JPH088949A - 選択的保護機能を有するsdh2−ファイバリング光多重装置 - Google Patents
選択的保護機能を有するsdh2−ファイバリング光多重装置Info
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- JPH088949A JPH088949A JP6143110A JP14311094A JPH088949A JP H088949 A JPH088949 A JP H088949A JP 6143110 A JP6143110 A JP 6143110A JP 14311094 A JP14311094 A JP 14311094A JP H088949 A JPH088949 A JP H088949A
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/02—Details
- H04J3/08—Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off
- H04J3/085—Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off for ring networks, e.g. SDH/SONET rings, self-healing rings, meashed SDH/SONET networks
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/22—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using redundant apparatus to increase reliability
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J2203/00—Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
- H04J2203/0001—Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
- H04J2203/0028—Local loop
- H04J2203/0039—Topology
- H04J2203/0042—Ring
-
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- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
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- H04J2203/0057—Operations, administration and maintenance [OAM]
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 SDH2−ファイバリング(Synchronous Dig
ital Hierarchy 2-fiberRing)光多重装置に関し、特に
通信障害発生時における保護チャネル数を選択的に制限
して正常稼働時における使用可能帯域を増加させること
を目的とする。 【構成】 2方向の各光ファイバ伝送路と信号の送受信
を行う光−電気及び電気−光変換器、送受信信号の所定
のチャネルに対する操作を行うチャネル操作部、チャネ
ル操作部に対して所定のチャネル信号の送受信制御を行
う送受信制御部、そして送受信信号を外部とインタフェ
ースする入出力インタフェース部を具備し、前記送受信
制御部は、ネットワーク正常稼働時の使用可能帯域を増
加させるべく、光ファイバ伝送路上でそのワーキングチ
ャネル数に対して保護用のチャネル数が制限されるよう
異なった数のチャネルを割り当てる。
ital Hierarchy 2-fiberRing)光多重装置に関し、特に
通信障害発生時における保護チャネル数を選択的に制限
して正常稼働時における使用可能帯域を増加させること
を目的とする。 【構成】 2方向の各光ファイバ伝送路と信号の送受信
を行う光−電気及び電気−光変換器、送受信信号の所定
のチャネルに対する操作を行うチャネル操作部、チャネ
ル操作部に対して所定のチャネル信号の送受信制御を行
う送受信制御部、そして送受信信号を外部とインタフェ
ースする入出力インタフェース部を具備し、前記送受信
制御部は、ネットワーク正常稼働時の使用可能帯域を増
加させるべく、光ファイバ伝送路上でそのワーキングチ
ャネル数に対して保護用のチャネル数が制限されるよう
異なった数のチャネルを割り当てる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はSDH2−ファイバリン
グ(Synchronous Digital Hierarchy 2-fiberRing)光多
重装置に関し、特に通信障害発生時における保護チャネ
ル数を選択的に制限して正常稼働時における使用可能帯
域を増加させる機能を有するSDH2−ファイバリング
光多重装置に関するものである。
グ(Synchronous Digital Hierarchy 2-fiberRing)光多
重装置に関し、特に通信障害発生時における保護チャネ
ル数を選択的に制限して正常稼働時における使用可能帯
域を増加させる機能を有するSDH2−ファイバリング
光多重装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、保護 (Protection) 機能付きの2
−ファイバリング光多重装置では、全てのトラフィック
において、送信側のノードは時計回り及び反時計回りの
各リング伝送路上にそれぞれ同一のデータを送出し、受
信側のノードでは正常受信された側のデータを採用す
る。
−ファイバリング光多重装置では、全てのトラフィック
において、送信側のノードは時計回り及び反時計回りの
各リング伝送路上にそれぞれ同一のデータを送出し、受
信側のノードでは正常受信された側のデータを採用す
る。
【0003】図30は、SDH2−ファイバリングネッ
トワークの4ノードからなるネットワーク構成例を示し
ている。図30において、ノードA,B,C,及びDの
間の通信のために、リング接続された各ノード間にそれ
ぞれNタイムスロットTS (TS:Time Slot 、Nは整
数)が割当てられる。前記タイムスロットは、SDHで
用いられる種々の伝送速度、例えば600Mb/sや1
50Mb/s等、の相違によってその割当てが異なるも
のとなる。以降では、伝送速度150Mb/sにおいて
各ノード間にほぼ均等にタイムスロット割り当てた場合
として、各ノード間にそれぞれ2Mb/sのタイムスロ
ットが63個存在するものとして説明していく。
トワークの4ノードからなるネットワーク構成例を示し
ている。図30において、ノードA,B,C,及びDの
間の通信のために、リング接続された各ノード間にそれ
ぞれNタイムスロットTS (TS:Time Slot 、Nは整
数)が割当てられる。前記タイムスロットは、SDHで
用いられる種々の伝送速度、例えば600Mb/sや1
50Mb/s等、の相違によってその割当てが異なるも
のとなる。以降では、伝送速度150Mb/sにおいて
各ノード間にほぼ均等にタイムスロット割り当てた場合
として、各ノード間にそれぞれ2Mb/sのタイムスロ
ットが63個存在するものとして説明していく。
【0004】なお、図30では上述した時計回りと反時
計回りの区別は特に示さず、時計回りのk番目のタイム
スロットと反時計回りのk番目のタイムスロットとを1
組として、それらをまとめてタイムスロットTS#Kで
表している。そして、単にタイムスロットTS#Kとい
うときは、各ノード間のタイムスロットTS#Kを個別
的に示すものではなく、リングネットワーク全体として
のタイムスロットTS#Kを示すものとする。
計回りの区別は特に示さず、時計回りのk番目のタイム
スロットと反時計回りのk番目のタイムスロットとを1
組として、それらをまとめてタイムスロットTS#Kで
表している。そして、単にタイムスロットTS#Kとい
うときは、各ノード間のタイムスロットTS#Kを個別
的に示すものではなく、リングネットワーク全体として
のタイムスロットTS#Kを示すものとする。
【0005】すなわち、図30におけるノードA−ノー
ドB間のタイムスロットTS#K、ノードB−ノードC
間のタイムスロットTS#K、ノードC−ノードD間の
タイムスロットTS#K、そしてノードD−ノードA間
の各タイムスロットTS#Kという4つのタイムスロッ
トを総称するものとする。また、以降の説明でチャネル
というときは、各ノードA、B、CそしてD間における
それぞれのエンド−ツゥ−エンド(End-to-end)のコネク
ション(Connection)を指しており、ここではリング上の
各ノード相互間の接続対を示す。
ドB間のタイムスロットTS#K、ノードB−ノードC
間のタイムスロットTS#K、ノードC−ノードD間の
タイムスロットTS#K、そしてノードD−ノードA間
の各タイムスロットTS#Kという4つのタイムスロッ
トを総称するものとする。また、以降の説明でチャネル
というときは、各ノードA、B、CそしてD間における
それぞれのエンド−ツゥ−エンド(End-to-end)のコネク
ション(Connection)を指しており、ここではリング上の
各ノード相互間の接続対を示す。
【0006】図31は、図30に示す従来のノード構成
の一例を示している。図31において、光−電気変換器
(O/E)1,4は、光ファイバ伝送路からの光信号を
受信して電気信号に変換し、電気−光変換器(E/O)
2,3は、電気信号を光信号に変換して光ファイバ伝送
路へ送出する。前記各光−電気変換器(O/E)1,4
を介して受信されたそれぞれ時計及び反時計回りの信号
は、対応するADD/DROP多重部9,10で自ノー
ド宛のタイムスロット信号が引き抜かれる。切替部(S
W)7は、前記各受信信号のうち正常受信された側の信
号を選択して出力インタフェース(I/F)5に与え
る。その信号は、前記出力インタフェース5を介して外
部の例えば電話交換機の2Mb/sデジタル専用回線等
に出力される。
の一例を示している。図31において、光−電気変換器
(O/E)1,4は、光ファイバ伝送路からの光信号を
受信して電気信号に変換し、電気−光変換器(E/O)
2,3は、電気信号を光信号に変換して光ファイバ伝送
路へ送出する。前記各光−電気変換器(O/E)1,4
を介して受信されたそれぞれ時計及び反時計回りの信号
は、対応するADD/DROP多重部9,10で自ノー
ド宛のタイムスロット信号が引き抜かれる。切替部(S
W)7は、前記各受信信号のうち正常受信された側の信
号を選択して出力インタフェース(I/F)5に与え
る。その信号は、前記出力インタフェース5を介して外
部の例えば電話交換機の2Mb/sデジタル専用回線等
に出力される。
【0007】それとは反対に、前記専用回線等から入力
インタフェース(I/F)6を介して入力された信号
は、分配部(DIS)8を通って前記各ADD/DRO
P多重部9,10に与えられる。それらの信号は、前記
各ADD/DROP多重部9,10においてそれぞれ時
計及び反時計回りの送信先空きタイムスロットに挿入さ
れ、そして前記電気−光変換器(E/O)2,3を介し
て前記挿入された同一データ信号がそれぞれ対向する各
ノードへ出力される。
インタフェース(I/F)6を介して入力された信号
は、分配部(DIS)8を通って前記各ADD/DRO
P多重部9,10に与えられる。それらの信号は、前記
各ADD/DROP多重部9,10においてそれぞれ時
計及び反時計回りの送信先空きタイムスロットに挿入さ
れ、そして前記電気−光変換器(E/O)2,3を介し
て前記挿入された同一データ信号がそれぞれ対向する各
ノードへ出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように送信側のノードは時計回り及び反時計回りの各
リング伝送路上にそれぞれ同一データを送出するため、
ある2ノード間の接続対で例えば時計回り及び反時計回
りの両タイムスロットTS#Kを使用した場合、そのリ
ングネットワーク内の各ノード間で使われる全てのタイ
ムスロットTS#Kが予約(reserve) されてしまう。そ
のため、従来においてはリング上のノード数が多くなる
と、各ノード間に割当られるタイムスロットの数は大幅
に制限されるという問題があった。
たように送信側のノードは時計回り及び反時計回りの各
リング伝送路上にそれぞれ同一データを送出するため、
ある2ノード間の接続対で例えば時計回り及び反時計回
りの両タイムスロットTS#Kを使用した場合、そのリ
ングネットワーク内の各ノード間で使われる全てのタイ
ムスロットTS#Kが予約(reserve) されてしまう。そ
のため、従来においてはリング上のノード数が多くなる
と、各ノード間に割当られるタイムスロットの数は大幅
に制限されるという問題があった。
【0009】図32は、上述の一例として、リング上の
各ノード間でほぼ均等に63タイムスロットを割り当て
た場合に、そのノード数に対して各ノード接続対(チャ
ネル)で使用可能なタイムスロットの数を表で示したも
のである。図32において、例えば図30で示したノー
ド数が4の場合(A,B,C及びD)には、その接続対
の数はノードA−ノードB、ノードA−ノードC、ノー
ドA−ノードD、ノードB−ノードC、ノードB−ノー
ドDそしてノードC−ノードDの6通りであり、この場
合、各接続対で使用可能なタイムスロット数は、63÷
6の10又は11となる。
各ノード間でほぼ均等に63タイムスロットを割り当て
た場合に、そのノード数に対して各ノード接続対(チャ
ネル)で使用可能なタイムスロットの数を表で示したも
のである。図32において、例えば図30で示したノー
ド数が4の場合(A,B,C及びD)には、その接続対
の数はノードA−ノードB、ノードA−ノードC、ノー
ドA−ノードD、ノードB−ノードC、ノードB−ノー
ドDそしてノードC−ノードDの6通りであり、この場
合、各接続対で使用可能なタイムスロット数は、63÷
6の10又は11となる。
【0010】そこで本発明の目的は、上記問題点に鑑
み、SDH2−ファイバリング光多重装置において、特
に通信障害発生時における保護チャネルを選択的に制限
し、それによって正常動作時においては各チャネルに割
り当てられる使用可能タイムスロット数を増加させるこ
とを可能としたSDH2−ファイバリング光多重装置を
提供することにある。
み、SDH2−ファイバリング光多重装置において、特
に通信障害発生時における保護チャネルを選択的に制限
し、それによって正常動作時においては各チャネルに割
り当てられる使用可能タイムスロット数を増加させるこ
とを可能としたSDH2−ファイバリング光多重装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、図1の
本発明による選択的保護機能を有するSDH2−ファイ
バリング光多重装置の基本構成に示すように、SDH2
−ファイバリングネットワーク上で各ノード間の通信を
行う光多重装置は:1つの方向に信号を伝送する第1の
光ファイバ伝送路から光信号を受信して電気信号に変換
する第1の光−電気変換器;前記第1の光−電気変換器
からの信号が与えられ、前記信号の所定のチャネル信号
に対して所定の操作を行う第1のチャネル操作部;前記
第1のチャネル操作部からの信号を光信号に変換して前
記第1の光ファイバ伝送路へ出力する第1の電気−光変
換器;前記1つの方向とは反対方向に信号を伝送する第
2の光ファイバ伝送路からの光信号を受信して電気信号
に変換する第2の光−電気変換器;前記第2の光−電気
変換器からの信号が与えられ、前記信号の所定のチャネ
ル信号に対して所定の操作を行う第2のチャネル操作
部;前記第2のチャネル操作部からの信号を光信号に変
換して前記第2の光ファイバ伝送路へ出力する第2の電
気−光変換器;前記第1のチャネル操作部及び前記第2
のチャネル操作部に対して前記所定のチャネル信号の受
信制御を行い、前記第1の光ファイバ伝送路又は前記第
2の光ファイバ伝送路のいずれの伝送路からどのチャネ
ル信号を受信するかを制御する受信制御部;前記第1の
チャネル操作部及び前記第2のチャネル操作部に対して
前記所定のチャネル信号の送信制御を行い、前記第1の
光ファイバ伝送路又は前記第2の光ファイバ伝送路のい
ずれの伝送路へどのチャネル信号を使って送信信号を送
信するかを制御する送信制御部;前記受信制御部で受信
された信号を外部へ出力する出力インタフェース部;そ
して外部から入力される前記送信信号を前記送信制御部
へ与える入力インタフェース部を有する。
本発明による選択的保護機能を有するSDH2−ファイ
バリング光多重装置の基本構成に示すように、SDH2
−ファイバリングネットワーク上で各ノード間の通信を
行う光多重装置は:1つの方向に信号を伝送する第1の
光ファイバ伝送路から光信号を受信して電気信号に変換
する第1の光−電気変換器;前記第1の光−電気変換器
からの信号が与えられ、前記信号の所定のチャネル信号
に対して所定の操作を行う第1のチャネル操作部;前記
第1のチャネル操作部からの信号を光信号に変換して前
記第1の光ファイバ伝送路へ出力する第1の電気−光変
換器;前記1つの方向とは反対方向に信号を伝送する第
2の光ファイバ伝送路からの光信号を受信して電気信号
に変換する第2の光−電気変換器;前記第2の光−電気
変換器からの信号が与えられ、前記信号の所定のチャネ
ル信号に対して所定の操作を行う第2のチャネル操作
部;前記第2のチャネル操作部からの信号を光信号に変
換して前記第2の光ファイバ伝送路へ出力する第2の電
気−光変換器;前記第1のチャネル操作部及び前記第2
のチャネル操作部に対して前記所定のチャネル信号の受
信制御を行い、前記第1の光ファイバ伝送路又は前記第
2の光ファイバ伝送路のいずれの伝送路からどのチャネ
ル信号を受信するかを制御する受信制御部;前記第1の
チャネル操作部及び前記第2のチャネル操作部に対して
前記所定のチャネル信号の送信制御を行い、前記第1の
光ファイバ伝送路又は前記第2の光ファイバ伝送路のい
ずれの伝送路へどのチャネル信号を使って送信信号を送
信するかを制御する送信制御部;前記受信制御部で受信
された信号を外部へ出力する出力インタフェース部;そ
して外部から入力される前記送信信号を前記送信制御部
へ与える入力インタフェース部を有する。
【0012】そして、前記受信制御部及び前記送信制御
部は、前記所定のチャネルの受信制御及び送信制御にお
いてネットワーク正常稼働時の使用可能帯域を増加させ
るべく、前記第1の光ファイバ伝送路と前記第2の光フ
ァイバ伝送路上でそのワーキングチャネル数に対して保
護用のチャネル数が制限されるように互いに異なった数
のチャネルを割り当てるSDH2−ファイバリング光多
重装置が提供される。
部は、前記所定のチャネルの受信制御及び送信制御にお
いてネットワーク正常稼働時の使用可能帯域を増加させ
るべく、前記第1の光ファイバ伝送路と前記第2の光フ
ァイバ伝送路上でそのワーキングチャネル数に対して保
護用のチャネル数が制限されるように互いに異なった数
のチャネルを割り当てるSDH2−ファイバリング光多
重装置が提供される。
【0013】そして、前記第1のチャネル操作部及び前
記第2のチャネル操作部は、前記所定のチャネル信号の
挿入又は引き抜きを行うADD/DROP機能を有し、
それによって前記ワーキングチャネル数に対して保護用
のチャネル数を制限する異なった数のチャネル割り当て
がリングネットワーク全体に対して行われる。また、前
記第1のチャネル操作部及び前記第2のチャネル操作部
は、さらに前記所定のチャネル信号を相互に交換するク
ロスコネクト機能を有し、それによって前記ワーキング
チャネル数に対して保護用のチャネル数を制限する異な
った数のチャネル割り当てがリングネットワーク上の各
ノード間で独立に行われる。
記第2のチャネル操作部は、前記所定のチャネル信号の
挿入又は引き抜きを行うADD/DROP機能を有し、
それによって前記ワーキングチャネル数に対して保護用
のチャネル数を制限する異なった数のチャネル割り当て
がリングネットワーク全体に対して行われる。また、前
記第1のチャネル操作部及び前記第2のチャネル操作部
は、さらに前記所定のチャネル信号を相互に交換するク
ロスコネクト機能を有し、それによって前記ワーキング
チャネル数に対して保護用のチャネル数を制限する異な
った数のチャネル割り当てがリングネットワーク上の各
ノード間で独立に行われる。
【0014】また本発明によれば、前記リングネットワ
ーク上の各ノードのタイムスロットにはリングネットワ
ーク全体としてプライオリティ付けがなされ、前記第1
のチャネル操作部及び前記第2のチャネル操作部、及び
/又は前記受信制御部及び前記送信制御部は、伝送障害
検出時にプライオリティの高いタイムスロットがプライ
オリティの低いタイムスロットをバンプアウトすること
によって前記プライオリティの高いタイムスロットの側
を優先して保護する。さらに、前記リングネットワーク
上の各ノードのタイムスロットには各ノード間における
プライオリティ付けがなされ、前記第1のチャネル操作
部及び前記第2のチャネル操作部、及び/又は前記受信
制御部及び前記送信制御部は、伝送障害検出時にプライ
オリティの高いタイムスロットがプライオリティの低い
タイムスロットをバンプアウトすることによって前記プ
ライオリティの高いタイムスロットの側を優先して保護
する。
ーク上の各ノードのタイムスロットにはリングネットワ
ーク全体としてプライオリティ付けがなされ、前記第1
のチャネル操作部及び前記第2のチャネル操作部、及び
/又は前記受信制御部及び前記送信制御部は、伝送障害
検出時にプライオリティの高いタイムスロットがプライ
オリティの低いタイムスロットをバンプアウトすること
によって前記プライオリティの高いタイムスロットの側
を優先して保護する。さらに、前記リングネットワーク
上の各ノードのタイムスロットには各ノード間における
プライオリティ付けがなされ、前記第1のチャネル操作
部及び前記第2のチャネル操作部、及び/又は前記受信
制御部及び前記送信制御部は、伝送障害検出時にプライ
オリティの高いタイムスロットがプライオリティの低い
タイムスロットをバンプアウトすることによって前記プ
ライオリティの高いタイムスロットの側を優先して保護
する。
【0015】さらに本発明によれば、リングネットワー
ク全体として又は各ノード間で前記タイムスロット毎の
トラフィックを監視することによってリアルタイムに前
記プライオリティを変更するプライリティ制御部が設け
られる。前記プライオリティ制御部は、各ノードのタイ
ムスロットにおけるトラフィック量を他のノードと定期
的に通知し合うことにより前記プライオリティの変更を
行うためのプライオリティテーブルを更新し、又は各ノ
ードのタイムスロットにおけるトラフィックに所定の変
化が生じた際に、前記タイムスロットにおけるトラフィ
ック量を他のノードと通知し合うことによって前記プラ
イオリティの変更を行うためのプライオリティテーブル
を更新し、さらには障害を検知した際に他の全てのノー
ドに対してトラフィックの通知を要求し、その応答によ
って前記プライオリティの変更を行うためのプライオリ
ティテーブルを更新する。前記プライオリティ制御部
は、SDHのオーバーヘッドビットを用いて各ノード間
の通信を行い、又はノード間通信用の専用ネットワーク
を使って各ノード間の通信を行う。
ク全体として又は各ノード間で前記タイムスロット毎の
トラフィックを監視することによってリアルタイムに前
記プライオリティを変更するプライリティ制御部が設け
られる。前記プライオリティ制御部は、各ノードのタイ
ムスロットにおけるトラフィック量を他のノードと定期
的に通知し合うことにより前記プライオリティの変更を
行うためのプライオリティテーブルを更新し、又は各ノ
ードのタイムスロットにおけるトラフィックに所定の変
化が生じた際に、前記タイムスロットにおけるトラフィ
ック量を他のノードと通知し合うことによって前記プラ
イオリティの変更を行うためのプライオリティテーブル
を更新し、さらには障害を検知した際に他の全てのノー
ドに対してトラフィックの通知を要求し、その応答によ
って前記プライオリティの変更を行うためのプライオリ
ティテーブルを更新する。前記プライオリティ制御部
は、SDHのオーバーヘッドビットを用いて各ノード間
の通信を行い、又はノード間通信用の専用ネットワーク
を使って各ノード間の通信を行う。
【0016】
【作用】本発明によれば、SDH2−ファイバリングの
2ノード間通信において、時計回りと反時計回りに異な
った数のチャネルが割り当てられ、その際に保護用のチ
ャネル数が制限されてネットワーク正常稼働時における
ネットワーク全体のワーキングチャネルの使用可能帯域
が増大する。また、これに加えて各ノードにチャネル若
しくはタイムスロットの交換機能(クロスコネクト機
能)を持たせることにより、各ノード間で独立したワー
キングチャネル数とその保護用のチャネル数を設定する
ことが可能となり、ネットワーク正常稼働時の使用可能
帯域をより一層増加させることができる。
2ノード間通信において、時計回りと反時計回りに異な
った数のチャネルが割り当てられ、その際に保護用のチ
ャネル数が制限されてネットワーク正常稼働時における
ネットワーク全体のワーキングチャネルの使用可能帯域
が増大する。また、これに加えて各ノードにチャネル若
しくはタイムスロットの交換機能(クロスコネクト機
能)を持たせることにより、各ノード間で独立したワー
キングチャネル数とその保護用のチャネル数を設定する
ことが可能となり、ネットワーク正常稼働時の使用可能
帯域をより一層増加させることができる。
【0017】また、リングネットワーク全体として各タ
イムスロットにプライオリティを割り付け、伝送路の切
断等の障害発生時にプライオリティの高いタイムスロッ
トがプライオリティの低いタイムスロットをバンプアウ
トすることで、プライオリティの高いタイムスロットが
優先的に保護される。このような優先保護を前提とし
て、ネットワーク正常稼働時における使用可能帯域が一
層増大される。また、前記クロスコネクト機能を使って
上述した優先保護を各ノード間で独立に行うことによ
り、ネットワーク正常稼働時の使用可能帯域を一層増加
させることができる。
イムスロットにプライオリティを割り付け、伝送路の切
断等の障害発生時にプライオリティの高いタイムスロッ
トがプライオリティの低いタイムスロットをバンプアウ
トすることで、プライオリティの高いタイムスロットが
優先的に保護される。このような優先保護を前提とし
て、ネットワーク正常稼働時における使用可能帯域が一
層増大される。また、前記クロスコネクト機能を使って
上述した優先保護を各ノード間で独立に行うことによ
り、ネットワーク正常稼働時の使用可能帯域を一層増加
させることができる。
【0018】上記バンプアウトは、上述したようにリン
グネットワーク全体若しくは各ノード間で各タイムスロ
ット毎のシグナリング等をモニターすることによってそ
のトラフィックを確認し、その結果に従ってリアルタイ
ムに各タイムスロットのプライオリティが変更される。
従って、上記ネットワーク正常稼働時の使用可能帯域の
増加に柔軟且つ効率的に対処可能となる。各ノードは、
各ノード対応のタイムスロットにおけるトラフィック量
を定期的に他の全てのノードに通知したり、また各ノー
ドがトラフィックの異常等の変化を検出した時に他の全
てのノードに前記トラフィック量を通知することによっ
て内部のプライオリティテーブルを変更する。さらに
は、障害を検知したノードが他の全てのノードに対して
そのトラフィックの通知を要求し、その応答によって前
記検知したノードが内部のプライオリティテーブルを更
新する。
グネットワーク全体若しくは各ノード間で各タイムスロ
ット毎のシグナリング等をモニターすることによってそ
のトラフィックを確認し、その結果に従ってリアルタイ
ムに各タイムスロットのプライオリティが変更される。
従って、上記ネットワーク正常稼働時の使用可能帯域の
増加に柔軟且つ効率的に対処可能となる。各ノードは、
各ノード対応のタイムスロットにおけるトラフィック量
を定期的に他の全てのノードに通知したり、また各ノー
ドがトラフィックの異常等の変化を検出した時に他の全
てのノードに前記トラフィック量を通知することによっ
て内部のプライオリティテーブルを変更する。さらに
は、障害を検知したノードが他の全てのノードに対して
そのトラフィックの通知を要求し、その応答によって前
記検知したノードが内部のプライオリティテーブルを更
新する。
【0019】
【実施例】図1は、本発明による選択的保護機能を有す
るSDH2−ファイバリング光多重装置の基本構成を示
した装置ブロック図である。図1において、先に説明し
た図31の各ブロックと対応するものについては同一の
符号が付してあり、ここではそれらについて更めて説明
しない。図1では、図31の切替部7及び分配部8に代
えて、それぞれ本発明による受信制御部11及び送信制
御部12を使用する。前者の切替部7及び分配部8が単
に信号の物理的な集線及び分配を行うのに対して、後者
の受信制御部11及び送信制御部12は、本発明による
時計回りと反時計回りにそれぞれ異なった数のチャネル
を割り当てる機能を有している。
るSDH2−ファイバリング光多重装置の基本構成を示
した装置ブロック図である。図1において、先に説明し
た図31の各ブロックと対応するものについては同一の
符号が付してあり、ここではそれらについて更めて説明
しない。図1では、図31の切替部7及び分配部8に代
えて、それぞれ本発明による受信制御部11及び送信制
御部12を使用する。前者の切替部7及び分配部8が単
に信号の物理的な集線及び分配を行うのに対して、後者
の受信制御部11及び送信制御部12は、本発明による
時計回りと反時計回りにそれぞれ異なった数のチャネル
を割り当てる機能を有している。
【0020】リング上の各ノードは、送受信しようとす
るタイムスロットを設定する際に、時計回りと反時計回
りの各タイムスロットを個別に設定する。すなわち、前
記送信制御部12は、入力インタフェース(I/F)6
を介して外部から入力された信号を時計回り又は反時計
回りのいずれの伝送路へどのチャネルを使って送出する
かを制御し、そして前記受信制御部11は、時計回り又
は反時計回りのいずれの伝送路からどの信号を受信し、
それを出力インタフェース(I/F)5を介して外部に
出力するかを制御する。
るタイムスロットを設定する際に、時計回りと反時計回
りの各タイムスロットを個別に設定する。すなわち、前
記送信制御部12は、入力インタフェース(I/F)6
を介して外部から入力された信号を時計回り又は反時計
回りのいずれの伝送路へどのチャネルを使って送出する
かを制御し、そして前記受信制御部11は、時計回り又
は反時計回りのいずれの伝送路からどの信号を受信し、
それを出力インタフェース(I/F)5を介して外部に
出力するかを制御する。
【0021】図3は、図1の送信制御部及び受信制御部
による時計回り及び反時計回りのタイムストッロ数の相
違を図式的に示した説明図である。図3の(a)は、ノ
ードXとノードYとの間の通信における反時計回りのリ
ング伝送路側を示しており、また図3の(b)は、その
時計回りのリング伝送路側を示している。ノードXは、
前記送信制御部12により反時計回りの伝送路へnタイ
ムスロット、そして時計回りの伝送理へmタイムスロッ
トを使ってノードYへ信号を送信するよう制御される。
また、ノードXは、前記受信制御部11により反時計回
りの伝送路からmタイムスロット、そして時計回りの伝
送路からnタイムスロットの信号をノードYから受信す
るよう制御される。
による時計回り及び反時計回りのタイムストッロ数の相
違を図式的に示した説明図である。図3の(a)は、ノ
ードXとノードYとの間の通信における反時計回りのリ
ング伝送路側を示しており、また図3の(b)は、その
時計回りのリング伝送路側を示している。ノードXは、
前記送信制御部12により反時計回りの伝送路へnタイ
ムスロット、そして時計回りの伝送理へmタイムスロッ
トを使ってノードYへ信号を送信するよう制御される。
また、ノードXは、前記受信制御部11により反時計回
りの伝送路からmタイムスロット、そして時計回りの伝
送路からnタイムスロットの信号をノードYから受信す
るよう制御される。
【0022】ここでn≦m又はn≧mである。また、前
記(n+m)タイムスロットの各々は、ワーキングタイ
ムスロット(working TS)又は保護用タイムスロット(Pro
tection TS) のいずれであってもよい。なお、m=n
で、ワーキングタイムスロットの数と保護用タイムスロ
ットの数が等しい場合には、先に述べた現状のシステム
と同じになる。
記(n+m)タイムスロットの各々は、ワーキングタイ
ムスロット(working TS)又は保護用タイムスロット(Pro
tection TS) のいずれであってもよい。なお、m=n
で、ワーキングタイムスロットの数と保護用タイムスロ
ットの数が等しい場合には、先に述べた現状のシステム
と同じになる。
【0023】図2は、本発明による選択的保護機能を有
するSDH2−ファイバリング光多重装置の別の基本構
成を示した装置ブロック図である。図2において、先に
説明した図1の各ブロックと対応するものについては同
一の符号が付してあり、ここではそれらについて更めて
説明しない。図2と図1との相違は、図1のADD/D
ROP多重部9,10が図2のクロスコネクト部13,
14に置き換えられた点だけである。
するSDH2−ファイバリング光多重装置の別の基本構
成を示した装置ブロック図である。図2において、先に
説明した図1の各ブロックと対応するものについては同
一の符号が付してあり、ここではそれらについて更めて
説明しない。図2と図1との相違は、図1のADD/D
ROP多重部9,10が図2のクロスコネクト部13,
14に置き換えられた点だけである。
【0024】図1のADD/DROP多重部9,10は
所定タイムスロットへのデータの挿入及び所定タイムス
ロットからのデータの引き出しだけを行うのに対して、
図2のクロスコネクト部13,14は、さらに所定タイ
ムスロット相互間のデータの入れ替え機能(Time Slot I
nterchange) を有している。本構成によれば図1と同
様、送信制御部12及び受信制御部11によって時計回
りと反時計回りにそれぞれ異なった数のチャネル割り当
てることができる。
所定タイムスロットへのデータの挿入及び所定タイムス
ロットからのデータの引き出しだけを行うのに対して、
図2のクロスコネクト部13,14は、さらに所定タイ
ムスロット相互間のデータの入れ替え機能(Time Slot I
nterchange) を有している。本構成によれば図1と同
様、送信制御部12及び受信制御部11によって時計回
りと反時計回りにそれぞれ異なった数のチャネル割り当
てることができる。
【0025】さらに、本構成によれば前記クロスコネク
ト機能によって、図2ではノードXとノードYとの間で
スルーとなっていたトラフィック、すなわちタイムスロ
ットTS#nから入り、そしてタイムスロットTS#n
にぬけるトラフィックを、本構成では、例えばタイムス
ロットTS#nから入ってタイムスロットTS#mにぬ
ける等の、タイムスロットの入れ替え接続が可能とな
る。これによって、タイムスロットの追加削除後におけ
るタイムスロットの再割り付け等が柔軟に行えるように
なり、そしてリングネットワーク上の各ノード間毎に閉
じたタイムスロットの割り付けが可能となる。
ト機能によって、図2ではノードXとノードYとの間で
スルーとなっていたトラフィック、すなわちタイムスロ
ットTS#nから入り、そしてタイムスロットTS#n
にぬけるトラフィックを、本構成では、例えばタイムス
ロットTS#nから入ってタイムスロットTS#mにぬ
ける等の、タイムスロットの入れ替え接続が可能とな
る。これによって、タイムスロットの追加削除後におけ
るタイムスロットの再割り付け等が柔軟に行えるように
なり、そしてリングネットワーク上の各ノード間毎に閉
じたタイムスロットの割り付けが可能となる。
【0026】図4は、図1の基本構成にさらに優先権付
けによるバンプアウト(bump-out)機能を付加した本発明
によるSDH2−ファイバリング光多重装置の一実施例
を示した装置ブロック図である。図4と図1との間の構
成上の相違は、図4で新たにADD/DROP制御部1
5が付加されている点である。その他の部分については
図1と同一符号が付してあり、ここでは更めて説明しな
い。
けによるバンプアウト(bump-out)機能を付加した本発明
によるSDH2−ファイバリング光多重装置の一実施例
を示した装置ブロック図である。図4と図1との間の構
成上の相違は、図4で新たにADD/DROP制御部1
5が付加されている点である。その他の部分については
図1と同一符号が付してあり、ここでは更めて説明しな
い。
【0027】なお、図5に示すように、以降の説明にお
けるノード間の情報の流れを規定すべく、マスタMから
スレーブS(M→S) の方向はリング内の反時計回り
(又は時計回り)の方向に統一する。また、以降に示す
フローチャートで用いられるノード番号は、M→Sの方
向に増加するものとする。例えば、図5においてノード
Aの番号がNn の場合には、ノードDはNn+1 そしてノ
ードBはNn-1 となる。
けるノード間の情報の流れを規定すべく、マスタMから
スレーブS(M→S) の方向はリング内の反時計回り
(又は時計回り)の方向に統一する。また、以降に示す
フローチャートで用いられるノード番号は、M→Sの方
向に増加するものとする。例えば、図5においてノード
Aの番号がNn の場合には、ノードDはNn+1 そしてノ
ードBはNn-1 となる。
【0028】図4では、リング全体における各タイムス
ロットTS#Nにそれぞれプライオリティが与えられ、
全てのタイムスロットは、初期設定時(=正常状態)に
ワーキングタイムスロットに設定される。そして、障害
発生時には、ADD/DROP多重部9,10又は送信
制御部11若しくは受信制御部12においてプライオリ
ティの高いタイムスロットがプライオリティの低いタイ
ムスロットをバンプアウトし、その部分に前記プライオ
リティの高いタイムスロットを優先的に接続するための
保護チャネルが設けられる。前記ADD/DROP制御
部15は、上記各部のプライオリティ値の設定や変更を
行う。
ロットTS#Nにそれぞれプライオリティが与えられ、
全てのタイムスロットは、初期設定時(=正常状態)に
ワーキングタイムスロットに設定される。そして、障害
発生時には、ADD/DROP多重部9,10又は送信
制御部11若しくは受信制御部12においてプライオリ
ティの高いタイムスロットがプライオリティの低いタイ
ムスロットをバンプアウトし、その部分に前記プライオ
リティの高いタイムスロットを優先的に接続するための
保護チャネルが設けられる。前記ADD/DROP制御
部15は、上記各部のプライオリティ値の設定や変更を
行う。
【0029】図6及び図7は、図4のプライオリティを
使ったバンプアウト機能の説明図である。図6の(a)
は、一例として、タイムスロットTS#1〜6とそれら
に対応した各プライオリティの値1〜3を示している。
なお、プライオリティは数字の小さい方が高いものとす
る(1>2>3)。図6の(b)は、3つのノードA,
BそしてCから成るリングネットワー上で図6の(a)
に示した6つのタイムスロットTS#1〜6が使用され
る場合を示している。正常動作時には、上述したように
全てのタイムスロットTS#1〜6はワーキングタイム
スロットとして設定されており、各ノード間ではそれぞ
れ全ての6タイムスロットが使用可能である。
使ったバンプアウト機能の説明図である。図6の(a)
は、一例として、タイムスロットTS#1〜6とそれら
に対応した各プライオリティの値1〜3を示している。
なお、プライオリティは数字の小さい方が高いものとす
る(1>2>3)。図6の(b)は、3つのノードA,
BそしてCから成るリングネットワー上で図6の(a)
に示した6つのタイムスロットTS#1〜6が使用され
る場合を示している。正常動作時には、上述したように
全てのタイムスロットTS#1〜6はワーキングタイム
スロットとして設定されており、各ノード間ではそれぞ
れ全ての6タイムスロットが使用可能である。
【0030】もし、ノードA−ノードB間に断線等の障
害が発生した場合には、以下のような動作となる。始め
に、プライオリティの一番高い(=1)タイムスロット
TS#1がプライオリティの一番低い(=3)タイムス
ロットTS#5(タイムスロットTS#6でもよい。)
をバンプアウトする。次に中間のプライオリティ(=
2)を有するタイムスロットTS#2(タイムスロット
TS#3又は4でもよい。)が残りのプライオリティの
一番低い(=3)タイムスロットTS#6をバンプアウ
トする。残りのプライオリティが同じ(=2)タイムス
ロットTS#3と4同士はバンプアウトができず、従っ
て前記バンプアウトによってタイムスロットTS#5は
タイムスロットTS#1の保護用タイムスロットに、そ
してタイムスロットTS#6はタイムスロットTS#2
の保護用タイムスロットにそれぞれ切り替えられる。従
って、図7に示すようにノードA−ノードB間の障害発
生によってもプライオリティの高い(=1,2)タイム
スロットTS#1,2は、前記バンプアウトによって障
害時に形成されるそれぞれの保護用タイムスロットを使
って通信が続行される。
害が発生した場合には、以下のような動作となる。始め
に、プライオリティの一番高い(=1)タイムスロット
TS#1がプライオリティの一番低い(=3)タイムス
ロットTS#5(タイムスロットTS#6でもよい。)
をバンプアウトする。次に中間のプライオリティ(=
2)を有するタイムスロットTS#2(タイムスロット
TS#3又は4でもよい。)が残りのプライオリティの
一番低い(=3)タイムスロットTS#6をバンプアウ
トする。残りのプライオリティが同じ(=2)タイムス
ロットTS#3と4同士はバンプアウトができず、従っ
て前記バンプアウトによってタイムスロットTS#5は
タイムスロットTS#1の保護用タイムスロットに、そ
してタイムスロットTS#6はタイムスロットTS#2
の保護用タイムスロットにそれぞれ切り替えられる。従
って、図7に示すようにノードA−ノードB間の障害発
生によってもプライオリティの高い(=1,2)タイム
スロットTS#1,2は、前記バンプアウトによって障
害時に形成されるそれぞれの保護用タイムスロットを使
って通信が続行される。
【0031】図8は、上記実施例において障害が発生し
たリングネットワークの一例を示した図である。図9〜
図12は、図8のリングネットワークにおける各ノード
の障害回復制御フローの一例を示したフロー図である。
図8には、正常稼働時にノードN3 とノードN6 との間
にチャネルが設定され、ワーキングタイムスロットTS
#i(図に実線で示す。)を使って通信が行われていた
が、その通信中にノードN8 とノードN1 との間に断線
等の障害が発生し(図に×印で示す。)、前記チャネル
の回復のためノードN3 とノードN6 との間に保護用の
タイムスロットTS#j(図に点線で示す。)が設けら
れたことが説明的に描かれている。
たリングネットワークの一例を示した図である。図9〜
図12は、図8のリングネットワークにおける各ノード
の障害回復制御フローの一例を示したフロー図である。
図8には、正常稼働時にノードN3 とノードN6 との間
にチャネルが設定され、ワーキングタイムスロットTS
#i(図に実線で示す。)を使って通信が行われていた
が、その通信中にノードN8 とノードN1 との間に断線
等の障害が発生し(図に×印で示す。)、前記チャネル
の回復のためノードN3 とノードN6 との間に保護用の
タイムスロットTS#j(図に点線で示す。)が設けら
れたことが説明的に描かれている。
【0032】以下、上述した動作を図9〜図12の各フ
ロー図を使って、ノードN1 とノードNK (図8ではK=
8 )との間で障害が発生し、スレーブ側のノードN1 で
それを検知した場合の動作について詳細に説明する。な
お、リングはN1 −N2 ***−NK と接続されている
ものとする。ここでNK =N1-1 である。また、以下で
コマンドIが用いられるが、これは宛て先アドレス(ノ
ードNo.)と以下の値を持つものとする。 G:ノードNo.(障害検知ノードN1 ) T:ノードNo.(障害リンクのもう一方の端NK ) C:ノードNo.(保護切り替えされるTS#iを通る
チャネルの片端) D:ノードNo.(保護切り替えされるTS#iを通る
チャネルのもう一方の端) i:TS (Time slot)No.(保護切り替えされるT
S) j:TS (Time slot)No.(保護切り替えでバンプア
ウトされるTS) これらの値が未定義の場合は便宜上0とする。また「G
=N1 とする」とはGの値をN1 にすることを意味す
る。
ロー図を使って、ノードN1 とノードNK (図8ではK=
8 )との間で障害が発生し、スレーブ側のノードN1 で
それを検知した場合の動作について詳細に説明する。な
お、リングはN1 −N2 ***−NK と接続されている
ものとする。ここでNK =N1-1 である。また、以下で
コマンドIが用いられるが、これは宛て先アドレス(ノ
ードNo.)と以下の値を持つものとする。 G:ノードNo.(障害検知ノードN1 ) T:ノードNo.(障害リンクのもう一方の端NK ) C:ノードNo.(保護切り替えされるTS#iを通る
チャネルの片端) D:ノードNo.(保護切り替えされるTS#iを通る
チャネルのもう一方の端) i:TS (Time slot)No.(保護切り替えされるT
S) j:TS (Time slot)No.(保護切り替えでバンプア
ウトされるTS) これらの値が未定義の場合は便宜上0とする。また「G
=N1 とする」とはGの値をN1 にすることを意味す
る。
【0033】図9において、ノードN1 が障害を検知す
ると、ノードN1 ではステップS101でリンクN1 −
NK (図8ではK=8 )にチャネル(図8ではN3 −N6
間)が設定されているか否かを判断する。前記リンクN
1 −NK がN3 −N6 間のチャネルに使用されていない
場合には、その障害発生はチャネル通信に影響を与えな
いため本回復処理は終了する。前記チャネルが障害リン
クN1 −NK を経由していると判断した場合(YESの
場合)には、そのリンクで最も高いプライオリティを有
するタイムスロットを選択し、それを保護切り替え用の
タイムスロットTS#iとする(S102)。
ると、ノードN1 ではステップS101でリンクN1 −
NK (図8ではK=8 )にチャネル(図8ではN3 −N6
間)が設定されているか否かを判断する。前記リンクN
1 −NK がN3 −N6 間のチャネルに使用されていない
場合には、その障害発生はチャネル通信に影響を与えな
いため本回復処理は終了する。前記チャネルが障害リン
クN1 −NK を経由していると判断した場合(YESの
場合)には、そのリンクで最も高いプライオリティを有
するタイムスロットを選択し、それを保護切り替え用の
タイムスロットTS#iとする(S102)。
【0034】次に、ステップS103で前記保護切り替
え用のタイムスロットTS#iよりプライオリティの低
いタイムスロットの存在が判断される。そのようなタイ
ムスロットが存在しない場合には、前記タイムスロット
TS#iによる上述したバンプアウトが実行できないた
め本処理は終了する。それとは反対に、タイムスロット
TS#iよりもプライオリティの低いタイムスロット存
在する場合には、そのうち最もプライオリティの低いタ
イムスロットを選択し、それを保護切り替えによってバ
ンプアウトされるTS#jとする(S104)。
え用のタイムスロットTS#iよりプライオリティの低
いタイムスロットの存在が判断される。そのようなタイ
ムスロットが存在しない場合には、前記タイムスロット
TS#iによる上述したバンプアウトが実行できないた
め本処理は終了する。それとは反対に、タイムスロット
TS#iよりもプライオリティの低いタイムスロット存
在する場合には、そのうち最もプライオリティの低いタ
イムスロットを選択し、それを保護切り替えによってバ
ンプアウトされるTS#jとする(S104)。
【0035】そしてステップS105で、本ノードN1
が前記チャネルの終端ノードとなっているか否かが判断
される。図8の場合には、ノードN1 ≠ノードN3 又は
N6であるため、以降のステップでチャネルを形成する
両端ノードの捜索プロセスが実行される。ステップS1
06では、そのための現状での各種パラメータの設定が
行われる。すなわち、障害検知ノードG=N1 、障害リ
ンクのもう一方の端のノードT=NK (図8ではK=8
)、保護切り替えされるTS#iを通るチャネルの片
端のノードC=0(未定)、そして保護切り替えされる
TS#iを通るチャネルのもう一端のノードD=0(未
定)等が設定される。
が前記チャネルの終端ノードとなっているか否かが判断
される。図8の場合には、ノードN1 ≠ノードN3 又は
N6であるため、以降のステップでチャネルを形成する
両端ノードの捜索プロセスが実行される。ステップS1
06では、そのための現状での各種パラメータの設定が
行われる。すなわち、障害検知ノードG=N1 、障害リ
ンクのもう一方の端のノードT=NK (図8ではK=8
)、保護切り替えされるTS#iを通るチャネルの片
端のノードC=0(未定)、そして保護切り替えされる
TS#iを通るチャネルのもう一端のノードD=0(未
定)等が設定される。
【0036】そして、図10に示すステップS203で
次のノードN2 へコマンドIを通知することによって上
記処理を引き継ぐ。もし、ノードN1 が保護切り替えさ
れるTS#iを通るチャネルの片端のノードとして終端
される場合には、図10のステップS201で前記タイ
ムスロットTS#i(S側)からTS#j(M側)への
トラフィックの乗せ替えが行われ、ノードCとしてN1
が設定される(S202)。そして、前記同様にコマン
ドIを通知することによって処理をノードN2へ引き継
ぐ(S203)。
次のノードN2 へコマンドIを通知することによって上
記処理を引き継ぐ。もし、ノードN1 が保護切り替えさ
れるTS#iを通るチャネルの片端のノードとして終端
される場合には、図10のステップS201で前記タイ
ムスロットTS#i(S側)からTS#j(M側)への
トラフィックの乗せ替えが行われ、ノードCとしてN1
が設定される(S202)。そして、前記同様にコマン
ドIを通知することによって処理をノードN2へ引き継
ぐ(S203)。
【0037】図11では、前記コマンドIを受け取った
ノードNn (ここでは n=2)が、はじめにステップS3
01ですでにチャネルの一端が決定されているか否か
(ノードC=0?)を判断する。図8の例ではノードC
=0であるから、ステップS302で再びノードN2 に
おけるタイムスロットTS#iのチャネル終端が判断さ
れる。前記チャネル終端が見つかるまで次のノードNN+
1 へとコマンドIが発行されていき(S306)、ノー
ドNN+1 は上記ステップS301以降を再び実行する。
図8の例ではノードN3 において、前記ステップS30
2で終端が確認されることになる。そして、ノードNn
において前記タイムスロットTS#i(S側)からTS
#j(M側)へのトラフィックの乗せ替えが行われ、ノ
ードCとしてNn (図8では n=3)を設定する(S30
3,304)。次に、前記障害リンクのもう一方の端の
ノードT(=Nk ,図8ではk=8 )へコマンドIが通知
される(S305)。
ノードNn (ここでは n=2)が、はじめにステップS3
01ですでにチャネルの一端が決定されているか否か
(ノードC=0?)を判断する。図8の例ではノードC
=0であるから、ステップS302で再びノードN2 に
おけるタイムスロットTS#iのチャネル終端が判断さ
れる。前記チャネル終端が見つかるまで次のノードNN+
1 へとコマンドIが発行されていき(S306)、ノー
ドNN+1 は上記ステップS301以降を再び実行する。
図8の例ではノードN3 において、前記ステップS30
2で終端が確認されることになる。そして、ノードNn
において前記タイムスロットTS#i(S側)からTS
#j(M側)へのトラフィックの乗せ替えが行われ、ノ
ードCとしてNn (図8では n=3)を設定する(S30
3,304)。次に、前記障害リンクのもう一方の端の
ノードT(=Nk ,図8ではk=8 )へコマンドIが通知
される(S305)。
【0038】前記コマンドIの受信によって、障害リン
クのもう一方の端のノードNk (図8ではk=8 )は、前
記ステップS301のノードC≠0(=Nn ,図8では
n=3)以降の処理を実行し、同様にそれ以降の各ノード
もノードNk-1 ,Nk-2 ***の順にステップS301
以降の処理を実行する。そして、現在処理を実行中のノ
ードNn が前記チャネルの一方の端のノードC(図8で
はノードC=N3 )に達するまで(S401)、各ノー
ドNk-1 ,Nk-2 ***は、ステップS402以降を繰
り返し実行する。
クのもう一方の端のノードNk (図8ではk=8 )は、前
記ステップS301のノードC≠0(=Nn ,図8では
n=3)以降の処理を実行し、同様にそれ以降の各ノード
もノードNk-1 ,Nk-2 ***の順にステップS301
以降の処理を実行する。そして、現在処理を実行中のノ
ードNn が前記チャネルの一方の端のノードC(図8で
はノードC=N3 )に達するまで(S401)、各ノー
ドNk-1 ,Nk-2 ***は、ステップS402以降を繰
り返し実行する。
【0039】ステップS401では、保護切り替えされ
るタイムスロットTS#iを通るチャネルのもう一方の
端のノードDが発見されたか否かが判断され(D=0
?)、現時点ではD=0(未定)であるから、前記タイ
ムスロットTS#i(M側)のもう一方のチャネル終端
ノードが見つかるまで(図8ではノードN6 に至まで)
各ノードNk-1 ,Nk-2 ***でステップS403及び
S406が実行される。そして、自ノードがステップS
403でチャネル終端ノードであると判断した場合に
は、そのノードNn において前記タイムスロットTS#
i(M側)からTS#j(S側)へのトラフィックの乗
せ替えを行い、ノードD=Nn (図8では n=6)を設定
する(S404,405)。そして、次のノードNn-1
へコマンドIを発行する(S406)。
るタイムスロットTS#iを通るチャネルのもう一方の
端のノードDが発見されたか否かが判断され(D=0
?)、現時点ではD=0(未定)であるから、前記タイ
ムスロットTS#i(M側)のもう一方のチャネル終端
ノードが見つかるまで(図8ではノードN6 に至まで)
各ノードNk-1 ,Nk-2 ***でステップS403及び
S406が実行される。そして、自ノードがステップS
403でチャネル終端ノードであると判断した場合に
は、そのノードNn において前記タイムスロットTS#
i(M側)からTS#j(S側)へのトラフィックの乗
せ替えを行い、ノードD=Nn (図8では n=6)を設定
する(S404,405)。そして、次のノードNn-1
へコマンドIを発行する(S406)。
【0040】以降では、各ノードNn-1 ,Nn-2 ***
は、前記チャネルの一方の端のノードC(図8ではノー
ドC=N3 )に至るまで(S401)、各ノード間に順
次前記タイムスロットTS#iによってバンプアウトさ
れるタイムスロットTS#jがスルーに設定されていく
(S402,408そしてS409)。そして、最後に
ステップS401でC=Nn と判断された時、すなわち
ノードDとノードCの間のチャネルが前記タイムスロッ
トTS#jによって結ばれた時点で、最初に障害検出し
たノードG(図8ではN1 )に本障害回復処理の終了が
通知される(S407)。
は、前記チャネルの一方の端のノードC(図8ではノー
ドC=N3 )に至るまで(S401)、各ノード間に順
次前記タイムスロットTS#iによってバンプアウトさ
れるタイムスロットTS#jがスルーに設定されていく
(S402,408そしてS409)。そして、最後に
ステップS401でC=Nn と判断された時、すなわち
ノードDとノードCの間のチャネルが前記タイムスロッ
トTS#jによって結ばれた時点で、最初に障害検出し
たノードG(図8ではN1 )に本障害回復処理の終了が
通知される(S407)。
【0041】図13は、図2の基本構成にさらに優先権
付けによるバンプアウト(bump-out)機能を付加した本発
明によるSDH2−ファイバリング光多重装置の別の一
実施例を示した装置ブロック図である。図13と図2と
の間の構成上の相違は、図13で新たにクロスコネクト
制御部16が付加されている点である。その他の部分に
ついては図1と同一符号が付されており、ここでは更め
て説明しない。
付けによるバンプアウト(bump-out)機能を付加した本発
明によるSDH2−ファイバリング光多重装置の別の一
実施例を示した装置ブロック図である。図13と図2と
の間の構成上の相違は、図13で新たにクロスコネクト
制御部16が付加されている点である。その他の部分に
ついては図1と同一符号が付されており、ここでは更め
て説明しない。
【0042】前述した図4の実施例ではプライオリティ
を" リング全体を通したタイムスロット" に対して定義
したが、本実施例におけるプライオリティは各ノード間
で独立に定義される。従って、プライオリティを維持し
ながら各ノード間でタイムスロットのバンプアウトを実
行するには前述したADD/DROP多重機能に加えて
新たにタイムスロット間の入れ替えを行うクロスコネク
ト機能が必要となる。また、そのようなクロスコネクト
機能を実行するには、チャネルのエンド−ツウ−エンド
(end-to-end)間で上記バンプアウトが実行可能か否かを
事前に確認することも必要となる。前記クロスコネクト
制御部16は、そのようなクロスコネクト機能を実行制
御する。
を" リング全体を通したタイムスロット" に対して定義
したが、本実施例におけるプライオリティは各ノード間
で独立に定義される。従って、プライオリティを維持し
ながら各ノード間でタイムスロットのバンプアウトを実
行するには前述したADD/DROP多重機能に加えて
新たにタイムスロット間の入れ替えを行うクロスコネク
ト機能が必要となる。また、そのようなクロスコネクト
機能を実行するには、チャネルのエンド−ツウ−エンド
(end-to-end)間で上記バンプアウトが実行可能か否かを
事前に確認することも必要となる。前記クロスコネクト
制御部16は、そのようなクロスコネクト機能を実行制
御する。
【0043】図14及び図15は、図13の実施例にお
けるバンプアウト機能の説明図である。図14の(a)
は、一例として、ノードA、B及びCからなるリングネ
ットワークの各ノード間のタイムスロットTS#1〜6
とそれらに対応した各プライオリティの値1〜3を示し
ている。なお、プライオリティは数字の小さい方が高い
ものとする(1>2>3)。図14の(b)は、図14
の(a)のネットワークを図式的に示したものである。
正常動作時には、各ノード間の全てのタイムスロットT
S#1〜6はワーキングタイムスロットとして使用可能
である。
けるバンプアウト機能の説明図である。図14の(a)
は、一例として、ノードA、B及びCからなるリングネ
ットワークの各ノード間のタイムスロットTS#1〜6
とそれらに対応した各プライオリティの値1〜3を示し
ている。なお、プライオリティは数字の小さい方が高い
ものとする(1>2>3)。図14の(b)は、図14
の(a)のネットワークを図式的に示したものである。
正常動作時には、各ノード間の全てのタイムスロットT
S#1〜6はワーキングタイムスロットとして使用可能
である。
【0044】もし、ノードA−B間に断線等の障害が発
生した場合に、各ノードの前記クロスコネクト制御部1
6は、その間で最も高いプライオリティ(P)を有する
タイムスロットTS#1(P=1)及びTS#2(P=
1)を流れるトラッフィックの回復を試みる。すなわ
ち、まずバンプアウトするノードB−C間のタイムスロ
ットとして使用可能なより低いプライオリティを有する
タイムスロットTS#4(P=3)及びTS#5(P=
3)を選択し、そしてノードC−A間のタイムスロット
として使用可能なより低いプライオリティを有するタイ
ムスロットTS#1(P=3)及びTS#3(P=2)
を選択する。そして、そのスコネクト機能によって前記
選択された各ノード間のタイムスロットに前記トラフィ
ックを乗せ替えることにより障害発生前のチャネルを回
復させる。図15は、上記保護切り替え後の接続を図式
的に示したものである。
生した場合に、各ノードの前記クロスコネクト制御部1
6は、その間で最も高いプライオリティ(P)を有する
タイムスロットTS#1(P=1)及びTS#2(P=
1)を流れるトラッフィックの回復を試みる。すなわ
ち、まずバンプアウトするノードB−C間のタイムスロ
ットとして使用可能なより低いプライオリティを有する
タイムスロットTS#4(P=3)及びTS#5(P=
3)を選択し、そしてノードC−A間のタイムスロット
として使用可能なより低いプライオリティを有するタイ
ムスロットTS#1(P=3)及びTS#3(P=2)
を選択する。そして、そのスコネクト機能によって前記
選択された各ノード間のタイムスロットに前記トラフィ
ックを乗せ替えることにより障害発生前のチャネルを回
復させる。図15は、上記保護切り替え後の接続を図式
的に示したものである。
【0045】図16及び図17は、上記実施例において
障害が発生したリングネットワークの一例を示した図で
ある。図18〜図23は、図16及び図17のリングネ
ットワークにおける各ノードの障害回復制御フローの一
例を示したフロー図である。図16では、正常稼働時に
ノードN3 とノードN7 との間にチャネルが設定され、
同一のプライオリティを有する各ノード間のワーキング
タイムスロット(図に実線で示す。)を介して通信が行
われていたが、その通信中にノードN8 とノードN1 と
の間に断線等の障害が発生(図に×印で示す。)したこ
とを示している。そして、図17では、前記チャネルの
回復のために保護切り替え用のタイムスロット(図に点
線で示す。)が反対回りの各ノード間に設定されること
を示している。
障害が発生したリングネットワークの一例を示した図で
ある。図18〜図23は、図16及び図17のリングネ
ットワークにおける各ノードの障害回復制御フローの一
例を示したフロー図である。図16では、正常稼働時に
ノードN3 とノードN7 との間にチャネルが設定され、
同一のプライオリティを有する各ノード間のワーキング
タイムスロット(図に実線で示す。)を介して通信が行
われていたが、その通信中にノードN8 とノードN1 と
の間に断線等の障害が発生(図に×印で示す。)したこ
とを示している。そして、図17では、前記チャネルの
回復のために保護切り替え用のタイムスロット(図に点
線で示す。)が反対回りの各ノード間に設定されること
を示している。
【0046】以下、上述した動作を図18〜図23の各
フロー図を使って、ノードN1 とノードNK (図16で
はK=8 )との間で障害が発生し、スレーブ側のノードN
1 でそれを検知した場合の動作について詳細に説明す
る。なお、リングはN1 −N2 ***−NK と接続され
ているものとする。ここでNK =N1-1 である。また、
以下でコマンドI及びVが用いられるが、これは宛て先
アドレス(ノードNo.)と以下の各値を持つものとす
る。 G:ノードNo.(障害検知ノードN1 ) T:ノードNo.(障害リンクのもう一方の端NK ) C:ノードNo.(保護切り替えされるTS#iを通る
チャネルの片端) D:ノードNo.(保護切り替えされるTS#iを通る
チャネルのもう一方の端) P:リオリティ x:M側のTS (Time slot)No. y:S側のTS (Time slot)No.
フロー図を使って、ノードN1 とノードNK (図16で
はK=8 )との間で障害が発生し、スレーブ側のノードN
1 でそれを検知した場合の動作について詳細に説明す
る。なお、リングはN1 −N2 ***−NK と接続され
ているものとする。ここでNK =N1-1 である。また、
以下でコマンドI及びVが用いられるが、これは宛て先
アドレス(ノードNo.)と以下の各値を持つものとす
る。 G:ノードNo.(障害検知ノードN1 ) T:ノードNo.(障害リンクのもう一方の端NK ) C:ノードNo.(保護切り替えされるTS#iを通る
チャネルの片端) D:ノードNo.(保護切り替えされるTS#iを通る
チャネルのもう一方の端) P:リオリティ x:M側のTS (Time slot)No. y:S側のTS (Time slot)No.
【0047】なお、これらの値が未定義の場合は、便宜
上0とする。そして「x=iとする」とはxの値をiに
することを意味し、ここでのiの値は変化しない。前記
コマンドIは、保護切り換え可否判定時に用いられ、コ
マンドVは実際の保護切り換え実行用のコマンドであ
る。各ノードはM側、S側のそれぞれのタイムスロット
のプライオリティを管理するものとする。
上0とする。そして「x=iとする」とはxの値をiに
することを意味し、ここでのiの値は変化しない。前記
コマンドIは、保護切り換え可否判定時に用いられ、コ
マンドVは実際の保護切り換え実行用のコマンドであ
る。各ノードはM側、S側のそれぞれのタイムスロット
のプライオリティを管理するものとする。
【0048】図18において、ノードN1 が障害を検知
すると、ノードN1 ではステップS501でリンクN1
−NK (図16ではK=8 )にチャネル(図16ではN3
−N7 間)が設定されているか否かを判断する。前記リ
ンクN1 −NK がN3 −N7間のチャネルに使用されて
いない場合には、その障害発生はチャネル通信に影響を
与えないため本回復処理は終了する。前記チャネルが障
害リンクN1 −NK を経由していると判断した場合(Y
ESの場合)には、そのリンクで最も高いプライオリテ
ィを有するタイムスロットを選択し、それをタイムスロ
ットTS#b(S側)とする(S202)。
すると、ノードN1 ではステップS501でリンクN1
−NK (図16ではK=8 )にチャネル(図16ではN3
−N7 間)が設定されているか否かを判断する。前記リ
ンクN1 −NK がN3 −N7間のチャネルに使用されて
いない場合には、その障害発生はチャネル通信に影響を
与えないため本回復処理は終了する。前記チャネルが障
害リンクN1 −NK を経由していると判断した場合(Y
ESの場合)には、そのリンクで最も高いプライオリテ
ィを有するタイムスロットを選択し、それをタイムスロ
ットTS#b(S側)とする(S202)。
【0049】次に、図19のステップS601で、前記
タイムスロットTS#b(S側)が前記チャネルに終端
するか否かが判断される。終端する場合には、ステップ
S602で前記S側のタイムスロットTS#bよりプラ
イオリティの低いM側のタイムスロットの存在が判断さ
れる。そのようなタイムスロットが存在しない場合に
は、上述したバンプアウトが実行できないため本処理は
終了する。反対に、タイムスロットTS#bよりもプラ
イオリティの低いタイムスロットが存在する場合には、
ステップS106では、ノードN1 のパラメータとして
障害検知ノードG=N1 、障害リンクのもう一方の端の
ノードT=NK (図16ではK=8)、チャネルの片端の
ノードC=N1 、そしてチャネルのもう一端のノードD
=0(未定)、P=TS#bのプライオリティ、M側の
TSx=a、そしてS側のTSy=bが設定され、その
情報がコマンドIで障害リンクのもう一方の端のノード
T(図16ではK=8)に通知される(S604)。
タイムスロットTS#b(S側)が前記チャネルに終端
するか否かが判断される。終端する場合には、ステップ
S602で前記S側のタイムスロットTS#bよりプラ
イオリティの低いM側のタイムスロットの存在が判断さ
れる。そのようなタイムスロットが存在しない場合に
は、上述したバンプアウトが実行できないため本処理は
終了する。反対に、タイムスロットTS#bよりもプラ
イオリティの低いタイムスロットが存在する場合には、
ステップS106では、ノードN1 のパラメータとして
障害検知ノードG=N1 、障害リンクのもう一方の端の
ノードT=NK (図16ではK=8)、チャネルの片端の
ノードC=N1 、そしてチャネルのもう一端のノードD
=0(未定)、P=TS#bのプライオリティ、M側の
TSx=a、そしてS側のTSy=bが設定され、その
情報がコマンドIで障害リンクのもう一方の端のノード
T(図16ではK=8)に通知される(S604)。
【0050】前記ステップS605で終端しないと判断
された場合(図16の例に相当)には、ステップS60
5でS側のタイムスロットTS#bに接続されるM側の
タイムスロットをTS#aとし、ステップS603と同
様なパラメータ値が設定される(S606)。ただし、
ここでは終端ノードが未定のためC=0であり、そして
その情報はコマンドIによって次のノードN2 へ通知さ
れる(S607)。
された場合(図16の例に相当)には、ステップS60
5でS側のタイムスロットTS#bに接続されるM側の
タイムスロットをTS#aとし、ステップS603と同
様なパラメータ値が設定される(S606)。ただし、
ここでは終端ノードが未定のためC=0であり、そして
その情報はコマンドIによって次のノードN2 へ通知さ
れる(S607)。
【0051】図20において、ノードNn がコマンドI
を受信した時、始めにステップS701でチャネルの一
方の終端ノードがすでに見つかった否かが判断される。
図16のノードN2 の場合にはまだ見つかっておらず、
ステップS702で再び前記タイムスロットTS#x
(S側)がチャネルに終端するか否かが判断される。上
記ノードN2 の場合には終端していないと判断され、そ
れに接続されるM側のタイムスロットをTS#i,x=
iとしてさらに次のノードN3 にコマンドIが発行され
る(S707〜709)。前記ノードN3 がコマンドI
を受け取った場合には前記ステップS702で終端され
ると判断され(図16の例の場合)、ステップS703
でS側のタイムスロットをTS#xよりプライオリティ
の低いM側のタイムスロットが存在するか否かが判断さ
れる。
を受信した時、始めにステップS701でチャネルの一
方の終端ノードがすでに見つかった否かが判断される。
図16のノードN2 の場合にはまだ見つかっておらず、
ステップS702で再び前記タイムスロットTS#x
(S側)がチャネルに終端するか否かが判断される。上
記ノードN2 の場合には終端していないと判断され、そ
れに接続されるM側のタイムスロットをTS#i,x=
iとしてさらに次のノードN3 にコマンドIが発行され
る(S707〜709)。前記ノードN3 がコマンドI
を受け取った場合には前記ステップS702で終端され
ると判断され(図16の例の場合)、ステップS703
でS側のタイムスロットをTS#xよりプライオリティ
の低いM側のタイムスロットが存在するか否かが判断さ
れる。
【0052】前記タイムスロットの存在が確認できない
場合には、チャネルの回復は不可能と判断して障害検出
ノードG(=N1 )へ切り替え不可通知を発行する(S
704)。反対に前記タイムスロットが存在する場合に
は、チャネルの一方の終端ノードC=Nn (n =3)と
して障害リンクの他端のノードTにIコマンドを発行す
る(S705,706)。前記Iコマンドを受信したノ
ードT(図16ではN8 )は、ズテップS701でC≠
0と判断され、図21に示すようにそのノードがノード
Cと一致するか否かが判断される。一致した場合には、
ステップS802でパス接続を切り替えるコマンドVが
チャネルのもう一方の終端ノードDへ発行される。図1
6の例ではノードT(=N8 )≠ノードC(=N3 )で
あり、この時点では以降の図22に示す処理フローが実
行される。
場合には、チャネルの回復は不可能と判断して障害検出
ノードG(=N1 )へ切り替え不可通知を発行する(S
704)。反対に前記タイムスロットが存在する場合に
は、チャネルの一方の終端ノードC=Nn (n =3)と
して障害リンクの他端のノードTにIコマンドを発行す
る(S705,706)。前記Iコマンドを受信したノ
ードT(図16ではN8 )は、ズテップS701でC≠
0と判断され、図21に示すようにそのノードがノード
Cと一致するか否かが判断される。一致した場合には、
ステップS802でパス接続を切り替えるコマンドVが
チャネルのもう一方の終端ノードDへ発行される。図1
6の例ではノードT(=N8 )≠ノードC(=N3 )で
あり、この時点では以降の図22に示す処理フローが実
行される。
【0053】図22のステップS901では、チャネル
のもう一方の終端がすでに存在するか否かが判断され
る。図16の例では未だ存在しないことから、ステップ
S904でそのノードが終端するか否かが判断される。
そして、図16のノードN8 のように終端されていない
場合には、そのM側のタイムスロットTS#yに接続さ
れるS側のタイムスロットをTS#b,y=bとして、
前段のノードNn-1 へと終端が発見されるまで順次Iコ
マンドが発行される(S908,909,907)。
のもう一方の終端がすでに存在するか否かが判断され
る。図16の例では未だ存在しないことから、ステップ
S904でそのノードが終端するか否かが判断される。
そして、図16のノードN8 のように終端されていない
場合には、そのM側のタイムスロットTS#yに接続さ
れるS側のタイムスロットをTS#b,y=bとして、
前段のノードNn-1 へと終端が発見されるまで順次Iコ
マンドが発行される(S908,909,907)。
【0054】図16のノードN7 においてチャネルの終
端が検出されると、ステップS905でそのS側にPよ
り低いプライオリティのタイムスロットが存在するか否
かが判断される。それが存在する場合には、チャネルの
もう一方の終端ノードDとしてNn (図16ではn=7)
が設定され、前段のノードNn-1 へIコマンドが発行さ
れる(S906,907)。もし、前記タイムスロット
が確認できない場合には、チャネルの回復は不可能と判
断して障害検出ノードG(=N1 )へ切り替え不可通知
を発行する(S903)。
端が検出されると、ステップS905でそのS側にPよ
り低いプライオリティのタイムスロットが存在するか否
かが判断される。それが存在する場合には、チャネルの
もう一方の終端ノードDとしてNn (図16ではn=7)
が設定され、前段のノードNn-1 へIコマンドが発行さ
れる(S906,907)。もし、前記タイムスロット
が確認できない場合には、チャネルの回復は不可能と判
断して障害検出ノードG(=N1 )へ切り替え不可通知
を発行する(S903)。
【0055】前記Iコマンドを受け取ったノードNn-1
は、図21のステップS801でチャネル終端の一方の
ノードC(図16のN3 )に達したと判断されるまで
は、図22のステップS902でS側によりプライオリ
ティの低いタイムスロットが存在するか否かを判断し、
存在する場合には順次前段のノードNn-1 にIコマンド
を発行していく(S907)。もし、前記タイムスロッ
トが確認できない場合には、この時点でチャネルの回復
は不可能と判断して障害検出ノードG(=N1 )に切り
替え不可通知を発行する(S903)。
は、図21のステップS801でチャネル終端の一方の
ノードC(図16のN3 )に達したと判断されるまで
は、図22のステップS902でS側によりプライオリ
ティの低いタイムスロットが存在するか否かを判断し、
存在する場合には順次前段のノードNn-1 にIコマンド
を発行していく(S907)。もし、前記タイムスロッ
トが確認できない場合には、この時点でチャネルの回復
は不可能と判断して障害検出ノードG(=N1 )に切り
替え不可通知を発行する(S903)。
【0056】図23は、図17と対応し、図21のステ
ップS801で前記Iコマンドを受け取ったノードNn-
1 がチャネル終端の一方のノードC(図16のN3 )に
達した際に発行するコマンドVを受信した場合の各ノー
ドの動作フローを示している。始めにコマンドVを受け
取ったチャネルのもう一方の終端ノードD(図17のN
7 )がステップS1004で検出され、ノードDはプラ
イオリティがPより低いS側のタイムスロットを選択し
てTS#jとする(S1007)。そして、そのM側の
タイムスロットTS#yへのトラフィックを前記S側の
タイムスロットTS#jに乗せ替え、y=jとしてコマ
ンドVを前段のノードNn-1 へ発行する(S1007〜
1010)。
ップS801で前記Iコマンドを受け取ったノードNn-
1 がチャネル終端の一方のノードC(図16のN3 )に
達した際に発行するコマンドVを受信した場合の各ノー
ドの動作フローを示している。始めにコマンドVを受け
取ったチャネルのもう一方の終端ノードD(図17のN
7 )がステップS1004で検出され、ノードDはプラ
イオリティがPより低いS側のタイムスロットを選択し
てTS#jとする(S1007)。そして、そのM側の
タイムスロットTS#yへのトラフィックを前記S側の
タイムスロットTS#jに乗せ替え、y=jとしてコマ
ンドVを前段のノードNn-1 へ発行する(S1007〜
1010)。
【0057】前記ノードNn-1 以降の各ノードは、チャ
ネルの一方の終端ノードC(図17のN3 )に達するま
で、プライオリティがPより低いS側のタイムスロット
を選択してTS#jとし(S1005)、M側のタイム
スロットTS#yを前記S側のタイムスロットTS#j
にクロスコネクトし(S1006)、そしてy=jとし
てコマンドVを前段のノードNn-1 へ順次発行していく
(S1009,1010)。最後に、前記ノードNn-1
がノードCとなった時点で(S1001)、そのS側の
タイムスロットTS#xへのトラフィックを前記M側の
タイムスロットTS#yに乗せ替え、そして障害検出ノ
ードG(=N1 )にチャネルの回復の終了通知を発行す
る(S1002,1003)。
ネルの一方の終端ノードC(図17のN3 )に達するま
で、プライオリティがPより低いS側のタイムスロット
を選択してTS#jとし(S1005)、M側のタイム
スロットTS#yを前記S側のタイムスロットTS#j
にクロスコネクトし(S1006)、そしてy=jとし
てコマンドVを前段のノードNn-1 へ順次発行していく
(S1009,1010)。最後に、前記ノードNn-1
がノードCとなった時点で(S1001)、そのS側の
タイムスロットTS#xへのトラフィックを前記M側の
タイムスロットTS#yに乗せ替え、そして障害検出ノ
ードG(=N1 )にチャネルの回復の終了通知を発行す
る(S1002,1003)。
【0058】図24は、図4の実施例にさらにリアルタ
イムのバンプアウト変更機能を付加したものである。図
24では、SDH2−ファイバリングの" リング全体に
おけるタイムスッロット" 毎のトラフィックを、例えば
シグナリング等をモニタすることにより確認するための
トラフィックモニタ部17が図4の構成に新たに設けら
れており、それによってリアルタイムで各タイムスロッ
トのプライオリティの変更が実行される。なお、障害時
には図4と同様の手順でバンプアウトが行われ、リアル
タイムでプライオリティを変更する以外は、切り替え手
順も図4と同様である。
イムのバンプアウト変更機能を付加したものである。図
24では、SDH2−ファイバリングの" リング全体に
おけるタイムスッロット" 毎のトラフィックを、例えば
シグナリング等をモニタすることにより確認するための
トラフィックモニタ部17が図4の構成に新たに設けら
れており、それによってリアルタイムで各タイムスロッ
トのプライオリティの変更が実行される。なお、障害時
には図4と同様の手順でバンプアウトが行われ、リアル
タイムでプライオリティを変更する以外は、切り替え手
順も図4と同様である。
【0059】トラフィックをモニタする方法としては、
例えばPiを "リング全体におけるタイムスッロット"
のi番目のタイムスロットのプライオリティとし、Pi
=(各リンクのTS#iでその時点でのトラフィック量
を出し、それを合計した値)と定義してPi値の大きい
方がプライオリティは高いものとすることが考えられ
る。ただし、このPiの定義方法は上記のように限定さ
れる必要はなく、これに何らかの係数を掛けたり、ある
いは所定のアルゴリズムを導入することも可能である。
例えばPiを "リング全体におけるタイムスッロット"
のi番目のタイムスロットのプライオリティとし、Pi
=(各リンクのTS#iでその時点でのトラフィック量
を出し、それを合計した値)と定義してPi値の大きい
方がプライオリティは高いものとすることが考えられ
る。ただし、このPiの定義方法は上記のように限定さ
れる必要はなく、これに何らかの係数を掛けたり、ある
いは所定のアルゴリズムを導入することも可能である。
【0060】図25は、図13の実施例にさらにリアル
タイムのバンプアウト変更機能を付加したものである。
図25では、SDH2−ファイバリングの" 各ノード間
のタイムスッロット"毎のトラフィックを、例えばシグ
ナリング等をモニターすることにより確認するトラフィ
ックモニタ部17が図13の構成に新たに設けられてお
り、それによってリアルタイムで各タイムスロットのプ
ライオリティの変更が実行される。なお、障害時には図
13と同様の手順でバンプアウトが行われ、リアルタイ
ムでプライオリティを変更する以外は、切り替え手順も
図13と同様である。各ノードは、M側とS側の両方の
トラフィック(プライオリティ)を管理する。
タイムのバンプアウト変更機能を付加したものである。
図25では、SDH2−ファイバリングの" 各ノード間
のタイムスッロット"毎のトラフィックを、例えばシグ
ナリング等をモニターすることにより確認するトラフィ
ックモニタ部17が図13の構成に新たに設けられてお
り、それによってリアルタイムで各タイムスロットのプ
ライオリティの変更が実行される。なお、障害時には図
13と同様の手順でバンプアウトが行われ、リアルタイ
ムでプライオリティを変更する以外は、切り替え手順も
図13と同様である。各ノードは、M側とS側の両方の
トラフィック(プライオリティ)を管理する。
【0061】トラフィックをモニタする方法としては、
例えばPiをタイムスロットTS#iのプライオリティ
とすると、Pi=(そのリンクのTS#iでその時点で
のトラフィック量)と定義してPi値の大きい方がプラ
イオリティは高いものとすることが考えられる。ただ
し、このPiの定義方法も上記と同様に限定される必要
はなく、これに何らかの係数を掛けたり、あるいは所定
のアルゴリズムを導入することも可能である。
例えばPiをタイムスロットTS#iのプライオリティ
とすると、Pi=(そのリンクのTS#iでその時点で
のトラフィック量)と定義してPi値の大きい方がプラ
イオリティは高いものとすることが考えられる。ただ
し、このPiの定義方法も上記と同様に限定される必要
はなく、これに何らかの係数を掛けたり、あるいは所定
のアルゴリズムを導入することも可能である。
【0062】上述したプライオリティの変更方法にはい
くつかの方法が考えられる。第1に、各ノード間で定期
的に通信することにより各ノードが有するそれぞれのプ
ライオリティテーブルを更新する方法である。つまり、
上記トラッフィックモニタ17を用いて各ノードが定期
的に各タイムスロットに対してモニタしたトラフィック
量を他の全ノードに対して通知することによってプライ
オリティテーブルを更新する。例えば、各ノードが所定
の順番 (N1, N2, … Nk 等)に従って、順にt秒間隔で
全ノードに対してトラフィックを通知する。この通知に
は発行ノード識別番号(ID)と各タイムスロットのト
ラフィック量等が含まれる。
くつかの方法が考えられる。第1に、各ノード間で定期
的に通信することにより各ノードが有するそれぞれのプ
ライオリティテーブルを更新する方法である。つまり、
上記トラッフィックモニタ17を用いて各ノードが定期
的に各タイムスロットに対してモニタしたトラフィック
量を他の全ノードに対して通知することによってプライ
オリティテーブルを更新する。例えば、各ノードが所定
の順番 (N1, N2, … Nk 等)に従って、順にt秒間隔で
全ノードに対してトラフィックを通知する。この通知に
は発行ノード識別番号(ID)と各タイムスロットのト
ラフィック量等が含まれる。
【0063】第2は、各ノードが各々のリンクのタイム
スロットのトラフィック量を管理する方法である。図2
6は、上記トラフィックの管理テーブル(プライオリテ
ィテーブルに相当する。)の一例を示したものである。
図26の例では、プライオリティの順位は各タイムスロ
ットのトラフィック量に準じてTS#3>TS#1>T
S#2>TS#Nとなる。なお、トラフィック量の測定
は、リングのM側かS側かのいずれかに決めておき、そ
の片側の測定値だけを用いることもできる。
スロットのトラフィック量を管理する方法である。図2
6は、上記トラフィックの管理テーブル(プライオリテ
ィテーブルに相当する。)の一例を示したものである。
図26の例では、プライオリティの順位は各タイムスロ
ットのトラフィック量に準じてTS#3>TS#1>T
S#2>TS#Nとなる。なお、トラフィック量の測定
は、リングのM側かS側かのいずれかに決めておき、そ
の片側の測定値だけを用いることもできる。
【0064】第3は、各ノードがトラフィックに変化が
あった時に全ノードに対し各タイムスロットでのトラフ
ィック量を通知することでプライオリティテーブルを更
新する方法である。この方法によるトラフィック量の管
理は上記と同様であるが、トラフィック通知の発行タイ
ミングを、例えば所定許容範囲を越える変化が検知され
た時だけに限定することで、制御チャネルのデータ量を
削減することができる。トラフィックを通知の方法は上
記と同様でもよいし、またトラフィック変化のあったタ
イムスロットのトラフィック量だけを通知してもよい。
あった時に全ノードに対し各タイムスロットでのトラフ
ィック量を通知することでプライオリティテーブルを更
新する方法である。この方法によるトラフィック量の管
理は上記と同様であるが、トラフィック通知の発行タイ
ミングを、例えば所定許容範囲を越える変化が検知され
た時だけに限定することで、制御チャネルのデータ量を
削減することができる。トラフィックを通知の方法は上
記と同様でもよいし、またトラフィック変化のあったタ
イムスロットのトラフィック量だけを通知してもよい。
【0065】第4は、障害が発生した時に検知したノー
ドが全ノードに対してトラフィック通知を要求し、それ
にたいするレスポンスによって障害を検知したノードが
プライオリティテーブルを更新する方式である。すなわ
ち、障害が発生した時に障害を検知したノード(N1 と
する)が全ノードに対してトラフィック通知を要求し、
各ノードは前記通知要求を受信すると上述したような方
法で各タイムスロットのトラフィック量をノードN1 に
通知する。ノードN1 は、前記トラフィック通知を受信
するとトラフィックの管理テーブル(プライオリティテ
ーブル)を更新する。この場合、各ノードは上記と同様
のテーブルを用いてトラフィック量を管理するが、その
情報の更新はそのノードが障害を検知したときのみ行わ
れ、そのため制御チャネルのデータ量が一層削減可能と
なる。
ドが全ノードに対してトラフィック通知を要求し、それ
にたいするレスポンスによって障害を検知したノードが
プライオリティテーブルを更新する方式である。すなわ
ち、障害が発生した時に障害を検知したノード(N1 と
する)が全ノードに対してトラフィック通知を要求し、
各ノードは前記通知要求を受信すると上述したような方
法で各タイムスロットのトラフィック量をノードN1 に
通知する。ノードN1 は、前記トラフィック通知を受信
するとトラフィックの管理テーブル(プライオリティテ
ーブル)を更新する。この場合、各ノードは上記と同様
のテーブルを用いてトラフィック量を管理するが、その
情報の更新はそのノードが障害を検知したときのみ行わ
れ、そのため制御チャネルのデータ量が一層削減可能と
なる。
【0066】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、例え
ば図27に示すようにワーキングタイムスロット数に対
して保護用のタイムスロット数を制限することによって
容易にネットワーク正常稼働時の使用可能帯域を増加さ
せることが可能となる。なお、図27においてノード数
は3(A,B,C)、タイムスロット数は63、そして
各ノード間のトラフィックが均等な場合を示している。
また、( )内の数字は保護 (Protection) 付のタイム
スロットの全タイムスロット(63)に対する割合を示
している。
ば図27に示すようにワーキングタイムスロット数に対
して保護用のタイムスロット数を制限することによって
容易にネットワーク正常稼働時の使用可能帯域を増加さ
せることが可能となる。なお、図27においてノード数
は3(A,B,C)、タイムスロット数は63、そして
各ノード間のトラフィックが均等な場合を示している。
また、( )内の数字は保護 (Protection) 付のタイム
スロットの全タイムスロット(63)に対する割合を示
している。
【0067】また、本発明によるクロスコネクト機能
は、リングが大きくなった場合や追加削除を繰り返した
後でチャネルを追加する時等に有効に機能する。例え
ば、図28に示すようにリングネットワーク全体として
保護用チャネルが設定される、その全てのタイムスロッ
トTS#1〜TS#6が使用されている場合には、一例
としてノード2とノード4との間にチャネルを追加しよ
うとしても不可能である。しかしながら、図29に示す
ように本発明によるクロスコネクト機能を用いれば、図
29に二重線で示すような各ノード間の新たなチャネル
の追加(ワーキング又は保護用のいずれも可)が容易に
実現される。
は、リングが大きくなった場合や追加削除を繰り返した
後でチャネルを追加する時等に有効に機能する。例え
ば、図28に示すようにリングネットワーク全体として
保護用チャネルが設定される、その全てのタイムスロッ
トTS#1〜TS#6が使用されている場合には、一例
としてノード2とノード4との間にチャネルを追加しよ
うとしても不可能である。しかしながら、図29に示す
ように本発明によるクロスコネクト機能を用いれば、図
29に二重線で示すような各ノード間の新たなチャネル
の追加(ワーキング又は保護用のいずれも可)が容易に
実現される。
【0068】さらに、本発明によるプライオリティ付け
によるバンプアウト機能を用いれば、基本的には全タイ
ムスロットをワーキングチャネルとして使用することが
可能となり、ネットワーク正常稼働時の使用可能帯域を
大幅に増加させることができる。そしてその機能は本発
明によるプライオリティテーブルの更新方法によって容
易に実現される。
によるバンプアウト機能を用いれば、基本的には全タイ
ムスロットをワーキングチャネルとして使用することが
可能となり、ネットワーク正常稼働時の使用可能帯域を
大幅に増加させることができる。そしてその機能は本発
明によるプライオリティテーブルの更新方法によって容
易に実現される。
【図1】本発明による選択的保護機能を有するSDH2
−ファイバリング光多重装置の基本構成を示した装置ブ
ロック図である。
−ファイバリング光多重装置の基本構成を示した装置ブ
ロック図である。
【図2】本発明による選択的保護機能を有するSDH2
−ファイバリング光多重装置の別の基本構成を示した装
置ブロック図である。
−ファイバリング光多重装置の別の基本構成を示した装
置ブロック図である。
【図3】図1の送信制御部及び受信制御部による時計回
り及び反時計回りのタイムストッロ数の相違を図式的に
示した説明図である。
り及び反時計回りのタイムストッロ数の相違を図式的に
示した説明図である。
【図4】図1の基本構成にさらに優先権付けによるバン
プアウト(bump-out)機能を付加した本発明によるSDH
2−ファイバリング光多重装置の一実施例を示した装置
ブロック図である。
プアウト(bump-out)機能を付加した本発明によるSDH
2−ファイバリング光多重装置の一実施例を示した装置
ブロック図である。
【図5】リング上の各ノード間における情報の流れを規
定する説明図である。
定する説明図である。
【図6】図4の実施例におけるバンプアウト機能の説明
図(1)である。
図(1)である。
【図7】図4の実施例におけるバンプアウト機能の説明
図(2)である。
図(2)である。
【図8】図4の実施例における障害が発生したリングネ
ットワークの一例を示した図である。
ットワークの一例を示した図である。
【図9】図8のリングネットワークにおける各ノードの
障害回復制御フローの一例を示したフロー図(1)であ
る。
障害回復制御フローの一例を示したフロー図(1)であ
る。
【図10】図8のリングネットワークにおける各ノード
の障害回復制御フローの一例を示したフロー図(2)で
ある。
の障害回復制御フローの一例を示したフロー図(2)で
ある。
【図11】図8のリングネットワークにおける各ノード
の障害回復制御フローの一例を示したフロー図(3)で
ある。
の障害回復制御フローの一例を示したフロー図(3)で
ある。
【図12】図8のリングネットワークにおける各ノード
の障害回復制御フローの一例を示したフロー図(4)で
ある。
の障害回復制御フローの一例を示したフロー図(4)で
ある。
【図13】図2の基本構成にさらに優先権付けによるバ
ンプアウト(bump-out)機能を付加した本発明によるSD
H2−ファイバリング光多重装置の一実施例を示した装
置ブロック図である。
ンプアウト(bump-out)機能を付加した本発明によるSD
H2−ファイバリング光多重装置の一実施例を示した装
置ブロック図である。
【図14】図13の実施例におけるバンプアウト機能の
説明図(1)である。
説明図(1)である。
【図15】図13の実施例におけるバンプアウト機能の
説明図(2)である。
説明図(2)である。
【図16】図13の実施例において障害が発生した際の
リングネットワークの一例を示した図である。
リングネットワークの一例を示した図である。
【図17】図13の実施例において障害回復処理後のリ
ングネットワークの一例を示した図である。
ングネットワークの一例を示した図である。
【図18】図16のリングネットワークにおける各ノー
ドの障害回復制御フローの一例(1)を示したフロー図
である。
ドの障害回復制御フローの一例(1)を示したフロー図
である。
【図19】図16のリングネットワークにおける各ノー
ドの障害回復制御フローの一例(2)を示したフロー図
である。
ドの障害回復制御フローの一例(2)を示したフロー図
である。
【図20】図16のリングネットワークにおける各ノー
ドの障害回復制御フローの一例(3)を示したフロー図
である。
ドの障害回復制御フローの一例(3)を示したフロー図
である。
【図21】図16のリングネットワークにおける各ノー
ドの障害回復制御フローの一例(4)を示したフロー図
である。
ドの障害回復制御フローの一例(4)を示したフロー図
である。
【図22】図16のリングネットワークにおける各ノー
ドの障害回復制御フローの一例(5)を示したフロー図
である。
ドの障害回復制御フローの一例(5)を示したフロー図
である。
【図23】図17のリングネットワークにおける各ノー
ドの障害回復制御フローの一例を示したフロー図であ
る。
ドの障害回復制御フローの一例を示したフロー図であ
る。
【図24】図4の実施例にさらにリアルタイムのバンプ
アウト変更機能を付加した本発明によるSDH2−ファ
イバリング光多重装置の一実施例を示した装置ブロック
図である。
アウト変更機能を付加した本発明によるSDH2−ファ
イバリング光多重装置の一実施例を示した装置ブロック
図である。
【図25】図13の実施例にさらにリアルタイムのバン
プアウト変更機能を付加した本発明によるSDH2−フ
ァイバリング光多重装置の一実施例を示した装置ブロッ
ク図である。
プアウト変更機能を付加した本発明によるSDH2−フ
ァイバリング光多重装置の一実施例を示した装置ブロッ
ク図である。
【図26】トラフィック管理テーブル(プライオリティ
テーブル)の一例を示した図である。
テーブル)の一例を示した図である。
【図27】本発明によるワーキングタイムスロット数と
保護用タイムスロット数との関係の一例を示した図であ
る。
保護用タイムスロット数との関係の一例を示した図であ
る。
【図28】本発明によるリングネットワーク全体として
保護用チャネルを設定する一例を図式的に示した図であ
る。
保護用チャネルを設定する一例を図式的に示した図であ
る。
【図29】本発明によるクロスコネクト機能を用いて各
ノード間で保護用チャネルを設定する一例を図式的に示
した図である。
ノード間で保護用チャネルを設定する一例を図式的に示
した図である。
【図30】SDH2−ファイバリングネットワークの4
ノードからなるネットワーク構成例を示した図である。
ノードからなるネットワーク構成例を示した図である。
【図31】図30に示す従来のノード構成の一例を示し
たブロック図である。
たブロック図である。
【図32】リング上の各ノード間でほぼ均等に63タイ
ムスロットを割り当てた場合に、そのノード数に対して
各ノード接続対で使用可能なタイムスロット数を示した
図である。
ムスロットを割り当てた場合に、そのノード数に対して
各ノード接続対で使用可能なタイムスロット数を示した
図である。
【符号の説明】 1,4…光−電気変換器 2,3…電気−光変換器 5,6…I/Oインタフェース 9,10…ADD/DROP多重部 11…受信制御部 12…送信制御部 13,14…クロスコネクト部 15…ADD/DROP制御部 16…クロスコネクト制御部 17…トラフィックモニタ部
Claims (12)
- 【請求項1】 SDH2−ファイバリングネットワーク
上で各ノード間の通信を行う光多重装置は、 1つの方向に信号を伝送する第1の光ファイバ伝送路か
ら光信号を受信して電気信号に変換する第1の光−電気
変換器、 前記第1の光−電気変換器からの信号が与えられ、前記
信号の所定のチャネル信号に対して所定の操作を行う第
1のチャネル操作部、 前記第1のチャネル操作部からの信号を光信号に変換し
て前記第1の光ファイバ伝送路へ出力する第1の電気−
光変換器、 前記1つの方向とは反対方向に信号を伝送する第2の光
ファイバ伝送路からの光信号を受信して電気信号に変換
する第2の光−電気変換器、 前記第2の光−電気変換器からの信号が与えられ、前記
信号の所定のチャネル信号に対して所定の操作を行う第
2のチャネル操作部、 前記第2のチャネル操作部からの信号を光信号に変換し
て前記第2の光ファイバ伝送路へ出力する第2の電気−
光変換器、 前記第1のチャネル操作部及び前記第2のチャネル操作
部に対して前記所定のチャネル信号の受信制御を行い、
前記第1の光ファイバ伝送路又は前記第2の光ファイバ
伝送路のいずれの伝送路からどのチャネル信号を受信す
るかを制御する受信制御部、 前記第1のチャネル操作部及び前記第2のチャネル操作
部に対して前記所定のチャネル信号の送信制御を行い、
前記第1の光ファイバ伝送路又は前記第2の光ファイバ
伝送路のいずれの伝送路へどのチャネル信号を使って送
信信号を送信するかを制御する送信制御部、 前記受信制御部で受信された信号を外部へ出力する出力
インタフェース部、そして外部からの入力される前記送
信信号を前記送信制御部へ与える入力インタフェース部
を具備し、 前記受信制御部及び前記送信制御部は、前記所定のチャ
ネルの受信制御及び送信制御においてネットワーク正常
稼働時の使用可能帯域を増加させるべく、前記第1の光
ファイバ伝送路と前記第2の光ファイバ伝送路上でその
ワーキングチャネル数に対して保護用のチャネル数が制
限されるように互いに異なった数のチャネルを割り当て
ることを特徴とするSDH2−ファイバリング光多重装
置。 - 【請求項2】 前記第1のチャネル操作部及び前記第2
のチャネル操作部は、前記所定のチャネル信号の挿入又
は引き抜きを行うADD/DROP機能を有し、それに
よって前記ワーキングチャネル数に対して保護用のチャ
ネル数を制限する異なった数のチャネル割り当てがリン
グネットワーク全体に対して行われる請求項1記載のS
DH2−ファイバリング光多重装置。 - 【請求項3】 前記第1のチャネル操作部及び前記第2
のチャネル操作部は、さらに前記所定のチャネル信号を
相互に交換するクロスコネクト機能を有し、それによっ
て前記ワーキングチャネル数に対して保護用のチャネル
数を制限する異なった数のチャネル割り当てがリングネ
ットワーク上の各ノード間で独立に行われる請求項2記
載のSDH2−ファイバリング光多重装置。 - 【請求項4】 前記リングネットワーク上の各ノードの
タイムスロットにはリングネットワーク全体としてプラ
イオリティ付けがなされ、前記第1のチャネル操作部及
び前記第2のチャネル操作部、及び/又は前記受信制御
部及び前記送信制御部は、伝送障害検出時にプライオリ
ティの高いタイムスロットがプライオリティの低いタイ
ムスロットをバンプアウトすることによって前記プライ
オリティの高いタイムスロットの側を優先して保護する
請求項2記載のSDH2−ファイバリング光多重装置。 - 【請求項5】 前記リングネットワーク上の各ノードの
タイムスロットには各ノード間におけるプライオリティ
付けがなされ、前記第1のチャネル操作部及び前記第2
のチャネル操作部、及び/又は前記受信制御部及び前記
送信制御部は、伝送障害検出時にプライオリティの高い
タイムスロットがプライオリティの低いタイムスロット
をバンプアウトすることによって前記プライオリティの
高いタイムスロットの側を優先して保護する請求項3記
載のSDH2−ファイバリング光多重装置。 - 【請求項6】 さらに、リングネットワーク全体として
前記タイムスロット毎のトラフィックを監視することに
よってリアルタイムに前記プライオリティを変更するプ
ライリティ制御部を有する請求項4記載のSDH2−フ
ァイバリング光多重装置。 - 【請求項7】 さらに、各ノード間における前記タイム
スロット毎のトラフィックを監視することによってリア
ルタイムに前記プライオリティを変更するプライオリテ
ィ制御部を有する請求項5記載のSDH2−ファイバリ
ング光多重装置。 - 【請求項8】 前記プライオリティ制御部は、各ノード
のタイムスロットにおけるトラフィック量を他のノード
と定期的に通知し合うことにより前記プライオリティの
変更を行うためのプライオリティテーブルを更新する請
求項6又は7記載のSDH2−ファイバリング光多重装
置。 - 【請求項9】 前記プライオリティ制御部は、各ノード
のタイムスロットにおけるトラフィックに所定の変化が
生じた際に、前記タイムスロットにおけるトラフィック
量を他のノードと通知し合うことによって前記プライオ
リティの変更を行うためのプライオリティテーブルを更
新する請求項6又は7記載のSDH2−ファイバリング
光多重装置。 - 【請求項10】 前記プライオリティ制御部は、障害を
検知した際に他の全てのノードに対してトラフィックの
通知を要求し、その応答によって前記プライオリティの
変更を行うためのプライオリティテーブルを更新する請
求項6又は7記載のSDH2−ファイバリング光多重装
置。 - 【請求項11】 前記プライオリティ制御部は、SDH
のオーバーヘッドビットを用いて各ノード間の通信を行
う請求項8から10のいずれか1つに記載のSDH2−
ファイバリング光多重装置。 - 【請求項12】 前記プライオリティ制御部は、ノード
間通信用の専用ネットワークを使って各ノード間の通信
を行う請求項8から10のいずれか1つに記載のSDH
2−ファイバリング光多重装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14311094A JP3439533B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 選択的保護機能を有するsdh2−ファイバリング光多重装置 |
US08/389,219 US5517489A (en) | 1994-06-24 | 1995-02-15 | Synchronous digital hierarchy 2-fiber ring having a selective protection function |
EP95102783A EP0689309B1 (en) | 1994-06-24 | 1995-02-27 | Synchronous digital hierarchy 2-fiber ring having a selective protection function |
DE69528928T DE69528928T2 (de) | 1994-06-24 | 1995-02-27 | Zweifaserring mit auswählender Schutzfunktion für Synchrone Digitale Hierarchie (SDH) |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14311094A JP3439533B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 選択的保護機能を有するsdh2−ファイバリング光多重装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH088949A true JPH088949A (ja) | 1996-01-12 |
JP3439533B2 JP3439533B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=15331146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14311094A Expired - Fee Related JP3439533B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 選択的保護機能を有するsdh2−ファイバリング光多重装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5517489A (ja) |
EP (1) | EP0689309B1 (ja) |
JP (1) | JP3439533B2 (ja) |
DE (1) | DE69528928T2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6023452A (en) * | 1996-05-20 | 2000-02-08 | Nec Corporation | Network failure restoration method with different recovery performances for different signal groups |
US6556593B1 (en) | 1996-12-11 | 2003-04-29 | International Business Machines Corporation | Digital cross connect and add/drop multiplexing device for SDH or SONET signals |
US6804268B1 (en) | 1999-01-22 | 2004-10-12 | Nec Corporation | Method and apparatus for multi-access transmission |
WO2004102895A1 (ja) * | 2003-05-16 | 2004-11-25 | Fujitsu Limited | 伝送方法及び伝送装置 |
JP2016116178A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | ソニー株式会社 | 通信装置及び通信方法 |
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