JPH07255072A - 加入者系伝送装置 - Google Patents

加入者系伝送装置

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JPH07255072A
JPH07255072A JP6044311A JP4431194A JPH07255072A JP H07255072 A JPH07255072 A JP H07255072A JP 6044311 A JP6044311 A JP 6044311A JP 4431194 A JP4431194 A JP 4431194A JP H07255072 A JPH07255072 A JP H07255072A
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毅 上嶋
Kazuo Tanaka
和夫 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交換機と加入者の間に配置される加入者系伝
送装置に関し、充分な伝送帯域が実現でき大容量のデジ
タル信号の伝送を可能にする。 【構成】 光ファイバ伝送路15に接続された高次群光
インターフェイス部1から入出力された高次群信号の回
線入れ換えをクロスコネクト部2,3で任意に行うと共
に該高次群信号を低次群信号に分離する。クロスコネク
ト部2,3から出力された低次群信号を信号終端部4,
5で加入者信号レベルに分離し、加入者信号の呼毎の接
続をタイムスロットインターチェンジ部6で行った後、
加入者インターフェイス部7でA/D変換及びD/A変
換を行い加入者に対してインターフェイスを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加入者系伝送装置に関
し、特に交換機と加入者の間に配置される加入者系伝送
装置(Digital Loop Carrier System) に関するものであ
る。
【0002】交換機は大型のものなので、その設置台数
にはコスト的に制限があり、交換機の機能の一部を肩代
わりするものとしての加入者系伝送装置が加入者との間
に設置する必要がある。
【0003】
【従来の技術】従来の加入者系伝送装置は、図20及び
図21に符号「21」で示すように、交換局20の遠隔
地に設置される時、交換機22との接続は銅線による一
次群信号(T1デジタル信号と称することがある)中継
伝送路23で行われている。
【0004】また、加入者系伝送装置21と交換機22
との接続形態は交換機の種類により、図20に示す如
く、多重化されたデジタル信号(24ch×4本)で遠隔
の加入者系伝送装置21に接続し、該加入者系伝送装置
21で各チャネル毎に多重分離し、デジタル/アナログ
変換した後に加入者24に接続する構成(IntegratedDi
gital Loop Carrier ;IDLC) がある。
【0005】更に、図21に示すように交換局20内に
も加入者系伝送装置25を設置し、この加入者系伝送装
置25を加入者インターフェイス26を介して交換機2
2と接続すると共にアナログ/デジタル変換した後、多
重化して遠隔地に置かれたもう一方の加入者系伝送装置
21に一次群信号中継伝送路23で接続し、該加入者系
伝送装置21で多重分離し、デジタル/アナログ変換し
た後、加入者24とインターフェイスする構成(Univer
sal Digital Loop Carrier ;UDLC)とがある。
【0006】上記のように交換局の遠隔地に設置される
加入者系伝送装置21(DLC−RTと呼ぶ) の内部構
成を図22に示す。
【0007】まず、信号の下り方向においては、交換機
22からのT1信号(バイポーラ信号)を伝送路23を
経てライン終端部27で受信しユニポーラ信号に変換す
る。
【0008】このユニポーラ信号は、更に低次群多重分
離部(DS1・MUX/DMUX部)28に送られて同
期検出され、電話1回線分に相当するDS0信号(64
Kb/s)24chに分離される。加入者インターフェイス部
29は、加入者24が例えば通常電話の場合、デジタル
/アナログ変換して加入者24まで伝送する、また、交
換機より送られる主信号に重畳されたシグナリングビッ
トにより加入者24の電話器のベルを鳴らす。
【0009】一方、上り方向においては、加入者インタ
ーフェイス部29は加入者24の発呼監視を行い、主信
号に重畳されるシグナリングビットで交換機に通知する
と共にアナログ/デジタル変換を行う。低次群多重分離
部28は加入者インターフェイス部29からのDS0信
号(64Kb/s)24ch分を多重化し、DS1信号(1.
5Mb/s) のフレームを生成する。ライン終端部27はユ
ニポーラDS1信号をバイポーラ信号に変換して交換局
に送り出す。尚、交換局と遠隔局の伝送路の保護のた
め、4つのライン終端部27につき1つの予備を設け、
伝送路23との比を4:1とした冗長構成をとる場合も
ある。
【0010】また、上記の加入者系伝送装置21におい
ては、T1信号伝送路23を効率よく使用するため、4
8chの加入者24の回線に対して24chに集線する機能
を持っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
(1)将来、マルチメディアが各家庭に普及することが
予想され、従来の電話を主としたサービスに加え、IS
DN等のデジタル信号サービス、ビデオ等の画像サービ
ス、或いはDS1信号やDS3信号、OC−3信号等の
様々な広帯域伝送サービスを供給する必要があるが、上
記のような従来の加入者系伝送装置では、交換局との間
の伝送路が銅線を用いた一次群信号伝送路であったた
め、伝送帯域が充分でなく、大容量デジタル信号の伝送
ができない。
【0012】(2)また、銅線のみの接続のため光ファ
イバを交換局と遠隔局の間に敷設する時は光端局装置を
別に設置しなければならない。
【0013】(3)更に、DS1信号レベルやDS0信
号レベルでの配線接続・変更をケーブルを接続するコネ
クタパネルで行うため、新規または変更の時に必ず人が
行う必要がある。
【0014】(4)従来の集線機能は、48チャネルを
24チャネルに集線する方式であり自由度が制限されて
いるが、回線の使用効率を上げるため及びブロック率を
より低減させるため集線対象チャネルを多くする必要が
ある。
【0015】(5)加入者線は屋外に施設されるため、
外部雑音や衝撃による障害を起こし易く、加入者系伝送
装置を保守するため、測定器を接続できるような回線引
き出し口を設けることが必要である。
【0016】従って本発明は、交換機と加入者との間に
配置される加入者系伝送装置において、上記の問題点を
解決することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段1】本発明に係る加入者系
伝送装置の手段1としては、図1に原理的に示すよう
に、光ファイバ伝送路15に接続された高次群光インタ
ーフェイス部1と、該光インターフェイス部1から入出
力された高次群信号の回線入れ換えを任意に行うと共に
該高次群信号を低次群信号に分離するクロスコネクト部
2,3と、該クロスコネクト部2,3から出力された低
次群信号を加入者信号レベルに分離する信号終端部4,
5と、加入者信号の呼毎の接続を行うタイムスロットイ
ンターチェンジ部6と、A/D変換及びD/A変換を行
い加入者に対してインターフェイスを行う加入者インタ
ーフェイス部7とで構成されている。
【0018】上記の構成において、該光ファイバ伝送路
15として、SONET(Synchro−nous Optical Netwo
rk) ・OC−3(Optical Carrier-level 3 signal)伝送
路、又はSONET・OC−12伝送路を用いることが
できる。
【0019】更に上記の構成において、該クロスコネク
ト部2,3は、該光インターフェイス部1からの出力信
号を3本又は12本のSTS1(STS−1とも言う)
高次群信号に対して回線入れ換えを任意に行う機能を有
することができる。
【0020】更に上記の構成において、該クロスコネク
ト部2,3は、該回線入れ換えを任意に行うと共に84
本のVT1.5低次群信号に分離した後、これらの84
本のVT1.5信号に対して回線入れ換えを任意に行う
機能を有することも可能である。
【0021】
【作用1】図1において、交換局(図示せず)との間に
施設された光ファイバ伝送路15を収容する高次群光イ
ンターフェイス部1が電気信号と光信号の変換を行う。
高次群クロスコネクト部2,3において高次群信号の回
線入れ換えを任意に行う。
【0022】このクロスコネクト部として好ましくは、
クロスコネクト部2がSTS1信号レベルでのクロスコ
ネクトを行い、クロスコネクト部3がVT1.5信号レ
ベルでのクロスコネクトを行う。
【0023】クロスコネクト後に信号終端部4,5にお
いて、クロスコネクト部3から出力された低次群信号を
加入者信号レベル(DS0信号)に分離する。
【0024】また、タイムスロットインターチェンジ部
6は、信号終端部4,5からの加入者信号の呼毎の接続
を行い、加入者インターフェイス部7においてA/D変
換及びD/A変換を行い加入者に対してインターフェイ
スを行う。
【0025】
【実施例1】実施例(その1): 図2、図3、及び図4は、OC−
3伝送路15によりDS0信号を伝送する機能を有する
部分の構成、即ち、OC−3インターフェイス機能、V
T/STS(低次群/高次群)・TSA(Time Slot Ass
ignment)クロスコネクト機能、ADM(add-drop multip
lexer)機能、VT信号終端機能、DS1信号終端機能、
及び加入者インターフェイス機能を実現する実施例を示
している。
【0026】(1) OC−3インターフェイス機能の実施
例:図2の上位信号インターフェイス部41(図1の高
次群光インターフェイス部1に相当)では、OC−3光
ファイバ伝送路15(図示せず)に接続されたO/E変
換部42及びE/O変換部43でそれぞれ光−電気変換
及び電気−光交換を行う。O/E変換部42はフォトダ
イオードにより光信号を電気信号に変換し、スクランブ
ルされた符号を復号する。E/O変換部43は入力信号
を符号化し(スクランブル)しレーザダイオードにより
光信号に変換する。光信号のフォーマットはNRZ(Non
Return to Zero)で、ビットレートは155.52Mb/s、符号
則生成式は例えばX7+X6+1である。
【0027】これらの変換部42,43に接続されたS
TS3(STS−3とも言う)多重分離部(MUX/D
MUX)44は、STS3信号のフレーム同期とSTS
1信号3本を多重或いは分離する機能を持つ。トランス
ポート・オーバーヘッドと呼ばれる伝送路のための余剰
バイトもこのSTS3多重分離部44でオーバーヘッド
処理部47に対して多重或いは分離する。トランスポー
ト・オーバーヘッドは中継装置間のセクション(sectio
n) オーバーヘッドと端局間のライン(Line)オーバーヘ
ッドがあるが、本実施例の場合、端局装置であるため両
方を処理する。
【0028】STSポインタ・チェンジャ(PTR・C
HG)45は送信信号STS1を伝送路15のためのS
TS3を生成するために多重分離部44で多重する際、
その周波数に差がある場合にSONETにおけるフレー
ムフォーマットにおけるスタッフバイトを用いた既知の
ポインター処理によりその差を吸収する。セレクタ(S
EL)46は伝送路切替えの為の切替器である。
【0029】トランスポート・オーバーヘッドの処理は
オーバーヘッド処理部47で処理される。伝送路切替制
御部(FACILITY PROT CONT)48においては伝送路切替制
御(SONETにおけるフレームフォーマットにおける
K1,K2バイトの処理)を行い、データ通信チャネル
(DCC)処理部49において制御監視データリンクの
処理(同フレームフォーマットにおけるD1,D2,D
3の処理)を行い、打合せ用電話回線(ODER・WI
RE)処理部50において打合せ回線のインターフェイ
ス(E1,E2の処理)を行い、そしてライン/セクシ
ョン性能モニタ部51において伝送路品質監視(同フレ
ームフォーマットにおけるB1,B2バイトの処理)を
行う。
【0030】本実施例においては4系統のOC−3イン
ターフェイスを持つが、これはネットワーク構成により
使い分けられる。OC−3インターフェイスは後述する
ようにネットワーク構成されるため、東(east)側二重
系、西(west)側二重系に分けられる。「東」、「西」は
便宜上の呼び名であり、各二重系は冗長構成(現用/予
備)を取る為に具備する。また、ADM(Add-Drop Mult
iplexer)機能(後述)により伝送路パス(経路)を二系
統選択設定することが可能となったため、それに対応し
て東側、西側の二系統を具備している。
【0031】本実施例ではネットワーク構成として、
端局−端局(point-to-point)、中継端局(liner AD
M) 、リング(ADM path switch ring)に適用可能
である。
【0032】先ず、端局−端局のネットワークでは一
系統のOC−3インターフェイスを使用する。この場
合、OC−3伝送路15は二重化されており二重系のO
C−3インターフェイスは現用及び予備として使用す
る。この伝送路切替えはセレクタ46を介して伝送路切
替制御部48により制御される。基本的に、端局−端
局のネットワークでは東側のO/E変換部42及びE/
O変換部43を使用する。
【0033】次に、中継端局のネットワークでは4系
統のOC−3インターフェイスを全て使用する。この場
合、ADM機能により信号の方路が異なる行き先として
「東」或いは「西」に設定される。
【0034】東側、西側の伝送路15は二重化されてお
り、この光インターフェイス部1の各二重系によりイン
ターフェイスし、伝送路切替えは伝送路切替制御部48
により制御される。
【0035】最後にADMリングのネットワークでは
東側、西側の各一系を使用する。この場合、ADM機能
により信号は東、西共に同一方路として設定される。ま
た、伝送路の切替え機能は具備せずパス・スイッチと呼
ばれる経路(東、西)の動的な切替えにより冗長性が実
現される。
【0036】(2) VT/STS・TSAクロスコネクト
機能及びADM機能の実施例 図1のクロスコネクト部2及び3に含まれるVT/ST
S・TSAクロスコネクト機能及びADM機能は図3の
低次群/高次群クロスコネクト部52により実現され、
このクロスコネクト部52は、VT信号の下流方向のス
イッチ部(VT・DROP・SW)53と、STS信号
の下流方向のスイッチ部(STS・DROP・SW)5
4と、VT信号の上流方向のスイッチ部(VT・ADD
・SW)55と、STS信号の上流方向のスイッチ部
(STS・ADD・SW)56と、VT信号のパス・ス
イッチ部(切替部)(VT・PSW)57とで構成され
ている。
【0037】また、本実施例においてはADM機能の実
現は東側と西側各々個別に有しており、OC−3の信号
容量、即ち3STS1(東)+3STS1(西)或いは
84VT(東)+84VT(西)に対するADM機能を
実現する。
【0038】スイッチ部53及び54は受信信号から指
定されたそれぞれVT信号及びSTS1信号を選択的に
取り出す(DROP)機能を有する。またスイッチ部5
5及び56は指定された位置にそれぞれVT信号及びS
TS1信号を選択的に挿入(ADD)する機能を有す
る。スイッチ部57はADMリング構成において一方の
VT信号に障害が発生した場合、他方の正常なVT信号
に切り替える機能を有する。
【0039】尚、図2には示していないがSTS1信号
に対する切替部も同様に実現する。
【0040】また、スイッチ部53〜56はVT信号単
位或いはSTS1信号単位のクロスコネクト機能(TS
A=Timse Slot Assignment)も同様に実現する。セレク
タ71,72,74,75はVT信号とSTS信号との
選択を行う。
【0041】(3) 信号終端機能の実施例:図3のVT/
DS1終端部(Path term) 58は図1の信号終端部4,
5に対応し、VTパス終端及びDS1パス終端機能を実
現するものであり、これらはDS0信号を伝送するため
に必要となる。
【0042】この実施例では、VTパス終端及びDS1
パス終端機能の容量は「84」である。信号終端部(V
T・PTE)59はVTパス終端部を示す。ここでは受
信したVT信号に対してVTポインタによりVTペイロ
ードを抽出し、VTパス・オーバーヘッドとスタッフビ
ットの消去によりDS1信号を得る。
【0043】DS1・FRAM&VT・MAP部73に
おいては、VT送信信号はスタッフビットとパス・オー
バーヘッドのフレームフォーマットへの挿入によりVT
ペイロードに変換し、STS1の周波数に合わせるため
適切なVTポインタが付けられVT信号を生成する。
【0044】DS1・PTE60はDS1パス終端を示
す。ここでは受信信号は予め設定されたフレームフォー
マットに応じてフレーム同期がとられ、各DS0信号の
位置が判別される。DS1・FRAM&VT・MAP部
73において、送信信号はDS0信号に対し予め設定さ
れたフレームフォーマットに応じたフレーム同期ビット
パターンを付加し、DS1信号が生成される。フレーム
調整部(FRAM ALIGNER) 61は受信したDS0信号を装
置固有の位相に並べるためのメモリである。本装置はD
S0信号単位のクロスコネクト機能を実現するためDS
0信号を装置固有の位相に並べる必要がある。
【0045】尚、上記の信号終端部58には、図示の如
くDS0タイムスロットインターチェンジ部6が接続さ
れており、このタイムスロットインターチェンジ部6
は、DS0信号単位のクロスコネクトを行うものであ
り、時間スイッチ(T−SW)によりDS0タイムスロ
ットの時間位置入替により加入者DS0信号と伝送路D
S0信号の任意接続を実現する。時間スイッチは高速ア
クセスメモリにより実現され、このメモリに対する書込
或いは読みだしアドレスを適切に指定することにより時
間位置の入替を行う。
【0046】(4) DS0加入者インターフェイス機能の
実施例:図3に示すDS0加入者インターフェイスの実
施例では、1920回線のDS0チャンネルを収容し、
DS0タイムスロットインターチェンジャ(TSI)6
の自動設定により伝送路に対しタイムスロットの任意割
当機能と発呼した加入者に対し伝送路タイムスロットを
割り当てる機能とを実現する。
【0047】加入者インターフェイス部(SUBSCRIBER・
INF)81(図1の符号「7」に相当)は加入者回線84
をインターフェイスする機能部であり、加入者線インタ
ーフェイス回路(SLIC)82と、コーダ/デコーダ
・シグナリング回路(CODEC&SIG)83とにより構成され
る。
【0048】インターフェイス回路82は加入者回線8
4に対する給電装置機能、加入者装置のオンフック・オ
フフックの検出機能、呼び出し信号送出機能、サージ保
護機能、二線−四線変換機能を持つ。シグナリング回路
83はアナログ音声信号−デジタル音声信号の変換とシ
グナリングのデジタル変換機能を実現する。
【0049】実施例(その2):図4は、OC−12
インタフェースによりDS0信号を伝送する機能を有す
る装置の構成、即ち、OC−12インターフェイス機
能、クロスコネクト機能、ADM(add-drop multiplexe
r)機能、VTパス終端機能、及びDS1パス終端機能を
実現する実施例を示している。
【0050】(1) OC−12インターフェイス機能の実
施例:このインターフェイス機能は高次群光インターフ
ェイス部61によって実現され、このインターフェイス
部61は、図2の実施例と同様に、O/E変換部62及
びE/O変換部63でそれぞれ光−電気変換及び電気−
光変換を行い、ビットレートが622.08Mb/sであること以
外はOC−3の場合と機能は同じである。
【0051】STS12多重分離部(MUX/DMU
X)64はSTS12信号のフレーム同期とSTS1信
号12本を多重・分離する機能を持つ。トランスポート
・オーバーヘッドと呼ばれる伝送路のための余剰バイト
もこのSTS12多重分離部64で多重・分離する。ト
ランスポート・オーバーヘッドに対する処理とSTSポ
インタ・チェンジャ(PTR・CHG)65の処理は図
2のOC−3信号の場合と同じである。
【0052】OC−12インターフェイスの場合、ネッ
トワーク構成はパス・スイッチ・リングに適用可能であ
る。OC−12インターフェイスは東側、西側の各一系
を使用する。この場合、ADM機能により信号は東、西
共に同一方路として設定される。また、伝送路の切替え
機能は具備せずパス・スイッチと呼ばれる経路(東、
西)の動的な切替えにより冗長性が実現される。
【0053】このOC−12インターフェイスの場合、
STS信号の下流方向のスイッチ部(DROP・SW)
及び上流方向のスイッチ部(ADD・SW)は複数箇所
にある。これは本装置がOC−3インターフェイスとO
C−12インターフェイスの両方に対してADM機能を
実現するため装置構成上、OC−3の容量分のADM機
能(図3に示したVT/STSクロスコネクト部52)
をOC−3インターフェイス、OC−12インターフェ
イスのいずれの場合も共通に使用し、OC−12の容量
分のADM機能(図4に示したSTSクロスコネクト部
66)を付加的に持つ為である。従って、図示の簡略化
のため、VT/STSクロスコネクト部(TSA)52
は図示していない。
【0054】(2) クロスコネクト機能及びADM機能の
実施例:クロスコネクト機能並びにADM機能の実現は
まず、図4のSTSクロスコネクト部(TSA2)66
におけるスイッチ部67,68によりSTS信号単位に
方路が設定される。この時、図3に示したVT/STS
クロスコネクト部52で示す3STS1(東)+3ST
S1(西)の容量をもつADM機能部或いはOC−3の
低次群インターフェイス部77において収容される信号
が各々選ばれた方路に設定される。
【0055】即ち、OC−12内の12STS1はアプ
リケーションに応じて、中間局構成として遠隔局に接続
する場合はOC−3の低次群インターフェイス部77が
方路設定され、DS0サービスとして終端する場合はV
T/STSクロスコネクト部52(図3)に方路設定さ
れる。
【0056】これらの方路選択はSTSクロスコネクト
部66により行われる。DS0サービスの場合は更にV
T信号単位の方路設定がVT/STSクロスコネクト部
52により行われる。
【0057】OC−3低次群インターフェイス部77に
おいては、STSクロスコネクト部66からのSTS1
信号をパス・スイッチ部76で信号切替(選択)を行
い、STSポインタ・チェンジャ部65でポインタ処理
を行う。多重部(MUX)79により3本のSTS1信
号を多重化して、E/O変換部43にて電気−光変換を
行いOC−3信号で出力する。逆にOC−3入力信号は
O/E変換部42にて光−電気変換後、分離部(DMU
X)80にて3本のSTS1信号に分離し、STSクロ
スコネクト部66に入力する。
【0058】尚、VTパス終端機能、DS1パス終端機
能は図3に示したOC−3インターフェイスの場合と同
じである。
【0059】
【発明の効果1】本発明に係る加入者系伝送装置(全
体)によれば、大容量デジタル信号を伝送することがで
き、将来各家庭に普及されると予想されるISDN等の
デジタル信号サービス、ビデオ等の画像サービス、或い
はDS1信号やDS3信号、OC−3信号等の様々な広
帯域伝送サービスに対して、交換局と遠隔局との間に光
端局装置を別途敷設する必要なく対応することができ
る。
【0060】更には、DS1信号レベル(1.5Mb/s)やD
S0信号レベル(64Kb/s) での配線接続・変更を自動的
に簡単に行うことができる。
【0061】
【課題を解決するための手段2】本発明に係る加入者系
伝送装置では、更に図1及び図5に原理的に示すよう
に、最新の加入者の発呼情報を検出する加入者発呼情報
検出部111と、同一加入者についての該発呼情報を1
つ前の発呼情報と比較してその差分を検出し該加入者に
ついての発呼が行われたか又は発呼が終了したかを検出
する加入者発呼情報変化検出部112と、該差分に対応
する加入者を検索し該加入者のタイムスロットの接続・
開放要求を交換機に対して要求する加入者発呼情報処理
部113と、該交換機に対する要求後に交換機から指定
されたタイムスロットに該加入者を接続する加入者回線
接続処理部114とで構成された呼制御部11を該タイ
ムスロットインターチェンジ部6に接続したことを特徴
としている。
【0062】上記の装置において、加入者発呼情報検出
部111が最新の加入者の発呼情報をストアした加入者
情報NEWレジスタを含み、該加入者発呼情報変化検出
部112が最新の一つ前の発呼情報をストアした加入者
情報NEW−1レジスタを含み、該加入者発呼情報処理
部113が、該NEWレジスタと該NEW−1レジスタ
とを比較した結果をソフトウェア処理し且つ該NEW−
1レジスタの内容を更新することができる。
【0063】更に上記の装置においては、該加入者発呼
情報検出部111が、加入者毎の情報量が多い場合に対
応するため加入者情報をブロックに分割して、ブロック
単位で最新の加入者の発呼情報を該加入者発呼情報変化
検出部112に与えてもよい。
【0064】更に上記の装置においては、該加入者発呼
情報検出部111が、所定規格のコマンドのデータ領域
のフォーマットと同じ並びに変換することにより加入者
の発呼情報の並び替えを行い、以て対向する交換機に対
してフォーマットの変換無しに伝送することもできる。
【0065】更に上記の装置においては、該加入者発呼
情報検出部111が、集線/非集線対象のサービスが混
在する場合においても非集線対象からの発呼/終話情報
を常に発呼状態で見せ、集線対象のサービスと同じ処理
方法で処理を行うことも可能である。
【0066】
【作用2】図1及び図5に示す呼制御部11では、ま
ず、加入者発呼情報検出部111において最新の加入者
の発呼情報を検出する。また、加入者発呼情報変化検出
部112において加入者の状態の変化を監視する。これ
は、同一加入者についての加入者発呼情報検出部111
における該発呼情報を1つ前の発呼情報と比較してその
差分を検出することにより行い、以て当該加入者につい
ての発呼が行われたか又は発呼が終了したかを検出す
る。
【0067】加入者発呼情報処理部113では、該差分
に対応する加入者を検索し該加入者のタイムスロットの
接続・開放要求をタイムスロットインターチェンジ部6
を介して交換機(図示せず)に対し要求する。そして、
加入者回線接続処理部114では該交換機に対する要求
後に交換機から指定されたタイムスロットに該加入者を
接続又は該タイムスロットから開放するようにタイムス
ロットインターチェンジ部6に対して制御する。
【0068】タイムスロットインターチェンジ部6は、
これを交換機に通知し、交換機の指示によりDS0タイ
ムスロットの接続を行う。また、呼が終了した時には交
換機よりデータリンクを介して指示を受けてDS0タイ
ムスロットを開放する。
【0069】また、本発明では、加入者発呼情報検出部
111及び加入者発呼情報変化検出部112をハードウ
ェアで構成し、加入者発呼情報処理部113をソフトウ
ェア構成することによりハードウェアとソフトウェアの
処理機能を分割する。
【0070】従って、加入者の呼情報を定期的にソフト
ウェアに対して割り込み通知するような方式(従来)で
はハードウェアとソフトウェアのそれぞれの呼情報に不
一致が生じ得たが、本発明ではハードウェアの検出した
発呼情報とソフトウェアの持つNEWレジスタの発呼情
報とを常に一致させることが出来る。
【0071】更には、加入者発呼情報検出部111は、
加入者情報をブロックに分割して、ブロック単位で最新
の加入者の発呼情報を該加入者発呼情報変化検出部11
2に与え、加入者毎の情報量が多い場合に対応してい
る。
【0072】更に、該加入者発呼情報検出部111は、
所定規格のコマンドのデータ領域のフォーマットと同じ
並びに変換することにより加入者の発呼情報の並び替え
を行い、以て対向する交換機に対してフォーマットの変
換無しに伝送することもできる。
【0073】更に、このシステムにおける回線接続処理
は集線加入者を対象としているが、同一システム内に非
集線加入者が混在している場合に対応するため、非集線
加入者(専用線加入者)については、加入者発呼情報検
出部111が加入者の発呼状態によらず常に回線に接続
しておくことが規定されており、この処理を加入者発呼
情報検出部111において、集線か非集線かを意識しな
いで、すべてIDLEかBUSYかの情報で処理できる
様、非集線加入者の場合には加入者の発呼状態によらず
常にBUSYで発呼検出部111に見せることで集線加
入者と同様の回線接続処理で対応させることができる。
【0074】
【実施例2】図6は、図5に示した本発明に係る加入者
系伝送装置としての手段2としての呼制御部11の実施
例を示したもので、この実施例では、加入者発呼情報検
出部111が、タイムスロットインターチェンジ部6か
らの発呼及び集線/非集線信号を順次直列に処理する受
信情報保護部(a)と集線対象加入者情報生成部(b)
と発呼配列変換部(c)と加入者情報NEWレジスタ
(d)とで構成されている。
【0075】また、加入者発呼情報変化検出部112
は、加入者情報NEW−1レジスタ(e)とこのNEW
−1レジスタ(e)及びNEWレジスタ(d)に接続さ
れたレジスタ差分比較部(f)とNEWレジスタ(d)
及び比較部(f)に接続されたイネーブルレジスタ
(g)と比較部(f)の出力信号を受ける加入者情報差
分レジスタ(h)及びブロック差分レジスタ(i)とレ
ジスタ(i)の出力信号を受けるブロック差分情報検出
部(j)とで構成されている。
【0076】更に加入者発呼情報処理部113は、NE
W−1レジスタ(e),(d),(g)〜(i)及び検
出部(j)と接続されたブロック内差分検索部(k)と
この検索部(k)の出力信号を受けて従来から良く知ら
れた加入者回線処理部114へ発呼通知処理を行う発呼
通知処理部(l)とで構成されている。
【0077】これらについて概略的に述べれば、加入者
発呼情報検出部111は加入者の発呼情報がIDLEで
あるかBUSYであるかを検出する。加入者発呼情報変
化検出部112は加入者発呼情報検出部111で検出し
た発呼情報に変化があったかどうかを検出し、変化があ
ればIRQ(割り込み)をブロック単位(48加入者
分)毎に発生し、加入者発呼情報検出部111に対して
新たな加入者情報の取り込みを加入者発呼情報処理部1
13からの、それに対応したブロック単位のEN(取り
込み許可)信号があるまで禁止する。
【0078】加入者発呼情報処理部113は加入者発呼
情報変化検出部112よりのIRQの発生のあったブロ
ック内のどの加入者が発呼したかを検索し、それを加入
者回線接続処理部114に伝達し、この処理部114か
らのその加入者の回線接続処理が終了したことで加入者
発呼情報変化検出部112へイネーブル信号ENを発生
する。そして、処理部114は交換機(図示せず)との
間の規定されたプロトコルにより、回線接続を行う。
【0079】尚、上記の構成において、加入者発呼情報
処理部113内の検索部(k)及び処理部(l)のみが
ソフトウェアで構成されている。
【0080】次にこのような実施例の動作を図7に示し
たハード/ソフトウェアのフローチャートを参照して説
明する。
【0081】まず加入者発呼情報検出部111内の受信
情報保護部(a)では、図1等に示したDS0信号タイ
ムスロットインターチェンジ部6からの加入者毎の発呼
と集線/非集線(専用線)の情報を受信した際の受信エ
ラーに対する保護をとる。
【0082】加入者情報生成部(b)では、上記の発呼
と集線/非集線の情報より非集線対象加入者に対応した
発呼情報は常にBUSY(話中状態)の情報を、集線対
象加入者に対応した発呼情報はIDLE(空き状態)又
はBUSYの受信したままの最新情報を加入者毎に作成
する。
【0083】また、加入者情報生成部(b)では、加入
者が集線対象加入者であれば、その発呼情報のIDLE
又はBUSYをそのまま後段へ伝達し、非集線対象加入
者であれば、発呼状態がIDLE/BUSYにかかわら
ず回線接続処理を常に行う必要があるため、その発呼情
報内容に関わらず常にBUSYを伝達することで、加入
者発呼情報検出部111において集線/非集線の認識せ
ずIDLE又はBUSYの2値だけで、結果的に非集線
対象加入者の処理が行えるようにしている。
【0084】発呼配列変換部(c)は、発呼情報を所定
の規格(例えば米国TR008 MODE2システム規格)のシス
テム構成に、また、BIT配置を交換機との間のプロト
コル内のタイムスロットアサイン要求コマンドのデータ
の並びと一致するように変換する。
【0085】即ち、このシステムにおける回線接続処理
は集線加入者を対象としているが、同一システム内に非
集線加入者が混在している場合があり、その場合、非集
線加入者については加入者の発呼状態によらず常に回線
に接続しておくことが規定されており、この処理を加入
者発呼情報検出部111において、集線か非集線かを意
識しないで、すべてIDLEかBUSYかの情報で処理
できる様、非集線加入者の場合には加入者の発呼状態に
よらず常にBUSYで発呼検出部111に見せることで
集線加入者と同様の回線接続処理で対応させることがで
きる。
【0086】加入者情報NEWレジスタ(d)では、イ
ネーブル・レジスタ(g)からのブロック単位のイネー
ブル信号が与えられた時のみ、生成された最新の加入者
の発呼情報を加入者毎に且つブロック単位でストアする
ものであり、NEWレジスタ対NEW−1レジスタ差分
比較部(f)からのディスエーブル信号を受けた時に
は、新たな加入者の発呼情報を取り込むのを止める。
【0087】また、加入者発呼情報変化検出部112に
おける加入者情報NEW−1レジスタ(e)では、差分
検出を行うための最新の発呼情報の1つ前の発呼情報を
加入者NEWレジスタ(d)と同じ加入者毎のブロック
単位でストアする。
【0088】レジスタ差分比較部(f)はNEWレジス
タ(d)とNEW−1レジスタ(e)との差分を出力す
る(図7のステップS1)。この比較部(f)は、ブロ
ック内差分検索部(k)からのブロック単位のイネーブ
ル信号をイネーブル・レジスタ(g)を介してトリガさ
れ、ブロック単位で最新(現用)の加入者の発呼情報と
その1つ前の発呼情報とを加入者毎に比較して違いがあ
ったか否かを判定する(ステップS2)。
【0089】この結果、違いのあった加入者(即ち、発
呼が行われた加入者か又は発呼が終了した加入者)はそ
の違いがあったことをNEWレジスタ(d)と同じ形式
で加入者毎に通知するものであり、処理が終了したブロ
ックはディスエーブル状態となりレジスタ(g)の対応
ブロックがリセットされる(ステップS3)。
【0090】イネーブル・レジスタ(g)は、各ブロッ
ク毎のイネーブル信号をブロック内差分検索部(k)よ
りソフトウェアで受ける(ステップS0)レジスタであ
り、更に比較部(f)とレジスタ(d)にそのイネーブ
ル信号ENを渡す。
【0091】加入者情報差分レジスタ(h)は、比較部
(f)より、違いがあった加入者の差分情報を受けてレ
ジスタ(d)と同じ加入者毎のブロック単位でストアす
ると共にブロック内差分検索部(k)がレジスタ(h)
の内容を参照する(ステップS5)。
【0092】ブロック差分レジスタ(i)は、比較部
(f)より、違いがあったブロックの差分情報をストア
し、加入者発呼情報処理が終了したブロックの差分情報
をブロック単位で検索部(k)がソフトウェアで検索し
て(ステップS4)、レジスタ(i)をクリアし、IR
Q(割り込み)要因(変化有りの通知信号)をリセット
する。
【0093】ブロック差分情報検出部(j)は、レジス
タ(i)から、違いがあったブロックの差分情報を受け
てその論理和を取り、その結果、一つでも変化があった
場合は、IRQ要因(変化有りの通知信号)によりブロ
ック内差分検索部(k)に通知する。
【0094】このブロック内差分(発呼)検索部(k)
は、ソフトウェアにより、ブロック単位でレジスタ
(f)にイネーブルレジスタ(g)を介してイネーブル
をかけた後(ステップS0)、検出部(j)からのIR
Q要因によりブロックの何れかに変化があったことを認
識した場合、ブロック差分レジスタ(i)との相互処理
によりそれがどのブロックかを調べ(ステップS4,S
6)、次にレジスタ(h)と(d)によりどの加入者に
変化(IDLE→BUSY)があったのかを突き止めて
(ステップS7)その加入者を発呼通知処理部(l)に
渡す(ステップS8)。
【0095】これと共に、レジスタ(e)の対応する加
入者の情報を同様な状態に更新し(ステップS9)、更
に同ブロック内すべての変化のあった加入者の処理が終
了したら、対応するブロック差分レジスタ(i)内のブ
ロックをクリアし、IRQ要因が無くなるまで同様のブ
ロック毎の処理を行う。
【0096】全ての変化した加入者情報の処理が終了し
たら、イネーブルを比較部(f)にかけ、同様の処理を
繰り返す。また、発呼通知処理部(l)は、ブロック内
差分(発呼)検索より渡された加入者(発呼)情報につ
いての交換機に対するプロトコルを制御するものであ
る。
【0097】図8は、上記の呼制御部11と図1等に示
したDS0タイムスロットインターチェンジ部(TS
I)6とを実際に接続するときの実施例が示されてい
る。
【0098】タイムスロットインターチェンジ部6は上
述したように時間スイッチによりDS0のタイムスロッ
トの時間位置入れ替えにより加入者DS0と伝送路DS
0の任意接続を実現するが、この時間スイッチは高速ア
クセスメモリ(図示せず)により実現され、このメモリ
に対してアドレスの指定を行うのがアドレス制御メモリ
(以下、ACM(Address Control Memory)と略称する)
である。
【0099】このACMには、必要な接続に応じた時間
スイッチの書き込み或いは読み出しアドレスがデータと
して格納されており、このデータにより順次読み出し時
間スイッチのアドレスが指定される。
【0100】ACMへのデータの書き込みは制御部95
により行われる。この制御部90は加入者DS0の接続
構成を制御する加入者回線接続用ACM(SUBSCRIBER AS
SIGNACM) 91と、伝送路DS0の接続構成を制御する
上位伝送路回線接続用ACM(FEEDER ASSIGN ACM) 92
と、加入者DS0と伝送路DS0の接続構成を制御する
R−DT構成用ACM(RDT ASSIGN ACM) 93の三段階
のACMより成る。
【0101】加入者回線接続用ACM91と上位伝送路
回線接続用ACM92は静的に設定され、R−DT構成
用ACM93は静的設定と加入者の発呼により動的に設
定される場合とがある。この動的設定はダイナミックア
サインとも呼び、呼制御部11により制御される。
【0102】
【発明の効果2】本発明に係る加入者系伝送装置の呼制
御部によれば、集線機能の自由度が制限されずに集線対
象チャネルを多くすることが可能となる。
【0103】
【課題を解決するための手段3】本発明に係る加入者系
伝送装置の手段3としては、図9に示すように、該タイ
ムスロットインターチェンジ部6と該加入者インターフ
ェイス部7との間に設けられた2つのユニットから成る
信号伝達部8であって第1のユニットに送信クロックを
発生する手段131と、該送信クロック及び該送信クロ
ックに同期した送信データを送信する手段129とを備
え、第2のユニットに該送信クロックにより該送信デー
タを受信する手段125と、該送信クロックに同期して
受信データを送信する手段124とを備え、該第1のユ
ニットが更に該送信クロックの2倍の速さのクロックを
発生する手段130と、該2倍の速さ、クロックにより
該受信データの受信クロックの位相検出を行う手段12
8と、該受信クロックにより該受信データを受信する手
段126とを備えている。
【0104】上記の加入者伝送装置は、更に該受信デー
タのフレーム同期外れを検出する手段127を備え、該
フレーム同期外れが検出されたとき該位相検出手段12
8がクロック位相の再ハンティングを行うことも可能で
ある。
【0105】
【作用3】図9において、手段131で発生された送信
クロックにより手段129(例えばフリップフロップ)
から送信データが第1のユニットBから加入者系伝送装
置としての第2のユニットAに送られ、第2のユニット
Aの手段125(例えばフリップフロップ)で送信クロ
ックにより受信される。
【0106】この受信クロックは手段124(例えばフ
リップフロップ)に与えられ、この手段124により第
2のユニットAから第1のユニットB方向へ受信データ
(12.352MHz) が送られる。このデータはそのビットレー
トにおいて第1のユニットBが送出したクロックに完全
に同期しているが、位相はクロック及びデータを通信す
る要素(例えば、ゲート、ラインドライバー、レシーバ
等)の遅延により不確定となる。
【0107】そのため、第1のユニットB側では手段1
28において受信したデータからその位相を検出し、デ
ータを手段126(例えばフリップフロップ)で取り込
むクロックの位相を確定している。データの位相を決定
するためには、データ位相を検出する必要がある。デー
タのビットレートは第1のユニットBからの送信クロッ
クの2倍の速さのクロック(マスタクロック)と同じで
あるため、このクロックを用いて受信データ位相を検出
し、データを打ち抜く受信クロックを確定する。
【0108】このようにしてユニットA−B間では送信
クロックのみを必要とし、受信データに対してはユニッ
トBで受信クロックを再生しているため、受信クロック
の信号線が不要となるので、加入者インターフェイス部
の数が増大すればする程、この受信クロック信号線の数
が大きく回路規模に影響することとなる。
【0109】また、手段127では、手段126で受信
したデータからフレーム同期外れを検出し、これを手段
128に与えることによりクロック位相の再ハンティン
グを行う。
【0110】
【実施例3】図10は、図9に示した位相検出回路12
8の実施例を示した回路図であり、図中、121はデー
タ位相検出部であり、121a,121bはJK−FF
である。122はリセットパルス発生部であり、122
a,122bはマルチバイブレータである。
【0111】概略的には、2つのJK−FF121a,
121bは、受信データ(DATA)のH→Lの変化か
ら、受信データの2倍の速さのクロックで受信クロック
の再生を行うものである。D−FF121cは、外部よ
りクリア信号が端子CLRに与えられるとリセットさ
れ、その時、JK−FF121a,121bはクリアさ
れる。マルチバイブレータ122a,122bは、クリ
ア用のパルスを発生させるものである。
【0112】また、INV1,INV2はインバータ、
NAND1〜NAND5はNANDゲート、AND1〜
AND3はANDゲート、R1〜R4は抵抗、C1〜C
3はコンデンサである。
【0113】以下、この位相検出回路128の動作を図
11に示すタイムチャート図を参照して説明する。
【0114】まず、フレーム同期回路127がフレーム
同期外れを検出してその検出信号がクリア信号としてマ
ルチバイブレータ122aより与えられると、D−FF
121cがリセットされ、2つのJK−FF121a,
121bはクリアされる。この時、各JK−FFのQ出
力はLレベルであるため、NANDゲート3及びNAN
Dゲート4で構成されるS−Rラッチ回路は両出力とも
Hレベルとなり、K入力はHレベルになる。また、2つ
のJK−FF121a,121bのQ反転出力がHレベ
ルであるため、ゲートNAND1,ゲートNAND2の
ゲートはオープンとなり、信号が通過する。
【0115】次に、データのH→L遷移によりD−FF
121cが動作してその出力がHレベルになり、JK−
FF121a,121bのクリアが解除される。2つの
JK−FF121a,121bには、24MHz のクロッ
クとその反転クロックが各々入力されている。従って、
2つのJK−FF121a,121bは半クロック(2
0ns)ずれて動作する。
【0116】リセットパルス発生部122からのクリア
信号が解除後、データがLレベルの時は、各JK−FF
のJ入力がLレベルとなり、JK−FFの出力はQ=L
で変化しない。
【0117】しかし、データがHレベルとなると、J入
力がHレベルとなり、JK−FF121a,121bは
トグル動作を始める。出力Qは、L→H→Lを繰り返
す。2つのJK−FF121a,121bのうち先にJ
入力がHレベルになった方は、先に出力QがHレベルと
なる。例えば、JK−FF121a側が先にトグルを始
めるとS−Rラッチ回路はゲートNAND3側の出力が
Lレベルとなる。
【0118】この時、ゲートNAND3の出力によりJ
K−FF121aはK入力がLレベルとなるため、トグ
ル動作を停止し、Q出力はHレベル固定となる。
【0119】一方、JK−FF121bはK入力がHレ
ベルでかつJ入力のゲート(NAND2)の入力がLレ
ベルとなるため、J入力はHレベル固定となり、トグル
動作を継続する。
【0120】よって、ゲートNAND5の入力はJK−
FF121a側がHレベル固定、JK−FF121b側
がL→H→L→Hを繰り返し、これが反転出力され、こ
の出力CLK・OUTがデータ打ち抜き用クロックとな
ってFF126に与えられる。
【0121】その後、D−FF121cのクリア端子C
LRがLレベルになると2つのJK−FF121a,1
21bはクリアされ動作を停止し、再びデータのエッジ
待ち状態となる。
【0122】
【発明の効果3】本発明に係る加入者系伝送装置におけ
る信号伝達部によれば、ユニット間では送信クロックの
みを必要とし、受信データに対しては一方のユニットで
受信クロックを再生しているため、受信クロックの信号
線が不要となるので、回路規模を縮小させることができ
る。
【0123】
【課題を解決するための手段4】本発明に係る加入者系
伝送装置の手段4としては、図12に示すように、加入
者系伝送装置内のアラーム情報や装置運用情報を収集す
る機能部分149と、各機能部分149に対して装置運
用形態の設定や運用の制御を行う装置内監視制御部14
5と、ネットワーク中のコントローラと情報のやりとり
を行うインターフェイス部141とを備えた監視制御部
12を図1に点線で示すように更に備えている。
【0124】
【作用4】複数の加入者系伝送装置が例えばリング状ネ
ットワーク構成を採る時のコントローラ(図示せず)か
ら指定した加入者系伝送装置に対して、例えば、装置運
用形態の設定を行う場合に、まず、設定しようとする加
入者系伝送装置の識別番号を投入し、データリンクを確
立した後、設定情報が送信され、加入者系伝送装置内の
インターフェイス部141でその命令を受け、装置内監
視制御部145に送り装置内監視制御部145は対象と
なる機能部分149に対して制御を行う。
【0125】
【実施例4】図12において、インターフェイス部14
1は、主にCPU142及び周辺装置143とシリアル
コントローラ144から構成され、LAPDプロトコル
のサポート及びコントローラとの通信メッセージの生成
・解読を行い、また、装置内監視制御部145と情報の
送受を行う。
【0126】装置内監視制御部145は主にCPU14
6及び周辺装置147から構成され、そのCPUバス1
48が各機能部分149に延びている。各機能部分14
9からの情報収集と書き込み制御は各機能部分149に
置かれるレジスタ150を経由して行われる。
【0127】尚、この時、ネットワーク内でSONET
のオーバーヘッドを使用することにより、コントローラ
が遠隔にあっても通信可能である。また、LAPDプロ
トコルを採用すれば、一つのコントローラで複数の加入
者系伝送装置を監視制御できる。
【0128】
【発明の効果4】本発明に係る加入者系伝送装置におけ
る監視制御部によれば、ネットワーク内でSONET等
のオーバーヘッドを使用することによりコントローラが
遠隔にあっても通信可能となり、一つのコントローラで
複数の加入者系伝送装置を監視制御することも可能とな
る。
【0129】
【課題を解決するための手段5】本発明に係る加入者系
伝送装置の手段5としては、図13に示すように、加入
者インターフェイス部7(図1参照)が、該タイムスロ
ットインターチェンジ部6に対する入出力信号をデジタ
ル/アナログ変換するCODEC部162と、該COD
EC部162と加入者線165との間に設けられ加入者
に対する給電及び加入者の監視を行うインターフェイス
回路163と、該インターフェイス回路163と該加入
者線165との間に設けられたリレー回路164とを有
し、更に加入者線の試験時に該リレー回路164を駆動
して任意の加入者線を選択し測定器を接続するための加
入者線引き出し口まで該加入者線165を引き出す加入
者線引き出し制御部としてのテスト制御部13を設けた
ものである。
【0130】
【作用5】操作者がテスト制御部13に対して、試験を
行いたい加入者の番号を指定することにより、テスト制
御部13はリレー回路164を駆動させる。これによ
り、加入者線165は加入者線引き出し口167まで引
き出され、そこに測定器を接続すれば、加入者線の試験
が可能になる。
【0131】
【実施例5】本発明の実施例が図14に示されており、
テスト制御部13はCPU171と周辺回路172から
なる制御部とスイッチやLEDからなる表示部170と
で構成され、操作者はこの表示部170に対して試験す
る加入者線を選択する。
【0132】CPU171はリレー回路部164を駆動
させるため、加入者回路制御部168に命令を与える。
ここで、加入者インターフェイス部7は例えば「200
0」加入者分有るため一台のシェルフに収容しきれず、
複数のシェルフ166を要する。従って、テスト制御部
13と加入者インターフェイス部7及び加入者回路制御
部168とは別のシェルフとなり、CPU171から加
入者回路制御部168への命令は調歩同期通信により与
えられる。
【0133】命令を受信した加入者回路制御部168は
加入者がBUSYかIDLEかをインターフェイス回路
163により確認し、IDLEであるならばリレー回路
部164を駆動し、加入者線165を加入者線引き出し
口167まで引き出す。もし、BUSYであったなら、
それを調歩同期通信によりテスト制御部13に通知し、
表示部170に表示する。表示部170より「オーバー
ライド」(Over Ride)と言う命令を実行すれば、IDL
E/BUSYの状態に関わらず、加入者線引き出しが可
能となる。
【0134】また、加入者線の引き出し方法は、加入者
回線を切断し加入者線165と加入者回路側を引き出す
方法と、加入者回線は切断せずに抵抗を介してモニタす
る引き出し方法との二通りが選択可能である。
【0135】
【発明の効果5】本発明に係る加入者系伝送装置のテス
ト制御部によれば、試験を行いたい加入者の番号を指定
することにより、加入者線がその引き出し口まで引き出
され、そこに測定器を接続すれば、加入者線の試験が可
能となる。
【0136】
【課題を解決するための手段6】本発明に係る加入者系
伝送装置の手段6としては、図13に示すように、タイ
ムスロットインターチェンジ部6がデジタルアクセス用
の入出力線174を有し、該該テスト制御部13が、任
意の加入者線の試験のため該入出力線174を介して該
タイムスロットインターチェンジ部6を制御し該タイム
スロットインターチェンジ部6からの音声信号をデジタ
ルアクセス引き出し口176に引き出すための選択制御
部175を有している。
【0137】
【作用6】操作者がテスト制御部13に対して、デジタ
ルアクセス試験を行いたい加入者の番号を指定すること
により、テスト制御部13は選択制御部175を介して
DS0タイムスロットインターチェンジ部6を制御す
る。
【0138】これにより、試験対象加入者信号は加入者
回路の手前のデジタル信号レベルで引き出され、引き出
し口176の手前の選択制御部175により音声信号に
変換され、引き出し口176より引き出される。そこに
測定器を接続すれば、加入者線の試験が可能になる。ま
た、加入者回路の手前で信号を引き出すため、障害箇所
の切り分けにも有効である。
【0139】
【実施例6】本発明の実施例が図14に示されており、
この実施例では、選択制御部175はCPU171に接
続されたシグナリング挿入・モニタ部177とCODE
C178とで構成されている。
【0140】操作者は表示部170に対しデジタルアク
セス試験する加入者信号を選択する。CPU171はD
S0タイムスロットインターチェンジ部6に対しシグナ
リング挿入・モニタ部177を介してアクセスする回線
を指定する。
【0141】DS0タイムスロットインターチェンジ部
6は命令に従い、該当する回線を引き出し口176の方
向へ接続する。DS0タイムスロットインターチェンジ
部6から接続された回線はCODEC175により音声
信号に変換され、引き出し口176より引き出される。
【0142】この時、使用中の回線を不用意に切断しな
いためにも、加入者回路がBUSYかIDLEかを上記
のように加入者回路制御部168との調歩同期通信によ
り確認し、IDLEであれば上記処理を実行し、BUS
Yならば実行せず表示部170に表示する。また、BU
SYであっても強制的にアクセスする機能も持つ。
【0143】また、引き出し口176より音声信号を引
き出す他に、CODEC175の前段においてシグナリ
ングビットを表示部170からの制御により挿入した
り、モニタすることも可能である。
【0144】
【発明の効果6】本発明に係る加入者系伝送装置のテス
ト制御部によれば、試験対象加入者信号がタイムスロッ
トインターチェンジ部を介してデジタル信号としてその
引き出し口まで引き出され、そこに測定器を接続すれ
ば、加入者線の試験が可能となると共に加入者回路の手
前で信号を引き出すため、障害箇所の切り分けにも有効
となる。
【0145】
【課題を解決するための手段7】交換機(図示せず)と
の間の光ファイバ伝送路上(DS1回線上) でのシグナ
リングコード(Signaling Code)の伝送方式には、従来の
ロブド・ビット(Robbedbit:ビット挿入) 方式等による
インスロットシグナリング(In Slot Signaling)方式
と、共通線信号方式の様なアウトスロットシグナリング
(Out Slot Signaling)方式とがある。
【0146】ロブド・ビットによるインスロットシグナ
リング方式とは、シグナリングコードをコードビット
(AB又はABCDビット)化し、PCMの音声デジタルデー
タ信号(以後、データ信号と呼ぶ) の一部をつぶして伝
送する(つまりインスロットでシグナリングコードを伝
送する) もので、データ信号を完全な形で送れない
事、DCS(Digital Crossconnect System )やADM(Ad
d Drop Multiplexer)によりタイムスロットの入替え
(Time slot interchange )を行う場合にシグナリング
フレーム位置がずれてしまいシグナリングコードの伝達
が難しい事、等の問題が有る。
【0147】共通線信号方式とは、呼制御用に専用回線
を設け、データ信号とシグナリングコードを別々に伝送
する(つまりアウトスロットでシグナリングコードを伝
送する)もので、北米規格ではベルコア(Bellcore)の
TR-TSY-000303 に於いてCSC(Common Signaling Chan
nel)方式という共通線信号方式が規定されている。
【0148】このCSC方式は、DS1信号上にシグナ
リング専用回線として1DS0信号(64Kb/s)を確保
し、この回線を使用してCCITT のQ.900 に従ったプロト
コルによるメッセージ形式でシグナリングコードの伝達
を行うものである。このシグナリング専用回線(DS
0)を上記のようにCSCと呼んでいる。これらのアウ
トスロットシグナリング方式によればインスロットシグ
ナリング方式での問題点を解決する事が可能である。
【0149】現存する伝送路(DS1回線) に於いて
は、その殆どがインスロットシグナリング方式である
が、将来的にはアウトスロットシグナリング方式に移行
する事が予想され、その時には装置内も全てアウトスロ
ットシグナリングにする事が、前述の問題点を解決する
為に必須となる。また、伝送路の全てがアウトスロット
シグナリング方式に移行するまでには、ある程度の期間
を要するため、その過渡期に於いてはどちらの方式にも
対応可能である事が要求される。
【0150】このような課題を解決するため、本発明に
係る加入者系伝送装置は、図15に示すように、低次群
信号終端部5が、データ信号とインスロットのシグナリ
ングコードとを分離するシグナリングコード挿入/抽出
部181と、該シグナリングコードを該データ信号とは
別のタイムスロットに多重化してアウトスロットの加入
者インターフェイス部7と合わせる多重分離部184と
を備え、以て該信号終端部から加入者インターフェイス
部までをアウトスロットシグナリング方式にしたもので
ある。
【0151】また上記の加入者系伝送装置では、シグナ
リング専用回線メッセージとシグナリングコードとの変
換を行うシグナリング専用回線終端部182と、該シグ
ナリング専用回線終端部182からのシグナリングコー
ドと該多重分離部184からのシグナリングコードとを
選択するためのセレクタ183とを備え、該光ファイバ
伝送路15のシグナリング方式に関わらず該信号終端部
から加入者インターフェイス部までをアウトスロットシ
グナリング方式とすることができる。
【0152】更に上記の加入者系伝送装置では、該加入
者インターフェイス部がインスロットシグナリング方式
である時、インスロットシグナリングコードとアウトス
ロットシグナリングコードとの変換を行うシグナリング
制御部9を設けている。
【0153】
【作用7】図15において、伝送路がインスロットシグ
ナリングの場合、シグナリングコード(Signaling Cod
e)は低次群信号(DS1信号)終端部5(図1参照)
まではインスロット方式で伝達される。DS1信号終端
部5にはシグナリングコード挿入/抽出部181が設け
られており、ここでシグナリングコードとデータ信号
(DS0信号:64Kb/s)を分離し、それ以降加入者イ
ンターフェイス部7まではデータ信号とは別なタイムス
ロットに時分割多重して伝達している。
【0154】即ち、DS1信号終端部5と加入者インタ
ーフェイス部7との間をシグナリングコードを使用した
アウトスロットシグナリング方式としている。
【0155】一方、伝送路がアウトスロットシグナリン
グ方式の場合にはシグナリングコードはDS1信号終端
部5までシグナリング専用回線(以下、CSCと略称す
る)で伝達され、CSC終端部182で抽出されたシグ
ナリングコードも、データ信号とは別のタイムスロット
に時分割多重されて加入者インターフェイス部7まで伝
達される。
【0156】そして、セレクタ183でシグナリングコ
ード挿入/抽出部181とCSC終端部182から出力
されるシグナリングコードを適宜選択することにより、
伝送路のシグナリング方式に関わらずに、伝送路から加
入者インターフェイス部7までの間の全てをアウトスロ
ットシグナリングとする事が可能となる。
【0157】更には、シグナリング制御部9がアウトス
ロットシグナリング方式からインスロットシグナリング
方式に変換する機能を有していれば、インスロットシグ
ナリング方式の加入者インターフェイス部を接続するこ
とが可能となる。
【0158】
【実施例7】低次群(DS1)信号終端部5の実施例: 図16はD
S1信号終端部5の実施例を示しており、受信方向は、
DS1フレーム同期部201にてDS1信号の各種フレ
ームフォーマットに従ったフレーム同期を確立した後、
伝送路がインスロットシグナリング方式の場合はロブド
・ビットされているシグナリングコードがDS0データ
信号とシグナリングコード抽出部181aで分離され、
セレクタ183を構成するセレクタSEL1を通り、多
重分離部184を構成する多重部184aにてDS0デ
ータ信号と時分割多重され、アウトスロットシグナリン
グに変換して加入者側へ送る。
【0159】また、CSC方式に対応する為に、CSC
終端部182として受信方向のCSC終端部182a
を、CSC抽出部185とCSCメッセージ解析部18
6とシグナリングコード生成部187とで構成する。
【0160】そして、伝送路がCSC方式の場合には受
信したCSCメッセージをCSC抽出部185で抽出
し、CSCメッセージ解析部186にてシグナリング情
報(又はメッセージ)を解析して、シグナリングコード
生成部187で対応するシグナリングコードに変換して
からセレクタSEL1で選択され多重部184aにてD
S0データ信号と時分割多重され、アウトスロットシグ
ナリングに変換して加入者側へ送る。
【0161】送信方向は受信方向の逆であり、時分割多
重されているシグナリングコードは分離部184bで分
離された後、セレクタSEL2にて振り分けられる。伝
送路がインスロットシグナリング方式の場合は、シグナ
リングコード挿入部181bにてDS0データ信号に挿
入(ロブド・ビット)されて、DS1フレーム生成部2
02にてDS1信号のフレームに構成される。この時
は、CSCの挿入は行われない。
【0162】伝送路がアウトスロットシグナリング方式
の場合は、セレクタSEL2を通過後、CSC終端部1
82bに送られる。このCSC終端部182bはシグナ
リングコード解析部188とCSCメッセージ生成部1
89とCSC挿入部190とで構成されており、シグナ
リングコード解析部188及びCSCメッセージ生成部
189にてCSCメッセージに変換され、CSC挿入部
190にてCSC方式のタイムスロット位置に挿入され
る。
【0163】ここで、セレクタSEL1,SEL2の制
御は、制御系インターフェイス203を介して外部端末
等から実行される。
【0164】多重部184a及び分離部184bの加入
者側のフレーム構成が図17に示されており、シグナ
リングコードはDS0データとは別のタイムスロット
(アウトスロット)に設けられている。
【0165】この構成によれば、伝送路がCSC方式の
場合にもDS1信号終端部5以降、加入者インターフェ
イス部7の前段までは、シグナリングコードを使用した
アウトスロットシグナリング方式となる為、伝送路がイ
ンスロットシグナリング方式の場合と同じハードウエア
構成で実現出来る。
【0166】シグナリング制御部9の実施例:図18
はシグナリング制御部9の実施例を示しており、DS0
タイムスロットインターチェンジ部6から受信した多重
信号は分離部217にてDS0データ信号とシグナリン
グコードとに分離される。加入者インターフェイス部7
が従来型( インスロットシグナリング方式専用) の場合
は、セレクタ221にて「a」へ振り分けられ、シグナ
リングコード挿入部219にて再びDS0データ信号中
に挿入(ロブド・ビット)されて加入者インターフェイ
ス部7へ送られる。
【0167】加入者インターフェイス部7がアウトスロ
ットシグナリング方式の場合は、セレクタ221にて
「b」へ振り分けられ、DS0データ信号とは別パス
で、そのまま加入者インターフェイス部7へ送られる。
【0168】送信方向については、加入者インターフェ
イス部7が従来型の場合、シグナリングコードはDS0
データ信号に挿入された状態でこのシグナリング制御部
9へ入力される為、シグナリングコード抽出部220で
シグナリングコードの抽出を行い、セレクタ222を通
過後、多重部218でDS0データ信号と多重されタイ
ムスロットインターチェンジ部6へ送出される。
【0169】加入者インターフェイス部7がアウトスロ
ットシグナリング方式の場合は、シグナリングコードは
DS0とは別パスで加入者インターフェイス部7から伝
達される為、セレクタ222を介してそのまま多重部2
18で多重され、タイムスロットインターチェンジ部6
へ送出される。
【0170】加入者インターフェイス部7の形式による
セレクタ221,222の切替え制御は、制御系インタ
ーフェイス223を介して、外部端末等から実行され
る。
【0171】分離部217及び多重部218とタイムス
ロットインターチェンジ部6とのフレーム構成は図1
9に示されており、1マルチフレームを構成する複数の
フレーム中のサブフレームにシグナリングコードが時分
割多重されており、アウトスロットシグナリングフレー
ムになっている。
【0172】
【発明の効果7】本発明に係る加入者系伝送装置におけ
るシグナリング制御部によれば、現存する伝送路におけ
るインスロットシグナリング方式だけでなく将来的に移
行され得るアウトスロットシグナリング方式に移行する
までの期間においてはどちらの方式にも対応可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加入者系伝送装置の全体構成を示
したブロック図である。
【図2】本発明に係る加入者系伝送装置に用いるOC−
3インターフェイス部の実施例を示したブロック図であ
る。
【図3】本発明に係る加入者系伝送装置に用いるクロス
コネクト部、信号終端部、及び加入者インターフェイス
部の実施例を示したブロック図である。
【図4】本発明に係る加入者系伝送装置に用いるOC−
12インターフェイス部の実施例を示したブロック図で
ある。
【図5】本発明に係る加入者系伝送装置の手段2(呼制
御部)の構成を原理的に示したブロック図である。
【図6】本発明に係る加入者系伝送装置に用いる呼制御
部の実施例を示したブロック図である。
【図7】本発明に係る加入者系伝送装置に用いる呼制御
部のハード・ソフトウェアの動作フローチャート図であ
る。
【図8】本発明に係る加入者系伝送装置に用いる呼制御
部とDS0タイムスロットインターチェンジ部との実際
の接続関係を示したブロック図である。
【図9】本発明に係る加入者系伝送装置の手段3(信号
伝達部)の構成を原理的に示したブロック図である。
【図10】本発明に係る加入者系伝送装置に用いる信号
伝達部における位相検出回路の実施例を示した回路図で
ある。
【図11】本発明に係る加入者系伝送装置に用いる信号
伝達部における位相検出回路の動作タイムチャート図で
ある。
【図12】本発明に係る加入者系伝送装置の手段4(監
視制御部)の構成を原理的に示したブロック図である。
【図13】本発明に係る加入者系伝送装置の手段5及び
6(加入者試験方式)の構成を原理的に示したブロック
図である。
【図14】本発明に係る加入者系伝送装置の加入者試験
方式の実施例を示したブロック図である。
【図15】本発明に係る加入者系伝送装置の手段7(装
置内シグナリング伝達方式)の構成を原理的に示したブ
ロック図である。
【図16】本発明に係る加入者系伝送装置に用いるDS
1信号終端部の実施例を示したブロック図である。
【図17】本発明に係る加入者系伝送装置に用いるDS
1信号終端部とDS0タイムスロットインターチェンジ
部との間のフレーム構成を示したタイムチャート図で
ある。
【図18】本発明に係る加入者系伝送装置に用いるシグ
ナリング制御部の実施例を示したブロック図である。
【図19】本発明に係る加入者系伝送装置に用いるDS
0タイムスロットインターチェンジ部とシグナリング制
御部との間のフレーム構成を示したタイムチャート図
である。
【図20】従来の加入者系伝送装置の全体構成例(ID
LC)を概略的に示したブロック図である。
【図21】従来の加入者系伝送装置の全体構成例(UD
LC)を概略的に示したブロック図である。
【図22】従来の加入者系伝送装置の内部構成を示した
ブロック図である。
【符号の説明】
1 高次群光インターフェイス部 2 (STS)クロスコネクト部 3 (VT)クロスコネクト部 4 (VT)加入者信号終端部 5 (DS1)加入者信号終端部 6 DS0タイムスロットインターチェンジ部 7 加入者インターフェイス部 8 信号伝達部 9 シグナリング制御部 11 呼制御部 12 監視制御部 13 テスト制御部 14 加入者線 15 光ファイバ伝送路 111 加入者発呼情報検出部 112 加入者発呼情報変化検出部 113 加入者発呼情報処理部 114 加入者回線接続処理部 128 位相検出回路 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 下瀬 栄司 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機と加入者との間に配置される加入
    者系伝送装置において、 光ファイバ伝送路(15)に接続された高次群光インタ
    ーフェイス部(1)と、 該光インターフェイス部(1)から入出力された高次群
    信号の回線入れ換えを任意に行うと共に該高次群信号を
    低次群信号に分離するクロスコネクト部(2,3)と、 該クロスコネクト部(2,3)から出力された低次群信
    号を加入者信号レベルに分離する信号終端部(4,5)
    と、 加入者信号の呼毎の接続を行うタイムスロットインター
    チェンジ部(6)と、 A/D変換及びD/A変換を行い加入者に対してインタ
    ーフェイスを行うインターフェイス部(7)と、 で構成されたことを特徴とする加入者系伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1項記載の装置において、該光フ
    ァイバ伝送路(15)が、SONET・OC−3伝送路
    であることを特徴とした加入者系伝送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1項記載の装置において、該光フ
    ァイバ伝送路(15)が、SONET・OC−12伝送
    路であることを特徴とした加入者系伝送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1項記載の装置において、該クロ
    スコネクト部(2,3)が、該光インターフェイス部
    (1)からの出力信号を3本のSTS1高次群信号に対
    して回線入れ換えを任意に行う機能を有することを特徴
    とした加入者系伝送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1項記載の装置において、該クロ
    スコネクト部(2,3)が、該光インターフェイス部
    (1)からの出力信号を12本のSTS1高次群信号に
    対して回線入れ換えを任意に行う機能を有することを特
    徴とした加入者系伝送装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5項記載の装置において、
    該クロスコネクト部(2,3)が、該回線入れ換えを任
    意に行うと共に84本のVT1.5低次群信号に分離し
    た後、これらの84本のVT1.5信号に対して回線入
    れ換えを任意に行う機能を有することを特徴とした加入
    者系伝送装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の装置において、最新の
    加入者の発呼情報を検出する加入者発呼情報検出部(1
    11)と、同一加入者についての該発呼情報を1つ前の
    発呼情報と比較してその差分を検出し該加入者について
    の発呼が行われたか又は発呼が終了したかを検出する加
    入者発呼情報変化検出部(112)と、該差分に対応す
    る加入者を検索し該加入者のタイムスロットの接続・開
    放要求を交換機に対して要求する加入者発呼情報処理部
    (113)と、該交換機に対する要求後に交換機から指
    定されたタイムスロットに該加入者を接続する加入者回
    線接続処理部(114)とで構成された呼制御部(1
    1)を該タイムスロットインターチェンジ部(6)に接
    続したことを特徴とした加入者系伝送装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の装置において、加入者
    発呼情報検出部(111)が最新の加入者の発呼情報を
    ストアした加入者情報NEWレジスタを含み、該加入者
    発呼情報変化検出部(112)が最新の一つ前の発呼情
    報をストアした加入者情報NEW−1レジスタを含み、
    該加入者発呼情報処理部(113)が、該NEWレジス
    タと該NEW−1レジスタとを比較した結果をソフトウ
    ェア処理し且つ該NEW−1レジスタの内容を更新する
    ことを特徴とした加入者系伝送装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の装置において、
    該加入者発呼情報検出部(111)が、加入者毎の情報
    量が多い場合に対応するため加入者情報をブロックに分
    割して、ブロック単位で最新の加入者の発呼情報を該加
    入者発呼情報変化検出部(112)に与えることを特徴
    とした加入者系伝送装置。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9のいずれかに記載の装
    置において、該加入者発呼情報検出部(111)が、所
    定規格のコマンドのデータ領域のフォーマットと同じ並
    びに変換することにより加入者の発呼情報の並び替えを
    行い、以て対向する交換機に対してフォーマットの変換
    無しに伝送することを特徴とした加入者系伝送装置。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至9のいずれかに記載の装
    置において、該加入者発呼情報検出部(111)が、集
    線/非集線対象のサービスが混在する場合においても非
    集線対象からの発呼/終話情報を常に発呼状態で見せ、
    集線対象のサービスと同じ処理方法で処理を行うことを
    特徴とした加入者系伝送装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の装置において、該タ
    イムスロットインターチェンジ部(6)と該加入者イン
    ターフェイス部(7)との間に設けられた2つのユニッ
    トから成る信号伝達部(8)であって第1のユニットに
    送信クロックを発生する手段(131)と、該送信クロ
    ック及び該送信クロックに同期した送信データを送信す
    る手段(129)とを備え、第2のユニットに該送信ク
    ロックにより該送信データを受信する手段(125)
    と、該送信クロックに同期して受信データを送信する手
    段(124)とを備え、該第1のユニットが更に該送信
    クロックの2倍の速さのクロックを発生する手段(13
    0)と、該2倍の速さ、クロックにより該受信データの
    受信クロックの位相検出を行う手段(128)と、該受
    信クロックにより該受信データを受信する手段(12
    6)とを備えていることを特徴とした加入者系伝送装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、更
    に該第2のユニットが該受信データのフレーム同期外れ
    を検出する手段(127)を備え、該フレーム同期外れ
    が検出されたとき該位相検出手段(128)がクロック
    位相の再ハンティングを行うことを特徴とした加入者系
    伝送装置。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の装置において、加入
    者系伝送装置内のアラーム情報や装置運用情報を収集す
    る機能部分(149)と、各機能部分(149)に対し
    て装置運用形態の設定や運用の制御を行う装置内監視制
    御部(145)と、ネットワーク中のコントローラと情
    報のやりとりを行うインターフェイス部(141)とを
    備えた監視制御部(12)を更に設けたことを特徴とし
    た加入者系伝送装置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の装置において、該加
    入者インターフェイス部(7)が、該タイムスロットイ
    ンターチェンジ部(6)に対する入出力信号をデジタル
    /アナログ変換するCODEC部(162)と、該CO
    DEC部(162)と加入者線(165)との間に設け
    られ加入者に対する給電及び加入者の監視を行うインタ
    ーフェイス回路(163)と、該インターフェイス回路
    (163)と該加入者線(165)との間に設けられた
    リレー回路(164)とを有し、更に加入者線の試験時
    に該リレー回路(164)を駆動して任意の加入者線を
    選択し測定器を接続するための加入者線引き出し口まで
    該加入者線(165)を引き出すテスト制御部(13)
    を設けたことを特徴とする加入者系伝送装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の装置において、該
    タイムスロットインターチェンジ部(6)がデジタルア
    クセス用の入出力線(174)を有し、該該テスト制御
    部(13)が、任意の加入者線の試験のため該入出力線
    (174)を介して該タイムスロットインターチェンジ
    部(6)を制御し該タイムスロットインターチェンジ部
    (6)からの音声信号をデジタルアクセス引き出し口
    (176)に引き出すための選択制御部(175)を有
    することを特徴とする加入者系伝送装置。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の装置において、該低
    次群信号終端部(5)が、データ信号とインスロットの
    シグナリングコードとを分離するシグナリングコード挿
    入/抽出部(181)と、該シグナリングコードを該デ
    ータ信号とは別のタイムスロットに多重化してアウトス
    ロットの加入者インターフェイス部(7)と合わせる多
    重分離部(184)とを備え、以て該光ファイバ伝送路
    (15)のシグナリング方式に関わらず該信号終端部か
    ら加入者インターフェイス部前段までをアウトスロット
    シグナリング方式にしたことを特徴とする加入者系伝送
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の装置において、シ
    グナリング専用回線メッセージとシグナリングコードと
    の変換を行うシグナリング専用回線終端部(182)
    と、該シグナリング専用回線終端部(182)からのシ
    グナリングコードと該多重分離部(184)からのシグ
    ナリングコードとを選択するためのセレクタ(183)
    とを備え、以て該光ファイバ伝送路(15)のシグナリ
    ング方式に関わらず該信号終端部から加入者インターフ
    ェイス部前段までをアウトスロットシグナリング方式と
    したことを特徴とする加入者系伝送装置。
  19. 【請求項19】 請求項17又は18に記載の装置にお
    いて、該加入者インターフェイス部がインスロットシグ
    ナリング方式である時、インスロットシグナリングコー
    ドとアウトスロットシグナリングコードとの変換を行う
    シグナリング制御部(9)を設けたことを特徴とする加
    入者系伝送装置。
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