JP3442180B2 - アド・ドロップ・マルチプレクス装置 - Google Patents

アド・ドロップ・マルチプレクス装置

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JP3442180B2
JP3442180B2 JP03566095A JP3566095A JP3442180B2 JP 3442180 B2 JP3442180 B2 JP 3442180B2 JP 03566095 A JP03566095 A JP 03566095A JP 3566095 A JP3566095 A JP 3566095A JP 3442180 B2 JP3442180 B2 JP 3442180B2
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光同期ネットワーク上
で使用されるアド・ドロップ・マルチプレクス装置(A
DM,Add/Drop Multiplexer) に関する。本発明による
アド・ドロップ・マルチプレクス装置は、各々が第1の
形式の伝送フレームを複数収容する第2の形式の伝送フ
レーム の形を有する複数の信号を更に多重化してなる
信号を伝送する光同期通信システム、例えば、米国にお
けるSONET(Synchronous Optical NETwork, ANSI T
1-105参照) 、欧州におけるSDH(Synchronous Digita
l Hierarchy,CCITT勧告G707,G708,G709参照)、ま
た、我国におけるTTC(電気通信技術委員会)標準(JT-
G707,JT-G708,JT-G709参照) に従う新同期通信ネット
ワークにおいて使用可能である。
【0002】これらの通信ネットワークにおいては、大
規模なネットワーク構築の際に、サービスや回線設定の
フレキシビリティやきめ細かいアクセシビリティが要求
されている。なお、以下の説明は、SONETの場合に
ついてのみ行うが、SONETとSDHやTTC標準と
の対応は明らかであろう。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
[第1〜第22の発明に共通する従来技術および発明が
解決しようとする課題]アド・ドロップ・マルチプレク
ス装置とは、例えば、SONETの用語で表現すると、
OC−N信号として多重化されて光伝送路(ライン)を
伝送される複数チャネルのSTS信号のうちの一部また
は全部のSTS信号にアクセスするための装置である。
アド・ドロップ・マルチプレクス装置において、該アド
・ドロップ・マルチプレクス装置を通過するOC−N信
号にSTS信号をアド(挿入)したり、該OC−N信号
からSTS信号をドロップ(抽出)したりすることがで
きる。
【0004】従来開発されたアド・ドロップ・マルチプ
レクス装置においては、サービスや回線設定のフレキシ
ビリティやきめ細かいアクセシビリティに欠けるという
問題がある。第1〜第22の発明は、サービスや回線設
定のフレキシビリティおよびアクセシビリティを向上さ
せたアド・ドロップ・マルチプレクス装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】[第1の発明に対する従来の技術および発
明が解決しようとする課題]従来、所定の形式の伝送フ
レームの信号を複数チャネル多重化して伝送する伝送路
上に位置して、この複数チャネル多重化された信号に別
の低次群(tributary)信号をアドおよびドロップするア
ド・ドロップ・マルチプレクス装置では、各々が複数の
所定の形式の伝送フレームの信号を複数チャネル多重化
してなる伝送フレーム内の任意のチャネルの信号のう
ち、一部分のチャネルの信号のみについてアクセスし、
他のアクセスしないチャネルの信号については、このア
ド・ドロップ・マルチプレクス装置にては入出力しない
でスルーとすることができないという問題がある。例え
ば、SONETにおける従来のアド・ドロップ・マルチ
プレクス装置では、例えば、OC−12の光信号の中に
多重化される複数チャネルの信号のうち任意の1つまた
は複数のOC−1信号(または、その任意の1つまたは
複数の中に含まれる複数のVT信号(virtual tributar
y)、例えば、VT1.5)を低次群(lower rate servi
ces または tributary signals)側へ入出力することが
できないという問題がある。
【0006】第1の発明は、各々が複数の所定の形式の
伝送フレームに収容される信号を複数チャネル多重化し
てなる伝送フレーム内の任意のチャネルの信号のうち、
一部分のチャネルの信号のみについてアクセスし(上記
の別の信号の入出力を行い)、他のアクセスしないチャ
ネルの信号については、このアド・ドロップ・マルチプ
レクス装置にては入出力しないでスルーとすることがで
きるアド・ドロップ・マルチプレクス装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】[第2の発明に対する従来の技術および発
明が解決しようとする課題]従来、所定の形式の伝送フ
レームの信号を複数チャネル多重化して伝送する伝送路
上に位置して、この複数チャネル多重化された信号に別
の低次群(tributary)信号をアドおよびドロップするア
ド・ドロップ・マルチプレクス装置では、上記の第1の
発明に係わる問題に加えて、更に、上記の低次群信号の
チャネルが複数ある場合に、これら複数の低次群信号の
チャネルの各々から、それぞれ上記の任意のチャネルの
信号にアクセスできることが望まれる。しかしながら、
例えば、SONETにおける従来のアド・ドロップ・マ
ルチプレクス装置では、例えば、低次群側の複数のOC
−1あるいはSTS−1信号のチャネルの各々から、O
C−12の光信号の中に多重化される複数のチャネルの
信号のうち、任意の複数のOC−1信号それぞれに対し
てアクセスできないという問題がある。 第2の発明
は、上記の第1の発明の目的に加えて、各々が複数の所
定の形式の伝送フレームに収容される信号を複数チャネ
ル多重化してなる伝送フレーム内の任意のチャネルの信
号に対して、複数の低次群信号のチャネルの各々からア
クセスできるアド・ドロップ・マルチプレクス装置を提
供することを目的とする。
【0008】[第3の発明に対する従来の技術および発
明が解決しようとする課題]従来、各々が複数の第1の
形式の伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フレー
ムを更に複数チャネル多重化して伝送する伝送路上に位
置して、この複数チャネル多重化された信号に別の低次
群(tributary)信号をアドおよびドロップするアド・ド
ロップ・マルチプレクス装置では、上記の複数チャネル
更に多重化してなる伝送フレーム内のそれぞれの第2の
形式の伝送フレームに収容される第1の形式の伝送フレ
ームの形の任意のチャネルの信号に対して、低次群側の
各々のチャネルから直接アクセスできないという問題が
あり、更に、上記の低次群側の信号のチャネルが複数あ
る場合に、これら複数の低次群信号のチャネルの各々か
ら、それぞれ上記の第1の形式の伝送フレームの形の任
意のチャネルの信号に対してアクセスできることが望ま
れる。しかしながら、例えば、SONETにおける従来
のアド・ドロップ・マルチプレクス装置では、例えば、
OC−12の光信号の中に多重化される任意の1つまた
は複数のOC−1信号中に含まれる任意のVT信号(vi
rtual tributary), VT1.5に対して、低次群側の複
数のDS1(1.544 Mb/s)信号のチャネルの各々からアク
セスをすることができないという問題がある。
【0009】第3の発明は、各々が複数の第1の形式の
伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フレームを更
に複数チャネル多重化した信号内の、任意の第1の形式
の伝送フレームの信号に対して、複数の低次群信号のチ
ャネルの各々からアクセスできるアド・ドロップ・マル
チプレクス装置を提供することを目的とする。 [第4の発明に対する従来の技術および発明が解決しよ
うとする課題]従来、各々が複数の第1の形式の伝送フ
レームを収容する第2の形式の伝送フレームを更に複数
チャネル多重化して伝送する伝送路上に位置して、この
複数チャネル多重化された信号に別の低次群(tributar
y)信号をアドおよびドロップするアド・ドロップ・マル
チプレクス装置では、上記の複数チャネル更に多重化し
てなる伝送フレーム内のそれぞれの第2の形式の伝送フ
レームに収容される第1の形式の伝送フレームの形の任
意のチャネルの信号に対して、低次群側の各々のチャネ
ルから直接アクセスし、更に、上記の第1の形式の伝送
フレームの形の信号の内で、低次群側からはアクセスし
ない信号については、低次群側のチャネルに接続するこ
となくスルーとすることが出来ない。例えば、SONE
Tにおける従来のアド・ドロップ・マルチプレクス装置
では、例えば、OC−12の光信号の中に多重化される
任意の1つまたは複数のOC−1信号中に含まれるVT
信号(virtual tributary), VT1.5の内、低次群側
の複数のDS1(1.544 Mb/s)信号のチャネルの各々から
アクセスしないVT信号については低次群側の複数のD
S1(1.544 Mb/s)信号のチャネルに接続しないでスルー
として上記のOC−12の光信号の中に多重化されるO
C−1信号中に戻す(元のタイムスロットに挿入する)
することができないという問題がある。
【0010】第4の発明は、各々が複数の第1の形式の
伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フレームを複
数チャネル更に多重化してなる伝送フレーム内のそれぞ
れの第2の形式の伝送フレームに収容される第1の形式
の伝送フレームの形の任意のチャネルの信号に対して、
低次群側の各々のチャネルから直接アクセスし得、更
に、上記の第1の形式の伝送フレームの形の信号の内
で、低次群側からはアクセスしない信号については、低
次群側のチャネルに接続することなくスルーとして、元
の第1の形式の伝送フレーム中に戻す(挿入する)こと
ができるアド・ドロップ・マルチプレクス装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】[第5の発明に対する従来の技術および発
明が解決しようとする課題]従来、各方向に所定の形式
の伝送フレームの信号を複数チャネル多重化して伝送し
得る双方向伝送路上に位置して、これら双方向のうち何
れの方向に伝送される、上記の複数チャネル多重化され
た信号に対しても低次群信号を挿入(アド)し得、且
つ、何れか一方の方向から伝送されてきた上記の複数チ
ャネル多重化された信号から選択して低次群信号を取り
出す(ドロップ)するアド・ドロップ・マルチプレクス
装置では、各々が複数の所定の形式の伝送フレームの信
号を複数チャネル多重化してなる伝送フレーム内の任意
のチャネルの信号のうち、一部分のチャネルの信号のみ
についてアクセスし、他のアクセスしないチャネルの信
号については、このアド・ドロップ・マルチプレクス装
置にては入出力しないでスルーとすることができないと
いう問題がある。例えば、SONETにおける従来のア
ド・ドロップ・マルチプレクス装置では、例えば、OC
−12の光信号の中に多重化される複数チャネルの信号
のうち任意の1つまたは複数のOC−1信号(または、
その任意の1つまたは複数の中に含まれる複数のVT信
号(virtualtributary)、例えば、VT1.5)を低次
群(lower rate services または tributary signals)
側へ入出力することができないという問題がある。
【0012】第5の発明は、双方向伝送路上に位置し
て、これら双方向のうち何れか一方の方向から伝送され
てきた上記の複数チャネル多重化された信号から選択し
て低次群信号を取り出す(ドロップ)するアド・ドロッ
プ・マルチプレクス装置であって、各々が複数の所定の
形式の伝送フレームに収容される信号を複数チャネル多
重化してなる伝送フレーム内の任意のチャネルの信号の
うち、一部分のチャネルの信号のみについてアクセスし
(上記の別の信号の入出力を行い)、他のアクセスしな
いチャネルの信号については、このアド・ドロップ・マ
ルチプレクス装置にては入出力しないでスルーとするこ
とができるアド・ドロップ・マルチプレクス装置を提供
することを目的とする。
【0013】[第6の発明に対する従来の技術および発
明が解決しようとする課題]従来、各方向に所定の形式
の伝送フレームの信号を複数チャネル多重化して伝送し
得る双方向伝送路上に位置して、これら双方向のうち何
れの方向に伝送される、上記の複数チャネル多重化され
た信号に対しても低次群信号を挿入(アド)し得、且
つ、何れか一方の方向から伝送されてきた上記の複数チ
ャネル多重化された信号から選択して低次群信号を取り
出す(ドロップ)するアド・ドロップ・マルチプレクス
装置では、上記の第5の発明に係わる問題に加えて、更
に、上記の低次群信号のチャネルが複数ある場合に、こ
れら複数の低次群信号のチャネルの各々から、それぞれ
上記の任意のチャネルの信号にアクセスできることが望
まれる。しかしながら、例えば、SONETにおける従
来のアド・ドロップ・マルチプレクス装置では、例え
ば、低次群側の複数のOC−1あるいはSTS−1信号
のチャネルの各々から、OC−12の光信号の中に多重
化される複数のチャネルの信号のうち、任意の複数のO
C−1信号それぞれに対してアクセスできないという問
題がある。
【0014】第6の発明は、上記の第5の発明の目的に
加えて、各々が複数の所定の形式の伝送フレームに収容
される信号を複数チャネル多重化してなる伝送フレーム
内の任意のチャネルの信号に対して、複数の低次群信号
のチャネルの各々からアクセスできるアド・ドロップ・
マルチプレクス装置を提供することを目的とする。 [第7の発明に対する従来の技術および発明が解決しよ
うとする課題]従来、各々が複数の第1の形式の伝送フ
レームを収容する第2の形式の伝送フレームを更に複数
チャネル多重化して各方向に伝送し得る双方向伝送路上
に位置して、これら双方向のうち何れの方向に伝送され
る、上記の複数チャネル多重化された信号に対しても低
次群信号を挿入(アド)し得、且つ、何れか一方の方向
から伝送されてきた上記の複数チャネル多重化された信
号から選択して低次群信号を取り出す(ドロップ)する
アド・ドロップ・マルチプレクス装置では、上記の複数
チャネル多重化された信号中の個々の第1の形式の伝送
フレームの信号単位で、上記の選択して取り出す(ドロ
ップする)信号の方向を切り替えることができないとい
う問題がある。
【0015】第7の発明は、各々が複数の第1の形式の
伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フレームを更
に複数チャネル多重化して各方向に伝送し得る双方向伝
送路上に位置して、これら双方向のうち何れの方向に伝
送される、上記の複数チャネル多重化された信号に対し
ても低次群信号を挿入(アド)し得、且つ、何れか一方
の方向から伝送されてきた上記の複数チャネル多重化さ
れた信号から選択して低次群信号を取り出す(ドロッ
プ)するアド・ドロップ・マルチプレクス装置であっ
て、上記の複数チャネル多重化された信号中の個々の第
1の形式の伝送フレームの信号単位で、上記の選択して
取り出す(ドロップする)信号の方向を切り替えること
ができるアド・ドロップ・マルチプレクス装置を提供す
ることを目的とする。
【0016】[第8の発明に対する従来の技術および発
明が解決しようとする課題]従来、各々が複数の第1の
形式の伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フレー
ムを更に複数チャネル多重化して各方向に伝送し得る双
方向伝送路上に位置して、これら双方向のうち何れの方
向に伝送される、上記の複数チャネル多重化された信号
に対しても低次群信号を挿入(アド)し得、且つ、何れ
か一方の方向から伝送されてきた上記の複数チャネル多
重化された信号から選択して低次群信号を取り出す(ド
ロップ)するアド・ドロップ・マルチプレクス装置で
は、上記の第7の発明に係わる問題に加えて、上記の複
数チャネル更に多重化してなる伝送フレーム内のそれぞ
れの第2の形式の伝送フレームに収容される第1の形式
の伝送フレームの形の任意のチャネルの信号に対して、
低次群側の各々のチャネルから直接アクセスできないと
いう問題があり、更に、上記の低次群側の信号のチャネ
ルが複数ある場合に、これら複数の低次群信号のチャネ
ルの各々から、それぞれ上記の第1の形式の伝送フレー
ムの形の任意のチャネルの信号に対してアクセスできる
ことが望まれる。例えば、SONETにおけるOC−3
の光信号を伝送する伝送路上の従来のアド・ドロップ・
マルチプレクス装置では、このOC−3信号が含む3つ
のSTS−1信号相互間で回線交換を行うクロスコネク
トユニットしか有していなかった。したがって、例え
ば、STS−1信号内のVT信号レベルで障害が発生し
たような場合にもVT信号レベルでクロスコネクトする
ことができず、VT信号レベルで障害に対応した処理が
できなかった。
【0017】第8の発明は、上記の第7の発明の目的に
加えて、各々が複数の第1の形式の伝送フレームを収容
する第2の形式の伝送フレームを更に複数チャネル多重
化した信号内の、任意の第1の形式の伝送フレームの信
号に対して、複数の低次群信号のチャネルの各々からア
クセスできるアド・ドロップ・マルチプレクス装置を提
供することを目的とする。
【0018】[第9の発明に対する従来技術および発明
が解決しようとする課題]各々が複数の第1の形式の伝
送フレームを収容する第2の形式の伝送フレームの信号
を更に複数チャネル多重化してなる所定の多重度の伝送
フレームの信号を伝送する伝送路上に位置して、該複数
チャネル多重化してなる信号の伝送フレームに低次群の
信号をアドおよびドロップするアド・ドロップ・マルチ
プレクス装置では、上記の所定の多重度の伝送フレーム
に多重化される何れの第1の形式の伝送フレームの信号
についても、その伝送フレームの信号が上記の第1の形
式の伝送フレームのレベルでクロスコネクトされるか、
第2の形式の伝送フレームのレベルでクロスコネクトさ
れるかが選択設定可能であることが望ましい。例えば、
SONETにおけるOC−3の光信号を伝送する伝送路
上の従来のアド・ドロップ・マルチプレクス装置では、
このOC−3信号が含む3つのSTS−1信号相互間で
回線交換を行うクロスコネクトユニットしか有していな
かった。したがって、例えば、STS−1信号内のVT
信号レベルで障害が発生したような場合にもVT信号レ
ベルでクロスコネクトすることができず、VT信号レベ
ルで障害に対応した処理ができなかった。
【0019】第9の発明は、各々が複数の第1の形式の
伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フレームの信
号を更に複数チャネル多重化してなる所定の多重度の伝
送フレームの信号を伝送する伝送路上に位置して、該複
数チャネル多重化してなる信号の伝送フレームに低次群
の信号をアドおよびドロップするアド・ドロップ・マル
チプレクス装置であって、上記の所定の多重度の伝送フ
レームに多重化される何れの第1の形式の伝送フレーム
の信号についても、その伝送フレームの信号が上記の第
1の形式の伝送フレームのレベルでクロスコネクトされ
るか、第2の形式の伝送フレームのレベルでクロスコネ
クトされるかが選択設定可能であるアド・ドロップ・マ
ルチプレクス装置を提供することを目的とする。
【0020】[第10の発明に対する従来技術および発
明が解決しようとする課題]上記の第9の発明の構成に
おいて、上記の第2の形式の伝送フレームのレベルにお
ける回線交換(クロスコネクト)を行う構成から、必要
に応じて、上記の第1の形式の伝送フレームのレベルに
おける回線交換(クロスコネクト)を行う構成に切り替
える際には、上記の第1の形式の伝送フレームのレベル
における回線の接続が連続的に移行することが望まし
い。例えば、SONETにおけるOC−3の光信号を伝
送する伝送路上の従来のアド・ドロップ・マルチプレク
ス装置において、このOC−3信号が含む3つのSTS
−1信号相互間で回線交換を行う状態から、STS−1
信号内のVT信号レベルで回線交換を行う状態に切り替
えるような場合には、切り替え直後には、VT信号レベ
ルで同じは切り替え前と同じ回線設定であるようにする
ことが望まれる。
【0021】第10の発明は、上記の第2の形式の伝送
フレームのレベルにおける回線交換(クロスコネクト)
を行う構成から、必要に応じて、上記の第1の形式の伝
送フレームのレベルにおける回線交換(クロスコネク
ト)を行う構成に切り替える際には、上記の第1の形式
の伝送フレームのレベルにおける回線の接続が連続的に
移行することができるアド・ドロップ・マルチプレクス
装置の回線設定切り替え方法を提供することを目的とす
る。
【0022】[第11の発明に対する従来の技術および
発明が解決しようとする課題]従来、各々が複数の第1
の形式の伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フレ
ームを更に複数チャネル多重化して各方向に伝送し得る
双方向伝送路上に位置して、これら双方向のうち何れの
方向に伝送される、上記の複数チャネル多重化された信
号に対しても低次群信号を挿入(アド)し得、且つ、何
れか一方の方向から伝送されてきた上記の複数チャネル
多重化された信号から選択して低次群信号を取り出す
(ドロップ)するアド・ドロップ・マルチプレクス装置
では、上記の選択して取り出す低次群信号の方向を、上
記の複数チャネル多重化された信号中の個々の第1の形
式の伝送フレームの信号単位で切り替えるか、或るい
は、それら第1の形式の伝送フレームの信号が含む個々
の第2の形式の伝送フレームの信号の単位で切り替える
かを選択することができないという問題がある。例え
ば、SONETにおけるOC−3の光信号を伝送する伝
送路上の従来のアド・ドロップ・マルチプレクス装置で
は、このOC−3信号が含む3つのSTS−1信号相互
間で切り替えを行うスイッチユニットしか有していなか
った。したがって、例えば、STS−1信号内のVT信
号レベルで障害が発生したような場合にもVT信号レベ
ルで切り替えを行うことができず、VT信号レベルで障
害に対応した処理ができなかった。
【0023】第11の発明は、各々が複数の第1の形式
の伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フレームを
更に複数チャネル多重化して各方向に伝送し得る双方向
伝送路上に位置して、これら双方向のうち何れの方向に
伝送される、上記の複数チャネル多重化された信号に対
しても低次群信号を挿入(アド)し得、且つ、何れか一
方の方向から伝送されてきた上記の複数チャネル多重化
された信号から選択して低次群信号を取り出す(ドロッ
プ)するアド・ドロップ・マルチプレクス装置であっ
て、上記の選択して取り出す低次群信号の方向を、上記
の複数チャネル多重化された信号中の個々の第1の形式
の伝送フレームの信号単位で切り替えるか、或るいは、
それら第1の形式の伝送フレームの信号が含む個々の第
2の形式の伝送フレームの信号の単位で切り替えるかを
選択することができるアド・ドロップ・マルチプレクス
装置を提供することを目的とする。
【0024】[第12および第13の発明に対する従来
の技術および発明が解決しようとする課題]従来、各々
が複数の第1の形式の伝送フレームを収容する第2の形
式の伝送フレームを更に複数チャネル多重化して所定の
多重度の信号として各方向に伝送し得る双方向伝送路上
に位置して、これら双方向のうち何れの方向に伝送され
る、上記の複数チャネル多重化された信号に対しても低
次群信号を挿入(アド)し得、且つ、何れか一方の方向
から伝送されてきた上記の複数チャネル多重化された信
号から選択して低次群信号を取り出す(ドロップ)する
アド・ドロップ・マルチプレクス装置では、該アド・ド
ロップ・マルチプレクス装置の通信機能、すなわち、上
記の伝送路を介して他のノードとの間の通信機能を維持
したままで該伝送路の伝送容量(上記の多重度)を増加
しようとすることはできないという問題がある。例え
ば、SONETにおけるOC−3の光信号を伝送する伝
送路上のアド・ドロップ・マルチプレクス装置では、こ
の伝送路の伝送容量をOC−12の光信号を伝送するも
のにアップグレードしようとするときは、OC−3の光
信号が通過するアド・ドロップ・マルチプレクス装置の
通信機能を停止して、OC−3のアド・ドロップ・マル
チプレクス装置をOC−12用のアド・ドロップ・マル
チプレクス装置に交換する必要がある。
【0025】第12および第13の発明は、伝送フレー
ムを更に複数チャネル多重化して所定の多重度の信号と
して各方向に伝送し得る双方向伝送路上に位置して、こ
れら双方向のうち何れの方向に伝送される、上記の複数
チャネル多重化された信号に対しても低次群信号を挿入
(アド)し得、且つ、何れか一方の方向から伝送されて
きた上記の複数チャネル多重化された信号から選択して
低次群信号を取り出す(ドロップ)するアド・ドロップ
・マルチプレクス装置において、該アド・ドロップ・マ
ルチプレクス装置の通信機能、すなわち、上記の伝送路
を介して他のノードとの間の通信機能を維持したままで
該伝送路の伝送容量を増加することができるライン伝送
容量増加方法を提供することを目的とする。
【0026】[第14の発明に対する従来の技術および
発明が解決しようとする課題]従来、各々が複数の第1
の形式の伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フレ
ームの信号を更に複数チャネル多重化して伝送する伝送
路上に位置して、この複数チャネル多重化された信号に
別の低次群(tributary)信号をアドおよびドロップする
アド・ドロップ・マルチプレクス装置では、上記の複数
チャネル更に多重化してなる伝送フレーム内の複数チャ
ネルの第2の形式の伝送フレーム内の任意の前記第1の
形式の伝送フレームの形の信号相互の間で回線交換(ク
ロスコネクト)を行うことができないという問題があ
る。例えば、SONETにおける従来のアド・ドロップ
・マルチプレクス装置では、例えば、OC−12の光信
号に多重化される全てのOC−1信号全体の中に含まれ
る全てのVT信号(virtualtributary)、例えば、VT
1.5相互の間で回線交換(クロスコネクト)を行うこ
とができないという問題がある。
【0027】第14の発明は、各々が複数の第1の形式
の伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フレームを
更に複数チャネル多重化してなる伝送フレーム内の全て
の第2の形式の伝送フレーム内の全ての第1の形式の伝
送フレームの信号相互の間で回線交換(クロスコネク
ト)を行うことができ、また、上記の第2の形式の伝送
フレームのレベルにおける回線交換(クロスコネクト)
機能、および、上記の第1の形式の伝送フレームのレベ
ルにおける回線交換(クロスコネクト)機能を1つのク
ロスコネクトユニットによって同時に実現することがで
きるアド・ドロップ・マルチプレクス装置を提供するこ
とを目的とする。
【0028】[第15の発明に対する従来の技術および
発明が解決しようとする課題]従来、クロスコネクトを
行う信号の種類(STS信号レベルでクロスコネクトを
行うか、VT信号レベルでクロスコネクトを行うか)は
低次群側インタフェース信号の種類により固定となって
おり、また、パス・プロテクションスイッチ回路も低次
群側の各インタフェース・ユニットに持たせていたため
に、各インタフェース・ユニットとパス・プロテクショ
ンスイッチを行う信号の種類とは必ず1対1の関係にな
っていたので、パス・プロテクションスイッチを行う信
号の種類を設定できなかった。
【0029】低次群側の各インタフェース・ユニットで
なく、高次群側の共通部にパス・プロテクションスイッ
チ回路を持った場合、低次群側に実装されるインタフェ
−ス・ユニットにより、パス・プロテクションスイッチ
ングを行う信号の種類が異なるため、パス・プロテクシ
ョンスイッチングを行う信号の種類を、共通部にあるパ
ス・プロテクションスイッチ回路に設定しなければなら
ないという問題が生じた。
【0030】第15の発明は、共通部にパス・プロテク
ションスイッチ回路を持った場合、低次群側のインタフ
ェ−スユニットの種類が異なった場合でも、パス・プロ
テクションスイッチを実現することができるアド・ドロ
ップ・マルチプレクス装置を提供することを目的とす
る。 [第16の発明に対する従来の技術および発明が解決し
ようとする課題]例えば、前述のとおりに低次群側にO
C−NまたはSTS−Nインタフェ−スを持った時に、
STSレベルのクロスコネクト及び、VTレベルのクロ
スコネクトに対応しようとした場合、クロスコネクトを
行う信号の種類が変わるため、パス・プロテクションス
イッチを行う信号の種類も変わってしまうので、ST
S、及び、VT信号のパス・プロテクションスイッチに
対応できないという問題が生じる。
【0031】第16の発明は、1種類の低次群側インタ
フェ−ス信号に対し、複数の信号レベルのクロスコネク
トが行われる場合でも、各信号の種類に合ったパス・プ
ロテクションスイッチングを行うことができるアド・ド
ロップ・マルチプレクス装置を提供することを目的とす
る。 [第17の発明に対する従来の技術および発明が解決し
ようとする課題]従来のアド・ドロップ・マルチプレク
ス装置においては、VT信号レベルのパス・プロテクシ
ョンスイッチ回路は、後述の図59に示すように、ST
S−1信号中に多重されているVT信号をDMUX部に
よりVT信号に分離した後、各チャンネル毎に持ってい
るVT信号レベルのパス・プロテクションスイッチを設
けてパス・プロテクションスイッチングを行っていた。
そのため、同じ機能を持つ多重分離部が、West側用
とEast側用とで2つ必要となり回路規模が大きくな
っていた。
【0032】第17の発明は、二重に持っている多重分
離部を1つにし、回路規模を削減したアド・ドロップ・
マルチプレクス装置を提供することを目的とする。 [第18の発明に対する従来の技術および発明が解決し
ようとする課題]アド・ドロップ・マルチプレクス装置
等の伝送装置は、通常、複数の回路パッケージ間をケー
ブル等からなる信号線によって接続して構成される。こ
のような回路パッケージ間を接続する信号線の各々は、
それらの回路パッケージがどのような種類のサービス信
号を処理するかに応じて使用されたり、されなかったり
する。特に、2つの回路パッケージの間の対向する信号
入出力部では、サービス信号の種類に応じて、一方また
は他方の何れかにのみ信号のオーバーヘッドの挿入およ
び抽出を行う信号終端回路が設けられることがあり、更
に、これらの信号終端回路にて挿入および抽出するオー
バーヘッド情報を処理するオーバーヘッド情報処理ユニ
ットと、これらの信号終端回路との間にオーバーヘッド
情報を転送する信号線が必要となる。
【0033】第18の発明は、サービス信号の種類に応
じて設けられる位置の異なる信号終端回路とオーバーヘ
ッド情報処理ユニットとの間でオーバーヘッド情報を転
送するための信号パスを効率的に形成することにより回
路規模を削減するアド・ドロップ・マルチプレクス装置
を提供することを目的とする。 [第19〜第22の発明に対する従来の技術および発明
が解決しようとする課題]OC−12信号からDS1信
号をアクセスする機能を一つの装置で実現するために
は、各パッケージへの機能分割を効率的に行う必要があ
る。特に、クロスコネクト部(STS−1レベルとVT
1.5レベルのクロスコネクト)の機能分割が寄与すると
ころが大きい。
【0034】第19の発明は、光インタフェースのパッ
ケージの負担を軽減し、クロスコネクトの制御を一ケ所
で集中的に行うことができ、効率化がはかれれるアド・
ドロップ・マルチプレクス装置を提供することを目的と
する。第20の発明は、装置のハードウェア負担を平均
化する(物理的サイズの大小を少なくする)ことによ
り、パッケ−ジを架、または、シェルフに収納するため
の実装の効率化をはかることができるアド・ドロップ・
マルチプレクス装置を提供することを目的とする。第2
1の発明は、パッケ−ジ間の物理的配線が不要となり、
シェルフの配線量を軽減できる他、各パッケ−ジ間を接
続するコネクタの小形化等も図れるアド・ドロップ・マ
ルチプレクス装置を提供することを目的とする。
【0035】第22の発明は、各方向のパッケージへの
ハードウェア負荷を軽減(装置全体として平均化)する
ことができるアド・ドロップ・マルチプレクス装置を提
供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】
[第1の発明の課題を解決するための手段]図1は、第
1の発明の基本形態の構成を示す図である。図1におい
て、1はパーシャル・ドロップ手段、そして、2はパー
シャル・アド手段である。
【0037】NおよびnをN>nを満たす整数として、
パーシャル・ドロップ手段1は、第1の伝送路上を伝送
されてきたNチャネルの第1の信号のうちnチャネルを
選択して少なくとも1つの第2の伝送路に送出する。パ
ーシャル・アド手段2は、少なくとも1つの第3の伝送
路上を伝送されてきたnチャネルの第2の信号と、Nチ
ャネルの第1の信号のうち第2の伝送路に送出された上
記のnチャネルの第1の信号以外の(N−n)チャネル
の第1の信号とを、Nチャネルの第3の信号として第1
の伝送路上に送出するものである。
【0038】図2は、第1の発明の第2の形態の構成を
示す図である。図2の構成においては、図1の構成に加
えて、3は多重分離手段、そして、4は多重化手段であ
る。図2においては、図1のNチャネルの第1の信号は
第1の多重化された信号として上記の第1の伝送路上を
伝送され、上記のNチャネルの第3の信号は第2の多重
化された信号として上記の第1の伝送路上に送出される
ものとする。
【0039】多重分離手段3は、上記の第1の多重化さ
れた信号を上記のNチャネルの第1の信号に多重分離す
る。多重化手段4は、上記のNチャネルの第3の信号を
多重化して上記の第2の多重化された信号として上記の
第1の伝送路3上に送出する。図3は、第1の発明の第
3の形態の構成を示す図である。図3の構成において
は、図1の構成に加えて、位相・周波数制御手段5を具
備する。また、上記の第1および第3の信号はそれぞれ
所定の形式の伝送フレームに含まれて伝送され、上記の
所定の形式の伝送フレームの各々は、該各々の伝送フレ
ームが含む情報の該各々の伝送フレーム内での位相を示
すポインタ情報をも伝送し、且つ上記のパーシャル・ア
ド手段2は、上記のnチャネルの第2の信号および上記
の(N−n)チャネルの第1の信号が含む情報を、上記
の送出する第3の信号の各々を含む上記の所定の形式の
伝送フレームに当該アド・ドロップ・マルチプレクス装
置のタイミングに同期するように挿入するものとする。
【0040】位相・周波数制御手段5は、上記のnチャ
ネルの第2の信号および上記の(N−n)チャネルの第
1の信号が含む情報を、上記の送出する第3の信号の各
々を含む上記の所定の形式の伝送フレームに挿入した位
相を示す情報を求め、上記の送出する第3の信号の各々
を含む上記の所定の形式の伝送フレーム内の上記のポイ
ンタ情報として挿入する。
【0041】更に、上記の位相・周波数制御手段5は、
上記の送出する第3の信号の各々を含む上記の所定の形
式の伝送フレームの基準位相と、上記の伝送されてきた
nチャネルの第2の信号が含む情報の位相と、上記の伝
送されてきた(N−n)チャネルの第1の信号が含む情
報の位相とに基づいて、上記の送出する第3の信号の各
々を含む上記の所定の形式の伝送フレーム内の上記の位
相を求める手段を有することができる。
【0042】上記の位相・周波数制御手段5は、上記の
送出する第3の信号の周波数と、上記の伝送されてきた
nチャネルの第2の信号および上記の伝送されてきた
(N−n)チャネルの第1の信号それぞれの周波数とに
基づいて、上記の送出する第3の信号の各々を含む所定
の形式の伝送フレーム内においてスタッフ・デスタッフ
制御を行う手段を有することができる。
【0043】図4は、第1の発明の第4の形態の構成を
示す図である。図4の構成においては、図2の構成にお
ける多重分離手段3および多重化手段4、そして、図3
の構成における位相・周波数制御手段5をともに具備し
ている。図5は、第1の発明の第5の形態の構成を示す
図である。図5の構成においては、図1の構成に加え
て、パーシャル・ドロップ手段1から出力された上記の
nチャネルの第1の信号のための位相・周波数制御手段
6を具備している。図5の構成においては、上記の第1
の信号はそれぞれ所定の形式の伝送フレームに含まれて
伝送され、上記の所定の形式の伝送フレームの各々は、
該各々の伝送フレームが含む情報の該各々の伝送フレー
ム内での位相を示すポインタ情報をも伝送するものとす
る。位相・周波数制御手段6は、上記のnチャネルの第
1の信号が含む情報を、当該アド・ドロップ・マルチプ
レクス装置のタイミングに同期するように上記の所定の
形式の伝送フレームに挿入し、該挿入した位相を示す情
報を求め、上記のポインタ情報として挿入する。
【0044】上記の位相・周波数制御手段6は、上記の
送出するnチャネルの第1の信号の各々を含む上記の所
定の形式の伝送フレームの位相と、上記の伝送されてき
たnチャネルの第1の信号各々が含む情報の位相とに基
づいて上記の所定の形式の伝送フレーム内の上記のポイ
ンタ情報を書き換える手段を有することができる。上記
の位相・周波数制御手段6は、上記の送出する第1の信
号の周波数と、上記の伝送されてきたnチャネルの第1
の信号それぞれの周波数とに基づいて、上記の送出する
第1の信号を含む上記の所定の形式の伝送フレーム内に
おいてスタッフ・デスタッフ制御を行う手段を有するこ
とができる。
【0045】図6は、第1の発明の第6の形態の構成を
示す図である。図6の構成においては、図3の構成にお
ける位相・周波数制御手段5と、図5の構成における位
相・周波数制御手段6とを共に具備する。図7は、第1
の発明の第7の構成を示す図である。図7の構成におい
ては、図6の構成に加えて、図2の多重分離手段3およ
び多重化手段4をも具備している。
【0046】図8は、第1の発明の第8の形態の構成を
示す図である。図8の構成においては、図1の構成に加
えて、多重分離手段11および多重化手段12を具備す
る。多重分離手段11は、上記のnチャネルの第1の信
号のうち少なくとも1つを多重分離してmチャネルの第
4の信号として少なくとも1つの第4の伝送路上へ出力
する。多重化手段12は、少なくとも1つの第5の伝送
路上を伝送されてきたmチャネルの第5の信号を多重化
して上記のnチャネルの第2の信号のうち少なくとも1
つとして上記のパーシャル・ドロップ手段に供給する。
【0047】[第2の発明の課題を解決するための手
段]図9は、第2の発明の基本形態の構成を示す図であ
る。図9の構成においては、図1の構成に加えて、第1
および第2のクロスコネクト手段7および8を具備す
る。第1のクロスコネクト手段7は、設定された対応関
係に基づいて、上記のnチャネルの第1の信号をそれぞ
れ上記の第2の伝送路の何れの上に送出するかを設定す
るものであり、第2のクロスコネクト手段8は、設定さ
れた対応関係に基づいて、上記のnチャネルの第2の信
号を上記のNチャネルの第3の信号の何れとして上記の
第1の伝送路上に送出するかを設定するものである。
【0048】図10は、第2の発明の第2の形態の構成
を示す図である。図10の構成においては、図9の構成
に加えて、パーシャル・ドロップ手段1から出力された
上記のnチャネルの第1の信号のための位相・周波数制
御手段9を具備している。図10の構成においても、上
記の第1の信号はそれぞれ所定の形式の伝送フレームに
含まれて伝送され、上記の所定の形式の伝送フレームの
各々は、該各々の伝送フレームが含む情報の該各々の伝
送フレーム内での位相を示すポインタ情報をも伝送する
ものとする。位相・周波数制御手段9は、上記のnチャ
ネルの第1の信号が含む情報を、当該アド・ドロップ・
マルチプレクス装置のタイミングに同期するように所定
の形式の伝送フレームに挿入し、該挿入した位相を求め
て該所定の形式の伝送フレーム内の上記のポインタ情報
として挿入するものである。
【0049】図11は、第2の発明の第3の形態の構成
を示す図である。図11の構成においては、図9の構成
に加えて、図9の第1のクロスコネクト手段7の出力信
号をそれぞれ多重分離して複数の低多重度の信号として
出力する多重分離手段17、および、複数の低多重度の
信号を多重化して、図9の第2のクロスコネクト手段8
への入力信号、すなわち、上記のnチャネルの第2の信
号として供給する多重化手段18を具備している。
【0050】図12は、第2の発明の第4の形態の構成
を示す図である。図12の構成においては、図11の構
成に加えて、パーシャル・ドロップ手段1から出力され
た上記のnチャネルの第1の信号のための位相・周波数
制御手段9を具備している。図10の構成においても、
上記の第1の信号はそれぞれ所定の形式の伝送フレーム
に含まれて伝送され、上記の所定の形式の伝送フレーム
の各々は、該各々の伝送フレームが含む情報の該各々の
伝送フレーム内での位相を示すポインタ情報をも伝送す
るものとする。位相・周波数制御手段9は、上記のnチ
ャネルの第1の信号が含む情報を、当該アド・ドロップ
・マルチプレクス装置のタイミングに同期するように所
定の形式の伝送フレームに挿入し、該挿入した位相を求
めて該所定の形式の伝送フレーム内の上記のポインタ情
報として挿入するものである。 [第3の発明の課題を解決するための手段]図13は、
第3の発明の基本形態の構成を示す図である。図13の
構成においては、図8の構成に加えて、NおよびnをN
≧nを満たす整数として、第1および第2のクロスコネ
クト手段13および14を具備する。第1のクロスコネ
クト手段13は、設定された対応関係に基づいて、上記
のmチャネルの第4の信号を上記の第4の伝送路の何れ
の上に送出するかを設定するものである。
【0051】第2のクロスコネクト手段14は、設定さ
れた対応関係に基づいて、上記のmチャネルの第5の信
号をそれぞれ上記の多重化手段12の何れの入力ポート
に接続するかを設定するものである。図14は、第3の
発明の第2の形態の構成を示す図である。図14の構成
においては、図13の構成に加えて、第1および第2の
位相・周波数制御手段15および16を具備する。図1
4の構成においては、上記の第4および第5の信号はそ
れぞれ第2の形式の所定の伝送フレームに含まれて伝送
され、上記の第2の形式の所定の伝送フレームの各々
は、該各々の伝送フレームが含む情報の該各々の伝送フ
レーム内での位相を示すポインタ情報をも伝送するもの
とする。
【0052】第1の位相・周波数制御手段15は、上記
のmチャネルの第4の信号が含む情報を、当該アド・ド
ロップ・マルチプレクス装置のタイミングに同期するよ
うに第2の形式の所定の伝送フレームに挿入し、該挿入
した位相を求めて該第2の形式の所定の伝送フレーム内
の上記のポインタ情報として挿入するものである。第2
の位相・周波数制御手段16は、上記のmチャネルの第
5の信号が含む情報を、当該アド・ドロップ・マルチプ
レクス装置のタイミングに同期するように第2の形式の
所定の伝送フレームに挿入し、該挿入した位相を求めて
該第2の形式の所定の伝送フレーム内の上記のポインタ
情報として挿入するものである。
【0053】[第4の発明の課題を解決するための手
段]図15は、第4の発明の基本形態の構成を示す図で
ある。図15の構成においては、図8の構成に加えて、
NおよびnをN≧nを満たす整数として、スルー接続手
段19を具備する。スルー接続手段19は、上記のmチ
ャネルの第4の信号のうち少なくとも1つを、上記のm
チャネルの第5の信号のうち少なくとも1つの代わりに
上記の多重化手段15へ供給するものである。
【0054】図16は、第4の発明の第2の形態の構成
を示す図である。図16の構成においては、図15の構
成に加えて、第1および第2の位相・周波数制御手段1
5および16を具備する。図16の構成においては、上
記の第4および第5の信号はそれぞれ第2の形式の所定
の伝送フレームに含まれて伝送され、上記の第2の形式
の所定の伝送フレームの各々は、該各々の伝送フレーム
が含む情報の該各々の伝送フレーム内での位相を示すポ
インタ情報をも伝送するものとする。第1の位相・周波
数制御手段15は、上記のmチャネルの第4の信号が含
む情報を、当該アド・ドロップ・マルチプレクス装置の
タイミングに同期するように第2の形式の所定の伝送フ
レームに挿入し、該挿入した位相を求めて該第2の形式
の所定の伝送フレーム内の上記のポインタ情報として挿
入するものである。
【0055】第2の位相・周波数制御手段16は、上記
の第5の伝送路を伝送されてきた上記の第5の信号が含
む情報を、当該アド・ドロップ・マルチプレクス装置の
タイミングに同期するように第2の形式の所定の伝送フ
レームに挿入し、該挿入した位相を求めて該第2の形式
の所定の伝送フレーム内の上記のポインタ情報として挿
入するものである。
【0056】[第5の発明の課題を解決するための手
段]図17は、第5の発明の基本形態の構成を示す図で
ある。図17において、21は第1のパーシャル・ドロ
ップ手段、22は第1のパーシャル・アド手段、23は
第2のパーシャル・ドロップ手段、24は第2のパーシ
ャル・アド手段、25はドロップ信号選択手段、そし
て、26はアド信号分配手段である。図17において
は、NおよびnをN>nを満たす整数とする。
【0057】第1のパーシャル・ドロップ手段21は、
第1の伝送路上を伝送されてきたNチャネルの第1の信
号のうちnチャネルを選択してドロップ信号選択手段2
5に供給するものである。第2のパーシャル・ドロップ
手段23は、第2の伝送路上を伝送されてきたNチャネ
ルの第2の信号から、上記の第1のパーシャル・ドロッ
プ手段21にて選択された上記のnチャネルの第1信号
に対応するnチャネルの第2の信号を選択して上記のド
ロップ信号選択手段25に供給するものである。
【0058】上記のドロップ信号選択手段25は、上記
の第1および第2のパーシャル・ドロップ手段21,2
3から供給された上記のnチャネルの第1の信号、およ
び、該nチャネルの第1の信号に対応する上記のnチャ
ネルの第2の信号から、互いに対応する第1および第2
の信号のそれぞれ一方を選択して、nチャネルの選択さ
れた信号を上記の少なくとも1つの第3の伝送路に送出
するものである。
【0059】第1のパーシャル・アド手段22は、少な
くとも1つの第4の伝送路上を伝送されてきたnチャネ
ルの第3の信号と、上記のNチャネルの第1の信号のう
ち上記のドロップ信号選択手段25に供給された上記の
nチャネルの第1の信号以外の(N−n)チャネルの第
1の信号とを、Nチャネルの第4の信号として上記の第
1の伝送路上に送出するものである。
【0060】第2のパーシャル・アド手段24は、上記
のnチャネルの第3の信号と、上記のNチャネルの第2
の信号のうち上記のドロップ信号選択手段25に供給さ
れた上記のnチャネルの第2の信号以外の(N−n)チ
ャネルの第2の信号とを、Nチャネルの第5の信号とし
て上記の第2の伝送路上に送出するものである。アド信
号分配手段26は、上記の第3の伝送路上を伝送されて
きたnチャネルの第3の信号を、上記の第1および第2
のパーシャル・アド手段22,24に供給するものであ
る。
【0061】図18は、第5の発明の第2の形態の構成
を示す図である。図18の構成においては、図17の構
成に加えて、位相・周波数制御手段27を具備する。図
18の構成においては、上記のnチャネルの選択された
信号はそれぞれ所定の形式の伝送フレームに含まれて伝
送され、上記の所定の形式の伝送フレームの各々は、該
各々の伝送フレームが含む情報の該各々の伝送フレーム
内での位相を示すポインタ情報をも伝送するものとす
る。
【0062】位相・周波数制御手段27は、上記のnチ
ャネルの選択された信号が含む情報を、当該アド・ドロ
ップ・マルチプレクス装置のタイミングに同期するよう
に所定の形式の伝送フレームに挿入し、該挿入した位相
を求めて該形式の所定の伝送フレーム内の上記のポイン
タ情報として挿入するものである。 [第6の発明の課題を解決するための手段]図19は、
第6の発明の基本形態の構成を示す図である。図19の
構成においては、図17の構成に加えて、第1〜第4の
クロスコネクト手段28〜31を具備する。
【0063】第1のクロスコネクト手段28は、設定さ
れた対応関係に基づいて、上記のnチャネルの第1の信
号をそれぞれ上記の第3の伝送路の何れに対応させるか
を設定するものである。第2のクロスコネクト手段31
は、設定された対応関係に基づいて、上記のnチャネル
の第2の信号をそれぞれ上記の第3の伝送路の何れに対
応させるかを設定するものである。
【0064】第3のクロスコネクト手段30は、設定さ
れた対応関係に基づいて、上記のnチャネルの第3の信
号をそれぞれ上記の第1の伝送路の何れの上に送出する
かを設定するものである。第4のクロスコネクト手段2
9は、設定された対応関係に基づいて、上記のnチャネ
ルの第3の信号をそれぞれ上記の第2の伝送路の何れの
上に送出するかを設定するものである。
【0065】[第7の発明の課題を解決するための手
段]図20および図21は、第7の発明の基本形態の構
成を示す図である。図20および21の構成において
は、NおよびnをN≧nを満たす整数、pをn≧p>0
を満たす整数とする。図20および21の構成におい
て、21は第1のパーシャル・ドロップ手段、22は第
1のパーシャル・アド手段、23は第2のパーシャル・
ドロップ手段、24は第2のパーシャル・アド手段、6
2は第1のドロップ信号選択手段、63は第1のアド信
号分配手段、641 ,...64p は第1の多重分離手
段、651 ,...65p は第2の多重分離手段、60
1 ,...60p は第2のドロップ信号選択手段、67
1 ,...67p は第1の多重化手段、661 ,...
66p は第2の多重化手段、そして、611 ,...6
pは第2のアド信号分配手段である。
【0066】第1のパーシャル・ドロップ手段21は、
第1の伝送路上を伝送されてきたNチャネルの第1の信
号のうちnチャネルを選択して出力するものである。第
2のパーシャル・ドロップ手段23は、第2の伝送路上
を伝送されてきたNチャネルの第2の信号から、上記の
第1のパーシャル・ドロップ手段21にて選択された上
記のnチャネルの第1信号に対応するnチャネルの第2
の信号を選択して出力するものである。 第1のドロッ
プ信号選択手段62は、上記の第1および第2のパーシ
ャル・ドロップ手段21,23から供給された上記のn
チャネルの第1の信号のうちの(n−p)チャネルの第
1の信号、および、該(n−p)チャネルの第1の信号
に対応する(n−p)チャネルの第2の信号から、互い
に対応する第1および第2の信号のそれぞれ一方を選択
して、(n−p)チャネルの選択された信号を上記の少
なくとも1つの第3の伝送路に送出するものである。
【0067】第1のパーシャル・アド手段22は、少な
くとも1つの第4の伝送路上を伝送されてきた(n−
p)チャネルの第3の信号と、第1の多重化手段6
1 ,...67p から供給されるpチャネルの多重化
された信号と、上記のNチャネルの第1の信号のうち上
記の第1のパーシャル・ドロップ手段21に選択された
上記のnチャネルの第1の信号以外の(N−n)チャネ
ルの第1の信号とを、Nチャネルの第4の信号として上
記の第1の伝送路上に送出するものである。
【0068】第2のパーシャル・アド手段24は、上記
の(n−p)チャネルの第3の信号と、第2の多重化手
段661 ,...66p から供給されるpチャネルの多
重化された信号と、上記のNチャネルの第2の信号のう
ち上記の第2のパーシャル・ドロップ手段23に選択さ
れた上記のnチャネルの第2の信号以外の(N−n)チ
ャネルの第2の信号とを、Nチャネルの第5の信号とし
て上記の第2の伝送路上に送出するものである。
【0069】第1のアド信号分配手段63は、上記の第
3の伝送路上を伝送されてきた上記の(n−p)チャネ
ルの第3の信号を、上記の第1および第2のパーシャル
・アド手段22,24に供給するものである。第1の多
重分離手段641 ,...64p は、上記のnチャネル
の第1の信号のうち上記の(n−p)チャネルの第1の
信号以外のpチャネルの第1の信号をそれぞれ多重分離
して各々mチャネルの第6の信号として出力するもので
ある。
【0070】第2の多重分離手段651 ,...65p
は、上記のnチャネルの第2の信号のうち上記の(n−
p)チャネルの第2の信号以外の、上記のpチャネルの
第1の信号に対応するpチャネルの第2の信号をそれぞ
れ多重分離して各々mチャネルの第7の信号として出力
するものである。第2のドロップ信号選択手段6
1 ,...60p は、上記の第1および第2の多重分
離手段651 ,...65p ,641 ,...64p
々から供給された上記のmチャネルの第6の信号、およ
び、該mチャネルの第6の信号に各々対応するmチャネ
ルの第7の信号から、互いに対応する第6および第7の
信号のそれぞれ一方を選択して、mチャネルの選択され
た信号を少なくとも1つの第5の伝送路に送出するもの
である。
【0071】上記の第1の多重化手段671 ,...6
p は、少なくとも1つの第6の伝送路上を伝送されて
きたp組のmチャネルの第3の信号を入力して、各組毎
に上記のmチャネルの第3の信号を多重化して上記の多
重化された信号を生成して上記の第1のパーシャル・ア
ド手段22に供給するものである。上記の第2の多重化
手段661 ,...66p は、上記のp組のmチャネル
の第3の信号を入力して、各組毎に上記のmチャネルの
第3の信号を多重化して上記の多重化された信号を生成
して上記の第2のパーシャル・アド手段24に供給する
ものである。
【0072】第2のアド信号分配手段611 ,...6
p は、上記の第6の伝送路上を伝送されてきた上記の
p組のmチャネルの第8の信号を、上記の第1および第
2の多重化手段671 ,...67p ,661 ,...
66p に供給するものである。 [第8の発明の課題を解決するための手段]図22およ
び図23は、第8の発明の基本形態の構成を示す図であ
る。図22および図23の構成においては、図20およ
び図21の構成に加えて、第1のクロスコネクト手段7
1 ,...70p 、第2のクロスコネクト手段7
1 ,...71p 、第3のクロスコネクト手段7
1 ,...72p 、そして、第4のクロスコネクト手
段721 ,...72p を具備する。
【0073】第1のクロスコネクト手段701 ,...
70p は、設定された対応関係に基づいて、上記の第1
のパーシャル・アド手段22に供給される上記のp組の
mチャネルの第6の信号をそれぞれ上記の第5の伝送路
の何れの上に送出するかを設定するものである。第2の
クロスコネクト手段711 ,...71p は、設定され
た対応関係に基づいて、上記の第2のパーシャル・アド
手段24に供給される上記のp組のmチャネルの第7の
信号をそれぞれ上記の第6の伝送路の何れの上に送出す
るかを設定するものである。
【0074】第3のクロスコネクト手段721 ,...
72p は、設定された対応関係に基づいて、上記のp組
のmチャネルの第8の信号をそれぞれ上記のp組の多重
化された第8の信号の何れのタイムスロット上に挿入す
るかを設定するものである。第4のクロスコネクト手段
721 ,...72p は、設定された対応関係に基づい
て、上記のp組のmチャネルの第8の信号をそれぞれ上
記のp組の多重化された第8の信号の何れのタイムスロ
ット上に挿入するかを設定するものである。
【0075】図24および図25は、第8の発明の第2
の形態の構成を示す図である。図24および図25の構
成においては、図22および図23の構成に加えて、第
1の位相・周波数制御手段741 ,...74p 、第2
の位相・周波数制御手段75 1 ,...75p 、およ
び、第3の位相・周波数制御手段761 ,...76p
を具備する。図24および図25の構成においては、上
記のp組のmチャネルの第6の信号、上記のp組のmチ
ャネルの第7の信号、および、上記のp組のmチャネル
の第8の信号はそれぞれ所定の形式の伝送フレームに含
まれて伝送され、上記の所定の形式の伝送フレームの各
々は、該各々の伝送フレームが含む情報の該各々の伝送
フレーム内での位相を示すポインタ情報をも伝送するも
のとする。
【0076】第1の位相・周波数制御手段7
1 ,...74p は、上記のp組のmチャネルの第6
の信号が含む情報を、当該アド・ドロップ・マルチプレ
クス装置のタイミングに同期するように所定の形式の伝
送フレームに挿入し、該挿入した位相を求めて該形式の
所定の伝送フレーム内の上記のポインタ情報として挿入
するものである。
【0077】第2の位相・周波数制御手段7
1 ,...75p は、上記のp組のmチャネルの第7
の信号が含む情報を、当該アド・ドロップ・マルチプレ
クス装置のタイミングに同期するように所定の形式の伝
送フレームに挿入し、該挿入した位相を求めて該形式の
所定の伝送フレーム内の上記のポインタ情報として挿入
するものである。
【0078】第3の位相・周波数制御手段7
1 ,...76p は、上記のp組のmチャネルの第8
の信号が含む情報を、当該アド・ドロップ・マルチプレ
クス装置のタイミングに同期するように所定の形式の伝
送フレームに挿入し、該挿入した位相を求めて該形式の
所定の伝送フレーム内の上記のポインタ情報として挿入
するものである。
【0079】[第9の発明の課題を解決するための手
段]図26は、第9の発明の基本形態の構成を示す図で
ある。図26の構成において、41は高次回線設定手
段、42は多重分離手段、43は低次回線設定手段、4
4は多重化手段、そして、45は回線設定レベル設定手
段である。高次回線設定手段41は、各々第1の形式の
伝送フレームに含まれて伝送される複数チャネルの第1
の信号の間でチャネル入れ換えを行うものである。
【0080】多重分離手段42は、上記の複数チャネル
の第1の信号のうち少なくとも1つを入力して、該少な
くとも1つの第1の形式の伝送フレームの各々が収容
し、各々が第2の形式の伝送フレームに含まれる複数の
第2の信号に多重分離するものである。低次回線設定手
段43は、上記の多重分離手段42にて多重分離された
複数の第2の信号の間でチャネル入れ換えを行うもので
ある。
【0081】多重化手段44は、上記の低次回線設定手
段43にてチャネル入れ換えされた複数の第2の信号を
多重化して、各々が上記の第1の形式の伝送フレームに
含まれる複数の第3の信号を生成するものである。回線
設定レベル設定手段45は、上記の高次回線設定手段4
1にてチャネル入れ換えされた複数チャネルの第1の信
号と、上記の多重化手段44にて生成された複数の第3
の信号との何れか一方を選択して出力するものである。
【0082】[第10の発明の課題を解決するための手
段]図27は、第10の発明の回線切り替え方法の基本
手順を示す図である。図27の回線切り替え方法は、請
求項20の上記の高次回線設定手段41に回線設定する
ステップT1と、上記の高次回線設定手段41から出力
される上記の複数の第1の信号のうち少なくとも1つに
含まれる上記の複数の第2の信号の順序と同じ順序が上
記の第5の信号において実現されるように上記の低次回
線設定手段43にてチャネル入れ換えを行うステップT
2と、上記の回線設定レベル設定手段45によって、上
記の多重化手段44の出力を選択するステップT3とを
有する。
【0083】[第11の発明の課題を解決するための手
段]図28は、第11の発明の基本形態の構成を示す図
である。図28の構成において、51は第1の多重分離
手段、52は第2の多重分離手段、53は低次信号選択
手段、55は多重化手段、そして、56は選択手段であ
る。第1の多重分離手段51は、各々第1の形式の伝送
フレームに含まれて伝送される複数チャネルの第1の信
号のうち少なくとも1つを入力して、該少なくとも1つ
の第1の信号の各々が収容し、各々が第2の形式の伝送
フレームに含まれる複数の第2の信号に多重分離するも
のである。
【0084】第2の多重分離手段52は、各々上記の第
1の形式の伝送フレームに含まれて伝送される複数チャ
ネルの第3の信号のうち少なくとも1つを入力して、該
少なくとも1つの第3の信号の各々が収容し、各々が上
記の第2の形式の伝送フレームに含まれる複数の第4の
信号に多重分離するものである。低次信号選択手段53
は、上記の第2の信号および上記の第4の信号の何れか
一方を選択するものである。
【0085】多重化手段55は、上記の低次信号選択手
段53にて選択された信号を複数多重化して、各々が上
記の第1の形式の伝送フレームに含まれる複数の第5の
信号を生成するものである。選択手段56は、上記の第
1、第3、および、第5の信号のうち何れかを選択する
ものである。
【0086】図29は、第11の発明の第2の形態の構
成を示す図である。図29の構成において、図28の構
成における選択手段56は、高次/低次選択手段57、
および、高次信号選択手段59を具備する。高次/低次
選択手段57は、上記の第1の信号と上記の第5の信号
との何れか一方を選択するものである。
【0087】高次信号選択手段59は、上記の高次/低
次選択手段57にて選択された信号と上記の第3の信号
との何れか一方を選択するものである。更に、図29に
破線で示されているように、低次信号選択制御手段5
4、および、高次信号選択制御手段58を具備する。低
次信号選択制御手段54は、上記の第3の信号および上
記の第4の信号をモニタして、該モニタ結果に応じて上
記の第3の信号および上記の第4の信号の何れか一方を
選択するように上記の低次信号選択手段53を制御する
ものである。
【0088】高次信号選択制御手段58は、上記の高次
/低次選択手段57にて選択された信号と上記の第3の
信号とをモニタして、該モニタ結果に応じて上記の高次
/低次選択手段57にて選択された信号と上記の第3の
信号との何れか一方を選択するように上記の高次信号選
択手段59を制御するものである。 [第12の発明の課題を解決するための手段]図30
は、第12の発明の方法の実行前のアド・ドロップ・マ
ルチプレクス装置の構成を示す図である。そして、図3
1は、第12の発明のライン伝送容量を増加する方法の
基本手順を示す図である。図30には、NおよびnをN
≧nを満たす整数として、nチャネルの信号を双方向に
それぞれ伝送する第1の双方向伝送路81と、nチャネ
ルの信号を双方向にそれぞれ伝送する第2の双方向伝送
路82と、これらの伝送路の間に接続されるアド・ドロ
ップ・マルチプレクス装置とが示されている。このアド
・ドロップ・マルチプレクス装置は、上記の第1の双方
向伝送路81上を第1の側から伝送されたnチャネルの
第6の信号を入力する第1の信号入力手段91と、上記
の第1の双方向伝送路81上にnチャネルの第7の信号
を上記の第1の側に向かって出力する第1の信号出力手
段92と、上記の第2の双方向伝送路82上を第2の側
から伝送されたnチャネルの第8の信号を入力する第2
の信号入力手段93と、上記の第2の双方向伝送路82
上にnチャネルの第9の信号を上記の第2の側に向かっ
て出力する第2の信号出力手段94と、図17に示され
ているものと同様のnチャネルの第1の信号および図1
7に示されているものと同様のnチャネルの第2の信号
の代わりに、上記の第1および第2の信号入力手段9
1,94から入力された、上記のnチャネルの第6の信
号または上記のnチャネルの第8の信号の何れか一方を
選択して図17に示されているものと同様の第3の伝送
路上に送出する図17に示されているものと同様のドロ
ップ信号選択手段25と、図17に示されているものと
同様の第3の伝送路から入力された上記のnチャネルの
第3の信号を、図17に示されているものと同様の第1
および第2のパーシャル・アド手段22,24の代わり
に、上記の第1または第2の信号出力手段92,94の
少なくとも一方に対して、それぞれ、上記のnチャネル
の第7の信号または上記のnチャネルの第9の信号とし
て供給する図17に示されているものと同様のアド信号
分配手段26とを具備するアド・ドロップ・マルチプレ
クス装置の構成が示されている。
【0089】図31に示される、第12の発明のライン
伝送容量を増加する方法の基本手順によれば、上記のド
ロップ信号選択手段25が上記の第2の信号入力手段9
3によって入力される上記のnチャネルの第8の信号を
選択して上記の第3の伝送路上に図17に示されている
ものと同様のnチャネルの選択された信号として送出す
るように該ドロップ信号選択手段25を制御し、上記の
アド信号分配手段26が上記の第3の信号を上記の第1
の信号出力手段92に上記の第9の信号として供給する
ように該アド信号分配手段26を制御する第1のステッ
プS1と、上記の第1の信号入力手段91を図17に示
されているものと同様の第1のパーシャル・ドロップ手
段21に、上記の第2の信号出力手段94を図17に示
されているものと同様の第2のパーシャル・アド手段2
4に、そして、上記の第1の双方向伝送路81を図17
に示されているものと同様の第1および第2の伝送路
に、それぞれ置き換える第2のステップS2と、上記の
ドロップ信号選択手段25が上記の第1のパーシャル・
ドロップ手段21から出力される、図17に示されてい
るものと同様のnチャネルの第1の信号を選択して上記
の第3の伝送路上に供給するように制御し、上記のアド
信号分配手段26が上記の第3の信号を上記の第1のパ
ーシャル・アド手段23に図17に示されているものと
同様の第2の信号として供給するように制御する第3の
ステップS3と、上記の第2の信号入力手段94を図1
7に示されているものと同様の第2のパーシャル・ドロ
ップ手段23に、上記の第2の信号出力手段93を図1
7に示されているものと同様の第1のパーシャル・アド
手段22に、そして、該第2の信号入力手段94および
第2の信号出力手段93に接続されていた上記の第2の
双方向伝送路82を図17に示されているものと同様の
第1および第2の伝送路に、それぞれ置き換える第4の
ステップS4とを有する。
【0090】[第13の発明の課題を解決するための手
段]図32は、第13の発明の通信ネットワークの伝送
容量を増加する方法の基本手順を示す図である。図32
の方法においては、各々が図30に記載の構成を有す
る、複数のアド・ドロップ・マルチプレックス装置を双
方向伝送路によって接続してなる通信ネットワークにお
いて、1本の双方向伝送路によって直接接続される、隣
合うアド・ドロップ・マルチプレックス装置の各々にお
いて、該各々のアド・ドロップ・マルチプレクス装置が
上記の第1および第2のステップを実行する前のもので
あるときは上記の一本の双方向伝送路を上記の第1の双
方向伝送路と見なして該第1および第2のステップを実
行し、該各々のアド・ドロップ・マルチプレクス装置が
上記の第1および第2のステップを実行した後のもので
あるときは上記の一本の双方向伝送路を上記の第2の双
方向伝送路と見なして上記の第3および第4のステップ
を実行する第5のステップST1と、上記の第5のステ
ップを上記の通信ネットワーク内の全ての隣合うアド・
ドロップ・マルチプレックス装置について繰り返す第6
のステップST2とによって通信ネットワークの伝送容
量を増加するものである。
【0091】[第14の発明の課題を解決するための手
段]図33は、第14の発明のアド・ドロップ・マルチ
プレクス装置の基本構成を示す図である。図33の構成
において、111は第1の伝送フレーム変換手段、11
2はクロスコネクト手段、そして、113は第2の伝送
フレーム変換手段である。
【0092】第1の伝送フレーム変換手段111は、各
々が少なくとも1つの第1の形式の伝送フレームを含む
第2の形式の伝送フレームの形を有する複数の第1の信
号を、各々が上記の第1の形式の伝送フレームの形を有
する複数の第2の信号に変換するものである。クロスコ
ネクト手段112は、上記の複数の第1の信号それぞれ
に対応して上記の第1の伝送フレーム変換手段111に
て変換された上記の複数の第2の信号を入力する第1の
入力ポートと、各々が上記の第1の形式の伝送フレーム
の形を有する複数の第3の信号を入力する第2の入力ポ
ートと、各々が上記の第2の形式の伝送フレームの形を
有し上記の複数の第1の信号に対応する複数の第4の信
号を出力する第1の出力ポートと、各々が上記の第1の
形式の伝送フレームの形を有する複数の第5の信号を出
力する第2の出力ポートとを有し、上記の第1および第
2の入力ポートから入力した上記の複数の第2および複
数の第3の信号の間で回線交換を行って、上記の複数の
第4および第5の信号として上記の第1および第2の出
力ポートより出力するものものである。
【0093】第2の伝送フレーム変換手段113は、上
記のクロスコネクト手段112の上記の第1の出力ポー
トより出力された上記の複数の第4の信号を、各々が上
記の第2の形式の伝送フレームの形を有する複数の第6
の信号に変換するものである。 [第15の発明の課題を解決するための手段]図34
は、第15の発明のアド・ドロップ・マルチプレクス装
置の基本構成を示す図である。図34の構成において、
301はパス・プロテクションスイッチ、302はスイ
ッチレベル設定手段、303は低次群側インターフェイ
ス・ユニット、304はユニット種別表示手段、305
はユニット種別認識手段、306は切り替えレベル決定
手段、そして、307はレベル設定制御手段である。
【0094】パス・プロテクションスイッチ301は、
各々が第1の形式の伝送フレームに含まれて伝送され、
更に該各々が第2の形式の伝送フレームに含まれる複数
チャネルの第1の信号を多重化して含む、複数チャネル
の第2の信号と、各々が上記の第1の形式の伝送フレー
ムに含まれて伝送され、更に該各々が上記の第2の形式
の伝送フレームに含まれる複数チャネルの第3の信号を
多重化して含む、複数チャネルの第4の信号とを入力し
て、上記の第2の信号および上記の第4の信号のうち一
方を選択して出力し、且つ、該一方を選択する動作を、
上記の第1の形式の伝送フレームの単位で切り替える
か、或るいは、上記の第2の形式の伝送フレームの単位
で切り替えるかを設定可能であるものである。
【0095】スイッチレベル設定手段302は、上記の
第1の形式の伝送フレームの単位で切り替えるか、或る
いは、上記の第2の形式の伝送フレームの単位で切り替
えるかの設定を行うものである。低次群側インターフェ
イス・ユニット303は、上記のパス・プロテクション
スイッチ301にて選択され出力された信号を低次群信
号に変換して出力するものである。
【0096】ユニット種別表示手段304は、上記の低
次群側インターフェイス・ユニット303の種別を表示
するものである。ユニット種別認識手段305は、上記
の表示を認識するものである。切り替えレベル決定手段
306は、上記の表示に基づいて、上記の低次群側イン
ターフェイス・ユニット303が出力する上記の低次群
信号が、上記のスイッチレベル設定手段302において
上記の第1の形式の伝送フレームの単位での切り替えに
適するものか、或るいは、上記の第2の形式の伝送フレ
ームの単位での切り替えに適するものかを決定するもの
である。
【0097】レベル設定制御手段307は、上記の切り
替えレベル決定手段306の決定に基づいて、上記のス
イッチレベル設定手段302を制御するものである。 [第16の発明の課題を解決するための手段]図35
は、第16の発明のアド・ドロップ・マルチプレクス装
置の基本構成を示す図である。図35の構成において、
311は第1のクロスコネクト手段、312は第2のク
ロスコネクト手段、313第1のクロスコネクトレベル
設定手段、314は第2のクロスコネクトレベル設定手
段、301はパス・プロテクションスイッチ、302は
スイッチレベル設定手段、315は低次群側インターフ
ェイス・ユニット、317はクロスコネクトレベル入力
手段、318はクロスコネクトレベル制御手段、319
は切り替えレベル決定手段、そして、320はスイッチ
レベル設定制御手段である。
【0098】第1のクロスコネクト手段311は、各々
が第1の形式の伝送フレームに含まれて伝送され、更に
該各々が第2の形式の伝送フレームに含まれる複数チャ
ネルの第1の信号を多重化して含む、複数チャネルの第
2の信号を入力して、該第2の信号の複数のチャネル間
のチャネル入れ替え、或るいは、該複数チャネルの第2
の信号内で多重化される上記の複数チャネルの第1の信
号の間でのチャネル入れ替えの何れかを行い、且つ、何
れのレベルでのチャネル入れ替えを行うかを設定可能で
あるものである。
【0099】第2のクロスコネクト手段312は、各々
が第1の形式の伝送フレームに含まれて伝送され、更に
該各々が第2の形式の伝送フレームに含まれる複数チャ
ネルの第3の信号を多重化して含む、複数チャネルの第
4の信号を入力して、該第4の信号の複数のチャネル間
のチャネル入れ替え、或るいは、該複数チャネルの第4
の信号内で多重化される上記の複数チャネルの第3の信
号の間でのチャネル入れ替えの何れかを行い、且つ、何
れのレベルでのチャネル入れ替えを行うかを設定可能で
あるものである。
【0100】第1のクロスコネクトレベル設定手段31
3は、上記の第1のクロスコネクト手段311は、該第
1のクロスコネクト手段311におけるチャネル入れ替
えのレベルを設定するものである。第2のクロスコネク
トレベル設定手段314は、上記の第2のクロスコネク
ト手段312は、該第2のクロスコネクト手段312に
おけるチャネル入れ替えのレベルを設定するものであ
る。
【0101】パス・プロテクションスイッチ301は、
上記の第1および第2のクロスコネクト手段311,3
12の出力を入力して一方を選択して出力し、且つ、該
一方を選択する動作を、上記の第1の形式の伝送フレー
ムの単位で切り替えるか、或るいは、上記の第2の形式
の伝送フレームの単位で切り替えるかを設定可能である
ものである。
【0102】スイッチレベル設定手段302は、上記の
第1の形式の伝送フレームの単位で切り替えるか、或る
いは、上記の第2の形式の伝送フレームの単位で切り替
えるかの設定を行うものである。低次群側インターフェ
イス・ユニット315は、上記のパス・プロテクション
スイッチ301にて選択され出力された信号を低次群信
号に変換して出力するものである。
【0103】クロスコネクトレベル入力手段317は、
上記の第1および第2のクロスコネクト手段311,3
12におけるチャネル入れ替えのレベルを指定する情報
を入力するものである。クロスコネクトレベル制御手段
318は、上記のチャネル入れ替えのレベルを指定する
情報に基づいて上記の第1および第2のクロスコネクト
手段313,314を制御するものである。
【0104】切り替えレベル決定手段319は、上記の
チャネル入れ替えのレベルを指定する情報に基づいて上
記のパス・プロテクションスイッチ301において上記
の第1の形式の伝送フレームの単位で切り替えるか、或
るいは、上記の第2の形式の伝送フレームの単位で切り
替えるかを決定するものである。スイッチレベル設定制
御手段320は、上記の切り替えレベル決定手段319
における上記の決定に基づいて上記のスイッチレベル設
定手段302を制御するものである。
【0105】[第17の発明の課題を解決するための手
段]図36および図37は、第17の発明のアド・ドロ
ップ・マルチプレクス装置の基本構成を示す図である。
図36および図37の構成において、21は第1のパー
シャル・ドロップ手段、22は第1のパーシャル・アド
手段、23は第2のパーシャル・ドロップ手段、24は
第2のパーシャル・アド手段、351は第1のクロスコ
ネクト手段、353は第2のクロスコネクト手段、35
0はドロップ信号選択手段、3541,...354n は多重
分離手段、3561,...356n は多重化手段、そして、
358,357は第3および第4のクロスコネクト手段
である。
【0106】NおよびnをN≧nを満たす整数として、
第1のパーシャル・ドロップ手段21は、各々が複数の
チャネルの低次信号を多重化して含み、第1の伝送路上
を伝送されてきたNチャネルの第1の信号のうちnチャ
ネルを選択して出力する。第2のパーシャル・ドロップ
手段23は、各々が複数のチャネルの低次信号を多重化
して含み、第2の伝送路上を伝送されてきたNチャネル
の第2の信号から、上記の第1のパーシャル・ドロップ
手段21にて選択された上記のnチャネルの第1信号に
対応するnチャネルの第2の信号を選択して出力する。
【0107】第1のクロスコネクト手段351は、上記
のnチャネルの第1の信号が含む上記の複数のチャネル
の低次信号のタイムスロットを入れ替える。第2のクロ
スコネクト手段353は、上記のnチャネルの第2の信
号の各々が含む上記の複数のチャネルの低次信号のタイ
ムスロットを入れ替える。ドロップ信号選択手段350
は、上記の第1および第2のクロスコネクト手段35
1,353各々の出力信号のうち一方を選択して出力す
る。
【0108】多重分離手段3541,...354n は、上記
のドロップ信号選択手段350の出力信号を多重分離し
てn組の複数の低次信号として出力する。多重化手段35
61,...356n は、複数のチャネルの低次信号をn組
入力して、それぞれの組の複数のチャネルの低次信号を
多重化して、nチャネルの第3の信号を生成する。
【0109】アド信号分配手段352は、上記のnチャ
ネルの第3の信号を第3および第4のクロスコネクト手
段358,357に供給する。第3および第4のクロス
コネクト手段358,357は、上記のnチャネルの第
3の信号が含む上記の複数のチャネルの低次信号のタイ
ムスロットを入れ替える。
【0110】第1のパーシャル・アド手段22は、上記
の第3のクロスコネクト手段358の出力信号と、上記
のNチャネルの第1の信号のうち上記の第1のパーシャ
ル・ドロップ手段21に選択された上記のnチャネルの
第1の信号以外の(N−n)チャネルの第1の信号と
を、Nチャネルの第4の信号として上記の第1の伝送路
上に送出する。
【0111】第2のパーシャル・アド手段24は、上記
の第4のクロスコネクト手段357の出力信号と、上記
のNチャネルの第2の信号のうち上記の第2のパーシャ
ル・ドロップ手段23に選択された上記のnチャネルの
第2の信号以外の(N−n)チャネルの第2の信号と
を、Nチャネルの第5の信号として上記の第2の伝送路
上に送出する。
【0112】[第18の発明の課題を解決するための手
段]図38は、第18の発明のアド・ドロップ・マルチ
プレクス装置の基本構成を示す図である。図38の構成
において、501は第1の回路パッケージ、502は位
置オーバーヘッド挿入/抽出回路、503は位置接続手
段、504は第1の信号線、505は第2の回路パッケ
ージ、506は第2のオーバーヘッド挿入/抽出手段、
507は第2の接続手段、508は第2の信号線、そし
て、509はオーバーヘッド情報処理ユニットである。
【0113】第1の回路パッケージ501は、第1の形
式の伝送フレームに含まれて伝送される第1の信号を入
力してオーバーヘッド情報を抽出し、且つ、出力すべき
信号にオーバーヘッド情報を挿入して前記第1の形式の
伝送フレームに含まれる第2の信号を生成する第1のオ
ーバーヘッド挿入/抽出回路502を少なくとも1つ収
容することができるものである。 第2の回路パッケー
ジ505は、前記第1の形式の伝送フレームに含まれて
伝送される第3の信号を入力してオーバーヘッド情報を
抽出し、且つ、出力すべき信号にオーバーヘッド情報を
挿入して前記第1の形式の伝送フレームに含まれる第4
の信号を生成する第2のオーバーヘッド挿入/抽出回路
506を少なくとも1つ収容することができるものであ
る。
【0114】第1の信号線504は、前記第1および第
2の回路パッケージ501,505間を接続する。オー
バーヘッド情報処理ユニット509は、前記第1および
第2のオーバーヘッド挿入/抽出回路502,506に
おいて挿入および抽出されるオーバーヘッド情報を処理
するものである。
【0115】第2の信号線508は、前記オーバーヘッ
ド情報処理ユニット509と前記第2の回路パッケージ
505との間を接続する。第1の接続手段503は、前
記第1のオーバーヘッド挿入/抽出回路502が前記第
1の回路パッケージ501に収容されるときに、前記第
1の信号線504を前記第1のオーバーヘッド挿入/抽
出回路502に接続するものである。
【0116】第2の接続手段507は、前記第1のオー
バーヘッド挿入/抽出回路502が前記第1の回路パッ
ケージ501に収容されるときには、前記第2の回路パ
ッケージ505において前記第1の信号線504を前記
第2の信号線508に接続する。 [第19の発明の課題を解決するための手段]図61に
1例を示すように、第19の発明は、各々が第1の形式
の伝送フレームに含まれる複数の低次信号を多重化して
含む第2の形式の伝送フレームに含まれる高次信号を更
に複数多重化した光信号を双方向に伝送する第1および
第2の光伝送路の間に設けられ得るように、複数の回路
パッケージ401,402,403を信号線で接続した
構成を有するアド・ドロップ・マルチプレクス装置に関
するものである。
【0117】第19の発明によれば、前記第1の光伝送
路を第1の方向に伝送されてきた光信号を該第1の方向
に伝送される複数の高次信号に変換し、且つ、第2の方
向に伝送されるべき複数の高次信号を該第2の方向に伝
送されるべき光信号に変換して前記第1の光伝送路上に
送出する第1の光インターフェイスユニット405を第
1の回路パッケージ401内に構成し、前記第2の光伝
送路を前記第2の方向に伝送されてきた光信号を該第2
の方向の複数の高次信号に変換し、且つ、前記第1の方
向に伝送されるべき複数の高次信号を該第1の方向に伝
送されるべき光信号に変換して前記第2の光伝送路上に
送出する第2の光インターフェイスユニット406を第
2の回路パッケージ403内に構成し、前記第1の光イ
ンターフェイスユニット405の出力の前記第1の方向
に伝送される前記複数の高次信号間のチャネル入れ替え
を行うと共に、前記第2の光インターフェイスユニット
406の出力の前記第2の方向に伝送される前記複数の
高次信号間のチャネル入れ替えを行う第1のクロスコネ
クトユニット411と、前記第1の光インターフェイス
ユニット405の出力の前記第1の方向に伝送される前
記複数の高次信号に含まれる複数の低次信号間のチャネ
ル入れ替えを行うと共に、前記第2の光インターフェイ
スユニット406の出力の前記第2の方向に伝送される
前記複数の高次信号に含まれる複数の低次信号間のチャ
ネル入れ替えを行う第2のクロスコネクトユニット41
2とを第3の回路パッケージ402内に構成する。
【0118】[第20の発明の課題を解決するための手
段]図62に1例を示すように、第20の発明は、各々
が第1の形式の伝送フレームに含まれる複数の低次信号
を多重化して含む第2の形式の伝送フレームに含まれる
高次信号を更に複数多重化した光信号を双方向に伝送す
る第1および第2の光伝送路の間に設けられ得るよう
に、複数の回路パッケージ421,423,429を信
号線で接続した構成を有するアド・ドロップ・マルチプ
レクス装置に関するものである。
【0119】第20の発明によれば、前記第1の光伝送
路を第1の方向に伝送されてきた光信号を該第1の方向
に伝送される複数の高次信号に変換し、且つ、第2の方
向に伝送されるべき複数の高次信号を該第2の方向に伝
送されるべき光信号に変換して前記第1の光伝送路上に
送出する第1の光インターフェイスユニット425を第
1の回路パッケージ421内に構成し、前記第2の光伝
送路を前記第2の方向に伝送されてきた光信号を該第2
の方向の複数の高次信号に変換し、且つ、前記第1の方
向に伝送されるべき複数の高次信号を該第1の方向に伝
送されるべき光信号に変換して前記第2の光伝送路上に
送出する第2の光インターフェイスユニット428を第
2の回路パッケージ423内に構成し、前記第1の光イ
ンターフェイスユニット425の出力の前記第1の方向
に伝送される前記複数の高次信号間のチャネル入れ替え
を行うと共に、前記第2の光インターフェイスユニット
428の出力の前記第2の方向に伝送される前記複数の
高次信号間のチャネル入れ替えを行う第1のクロスコネ
クトユニット426,427を前記第1および第2の回
路パッケージ421,423に分割して構成し、前記第
1の光インターフェイスユニット425の出力の前記第
1の方向に伝送される前記複数の高次信号に含まれる複
数の低次信号間のチャネル入れ替えを行うと共に、前記
第2の光インターフェイスユニット428の出力の前記
第2の方向に伝送される前記複数の高次信号に含まれる
複数の低次信号間のチャネル入れ替えを行う第2のクロ
スコネクトユニット419を第3の回路パッケージ42
2,430内に構成する。
【0120】[第21の発明の課題を解決するための手
段]図63に1例を示すように、第21の発明は、各々
が第1の形式の伝送フレームに含まれる複数の低次信号
を多重化して含む第2の形式の伝送フレームに含まれる
高次信号を更に複数多重化した光信号を双方向に伝送す
る第1および第2の光伝送路の間に設けられ得るよう
に、複数の回路パッケージ441,442を信号線で接
続した構成を有するアド・ドロップ・マルチプレクス装
置に関するものである。
【0121】第21の発明によれば、前記第1の光伝送
路を第1の方向に伝送されてきた光信号を該第1の方向
に伝送される複数の高次信号に変換する第1の光インタ
ーフェイスユニット444と、前記第1の光インターフ
ェイスユニット444の出力の前記第1の方向に伝送さ
れる前記複数の高次信号間のチャネル入れ替えを行う第
1のクロスコネクトユニット445と、 前記第1の光
インターフェイスユニット444の出力の前記第1の方
向に伝送される前記複数の高次信号に含まれる複数の低
次信号間のチャネル入れ替えを行う第3のクロスコネク
トユニット446と、前記第1の方向に伝送されるべき
複数の高次信号を該第1の方向に伝送されるべき光信号
に変換して前記第2の光伝送路上に送出する第2の光イ
ンターフェイスユニット447とを第1の回路パッケー
ジ441内に構成し、前記第2の光伝送路を第2の方向
に伝送されてきた光信号を該第2の方向の複数の高次信
号に変換する第3の光インターフェイスユニット451
と、前記第3の光インターフェイスユニット451の出
力の前記第2の方向に伝送される前記複数の高次信号間
のチャネル入れ替えを行う第2のクロスコネクトユニッ
ト449と、 前記第3の光インターフェイスユニット
451の出力の前記第2の方向に伝送される前記複数の
高次信号間のチャネル入れ替えを行う第3のクロスコネ
クトユニット449と、 前記第2の光インターフェイ
スユニット451の出力の前記第2の方向に伝送される
前記複数の高次信号に含まれる複数の低次信号間のチャ
ネル入れ替えを行う第4のクロスコネクトユニット45
0と、前記第2の方向に伝送されるべき複数の高次信号
を該第2の方向に伝送されるべき光信号に変換して前記
第1の光伝送路上に送出する第4の光インターフェイス
ユニット448とを第2の回路パッケージ442内に構
成する。
【0122】[第22の発明の課題を解決するための手
段]図64に1例を示すように、第22の発明は、各々
が第1の形式の伝送フレームに含まれる複数の低次信号
を多重化して含む第2の形式の伝送フレームに含まれる
高次信号を更に複数多重化した光信号を双方向に伝送す
る第1および第2の光伝送路の間に設けられ得るよう
に、複数の回路パッケージ461,462,463を信
号線で接続した構成を有するアド・ドロップ・マルチプ
レクス装置に関するものである。
【0123】第22の発明によれば、前記第1の光伝送
路を第1の方向に伝送されてきた光信号を該第1の方向
に伝送される複数の高次信号に変換する第1の光インタ
ーフェイスユニット465と、前記第1の光インターフ
ェイスユニット465の出力の前記第1の方向に伝送さ
れる前記複数の高次信号間のチャネル入れ替えを行う第
1のクロスコネクトユニット466と、 前記第1の方
向に伝送されるべき複数の高次信号を該第1の方向に伝
送されるべき光信号に変換して前記第2の光伝送路上に
送出する第2の光インターフェイスユニット467とを
第1の回路パッケージ461内に構成し、前記第2の光
伝送路を第2の方向に伝送されてきた光信号を該第2の
方向の複数の高次信号に変換する第3の光インターフェ
イスユニット470と、前記第3の光インターフェイス
ユニット470の出力の前記第2の方向に伝送される前
記複数の高次信号間のチャネル入れ替えを行う第2のク
ロスコネクトユニット469と、 前記第2の方向に伝
送されるべき複数の高次信号を該第2の方向に伝送され
るべき光信号に変換して前記第1の光伝送路上に送出す
る第4の光インターフェイスユニット468とを第2の
回路パッケージ462内に構成し、前記第1の光インタ
ーフェイスユニット465の出力の前記第1の方向に伝
送される前記複数の高次信号に含まれる複数の低次信号
間のチャネル入れ替えを行うと共に、前記第2の光イン
ターフェイスユニット406の出力の前記第2の方向に
伝送される前記複数の高次信号に含まれる複数の低次信
号間のチャネル入れ替えを行う第3のクロスコネクトユ
ニット471を第3の回路パッケージ463内に構成す
る。
【0124】
【作用】
[第1の発明の作用]第1の発明によれば、図1に示さ
れるように、パーシャル・ドロップ手段1は、第1の伝
送路上を伝送されてきたNチャネルの第1の信号のうち
nチャネルを選択して少なくとも1つの第2の伝送路に
送出し、パーシャル・アド手段2は、少なくとも1つの
第3の伝送路上を伝送されてきたnチャネルの第2の信
号と、Nチャネルの第1の信号のうち第2の伝送路に送
出された上記のnチャネルの第1の信号以外の(N−
n)チャネルの第1の信号とを、Nチャネルの第3の信
号として第1の伝送路上に送出する。したがって、第1
の発明によれば、各々が複数の所定の形式の伝送フレー
ムに収容される信号を複数チャネル多重化してなる伝送
フレーム内の任意のチャネルの信号のうち、一部分のチ
ャネルの信号のみについてアクセスし(上記の別の信号
の入出力を行い)、他のアクセスしないチャネルの信号
については、このアド・ドロップ・マルチプレクス装置
にては入出力しないでスルーとすることができる。
【0125】第1の発明の第2の形態においては、上記
の第1の伝送路上を伝送されてきたNチャネルの第1の
信号が多重化された信号である場合に対応して、図2に
示されるように、上記のパーシャル・ドロップ手段1お
よびパーシャル・アド手段2の前後にそれぞれ多重分離
手段3およびおよび多重化手段4を設けたものである。
【0126】第1の発明の第3の形態においては、上記
の第1および第3の信号はそれぞれ所定の形式の伝送フ
レームに含まれて伝送され、上記の所定の形式の伝送フ
レームの各々は、該各々の伝送フレームが含む情報の該
各々の伝送フレーム内での位相を示すポインタ情報をも
伝送する場合、すなわち、例えば、SONNETのST
S−N信号、TTC標準のSTM−N信号、SDHのS
TM−N信号等を伝送する場合に、フレーム内のポイン
タ情報を当該アド・ドロップ・マルチプレクス装置のタ
イミングに合わせて書換えるために、図3に示されるよ
うに、位相・周波数制御手段5を具備して、これによっ
て、上記のnチャネルの第2の信号および上記の(N−
n)チャネルの第1の信号が含む情報を、上記の送出す
る第3の信号の各々を含む上記の所定の形式の伝送フレ
ームに挿入した位相を示す情報を求め、上記の送出する
第3の信号の各々を含む上記の所定の形式の伝送フレー
ム内の上記のポインタ情報として挿入する。
【0127】更に、上記の位相・周波数制御手段5は、
当該アド・ドロップ・マルチプレクス装置が受信した信
号と当該アド・ドロップ・マルチプレクス装置の装置ク
ロックとの間に周波数のずれがある場合には、上記の送
出する第3の信号の各々を含む所定の形式の伝送フレー
ム内においてスタッフ・デスタッフ制御を行うことがで
きる。
【0128】第1の発明の第4の形態においては、図4
に示されるように、図2の構成における多重分離手段3
および多重化手段4、そして、図3の構成における位相
・周波数制御手段5をともに具備しており、例えば、上
記のSDHのSTM−N信号等を伝送する場合のN>
1、また、SONNETのSTS−N信号、および、T
TC標準のSTM−N信号を伝送する場合のN>0の場
合に対応している。
【0129】第1の発明の第5の形態においても、上記
の第1の信号はそれぞれ所定の形式の伝送フレームに含
まれて伝送され、上記の所定の形式の伝送フレームの各
々は、該各々の伝送フレームが含む情報の該各々の伝送
フレーム内での位相を示すポインタ情報をも伝送するも
のとする。そのために、図5に示されるように、パーシ
ャル・ドロップ手段1から出力された上記のnチャネル
の第1の信号のための位相・周波数制御手段6を具備し
ている。位相・周波数制御手段6は、上記のnチャネル
の第1の信号が含む情報を、当該アド・ドロップ・マル
チプレクス装置のタイミングに同期するように上記の所
定の形式の伝送フレームに挿入し、該挿入した位相を示
す情報を求め、上記のポインタ情報として挿入する。
ここで、上記の位相・周波数制御手段6は、上記の送出
するnチャネルの第1の信号の各々を含む上記の所定の
形式の伝送フレームの位相と、上記の伝送されてきたn
チャネルの第1の信号各々が含む情報の位相とに基づい
て上記の所定の形式の伝送フレーム内の上記のポインタ
情報を書き換える手段を有することができる。
【0130】更に、上記の位相・周波数制御手段6は、
当該アド・ドロップ・マルチプレクス装置が受信した信
号と当該アド・ドロップ・マルチプレクス装置の装置ク
ロックとの間に周波数のずれがある場合には、上記の送
出する第1の信号の周波数と、上記の伝送されてきたn
チャネルの第1の信号それぞれの周波数とに基づいて、
上記の送出する第1の信号を含む上記の所定の形式の伝
送フレーム内においてスタッフ・デスタッフ制御を行う
ことができる。
【0131】第1の発明の第6〜8の形態の作用につい
ては、以上の第1の発明の第1〜5の形態の作用につい
ての説から明らかであろう。 [第2の発明の作用]第2の発明の基本形態において
は、図9に示されるように、図1の構成に加えて、第1
および第2のクロスコネクト手段7および8を具備し、
第1のクロスコネクト手段7によって、設定された対応
関係に基づいて、上記のnチャネルの第1の信号をそれ
ぞれ上記の第2の伝送路の何れの上に送出するかを設定
し、第2のクロスコネクト手段8によって、設定された
対応関係に基づいて、上記のnチャネルの第2の信号を
上記のNチャネルの第3の信号の何れとして上記の第1
の伝送路上に送出するかを設定する。したがって、第2
の発明によれば、上記の対応関係の設定によって、各々
が複数の所定の形式の伝送フレームに収容される信号を
複数チャネル多重化してなる伝送フレーム内の任意のチ
ャネルの信号に対して、複数の低次群信号のチャネルの
各々からアクセスすることができる。
【0132】図10に示される第2の発明の第2の形態
の構成においては、図9の構成に加えて、パーシャル・
ドロップ手段1から出力された上記のnチャネルの第1
の信号のための位相・周波数制御手段9を具備してい
る。この位相・周波数制御手段9の作用は、上記の第1
の発明の第5の形態における位相・周波数制御手段6と
同じである。
【0133】図11に示される第2の発明の第3の形態
の構成においては、図9の構成に加えて、図9の第1の
クロスコネクト手段7の出力信号をそれぞれ多重分離し
て複数の低多重度の信号として出力する多重分離手段1
7、および、複数の低多重度の信号を多重化して、図9
の第2のクロスコネクト手段8への入力信号、すなわ
ち、上記のnチャネルの第2の信号として供給する多重
化手段18を具備している。これにより、上記の第1の
伝送路上を伝送される第1の信号より多重度の低い低次
群信号からのアクセスを可能にする。
【0134】図12に示される第2の発明の第4の形態
においては、図11の構成に加えて、図10と同じパー
シャル・ドロップ手段1から出力された上記のnチャネ
ルの第1の信号のための位相・周波数制御手段9を具備
している。 [第3の発明の作用]図13の構成においては、図8の
構成に加えて、第1および第2のクロスコネクト手段1
3および14を具備する。第1のクロスコネクト手段1
3は、設定された対応関係に基づいて、上記のmチャネ
ルの第4の信号を上記の第4の伝送路の何れの上に送出
するかを設定し、第2のクロスコネクト手段14は、設
定された対応関係に基づいて、上記のmチャネルの第5
の信号をそれぞれ上記の多重化手段12の何れの入力ポ
ートに接続するかを設定する。
【0135】こうして、第3の発明によれば、各々が複
数の第1の形式の伝送フレームを収容する第2の形式の
伝送フレームを更に複数チャネル多重化した信号内の、
任意の第1の形式の伝送フレームの信号に対して、複数
の低次群信号のチャネルの各々からアクセスすることが
できる。図14に示される第3の発明の第2の形態の構
成においては、上記の第4および第5の信号はそれぞれ
第2の形式の所定の伝送フレームに含まれて伝送され、
上記の第2の形式の所定の伝送フレームの各々は、該各
々の伝送フレームが含む情報の該各々の伝送フレーム内
での位相を示すポインタ情報をも伝送するものとする。
この場合、例えば、SONNETのSTS−N信号、T
TC標準のSTM−N信号、SDHのSTM−N信号等
に含まれるVT(virtual tributary)信号やVC(virt
ual container)信号等を伝送する場合に、フレーム内の
ポインタ情報を当該アド・ドロップ・マルチプレクス装
置のタイミングに合わせて書換えるために、図14に示
されるように、図13の構成に加えて、第1および第2
の位相・周波数制御手段15および16を具備する。す
なわち、第1の位相・周波数制御手段15によって、上
記のmチャネルの第4の信号が含む情報を、当該アド・
ドロップ・マルチプレクス装置のタイミングに同期する
ように第2の形式の所定の伝送フレームに挿入し、該挿
入した位相を求めて該第2の形式の所定の伝送フレーム
内の上記のポインタ情報として挿入し、第2の位相・周
波数制御手段16によって、上記のmチャネルの第5の
信号が含む情報を、当該アド・ドロップ・マルチプレク
ス装置のタイミングに同期するように第2の形式の所定
の伝送フレームに挿入し、該挿入した位相を求めて該第
2の形式の所定の伝送フレーム内の上記のポインタ情報
として挿入する。
【0136】[第4の発明の作用]図15に示される第
4の発明の基本形態の構成においては、図8の構成に加
えて、スルー接続手段19を具備し、これにより、上記
のmチャネルの第4の信号のうち少なくとも1つを、上
記のmチャネルの第5の信号のうち少なくとも1つの代
わりに上記の多重化手段15へ供給することができる。
こうして、第4の発明によれば、各々が複数の第1の形
式の伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フレーム
を複数チャネル更に多重化してなる伝送フレーム内のそ
れぞれの第2の形式の伝送フレームに収容される第1の
形式の伝送フレームの形の任意のチャネルの信号に対し
て、低次群側の各々のチャネルから直接アクセスし得、
更に、上記の第1の形式の伝送フレームの形の信号の内
で、低次群側からはアクセスしない信号については、低
次群側のチャネルに接続することなくスルーとして、元
の第1の形式の伝送フレーム中に戻す(挿入する)こと
ができる。
【0137】図16に示される第4の発明の第2の形態
の構成においては、図15の構成に加えて、第1および
第2の位相・周波数制御手段15および16を具備す
る。図16の構成における第1および第2の位相・周波
数制御手段15および16も、上記の図14に示される
第3の発明の第2の形態の構成における第1および第2
の位相・周波数制御手段15および16と同様である。
【0138】[第5の発明の作用]図17に示される第
5の発明の基本形態の構成によれば、第1のパーシャル
・ドロップ手段21によって、第1の伝送路上を伝送さ
れてきたNチャネルの第1の信号のうちnチャネルが選
択されてドロップ信号選択手段25に供給され、第2の
パーシャル・ドロップ手段23によって、第2の伝送路
上を伝送されてきたNチャネルの第2の信号から、上記
の第1のパーシャル・ドロップ手段21にて選択された
上記のnチャネルの第1信号に対応するnチャネルの第
2の信号が選択されて上記のドロップ信号選択手段25
に供給され、上記のドロップ信号選択手段25によっ
て、上記の第1および第2のパーシャル・ドロップ手段
21,23から供給された上記のnチャネルの第1の信
号、および、該nチャネルの第1の信号に対応する上記
のnチャネルの第2の信号から、互いに対応する第1お
よび第2の信号のそれぞれ一方が選択されて、nチャネ
ルの選択された信号を上記の少なくとも1つの第3の伝
送路に送出される。
【0139】また、アド信号分配手段26によって、上
記の第3の伝送路上を伝送されてきたnチャネルの第3
の信号が、上記の第1および第2のパーシャル・アド手
段22,24に供給される。第1のパーシャル・アド手
段22によって、少なくとも1つの第4の伝送路上を伝
送されてきたnチャネルの第3の信号と、上記のNチャ
ネルの第1の信号のうち上記のドロップ信号選択手段2
5に供給された上記のnチャネルの第1の信号以外の
(N−n)チャネルの第1の信号とが、Nチャネルの第
4の信号として上記の第1の伝送路上に送出される。そ
して、第2のパーシャル・アド手段24によって、上記
のnチャネルの第3の信号と、上記のNチャネルの第2
の信号のうち上記のドロップ信号選択手段25に供給さ
れた上記のnチャネルの第2の信号以外の(N−n)チ
ャネルの第2の信号とが、Nチャネルの第5の信号とし
て上記の第2の伝送路上に送出される。
【0140】第5の発明は、双方向伝送路上に位置し
て、これら双方向のうち何れか一方の方向から伝送され
てきた上記の複数チャネル多重化された信号から選択し
て低次群信号を取り出す(ドロップ)することができる
上に、各々が複数の所定の形式の伝送フレームに収容さ
れる信号を複数チャネル多重化してなる伝送フレーム内
の任意のチャネルの信号のうち、一部分のチャネルの信
号のみについてアクセスし(上記の別の信号の入出力を
行い)、他のアクセスしないチャネルの信号について
は、このアド・ドロップ・マルチプレクス装置にては入
出力しないでスルーとすることができる。
【0141】図18に示される第5の発明の第2の形態
においては、図17の構成に加えて、位相・周波数制御
手段27を具備し、この位相・周波数制御手段27は、
図5の位相・周波数制御手段276と同様の機能有す
る。 [第6の発明の作用]図19に示される第6の発明の基
本形態においては、図17の構成に加えて、第1〜第4
のクロスコネクト手段28〜31を具備し、第1のクロ
スコネクト手段28は、設定された対応関係に基づい
て、上記のnチャネルの第1の信号をそれぞれ上記の第
3の伝送路の何れに対応させるかを設定し、第2のクロ
スコネクト手段31は、設定された対応関係に基づい
て、上記のnチャネルの第2の信号をそれぞれ上記の第
3の伝送路の何れに対応させるかを設定し、第3のクロ
スコネクト手段30は、設定された対応関係に基づい
て、上記のnチャネルの第3の信号をそれぞれ上記の第
1の伝送路の何れの上に送出するかを設定し、第4のク
ロスコネクト手段29は、設定された対応関係に基づい
て、上記のnチャネルの第3の信号をそれぞれ上記の第
2の伝送路の何れの上に送出するかを設定する。これら
のクロスコネクト手段28〜31を設けたことにより、
各々が複数の所定の形式の伝送フレームに収容される信
号を複数チャネル多重化してなる伝送フレーム内の任意
のチャネルの信号に対して、複数の低次群信号のチャネ
ルの各々からアクセスできる。
【0142】[第7の発明の作用]図20および図21
に示される第7の発明の基本形態の構成においては、図
17と同様の第1〜第4のパーシャル・ドロップ手段2
1〜24、ドロップ信号選択手段25(図20では第1
のドロップ信号選択手段62)、および、アド信号分配
手段26(図20では第1のアド信号分配手段63)か
らなる構成において、ドロップ信号選択手段25に至る
信号の一部または全部(pチャネル)をそれぞれ第1お
よび第2の多重分離手段641 ,...64p および6
1 ,...65p によって多重分離し、第2のドロッ
プ選択手段601 ,...60p によって、多重分離し
た信号(低次群信号)のレベルで互いに対応する信号の
それぞれ一方を選択する。また、第1のアド信号分配手
段63の他に設けた第2のアド信号分配手段6
1 ,...61p によって、第1および第2のパーシ
ャル・アド手段22および24に対して供給すべき信号
の一部または全部(pチャネル)を、第1および第2の
パーシャル・アド手段22および24に対応して設けた
第1および第2の多重化手段671 ,...67p ,6
1 ,...66p に先ず低次群信号のレベルで供給
し、これら第1および第2の多重化手段671 ,...
67p ,661 ,...66p によって高次群信号へと
多重化した後、それぞれ第1および第2のパーシャル・
アド手段22および24に供給する。
【0143】こうして、第7の発明によれば、各々が複
数の第1の形式の伝送フレームを収容する第2の形式の
伝送フレームを更に複数チャネル多重化して各方向に伝
送し得る双方向伝送路上に位置して、これら双方向のう
ち何れの方向に伝送される、上記の複数チャネル多重化
された信号に対しても低次群信号を挿入(アド)し得、
且つ、何れか一方の方向から伝送されてきた上記の複数
チャネル多重化された信号から選択して低次群信号を取
り出す(ドロップ)するアド・ドロップ・マルチプレク
ス装置において、上記の複数チャネル多重化された信号
中の個々の第1の形式の伝送フレームの信号単位で、上
記の選択して取り出す(ドロップする)信号の方向を切
り替えることができる。
【0144】[第8の発明の作用]図22および図23
に示される第8の発明の基本形態の構成においては、図
20および図21の構成に加えて、第1のクロスコネク
ト手段701 ,...70 p 、第2のクロスコネクト手
段711 ,...71p 、第3のクロスコネクト手段7
1 ,...72p 、そして、第4のクロスコネクト手
段721 ,...72p を具備し、第1のクロスコネク
ト手段701 ,...70p は、設定された対応関係に
基づいて、上記の第1のパーシャル・アド手段22に供
給される上記のp組のmチャネルの第6の信号をそれぞ
れ上記の第5の伝送路の何れの上に送出するかを設定
し、第2のクロスコネクト手段711 ,...71
p は、設定された対応関係に基づいて、上記の第2のパ
ーシャル・アド手段24に供給される上記のp組のmチ
ャネルの第7の信号をそれぞれ上記の第6の伝送路の何
れの上に送出するかを設定し、第3のクロスコネクト手
段721 ,...72p は、設定された対応関係に基づ
いて、上記のp組のmチャネルの第8の信号をそれぞれ
上記のp組の多重化された第8の信号の何れのタイムス
ロット上に挿入するかを設定し、第4のクロスコネクト
手段721 ,...72p は、設定された対応関係に基
づいて、上記のp組のmチャネルの第8の信号をそれぞ
れ上記のp組の多重化された第8の信号の何れのタイム
スロット上に挿入するかを設定する。これによって、各
々が複数の第1の形式の伝送フレームを収容する第2の
形式の伝送フレームを更に複数チャネル多重化した信号
内の、任意の第1の形式の伝送フレームの信号に対し
て、複数の低次群信号のチャネルの各々からアクセスで
きる。
【0145】図24および図25に示される第8の発明
の第2の形態の構成においては、図22および図23の
構成に加えて、第1の位相・周波数制御手段7
1 ,...74p 、第2の位相・周波数制御手段75
1 ,...75p 、および、第3の位相・周波数制御手
段761 ,...76p を具備する。これら第1および
第2の位相・周波数制御手段741 ,...74p ,7
1 ,...75p は、図14の第1の位相・周波数制
御手段15に対応し、第3の位相・周波数制御手段76
1 ,...76p の機能は、図14の第2の位相・周波
数制御手段16に対応する。
【0146】[第9の発明の作用]図26に示される第
9の発明の基本形態の構成においては、 高次回線設定
手段41によって、各々第1の形式の伝送フレームに含
まれて伝送される複数チャネルの第1の信号の間でチャ
ネル入れ換えが行われ、多重分離手段42によって、上
記の複数チャネルの第1の信号のうち少なくとも1つ
が、該少なくとも1つの第1の形式の伝送フレームの各
々が収容し、各々が第2の形式の伝送フレームに含まれ
る複数の第2の信号に多重分離される。そして、低次回
線設定手段43によって、上記の多重分離手段42にて
多重分離された複数の第2の信号の間でチャネル入れ換
えが行われる。次に、多重化手段44によって、上記の
低次回線設定手段43にてチャネル入れ換えされた複数
の第2の信号が多重化されて、各々が上記の第1の形式
の伝送フレームに含まれる複数の第3の信号が生成され
る。最後に、回線設定レベル設定手段45によって、上
記の高次回線設定手段41にてチャネル入れ換えされた
複数チャネルの第1の信号と、上記の多重化手段44に
て生成された複数の第3の信号との何れか一方が選択さ
れ出力される。
【0147】こうして、第9の発明によれば、各々が複
数の第1の形式の伝送フレームを収容する第2の形式の
伝送フレームの信号を更に複数チャネル多重化してなる
所定の多重度の伝送フレームの信号を伝送する伝送路上
に位置して、該複数チャネル多重化してなる信号の伝送
フレームに低次群の信号をアドおよびドロップするアド
・ドロップ・マルチプレクス装置において、上記の所定
の多重度の伝送フレームに多重化される何れの第1の形
式の伝送フレームの信号についても、その伝送フレーム
の信号が上記の第1の形式の伝送フレームのレベルでク
ロスコネクトされるか、第2の形式の伝送フレームのレ
ベルでクロスコネクトされるかが選択設定可能となる。
【0148】[第10の発明の作用]図27に示される
第10の発明の回線切り替え方法の基本手順によれば、
ステップT1にて、図26の上記の高次回線設定手段4
1に回線設定し、ステップT2にて、上記の高次回線設
定手段41から出力される上記の複数の第1の信号のう
ち少なくとも1つに含まれる上記の複数の第2の信号の
順序と同じ順序が上記の第5の信号において実現される
ように上記の低次回線設定手段43にてチャネル入れ換
えを行い、そして、ステップT3にて、上記の回線設定
レベル設定手段45によって、上記の多重化手段44の
出力を選択する。
【0149】こうして、第10の発明によれば、上記の
第2の形式の伝送フレームのレベルにおける回線交換
(クロスコネクト)を行う構成から、必要に応じて、上
記の第1の形式の伝送フレームのレベルにおける回線交
換(クロスコネクト)を行う構成に切り替える際には、
上記の第1の形式の伝送フレームのレベルにおける回線
の接続が連続的に移行することができる。
【0150】[第11の発明の作用]図28に示される
第11の発明の基本形態の構成においては、第1の多重
分離手段51に、各々第1の形式の伝送フレームに含ま
れて伝送される複数チャネルの第1の信号のうち少なく
とも1つが入力され、この少なくとも1つの第1の信号
はそれぞれ、該少なくとも1つの第1の信号の各々が収
容し各々が第2の形式の伝送フレームに含まれる複数の
第2の信号に多重分離される。第2の多重分離手段52
においても同様に、各々上記の第1の形式の伝送フレー
ムに含まれて伝送される複数チャネルの第3の信号のう
ち少なくとも1つを入力し、この少なくとも1つの第1
の信号はそれぞれ、該少なくとも1つの第3の信号の各
々が収容し、各々が上記の第2の形式の伝送フレームに
含まれる複数の第4の信号に多重分離される。次に、低
次信号選択手段53において、上記の第2の信号および
上記の第4の信号の何れか一方が選択される。そして、
多重化手段55において、上記の低次信号選択手段53
にて選択された信号が複数多重化され、各々が上記の第
1の形式の伝送フレームに含まれる複数の第5の信号が
生成される。最後に、選択手段56において、上記の第
1、第3、および、第5の信号のうち何れかが選択され
る。
【0151】こうして、第11の発明によれば、各々が
複数の第1の形式の伝送フレームを収容する第2の形式
の伝送フレームを更に複数チャネル多重化して各方向に
伝送し得る双方向伝送路上に位置して、これら双方向の
うち何れの方向に伝送される、上記の複数チャネル多重
化された信号に対しても低次群信号を挿入(アド)し
得、且つ、何れか一方の方向から伝送されてきた上記の
複数チャネル多重化された信号から選択して低次群信号
を取り出す(ドロップ)するアド・ドロップ・マルチプ
レクス装置において、上記の選択して取り出す低次群信
号の方向を、上記の複数チャネル多重化された信号中の
個々の第1の形式の伝送フレームの信号単位で切り替え
るか、或るいは、それら第1の形式の伝送フレームの信
号が含む個々の第2の形式の伝送フレームの信号の単位
で切り替えるかを選択することができる。
【0152】図29に示される第11の発明の第2の形
態の構成においては、図28の構成における選択手段5
6は、高次/低次選択手段57、および、高次信号選択
手段59を具備し、高次/低次選択手段57は、上記の
第1の信号と上記の第5の信号との何れか一方を選択
し、高次信号選択手段59は、上記の高次/低次選択手
段57にて選択された信号と上記の第3の信号との何れ
か一方を選択する。
【0153】更に、図29に破線で示されているよう
に、低次信号選択制御手段54、および、高次信号選択
制御手段58を具備する場合には、低次信号選択制御手
段54において、上記の第3の信号および上記の第4の
信号をモニタして、該モニタ結果に応じて上記の第3の
信号および上記の第4の信号の何れか一方を選択するよ
うに上記の低次信号選択手段53を制御し、高次信号選
択制御手段58においては、上記の高次/低次選択手段
57にて選択された信号と上記の第3の信号とをモニタ
して、該モニタ結果に応じて上記の高次/低次選択手段
57にて選択された信号と上記の第3の信号との何れか
一方を選択するように上記の高次信号選択手段59を制
御する。
【0154】[第12の発明の作用]図31に示される
第12の発明のライン伝送容量を増加する方法の基本手
順によれば、第1のステップS1にて、上記のドロップ
信号選択手段25が上記の第2の信号入力手段93によ
って入力される上記のnチャネルの第8の信号を選択し
て上記の第3の伝送路上に図17に示されているものと
同様のnチャネルの選択された信号として送出するよう
に該ドロップ信号選択手段25を制御し、上記のアド信
号分配手段26が上記の第3の信号を上記の第1の信号
出力手段92に上記の第9の信号として供給するように
該アド信号分配手段26を制御する。これにより、図3
0の構成の第1の信号入力手段91および第2の信号出
力手段94が使用されない状態となる。次に、第2のス
テップS2にて、上記の第1の信号入力手段91を図1
7に示されているものと同様の第1のパーシャル・ドロ
ップ手段21に、上記の第2の信号出力手段94を図1
7に示されているものと同様の第2のパーシャル・アド
手段24に、そして、上記の第1の双方向伝送路81を
図17に示されているものと同様の第1および第2の伝
送路に、それぞれ置き換える。そして、第3のステップ
S3にて、上記のドロップ信号選択手段25が上記の第
1のパーシャル・ドロップ手段21から出力される、図
17に示されているものと同様のnチャネルの第1の信
号を選択して上記の第3の伝送路上に供給するように制
御し、上記のアド信号分配手段26が上記の第3の信号
を上記の第1のパーシャル・アド手段23に図17に示
されているものと同様の第2の信号として供給するよう
に制御する。これにより、今度は、図30の構成の第2
の信号入力手段93および第1の信号出力手段92が使
用されない状態となる。そこで、第4のステップS4に
て、上記の第2の信号入力手段94を図17に示されて
いるものと同様の第2のパーシャル・ドロップ手段23
に、上記の第2の信号出力手段93を図17に示されて
いるものと同様の第1のパーシャル・アド手段22に、
そして、該第2の信号入力手段94および第2の信号出
力手段93に接続されていた上記の第2の双方向伝送路
82を図17に示されているものと同様の第1および第
2の伝送路に、それぞれ置き換える。こうして、図30
の構成が、使用状態のまま(通信を中断することな
く)、図17の構成に置き換えられた。
【0155】[第13の発明の作用]図32に示される
第13の発明の通信ネットワークの伝送容量を増加する
方法においては、各々が図30に記載の構成を有する、
複数のアド・ドロップ・マルチプレックス装置を双方向
伝送路によって接続してなる通信ネットワークにおい
て、1本の双方向伝送路によって直接接続される、隣合
うアド・ドロップ・マルチプレックス装置の各々におい
て、該各々のアド・ドロップ・マルチプレクス装置が上
記の第1および第2のステップを実行する前のものであ
るときは上記の一本の双方向伝送路を上記の第1の双方
向伝送路と見なして該第1および第2のステップを実行
し、該各々のアド・ドロップ・マルチプレクス装置が上
記の第1および第2のステップを実行した後のものであ
るときは上記の一本の双方向伝送路を上記の第2の双方
向伝送路と見なして上記の第3および第4のステップを
実行する(第5のステップST1)。そして、上記の第
5のステップの動作を上記の通信ネットワーク内の全て
の隣合うアド・ドロップ・マルチプレックス装置につい
て繰り返す(第6のステップST2)。
【0156】すなわち、第12および第13の発明によ
れば、各々が複数の第1の形式の伝送フレームを収容す
る第2の形式の伝送フレームを更に複数チャネル多重化
して所定の多重度の信号として各方向に伝送し得る双方
向伝送路上に位置して、これら双方向のうち何れの方向
に伝送される、上記の複数チャネル多重化された信号に
対しても低次群信号を挿入(アド)し得、且つ、何れか
一方の方向から伝送されてきた上記の複数チャネル多重
化された信号から選択して低次群信号を取り出す(ドロ
ップ)するアド・ドロップ・マルチプレクス装置におい
て、該アド・ドロップ・マルチプレクス装置の通信機
能、すなわち、上記の伝送路を介して他のノードとの間
の通信機能を維持したままで該伝送路の伝送容量を増加
することができる。
【0157】[第14の発明の作用]図33に示される
第14の発明のアド・ドロップ・マルチプレクス装置の
基本構成においては、第1の伝送フレーム変換手段11
1によって、各々が少なくとも1つの第1の形式の伝送
フレームを含む第2の形式の伝送フレームの形を有する
複数の第1の信号が、各々が上記の第1の形式の伝送フ
レームの形を有する複数の第2の信号に変換され、クロ
スコネクト手段112によって、上記の複数の第1の信
号それぞれに対応して上記の第1の伝送フレーム変換手
段111にて変換された上記の複数の第2の信号と、各
々が上記の第1の形式の伝送フレームの形を有する複数
の第3の信号をとからなる信号全体の間で回線交換を行
い、各々が上記の第2の形式の伝送フレームの形を有し
上記の複数の第1の信号に対応する複数の第4の信号
と、各々が上記の第1の形式の伝送フレームの形を有す
る複数の第5の信号として出力される。そして、第2の
伝送フレーム変換手段113によって、上記のク複数の
第4の信号は、各々が上記の第2の形式の伝送フレーム
の形を有する複数の第6の信号に変換される。
【0158】すなわち、第14の発明によれば、各々が
複数の第1の形式の伝送フレームを収容する第2の形式
の伝送フレームを更に複数チャネル多重化してなる伝送
フレーム内の全ての第2の形式の伝送フレーム内の全て
の第1の形式の伝送フレームの信号相互の間で回線交換
(クロスコネクト)を行うことができる。また、上記の
第2の形式の伝送フレームのレベルにおける回線交換
(クロスコネクト)機能、および、上記の第1の形式の
伝送フレームのレベルにおける回線交換(クロスコネク
ト)機能を1つのクロスコネクトユニットによって同時
に実現することができる。
【0159】[第15の発明の作用]図34に示される
ように、パス・プロテクションスイッチ301と低次群
側インターフェイス・ユニット303とを有してなる構
成において、第15の発明によって、低次群側インター
フェイス・ユニット303が具備する低次群側インター
フェイス・ユニット303は、その低次群側インターフ
ェイス・ユニット303の種別を表示し、この表示は、
ユニット種別認識手段305によって認識され、切り替
えレベル決定手段306は、この認識された表示に基づ
いて、低次群側インターフェイス・ユニット303が出
力する低次群信号が第1の形式の伝送フレームに対応す
るか、或るいは、第2の形式の伝送フレームに対応する
かを決定する。そして、レベル設定制御手段307は、
この決定に基づいて、パス・プロテクションスイッチ3
01が具備するスイッチレベル設定手段302を制御す
る。これにより、パス・プロテクションスイッチ301
における、第2の信号および第4の信号のうち一方を選
択して出力する動作を、上記第1の形式の伝送フレーム
の単位で切り替えるか、或るいは、上記第2の形式の伝
送フレームの単位で切り替えるかの設定が、低次群側イ
ンターフェイス・ユニット303の種別に応じて行われ
る。
【0160】こうして、低次群側の各インタフェース・
ユニットでなく、高次群側の共通部にパス・プロテクシ
ョンスイッチ回路を持った場合、低次群側に実装される
インタフェ−ス・ユニットにより、パス・プロテクショ
ンスイッチングを行う信号の種類が異なる場合にも、パ
ス・プロテクションスイッチングを行う信号の種類(レ
ベル)を、低次群側のインタフェ−スユニットの種類に
応じて自動的に設定出来るようになる。
【0161】[第16の発明の作用]図35に示される
ように、パス・プロテクションスイッチ301、低次群
側インターフェイス・ユニット303、そして、パス・
プロテクションスイッチ301にて選択されるべき2系
統の信号(各々が第1の形式の伝送フレームに含まれて
伝送され、更に該各々が第2の形式の伝送フレームに含
まれる複数チャネルの第1の信号を多重化して含む、複
数チャネルの第2の信号と、各々が第1の形式の伝送フ
レームに含まれて伝送され、更に該各々が第2の形式の
伝送フレームに含まれる複数チャネルの第3の信号を多
重化して含む、複数チャネルの第4の信号)それぞれの
チャネル入れ替えを行う第1および第2のクロスコネク
ト手段311および312を有してなる構成において、
第1および第2のクロスコネクト手段311および31
2各々において、第2または第4の信号の複数のチャネ
ル間のチャネル入れ替え、或るいは、複数チャネルの第
2または第4の信号内で多重化される複数チャネルの第
1または第3の信号の間でのチャネル入れ替えの何れの
レベルでのチャネル入れ替えを行うかを設定可能である
ものである。これら第1および第2のクロスコネクト手
段311および312におけるチャネル入れ替えのレベ
ルの設定はそれぞれ第1および第2のクロスコネクトレ
ベル設定手段313および314によって行われるが、
第1および第2のクロスコネクトレベル設定手段313
および314チャネル入れ替えのレベルの設定は、パス
・プロテクションスイッチ301を介して下流に位置す
る低次群側インターフェイスユニット303におけるパ
ス・プロテクションスイッチングのレベルの設定に対応
すべきものであるので、第16の発明においては、クロ
スコネクトレベル入力手段317から入力された、第1
および第2のクロスコネクトレベル設定手段313およ
び314チャネル入れ替えのレベルの設定を指定するレ
ベル指定情報に基づいて、切り替えレベル決定手段31
9によって、パス・プロテクションスイッチ301にお
いてパス・プロテクションスイッチングを行うべきレベ
ルを決定し、スイッチレベル設定制御手段320によっ
て、この決定に基づいて、パス・プロテクションスイッ
チ301に設けられたスイッチレベル設定手段302を
制御する。
【0162】こうして、例えば、前述のとおりに低次群
側にOC−NまたはSTS−Nインタフェ−スを持った
時に、STSレベルのクロスコネクト、及び、VTレベ
ルのクロスコネクトに対応しようとした場合、クロスコ
ネクトを行う信号の種類が変ったときも、自動的にパス
・プロテクションスイッチを行う信号の種類も変更され
て、STS、及び、VT信号のパス・プロテクションス
イッチに対応することができる。よって、1種類の低次
群側インタフェ−ス信号に対し、複数の信号レベルのク
ロスコネクトが行われる場合でも、各信号の種類に合っ
たパス・プロテクションスイッチングを行うことができ
るアド・ドロップ・マルチプレクス装置を提供すること
を目的とする。
【0163】[第17の発明の作用]図36および図3
7に示される第17の発明の構成によれば、Nおよびn
をN≧nを満たす整数として、各々が複数のチャネルの
低次信号を多重化して含み、第1の伝送路上を伝送され
てきたNチャネルの第1の信号のうちnチャネルは、第
1のパーシャル・ドロップ手段21にてドロップ信号と
して選択され、次に、第1のクロスコネクト手段351
にて、上記の複数のチャネルの低次信号のタイムスロッ
トを入れ替えられた後、ドロップ信号選択手段350に
供給される。
【0164】同様に、各々が複数のチャネルの低次信号
を多重化して含み、第2の伝送路上を伝送されてきたN
チャネルの第2の信号のうち、上記の第1のパーシャル
・ドロップ手段21にて選択された上記のnチャネルの
第1信号に対応するnチャネルは、第2のパーシャル・
ドロップ手段23にてドロップ信号として選択され、次
に、第2のクロスコネクト手段353にて、上記の複数
のチャネルの低次信号のタイムスロットを入れ替えられ
た後、ドロップ信号選択手段350に供給される。そし
て、これら互いに対応する各チャネルの第1および第2
の信号のうち一方がドロップ信号選択手段350にて選
択され、多重分離手段3541,...354n に供給される。
多重分離手段3541,...354n では、各チャネルの選
択された信号が多重分離されて、合計n組の複数の低次
信号として出力される。
【0165】また、複数のチャネルの低次信号n組がそ
れぞれ多重化手段3561,...356n に入力され、多重化
され、nチャネルの第3の信号が生成される。これらn
チャネルの第3の信号は、第3および第4のクロスコネ
クト手段358,357にて、これらnチャネルの第3
の信号が含む上記の複数のチャネルの低次信号のタイム
スロットが入れ替えられ、第1およびのパーシャル・ア
ド手段22および24に供給され、それぞれ、上記の第
1および第2の伝送路上に送出される信号にアドされ
る。
【0166】こうして、図36および図37に示される
第17の発明の構成によれば、低次信号に多重分離する
多重分離手段3541,...354n が、パス・プロテクシ
ョンスイッチ機能を有するドロップ信号選択手段350
の下位に設けられているので、同じ機能を持つ多重分離
部が、West側用とEast側用とで2つ必要となる
従来構成と比較して回路規模が小さくなり、回路規模を
削減したアド・ドロップ・マルチプレクス装置が実現さ
れる。
【0167】[第18の発明の作用]図38に示される
ように、第1の回路パッケージ501と第2の回路パッ
ケージ505との間には、第1の信号線504が存在し
ている。この第1の信号線504は、少なくとも第1の
回路パッケージ501における第1のオーバーヘッド挿
入/抽出回路502が使用されているときには他の用途
には使用されていないものとする。第1のオーバーヘッ
ド挿入/抽出回路502が前記第1の回路パッケージ5
01に収容されるとき(すなわち、第1のオーバーヘッ
ド挿入/抽出回路502が第1の回路パッケージ501
内で使用されるとき)に、第1の信号線504は第1の
接続手段503によって第1のオーバーヘッド挿入/抽
出回路502に接続され、且つ、第2の信号線504は
第2の接続手段507によって第2の信号線508に接
続される。こうして、第1のオーバーヘッド挿入/抽出
回路502が第1の回路パッケージ501内で使用され
るときには、第1のオーバーヘッド挿入/抽出回路50
2は、第1および第2の信号線504,508を介して
オーバーヘッド情報処理ユニット509と接続される。
また、第1の信号線504は、第1の回路パッケージ5
01における第1のオーバーヘッド挿入/抽出回路50
2が使用されているとき以外には他の用途に使用するこ
とが可能である。。
【0168】このように、第18の発明によれば、サー
ビス信号の種類に応じて設けられる位置の異なる信号終
端回路とオーバーヘッド情報処理ユニットとの間でオー
バーヘッド情報を転送するための信号パスを効率的に形
成することにより回路規模を削減したアド・ドロップ・
マルチプレクス装置が提供される。 [第19の発明の作用]第19の発明によれば、図65
に1例を示すように、前記第1の光インターフェイスユ
ニット405の出力の前記第1の方向に伝送される前記
複数の高次信号間のチャネル入れ替えを行うと共に、前
記第2の光インターフェイスユニット406の出力の前
記第2の方向に伝送される前記複数の高次信号間のチャ
ネル入れ替えを行う第1のクロスコネクトユニット41
1と、前記第1の光インターフェイスユニット405の
出力の前記第1の方向に伝送される前記複数の高次信号
に含まれる複数の低次信号間のチャネル入れ替えを行う
と共に、前記第2の光インターフェイスユニット406
の出力の前記第2の方向に伝送される前記複数の高次信
号に含まれる複数の低次信号間のチャネル入れ替えを行
う第2のクロスコネクトユニット412とを第3の回路
パッケージ402内に構成するので、光インタフェース
のパッケージ401および403の負担を軽減し、クロ
スコネクトの制御を一ケ所で集中的に行うことができ、
効率化がはかれれる。
【0169】[第20の発明の作用]第20の発明によ
れば、図66に1例を示すように、高次信号のクロスコ
ネクト機能を両側の光インターフェイスユニットと同じ
回路パッケージに分割して収容し、低次信号のクロスコ
ネクト機能を1つの回路パッケージに収容する為、回路
パッケージ422の負担を軽減することができ、装置の
ハードウェア負担を平均化する(物理的サイズの大小を
少なくする)ことにより、パッケ−ジを架又は、シェル
フに収納するための実装の効率化をはかることができ
る。
【0170】[第21の発明の作用]第21の発明によ
れば、図67に1例を示すように、各光インターフェイ
スユニットおよび高次信号および低次信号のクロスコネ
クトユニットを信号の伝送方向別に別々の回路パッケー
ジに収容しているおり、特に、クロスコネクト機能を方
向別に分割して別々の回路パッケージに収容することに
より、各方向に伝送される信号に係わる処理が各々一つ
のパッケ−ジ内で実行できるため、パッケ−ジ間の物理
的配線が不要となる。更に、シェルフの配線量を軽減で
きる他、各パッケ−ジ間を接続するコネクタの小形化等
も図れる。
【0171】[第22の発明の作用]第22の発明によ
れば、図68に1例を示すように、上記の第21の発明
の第1および第2の回路パッケージ441および442
から、それぞれ、低次信号のクロスコネクト機能を分離
して、これらを第3の回路パッケージ463上に第3の
クロスコネクトユニット471として構成したものであ
る。したがって、各方向のパッケージ461および46
2へのハードウェア負荷を軽減(装置全体として平均
化)することができる。
【0172】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明する。 [第1および第2の発明の実施例]図39は第1および
第2の発明の実施例の構成を示す図である。図39にお
いて、101は、OC−12の高次群光信号を電気信号
に変換(O/E)し、多重分離(DMUX)して12個
のSTS−1信号として出力する受信部である。102
1 〜1023 は、低次群側の3つのチャネルに対応して
設けられた3つの12:1セレクタであって、それぞれ
対応する低次群側のチャネルに出力(ドロップ)する1
つのSTS−1信号を上記の12個のSTS−1信号よ
り選択する。1051 〜10512は、高次群側の12個
のチャネルに対応して設けられた12個の3:1セレク
タであって、各々が低次群側からの3つのSTS−1信
号のうち、各々が対応する高次群側信号に挿入すべき1
つのSTS−1信号を選択して、対応する2:1セレク
タ1081 〜10812に供給する。1081 〜10812
は高次群側の12個のチャネルに対応して設けられた1
2個の2:1セレクタであって、各々が対応する3:1
セレクタ1051 〜10512から供給された上記の対応
する高次群側信号に挿入すべき1つのSTS−1信号
と、上記の受信部101より出力された対応するSTS
−1信号とのうち、何れか一方を選択(スルー/アド選
択)して、送出すべき高次群側信号(STS−1信号)
として送出部109に供給する。送出部109は、上記
の12個の2:1セレクタ1081 〜10812にてそれ
ぞれ選択された信号を多重化し、光信号に変換して光伝
送路上にOC-12信号として送出する。ここで、選択され
た3個のSTS−1はシェルフのバック・プレーン上の
配線を、OC−3の場合と共用して使用できる。また、
残された9個のSTS−1のスルーのための接続はあら
かじめ、バック・プレーン上に配線しておくか、もしく
は、ユニットの前面にて配線する。
【0173】図39の構成において、受信部101およ
び3つの12:1セレクタ1021〜1023 は、図9
のパーシャル・ドロップ手段1および第1のクロスコネ
クト手段7を実現しており、図39の送出部109およ
び12個の2:1セレクタ1081 〜10812は、図9
のパーシャル・アド手段2を実現し、図39の12個の
3:1セレクタ1051 〜10512は、図9の第2のク
ロスコネクト手段8を実現している。
【0174】[第12および第13の発明の実施例]図
40〜図42は、イン・サ−ビスで運用中のOC−3パ
ス・スイッチリングからOC−12のパス・スイッチリ
ングにサ−ビスに影響を与えることなく、アップグレ−
ドする過程を示したものである。図40は、第12およ
び第13の発明を適用する通信ネットワークの(発明の
方法の適用前の)構成例を示すものであり、図41は、
第12および第13の発明の方法の実施途中の構成例を
示すものであり、図42は、第12および第13の発明
の方法の実施後の構成例を示すものである。この例で
は、現用(work)および予備用(protection)の双方向
の伝送路上にA、B、および、C局を配置してなるリン
グ型通信ネットワークにおいて、B局とC局との間でサ
ービス信号の伝送を行っている場合を例にとっており、
A局では信号はスル−状態となるように設定されている
ものとする。図40の構成では、BおよびC局では各々
図30のような構成を有しているものとする。
【0175】まず、B局とC局との間の光伝送路をOC
−3からOC−12に変更するために、図30のパス・
スイッチ(ドロップ信号選択手段25)をB局とC局と
の間の光伝送路を使用しない方向に、すなわち、B→A
→C局の方向に信号が伝送されるように、自動または手
動で切り替える(図31の第12の発明のステップS
1)。そして、B局とC局との間の光伝送路側の高次群
インターフェイス(図30の第1の信号入力手段91お
よび第2の信号出力手段94に対応)をOC−3用から
OC−12用に交換する(図31の第12の発明のステ
ップS2)。次に、B→C局間の方向に信号が伝送され
るようにパス・スイッチを切り替え(図31の第12の
発明のステップS3)、B局におけるA局側のインター
フェイス(図30の第2の信号入力手段93および第1
の信号出力手段92に対応)、C局におけるA局側のイ
ンターフェイス(図30の第2の信号入力手段93およ
び第1の信号出力手段92に対応)、B−A間の伝送
路、A−C間の伝送路、および、A局をOC−12用に
アップグレ−ドする(図31の第12の発明のステップ
S4)。これらの手順によって、サービスの中断なしに
OC−3の通信ネットワークからOC−12の通信ネッ
トワークへのアップグレードが行われる。ここで、この
ようなアップグレードを可能にする手段として、装置が
持つ2つの高次群インタフェースは独立にOC−3→O
−12の設定ができ、また、片側がOC−3用で他の側
がO−12用であるというように混在できる構成(図3
0の構成から図17の構成参照)とした。
【0176】[第1〜第4の発明の実施例]図43は、
第1〜第4の発明の実施例の構成を示す図である。図4
3は、低次群側の複数の信号(例えば、DS1信号)の
チャネルから高次群のOC−N(例えば、OC−12)
信号の中のn個(例えば、3個)のSTS−1信号にア
クセス(アドおよびドロップ)するための構成の1例で
ある。ここでは、N=12、n=3の場合について説明
する。
【0177】図43において、110は高次群ユニッ
ト、120は低次群ユニットである。高次群ユニット1
10において、111はそれぞれ高次群(OC−12)
受信インターフェイス・ユニット、112および116
はそれぞれSTS(synchronoustransport signal)TS
A(time slot assignment)ユニット、113はアド/ス
ルー選択用セレクタ群、114はSTS PTR制御(p
ointer processing)ユニット、そして、115は高次群
(OC−12)送信インターフェイス・ユニットであ
る。低次群ユニット120において、121および12
4はVT(virtual tributary)PTR制御(pointer proc
essing)ユニット、122および124はVT(virtual
tributary)TSA(time slot assignment)ユニット、1
23は低次群インターフェイス・ユニット、126は低
次信号アド/スルー選択用セレクタ群である。
【0178】高次群ユニット110は、前述の図39の
構成に対応するものであって、高次群(OC−12)受
信インターフェイス・ユニット111は、OC−12信
号を受信して、12個のSTS−1信号に分離(DMU
X)する。また、高次群(OC−12)送信インターフ
ェイス・ユニット115は、12個のSTS−1信号を
多重化(MUX)してOC−12の光信号として光伝送
路上に送出する。STS(synchronous transport signa
l)TSA(time slot assignment)ユニット112では、
分離された12個のSTS−1信号の中から低次群側へ
ドロップするSTS−1を選択する、12:1の3個の
選択部から構成される。STS(synchronous transport
signal)TSA(time slot assignment)ユニット116
は、低次群ユニット120より出力されるアドされるべ
き3つのSTS−1信号の中から1 つを選択する3:1
のセレクタを、出力すべきOC−12信号に含まれる1
2個のSTS−1信号に対応して12個有する。アド/
スルー選択用セレクタ群113には、出力すべきOC−
12信号に含まれる12個のSTS−1信号としてそれ
ぞれ、高次群ユニット110をスルーした信号を選択す
るか、低次群ユニット120から入力された信号を選択
するかのアド・スルー選択を行う2:1のセレクタが1
2チャンネル分存在する。STS PTR制御(pointer
processing)ユニット114は、このアド・ドロップ・
マルチプレクス装置より送出されるSTS−1信号のフ
レーム(一般にはSTS−m信号のフレーム、mは整
数)に収容されるサービス信号の単位(例えば、VT
1.5)のフレーム内での先頭位置(位相)を示す情
報、すなわち、ポインタ情報を、入力したSTS−1信
号のフレームの位相と、そのフレーム内のポインタ値、
および、このアド・ドロップ・マルチプレクス装置より
送出されるSTS−1信号のフレームの位相とに基づい
て求め、このアド・ドロップ・マルチプレクス装置より
送出されるSTS−1信号のフレームのオーバーヘッド
部の所定の位置に書き込むものである。また、入力した
STS−1信号の周波数がこのアド・ドロップ・マルチ
プレクス装置より送出されるSTS−1信号の周波数と
異なる場合には、送出されるSTS−1信号のフレーム
のオーバーヘッド部の所定の位置に設けられたスタッフ
・デスタッフ用のパイトを用いて、スタッフ・デスタッ
フ制御をも行うことができる。すなわち、STS PT
R制御(pointer processing)ユニット114は、図3,
4,6,7等の構成における位相・周波数制御手段5に
相当する。
【0179】図示は省略しているが、高次群ユニット1
10から低次群ユニット120に至る経路にはSTS信
号終端ユニットを設けることができ、STS−1信号を
終端して、複数のVT信号を含む各STS−1信号のS
TS SPE(synchronous payload envelope)を多重分
離して複数のVT信号としてパラレルに(或るいは、シ
リアルに)低次群ユニット120に供給することができ
る。また、低次群ユニット120から高次群ユニット1
10に至る経路にもSTS信号生成ユニットを設けても
よく、低次群ユニット120から出力された複数のVT
信号、或るいは、パラレルに(或るいは、シリアルに)
出力された複数のVT信号をSTS−1信号のSTS
SPE(synchronous payload envelope)に収容して高次
群ユニット110に供給してもよい。
【0180】低次群ユニット120においては、VT(v
irtual tributary)ポインタ制御(pointer processing)
ユニット121は、このアド・ドロップ・マルチプレク
ス装置において処理されるVT信号(例えば、VT1.
5)のフレームに収容されるサービス信号の単位のフレ
ーム内での先頭位置(位相)を示す情報、すなわち、ポ
インタ情報を、入力したVT信号のフレームの位相と、
そのフレーム内のポインタ値、および、このアド・ドロ
ップ・マルチプレクス装置において処理されるVT信号
のフレームの位相とに基づいて求め、このアド・ドロッ
プ・マルチプレクス装置において処理されるVT信号の
フレームの所定の位置に書き込むものである。また、入
力したVT信号の周波数がこのアド・ドロップ・マルチ
プレクス装置において処理されるVT信号の周波数と異
なる場合には、このアド・ドロップ・マルチプレクス装
置において処理されるVT信号のフレームの所定の位置
に設けられたスタッフ・デスタッフ用のパイトを用い
て、スタッフ・デスタッフ制御をも行うことができる。
VT PTR制御(pointer processing)ユニット121
は、図14および図16の第1の位相・周波数制御手段
15に相当する。
【0181】VT(virtual tributary)TSA(time slo
t assignment)ユニット122は、複数のVT信号間の
チャネル入れ替えを行う部分である。VT(virtual tri
butary)TSA(time slot assignment)ユニット122
は、図13および図14の第1のクロスコネクト手段1
3に相当する。低次群インターフェイス・ユニット12
3は、VT(virtual tributary)TSA(time slot assi
gnment)ユニット122にてチャネル入れ替えされた複
数のVT信号を終端して、例えば、DS1信号として低
次群側伝送路上に送出する。また、低次群側伝送路上か
らDS1信号等を受信してVT信号を生成(VT信号フ
レームに収容)してVT(virtual tributary)ポインタ
制御(pointer processing)ユニット124に供給する。
【0182】VT(virtual tributary)ポインタ制御(po
inter processing)ユニット124は、このアド・ドロ
ップ・マルチプレクス装置において処理されるVT信号
(例えば、VT1.5)のフレームに収容されるサービ
ス信号の単位のフレーム内での先頭位置(位相)を示す
情報、すなわち、ポインタ情報を、低次群インターフェ
イス・ユニット123から入力したVT信号のフレーム
の位相と、そのフレーム内のポインタ値、および、この
アド・ドロップ・マルチプレクス装置において処理され
るVT信号のフレームの位相とに基づいて求め、このア
ド・ドロップ・マルチプレクス装置において処理される
VT信号のフレームの所定の位置に書き込むものであ
る。また、入力したVT信号の周波数がこのアド・ドロ
ップ・マルチプレクス装置において処理されるVT信号
の周波数と異なる場合には、このアド・ドロップ・マル
チプレクス装置において処理されるVT信号のフレーム
の所定の位置に設けられたスタッフ・デスタッフ用のパ
イトを用いて、スタッフ・デスタッフ制御をも行うこと
ができる。VT PTR制御(pointer processing)ユニ
ット124は、図14および図16の第2の位相・周波
数制御手段16に相当する。
【0183】VT(virtual tributary)TSA(time slo
t assignment)ユニット125は、VT PTR制御(po
inter processing)ユニット124から供給された複数
のVT信号間のチャネル入れ替えを行う部分である。V
T(virtual tributary)TSA(time slot assignment)
ユニット125は、図13および図14の第2のクロス
コネクト手段14に相当する。
【0184】低次信号アド/スルー選択用セレクタ群1
26は、VT(virtual tributary)ポインタ制御(pointe
r processing)ユニット121から直接に、スルーパス
127を経て供給されるVT信号、および、VT(virtu
al tributary)TSA(time slot assignment)ユニット
125から供給されるVT信号の何れかを選択して低次
群ユニット120の出力とするものである。このスルー
パス127を含む構成は、図15および図16のスルー
接続手段19に相当する。
【0185】図44は、図43のVT PTR制御(poi
nter processing)ユニット121および124の構成例
を示すものである。図44において、131は多重分離
部、1321 〜13228はポインタ検出部、1331
13328はエラスティック・ストア、1341 〜134
28はポインタ生成部、そして、135は多重化部であ
る。多重分離部131は、複数のVT信号がSTS S
PE(synchronous payload envelope)に含まれる形で供
給された時に、このSTS SPE(synchronouspayloa
d envelope)を複数のVT信号に分離するものである。
複数のVT信号の形でパラレルに供給されたときには多
重分離部131は不要である。同様に、多重化部135
も、複数のVT信号がSTS SPE(synchronous pay
load envelope)に含まれる形で出力されるときに、複数
のVT信号を多重化してSTS SPE(synchronous p
ayload envelope)を生成するものであり、複数のVT信
号の形でパラレルに出力されるときには不要である。ポ
インタ検出部1321 〜13228は、それぞれ、VT信
号の中のポインタ情報(例えば、V1〜V5バイト)を
検出し、抽出する。28個設けられているのは、1つの
STS−1信号に28個のVT1.5信号が含まれる
為である。抽出されたポインタ情報は、それぞれ、対応
するエラスティック・ストア1331 〜13328に記憶
される。そして、ポインタ生成部1341 〜13428
は、更新されるポインタ情報を求めて、VT信号に書き
込む。また、このとき、前述のスタッフ・デスタッフ制
御をも行うことができる。このような構成が、3つのS
TS−1信号に対応して3つ設けられる(1301 〜1
303 )。
【0186】図45は、図44の構成におけるポインタ
生成部1341 〜13428の構成例を示すものである。
図45において、141はエラスティック・ストアであ
って、入力したVT信号のV5バイト以外の部分を順次
出力すると共に、入力したVT信号のV5バイトのタイ
ミングを示す信号を出力するものである。142は入力
したVT信号に同期するクロック信号を発生するパルス
発生回路、143は、当該アド・ドロップ・マルチプレ
クス装置で生成するVT信号の先頭位置を決定するマス
タ・クロック信号、および、マスタ・クロック信号に同
期するクロック信号を発生するパルス発生回路、144
は、マスタ・クロック信号のタイミングを基準としてエ
ラスティック・ストア141からV5バイトのタイミン
グを示す信号が出力されるまでの時間を検出するカウン
タ、145はカウンタ144の出力をラッチするラッチ
回路、146は、2つのパルス発生回路142および1
43から出力されるクロック信号の間の位相差を検出し
て、その位相差に応じて、スタッフするか、デスタッフ
するかを制御するための、インクリメント要求信号、或
るいは、デクリメント要求信号を出力する位相比較回路
である。147は送信ポインタ演算部であって、上記の
ラッチ回路145にラッチされたV5バイトのタイミン
グ、すなわち、当該アド・ドロップ・マルチプレクス装
置にて処理されるVT信号内のV5バイトの位相情報
と、上記のインクリメント要求信号、或るいは、デクリ
メント要求信号とに基づいて、当該アド・ドロップ・マ
ルチプレクス装置にて処理されるVT信号内のV1およ
びV2バイトとして書き込むべきポインタ値を求めるも
のである。V1およびV2バイトとして書き込むべきポ
インタ値はインクリメント要求信号に応じて上記のV5
バイトの位相情報をインクリメントし、デクリメント要
求信号に応じて上記のV5バイトの位相情報をデクリメ
ントすることにより求められる。148は送信ポインタ
生成部であって、上記の送信ポインタ演算部147で求
めたポインタ値を示すように書き込むべきV1およびV
2バイトを生成する。そして、149はオーバーヘッド
挿入部であって、上記の書き込むべきV1およびV2バ
イトをエラスティック・ストア141から出力されたV
T信号のデータ部分に挿入し、更に、上記のインクリメ
ント要求信号、或るいは、デクリメント要求信号に応じ
て、スタッフバイトを挿入するか、1バイトデスタッフ
するかの制御を行うことにより、送信すべきVT信号を
生成する。
【0187】図46は、図43の構成におけるVT(vir
tual tributary)TSA(time slotassignment)ユニット
122および125の構成例を示すものである。図46
において、1501 〜1503 は多重分離部、1521
〜15228,15229〜15256, 15257〜15284
は84:1セレクタ、そして、1541 〜1543は多
重化部である。多重分離部1501 〜1503 は、複数
のVT信号がSTSSPE(synchronous payload envel
ope)に含まれる形で供給された時に、このSTS SP
E(synchronous payload envelope)を複数のVT信号に
分離するもので、3つSTS−1信号に対応して3つ設
けられている。複数のVT信号の形でパラレルに供給さ
れたときには多重分離部1501 〜1503 は不要であ
る。同様に、多重化部1541 〜1543 も、複数のV
T信号がSTS SPE(synchronous payload envelop
e)に含まれる形で出力されるときに、複数のVT信号を
多重化してSTS SPE(synchronous payload envel
ope)を生成するもので、3つSTS−1信号に対応して
3つ設けられている。多重化部1541 〜1543 も、
複数のVT信号の形でパラレルに出力されるときには不
要である。84:1セレクタ1521 〜15228,15
29〜15256, 15257〜15284は出力される3つ
STS−1信号に含まれる合計84個のVT信号に対応
して84個設けられており、84個の出力VT信号の各
々に入力側された84個のVT信号の何れを割り当てる
かの選択を行うものである。
【0188】[第8の発明の第1の実施例]図47は、
第8の発明の第1の実施例の構成を示す図である。図4
7は、前述の図24および図25の構成に相当する。図
47の実施例は、リニア構成の双方向伝送路に複数のア
ド・ドロップ・マルチプレクス装置が接続されるような
形式の通信システムにおいて、アド・ドロップ・マルチ
プレクス装置間で通信を行うための各アド・ドロップ・
マルチプレクス装置の構成を示すものである。このよう
なアド・ドロップ・マルチプレクス装置においては、以
下に述べるように、リニア構成の伝送路のEast側
(図の左側)に位置するアド・ドロップ・マルチプレク
ス装置との間で通信を行うか、West側(図の右側)
に位置するアド・ドロップ・マルチプレクス装置との間
で通信を行うかによって、ドロップする信号を選択する
ためのセレクタが設けられている。
【0189】図47において、161はタイミング制御
部、162はPLL部、163はタイミングパルス発生
部、164はパルス生成部、165はEast側高次群
側インターフェイス部、166はEast側ドロップ信
号VT PTR制御(pointerprocessing)部、167は
East側ドロップ信号クロスコネクト部、168はE
ast側アド信号クロスコネクト部、171は低次群側
インターフェイス部、172はドロップ信号セレクタ、
173はセレクタ制御部、174はアド信号VT PT
R制御(pointer processing)部、175はWest側高
次群側インターフェイス部、176はWest側ドロッ
プ信号VT PTR制御(pointer processing)部、17
7はWest側ドロップ信号クロスコネクト部、そし
て、178はWest側アド信号クロスコネクト部であ
る。タイミング制御部161は、システム内マスタータ
イミングを発生し、PLL部162は、システム内のマ
スタータイミングに同期したマスタークロックを発生す
る。タイミングパルス発生部163は各STS−1信号
に多重されている各VT信号のチャンネル位相を合わせ
るためのタイミングパルスを発生す。パルス生成部16
4は、各STS−1信号内に多重されている各VT信号
を、当該アド・ドロップ・マルチプレクス装置に同期さ
せるクロック乗り換えのためのリードクロックをPLL
部からのマスタークロックを用いて発生するものであ
る。East側ドロップ信号VT PTR制御(pointer
processing)部166は、タイミングパルス発生部16
1およびパルス生成部164からのタイミングパルスと
リードクロックに従ってVTポインタの付け替え、およ
び、スタッフ/デスタッフ制御を行う。これにより、各
STS−1信号中に多重されているVT信号の周波数お
よびVT信号のチャンネル位相を同期させられ、複数の
STS−1信号間にまたがってVT信号レベルのクロス
コネクトを行い、クロスコネクト後の信号を再び多重す
ることができるようになる。East側ドロップ信号ク
ロスコネクト部167は、高次群側から入力された複数
のSTS−1信号中に多重されているVT信号の回線設
定を複数のSTS−1信号に跨って行うものである。ド
ロップ信号セレクタ172は、上述のように、リニア構
成のネットワークに対応するため回線設定されている側
からのドロップ信号を各VT信号毎に選択するためのも
のである。制御部173は、リニア構成の伝送路のEa
st側(図の左側)に位置するアド・ドロップ・マルチ
プレクス装置との間で通信を行うか、West側(図の
右側)に位置するアド・ドロップ・マルチプレクス装置
との間で通信を行うかによって、通信を行う側からのド
ロップする信号を選択するようにドロップ信号セレクタ
172を各VT信号毎に制御する。低次群側インターフ
ェイス部171は、上記のドロップ信号セレクタ172
にて選択された側の複数のVT信号をN個のSTS S
PE(synchronous payload envelope)に収容して、更
に、バイト多重化し、STS−N信号として、或るい
は、更に光信号に変換してOC−N信号として低次群側
に送信する。また、低次群側からSTS−N信号、或る
いは、OC−N信号を受信して、複数のSTS−1信号
に分離し、更に、STS−1信号を終端して複数のVT
信号に分離する。これら複数のVT信号は、アド信号V
T PTR制御(pointer processing)部174にて、タ
イミングパルス発生部161およびパルス生成部164
からのタイミングパルスとリードクロックに従ってVT
ポインタの付け替え、および、スタッフ/デスタッフ制
御を行う。これにより、各STS−1信号中に多重され
ているVT信号の周波数およびVT信号のチャンネル位
相を同期させられ、複数のSTS−1信号間にまたがっ
てVT信号レベルのクロスコネクトを行い、クロスコネ
クト後の信号を再び多重することができるようにする。
そして、アド信号VT PTR制御(pointer processin
g)部174の出力は、West側アド信号クロスコネク
ト部178およびEast側アド信号クロスコネクト部
168に供給する。West側アド信号クロスコネクト
部178およびEast側アド信号クロスコネクト部1
68では、それぞれ、低次群側から入力された複数のS
TS−1信号中に多重されていたVT信号の回線設定を
複数のSTS−1信号に跨って行う。そして、West
側アド信号クロスコネクト部178およびEast側ア
ド信号クロスコネクト部168の出力は、West側高
次群側インターフェイス部175およびEast側高次
群側インターフェイス部165へ供給される。West
側高次群側インターフェイス部175は、上記のWes
t側アド信号クロスコネクト部178から出力された側
の複数のVT信号をN個のSTS SPE(synchronous
payload envelope)に収容して、更に、バイト多重化
し、STS−N信号として、或るいは、更に光信号に変
換してOC−N信号として高次群側に送信する。また、
East側高次群側インターフェイス部165も、上記
のWest側アド信号クロスコネクト部178から出力
された側の複数のVT信号をN個のSTS SPE(syn
chronous payload envelope)に収容して、更に、バイト
多重化し、STS−N信号として、或るいは、更に光信
号に変換してOC−N信号として高次群側に送信する。
【0190】従来、低次群側インタフェース信号がOC
−NやSTS−Nであった場合、STS−1単位のクロ
スコネクトしか行えず、また、クロスコネクトの単位が
STS−1単位であるためにパス・プロテクションもS
TS−1信号でしかスイッチを行えなかった。すなわ
ち、低次群側にOC−NまたはSTS−Nインタフェ−
スを持った時に、STSレベルのクロスコネクト及び、
VTレベルのクロスコネクトに対応しようとした場合
に、VTレベルのクロスコネクトができず、VTレベル
でクロスコネクトが必要なネットワ−クに対応すること
ができない問題があった。第8の発明、および、本実施
例の構成によれば、低次群側にOC−Nまたは、STS
−Nインタフェ−スを持った時に、STSレベル及びV
Tレベルのクロスコネクトについて両方とも対応可能に
することによって、STSレベルでアクセスが必要なリ
ニア構成のネットワ−クと、VTレベルでアクセスが必
要な、リニア構成のネットワ−クの両方に対応できるA
DM装置が実現された。
【0191】[第8の発明の第2の実施例]図48は、
第8の発明の第2の実施例の構成を示す図である。図4
8も、前述の図24および図25の構成に相当する。図
48の実施例の構成は、図47の構成におけるドロップ
信号セレクタ172をVTパス・プロテクションスイッ
チ170で置き換えた以外は、図47の構成と同一であ
る。図48の構成は、リング構成の双方向伝送路に複数
のアド・ドロップ・マルチプレクス装置が接続されるよ
うな形式の通信システムにおいて、アド・ドロップ・マ
ルチプレクス装置間で通信を行うための各アド・ドロッ
プ・マルチプレクス装置の構成を示すものである。この
ような通信システムにおいては、1方向の伝送路が現用
系、反対方向の伝送路が予備系として使用されるので、
各アド・ドロップ・マルチプレクス装置において上記の
VTパス・プロテクションスイッチ170は、以下に述
べるように、現用系伝送路からのドロップ信号と、予備
系伝送路からのドロップ信号との何れかをVT信号レベ
ルで選択するために設けられている。通常は現用系伝送
路からのドロップ信号を選択するが、現用系伝送路から
のドロップ信号に何か異常が発見されるか、切り替えの
指示を受けた時には、予備系伝送路からのドロップ信号
を選択するように各VT信号毎に切り替えられる。
【0192】従来、低次群側にOC−Nまたは、STS
−Nのインタフェ−スを持った時に、STSレベルのパ
ス・プロテクションスイッチでは、STS信号中に多重
されているVT信号に障害があった場合に、その障害チ
ャンネルを救済することができないという問題があっ
た。第8の発明、および、本実施例の構成によれば、低
次群側にOC−Nまたは、STS−Nのインタフェ−ス
を持った時においても、STSレベル及び、VTレベル
の各信号レベルに対し、パス・プロテクションスイッチ
が可能となる。すなわち、第8の発明、および、本実施
例の構成によれば、クロスコネクト後にVT信号のパス
・プロテクションスイッチ回路を設けることにより、低
次群側のインタフェースがOC−NまたはSTS−Nの
場合でのVTレベルのパス・プロテクションスイッチ・
リングのネットワークに対応することが可能であり、O
C−NまたはSTS−N信号中に多重されているVT信
号に障害があった場合でも、そのサービスを救済するこ
とができる。本実施例では、上述の如く、East側ド
ロップ信号VT PTR制御(pointer processing)部1
76およびWest側ドロップ信号VT PTR制御(p
ointer processing)部176において高次群側から入力
された各STS−1信号中に多重されている複数のVT
信号を1つのタイミングおよびクロックに同期させ、さ
らにWest側、East側のドロップ信号クロスコネ
クト部167および177によりクロスコネクトされた
後に、パス・プロテクションスイッチ170においてV
T信号単位のパス・プロテクションスイッチ動作を行う
ことにより、複数のSTS−1信号間にまたがってVT
信号のクロスコネクトを可能にすることができ、VT信
号レベルでの回線設定が必要なリング構成の通信ネット
ワ−クに対応することができるようになる。
【0193】[第1〜第9、第11、第12、および、
第14の発明の実施例]図49〜図52は、第1〜第
9、第11、第12、および、第14の発明の実施例の
構成を示すものである。図49において、191はEa
st側高次群(OC−3)側インターフェイス部、19
1 〜1923 はEast側高次群側パス・オーバーヘ
ッド検出部、1931 〜1933 はEast側高次群側
ポインタ制御部、194はEast側高次群側出力セレ
クタ、1951 〜1953 はEast側高次群側パス・
オーバーヘッド挿入部、図50において、196はWe
st側STSアド信号スイッチ部、197はEast側
STSドロップ信号スイッチ部、198はWest側V
Tアド信号スイッチ部、199はEast側VTドロッ
プ信号スイッチ部、200はEast側ドロップ信号セ
レクタ、201はEast側STSアド信号スイッチ
部、202はWest側STSドロップ信号スイッチ
部、203はEast側VTアド信号スイッチ部、20
4はWest側VTドロップ信号スイッチ部、205は
West側ドロップ信号セレクタ、図51において、2
061 〜2063 はWest側高次群側パス・オーバー
ヘッド挿入部、207はWest側高次群側出力セレク
タ、208はWest側高次群側インターフェイス部、
2091 〜2093 はWest側高次群側パス・オーバ
ーヘッド検出部、2101 〜2103 はWest側高次
群側ポインタ制御部、211はタイミング制御部、21
2はPLL部、213はパルス発生部、214はタイミ
ングパルス生成部、215は外部端末、216は制御
部、図52において、220はVTパス・プロテクショ
ンスイッチ部、2211 〜2213 は低次群側パス・オ
ーバーヘッド検出部、そして、2221 〜2223 は低
次群側ポインタ制御部である。図49〜図52の実施例
のアド・ドロップ・マルチプレクス装置は、各々がその
ベイロードにVT信号を収容するSTS−1(OC−
1)信号をバイト多重化してなるOC−3信号を双方向
に伝送する双方向光伝送路上に設けられ、低次群側に3
つのSTS−1信号をドロップし、低次群側より3つの
STS−1信号をアドするものとする。 図52のタイ
ミング制御部211は、システム内マスタータイミング
を発生し、PLL部212は、システム内のマスタータ
イミングに同期したマスタークロックを発生する。パル
ス生成部213は、各STS−1信号内に多重されてい
る各VT信号を、当該アド・ドロップ・マルチプレクス
装置に同期させるクロック乗り換えのためのリードクロ
ックをPLL部からのマスタークロックを用いて発生す
るものである。タイミングパルス発生部214は各ST
S−1信号に多重されている各VT信号のチャンネル位
相を合わせるためのタイミングパルスを発生する。
【0194】図49のEast側高次群側インターフェ
イス部191は、この例では、図示しない双方向光伝送
路1方向に伝送されてきたOC−3信号を受信して電気
信号に変換し、多重分離して3つのSTS−1信号とし
て出力し、且つ、3つのSTS−3信号を入力して多重
化し、光信号に変換してOC−3信号として上記の図示
しない双方向光伝送路を他方向に送信するものである。
East側高次群側パス・オーバーヘッド検出部192
1 〜1923 は、East側高次群側インターフェイス
部191から出力された上記の3つのSTS−1信号を
それぞれ入力して、パス・オーバーヘッドを検出してオ
ーバーヘッド処理するものである。East側高次群側
ポインタ制御部1931 〜1933 は、前述の各発明の
構成における位相・周波数制御手段に対応するものであ
って、タイミングパルス発生部214およびパルス生成
部213からのタイミングパルスとリードクロックに従
ってVTポインタの付け替え、および、スタッフ/デス
タッフ制御を行う。なお、スタッフ・デスタッフ用のパ
イトの挿入/削除は上記のEast側高次群側パス・オ
ーバーヘッド検出部1921 〜1923 にて行うことも
できる。
【0195】同様に、図51のWest側高次群側イン
ターフェイス部207は、この例では、上記の図示しな
い双方向光伝送路を上記の他方向に伝送されてきたOC
−3信号を受信して電気信号に変換し、多重分離して3
つのSTS−1信号として出力し、且つ、3つのSTS
−3信号を入力して多重化し、光信号に変換してOC−
3信号として上記の双方向光伝送路を上記の1方向に送
信するものである。West側高次群側パス・オーバー
ヘッド検出部2091 〜2093 は、West側高次群
側インターフェイス部208から出力された上記の3つ
のSTS−1信号をそれぞれ入力して、パス・オーバー
ヘッドを検出してオーバーヘッド処理するものである。
West側高次群側ポインタ制御部2101 〜2103
は、前述の各発明の構成における位相・周波数制御手段
に対応するものであって、タイミングパルス発生部21
4およびパルス生成部213からのタイミングパルスと
リードクロックに従ってVTポインタの付け替え、およ
び、スタッフ/デスタッフ制御を行う。なお、スタッフ
・デスタッフ用のパイトの挿入/削除は上記のWest
側高次群側パス・オーバーヘッド検出部2091 〜20
3 にて行うこともできる。
【0196】更に、図52の低次群側パス・オーバーヘ
ッド検出部2211 〜2213 は、図示しない低次群側
インターフェイス部から出力された3つのSTS−1信
号をそれぞれ入力して、パス・オーバーヘッドを検出し
てオーバーヘッド処理するものである。低次群側ポイン
タ制御部2221 〜2223 は、前述の各発明の構成に
おける位相・周波数制御手段に対応するものであって、
タイミングパルス発生部214およびパルス生成部21
3からのタイミングパルスとリードクロックに従ってV
Tポインタの付け替え、および、スタッフ/デスタッフ
制御を行う。なお、スタッフ・デスタッフ用のパイトの
挿入/削除は上記の低次群側パス・オーバーヘッド検出
部2211 〜2213 にて行うこともできる。
【0197】図50のWest側STSアド信号スイッ
チ部196は、West側高次群側インターフェイス部
208より出力すべき上記の3つのSTS−1信号それ
ぞれとして、East側高次群側インターフェイス部1
91から入力した上記の3つのSTS−1信号、およ
び、上記の低次群側インターフェイス部より入力した3
つのSTS−1信号のうち何れを選択するかを設定する
スイッチ(クロスコネクト)である。East側STS
ドロップ信号スイッチ部197は、低次群側へ出力する
3つのSTS−1信号としてそれぞれ、East側高次
群側インターフェイス部191から入力した上記の3つ
のSTS−1信号のうち何れを選択するかを設定するス
イッチである。West側VTアド信号スイッチ部19
8は、West側高次群側インターフェイス部208よ
り出力すべき上記の3つのSTS−1信号それぞれに収
容するVT信号として、East側高次群側パス・オー
バーヘッド検出部1921 〜1923 より出力されEa
st側高次群側ポインタ制御部1931 〜1933 にて
位相・周波数制御された、3つのSTS−1信号に収容
されているVT信号と、低次群側パス・オーバーヘッド
検出部2211 〜2213 より出力され低次群側ポイン
タ制御部2221 〜2223 にて位相周波数制御された
3つのSTS−1信号に収容されているVT信号とのう
ち何れを選択するかを設定するスイッチである。Eas
t側VTドロップ信号スイッチ部199は、低次群側へ
出力する3つのSTS−1信号としてそれぞれ、Eas
t側高次群側パス・オーバーヘッド検出部1921 〜1
923 より出力されEast側高次群側ポインタ制御部
1931 〜1933 にて位相・周波数制御された、3つ
のSTS−1信号に収容されているVT信号のうち何れ
を選択するかを設定するスイッチである。
【0198】East側STSアド信号スイッチ部20
1は、East側高次群側インターフェイス部191よ
り出力すべき上記の3つのSTS−1信号それぞれとし
て、West側高次群側インターフェイス部208から
入力した上記の3つのSTS−1信号、および、上記の
低次群側インターフェイス部より入力した3つのSTS
−1信号のうち何れを選択するかを設定するスイッチ
(クロスコネクト)である。West側STSドロップ
信号スイッチ部202は、低次群側へ出力する3つのS
TS−1信号としてそれぞれ、West側高次群側イン
ターフェイス部208から入力した上記の3つのSTS
−1信号のうち何れを選択するかを設定するスイッチで
ある。East側VTアド信号スイッチ部203は、E
ast側高次群側インターフェイス部191より出力す
べき上記の3つのSTS−1信号それぞれに収容するV
T信号として、West側高次群側パス・オーバーヘッ
ド検出部2091 〜2093 より出力されWest側高
次群側ポインタ制御部210 1 〜2103 にて位相・周
波数制御された、3つのSTS−1信号に収容されてい
るVT信号と、低次群側パス・オーバーヘッド検出部2
211 〜2213 より出力され低次群側ポインタ制御部
2221 〜2223 にて位相周波数制御された3つのS
TS−1信号に収容されているVT信号とのうち何れを
選択するかを設定するスイッチである。West側VT
ドロップ信号スイッチ部204は、低次群側へ出力する
3つのSTS−1信号としてそれぞれ、West側高次
群側パス・オーバーヘッド検出部2091 〜2093
り出力されWest側高次群側ポインタ制御部2101
〜2103 にて位相・周波数制御された、3つのSTS
−1信号に収容されているVT信号のうち何れを選択す
るかを設定するスイッチである。
【0199】図49のEast側高次群側パス・オーバ
ーヘッド挿入部1951 〜1953は、図50のEas
t側VTアド信号スイッチ部203から出力された信号
(STS SPE)にSTS−1信号のパス・オーバー
ヘッドを挿入する。East側高次群側出力セレクタ1
94は、East側STSアド信号スイッチ部201の
3つの出力と、East側高次群側パス・オーバーヘッ
ド挿入部1951 〜1953 の3つの出力との、それぞ
れ対応するもの同士のうち何れかを、それぞれがSTS
レベルの回線設定を行うか、VTレベルの回線設定を行
うかに応じて、選択して、前記3つのSTS−1信号と
してEast側高次群側インターフェイス部191に供
給する。
【0200】また、図51のWest側高次群側パス・
オーバーヘッド挿入部2061 〜2063 は、図50の
West側VTアド信号スイッチ部198から出力され
た信号(STS SPE)にSTS−1信号のパス・オ
ーバーヘッドを挿入する。West側高次群側出力セレ
クタ207は、West側STSアド信号スイッチ部1
96の3つの出力と、West側高次群側パス・オーバ
ーヘッド挿入部206 1 〜2063 の3つの出力との、
それぞれ対応するもの同士のうち何れかを、それぞれが
STSレベルの回線設定を行うか、VTレベルの回線設
定を行うかに応じて、選択して、前記3つのSTS−1
信号としてWest側高次群側インターフェイス部20
8に供給する。
【0201】East側ドロップ信号セレクタ200
は、East側STSドロップ信号スイッチ部197よ
り出力された3つのSTS−1信号と、East側VT
ドロップ信号スイッチ部199より出力された、3つの
STS−1信号に収容されるVT信号のうち、それぞれ
対応するもの同士のうち何れかを、それぞれがSTSレ
ベルの回線設定を行うか、VTレベルの回線設定を行う
かに応じて、選択して、図52のVTパス・プロテクシ
ョンスイッチ220へ供給する。West側ドロップ信
号セレクタ205は、West側STSドロップ信号ス
イッチ部202より出力された3つのSTS−1信号
と、West側VTドロップ信号スイッチ部204より
出力された、3つのSTS−1信号に収容されるVT信
号のうち、それぞれ対応するもの同士のうち何れかを、
それぞれがSTSレベルの回線設定を行うか、VTレベ
ルの回線設定を行うかに応じて、選択して、図52のV
Tパス・プロテクションスイッチ220へ供給する。V
Tパス・プロテクションスイッチ220は、East側
ドロップ信号セレクタ200より供給される3系統のE
ast側ドロップ信号、および、West側ドロップ信
号セレクタ205より供給される3系統のWest側ド
ロップ信号の、それぞれ対応するもの同士のうち何れか
一方をVTレベルで(各VT信号毎に)選択して、3つ
のSTS−1信号として、図示しない低次群側インター
フェイスへ供給する機能を有する。低次群側インターフ
ェイスでは、図示しないがSTSレベルのパス・プロテ
クションスイッチを具備しており、VTパス・プロテク
ションスイッチ220にてVTレベルでの切り替えを行
わないときには、このSTSレベルのパス・プロテクシ
ョンスイッチにおいて、East側ドロップ信号セレク
タ200より供給される3系統のEast側ドロップ信
号、および、West側ドロップ信号セレクタ205よ
り供給される3系統のWest側ドロップ信号の、それ
ぞれ対応するもの同士のうち何れか一方をSTSレベル
で選択して、3つのSTS−1信号として、低次群側に
出力する。
【0202】なお、上記の各スイッチおよびセレクタに
おける設定、および、VTレベルおよびSTSレベルの
パス・プロテクションスイッチの制御は、外部端末から
与えられた命令に従って制御部216により行われる。
図53および図54は、図52のVTパス・プロテクシ
ョンスイッチ220における、East側およびWes
t側の1対のSTS信号に対応するドロップ信号を切り
替える構成の1例を示すものである。すなわち、図52
の構成では3つのSTS−1信号が低次群側にドロップ
されるので、図52のVTパス・プロテクションスイッ
チ220は、図53のような構成を3つ有することにな
る。
【0203】図53において、231は図51の制御部
216に接続するマイクロコンピュータ・インターフェ
イス、232はEast側多重分離部、233はWes
t側多重分離部、2561 〜25628は28個のVTチ
ャネル毎に設けられたVTパス・スイッチ・ユニット、
252は多重化部、253はパス・オーバーヘッド挿入
部、254はVT/STSセレクタ、そして、255は
West側STS信号固定制御部である。
【0204】図53のEast側およびWest側の多
重分離部232および233は、それぞれ、East側
およびWest側のSTS−1信号のペイロード部分
(STS−1信号からパス・オーバーヘッドを除いてチ
ャネル位相および周波数が揃えられた多重化されたVT
信号)を、図52のEast側ドロップ信号セレクタ2
00およびWest側ドロップ信号セレクタ205を介
して入力して複数の(28個)VT信号に多重分離し
て、各VTパス・スイッチ・ユニット2561 〜256
28にそれぞれ、East側およびWest側のドロップ
信号(VT信号)として供給する。なお、図52のEa
st側およびWest側のドロップ信号セレクタ200
および205と、図53のEast側およびWest側
のSTS−1信号入力とでは、左右の位置関係は逆に図
示されている。
【0205】各VTパス・スイッチ・ユニット2561
〜25628において、234は条件設定メモリ、235
および242は、それぞれ、East側およびWest
側のVTパスAIS検出部、236および243は、そ
れぞれ、East側およびWest側の重度エラー(Bi
t Interleaved Parity-2 Major Error)検出部、237
および244は、それぞれ、East側およびWest
側の軽度エラー(BitInterleaved Parity-2 Minor Erro
r)検出部、238および245は、それぞれ、East
側およびWest側の空VT信号検出部、239および
246は、それぞれ、East側およびWest側のV
Tパスモニタ、240はパス・プロテクションスイッチ
の履歴を記録するパス・プロテクションスイッチ・カウ
ンタ、247および250はパフォーマンス・モニタ、
248および249は、それぞれ、East側およびW
est側のタイミング・カウンタ、そして、251はパ
ス・スイッチである。East側およびWest側のタ
イミング・カウンタは、それぞれ、East側およびW
est側の受信信号のビット位相のずれをカウントして
パス・スイッチがEast側およびWest側のVT信
号の位相を合わせるように切り替えるように制御するも
のである。
【0206】条件設定メモリ234には、前記制御部2
16およびマイクロコンピュータ・インターフェイス2
31を介して、外部端末215から、当該パス・プロテ
クションスイッチの設定条件が設定される。その内容
は、例えば、当該アド・ドロップ・マルチプレクス装置
がリング(RING)構成の通信ネットワークに接続されてい
るのか、リニア(LINEAR)構成の通信ネットワークに接続
されているのか、手動(MANUAL)切り替えモードか、強制
(FORCED)設定か、リニア構成の通信ネットワークに接続
されている場合に、East側およびWest側の何れ
の側からの信号をドロップするのか(PROVISIONING EAST
&WEST)、障害が復旧後自動的に元の設定に戻るか(REVE
RTIVE)、その時の元の設定への復帰までの保護時間(WAI
T TO RESTORE)、等である。East側およびWest
側のVTパスAIS検出部235および242は、それ
ぞれ、East側およびWest側のVTパスAIS
(Alarm Indication Signal)を検出する。East側お
よびWest側の重度エラー(Bit Interleaved Parity
-2 Major Error)検出部236および243は、それぞ
れ、East側およびWest側のVT信号における重
度のエラー(所定のレベルを越えるエラー)を検出す
る。軽度エラー(Bit Interleaved Parity-2 MinorErro
r)検出部237および244は、それぞれ、East側
およびWest側の軽度のエラー(所定のレベルを越え
ないエラー)を検出する。East側およびWest側
の空VT信号検出部238および245は、それぞれ、
East側およびWest側のVT信号においてunequi
pped code(VT信号が空であるときに送られて来るコ
ード)を検出する。East側およびWest側のVT
パスモニタ239および246は、それぞれ、East
側およびWest側のVT信号をモニタするために、そ
れぞれのVT信号を、パフォーマンス・モニタ247お
よび250、および、上記のEast側およびWest
側の重度エラー検出部236および243、軽度エラー
検出部237および244、および、空VT信号検出部
238および245に供給する。East側およびWe
st側のパフォーマンス・モニタ247および250
は、それぞれ、East側およびWest側のVT信号
のビット・エラー・レートをモニタして、マイクロコン
ピュータ・インターフェイス231および制御部216
を介して外部端末215から読み取れるようにする。E
ast側およびWest側のタイミング・カウンタ24
8および249は、それぞれ、East側およびWes
t側のVT信号のビット位相のズレをカウントして、V
Tパス・スイッチ251においてEast側とWest
側のVT信号の位相がずれないように制御するためのも
のである。VTパス・スイッチ251は、上記の条件設
定メモリ234の設定に従って、そして、特に、リング
(RING)構成の通信ネットワークに接続されている場合
は、上記のEast側およびWest側のVTパスAI
S検出部235および242、East側およびWes
t側の重度エラー検出部236および243、軽度エラ
ー検出部237および244、および、East側およ
びWest側の空VT信号検出部238および245等
の検出結果に応じて、各VT信号毎に、East側、或
るいは、West側のVT信号を選択して低次群側にド
ロップするように切り替えられる。なお、上記のVT信
号の選択のために、更に、East側およびWest側
から入力したVT信号においてポインタを検出できなか
ったという条件を加えることもできる。この場合は、図
53の構成に加えて、East側およびWest側から
入力したVT信号に対してロス・オブ・ポインタ検出部
を設けることができる。
【0207】図54の多重化部252は、VTパス・ス
イッチ251において選択されたVT信号を多重化して
STS−1信号のペイロード部分を構成する。そして、
パス・オーバーヘッド挿入部253は、上記のペイロー
ド部分にパス・オーバーヘッドを挿入してSTS−1信
号を生成する。VT/STSセレクタ254は、マイク
ロコンピュータ・インターフェイス231および制御部
216を介しての外部端末215からの制御によってV
Tモード、或るいは、STSモードに設定される。VT
モードでは、上記の多重化部252およびパス・オーバ
ーヘッド挿入部253にて構成されたSTS−1信号を
選択し、STSモードでは、図52のEast側ドロッ
プ信号セレクタ200を介して供給されたEast側S
TS−1信号そのものを選択して図示しない低次群側イ
ンターフェイスへ供給する。West側STS信号固定
制御部255は、West側ドロップ信号セレクタ20
5を介して供給されたWest側STS−1信号の経路
に設けられ、前述の低次群側インターフェイス内のST
Sレベルのパス・プロテクションスイッチにてEast
側STS−1信号を固定的に選択させたいときには、W
est側STS信号固定制御部255にて、供給された
West側STS−1信号をオール1にする。これによ
り、低次群側インターフェイス内のSTSレベルのパス
・プロテクションスイッチでは、West側STS−1
信号をAIS信号と判定して固定的にEast側のST
S−1信号を選択するように切り替えられる。
【0208】以上の説明から明らかに、図49〜図54
および図示しない低次群側インターフェイス内のSTS
レベルのパス・プロテクションスイッチからなる構成
は、前述の第1〜第9、第11、第12、および、第1
4の発明の構成を実現している。 [第10の発明の第1の実施例]特に、図49〜図54
の構成が図26に示した第9の発明の構成を実現してい
ることから、図49〜図54の構成において、図27に
示した第10の発明の手順が実行できる。図55は、第
10の発明の第1の実施例の手順を示すものである。ま
た、図56は、図55(および後述の図57)の手順の
概念説明図である。
【0209】図55において、ステップ271において
は、図52の外部端末215から回線設定を行う旨コマ
ンドを入力し、ステップ272においては、STS信号
のレベルで回線設定情報を入力する。これに応じて、制
御部216は、ステップ273において、上記のSTS
信号のレベルで回線設定情報に従って、図26の高次回
線設定手段41に対応する図50のEast側STSド
ロップ信号スイッチ部197およびWest側STSド
ロップ信号スイッチ部202を、(そして、East側
STSアド信号スイッチ部201およびWest側ST
Sアド信号スイッチ部196を、)それぞれ制御してS
TSレベルの回線設定を行う。また、制御部216は、
ステップ274において、図26の固定設定レベル選択
手段45に対応する、図50のEast側ドロップ信号
セレクタ200およびWest側ドロップ信号セレクタ
205を、(そして、図49のEast側高次群側出力
セレクタ194、および、図51のWest側高次群側
出力セレクタ207も、)制御して、それぞれに印加さ
れるSTS−1信号およびVT信号のうちSTS−1信
号を選択して出力するように設定する(図56のステッ
プ281)。次に、ステップ275において、制御部2
16は、図50のEast側VTドロップ信号スイッチ
部199およびWest側VTドロップ信号スイッチ部
204が、(そして、East側VTアド信号スイッチ
部203およびWest側VTアド信号スイッチ部19
8が、)これらのVT信号スイッチ部を通過するVT信
号が多重化されていたSTS信号内におけるVT信号の
タイムスロット順序に対応するチャネル配列で、これら
VT信号を出力するように設定する(図56のステップ
282)。
【0210】そして、ステップ276において、外部端
末215より、VT信号のレベルで回線設定を行うよう
にコマンドを入力する。これに応じて、制御部216
は、図50のEast側ドロップ信号セレクタ200お
よびWest側ドロップ信号セレクタ205を、それぞ
れ制御してそれぞれに印加されるSTS−1信号および
VT信号のうちVT信号を選択して出力するように設定
する。こうして、STSレベルの回線設定からVTレベ
ルの回線設定に切り替えられる(図56のステップ28
3および284)。
【0211】[第10の発明の第2の実施例]図57
は、第10の発明の第2の実施例の手順を示すものであ
る。上記の図55の手順においては、図55のステップ
275に示されるように、制御部216は、STS信号
レベルでの回線設定を選択している間も、出力が選択さ
れていないVT信号用のスイッチ部198、199、2
03、および204の設定を、常に、これらのVT信号
スイッチ部を通過するVT信号が多重化されていたST
S信号内におけるVT信号のタイムスロット順序に対応
するチャネル配列で、これらVT信号を出力するように
設定している。
【0212】これに対して、図57の手順においては、
制御部216は、STS信号レベルでの回線設定を選択
している間は、特に、VT信号のスイッチ部の回線設定
制御は行わない。そして、図57のステップ291に示
されるように、外部端末215から、STSレベルの回
線設定からVTレベルの回線設定切り替えが指示された
ときに、これに応じて、ステップ292にて、制御部2
16は、図50のEast側VTドロップ信号スイッチ
部199およびWest側VTドロップ信号スイッチ部
204が、(そして、East側VTアド信号スイッチ
部203およびWest側VTアド信号スイッチ部19
8が、)これらのVT信号スイッチ部を通過するVT信
号が多重化されていたSTS信号内におけるVT信号の
タイムスロット順序に対応するチャネル配列で、これら
VT信号を出力するように設定する(図56のステップ
282)。そして、続いて、図55のステップ277と
同じく、図50のEast側ドロップ信号セレクタ20
0およびWest側ドロップ信号セレクタ205を、そ
れぞれ制御してそれぞれに印加されるSTS−1信号お
よびVT信号のうちVT信号を選択して出力するように
設定する。こうして、STSレベルの回線設定からVT
レベルの回線設定に切り替えられる(図56のステップ
283および284)。
【0213】[第15の発明の実施例]図58は、第1
5の発明の実施例の構成を示す図である。図58におい
て、331はEast側高次群側インターフェイスユニ
ット、332は共通部ユニット、333はWest側高
次群側インターフェイスユニット、337は制御部、3
38および340は多重化/多重分離ユニット、339
はDS3インターフェイスユニット、そして、3411
〜34128および3431 〜34328はDS1インター
フェイスユニットである。また、共通部ユニット332
において、334および335は、それぞれ、East
側およびWest側のクロスコネクトユニット、そし
て、336はパス・プロテクションスイッチである。
【0214】図58の構成は、OC−3信号を伝送する
(一般にはOC−N)光伝送路上に設けられたアド・ド
ロップ・マルチプレクス装置であって、低次群側に2系
統のそれぞれ28チャネルのDS1インターフェイスユ
ニット3411 〜34128および3431 〜34328
DS3インターフェイスユニット339を備えて、これ
ら2系統のそれぞれ28チャネルのDS1チャネルおよ
びDS3チャネルからOC−3内に多重化される信号に
アクセスするための装置である。第15の発明は、前述
のように、パス・プロテクションスイッチにおけるスイ
ッチを行う信号のレベル(STS−1信号のレベルか、
VT信号のレベルか)に係わるものであるので、図58
では、East側およびWest側から伝送されてきた
高次群信号が低次群側にドロップされる際の信号のルー
ト、および、高次群側から低次群側にドロップされる信
号に関連する構成のみを示している。
【0215】図58のEast側高次群側インターフェ
イスユニット331では、光伝送路を伝送されてきたO
C−3信号を3つのSTS−1信号に分離して共通部3
32に供給する。共通部332では、East側および
West側のクロスコネクト部334および335にお
いて、これらのSTS−1信号をSTS−1信号のレベ
ル、或るいは、これらのSTS−1信号がVT信号を多
重化して含むものであるときには設定に従ってVT信号
のレベルで、チャネルの入れ替え、或るいは、チャネル
の入れ替えに相当するタイムスロットの入れ替えを行う
ものである。例えば、図50に示されるような構成とし
て実現できる。East側およびWest側のクロスコ
ネクト部334および335の出力は、それぞれ、パス
・プロテクションスイッチ336に供給される。これら
East側およびWest側のクロスコネクト部334
および335から出力される信号は、互いに対応する信
号であって、パス・プロテクションスイッチ336は、
East側およびWest側からの互いに対応する信号
のうち一方を選択して低次群側へ出力する。パス・プロ
テクションスイッチ336においても、East側およ
びWest側からの互いに対応する信号のうち一方の選
択は、設定に従って、STS−1信号のレベル、或るい
は、これらのSTS−1信号がVT信号を多重化して含
むものであるときには設定に従ってVT信号のレベルで
行われ得る。パス・プロテクションスイッチ336は、
例えば、図53および54の実施例の構成におけるよう
に、East側およびWest側のクロスコネクト部3
34および335からSTS−1信号の単位で信号の供
給を受けるものである場合には、図58に示されるよう
に、3系統の信号を出力する3つのパス・プロテクショ
ンスイッチから構成され得る。
【0216】ここで、2つの多重化/多重分離ユニット
338および340に供給される信号は、それぞれ、S
TS−1信号からオーバーヘッド部を除いた信号、すな
わち、STS−1信号のペイロードに含まれていた複数
のVT信号を多重化した信号である。多重化/多重分離
ユニット338および340は、それぞれ、これら多重
化された複数のVT信号を多重分離して28チャネルの
DS1インターフェイスユニット3411 〜34128
よび3431 〜34328に供給する。各DS1インター
フェイスユニット3411 〜34128および3431
34328では、多重化/多重分離ユニット338および
340から供給されたVT信号をDS1信号に変換して
低次群側チャネルに出力する。また、DS3インターフ
ェイスユニット339に供給される信号も、STS−1
信号からオーバーヘッド部を除いた信号、すなわち、S
TS−1信号のペイロードに含まれていたであるが、こ
の場合は、STS−1信号のペイロードにはDS3信号
(45Mb/s)に相当する信号が含まれている。DS
3インターフェイスユニット339は、この信号を受け
てDS3信号に変換し、DS3チャネル上に出力する。
【0217】ここで、低次群側のDS1インターフェイ
スユニット3411 〜34128および3431 〜343
28にドロップされるべき信号は、East側およびWe
st側のクロスコネクト部334および335において
も、そして、パス・プロテクションスイッチ336にお
いても、VT信号のレベルでそれぞれの処理が行われる
ことが望まれる。したがって、パス・プロテクションス
イッチ336における上記の設定は、VT信号のレベル
とされることが要求される。また,DS3インターフェ
イスユニット339へ供給されるべき信号については、
DS3信号が45Mb/sの信号であるので、East
側およびWest側のクロスコネクト部334および3
35においても、そして、パス・プロテクションスイッ
チ336においても、一般にSTS−1信号のレベルで
それぞれの処理が行われる。したがって、パス・プロテ
クションスイッチ336における上記の設定は、STS
−1信号のレベルとされることが要求される。
【0218】第15の発明に従って、低次群側の各イン
ターフェイスユニットは、自らのユニットの種別、例え
ば、DS1、或るいは、DS−3等を表示する。この表
示とは、例えば、それぞれの種別を示すディジタルパタ
ーンを常時出力するようにしておけばよい。制御部34
7は、図34のユニット種別識別手段305、切り替え
レベル決定手段306、および、レベル設定制御手段3
97を実現するものであり、ソフトウェア、或るいは、
専用ハードウェア論理回路によって実現され得る。した
がって、図58の制御部337は、上記の表示を読みと
って、この表示に基づいて、上記の各低次群側インター
フェイス・ユニットから出力される低次群信号がSTS
−1信号に対応する(DS3信号)か、或るいは、VT
信号に対応する(DS1信号)かを決定し、この決定に
基づいて、パス・プロテクションスイッチ336のスイ
ッチレベルを設定する。ここで、スイッチレベルの設定
は、前述の第11の発明の構成によって実現される。こ
うして、図58の構成の場合、上記の(図53および5
4の構成のような)3つのパス・プロテクションスイッ
チは、多重化/多重分離ユニット338に信号を供給す
るものについては、それぞれVT信号のレベルで、ま
た、DS3インターフェイスユニット339に信号を供
給するものについてはSTS−1信号のレベルでパス・
プロテクションスイッチングを行うように(図53およ
び54の構成のような)3つのパス・プロテクションス
イッチに設定がなされる。
【0219】[第16の発明の実施例]図59は、第1
6の発明の実施例の構成を示す図である。図59におい
ても、高次群側インターフェイスユニット331および
333、そして、共通部332の構成は、前述の図58
の構成と同じである。図59の例においては、低次群側
には、STS−1インターフェイスユニット345、O
C−3インターフェイスユニット346、および、下位
に28チャネルのDS1インターフェイスユニット34
1 〜34828を接続する多重化/多重分離ユニット3
47を接続している。また、制御部349には、外部端
末360が接続されている。East側およびWest
側のクロスコネクトユニット334および335におけ
るチャネル入れ替えをSTS−1レベルでを行うかVT
信号のレベルで行うかを指定するレベル設定情報は外部
端末360から制御部349に与えられる。制御部34
9は、前述の図35の構成の、クロスコネクトレベル入
力手段317、クロスコネクトレベル制御手段318、
切り替えレベル決定手段319、そして、スイッチレベ
ル設定制御手段320を実現するものであり、ソフトウ
ェア、或るいは、専用ハードウェア論理回路によって実
現され得る。すなわち、制御部349は、East側お
よびWest側のクロスコネクト手段334および33
5におけるチャネル入れ替えのレベルを指定するレベル
設定情報を入力し、このレベル設定情報に基づいてEa
st側およびWest側のクロスコネクト手段334お
よび335を制御する。そして、前述の第16の発明に
よって、レベル設定情報に基づいて、パス・プロテクシ
ョンスイッチ336においてSTS−1信号の単位で切
り替えるか、或るいは、VT信号の単位で切り替えるか
を決定し、この決定に基づいてパス・プロテクションス
イッチ336を制御する。
【0220】図59の構成で、STS−1インターフェ
イスユニット345に供給される信号はSTS−1信号
であり、STS−1インターフェイスユニット345か
ら下位のSTS−1チャネルに出力される。また、OC
−3インターフェイスユニット346に供給される信号
も、この場合はSTS−1信号であり、OC−3インタ
ーフェイスユニット346においては、このSTS−1
信号のみを含むSTS−3信号を生成してOC−3信号
に変換してOC−3チャネルに出力する。そして、多重
化/多重分離ユニット347に供給される信号は、ST
S−1信号からオーバーヘッド部を除いた信号、すなわ
ち、STS−1信号のペイロードに含まれていた複数の
VT信号を多重化した信号である。多重化/多重分離ユ
ニット347は、これら多重化された複数のVT信号を
多重分離して28チャネルのDS1インターフェイスユ
ニット3481 〜34828に供給する。各DS1インタ
ーフェイスユニット3481 〜34828では、多重化/
多重分離ユニット347から供給されたVT信号をDS
1信号に変換して低次群側チャネルに出力する。
【0221】ここで、低次群側のDS1インターフェイ
スユニット3481 〜34828にドロップされるべき信
号は、East側およびWest側のクロスコネクト部
334および335においても、そして、パス・プロテ
クションスイッチ336においても、VT信号のレベル
でそれぞれの処理が行われることが望まれる。したがっ
て、パス・プロテクションスイッチ336における上記
の設定は、VT信号のレベルとされることが要求され
る。また、STS−1インターフェイスユニット345
およびOC−3インターフェイスユニット346へ供給
されるべき信号については、STS−1信号のレベルで
それぞれの処理が行われる。したがって、パス・プロテ
クションスイッチ336における上記の設定は、STS
−1信号のレベルとされることが要求される。
【0222】第16の発明に従って、East側および
West側のクロスコネクト部334および335にお
けるチャネル切り替えのレベルを、それぞれの低次群側
インターフェイスユニットについて指定するレベル設定
情報を、外部端末360より入力する。このレベル設定
情報は、制御部347は、上記のレベル設定情報を入力
して、このレベル設定情報に基づいて、East側おW
est側のクロスコネクトユニット334の335にお
けるチャネル切り替えのレベル設定の制御を行うと共
に、更に、このレベル設定情報に基づいて、上記の各低
次群側インターフェイス・ユニットから出力される信号
が低次群信号がSTS−1信号に対応する(STS−1
信号おOC−3信号)か、或るいは、VT信号に対応す
る(DS1信号)かを決定し、この決定に基づいて、パ
ス・プロテクションスイッチ336のスイッチレベルを
設定する。ここで、スイッチレベルの設定は、前述の第
11の発明の構成によって実現される。こうして、図5
9の構成の場合、上記の(図53および54の構成のよ
うな)3つのパス・プロテクションスイッチは、多重化
/多重分離ユニット347に信号を供給するものについ
ては、それぞれVT信号のレベルで、また、STS−1
インターフェイスユニット345およびOC−3インタ
ーフェイスユニット346に信号を供給するものについ
てはSTS−1信号のレベルでパス・プロテクションス
イッチングを行うように(図53および図54の構成の
ような)3つのパス・プロテクションスイッチに設定が
なされる。
【0223】[第17の発明の実施例]図60は、第1
7の発明に対する従来構成の1例を示す図である。図6
0において、361はEast側高次群側インターフェ
イスユニット、362は共通部ユニット、363はWe
st側高次群側インターフェイスユニット、366およ
び367は、それぞれ、East側およびWest側の
多重分離ユニット、そして、3681 〜368n はパス
・プロテクションスイッチである。また、共通部ユニッ
ト362において、364および365は、それぞれ、
East側およびWest側のクロスコネクトユニット
である。
【0224】図60の構成において、East側高次群
側インターフェイスユニット361、West側高次群
側インターフェイスユニット363、そして、共通部ユ
ニット369における364および365は、それぞ
れ、図60の従来構成と同じである。図61の構成によ
れば、第17の発明に従って、East側およびWes
t側のクロスコネクト部364および365の出力は、
単一のパス・プロテクションスイッチユニット373に
供給される。そして、パス・プロテクションスイッチユ
ニット373にて選択された信号が単一の多重分離ユニ
ット374に供給され、ここで多重分離されて、#1〜#n
のnチャネルの低次群信号を出力する。したがって、図
61の構成によれば、nチャネルの低次群信号を出力す
る多重分離ユニットがパス・プロテクションスイッチユ
ニット373の後段に設けられることによりことによ
り、従来のようにEast側およびWest側用に別々
に設ける必要が無くなった。よって、従来より回路構成
が簡素化される。
【0225】[第18の発明の実施例]図62は、第1
8の発明を適用すべき従来の構成例を示すものである。
図62において、601および602は光インターフェ
イスユニット、603はSTS−1レベルのクロスコネ
クトユニット、604〜606は低次群インターフェイ
スユニット、そして、607はSTSオーバーヘッド処
理ユニットである。これらのユニットは、それぞれ1つ
の回路パッケージとして構成され、互いにケーブル等に
よって接続されている。光インターフェイスユニット6
01および602は、OC−3またはOC−12の光信
号受信して電気信号に変換し、3個のSTS−1信号を
分離してSTS−1レベルクロスコネクトユニット60
3に供給し、並行して、3個のSTS−1信号をSTS
−1レベルクロスコネクトユニット603より入力して
多重化および光信号への変換を行ってOC−3またはO
C−12信号として光伝送路上に送出する。STS−1
レベルクロスコネクトユニット603は、光インターフ
ェイスユニット601および603から入力した3つの
STS−1信号をSTS−1信号のレベルでチャネル入
れ替え(回線交換)して3つの低次群ユニット604〜
606の何れかにドロップする。低次群ユニット604
〜606は、それぞれ、DS3インターフェイスユニッ
ト、STS−1インターフェイスユニット、および、O
C−3インターフェイスユニットであって、それぞれ、
DS3、STS−1、および、OC−3の信号を伝送す
る伝送路613,614,615に接続する側に、これ
らの信号を終端するライン終端装置(Line Terminal Equ
ipment, LTE)を具備している。STS−1インターフェ
イスユニット605、および、OC−3インターフェイ
スユニット606においては、クロスコネクトユニット
603より供給されたSTS−1信号は、そのままST
S−1信号として、或るいは、OC−3信号に含まれて
低次群側伝送路614および615上に送出されるが,
DS3インターフェイスユニット604においては、ク
ロスコネクトユニット603より供給されたSTS−1
信号はSTS−1終端回路616にて終端され、STS
−1信号のオーバーヘッド情報が削除され、STS−1
信号のペイロードに含まれていたDS3信号がDS3伝
送路613上へ送出される。
【0226】図62の構成において、各低次群インター
フェイスユニット604〜606の回路パッケージに
は、上記のように、DS3インターフェイスユニットと
して使用されるときには、STS−1終端回路が搭載さ
れる為、STS−1終端回路にて挿入或るいは抽出され
るオーバーヘッド情報の処理を行うSTSオーバーヘッ
ド情報処理ユニット607との間にオーバーヘッド情報
転送用の信号線608,609,および610が設けら
れている。
【0227】そして、低次群インターフェイスユニット
としてDS1インターフェイスユニットが接続されると
きに備えて、STSオーバーヘッド情報処理ユニット6
07とクロスコネクトユニット603、および、各低次
群インターフェイスユニット604〜606との間に
は、それぞれ、図62にて破線で示されるような信号線
が設けられるように構成されている。更に、クロスコネ
クトユニット603と各低次群インターフェイスユニッ
ト604〜606との間には、それぞれ、図62にて破
線648,649,および,650で示されるような信
号線も設けられている。これらの信号線648,64
9,および,650は、各低次群インターフェイスユニ
ットがDS1インターフェイスユニットとして使用され
るときにのみに使用される信号線である。DS1信号が
ドロップされるときには、クロスコネクトユニット60
3の光インターフェイスユニット601および602と
接続する側にはSTS−1終端回路が設けられ、クロス
コネクトユニット603とDS1インターフェイスユニ
ットとの間ではSTS−1 SPE信号がやりとりされ
る。そして、DS1インターフェイスユニットすること
では、クロスコネクトユニット603から入力したST
S−1 SPE信号を複数のVT信号に多重分離し、各
VT信号を終端することによりDS1信号を得、また、
複数のDS1信号をDS1でろから入力してVT信号を
構成し、これらを多重化してSTS−1SPE信号を生
成してクロスコネクトユニット603に供給する。
【0228】ところで、図62の構成のクロスコネクト
ユニット603において、更に、VT信号レベルでのク
ロスコネクトを実施しようとするときには、図62のS
TS−1レベルのクロスコネクトユニット603を、図
63に示されるように、VT信号レベルのクロスコネク
トユニット643に置き換える。このときにも、図63
に示されるように、クロスコネクトユニット643の光
インターフェイスユニット601および602と接続す
る側にはSTS−1終端回路が設けられ、更に、このV
T信号レベルのクロスコネクトユニット643の低次群
側に、クロスコネクトユニットとの間でSTS−1信号
をやりとりするインターフェイスユニット(例えば、上
記のSTS−1インターフェイスユニット605やOC
−3インターフェイスユニット606のように)を接続
するときには、クロスコネクトユニット643の低次群
側にもSTS−1終端回路(図63の624および62
5のように)を設ける必要がある。この場合、クロスコ
ネクトユニット643に設けられるべき、これらのST
S−1終端回路624および625とSTSオーバーヘ
ッド情報処理ユニット607との間にオーバーヘッド情
報転送用の信号線が必要となる。すなわち、新しくVT
レベルでのクロスコネクトを行う場合に必要なSTSパ
ス・オ−バ−ヘッド処理のための接続線について、新し
く配線を追加する場合を考えると、クロスコネクトユニ
ットとSTSオーバーヘッド情報処理ユニットとの間に
別に接続線を通さなければならなくなり、新たに接続線
用にバックボ−ドに端子を設ける必要があり,コストア
ップ要因となる。
【0229】図63の実施例では、前述のDS1インタ
ーフェイスユニットの接続時に使用されるクロスコネク
トユニットとの間の信号線648〜650を上記のオー
バーヘッド情報転送用の信号線として使用する。図64
は、そのための構成例を、図63のSTS−1インター
フェイスユニット605に対応する部分について示すも
のである。なお、図64の例では、クロスコネクトユニ
ットおよび低次群インターフェイスユニットが、それぞ
れ、現用系および予備系のユニットを有する2重化され
た構成となっている。
【0230】図64において、605および645は、
それぞれ、現用系および予備系の低次群インターフェイ
スユニット、643および644は、それぞれ、現用系
および予備系のクロスコネクトユニット、607は図6
3のSTSオーバーヘッド情報処理ユニット、609は
図63に示すものと同じオーバーヘッド情報転送用信号
線、そして、649は図63に示すものと同じ、DS1
インターフェイスユニットの接続時に使用されるクロス
コネクトユニットとの間の信号線である。オーバーヘッ
ド情報転送用信号線609、および、DS1インターフ
ェイスユニットの接続時に使用されるクロスコネクトユ
ニットとの間の信号線649は、それぞれ、送信用およ
び受信用の対になっている。図39を参照して説明した
第18の発明における第1の回路パッケージ501は図
64のクロスコネクトユニット643または644に対
応し、図39の第2の回路パッケージ505は図64の
低次群インターフェイスユニット605または645に
対応し、図39の第1の信号線504は図64の信号線
対649に対応し、図39の第2の信号線508は図6
4の信号線対609に対応し、図39の第1のオーバー
ヘッド抽出回路502は図64のSTS−1終端回路6
24に対応し、図39の第1の接続手段503は図64
のクロスコネクトユニット643または644内に設け
られ、STS−1終端回路624のオーバーヘッド情報
入出力端子と信号線対649とを接続する信号線対66
3および664(および図示しないバックボ−ド上のコ
ネクタ)に対応し、図39の第2の接続手段507は図
64の低次群インターフェイスユニット605または6
45内に設けられ、信号線対609と信号線対649と
の間を接続する信号線対661および662(および図
示しないコネクタ)信号線対663および664(およ
び図示しないバックボ−ド上のコネクタ)信号線対66
3および664(および図示しないバックボ−ド上のコ
ネクタ)に対応する。図64の構成において、トライス
テートバッファ627および628は、現用系および予
備系の低次群インターフェイスユニット605および6
45の何れを使用するかに応じて、使用するユニットに
おいては導通状態とし、使用しないユニットにおいては
ハイインピーダンス状態とする。トライステートバッフ
ァ629も同様に、使用する方のクロスコネクトユニッ
ト内のトライステートバッファは導通状態とし、使用し
ないユニットにおいてはハイインピーダンス状態とす
る。
【0231】以上説明した様に第18の発明によれば、
従来の接続線をうまく使用することにより、新しく配線
を追加する必要がなくなった。 [第19〜第22の発明の実施例]OC−12信号から
DS1信号をアクセスする機能を一つの装置で実現する
ためには、各パッケージへの機能分割を効率的に行う必
要がある。以下に説明するように、特に、クロスコネク
ト部(STS−1レベルとVT1.5レベルのクロスコネ
クト)の機能分割が寄与するところが大きい。
【0232】図65〜図68に示されるような、双方向
にOC−N(例えば、OC−12)信号を伝送する光伝
送路上に設けられたアド・ドロップ・マルチプレクス装
置において、それぞれの方向のOC−N信号のうちn個
(例えば、3個)のSTS−1信号を選択して(残りの
N−n個のSTS−1信号はそのままスルーする)、こ
れらn個のSTS−1信号が含むVT信号に対して低次
群側(例えば、DS1インターフェイス)からアクセス
するアド・ドロップ・マルチプレクス装置では、クロス
コネクト部をどのようなパッケージに機能分割するかに
よって以下のような効果が得られる。なお、図65〜図
68において、破線で囲まれた部分が各々1つのパッケ
ージを示す。
【0233】[第19の発明の実施例]第19の発明の
実施例においては、図65に示されるように、STSレ
ベルおよびVTレベルのクロスコネクト機能(STSレ
ベルのクロスコネクト部411およびVTレベルのクロ
スコネクト部412)を1パッケージ402に集中させ
る。
【0234】これにより、光インタフェースのパッケー
ジ401および403の負担を軽減することができる。
更に、クロスコネクトの制御を一ケ所で集中的に行うこ
とができる。例えば、これらのクロスコネクトをソフト
ウェア制御する場合、ソフトウェアは、この1パッケ−
ジだけの監視制御を行えば良いことになり、効率化がは
かれれる。
【0235】図65において、光インタフェ−ス部40
5および410の各々では、光/電気(O/E)変換、
および、電気/光(E/O)変換を行い、STS−1信
号のレベルまで多重化/多重分離する。そして、STS
−1信号×12のインタフェ−スでクロスコネクト部の
パッケージ402と信号のやりとりを行う。クロスコネ
クト部のパッケージ402に入力されたSTS−1×1
2の信号は、STSレベルのクロスコネクト部411に
て、アド/ドロップされる任意の3本を選択すると同時
に9本はスル−する。選択された3本のSTS−1信号
は、更に、VTレベルのクロスコネクト部412にてV
T1.5信号のレベルでクロスコネクトされる。この一
連のクロスコネクトに係わる制御を1パッケ−ジ402
に集中させるものである。
【0236】[第20の発明の実施例]第20の発明の
実施例においては、図66に示されるように、STSレ
ベルのクロスコネクト部426および427を両方向の
光インタフェースのパッケージ421および423に分
割して持たせ、VTクロスコネクト部429を独立に配
置し、そのままスルーする9本のSTS−1信号にはス
ルーのパスを設けて、クロスコネクト機能を3つのパッ
ケージに分割する。すなわち、光インタフェ−ス部のパ
ッケージ421および423に、STS−1レベルのク
ロスコネクト部426および427を分割して持たせ、
クロスコネクト部全体を3つのパッケ−ジに分割する。
STS−1レベルのクロスコネクト部426および42
7の分割は、例えば、1方向の信号については図39の
構成のセレクタ1021 〜1023を一方のパッケージ
に、セレクタ1051〜1053および1081 〜10
12を他方のパッケージに含め、他方向の信号について
も同様の分け方で2つのパッケージ421および423
に分ければよい。光インタフェ−スのパッケージ421
および423内のSTS−1クロスコネクト部426お
よび427は、12本のSTS−1信号からVTクロス
コネクト部429にインタフェ−スする3本のSTS−
1を選択する。そして、残りの9本をVTクロスコネク
ト部を介さず、直接に他の側の光インタフェ−スのパッ
ケージ423および421へインタフェ−ス(スルー)
する。或るいは、図66に破線430で示すように、一
旦、VTクロスコネクトパッケ−ジ430とインタフェ
−スし、何の処理もせずにスル−しても良い。また、S
TS−1クロスコネクト後のスル−デ−タを、STS−
1×12とし、他方の光インタフェ−スパッケ−ジでア
ドされる3本を含めて、送出するSTS−1×12のデ
−タを選択(STS−1クロスコネクト)しても良い。
【0237】以上のような構成により、パッケージ42
2の負担を軽減することができる。すなわち、装置のハ
ードウェア負担を平均化する(物理的サイズの大小を少
なくする)ことによって、パッケ−ジを架又は、シェル
フに収納するための実装の効率化をはかることができ
る。 [第21の発明の実施例]第21の発明の実施例におい
ては、図67に示されるように、STSレベルおよびV
Tレベルのクロスコネクト部を方向別パッケージ441
および442に分割する。これにより、各パッケージ間
の物理的配線数を軽減することができる。すなわち、方
向別にクロスコネクト部を分割することにより、各方向
に伝送される信号に係わる処理が一つのパッケ−ジ内で
実行できるため、パッケ−ジ間の物理的配線が不要とな
る。更に、シェルフの配線量を軽減できる他、各パッケ
−ジ間を接続するコネクタの小形化等が図れる。
【0238】[第22の発明の実施例]第22の発明の
実施例においては、図68に示されるように、VTクロ
スコネクト部471を独立したパッケージ463とし、
クロスコネクト機能を3パッケージ461,462,4
63に分割する。すなわち、1方向の光インターフェイ
ス465、STSレベルのクロスコネクト部466、光
インターフェイス467、および、他方向の光インター
フェイス470、STSレベルのクロスコネクト部46
9、光インターフェイス468をそれぞれ1パッケージ
とする)。これにより、図67の構成の各方向のパッケ
ージ461および462へのハードウェア負荷を軽減
(装置全体として平均化)することができる。
【0239】
【発明の効果】
[第1の発明の効果]第1の発明によれば、各々が複数
の所定の形式の伝送フレームに収容される信号を複数チ
ャネル多重化してなる伝送フレーム内の任意のチャネル
の信号のうち、一部分のチャネルの信号のみについてア
クセスし(上記の別の信号の入出力を行い)、他のアク
セスしないチャネルの信号については、このアド・ドロ
ップ・マルチプレクス装置にては入出力しないでスルー
とすることができるアド・ドロップ・マルチプレクス装
置が提供される。
【0240】[第2の発明の効果]第2の発明によれ
ば、上記の第1の発明の目的に加えて、各々が複数の所
定の形式の伝送フレームに収容される信号を複数チャネ
ル多重化してなる伝送フレーム内の任意のチャネルの信
号に対して、複数の低次群信号のチャネルの各々からア
クセスできるアド・ドロップ・マルチプレクス装置が提
供される。
【0241】[第3の発明の効果]第3の発明によれ
ば、各々が複数の第1の形式の伝送フレームを収容する
第2の形式の伝送フレームを更に複数チャネル多重化し
た信号内の、任意の第1の形式の伝送フレームの信号に
対して、複数の低次群信号のチャネルの各々からアクセ
スできるアド・ドロップ・マルチプレクス装置が提供さ
れる。
【0242】[第4の発明の効果]第4の発明によれ
ば、各々が複数の第1の形式の伝送フレームを収容する
第2の形式の伝送フレームを複数チャネル更に多重化し
てなる伝送フレーム内のそれぞれの第2の形式の伝送フ
レームに収容される第1の形式の伝送フレームの形の任
意のチャネルの信号に対して、低次群側の各々のチャネ
ルから直接アクセスし得、更に、上記の第1の形式の伝
送フレームの形の信号の内で、低次群側からはアクセス
しない信号については、低次群側のチャネルに接続する
ことなくスルーとして、元の第1の形式の伝送フレーム
中に戻す(挿入する)ことができるアド・ドロップ・マ
ルチプレクス装置が提供される。
【0243】[第5の発明の効果]第5の発明によれ
ば、双方向伝送路上に位置して、これら双方向のうち何
れか一方の方向から伝送されてきた上記の複数チャネル
多重化された信号から選択して低次群信号を取り出す
(ドロップ)するアド・ドロップ・マルチプレクス装置
であって、各々が複数の所定の形式の伝送フレームに収
容される信号を複数チャネル多重化してなる伝送フレー
ム内の任意のチャネルの信号のうち、一部分のチャネル
の信号のみについてアクセスし(上記の別の信号の入出
力を行い)、他のアクセスしないチャネルの信号につい
ては、このアド・ドロップ・マルチプレクス装置にては
入出力しないでスルーとすることができるアド・ドロッ
プ・マルチプレクス装置が提供される。
【0244】[第6の発明の効果]第6の発明によれ
ば、上記の第5の発明の目的に加えて、各々が複数の所
定の形式の伝送フレームに収容される信号を複数チャネ
ル多重化してなる伝送フレーム内の任意のチャネルの信
号に対して、複数の低次群信号のチャネルの各々からア
クセスできるアド・ドロップ・マルチプレクス装置が提
供される。
【0245】[第7の発明の効果]第7の発明によれ
ば、各々が複数の第1の形式の伝送フレームを収容する
第2の形式の伝送フレームを更に複数チャネル多重化し
て各方向に伝送し得る双方向伝送路上に位置して、これ
ら双方向のうち何れの方向に伝送される、上記の複数チ
ャネル多重化された信号に対しても低次群信号を挿入
(アド)し得、且つ、何れか一方の方向から伝送されて
きた上記の複数チャネル多重化された信号から選択して
低次群信号を取り出す(ドロップ)するアド・ドロップ
・マルチプレクス装置であって、上記の複数チャネル多
重化された信号中の個々の第1の形式の伝送フレームの
信号単位で、上記の選択して取り出す(ドロップする)
信号の方向を切り替えることができるアド・ドロップ・
マルチプレクス装置が提供される。
【0246】[第8の発明の効果]第8の発明によれ
ば、上記の第7の発明の目的に加えて、各々が複数の第
1の形式の伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フ
レームを更に複数チャネル多重化した信号内の、任意の
第1の形式の伝送フレームの信号に対して、複数の低次
群信号のチャネルの各々からアクセスできるアド・ドロ
ップ・マルチプレクス装置が提供される。
【0247】[第9の発明の効果]第9の発明によれ
ば、各々が複数の第1の形式の伝送フレームを収容する
第2の形式の伝送フレームの信号を更に複数チャネル多
重化してなる所定の多重度の伝送フレームの信号を伝送
する伝送路上に位置して、該複数チャネル多重化してな
る信号の伝送フレームに低次群の信号をアドおよびドロ
ップするアド・ドロップ・マルチプレクス装置であっ
て、上記の所定の多重度の伝送フレームに多重化される
何れの第1の形式の伝送フレームの信号についても、そ
の伝送フレームの信号が上記の第1の形式の伝送フレー
ムのレベルでクロスコネクトされるか、第2の形式の伝
送フレームのレベルでクロスコネクトされるかが選択設
定可能であるアド・ドロップ・マルチプレクス装置が提
供される。
【0248】[第10の発明の効果]第10の発明によ
れば、上記の第2の形式の伝送フレームのレベルにおけ
る回線交換(クロスコネクト)を行う構成から、必要に
応じて、上記の第1の形式の伝送フレームのレベルにお
ける回線交換(クロスコネクト)を行う構成に切り替え
る際には、上記の第1の形式の伝送フレームのレベルに
おける回線の接続が連続的に移行することができるアド
・ドロップ・マルチプレクス装置の回線設定切り替え方
法が提供される。
【0249】[第11の発明の効果]第11の発明によ
れば、各々が複数の第1の形式の伝送フレームを収容す
る第2の形式の伝送フレームを更に複数チャネル多重化
して各方向に伝送し得る双方向伝送路上に位置して、こ
れら双方向のうち何れの方向に伝送される、上記の複数
チャネル多重化された信号に対しても低次群信号を挿入
(アド)し得、且つ、何れか一方の方向から伝送されて
きた上記の複数チャネル多重化された信号から選択して
低次群信号を取り出す(ドロップ)するアド・ドロップ
・マルチプレクス装置であって、上記の選択して取り出
す低次群信号の方向を、上記の複数チャネル多重化され
た信号中の個々の第1の形式の伝送フレームの信号単位
で切り替えるか、或るいは、それら第1の形式の伝送フ
レームの信号が含む個々の第2の形式の伝送フレームの
信号の単位で切り替えるかを選択することができるアド
・ドロップ・マルチプレクス装置が提供される。
【0250】[第12および第13の発明の効果]第1
2および第13の発明によれば、各々が複数の第1の形
式の伝送フレームを収容する第2の形式の伝送フレーム
を更に複数チャネル多重化して所定の多重度の信号とし
て各方向に伝送し得る双方向伝送路上に位置して、これ
ら双方向のうち何れの方向に伝送される、上記の複数チ
ャネル多重化された信号に対しても低次群信号を挿入
(アド)し得、且つ、何れか一方の方向から伝送されて
きた上記の複数チャネル多重化された信号から選択して
低次群信号を取り出す(ドロップ)するアド・ドロップ
・マルチプレクス装置において、該アド・ドロップ・マ
ルチプレクス装置の通信機能、すなわち、上記の伝送路
を介して他のノードとの間の通信機能を維持したままで
該伝送路の伝送容量を増加することができるライン伝送
容量増加方法が提供される。
【0251】[第14の発明の効果]第14の発明によ
れば、各々が複数の第1の形式の伝送フレームを収容す
る第2の形式の伝送フレームを更に複数チャネル多重化
してなる伝送フレーム内の全ての第2の形式の伝送フレ
ーム内の全ての第1の形式の伝送フレームの信号相互の
間で回線交換(クロスコネクト)を行うことができるア
ド・ドロップ・マルチプレクス装置が提供される。ま
た、上記の第2の形式の伝送フレームのレベルにおける
回線交換(クロスコネクト)機能、および、上記の第1
の形式の伝送フレームのレベルにおける回線交換(クロ
スコネクト)機能を1つのクロスコネクトユニットによ
って同時に実現することができる。
【0252】[第15の発明の効果]第15の発明によ
れば、低次群側の各インタフェース・ユニットでなく、
高次群側の共通部にパス・プロテクションスイッチ回路
を持った場合、低次群側に実装されるインタフェ−ス・
ユニットにより、パス・プロテクションスイッチングを
行う信号の種類が異なる場合にも、パス・プロテクショ
ンスイッチングを行う信号の種類(レベル)を、低次群
側のインタフェ−スユニットの種類に応じて自動的に設
定できるようになる。
【0253】[第16の発明の効果]第16の発明によ
れば、クロスコネクトされる信号のレベルに自動的に対
応してパス・プロテクションスイッチングを行うことが
でき、更に、1種類の低次群側インタフェ−ス信号に対
し、複数の信号レベルのクロスコネクトが行われる場合
でも、各信号の種類に合ったパス・プロテクションスイ
ッチングを行うことができるアド・ドロップ・マルチプ
レクス装置が提供される。
【0254】[第17の発明の効果]第17の発明によ
れば、同じ機能を持つ多重分離部が、West側用とE
ast側用とで2つ必要となる従来構成と比較して回路
規模が小さくなり、回路規模を削減したアド・ドロップ
・マルチプレクス装置が実現される。 [第18の発明の効果]第18の発明によれば、サービ
ス信号の種類に応じて設けられる位置の異なる信号終端
回路とオーバーヘッド情報処理ユニットとの間でオーバ
ーヘッド情報を転送するための信号パスを効率的に形成
することにより回路規模を削減したアド・ドロップ・マ
ルチプレクス装置が提供される。
【0255】[第19の発明の効果]第19の発明によ
れば、光インタフェースのパッケージの負担を軽減し、
クロスコネクトの制御を一ケ所で集中的に行うことがで
き、効率化がはかれれる。 [第20の発明の効果]第20の発明によれば、装置の
ハードウェア負担を平均化する(物理的サイズの大小を
少なくする)ことにより、パッケ−ジを架、または、シ
ェルフに収納するための実装の効率化をはかることがで
きる。
【0256】[第21の発明の効果]第21の発明によ
れば、各方向に伝送される信号に係わる処理が各々一つ
のパッケ−ジ内で実行できるため、パッケ−ジ間の物理
的配線が不要となり、シェルフの配線量を軽減できる
他、各パッケ−ジ間を接続するコネクタの小形化等も図
れる。
【0257】[第22の発明の効果]第22の発明によ
れば、各方向のパッケージへのハードウェア負荷を軽減
(装置全体として平均化)することができる。 [第1〜第22の発明に共通する効果]第1〜第22の
発明によれば、サービスや回線設定のフレキシビリティ
およびアクセシビリティが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の基本形態の構成を示す図である。
【図2】第1の発明の第2の形態の構成を示す図であ
る。
【図3】第1の発明の第3の形態の構成を示す図であ
る。
【図4】第1の発明の第4の形態の構成を示す図であ
る。
【図5】第1の発明の第5の形態の構成を示す図であ
る。
【図6】第1の発明の第6の形態の構成を示す図であ
る。
【図7】第1の発明の第7の構成を示す図である。
【図8】第1の発明の第8の形態の構成を示す図であ
る。
【図9】第2の発明の基本形態の構成を示す図である。
【図10】第2の発明の第2の形態の構成を示す図であ
る。
【図11】第2の発明の第3の形態の構成を示す図であ
る。
【図12】第2の発明の第4の形態の構成を示す図であ
る。
【図13】第3の発明の基本形態の構成を示す図であ
る。
【図14】第3の発明の第2の形態の構成を示す図であ
る。
【図15】第4の発明の基本形態の構成を示す図であ
る。
【図16】第4の発明の第2の形態の構成を示す図であ
る。
【図17】第5の発明の基本形態の構成を示す図であ
る。
【図18】第5の発明の第2の形態の構成を示す図であ
る。
【図19】第6の発明の基本形態の構成を示す図であ
る。
【図20】第7の発明の基本形態の構成を示す図(その
1)である。
【図21】第7の発明の基本形態の構成を示す図(その
2)である。
【図22】第8の発明の基本形態の構成を示す図(その
1)である。
【図23】第8の発明の基本形態の構成を示す図(その
2)である。
【図24】第8の発明の第2の形態の構成を示す図(そ
の1)である。
【図25】第8の発明の第2の形態の構成を示す図(そ
の2)である。
【図26】第9の発明の基本形態の構成を示す図であ
る。
【図27】第10の発明の回線切り替え方法の基本手順
を示す図である。
【図28】第11の発明の基本形態の構成を示す図であ
る。
【図29】第11の発明の第2の形態の構成を示す図で
ある。
【図30】第12の発明の方法の実行前のアド・ドロッ
プ・マルチプレクス装置の構成を示す図である。
【図31】第12の発明の伝送容量を増加する方法の基
本手順を示す図である。
【図32】第13の発明の通信ネットワークの伝送容量
を増加する方法の基本手順を示す図である。
【図33】第14の発明の基本形態の構成を示す図であ
る。
【図34】第15の発明の基本構成を示す図である。
【図35】第16の発明の基本構成を示す図である。
【図36】第17の発明の基本形態の構成を示す図(そ
の1)である。
【図37】第17の発明の基本形態の構成を示す図(そ
の2)である。
【図38】第18の発明の基本形態の構成を示す図であ
る。
【図39】第1および第2の発明の実施例の構成を示す
図である。
【図40】第12および第13の発明を適用するネット
ワーク(発明の方法の適用前の)構成を示す図である。
【図41】第12および第13の発明の方法の実施途中
のネットワーク構成を示す図である。
【図42】第12および第13の発明を適用した結果の
ネットワーク構成を示す図である。
【図43】第5および第4の発明の実施例の構成を示す
図である。
【図44】VT PTR制御ユニットの構成例を示す図
である。
【図45】図44のポインタ生成部の構成例を示す図で
ある。
【図46】図43の構成におけるVT TSAユニット
の構成例を示す図である。
【図47】第8の発明の第1の実施例の構成を示す図で
ある。
【図48】第8の発明の第2の実施例の構成を示す図で
ある。
【図49】第1〜9,11,および,14の発明の実施
例の構成を示す図(左上部分)である。
【図50】第1〜9,11,および,14の発明の実施
例の構成を示す図(中央上側部分)である。
【図51】第1〜9,11,および,14の発明の実施
例の構成を示す図(右部分)である。
【図52】第1〜9,11,および,14の発明の実施
例の構成を示す図(左下側および中央下側部分)であ
る。
【図53】図52の構成におけるVTパス・プロテクシ
ョンスイッチの構成例を示す図(その1)である。
【図54】図52の構成におけるVTパス・プロテクシ
ョンスイッチの構成例を示す図(その2)である。
【図55】第10の発明の第1の実施例の構成を示す図
である。
【図56】第10の発明の動作説明図である。
【図57】第10の発明の第2の実施例の構成を示す図
である。
【図58】第15の発明の実施例の構成を示す図であ
る。
【図59】第16の発明の実施例の構成を示す図であ
る。
【図60】第17の発明に対する従来構成を示す図であ
る。
【図61】第17の発明の実施例の構成を示す図であ
る。
【図62】第18の発明に対する従来の構成例を示す図
である。
【図63】第18の発明の実施例の構成を示す図であ
る。
【図64】図63の構成における信号線接続のための構
成例を示す図である。
【図65】第19の発明の実施例を示す図である。
【図66】第20の発明の実施例を示す図である。
【図67】第21の発明の実施例を示す図である。
【図68】第22の発明の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1,21,23…パーシャル・ドロップ手段 2,22,24…パーシャル・アド手段 3,11,17…多重分離手段 4,12,18…多重化手段 5,6,9,15,16,27…位相・周波数制御手段 7,8,13,14,28,29,30,31…クロス
コネクト手段 19…スルー手段 25…ドロップ信号選択手段 26…アド信号分配手段 41…高次回線設定手段 42…多重分離手段 43…低次回線設定手段 44…多重化手段 45…回線設定レベル設定手段 51…第1の多重分離手段 52…第2の多重分離手段 53…低次信号選択手段 55…多重化手段 56…選択手段 57…高次/低次選択手段 59…高次信号選択手段 62…第1のドロップ信号選択手段 63…第1のアド信号分配手段 641 ,...64p …第1の多重分離手段 651 ,...65p …第2の多重分離手段 601 ,...60p …第2のドロップ信号選択手段 671 ,...67p …第1の多重化手段 661 ,...66p …第2の多重化手段 611 ,...61p …第2のアド信号分配手段 701 ,...70p …第1のクロスコネクト手段 711 ,...71p …第2のクロスコネクト手段 721 ,...72p …第3のクロスコネクト手段 7 1 ,...7 p …第4のクロスコネクト手段 741 ,...74p …第1の位相・周波数制御手段 751 ,...75p …第2の位相・周波数制御手段 761 ,...76p …第3の位相・周波数制御手段 81,82…双方向伝送路 91,93…信号入力手段 92,94…信号出力手段 101…受信部 1021 〜1023 …12:1セレクタ 1051 〜10512…3:1セレクタ 1081 〜10812…2:1セレクタ 109…送出部 110…高次群ユニット 111…第1の伝送フレーム変換手段 112…クロスコネクト手段 113…第2の伝送フレーム変換手段120…低次群ユ
ニット 111…高次群(OC−12)受信インターフェイス・
ユニット 112,116…STS(synchronous transport signa
l)TSA(time slot assignment)ユニット 113…アド/スルー選択用セレクタ群 114…STS PTR制御(pointer processing)ユニ
ット 115…高次群(OC−12)送信インターフェイス・
ユニット 121,124…VT(virtual tributary)PTR制御
(pointer processing)ユニット 122,12…VT(virtual tributary)TSA(time
slot assignment)ユニット 123…低次群インターフェイス・ユニット 126…低次信号アド/スルー選択用セレクタ群 131…多重分離部 1321 〜13228…ポインタ検出部 1331 〜13328…エラスティック・ストア 1341 〜13428…ポインタ生成部 135…多重化部 141…エラスティック・ストア 142…パルス発生回路 143…クロック発生回路 144…カウンタ 145…ラッチ回路 146…位相比較回路 147…送信ポインタ演算部 148…送信ポインタ生成部 149…オーバーヘッド挿入部 1501 〜1503 …多重分離部 1521 〜15228,15229〜15256,15257
15284…84:1セレクタ 1541 〜1543 …多重化部 161…タイミング制御部 162…PLL部 163…タイミングパルス発生部 164…パルス生成部 165…East側高次群側インターフェイス部 166…East側ドロップ信号VT PTR制御(poi
nter processing)部 167…East側ドロップ信号クロスコネクト部 168…East側アド信号クロスコネクト部 171…低次群側インターフェイス部 172…ドロップ信号セレクタ 173…セレクタ制御部 174…アド信号VT PTR制御(pointer processin
g)部 175…West側高次群側インターフェイス部 176…West側ドロップ信号VT PTR制御(poi
nter processing)部 177…West側ドロップ信号クロスコネクト部 178…West側アド信号クロスコネクト部 170…VTパス・プロテクションスイッチ 191…East側高次群(OC−3)側インターフェ
イス部 1921 〜1923 …East側高次群側パス・オーバ
ーヘッド検出部 1931 〜1933 …East側高次群側ポインタ制御
部 194…East側高次群側出力セレクタ 1951 〜1953 …East側高次群側パス・オーバ
ーヘッド挿入部 196…West側STSアド信号スイッチ部 197…East側STSドロップ信号スイッチ部 198…West側VTアド信号スイッチ部 199…East側VTドロップ信号スイッチ部 200…East側ドロップ信号セレクタ 201…East側STSアド信号スイッチ部 202…West側STSドロップ信号スイッチ部 203…East側VTアド信号スイッチ部 204…West側VTドロップ信号スイッチ部 205…West側ドロップ信号セレクタ 2061 〜2063 …West側高次群側パス・オーバ
ーヘッド挿入部 207…West側高次群側出力セレクタ 208…West側高次群側インターフェイス部 2091 〜2093 …West側高次群側パス・オーバ
ーヘッド検出部 2101 〜2103 …West側高次群側ポインタ制御
部 211…タイミング制御部 212…PLL部 213…パルス発生部 214…タイミングパルス生成部 215…外部端末 216…制御部 220…VTパス・プロテクションスイッチ部 2211 〜2213 …低次群側パス・オーバーヘッド検
出部 2221 〜2223 …低次群側ポインタ制御部 231…マイクロコンピュータ・インターフェイス 232…East側多重分離部 233…West側多重分離部 2561 〜25628…VTパス・スイッチ・ユニット 252…多重化部 253…パス・オーバーヘッド挿入部 254…VT/STSセレクタ 255…West側STS信号固定制御部 232,233…East側,West側の多重分離部 200,205…East側,West側のドロップ信
号セレクタ 234…条件設定メモリ 235,242…East側,West側のVTパスA
IS検出部 236,243…East側,West側の重度エラー
(Bit Interleaved Parity-2 Major Error)検出部 237,244…East側,West側の軽度エラー
(Bit Interleaved Parity-2 Minor Error)検出部 238,245…East側,West側の空VT信号
検出部 239,246…East側,West側のVTパスモ
ニタ 240…パス・プロテクションスイッチの履歴を記録す
るパス・プロテクションスイッチ・カウンタ 247,250…パフォーマンス・モニタ 248,249…East側,West側のタイミング
・カウンタ 251…パス・スイッチ 301…パス・プロテクションスイッチ 302…スイッチレベル設定手段 303…低次群側インターフェイス・ユニット 304…ユニット種別表示手段 305…ユニット種別認識手段 306…切り替えレベル決定手段 307…レベル設定制御手段 311…第1のクロスコネクト手段 312…第2のクロスコネクト手段 313…第1のクロスコネクトレベル設定手段 314…第2のクロスコネクトレベル設定手段 301…パス・プロテクションスイッチ 302…スイッチレベル設定手段 315…低次群側インターフェイス・ユニット 317…クロスコネクトレベル入力手段 318…クロスコネクトレベル制御手段 319…切り替えレベル決定手段 320…スイッチレベル設定制御手段 331…East側高次群側インターフェイスユニット 332…共通部ユニット 333…West側高次群側インターフェイスユニット 337…制御部 338,340…多重化/多重分離ユニット 339…DS3インターフェイスユニット 336…パス・プロテクションスイッチ 3411 〜34128,3431 〜34328…DS1イン
ターフェイスユニット 345…STS−1インターフェイスユニット 346…OC−3インターフェイスユニット 347…多重化/多重分離ユニット 3481 〜34828…DS1インターフェイスユニット 351…第1のクロスコネクト手段 353…第2のクロスコネクト手段 350…ドロップ信号選択手段 3541,...354n …多重分離手段 3561,...356n …多重化手段 358,357…第3,第4のクロスコネクト手段 361…East側高次群側インターフェイスユニット 362…共通部ユニット 363…West側高次群側インターフェイスユニット 366,367…East側,West側の多重分離ユ
ニット 3681 〜368n …パス・プロテクションスイッチ 364,365…East側,West側のクロスコネ
クトユニット 373…パス・プロテクションスイッチユニット 374…多重分離ユニット 401,402,403,421,422,423,4
30,441,442,461,462,463…回路
パッケージ 404,424,443,464…DS1インターフェ
イス部 405,410,425,428…光インタフェ−ス部 411…STSレベルのクロスコネクト部 412…VTレベルのクロスコネクト部 411…STSレベルのクロスコネクト部 412…VTレベルのクロスコネクト部 426,427…STSレベルのクロスコネクト部 429…VTクロスコネクト部 421,423…光インタフェ−ス部のパッケージ 426,427…STS−1レベルのクロスコネクト部 444,447,448,451,465,467,4
68,470…方向別の光インターフェイス部 445,449…方向別のSTSレベルのクロスコネク
ト部 446,450…方向別のVTレベルのクロスコネクト
部 465…光インターフェイス 466…STSレベルのクロスコネクト部 467…光インターフェイス 470…光インターフェイス 469…STSレベルのクロスコネクト部 468…光インターフェイス 471…VTレベルのクロスコネクト部 501…第1の回路パッケージ 502…位置オーバーヘッド挿入/抽出回路 503…位置接続手段 504…第1の信号線 505…第2の回路パッケージ 506…第2のオーバーヘッド挿入/抽出手段 507…第2の接続手段 508…第2の信号線 509…オーバーヘッド情報処理ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 英明 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 石渡 純一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 岩本 幸司 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−160821(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/08 H04J 3/00

Claims (36)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NおよびnをN>nを満たす整数とし
    て、 第1の伝送路上を伝送されてきたNチャネルの第1の信
    号のうちnチャネルを選択して少なくとも1つの第2の
    伝送路に送出するパーシャル・ドロップ手段(1)と、 少なくとも1つの第3の伝送路上を伝送されてきたnチ
    ャネルの第2の信号と、前記Nチャネルの第1の信号の
    うち前記第2の伝送路に送出された前記nチャネルの第
    1の信号以外の(N−n)チャネルの第1の信号とを、
    Nチャネルの第3の信号として前記第1の伝送路上に送
    出するパーシャル・アド手段(2)とを有し、 前記第1および第3の信号はそれぞれ所定の形式の伝送
    フレームに含まれて伝送され、前記所定の形式の伝送フ
    レームの各々は、該各々の伝送フレームが含む情報の該
    各々の伝送フレーム内での位相を示すポインタ情報をも
    伝送し、 前記パーシャル・アド手段(2)は、前記nチャネルの
    第2の信号および前記(N−n)チャネルの第1の信号
    が含む情報を、前記送出する第3の信号の各々を含む前
    記所定の形式の伝送フレームに当該アド・ドロップ・マ
    ルチプレクス装置のタイミングに同期するように挿入
    し、 前記nチャネルの第2の信号および前記(N−n)チャ
    ネルの第1の信号が含む情報を、前記送出する第3の信
    号の各々を含む前記所定の形式の伝送フレームに挿入し
    た位相を示す情報を求め、前記送出する第3の信号の各
    々を含む前記所定の形式の伝送フレーム内の前記ポイン
    タ情報として挿入する位相・周波数制御手段(5)を有
    るアド・ドロップ・マルチプレクス装置。
  2. 【請求項2】 前記位相・周波数制御手段(5)は、前
    記送出する第3の信号の各々を含む前記所定の形式の伝
    送フレームの基準位相と、前記伝送されてきたnチャネ
    ルの第2の信号が含む情報の位相と、前記伝送されてき
    た(N−n)チャネルの第1の信号が含む情報の位相と
    に基づいて、前記送出する第3の信号の各々を含む前記
    所定の形式の伝送フレーム内の前記位相を求める手段を
    有する請求項に記載のアド・ドロップ・マルチプレク
    ス装置。
  3. 【請求項3】 前記位相・周波数制御手段(5)は、前
    記送出する第3の信号の周波数と、前記伝送されてきた
    nチャネルの第2の信号および前記伝送されてきた(N
    −n)チャネルの第1の信号それぞれの周波数とに基づ
    いて、前記送出する第3の信号の各々を含む所定の形式
    の伝送フレーム内においてスタッフ・デスタッフ制御を
    行う手段を有する請求項に記載のアド・ドロップ・マ
    ルチプレクス装置。
  4. 【請求項4】 NおよびnをN>nを満たす整数とし
    て、 第1の伝送路上を伝送されてきたNチャネルの第1の信
    号のうちnチャネルを選択して少なくとも1つの第2の
    伝送路に送出するパーシャル・ドロップ手段(1)と、 少なくとも1つの第3の伝送路上を伝送されてきたnチ
    ャネルの第2の信号と、前記Nチャネルの第1の信号の
    うち前記第2の伝送路に送出された前記nチャネルの第
    1の信号以外の(N−n)チャネルの第1の信号とを、
    Nチャネルの第3の信号として前記第1の伝送路上に送
    出するパーシャル・アド手段(2)とを有し、 前記nチャネルの第1の信号は少なくとも1つの所定の
    形式の伝送フレームに含まれて伝送され、前記所定の形
    式の伝送フレームの各々は、該各々の伝送フレームが含
    む情報の該各々の伝送フレーム内での位相を示すポイン
    タ情報をも伝送し、 前記nチャネルの第1の信号が含む情報を、当該アド・
    ドロップ・マルチプレクス装置のタイミングに同期する
    ように所定の形式の伝送フレームに挿入し、該挿入した
    位相を示す情報を求め、前記ポインタ情報として挿入す
    る位相・周波数制御手段(6)を有するアド・ドロップ
    ・マルチプレクス装置。
  5. 【請求項5】 前記位相・周波数制御手段(6)は、 前記送出するnチャネルの第1の信号の各々を含む前記
    所定の形式の伝送フレームの位相と、前記伝送されてき
    たnチャネルの第1の信号各々が含む情報の位相とに基
    づいて前記所定の形式の伝送フレーム内の前記ポインタ
    情報を書き換える手段を有する請求項に記載のアド・
    ドロップ・マルチプレクス装置。
  6. 【請求項6】 前記位相・周波数制御手段(6)は、 前記送出する第1の信号の周波数と、前記伝送されてき
    たnチャネルの第1の信号それぞれの周波数とに基づい
    て、前記送出する第1の信号を含む前記所定の形式の伝
    送フレーム内においてスタッフ・デスタッフ制御を行う
    手段を有する請求項に記載のアド・ドロップ・マルチ
    プレクス装置。
  7. 【請求項7】 NおよびnをN>nを満たす整数とし
    て、 第1の伝送路上を伝送されてきたNチャネルの第1の信
    号のうちnチャネルを選択して少なくとも1つの第2の
    伝送路に送出するパーシャル・ドロップ手段(1)と、 少なくとも1つの第3の伝送路上を伝送されてきたnチ
    ャネルの第2の信号と、前記Nチャネルの第1の信号の
    うち前記第2の伝送路に送出された前記nチャネルの第
    1の信号以外の(N−n)チャネルの第1の信号とを、
    Nチャネルの第3の信号として前記第1の伝送路上に送
    出するパーシャル・アド手段(2)とを有し、 設定された対応関係に基づいて、前記nチャネルの第1
    の信号をそれぞれ前記第2の伝送路の何れの上に送出す
    るかを設定する第1のクロスコネクト手段(7)と、 設定された対応関係に基づいて、前記nチャネルの第2
    の信号を前記Nチャネルの第3の信号の何れとして前記
    第1の伝送路上に送出するかを設定する第2のクロスコ
    ネクト手段(8)とを有するアド・ドロップ・マルチプ
    レクス装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の信号はそれぞれ所定の形式の
    伝送フレームに含まれて伝送され、前記所定の形式の伝
    送フレームの各々は、該各々の伝送フレームが含む情報
    の該各々の伝送フレーム内での位相を示すポインタ情報
    をも伝送し、 前記nチャネルの第1の信号が含む情報を、当該アド・
    ドロップ・マルチプレクス装置のタイミングに同期する
    ように所定の形式の伝送フレームに挿入し、該挿入した
    位相を求めて該所定の形式の伝送フレーム内の前記ポイ
    ンタ情報として挿入する位相・周波数制御手段(9)を
    有する請求項に記載のアド・ドロップ・マルチプレク
    ス装置。
  9. 【請求項9】 NおよびnをN>nを満たす整数とし
    て、 第1の伝送路上を伝送されてきたNチャネルの第1の信
    号のうちnチャネルを選択して少なくとも1つの第2の
    伝送路に送出するパーシャル・ドロップ手段( 1)と、 少なくとも1つの第3の伝送路上を伝送されてきたnチ
    ャネルの第2の信号と、前記Nチャネルの第1の信号の
    うち前記第2の伝送路に送出された前記nチャネルの第
    1の信号以外の(N−n)チャネルの第1の信号とを、
    Nチャネルの第3の信号として前記第1の伝送路上に送
    出するパーシャル・アド手段(2)とを有し、 前記nチャネルの第1の信号のうち少なくとも1つを多
    重分離してmチャネルの第4の信号として少なくとも1
    つの第4の伝送路上へ出力する多重分離手段(11)
    と、 少なくとも1つの第5の伝送路上を伝送されてきたmチ
    ャネルの第5の信号を多重化して前記nチャネルの第2
    の信号のうち少なくとも1つとして前記パーシャル・
    手段に供給する多重化手段(12)とを有するアド・
    ドロップ・マルチプレクス装置。
  10. 【請求項10】 定された対応関係に基づいて、前記
    mチャネルの第4の信号を前記第4の伝送路の何れの上
    に送出するかを設定する第1のクロスコネクト手段(1
    3)と、 設定された対応関係に基づいて、前記mチャネルの第5
    の信号をそれぞれ前記多重化手段(12)の何れの入力
    ポートに接続するかを設定する第2のクロスコネクト手
    段(14)とを有する請求項9に記載のアド・ドロップ
    ・マルチプレクス装置。
  11. 【請求項11】 記第4および第5の信号はそれぞれ
    第2の形式の所定の伝送フレームに含まれて伝送され、
    前記第2の形式の所定の伝送フレームの各々は、該各々
    の伝送フレームが含む情報の該各々の伝送フレーム内で
    の位相を示すポインタ情報をも伝送し、 前記mチャネルの第4の信号が含む情報を、当該アド・
    ドロップ・マルチプレクス装置のタイミングに同期する
    ように第2の形式の所定の伝送フレームに挿入し、該挿
    入した位相を求めて該第2の形式の所定の伝送フレーム
    内の前記ポインタ情報として挿入する第1の位相・周波
    数制御手段(15)と、 前記mチャネルの第5の信号が含む情報を、当該アド・
    ドロップ・マルチプレクス装置のタイミングに同期する
    ように第2の形式の所定の伝送フレームに挿入し、該挿
    入した位相を求めて該第2の形式の所定の伝送フレーム
    内の前記ポインタ情報として挿入する第2の位相・周波
    数制御手段(16)とを有する請求項に記載のアド・
    ドロップ・マルチプレクス装置。
  12. 【請求項12】 NおよびnをN≧nを満たす整数とし
    て、前記mチャネルの第4の信号のうち少なくとも1つ
    を、前記mチャネルの第5の信号のうち少なくとも1つ
    の代わりに前記多重化手段(15)へ供給するスルー接
    続手段(19)を有する請求項に記載のアド・ドロッ
    プ・マルチプレクス装置。
  13. 【請求項13】 前記第4および第5の信号はそれぞれ
    第2の形式の所定の伝送フレームに含まれて伝送され、
    前記第2の形式の所定の伝送フレームの各々は、該各々
    の伝送フレームが含む情報の該各々の伝送フレーム内で
    の位相を示すポインタ情報をも伝送し、 前記mチャネルの第4の信号が含む情報を、当該アド・
    ドロップ・マルチプレクス装置のタイミングに同期する
    ように第2の形式の所定の伝送フレームに挿入し、該挿
    入した位相を求めて該第2の形式の所定の伝送フレーム
    内の前記ポインタ情報として挿入する第1の位相・周波
    数制御手段(15)を有し、 前記第5の伝送路を伝送されてきた前記第5の信号が含
    む情報を、当該アド・ドロップ・マルチプレクス装置の
    タイミングに同期するように第2の形式の所定の伝送フ
    レームに挿入し、該挿入した位相を求めて該第2の形式
    の所定の伝送フレーム内の前記ポインタ情報として挿入
    する第2の位相・周波数制御手段(16)を有する請求
    12に記載のアド・ドロップ・マルチプレクス装置。
  14. 【請求項14】 NおよびnをN>nを満たす整数とし
    て、 第1の伝送路上を伝送されてきたNチャネルの第1の信
    号のうちnチャネルを選択してドロップ信号選択手段
    (25)に供給する第1のパーシャル・ドロップ手段
    (21)と、 第2の伝送路上を伝送されてきたNチャ
    ネルの第2の信号から、前記第1のパーシャル・ドロッ
    プ手段(21)にて選択された前記nチャネルの第1信
    号に対応するnチャネルの第2の信号を選択して前記ド
    ロップ信号選択手段(25)に供給する第2のパーシャ
    ル・ドロップ手段(23)と、 前記第1および第2のパーシャル・ドロップ手段(2
    1,23)から供給された前記nチャネルの第1の信
    号、および、該nチャネルの第1の信号に対応する前記
    nチャネルの第2の信号から、互いに対応する第1およ
    び第2の信号のそれぞれ一方を選択して、nチャネルの
    選択された信号を少なくとも1つの第3の伝送路に送出
    する前記ドロップ信号選択手段(25)と、 少なくとも1つの第4の伝送路上を伝送されてきたnチ
    ャネルの第3の信号と、前記Nチャネルの第1の信号の
    うち前記ドロップ信号選択手段(25)に供給された前
    記nチャネルの第1の信号以外の(N−n)チャネルの
    第1の信号とを、Nチャネルの第4の信号として前記第
    1の伝送路上に送出する第1のパーシャル・アド手段
    (22)と、 前記nチャネルの第3の信号と、前記Nチャネルの第2
    の信号のうち前記ドロップ信号選択手段(25)に供給
    された前記nチャネルの第2の信号以外の(N−n)チ
    ャネルの第2の信号とを、Nチャネルの第5の信号とし
    て前記第2の伝送路上に送出する第2のパーシャル・ア
    ド手段(24)と、 前記第3の伝送路上を伝送されてきたnチャネルの第3
    の信号を、前記第1および第2のパーシャル・アド手段
    (22,24)に供給するアド信号分配手段(26)と
    を有することを特徴とするアド・ドロップ・マルチプレ
    クス装置。
  15. 【請求項15】 前記nチャネルの選択された信号はそ
    れぞれ所定の形式の伝送フレームに含まれて伝送され、
    前記所定の形式の伝送フレームの各々は、該各々の伝送
    フレームが含む情報の該各々の伝送フレーム内での位相
    を示すポインタ情報をも伝送し、 前記nチャネルの選択された信号が含む情報を、当該ア
    ド・ドロップ・マルチプレクス装置のタイミングに同期
    するように所定の形式の伝送フレームに挿入し、該挿入
    した位相を求めて該形式の所定の伝送フレーム内の前記
    ポインタ情報として挿入する位相・周波数制御手段(2
    7)を有する請求項14に記載のアド・ドロップ・マル
    チプレクス装置。
  16. 【請求項16】 設定された対応関係に基づいて、前記
    nチャネルの第1の信号をそれぞれ前記第3の伝送路の
    何れに対応させるかを設定する第1のクロスコネクト手
    段(28)と、 設定された対応関係に基づいて、前記nチャネルの第2
    の信号をそれぞれ前記第3の伝送路の何れに対応させる
    かを設定する第2のクロスコネクト手段(31)と、 設定された対応関係に基づいて、前記nチャネルの第3
    の信号をそれぞれ前記第1の伝送路の何れの上に送出す
    るかを設定する第3のクロスコネクト手段(30)と、 設定された対応関係に基づいて、前記nチャネルの第3
    の信号をそれぞれ前記第2の伝送路の何れの上に送出す
    るかを設定する第4のクロスコネクト手段(29)とを
    有する請求項14に記載のアド・ドロップ・マルチプレ
    クス装置。
  17. 【請求項17】 NおよびnをN≧nを満たす整数、p
    をn≧p>0を満たす整数として、 第1の伝送路上を伝送されてきたNチャネルの第1の信
    号のうちnチャネルを選択して出力する第1のパーシャ
    ル・ドロップ手段(21)と、 第2の伝送路上を伝送されてきたNチャネルの第2の信
    号から、前記第1のパーシャル・ドロップ手段(21)
    にて選択された前記nチャネルの第1信号に対応するn
    チャネルの第2の信号を選択して出力する第2のパーシ
    ャル・ドロップ手段(23)と、 前記第1および第2のパーシャル・ドロップ手段(2
    1,23)から供給された前記nチャネルの第1の信号
    のうちの(n−p)チャネルの第1の信号、および、該
    (n−p)チャネルの第1の信号に対応する(n−p)
    チャネルの第2の信号から、互いに対応する第1および
    第2の信号のそれぞれ一方を選択して、(n−p)チャ
    ネルの選択された信号を前記少なくとも1つの第3の伝
    送路に送出する第1のドロップ信号選択手段(62)
    と、 少なくとも1つの第4の伝送路上を伝送されてきた(n
    −p)チャネルの第3の信号と、第1の多重化手段(6
    1 ,...67p )から供給されるpチャネルの多重
    化された信号と、前記Nチャネルの第1の信号のうち前
    記第1のパーシャル・ドロップ手段(21)に選択され
    た前記nチャネルの第1の信号以外の(N−n)チャネ
    ルの第1の信号とを、Nチャネルの第4の信号として前
    記第1の伝送路上に送出する第1のパーシャル・アド手
    段(22)と、 前記(n−p)チャネルの第3の信号と、第2の多重化
    手段(661 ,...66p )から供給されるpチャネ
    ルの多重化された信号と、前記Nチャネルの第2の信号
    のうち前記第2のパーシャル・ドロップ手段(23)に
    選択された前記nチャネルの第2の信号以外の(N−
    n)チャネルの第2の信号とを、Nチャネルの第5の信
    号として前記第2の伝送路上に送出する第2のパーシャ
    ル・アド手段(24)と、 前記第3の伝送路上を伝送されてきた前記(n−p)チ
    ャネルの第3の信号を、前記第1および第2のパーシャ
    ル・アド手段(22,24)に供給する第1のアド信号
    分配手段(63)と、 前記nチャネルの第1の信号のうち前記(n−p)チャ
    ネルの第1の信号以外のpチャネルの第1の信号をそれ
    ぞれ多重分離して各々mチャネルの第6の信号として出
    力する第1の多重分離手段(641 ,...64p
    と、 前記nチャネルの第2の信号のうち前記(n−p)チャ
    ネルの第2の信号以外の、前記pチャネルの第1の信号
    に対応するpチャネルの第2の信号をそれぞれ多重分離
    して各々mチャネルの第7の信号として出力する第2の
    多重分離手段(651 ,...65p )と、 前記第1および第2の多重分離手段(651 ,...6
    p ,641 ,...64p )各々から供給された前記
    mチャネルの第6の信号、および、該mチャネルの第6
    の信号に各々対応するmチャネルの第7の信号から、互
    いに対応する第6および第7の信号のそれぞれ一方を選
    択して、mチャネルの選択された信号を少なくとも1つ
    の第5の伝送路に送出する第2のドロップ信号選択手段
    (601,...60p )と、 少なくとも1つの第6の伝送路上を伝送されてきたp組
    のmチャネルの第3の信号を入力して、各組毎に前記m
    チャネルの第3の信号を多重化して前記多重化された信
    号を生成して前記第1のパーシャル・アド手段(22)
    に供給する前記第1の多重化手段(671 ,...67
    p )と、 前記p組のmチャネルの第の信号を入力して、各組毎
    に前記mチャネルの第の信号を多重化して前記多重化
    された信号を生成して前記第2のパーシャル・アド手段
    (24)に供給する前記第2の多重化手段(66
    1 ,...66p )と、 前記第6の伝送路上を伝送されてきた前記p組のmチャ
    ネルの第8の信号を、前記第1および第2の多重化手段
    (671 ,...67p ,661 ,...66p )に供
    給する第2のアド信号分配手段(611 ,...61
    p )とを有してなることを特徴とするアド・ドロップ・
    マルチプレクス装置。
  18. 【請求項18】 設定された対応関係に基づいて、前記
    第1のパーシャル・アド手段(22)に供給される前記
    p組のmチャネルの第6の信号をそれぞれ前記第5の伝
    送路の何れの上に送出するかを設定する第1のクロスコ
    ネクト手段(701 ,...70p )と、 設定された対応関係に基づいて、前記第2のパーシャル
    ・アド手段(24)に供給される前記p組のmチャネル
    の第7の信号をそれぞれ前記第6の伝送路の何れの上に
    送出するかを設定する第2のクロスコネクト手段(71
    1 ,...71p )と、 設定された対応関係に基づいて、前記p組のmチャネル
    の第8の信号をそれぞれ前記p組の多重化された第8の
    信号の何れのタイムスロット上に挿入するかを設定する
    第3のクロスコネクト手段(721 ,...72p
    と、 設定された対応関係に基づいて、前記p組のmチャネル
    の第8の信号をそれぞれ前記p組の多重化された第8の
    信号の何れのタイムスロット上に挿入するかを設定する
    第4のクロスコネクト手段(7 1 ,...7 p )と
    を有する請求項17に記載のアド・ドロップ・マルチプ
    レクス装置。
  19. 【請求項19】 前記p組のmチャネルの第6の信号、
    前記p組のmチャネルの第7の信号、および、前記p組
    のmチャネルの第8の信号はそれぞれ所定の形式の伝送
    フレームに含まれて伝送され、前記所定の形式の伝送フ
    レームの各々は、該各々の伝送フレームが含む情報の該
    各々の伝送フレーム内での位相を示すポインタ情報をも
    伝送し、 前記p組のmチャネルの第6の信号が含む情報を、当該
    アド・ドロップ・マルチプレクス装置のタイミングに同
    期するように所定の形式の伝送フレームに挿入し、該挿
    入した位相を求めて該形式の所定の伝送フレーム内の前
    記ポインタ情報として挿入する第1の位相・周波数制御
    手段(741 ,...74p )と、 前記p組のmチャネルの第7の信号が含む情報を、当該
    アド・ドロップ・マルチプレクス装置のタイミングに同
    期するように所定の形式の伝送フレームに挿入し、該挿
    入した位相を求めて該形式の所定の伝送フレーム内の前
    記ポインタ情報として挿入する第2の位相・周波数制御
    手段(751 ,...75p )と、 前記p組のmチャネルの第8の信号が含む情報を、当該
    アド・ドロップ・マルチプレクス装置のタイミングに同
    期するように所定の形式の伝送フレームに挿入し、該挿
    入した位相を求めて該形式の所定の伝送フレーム内の前
    記ポインタ情報として挿入する第3の位相・周波数制御
    手段(761 ,...76p )とを有する請求項17
    に記載のアド・ドロップ・マルチプレクス装置。
  20. 【請求項20】 各々第1の形式の伝送フレームに含ま
    れて伝送される複数チャネルの第1の信号の間でチャネ
    ル入れ換えを行う高次回線設定手段(41)と、 前記複数チャネルの第1の信号のうち少なくとも1つを
    入力して、該少なくとも1つの第1の形式の伝送フレー
    ムの各々が収容し、各々が第2の形式の伝送フレームに
    含まれる複数の第2の信号に多重分離する多重分離手段
    (42)と、 前記多重分離手段(42)にて多重分離された複数の第
    2の信号の間でチャネル入れ換えを行う低次回線設定手
    段(43)と、 前記低次回線設定手段(43)にてチャネル入れ換えさ
    れた複数の第2の信号を多重化して、各々が前記第1の
    形式の伝送フレームに含まれる複数の第3の信号を生成
    する多重化手段(44)と、 前記高次回線設定手段(41)にてチャネル入れ換えさ
    れた複数チャネルの第1の信号と、前記多重化手段(4
    4)にて生成された複数の第3の信号との何れか一方を
    選択して出力する回線設定レベル設定手段(45)とを
    有することを特徴とするアド・ドロップ・マルチプレク
    ス装置。
  21. 【請求項21】 請求項21の前記高次回線設定手段
    (41)に回線設定するステップ(T1)と、 前記高次回線設定手段(41)から出力される前記複数
    の第1の信号のうち少なくとも1つに含まれる前記複数
    の第2の信号の順序と同じ順序が前記第の信号におい
    て実現されるように前記低次回線設定手段(43)にて
    チャネル入れ換えを行うステップ(T2)と、 前記回線設定レベル設定手段(45)によって、前記多
    重化手段(44)の出力を選択するステップ(T3)と
    を有してなることを特徴とする回線設定切り替え方法。
  22. 【請求項22】 各々第1の形式の伝送フレームに含ま
    れて伝送される複数チャネルの第1の信号のうち少なく
    とも1つを入力して、該少なくとも1つの第1の信号の
    各々が収容し、各々が第2の形式の伝送フレームに含ま
    れる複数の第2の信号に多重分離する第1の多重分離手
    段(51)と、 各々前記第1の形式の伝送フレームに含まれて伝送され
    る複数チャネルの第3の信号のうち少なくとも1つを入
    力して、該少なくとも1つの第3の信号の各々が収容
    し、各々が前記第2の形式の伝送フレームに含まれる複
    数の第4の信号に多重分離する第2の多重分離手段(5
    2)と、 前記第2の信号および前記第4の信号の何れか一方を選
    択する低次信号選択手段(53)と、 前記低次信号選択手段(53)にて選択された信号を複
    数多重化して、各々が前記第1の形式の伝送フレームに
    含まれる複数の第5の信号を生成する多重化手段(5
    5)と、 前記第1、第3、および、第5の信号のうち何れかを選
    択する選択手段(56)とを有することを特徴とするア
    ド・ドロップ・マルチプレクス装置。
  23. 【請求項23】 前記選択手段(56)は、 前記第1の信号と前記第5の信号との何れか一方を選択
    する高次/低次選択手段(57)と、 前記高次/低次選択手段(57)にて選択された信号と
    前記第3の信号との何れか一方を選択する高次信号選択
    手段(59)とを有する請求項22に記載のアド・ドロ
    ップ・マルチプレクス装置。
  24. 【請求項24】 前記第の信号および前記第4の信号
    をモニタして、該モニタ結果に応じて前記第の信号お
    よび前記第4の信号の何れか一方を選択するように前記
    低次信号選択手段(53)を制御する低次信号選択制御
    手段(54)と、 前記高次/低次選択手段(57)にて選択された信号と
    前記第3の信号とをモニタして、該モニタ結果に応じて
    前記高次/低次選択手段(57)にて選択された信号と
    前記第3の信号との何れか一方を選択するように前記高
    次信号選択手段(59)を制御する高次信号選択制御手
    段(58)とを有する請求項23に記載のアド・ドロッ
    プ・マルチプレクス装置。
  25. 【請求項25】 NおよびnをN≧nを満たす整数とし
    て、 nチャネルの信号を双方向にそれぞれ伝送する第1の双
    方向伝送路(81)と、 nチャネルの信号を双方向にそれぞれ伝送する第2の双
    方向伝送路(82)と、 アド・ドロップ・マルチプレクス装置とを有し、 前記アド・ドロップ・マルチプレクス装置は、 前記第1の双方向伝送路(81)上を第1の側から伝送
    されたnチャネルの第6の信号を入力する第1の信号入
    力手段(91)と、 前記第1の双方向伝送路(81)上にnチャネルの第7
    の信号を前記第1の側に向かって出力する第1の信号出
    力手段(92)と、 前記第2の双方向伝送路(82)上を第2の側から伝送
    されたnチャネルの第8の信号を入力する第2の信号入
    力手段(93)と、 前記第2の双方向伝送路(82)上にnチャネルの第9
    の信号を前記第2の側に向かって出力する第2の信号出
    力手段(94)と、 請求項14に記載のnチャネルの第1の信号および請求
    14に記載のnチャネルの第2の信号の代わりに、前
    記第1および第2の信号入力手段(91,93)から入
    力された、前記nチャネルの第6の信号または前記nチ
    ャネルの第8の信号の何れか一方を選択して請求項14
    に記載の第3の伝送路上に送出する請求項14に記載の
    ドロップ信号選択手段(25)と、 請求項14に記載の第3の伝送路から入力された前記n
    チャネルの第3の信号を、請求項14に記載の第1およ
    び第2のパーシャル・アド手段(22,24)の代わり
    に、前記第1または第2の信号出力手段(92,94)
    の少なくとも一方に対して、それぞれ、前記nチャネル
    の第7の信号または前記nチャネルの第9の信号として
    供給する請求項14に記載のアド信号分配手段(26)
    とを有してなるシステムにおいて、 前記ドロップ信号選択手段(25)が前記第2の信号入
    力手段(93)によって入力される前記nチャネルの第
    8の信号を選択して前記第3の伝送路上に請求項14
    記載のnチャネルの選択された信号として送出するよう
    に該ドロップ信号選択手段(25)を制御し、前記アド
    信号分配手段(26)が前記第3の信号を前記第1の信
    号出力手段(92)に前記第9の信号として供給するよ
    うに該アド信号分配手段(26)を制御する第1のステ
    ップ(S1)と、 前記第1の信号入力手段(91)を請求項14に記載の
    第1のパーシャル・ドロップ手段(21)に、前記第2
    の信号出力手段(94)を請求項14に記載の第2のパ
    ーシャル・アド手段(24)に、そして、前記第1の双
    方向伝送路(81)を請求項14に記載の第1および第
    2の伝送路に、それぞれ置き換える第2のステップ(S
    2)と、 前記ドロップ信号選択手段(25)が前記第1のパーシ
    ャル・ドロップ手段(21)から出力される、請求項
    に記載のnチャネルの第1の信号を選択して前記第3
    の伝送路上に供給するように制御し、前記アド信号分配
    手段(26)が前記第3の信号を前記第1のパーシャル
    ・アド手段(23)に請求項14に記載の第2の信号と
    して供給するように制御する第3のステップ(S3)
    と、 前記第2の信号入力手段(9)を請求項14に記載の
    第2のパーシャル・ドロップ手段(23)に、前記第
    の信号出力手段(9)を請求項14に記載の第1のパ
    ーシャル・アド手段(22)に、そして、該第2の信号
    入力手段(93)および第2の信号出力手段(94)に
    接続されていた前記第2の双方向伝送路(82)を請求
    14に記載の第1および第2の伝送路に、それぞれ置
    き換える第4のステップ(S4)とを有するライン伝送
    容量増加方法。
  26. 【請求項26】 各々が請求項25に記載の構成を有す
    る、複数のアド・ドロップ・マルチプレックス装置を双
    方向伝送路によって接続してなる通信ネットワークにお
    いて、 1本の双方向伝送路によって直接接続される、
    隣合うアド・ドロップ・マルチプレックス装置の各々に
    おいて、該各々のアド・ドロップ・マルチプレクス装置
    が前記第1および第2のステップを実行する前のもので
    あるときは前記一本の双方向伝送路を前記第1の双方向
    伝送路と見なして該第1および第2のステップを実行
    し、該各々のアド・ドロップ・マルチプレクス装置が前
    記第1および第2のステップを実行した後のものである
    ときは前記一本の双方向伝送路を前記第2の双方向伝送
    路と見なして前記第3および第4のステップを実行する
    第5のステップ(ST1)と、 前記第5のステップを前記通信ネットワーク内の全ての
    隣合うアド・ドロップ・マルチプレックス装置について
    繰り返す第6のステップ(ST2)とを有することを特
    徴とする、通信ネットワークの伝送容量を増加する方
    法。
  27. 【請求項27】 各々が少なくとも1つの第1の形式の
    伝送フレームを含む第2の形式の伝送フレームの形を有
    する複数の第1の信号を、各々が前記第1の形式の伝送
    フレームの形を有する複数の第2の信号に変換する第1
    の伝送フレーム変換手段(111)と、 前記複数の第
    1の信号それぞれに対応して前記第1の伝送フレーム変
    換手段(111)にて変換された前記複数の第2の信号
    を入力する第1の入力ポートと、各々が前記第1の形式
    の伝送フレームの形を有する複数の第3の信号を入力す
    る第2の入力ポートと、各々が前記第2の形式の伝送フ
    レームの形を有し前記複数の第1の信号に対応する複数
    の第4の信号を出力する第1の出力ポートと、各々が前
    記第1の形式の伝送フレームの形を有する複数の第5の
    信号を出力する第2の出力ポートとを有し、前記第1お
    よび第2の入力ポートから入力した前記複数の第2およ
    び複数の第3の信号の間で回線交換を行って、前記複数
    の第4および第5の信号として前記第1および第2の出
    力ポートより出力するクロスコネクト手段(112)
    と、 前記クロスコネクト手段(112)の前記第1の出力ポ
    ートより出力された前記複数の第4の信号を、各々が前
    記第2の形式の伝送フレームの形を有する複数の第6の
    信号に変換する第2の伝送フレーム変換手段(113)
    とを有してなることを特徴とするアド・ドロップ・マル
    チプレクス装置。
  28. 【請求項28】 各々が第1の形式の伝送フレームに含
    まれて伝送され、更に該各々が第2の形式の伝送フレー
    ムに含まれる複数チャネルの第1の信号を多重化して含
    む、複数チャネルの第2の信号と、各々が前記第1の形
    式の伝送フレームに含まれて伝送され、更に該各々が前
    記第2の形式の伝送フレームに含まれる複数チャネルの
    第3の信号を多重化して含む、複数チャネルの第4の信
    号とを入力して、前記第2の信号および前記第4の信号
    のうち一方を選択して出力し、且つ、該一方を選択する
    動作を、前記第1の形式の伝送フレームの単位で切り替
    えるか、或るいは、前記第2の形式の伝送フレームの単
    位で切り替えるかを設定可能であるパス・プロテクショ
    ンスイッチ(301)と、 前記第1の形式の伝送フレームの単位で切り替えるか、
    或るいは、前記第2の形式の伝送フレームの単位で切り
    替えるかの設定を行うスイッチレベル設定手段(30
    2)と、 前記パス・プロテクションスイッチ(301)にて選択
    され出力された信号を低次群信号に変換して出力する低
    次群側インターフェイス・ユニット(303)とを有し
    てなるアド・ドロップ・マルチプレクス装置において、 前記低次群側インターフェイス・ユニット(303)
    は、該低次群側インターフェイス・ユニット(303)
    の種別を表示するユニット種別表示手段(304)を有
    し、 前記アド・ドロップ・マルチプレクス装置は、 前記表示を認識するユニット種別認識手段(305)
    と、 前記表示に基づいて、前記低次群側インターフェイス・
    ユニット(303)が出力する前記低次群信号が、前記
    スイッチレベル設定手段302において前記第1の形式
    の伝送フレームの単位での切り替えに適するものか、或
    るいは、前記第2の形式の伝送フレームの単位での切り
    替えに適するものかを決定する切り替えレベル決定手段
    (306)と、 前記切り替えレベル決定手段(306)の決定に基づい
    て、前記スイッチレベル設定手段(302)を制御する
    レベル設定制御手段(307)とを有することを特徴と
    するアド・ドロップ・マルチプレクス装置。
  29. 【請求項29】 各々が第1の形式の伝送フレームに含
    まれて伝送され、更に該各々が第2の形式の伝送フレー
    ムに含まれる複数チャネルの第1の信号を多重化して含
    む、複数チャネルの第2の信号を入力して、該第2の信
    号の複数のチャネル間のチャネル入れ替え、或るいは、
    該複数チャネルの第2の信号内で多重化される前記複数
    チャネルの第1の信号の間でのチャネル入れ替えの何れ
    かを行い、且つ、何れのレベルでのチャネル入れ替えを
    行うかを設定可能である第1のクロスコネクト手段(3
    11)と、 各々が第1の形式の伝送フレームに含まれて伝送され、
    更に該各々が第2の形式の伝送フレームに含まれる複数
    チャネルの第3の信号を多重化して含む、複数チャネル
    の第4の信号を入力して、該第4の信号の複数のチャネ
    ル間のチャネル入れ替え、或るいは、該複数チャネルの
    第4の信号内で多重化される前記複数チャネルの第3の
    信号の間でのチャネル入れ替えの何れかを行い、且つ、
    何れのレベルでのチャネル入れ替えを行うかを設定可能
    である第2のクロスコネクト手段(312)と、 前記第1のクロスコネクト手段(311)は、該第1の
    クロスコネクト手段(311)におけるチャネル入れ替
    えのレベルを設定する第1のクロスコネクトレベル設定
    手段(313)を有し、 前記第2のクロスコネクト手段(312)は、該第2の
    クロスコネクト手段(312)におけるチャネル入れ替
    えのレベルを設定する第2のクロスコネクトレベル設定
    手段(314)を有し、 前記第1および第2のクロスコネクト手段(311,3
    12)の出力を入力して一方を選択して出力し、且つ、
    該一方を選択する動作を、前記第1の形式の伝送フレー
    ムの単位で切り替えるか、或るいは、前記第2の形式の
    伝送フレームの単位で切り替えるかを設定可能であるパ
    ス・プロテクションスイッチ(301)と、 前記第1の形式の伝送フレームの単位で切り替えるか、
    或るいは、前記第2の形式の伝送フレームの単位で切り
    替えるかの設定を行うスイッチレベル設定手段(30
    2)と、 前記パス・プロテクションスイッチ(301)にて選択
    され出力された信号を低次群信号に変換して出力する低
    次群側インターフェイス・ユニット(315)と、 前記第1および第2のクロスコネクト手段(311,3
    12)におけるチャネル入れ替えのレベルを指定する情
    報を入力するクロスコネクトレベル入力手段(317)
    と、 前記チャネル入れ替えのレベルを指定する情報に基づい
    て前記第1および第2のクロスコネクト手段(313,
    314)を制御するクロスコネクトレベル制御手段(3
    18)とを有してなるアド・ドロップ・マルチプレクス
    装置において、 前記チャネル入れ替えのレベルを指定する情報に基づい
    て前記パス・プロテクションスイッチ(301)におい
    て前記第1の形式の伝送フレームの単位で切り替える
    か、或るいは、前記第2の形式の伝送フレームの単位で
    切り替えるかを決定する切り替えレベル決定手段(31
    9)と、 前記切り替えレベル決定手段(319)における前記決
    定に基づいて前記スイッチレベル設定手段(302)を
    制御するスイッチレベル設定制御手段(320)有する
    ことを特徴とするアド・ドロップ・マルチプレクス装
    置。
  30. 【請求項30】 NおよびnをN≧nを満たす整数とし
    て、 各々が複数のチャネルの低次信号を多重化して含み、第
    1の伝送路上を伝送されてきたNチャネルの第1の信号
    のうちnチャネルを選択して出力する第1のパーシャル
    ・ドロップ手段(21)と、 各々が複数のチャネルの低次信号を多重化して含み、第
    2の伝送路上を伝送されてきたNチャネルの第2の信号
    から、前記第1のパーシャル・ドロップ手段(21)に
    て選択された前記nチャネルの第1信号に対応するnチ
    ャネルの第2の信号を選択して出力する第2のパーシャ
    ル・ドロップ手段(23)と、 前記nチャネルの第1の信号が含む前記複数のチャネル
    の低次信号のタイムスロットを入れ替える第1のクロス
    コネクト手段(351)と、 前記nチャネルの第2の信号の各々が含む前記複数のチ
    ャネルの低次信号のタイムスロットを入れ替える第2の
    クロスコネクト手段(353)と、 前記第1および第2のクロスコネクト手段(351,3
    53)各々の出力信号のうち一方を選択して出力するド
    ロップ信号選択手段(350)と、 前記ドロップ信号選択手段(350)の出力信号を多重
    分離してn組の複数の低次信号として出力する多重分離
    手段(3541,...354n )と、 複数のチャネルの低次信号をn組入力して、それぞれの
    組の複数のチャネルの低次信号を多重化して、nチャネ
    ルの第3の信号を生成する多重化手段(3561,...35
    6n )と、 前記nチャネルの第3の信号が含む前記複数のチャネル
    の低次信号のタイムスロットを入れ替える第3および第
    4のクロスコネクト手段(358,357)と、 前記第3のクロスコネクト手段(358)の出力信号
    と、前記Nチャネルの第1の信号のうち前記第1のパー
    シャル・ドロップ手段(21)に選択された前記nチャ
    ネルの第1の信号以外の(N−n)チャネルの第1の信
    号とを、Nチャネルの第4の信号として前記第1の伝送
    路上に送出する第1のパーシャル・アド手段(22)
    と、 前記第4のクロスコネクト手段(357)の出力信号
    と、前記Nチャネルの第2の信号のうち前記第2のパー
    シャル・ドロップ手段(23)に選択された前記nチャ
    ネルの第2の信号以外の(N−n)チャネルの第2の信
    号とを、Nチャネルの第5の信号として前記第2の伝送
    路上に送出する第2のパーシャル・アド手段(24)と
    を有してなることを特徴とするアド・ドロップ・マルチ
    プレクス装置。
  31. 【請求項31】 前記Nチャネルの第1の信号は第1の
    多重化された信号として前記第1の伝送路上を伝送さ
    れ、前記Nチャネルの第3の信号は第2の多重化された
    信号として前記第1の伝送路上に送出され、 前記第1の多重化された信号を前記Nチャネルの第1の
    信号に多重分離する多重分離手段(3)と、 前記Nチャネルの第3の信号を多重化して前記第2の多
    重化された信号として前記第1の伝送路(3)上に送出
    する多重化手段(4)とを有する請求項1〜15の何れ
    かに記載のアド・ドロップ・マルチプレクス装置。
  32. 【請求項32】 第1の形式の伝送フレームに含まれて
    伝送される第1の信号を入力してオーバーヘッド情報を
    抽出し、且つ、出力すべき信号にオーバーヘッド情報を
    挿入して前記第1の形式の伝送フレームに含まれる第2
    の信号を生成する第1のオーバーヘッド挿入/抽出回路
    (502)を少なくとも1つ収容することができる第1
    の回路パッケージ(501)と、 前記第1の形式の伝送フレームに含まれて伝送される第
    3の信号を入力してオーバーヘッド情報を抽出し、且
    つ、出力すべき信号にオーバーヘッド情報を挿入して前
    記第1の形式の伝送フレームに含まれる第4の信号を生
    成する第2のオーバーヘッド挿入/抽出回路(506)
    を少なくとも1つ収容することができる第2の回路パッ
    ケージ(505)と、 前記第1および第2の回路パッ
    ケージ(501,505)間を接続する第1の信号線
    (504)と、 前記第1および第2のオーバーヘッド挿入/抽出回路
    (502,506)において挿入および抽出されるオー
    バーヘッド情報を処理するオーバーヘッド情報処理ユニ
    ット(509)と、 前記オーバーヘッド情報処理ユニット(509)と前記
    第2の回路パッケージ(505)との間を接続する第2
    の信号線(508)と、 前記第1のオーバーヘッド挿入/抽出回路(502)が
    前記第1の回路パッケージ(501)に収容されるとき
    に、前記第1の信号線(504)を前記第1のオーバー
    ヘッド挿入/抽出回路(502)に接続する第1の接続
    手段(503)と、 前記第1のオーバーヘッド挿入/抽出回路(502)が
    前記第1の回路パッケージ(501)に収容されるとき
    には、前記第2の回路パッケージ(505)において前
    記第1の信号線(504)を前記第2の信号線(50
    8)に接続する第2の接続手段(507)とを有してな
    ることを特徴とする伝送装置。
  33. 【請求項33】 各々が第1の形式の伝送フレームに含
    まれる複数の低次信号を多重化して含む第2の形式の伝
    送フレームに含まれる高次信号を更に複数多重化した光
    信号を双方向に伝送する第1および第2の光伝送路の間
    に設けられ得るように、複数の回路パッケージ(40
    1,402,403)を信号線で接続した構成を有する
    アド・ドロップ・マルチプレクス装置において、 前記第1の光伝送路を第1の方向に伝送されてきた光信
    号を該第1の方向に伝送される複数の高次信号に変換
    し、且つ、第2の方向に伝送されるべき複数の高次信号
    を該第2の方向に伝送されるべき光信号に変換して前記
    第1の光伝送路上に送出する第1の光インターフェイス
    ユニット(405)を第1の回路パッケージ(401)
    内に構成し、 前記第2の光伝送路を前記第2の方向に伝送されてきた
    光信号を該第2の方向の複数の高次信号に変換し、且
    つ、前記第1の方向に伝送されるべき複数の高次信号を
    該第1の方向に伝送されるべき光信号に変換して前記第
    2の光伝送路上に送出する第2の光インターフェイスユ
    ニット(406)を第2の回路パッケージ(403)内
    に構成し、 前記第1の光インターフェイスユニット(405)の出
    力の前記第1の方向に伝送される前記複数の高次信号間
    のチャネル入れ替えを行うと共に、前記第2の光インタ
    ーフェイスユニット(406)の出力の前記第2の方向
    に伝送される前記複数の高次信号間のチャネル入れ替え
    を行う第1のクロスコネクトユニット(411)と、 前記第1の光インターフェイスユニット(405)の出
    力の前記第1の方向に伝送される前記複数の高次信号に
    含まれる複数の低次信号間のチャネル入れ替えを行うと
    共に、前記第2の光インターフェイスユニット(40
    6)の出力の前記第2の方向に伝送される前記複数の高
    次信号に含まれる複数の低次信号間のチャネル入れ替え
    を行う第2のクロスコネクトユニット(412)とを第
    3の回路パッケージ(402)内に構成してなることを
    特徴とするアド・ドロップ・マルチプレクス装置。
  34. 【請求項34】 各々が第1の形式の伝送フレームに含
    まれる複数の低次信号を多重化して含む第2の形式の伝
    送フレームに含まれる高次信号を更に複数多重化した光
    信号を双方向に伝送する第1および第2の光伝送路の間
    に設けられ得るように、複数の回路パッケージ(42
    1,423,430)を信号線で接続した構成を有する
    アド・ドロップ・マルチプレクス装置において、 前記第1の光伝送路を第1の方向に伝送されてきた光信
    号を該第1の方向に伝送される複数の高次信号に変換
    し、且つ、第2の方向に伝送されるべき複数の高次信号
    を該第2の方向に伝送されるべき光信号に変換して前記
    第1の光伝送路上に送出する第1の光インターフェイス
    ユニット(425)を第1の回路パッケージ(421)
    内に構成し、 前記第2の光伝送路を前記第2の方向に伝送されてきた
    光信号を該第2の方向の複数の高次信号に変換し、且
    つ、前記第1の方向に伝送されるべき複数の高次信号を
    該第1の方向に伝送されるべき光信号に変換して前記第
    2の光伝送路上に送出する第2の光インターフェイスユ
    ニット(428)を第2の回路パッケージ(423)内
    に構成し、 前記第1の光インターフェイスユニット(425)の出
    力の前記第1の方向に伝送される前記複数の高次信号間
    のチャネル入れ替えを行うと共に、前記第2の光インタ
    ーフェイスユニット(428)の出力の前記第2の方向
    に伝送される前記複数の高次信号間のチャネル入れ替え
    を行う第1のクロスコネクトユニット(426,42
    7)を前記第1および第2の回路パッケージ(421,
    423)に分割して構成し、 前記第1の光インターフェイスユニット(425)の出
    力の前記第1の方向に伝送される前記複数の高次信号に
    含まれる複数の低次信号間のチャネル入れ替えを行うと
    共に、前記第2の光インターフェイスユニット(42
    8)の出力の前記第2の方向に伝送される前記複数の高
    次信号に含まれる複数の低次信号間のチャネル入れ替え
    を行う第2のクロスコネクトユニット(419)を第3
    の回路パッケージ(430)内に構成してなることを特
    徴とするアド・ドロップ・マルチプレクス装置。
  35. 【請求項35】 各々が第1の形式の伝送フレームに含
    まれる複数の低次信号を多重化して含む第2の形式の伝
    送フレームに含まれる高次信号を更に複数多重化した光
    信号を双方向に伝送する第1および第2の光伝送路の間
    に設けられ得るように、複数の回路パッケージ(44
    1,442)を信号線で接続した構成を有するアド・ド
    ロップ・マルチプレクス装置において、 前記第1の光伝送路を第1の方向に伝送されてきた光信
    号を該第1の方向に伝送される複数の高次信号に変換す
    る第1の光インターフェイスユニット(444)と、 前記第1の光インターフェイスユニット(444)の出
    力の前記第1の方向に伝送される前記複数の高次信号間
    のチャネル入れ替えを行う第1のクロスコネクトユニッ
    ト(445)と、 前記第1の光インターフェイスユニット(444)の出
    力の前記第1の方向に伝送される前記複数の高次信号に
    含まれる複数の低次信号間のチャネル入れ替えを行う第
    のクロスコネクトユニット(446)と、 前記第1の方向に伝送されるべき複数の高次信号を該第
    1の方向に伝送されるべき光信号に変換して前記第2の
    光伝送路上に送出する第2の光インターフェイスユニッ
    ト(447)とを第1の回路パッケージ(441)内に
    構成し、 前記第2の光伝送路を第2の方向に伝送されてきた光信
    号を該第2の方向の複数の高次信号に変換する第3の光
    インターフェイスユニット(451)と 記第3の光インターフェイスユニット(451)の出
    力の前記第2の方向に伝送される前記複数の高次信号間
    のチャネル入れ替えを行う第3のクロスコネクトユニッ
    ト(449)と、 前記第2の光インターフェイスユニット(451)の出
    力の前記第2の方向に伝送される前記複数の高次信号に
    含まれる複数の低次信号間のチャネル入れ替えを行う第
    4のクロスコネクトユニット(450)と、 前記第2の方向に伝送されるべき複数の高次信号を該第
    2の方向に伝送されるべき光信号に変換して前記第1の
    光伝送路上に送出する第4の光インターフェイスユニッ
    ト(448)とを第2の回路パッケージ(442)内に
    構成することを特徴とするアド・ドロップ・マルチプレ
    クス装置。
  36. 【請求項36】 各々が第1の形式の伝送フレームに含
    まれる複数の低次信号を多重化して含む第2の形式の伝
    送フレームに含まれる高次信号を更に複数多重化した光
    信号を双方向に伝送する第1および第2の光伝送路の間
    に設けられ得るように、複数の回路パッケージ(46
    1,462,463)を信号線で接続した構成を有する
    アド・ドロップ・マルチプレクス装置において、 前記第1の光伝送路を第1の方向に伝送されてきた光信
    号を該第1の方向に伝送される複数の高次信号に変換す
    る第1の光インターフェイスユニット(465)と、 前記第1の光インターフェイスユニット(465)の出
    力の前記第1の方向に伝送される前記複数の高次信号間
    のチャネル入れ替えを行う第1のクロスコネクトユニッ
    ト(466)と、 前記第1の方向に伝送されるべき複数の高次信号を該第
    1の方向に伝送されるべき光信号に変換して前記第2の
    光伝送路上に送出する第2の光インターフェイスユニッ
    ト(467)とを第1の回路パッケージ(461)内に
    構成し、 前記第2の光伝送路を第2の方向に伝送されてきた光信
    号を該第2の方向の複数の高次信号に変換する第3の光
    インターフェイスユニット(470)と、 前記第3の光インターフェイスユニット(470)の出
    力の前記第2の方向に伝送される前記複数の高次信号間
    のチャネル入れ替えを行う第2のクロスコネクトユニッ
    ト(469)と、 前記第2の方向に伝送されるべき複数の高次信号を該第
    2の方向に伝送されるべき光信号に変換して前記第1の
    光伝送路上に送出する第4の光インターフェイスユニッ
    ト(468)とを第2の回路パッケージ(462)内に
    構成し、 前記第1の光インターフェイスユニット(465)の出
    力の前記第1の方向に伝送される前記複数の高次信号に
    含まれる複数の低次信号間のチャネル入れ替えを行うと
    共に、前記第2の光インターフェイスユニット(40
    6)の出力の前記第2の方向に伝送される前記複数の高
    次信号に含まれる複数の低次信号間のチャネル入れ替え
    を行う第3のクロスコネクトユニット(471)を第3
    の回路パッケージ(463)内に構成することを特徴と
    するアド・ドロップ・マルチプレクス装置。
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