JP2008125781A - 遊技機 - Google Patents
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【解決手段】始動入賞領域への遊技球の入賞を検知して可変表示装置にて所定時間にわたって図柄変動表示を実行させるための入賞信号を出力する入賞検知手段を備える遊技機において、始動入賞領域よりも高い確率で遊技球が到達する経路上に設けられた稼働検知領域と、稼働検知領域を遊技球が通過したことを検知した場合に可変表示装置にて稼働中演出を実行させるための稼働検知信号を出力する稼働確認手段と、可変表示装置で図柄変動表示が行われない時間が所定時間経過し、かつ、稼働検知信号の出力が所定時間行われなかった場合に可変表示装置にてデモ演出を実行させるためのデモ信号を出力するデモ信号出力手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
【選択図】図1
Description
また下記特許文献2に記載の弾球遊技機でもまた、(a)図柄変動表示が所定時間行われない、すなわち始動入賞領域に遊技球が所定時間入賞しないことと、(b)弾球装置に設けた発射検知スイッチにより遊技球の発射が所定時間にわたって検知されないこと、の両条件をともに満たしたときに、初めてデモ演出に移行するよう制御されている。
しかしこれらの発明にかかる遊技機によっても以下の問題が生じる。すなわち、デモ演出が実行された状態で遊技者は遊技を開始することが通常であるところ、遊技球が始動入賞領域に少なくとも一つ入賞するまではデモ演出が継続するため、最初の図柄変動表示が終了するまで稼働中演出は実行されないことになる。したがって遊技開始直後に遊技球がなかなか始動入賞領域に入賞しない場合、遊技者は遊技を行っているにもかかわらず、遊技機の非稼働時に表示されるはずのデモ演出を長時間継続して見ることを強いられ、遊技に対する参加意識が削がれるとともに、遊技開始早々にして遊技意欲を失う虞がある。
(1)遊技領域に向けて遊技球を発射する弾球装置と、遊技図柄を変動させて図柄変動表示を行う可変表示装置と、遊技領域に設けられて前記遊技球が所定の確率で入賞可能な始動入賞領域と、始動入賞領域への遊技球の入賞を検知して可変表示装置にて所定時間にわたって前記図柄変動表示を実行させるための入賞信号を出力する入賞検知手段とを備え、前記図柄変動表示された遊技図柄のパターンに応じて遊技者にとって有利な遊技状態が形成される遊技機において、
前記始動入賞領域よりも高い確率で前記発射された遊技球が到達する経路上に設けられた稼働検知領域と、
前記稼働検知領域を遊技球が通過したことを検知した場合に、可変表示装置にて稼働中演出を実行させるための稼働検知信号を出力する稼働確認手段と、
可変表示装置で前記図柄変動表示が行われない時間が所定時間経過し、かつ、前記稼働検知信号の出力が所定時間行われなかった場合に、可変表示装置にてデモンストレーション演出を実行させるためのデモ信号を出力するデモ信号出力手段と、
を備えることを特徴とする遊技機;
(2)前記デモンストレーション演出の実行中に、稼働確認手段より前記稼働検知信号が出力された場合は、可変表示装置にて前記稼働中演出が実行されることを特徴とする上記(1)に記載の遊技機;
(3)稼働確認手段から稼働検知信号が出力された場合、少なくとも可変表示装置にて前記図柄変動表示が実行されている間は稼働中演出を実行しないことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の遊技機;
(4)入賞検知手段より前記入賞信号が入力された場合に可変表示装置にて図柄変動表示する表示図柄を決定するメインCPUが設けられたメイン制御基板と、稼働確認手段より前記稼働検知信号が入力された場合に可変表示装置にて稼働中演出を実行させるかどうかを決定するサブCPUが設けられたサブ制御基板と、を備える上記(1)から(3)のいずれかに記載の遊技機;
(5)遊技領域には遊技球が所定の確率で通過する予備入賞検知領域が設けられ、かつ、デモンストレーション演出または稼働中演出の実行中に予備入賞検知領域を遊技球が通過したことを検知した場合に、可変表示装置にて予備演出を実行させるための予備入賞信号を前記メイン制御基板に向けて出力する予備入賞確認手段を備える上記(4)に記載の遊技機;
(6)予備入賞検知領域は、前記発射された遊技球が該予備入賞検知領域を経由して始動入賞領域に至る確率が、前記稼働検知領域を経由して始動入賞領域に至る確率よりも高い経路上に設けられている上記(5)に記載の遊技機;
を要旨とする。
上記両効果により、遊技者は遊技開始直後から遊技を終了して所定時間が経過するまで、遊技中にはデモ演出を見せられることがなく、他の演出により遊技への興趣を継続して維持することができる。
図1は、パチンコ機10の機表側の模式図である。縦長矩形状の機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種構成部材を装着する中枠12が開閉自在に組み付けられている。中枠12の前面側には、機内を透視可能に保護する保護ガラス等が装着された前枠14と、上球皿15がそれぞれ横開きに開閉可能に組み付けられている。外枠11、中枠12、遊技盤13は、施錠装置42によって互いに閉止される。
本実施形態では、図柄変動表示で3列の図柄による組み合わせを導出し、該組み合わせを形成する各列の図柄の種類を0〜9の10種類の数字を模した図柄としている。
始動入賞口22の奥方には、入賞した遊技球を検知する入賞検知スイッチ22a(図2に示す)が設けられている。また、始動入賞口22の下方には、図示しないアクチュエータの作動により開閉動作を行う大入賞口扉23を備えた大入賞口24が配設されている。そして、大当り遊技が付与されると、大入賞口扉23の開動作によって大入賞口24が開放されて遊技球が入賞可能となるため、遊技者は、多数の賞球が獲得できるチャンスを得ることができる。
次に、パチンコ機10の制御構成を図2のブロック図に基づき説明する。
パチンコ機10の機裏側には、遊技機全体を制御するメイン制御基板として、主制御基板26が装着されている。主制御基板26は、遊技機全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて各種の制御信号(制御コマンド)を演算処理し、該制御信号を出力する。また、機裏側には、メイン制御基板からの指示に基づき制御を行う周辺基板29(サブ制御基板)として、統括制御基板27、ならびに表示制御基板、ランプ制御基板および音声制御基板などの演出制御基板28が装着されている。
演出制御基板28のうち、表示制御基板は、主制御基板26と統括制御基板27が出力した制御信号に基づき、可変表示装置40の表示内容(図柄、背景、文字、キャラクタなどの表示画像)を制御する。またランプ制御基板は、主制御基板26と統括制御基板27が出力した制御信号に基づき、装飾ランプ16の発光態様(点灯(点滅)/消灯のタイミングなど)を制御する。音声制御基板は、主制御基板26と統括制御基板27が出力した制御信号に基づき、スピーカ17の音声出力態様(音声出力のタイミングなど)を制御する。そして表示制御基板、ランプ制御基板および音声制御基板などの演出制御基板28は、各種の演出装置60(可変表示装置40、装飾ランプ16、スピーカ17)を専門的に制御する。
図2に示すように主制御基板26には、メインCPU26a、メインROM26b、メインRAM26c、およびこれらを接続する主制御回路26dが設けられている。メインCPU26aは、大当り判定用乱数、大当り図柄用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン振分乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に更新している。メインROM26bには、パチンコ機10を制御するためのメイン制御プログラムと、複数種類の変動パターン(演出パターン)と、大当り判定値と、リーチ判定値とが記憶されている。メインRAM26cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数の値など)が記憶(設定)されるようになっている。
図柄変動表示演出とする。
統括制御基板27には、統括CPU27a、統括ROM27b、統括RAM27c、およびこれらを接続する統括制御回路27dが設けられている。統括ROM27bには、演出制御基板28を統括的に制御するための統括制御プログラムが記憶されている。統括RAM27cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数の値など)が記憶(設定)される。
演出制御基板28には、演出制御CPU28a、演出制御ROM28b、演出制御RAM28c、演出データROM28e、演出データRAM28f、およびこれらを接続する演出制御回路28dが設けられている。演出制御ROM28bには、可変表示装置40の表示内容を制御するための表示制御プログラムや、装飾ランプ16の発光態様を制御するための発光制御プログラムや、スピーカ17の出力音声を制御するための音声制御プログラムなどが記憶されている。また、演出データROM28eには、演出データとしての画像データや音声データが記憶されている。画像データには、図柄変動表示の演出内容を可変表示装置40に画像表示するための動画像用のデータを含む。また、演出データRAM28fには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
従来のパチンコ機10では、電源投入後、図柄変動表示演出が開始されるまで、および図柄変動表示の変動停止状態が所定時間に亘って継続した場合、可変表示装置40などの演出装置ではデモ演出(タイトルデモ演出)が行われることが通常である。デモ演出は、遊技者の興味を当該パチンコ機に惹き付けて遊技意欲を喚起したり、パチンコ機のタイトルやメーカ名を表示して宣伝したりするなどの目的で行われるものであり、可変表示装置40による静止画または動画表示にて行うことが通常である。
ただし遊技者にとっては、かかるデモ演出というものが遊技機の非稼働時に行われるものであることは周知であり、自らが遊技を開始した後は、遊技中はもちろんのこと、遊技開始直後についてもこれを実行させないことが好ましいことは前記の通りである。
本発明にかかるパチンコ機10は、始動入賞口22のほか、遊技状態確認スイッチ50および通過検知スイッチ51を遊技領域13a上に備えている。
遊技状態確認スイッチ50は、遊技球の通過可能なチャッカーであり、遊技球の通過を検知すると稼働検知信号をサブCPUに向けて出力する稼働確認手段の具体例である。遊技状態確認スイッチ50の具体的な作動原理は特に限定されるものではなく、公知の電磁的、機械的または光学的な遊技球の検知スイッチを用いればよい。
また遊技状態確認スイッチ50は、遊技球の転動経路のうち、始動入賞口22よりも高い確率で遊技球が到達する稼働検知領域に設けられる。本実施形態では、図1に図示のように稼働検知領域は始動入賞口22の左下位置であって、遊技球が排出される排出口44に至る経路上に設定されている。これは、弾球装置19から発射された遊技球を案内しつつ遊技領域13aに投入するための内レール45および外レール46と、その開口端である投入口43が、一般に遊技領域13aのもっとも左側に設けられ、遊技球の主たる転動経路もまた遊技領域13aの左側に形成されることによる。そして、始動入賞口22に至る遊技球の転動経路の外方に稼働検知領域を設定することで、始動入賞口22に対する入賞率調整(例えば始動入賞口22に至る転動経路を構成する複数の障害釘の立設角度の調整)の影響を受けることなく、遊技領域13aに発射された遊技球を遊技状態確認スイッチ50が常に安定して検出することができ好適である。
以上を総合し本発明においては、遊技状態確認スイッチ50は、遊技領域13a上であって、始動入賞口22に入賞するよりも高い確率で遊技球が到達する転動経路上であり、かつ始動入賞口22に至る転動経路を外れた領域に設けられることが好ましいといえる。
(i)デモ演出の実行中にあってはこれを直ちに停止して後述する稼働中演出を開始し、
(ii)すでに稼働中演出が実行されている間はこれを継続し、
(iii)図柄変動表示演出や後述する予備演出など、態様の如何により大当り当選が期待される演出の実行中にあっては、これが終了してから稼働中演出を実行させるよう制御されている。
デモ演出実行中に遊技が開始されて遊技球がまず(始動入賞口22や後述する通過検知スイッチ51を通過する前に)遊技状態確認スイッチ50を通過した場合、可変表示装置40ではデモ演出が停止され、替わって稼働中演出が実行される。また、図柄変動表示演出や後述する予備演出が終了してからデモ演出が開始されるまでの間も稼働中演出を行う。これらの稼働中演出は同一の態様でもよく互いに相違してもよい。なおここでいう同一の態様とは、演出パターンが一通りの場合にはその内容が互いに一致することを意味し、演出パターンが複数通りから選択される場合は、同一内容の演出が等しい確率で選択されることを意味するものである。
例えば遊技開始直後に遊技球が遊技状態確認スイッチ50を通過したことによってデモ演出を停止させた際に行われる稼働中演出としては、今まさにこれから遊技を開始する高揚感を鼓舞する内容の表示演出やアップテンポの音声演出などを行い、一方、図柄変動表示演出や予備演出が終了した場合に行われる稼働中演出としては、新たな大当りが当選するまでの通常遊技を穏やかに盛り上げる内容の表示演出やスローテンポの音声演出などを行ってもよい。
本発明においては、簡単のため両者を特に区別せず稼働中演出と呼称するものとする。
本発明においては、上記図柄変動表示演出、デモ演出および稼働中演出に加え、さらに予備演出を実行させてもよい。本実施の形態にかかるパチンコ機10では、遊技領域13a上に設けられた予備入賞検知領域を遊技球が通過すると、図柄変動表示演出の実行中を除き、予備演出が実行される。すなわち、パチンコ機10の可変表示装置40等でデモ演出または稼働中演出が行われている状態で遊技球が予備入賞検知領域を通過したことを契機として予備演出が実行される。
特に、始動入賞口22への入賞確率よりも高確率かつ正の相関をもって遊技球が到達する転動経路上に予備入賞検知領域を設けることにより、予備演出の実行をもってデモ演出を停止させる稼働検知領域の機能を予備入賞検知領域にあわせもたせて、かつ予備演出の開始により始動入賞口22への入賞を遊技者に予感させることができる。
予備入賞確認手段は、予備入賞検知領域を遊技球が通過したことを検知するとともに、またかかる通過が検知された場合には、可変表示装置40等にて上記予備演出を実行させるための予備入賞信号を出力する。
本実施形態のパチンコ機10では、遊技領域13a上に通過検知スイッチ51を配置することで予備入賞確認手段を実現している。具体的な通過検知スイッチ51としては、遊技状態確認スイッチ50と同様に公知の遊技球検知スイッチを用いればよい。
本実施形態にかかるパチンコ機10においては、上記の稼働中演出および予備演出を実行することにより、遊技開始直後にはデモ演出を迅速に停止し、また遊技中にあっては始動入賞口22への入賞の有無によらずデモ演出への移行を規制することができる。以下、本実施形態にかかるパチンコ機10の主制御基板26、統括制御基板27および演出制御基板28における具体的な制御処理動作について説明する。
図3〜6は、主制御基板26のメインCPU26aで行われる処理(タイマ割込み処理)についてのフローチャートである。この処理を行うためのプログラムはメインROM26bに格納され、またメインCPU26aにおいて所定の割込み周期(例えば2ms)ごとに実行される。
一方、タイマNがゼロとなった場合(ステップS401:Y)、可変表示装置40において図柄を停止させる全図柄停止コマンドをメインCPU26aは生成し(ステップS403)、該コマンドを主制御基板26の送信バッファに格納して本サブルーチンを終了する。全図柄停止コマンドは、後述する統括制御基板27における演出管理処理S1004にて用いられる。
図7は、統括制御基板27の統括CPU27aで行われるタイマ割込み処理についてのフローチャートである。この処理を行うためのプログラムは統括ROM27bに格納され、また統括CPU27aにおいて所定の割込み周期ごとに実行される。統括CPU27aの割込み周期は、メインCPU26aの割込み周期と等しく例えば2msと設定されていても、相違していてもよい。また図8〜12は、かかるタイマ割込み処理に用いられるサブルーチンのフローチャートである。
統括CPU27aは、先ず、統括制御基板27の送信バッファに格納されたコマンドを演出制御基板28に向けて送信し(S1001)、次にメインCPU26aから送信された各種コマンドに応じて実行指示される演出の管理を行うためのコマンド入力処理(S1002)を行ない、続いて、当該メインCPU26aから送信される各種コマンドに応じた演出(図柄変動表示演出または予備演出)が実行されないとき、遊技者の遊技継続が遊技状態確認スイッチ50で確認できる場合に実行すべき稼働中演出として、本実施形態にかかるパチンコ機10では可変表示装置40の表示背景を変更させる遊技状態報知演出と、所定の動画表示または静止画表示を実行する稼働演出とを設定するための遊技状態確認処理を行い(S1003)、これら各種演出の実行管理を行なうための演出管理処理(S1004)を行なったもとで、割込みを待機する(S1005)。なお、本実施形態の割込み周期は2msとする。そして後述の各種タイマで行う時間管理は、割込回数で管理される。
統括CPU27aは、メインCPU26aからステップS106に基づいて大当り処理のオープニング指定コマンドが入力されたか否かを判定し(S1101)、該コマンド入力があった場合は、入力したオープニング指定コマンドを統括制御基板27の送信バッファに格納した後に(S1102)、当り演出フラグをセットする(S1103)。当り演出フラグは、現在大当り遊技中であることを識別するためのフラグであり、後述する演出管理処理S1004にて用いられる。
先ず、遊技者が遊技を行なっているか否かを遊技状態確認スイッチ50のからの検知信号の検出有無によって判定し(S1202)、該判定が肯定された場合は続けて稼働演出開始フラグの存否を判定する(S1203)。この稼働演出開始フラグとは、後述の遊技状態報知演出および稼働演出を決定・実行させるための条件であり、デモ演出(タイトルデモ演出)の実行を規制するためのものである。
なお、この遊技状態報知演出としての背景画像は、デモ演出時の背景画像に反映させてもよい。デモ演出を確認した上で遊技をしようとする遊技者に対し、遊技開始時に背景画像の変更があった場合に“当たるかもしれない”といった期待感を与えることができる。
先ず、メインCPU26aから演出実行指示が統括制御基板27の入力バッファに対して行われたか否かを各種フラグの存否に基づき判定し(S1219)、遊技状態確認スイッチ50がONされた回数を計数する確認回数カウンタ値が1以上か否かを判定する(S1220)。そして、確認回数カウンタ値から1減算(S1221)したもとで、稼働演出決定用乱数(例えば0〜19の何れか1つ)を取得し(S1222)、稼働演出中フラグの存否を判定する(S1223)。この稼働演出中フラグは、現在稼働演出が実行されていることを示すフラグである。すなわち、S1223の判定が否定された場合は、稼働演出中に稼働演出決定処理(S1213)がなされる条件があったとしても、乱数取得を行なうのみとし、稼働演出中に新たな稼働演出を開始させないよう本処理を終了する。一方、S1223の判定が否定された場合は、現在稼働演出が実行されていないことが識別できるため、S1223において、現在の背景が何れの背景であるかを背景フラグの種類に基づき確認し、下表1または2の通り予め定められた稼働演出決定用の振分TBより背景フラグに応じたものを決定する(S1224)。次に、稼働演出決定用乱数を読み出し、これと前記決定された振分TBとから稼働演出パターンが決定される(S1225)。
次に、統括CPU27aでは、演出管理処理S1004が行われる。
ステップS1103に基づく大当り演出フラグの有無を判定し(S1401)、これが存在する場合は、図12(a)に示すルーチンに従って、メインCPU26aのステップS106に基づくエンディング指定コマンドが統括制御基板27の入力バッファに入力されていないか否かを判定(S1402)した後、これが肯定された場合は当り演出フラグをクリアして(S1403)、演出管理処理S1004を終える。
(1)稼働検知領域に遊技球が通過したことが検知されている限り、始動入賞口22への入賞検知が所定時間なされなかったとしてもデモ演出を行わず、稼動中演出を実行させるよう構成されることから、始動入賞口22への入賞検知がなされるまでの間の遊技興趣を遊技者が維持することができる。
(2)特に、稼働検知領域は、始動入賞口22への入賞確率が相対的に低い遊技球の転動経路に設定されることから、遊技者が発射した遊技球を頻回かつ好適に検出することができる。
(3)また、稼働検知領域に対する遊技球の通過を契機としてセットされ、デモ演出の実行を規制するための稼働演出開始フラグにつき、そのフラグを維持管理するためのタイマ(B1)が稼働検知領域への遊技球の通過がなされるたびに再セットされることになるため、遊技者が遊技球を発射する限りにおいては、デモ演出実行にかかる規制期間を好適に延長させることができる。
(4)さらに、当該稼働演出開始フラグは、稼働演出中はクリアされないように構成されるため、稼働演出中に稼働演出開始フラグのクリア時間が到来しても稼働演出が演出中に終了してデモ演出が実行されることがないため、実質的にデモ演出実行にかかる規制時間を延長させることができる。
13 遊技盤
13a 遊技領域
19 弾球装置
20 センター役物
22 始動入賞口
26 主制御基板
27 統括制御基板
28 演出制御基板
29 周辺基板
40 可変表示装置
50 遊技状態確認スイッチ
51 通過検知スイッチ
Claims (6)
- 遊技領域に向けて遊技球を発射する弾球装置と、遊技図柄を変動させて図柄変動表示を行う可変表示装置と、遊技領域に設けられて前記遊技球が所定の確率で入賞可能な始動入賞領域と、始動入賞領域への遊技球の入賞を検知して可変表示装置にて所定時間にわたって前記図柄変動表示を実行させるための入賞信号を出力する入賞検知手段とを備え、前記図柄変動表示された遊技図柄のパターンに応じて遊技者にとって有利な遊技状態が形成される遊技機において、
前記始動入賞領域よりも高い確率で前記発射された遊技球が到達する経路上に設けられた稼働検知領域と、
前記稼働検知領域を遊技球が通過したことを検知した場合に、可変表示装置にて稼働中演出を実行させるための稼働検知信号を出力する稼働確認手段と、
可変表示装置で前記図柄変動表示が行われない時間が所定時間経過し、かつ、前記稼働検知信号の出力が所定時間行われなかった場合に、可変表示装置にてデモンストレーション演出を実行させるためのデモ信号を出力するデモ信号出力手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。 - 前記デモンストレーション演出の実行中に、稼働確認手段より前記稼働検知信号が出力された場合は、可変表示装置にて前記稼働中演出が実行されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 稼働確認手段から稼働検知信号が出力された場合、少なくとも可変表示装置にて前記図柄変動表示が実行されている間は稼働中演出を実行しないことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
- 入賞検知手段より前記入賞信号が入力された場合に可変表示装置にて図柄変動表示する表示図柄を決定するメインCPUが設けられたメイン制御基板と、稼働確認手段より前記稼働検知信号が入力された場合に可変表示装置にて稼働中演出を実行させるかどうかを決定するサブCPUが設けられたサブ制御基板と、を備える請求項1から3のいずれかに記載の遊技機。
- 遊技領域には遊技球が所定の確率で通過する予備入賞検知領域が設けられ、かつ、デモンストレーション演出または稼働中演出の実行中に予備入賞検知領域を遊技球が通過したことを検知した場合に、可変表示装置にて予備演出を実行させるための予備入賞信号を前記メイン制御基板に向けて出力する予備入賞確認手段を備える請求項4に記載の遊技機。
- 予備入賞検知領域は、前記発射された遊技球が該予備入賞検知領域を経由して始動入賞領域に至る確率が、前記稼働検知領域を経由して始動入賞領域に至る確率よりも高い経路上に設けられている請求項5に記載の遊技機。
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