
たり」(ステップS66のYES)ならば、高確率カウ
ンタのカウントアップ処理を行ってから(ステップS6
8)、大当たりカウンタのカウントアップ処理を行う
(ステップS70)。具体的には、高確率カウンタを1
だけ増加させ、大当たりカウンタを1だけ増加させる。
また、「大当たり」ではあるが「特別当たり」ではない
場合(ステップS66でNO)には、大当たりカウンタ
のカウントアップ処理を行う(ステップS70)。そし
て、ステップS70を実行した後、役物カウンタのカウ
ントダウン処理を行い(ステップS72)、本処理手順
を終了する。具体的には、役物カウンタを1だけ減少さ
せる。この場合、役物カウンタの値が零を下回る場合に
は、零のままとする。
【0035】次に、図11に示す処理手順は、図10に
示す処理手順と並行して実行される手順である。上記ス
テップS70でカウントアップ処理を行なった大当たり
カウンタが零より大きいか否かを判別し(ステップS8
0)、大当たりカウンタが零より大きい(YES)なら
ば大入賞口ソレノイド174を作動させて大入賞口13
2の蓋をオープンさせる(ステップS82)。ステップ
S84において、特別期間(例えば、30秒間)が経過
するまでは(NO)、大入賞口132にパチンコ玉Bが
入賞したか否か判別し(ステップS86)、大入賞口1
32にパチンコ玉Bが入賞した(YES)ならば、賞品
球払出処理が実行される(ステップS88)。この払い
出し処理では、ステップS30やステップS44等とは
異なる所定数(例えば、13個)の賞品球が払い出され
る。こうした処理は、特別期間内に大入賞口132にパ
チンコ玉Bが最大個数(例えば、10個)入賞するまで
行われる(ステップS90)。なお、特別期間中、大入
賞口132にパチンコ玉Bが何個入賞したかを遊技者に
知らせるため、その入賞した個数を大入賞口入賞数表示
装置134に表示する。このため、遊技者はあと何個入
賞できるのかが分かるので、その後の遊技戦略が立てや
すくなる。
【0036】その後、上記の特別期間が経過したか、あ
るいは大入賞口132にパチンコ玉Bが所定数入賞した
場合には、大入賞口132の蓋をクローズさせ(ステッ
プS92)、大入賞口132の特別領域(入賞口13
6)にパチンコ玉Bが入賞したか否か判別する(ステッ
プS94)。もし、大入賞口132の特別領域(入賞口
136)にパチンコ玉Bが入賞した(YES)ならば、
再びステップS82に戻り、ステップS82からステッ
プS92を繰り返す。この処理によって、遊技者は多大
な利益を得ることができる。なお、こうした大入賞口1
32の連続オープンは一定回数(例えば、3回)に限ら
れる。そして、大当たりカウンタのカウントダウン処理
を行い(ステップS96)、本処理手順を終了する。こ
のカウントダウン処理は具体的に、大当たりカウンタを
1だけ減少させる。この場合、大当たりカウンタの値が
零を下回る場合には、零のままとする。この処理手順の
終了により、遊技者に与える特別の利益も終了する。
【0037】このように本実施例に係るパチンコ機10
0においては、特別図柄表示装置126の変動中は、左
表示部126x、中央表示部126y、右表示部126
zにおいてあるキャラクターが踊っているように見え
る。このため、従来のように、表示図柄の形が認識でき
ないような不都合はなく、遊技者に表示図柄を楽ませな
がら「当たり」の期待感を抱かせることができる。さら
に、各々の表示部126x,126y,126zには、
キャラクターのポーズと、そのポーズに対応する数字が
表示されるため、従来のパチンコ機に慣れている遊技者
でも表示図柄の変動が停止した時に、従来と同じ感覚で
速やかに「当たり」「外れ」を識別することができ、従
来のパチンコ機に慣れている遊技者でも違和感がなく扱
い易い。
【0038】以上はパチンコ機100の一実施例につい
て説明したが、このパチンコ機100におけるその他の
部分の構造、形状、大きさ、材質、個数、配置および動
作条件等についても、本実施例に限定されるものでな
い。例えば、普通図柄の当たり確率を切り換える確率切
換手段12(図9参照)において、10個の要素(乱数
値)からなる乱数列L10,L20を例に説明したが、
22個の乱数値(0〜21)からなる乱数列等も好適に
使用される。この場合、通常確率中(図8 ステップS
58)は順番ポインタによって3、5のいずれかの乱数
値が指定された時に「当たり」となり、高確率中(図8
ステップS52)は3、4、6、7、8、9、10、
11、12、13、14、15、16、17、18、1
9、20、21のいずれかの乱数値が指定された時に
「当たり」となる。ここで、通常確率中であるか、高確
率中であるかは表示灯192,194により表示され
る。図8のステップS56における普通図柄の変動処理
において、42秒間(高確率中は5秒間)の普通図柄変
動期間が経過した時点で、前記順番ポインタが「当た
り」となる乱数値を指定すると、普通図柄表示装置12
4の図柄は当たり図柄「7」に切り替わり停止する。ま
た、前記順番ポインタが「外れ」となる乱数値を指定す
ると、普通図柄表示装置124の図柄は外れ図柄に切り
替わり停止する。
【0039】前述のように、普通図柄表示装置124の
図柄が当たり図柄「7」に切り替わると(図7 ステッ
プS24 YES)、普通電動役物118のチューリッ
プが約1.5秒間開放する(ステップS36,S3
8)。そして、前記普通電動役物118にパチンコ玉B
が入賞すると、図10のステップS60における役物カ
ウンタが零よりも大きくなり、特別図柄表示処理が行わ
れる。また、前述の実施例においては、特別図柄として
10種類のキャラクターのポーズと数字「0〜9」とが
ROM222に記憶されているが、記憶する特別図柄の
種類を増やせることは言うまでもない。例えば、特別図
柄表示装置126の左表示部126xと右表示部126
zとに関しては、数字あるいは記号「0〜9、J、Q、
K」とそれに対応する13種類のポーズを記憶し、中央
表示部126yに関しては、数字あるいは記号「0〜
9、J、Q、K、I、II、III、IV、V」とそれ
に対応する18種類のポーズを記憶することが可能であ
る。
【0040】この場合、特別図柄表示処理が開始される
と、左表示部126xで表示される特別図柄、即ち、数
字あるいは記号とそれに対応するポーズは「1→2→3
→4→5→6→7→8→9→J→Q→K→0→1」の順
番で切り替わる。また、右表示部126zで表示される
特別図柄は「3→4→5→6→7→8→9→J→Q→K
→0→1→2→3」の順番で切り替わる。さらに、中央
表示部126yで表示される特別図柄は「2→3→4→
5→6→7→8→9→J→Q→K→I→II→III→
IV→V→0→1→2」の順番で切り替わる。そして、
特別図柄が変動を開始してから7.5秒経過すると、左
表示部126x、右表示部126z、中央表示部126
yの順番で特別図柄が停止する。ただし、特別図柄が変
動を開始してから約0.5秒経過した時点で、普通電動
役物118にパチンコ玉Bが入賞した記憶が3回以上あ
り(高確率時は、記憶個数に関係なく)、かつ、普通電
動役物118にパチンコ玉Bが入賞してから4秒以上経
過している場合には、特別図柄が変動を開始してから2
秒以上経過すると、左表示部126x、右表示部126
z、中央表示部126yの順番で特別図柄が停止する。
【0041】そして、変動している特別図柄が停止した
ときに、左表示部126x、右表示部126z、中央表
示部126yの特別図柄が「000」、「111」、
「222」、「333」、「444」、「555」、
「666」、「777」、「888」、「999」、
「JJJ」、「QQQ」、「KKK」のいずれの図柄に
なった場合に、図10のステップS64において「大当
たり」となり、図11のステップS80における大当た
りカウンタが1だけ増加する。これによって、ステップ
S80の判定がYESになり、大入賞口132の蓋が特
別期間(30秒間)開かれる(ステップS82〜ステッ
プS92)。なお、大入賞口132の蓋が開かれた状態
で、パチンコ玉Bが10個入賞した場合には特別期間
(30秒間)が経過する前でも、その時点で大入賞口1
32の蓋は閉じられる。
【0042】ここで、特別図柄表示処理において「大当
たり」となるか否かは、普通図柄表示装置124の場合
と同様に、順番ポインタによって所定の乱数列の乱数値
を順番に指定することにより行う。そして、順番ポイン
タが乱数値1を指定した場合に左表示部126x、右表
示部126z、中央表示部126yの特別図柄が「11
1」、「333」、「555」、「777」のいずれか
の組み合わせに切り替わる。また、順番ポインタが乱数
値2を指定した場合に左表示部126x、右表示部12
6z、中央表示部126yの特別図柄が「000」、
「222」、「444」、「666」、「888」、
「999」、「JJJ」、「QQQ」、「KKK」のい
ずれかの組み合わせに切り替わる。前記順番ポインタが
乱数値1を指定した場合、即ち、左表示部126x、右
表示部126z、中央表示部126yの特別図柄が「1
11」、「333」、「555」、「777」に切り替
わった場合には、「大当たり」でさらに「特別当たり」
(ステップS66のYES)となり、高確率カウンタの
カウントアップ処理が行われる(ステップS68)。こ
れによって、図8のステップS50の判定がYESにな
り、前記普通図柄の当たり確率が高確率に設定される。
なお、高確率中に「特別当たり」となった場合には、さ
らに1回高確率が継続して設定される。
【0043】また、特別図柄の変動中、又は、大入賞口
132の蓋が開かれた状態で、前記普通電動役物118
にパチンコ玉Bが入賞すると、最高4個まで記憶し、特
別図柄の変動停止後、又は、大入賞口132の蓋が閉じ
られた後、特別図柄が再び変動を開始する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパチンコ機の特別図柄
表示装置に表示される表示図柄の一例を表す図面であ
る。
【図2】本発明の一実施例に係るパチンコ機の外観を表
す正面図である。
【図3】本発明の一実施例に係るパチンコ機の外観を示
す裏面図である。
【図4】本発明の一実施例に係るパチンコ機の配線系統
図である。
【図5】本発明の一実施例に係るパチンコ機の制御部の
構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施例に係るパチンコ機の処理手順
を示す第1のフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例に係るパチンコ機の処理手順
を示す第2のフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例に係るパチンコ機の処理手順
を示す第3のフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例に係るパチンコ機の確率切換
手段を示す模式図である。
【図10】本発明の一実施例に係るパチンコ機の処理手
順を示す第4のフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例に係るパチンコ機の処理手
順を示す第5のフローチャートである。
【符号の説明】
100 パチンコ機 120 特別装置 126 特別図柄表示装置(図柄表示部) 126x 左表示部(図柄表示部) 126y 中央表示部(図柄表示部) 126z 右表示部(図柄表示部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄表示部を有しており、各々の
    図柄表示部の表示図柄の組み合わせが特別の組み合わせ
    のときに、遊技者に特別の利益を与える状態を実現する
    パチンコ機において、 各々の表示図柄は、異なるポーズの中から選択されるも
    のであり、表示図柄の変動中は様々なポーズが一連に表
    示されることを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたパチンコ機におい
    て、 図柄表示部には、ポーズと、そのポーズに対応する図柄
    が表示されることを特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたパチンコ機におい
    て、 図柄表示部には、一の表示手段と他の表示手段とが設け
    られており、一の表示手段によって表示される図柄と、
    他の表示手段によって表示される図柄とは、同期変動制
    御手段の働きにより同期して変動することを特徴とする
    パチンコ機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002210123A (ja) * 2001-01-16 2002-07-30 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機
JP2014200601A (ja) * 2013-04-10 2014-10-27 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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JP2002210123A (ja) * 2001-01-16 2002-07-30 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機
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