JPH0889236A - 新規低・中温発酵性酵母及び当該酵母を使用するワインの製造法 - Google Patents
新規低・中温発酵性酵母及び当該酵母を使用するワインの製造法Info
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Abstract
ヤナスに分類される酵母とサッカロミセス・セレヴィシ
エに分類される酵母を異種間で有性交雑して得られ、3
〜35℃の発酵温度域において優れた生育・発酵能を有
し、かつ第1世代において遺伝的に安定であるサッカロ
ミセス属に属する新規低・中温発酵性酵母並びに当該酵
母を使用し、3〜10℃の温度で発酵を行うことを特徴
とするワインの製造法。 【効果】 本発明によれば、低温及び中温の幅広い温度
域において良好な生育・発酵能を有し、かつ遺伝的に安
定な低・中温発酵性酵母が得られる。この新規低・中温
発酵性酵母を用いた低温下におけるワインの製造では、
安定的に、かつ短期間に発酵を終了することができ、得
られるワインは香りに富むものである。
Description
母及び当該酵母を使用するワインの製造法に関し、詳し
くは低温から中温(3〜35℃)の幅広い温度域におい
て優れた生育・発酵能を有し、かつ遺伝的に安定である
新規低・中温発酵性酵母とその創製方法並びに当該酵母
を使用するワインの製造法に関する。
果汁を低温下で緩やかに発酵させることにより、原料ブ
ドウ由来の果実香と酵母の代謝産物(高級アルコール類
やエステル類等)による豊かな芳香の酒質が得られる。
したがって、ワインの製造には、酒質を損ねる野生酵母
や細菌類による汚染と酸化を防止する早い初期発酵(湧
きつき)を促し、さらには発酵期間の長期化や発酵の停
滞を防ぐために、優良な低温発酵性酵母の使用が望まれ
る。
ス・セレヴィシエ(Saccharomyces cerevisiae)KW3や
KW4(W3(RIFY 1001)、日本醸造協会)
は、20〜30℃では勿論のこと、13〜15℃の低温
においても良好な生育・発酵能を有する菌株として選抜
され、広く一般に用いられている。他方、有性交雑法に
よる低温発酵性ワイン酵母の育種例(S. Hara et al.:A
gric.Biol.Chem.,vol.45,p.1327(1981) についても報告
されている。しかしながら、これらの酵母菌株の使用の
みでは酒質の多様化に限界がある。また、これら酵母菌
株が13〜15℃程度の発酵温度を対象とすることか
ら、より一層の品質向上を目指した3〜10℃という極
めて低い温度での発酵やブドウ果汁の清澄化後の発酵等
においては、湧き遅れ、発酵期間の長期化を余儀なくさ
れるばかりでなく、時には発酵の停滞を起こし、ワイン
の香味を損なう場合がある。
と異なり、高い子嚢胞子形成能を有する菌株が多いこと
から、有性交雑がその育種において有効な手法の一つと
されている。しかしながら、有性交雑法を用いた場合、
創製した菌株の遺伝的安定性が課題となり、単胞子培養
株の中から目的とする性質を有する菌株の選抜など煩雑
な操作が必要である。
て"The Yeasts, a taxonomic study, 3rd ed."(Kreger-
van Rij, Elsevier Science Publishers(1984)) が知ら
れているが、本書に従えば、ワイン酵母はサッカロミセ
ス・セレヴィシエ(Saccharomyces cerevisiae)に分類さ
れる。しかし、このサッカロミセス・セレヴィシエ酵母
群は化学分類法(DNA類似度及びDNAのG+C含量
に基づく)において、従来の生理・生化学的特徴に基づ
く分類法とは対応関係のない独立した4種に分類される
ことが明らかにされている(A.Vaughan Martini et al.:
Int.J.Syst.Bacteriol., vol. 35, p.508(1985)、山田
より子ら: 微生物保存連盟会誌,9巻,p.95(1993),
他) 。このDNA類似度等に基づく分類によれば、低温
発酵性酵母はサッカロミセス・バイヤナス(Saccharomyc
es bayanus) に、中温発酵性酵母はサッカロミセス・セ
レヴィシエに分類される酵母群であり、両種は生育・発
酵特性において大きく異なってる(M.Kishimoto et al.:
J.Gen.Appl.Microbiol., vol.40, p.83(1994)) 。
ばPYG−F培地(ブドウ糖18%,ポリペプトン0.
75%,酵母エキス0.45%、pH4.5)において
7℃の低温で比増殖速度が0.030以上、発酵速度が
サッカロミセス・セレヴィシエに比して約2倍以上と良
好な生育・発酵能を示すが、28℃の中温では発酵が途
中で停止し、エタノール生成量が7%以下と少なくなる
酵母群と定義する。また、中温発酵性酵母とは、例えば
同様の培地において7℃の低温で比増殖速度が0.03
0以下、発酵速度がサッカロミセス・バイヤナスに比し
て約1/2以下と生育・発酵が緩慢であるが、28℃の
中温において発酵終了時のエタノール生成量が10%程
度あるいはそれ以上となる酵母群と定義する。
ス・バイヤナスYM−84(RIFY 1114)及び
YM−126(RIFY 1218)を用いて低温下で
製造したワインは、ワインの香りの主要構成成分である
高級アルコール類やエステル類及びリンゴ酸を著量に含
有するとともに、ワインの風味を損なう酢酸含量が極め
て少なく、発酵フレーバーに富む酒質であることは既に
公知である(岸本宗和ら: 日本醸造協会誌, 88巻, p.70
8(1993))。しかしながら、本菌株をそのままワイン酵母
として用いるには、中温の発酵不良において難がある。
から中温(3〜35℃)の幅広い発酵温度域において優
れた生育・発酵能を有する酵母菌株とそのの創製方法並
びに該酵母菌株を用いて3〜10℃という極めて低い発
酵温度で、発酵工程を安定的、かつ短期間に終了し、香
味に特徴のあるワインを製造する方法を提供することで
ある。
類法に基づいてサッカロミセス・バイヤナスに分類され
る酵母とサッカロミセス・セレヴィシエに分類される酵
母を異種間で有性交雑して得られ、3〜35℃の発酵温
度域において優れた生育・発酵能を有し、かつ第1世代
において遺伝的に安定であるサッカロミセス属に属する
新規低・中温発酵性酵母に関し、第2に化学分類法に基
づいてサッカロミセス・バイヤナスに分類される酵母と
サッカロミセス・セレヴィシエに分類される酵母を異種
間で有性交雑することを特徴とする上記の新規低・中温
発酵性酵母の創製方法であり、第3に当該低・中温発酵
性酵母を使用し、3〜10℃の温度で発酵を行うことを
特徴とするワインの製造法である。
用いられるサッカロミセス・バイヤナスに分類される酵
母は低温発酵性酵母であり、具体的にはサッカロミセス
・バイヤナスYM−84(RIFY 1114),同Y
M−126(RIFY 1216),同YM−82(R
IFY 1112),同IFO 1948等がある。ま
た、サッカロミセス・セレヴィシエに分類される酵母は
中温発酵性酵母であり、具体的にはサッカロミセス・セ
レヴィシエOC−2(IAM 4274),同W3(R
IFY 1001)等がある。これらの酵母菌株は、優
性交雑時に交雑株の選抜を容易にするためにアミノ酸等
の栄養要求性を付与することが適当である。栄養要求性
変異株の取得には、紫外線照射等の物理的方法あるいは
エチルメタンサルフォネート溶液への懸濁等の化学的方
法(石川辰夫編、遺伝学実験法講座、微生物遺伝学実
験法、p193、共立出版(1982)参照)があり、
既知の方法が適宜使用できる。
の低温発酵性酵母と中温発酵性酵母の生育・発酵特性を
併せ持つ酵母菌株である。すなわち、例えばPYG−F
培地において7℃の低温で比増殖速度が0.030以
上、発酵速度がサッカロミセス・セレヴィシエに比して
約2倍以上と良好な生育・発酵能を示し、かつ28℃の
発酵において発酵終了時のエタノール生成量が10%程
度あるいはそれ以上となる酵母群と定義されるものであ
る。
酵性酵母の創製は有性交雑により行うが、化学分類法に
基づいて分類される異種酵母菌株を対象とし、交雑株の
形成する子嚢胞子に生存能が認められないことから、雑
種第一世代において遺伝的に安定な菌株が容易に得られ
る。本発明において交雑株を得るためには、優性交雑法
として集団接合法あるいは直接接合法が挙げられるが、
用いる菌株の生活環の型及び倍数性により適宜行われる
ものである。すなわち、集団接合法は、ヘテロタリズム
単相株間の交雑に効果的であり、両(a,α)接合型細
胞の混合培養により行われる。また、直接接合法は、顕
微鏡下でミクロマニピュレーターを用いて、例えばホモ
タリズム株間では胞子−胞子、ホモタリズムとヘテロタ
リズム株間では胞子−栄養細胞の直接接触により行われ
る。
用いられる前記酵母菌株はいずれもホモタリック、2倍
体であるので、有性交雑は、例えば次のようにして行う
ことができる。McClary らの斜面培地(酢酸ナトリウム
0.82%,ブドウ糖0.1%,酵母エキス0.25
%,塩化カリウム0.18%,寒天2%)で両菌株の子
嚢胞子の形成を誘導させ、ザイモリエース250ppm
を含むリン酸緩衝液中で子嚢壁を溶解した後に、顕微鏡
下でミクロマニピュレーターを用いて胞子−胞子間で行
う。次いで、接合子が観察された菌株をコロニー形成の
後に交雑株として選抜し、最少培地にレプリカして生育
可能であることを確認すればよい。
セス・バイヤナスYM−84と中温発酵性のワイン酵母
サッカロミセス・セレヴィシエOC−2の交雑から創製
された新規低・ 中温発酵性のサッカロミセス属酵母の具
体例としては、後記実施例に示すように、サッカロミセ
ス・バイヤナスYM−84M株とサッカロミセス・セレ
ヴィシエOC−2M株の交雑株であるHy−002,H
y−011,Hy−014の3菌株、サッカロミセス・
バイヤナスYM−126M株とサッカロミセス・セレヴ
ィシエOC−2M株の交雑株であるHy−101,Hy
−103,Hy−105の3菌株等がある。これらのう
ちの1菌株であるHy−002株は次のような菌学的性
質を示す。
滑。表面は平滑、鈍光。淡いクリーム色。 コロニーの性状:バター質 c)ポテト・グルコース寒天培地、コーンミール寒天培
地 擬菌糸を形成する。真菌糸は形成しない。同胎、異胎接
合はしない。
ない 50%(w/w)のグルコース含有酵母エキス寒天培地
での生育:生育する ビタミン要求性:要求する(微弱) 産膜性:なし
カロミセス属酵母菌株は、その両親株の特徴的な生育・
発酵特性を併せ持つ。すなわち、3℃程度の低温から3
5℃程度の中温までの幅広い温度域において優れた生育
・発酵能有する。
使用するワインの製造法について説明する。本発明のワ
インの製造方法は、当該新規低・ 中温発酵性酵母を、例
えば糖度15〜25%の葡萄果汁に加えて、3〜10℃
の極めて低い温度、好ましくは7〜10℃の温度で発酵
を行うが、このような低温でも従来のワイン酵母(中温
発酵性酵母であるサッカロミセス・セレヴィシエ)に比
して安定的である。そのため、短期間に発酵を終えるこ
とができ、通常は20〜80日間、好ましくは20〜5
0日間で発酵を終了する。
いて製造したワインは、香りの主要構成成分である高級
アルコール類やエステル類を著量に含有するとともに、
ワインの風味を損なう酢酸含量が極めて少なく、香りに
富む特徴的な酒質である。これら香気成分の高生成と酢
酸の低生成は、その親株である低温発酵性酵母に認めら
れる性質であり、創製した酵母菌株が本性質を併せ持つ
ことによるものである。
る。 実施例1 有性交雑においては、交雑株の選抜は交雑時の接合子形
成の観察において容易に行えるが、今回は、選択マーカ
ーとして利用できるアミノ酸要求性を付与した菌株を用
いた。すなわち、低温発酵性酵母にはサッカロミセス・
バイヤナスYM−84(RIFY 1114)(本菌株
は山梨大学工学部付属発酵化学研究施設に保存されてお
り、請求により分譲される。)から取得したアルギニン
要求性変異株YM−84Mあるいはサッカロミセス・バ
イヤナスYM−126(RIFY1216)(本菌株は
山梨大学工学部付属発酵化学研究施設に保存されてお
り、請求により分譲される。)から取得したヒスチジン
要求性変異株YM−126Mを、中温発酵性のワイン酵
母にはサッカロミセス・セレヴィシエOC−2(IAM
4274)から取得したリジン要求性変異株OC−2
Mを用いた。
ク、2 倍体であることから、McClary らの斜面培地(酢
酸ナトリウム0.82%,ブドウ糖0.1%,酵母エキ
ス0.25%,塩化カリウム0.18%,寒天2%)で
子嚢胞子の形成を誘導させ、ザイモリエース250pp
mを含むリン酸緩衝液中で子嚢壁を溶解した後に、顕微
鏡下でミクロマニピュレーターを用いて胞子−胞子間で
行った。接合子が観察された菌株を交雑株として選抜
し、最少培地(ブドウ糖2%,バクトイーストナイトロ
ゲンベース0.67%,寒天2%)において生育可能で
あることを確認した。
C−2M株の交雑から20菌株、YM−126M株とO
C−2M株の交雑から13菌株の交雑株を得た。得られ
た交雑株について、PYG−F培地にて7℃、96時間
培養した時の菌株の生育状況を調べ、YM−84M株と
OC−2M株の交雑株の中からHy−002,Hy−0
11,Hy−014の3菌株を、YM−126M株とO
C−2M株の交雑株の中からHy−101,Hy−10
3,Hy−105の3菌株をそれぞれ良好な生育能を有
する菌株として選抜した。
わたり20代継代培養の後に、4分子解析およびパルス
フィールド電気泳動に供してその安定性を試験した。そ
れぞれの交雑株の50子嚢ずつについて子嚢解剖を行
い、その出芽能を調べた結果、いずれの菌株においても
生存胞子は得られなかった。また、パルスフィールド電
気泳動において、その核型は両親株の核型の総和で示さ
れ、継代培養後のDNAバンドの本数及び移動度には変
化は認められなかった。したがって、サッカロミセス・
バイヤナスとサッカロミセス・セレヴィシエの異種間で
創製した交雑株は、雑種第一世代において20代の継代
の後にも極めて安定であることが確認された。
株のPTG−F培地における生育・発酵能について検討
し、第1表及び第2表に示した結果を得た。これらの結
果から明らかなように、交雑株の7℃における比増殖速
度及び発酵速度は、サッカロミセス・バイヤナスYM−
84(RIFY 1114),同YM−126(RIF
Y 1216)と同様にサッカロミセス・セレヴィシエ
OC−2(IAM 4274),同W3(RIFY 1
001)に比して大であった。他方、28℃及び35℃
では、これら菌株の比増殖速度、発酵速度及びエタノー
ル生成量はサッカロミセス・セレヴィシエOC−2(I
AM 4274)に近似した値であり、創製した酵母菌
株が低温から中温までの幅広い発酵温度域において良好
な生育・発酵能を有することが判明した。
カロミセス・バイヤナスYM−84(RIFY 111
4),同YM−126(RIFY 1216)並びにサ
ッカロミセス・セレヴィシエOC−2(IAM 427
4)を使用し、ブドウ糖にて糖度を23度に調整した甲
州種葡萄果汁5リットルを原料としてワインを製造し
た。なお、発酵は同一果汁で25℃、3日間培養した培
養液を2.5%量添加して10℃の温度で所定期間行っ
た。得られたワインの分析結果を第3表に示す。
発酵は親株である低温発酵性酵母のサッカロミセス・バ
イヤナスYM−84(RIFY 1114)株や同YM
−126(RIFY 1216)株と同様に極めて良好
であり、中温発酵性酵母のサッカロミセス・セレヴィシ
エOC−2(IAM 4274)株に比して、その発酵
日数は15〜20日間程度短縮された。また、交雑株6
菌株により製造したワインの成分について検討すると、
β−フェニルエチルアルコール,酢酸イソアミル,酢酸
−β−フェネチル及び脂肪酸エチルエステルの香気成分
が著量であり、サッカロミセス・セレヴィシエOC−2
(IAM 4274)株に比し、これら香気成分の生成
量は約2〜9倍であった。さらに、サッカロミセス・セ
レヴィシエOC−2(IAM 4274)株に比べてリ
ンゴ酸含量は約1.1〜1.2倍であり、酢酸含量は1
/3以下と少量であった。しかも、官能検査において
も、これら交雑株により製造したワインは香りに富む特
徴的な酒質であることが認められた。
温度域において良好な生育・発酵能を有し、かつ遺伝的
に安定な低・中温発酵性酵母が得られる。この新規低・
中温発酵性酵母を用いた低温下におけるワインの製造で
は、安定的に、かつ短期間に発酵を終了することがで
き、得られるワインは香りに富むものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 化学分類法に基づいてサッカロミセス・
バイヤナスに分類される酵母とサッカロミセス・セレヴ
ィシエに分類される酵母を異種間で有性交雑して得ら
れ、3〜35℃の発酵温度域において優れた生育・発酵
能を有し、かつ第1世代において遺伝的に安定であるサ
ッカロミセス属に属する新規低・中温発酵性酵母。 - 【請求項2】 サッカロミセス・バイヤナスに分類され
る酵母がYM−84(RIFY 1114)株,YM−
126(RIFY 1216)株,YM−82(RIF
Y 1112)株およびIFO 1948株のいずれか
である請求項1記載の新規低・中温発酵性酵母。 - 【請求項3】 サッカロミセス・セレヴィシエに分類さ
れる酵母がOC−2(IAM 4274)株またはW3
(RIFY 1001)株である請求項1記載の新規低
・中温発酵性酵母。 - 【請求項4】 化学分類法に基づいてサッカロミセス・
バイヤナスに分類される酵母とサッカロミセス・セレヴ
ィシエに分類される酵母を異種間で有性交雑することを
特徴とする請求項1記載の新規低・中温発酵性酵母の創
製方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の新規低・中温発酵性酵母
を使用し、3〜10℃の温度で発酵を行うことを特徴と
するワインの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6259059A JPH0889236A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 新規低・中温発酵性酵母及び当該酵母を使用するワインの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6259059A JPH0889236A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 新規低・中温発酵性酵母及び当該酵母を使用するワインの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0889236A true JPH0889236A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17328759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6259059A Pending JPH0889236A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 新規低・中温発酵性酵母及び当該酵母を使用するワインの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0889236A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014533109A (ja) * | 2011-11-11 | 2014-12-11 | レッド ドーン アイピー ホールディングス ピーティーワイ リミテッドRed Dawn Ip Holdings(Pty)Ltd. | 改良したアルコール飲料の製造方法及びこの製造方法によって製造された製品 |
CN106834148A (zh) * | 2017-01-20 | 2017-06-13 | 于洪梅 | 一株能降低高级醇含量的啤酒酵母及其应用 |
WO2017214673A1 (en) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | Launceston City Council | A yeast strain and uses thereof |
JP2019033696A (ja) * | 2017-08-16 | 2019-03-07 | 国立大学法人帯広畜産大学 | サッカロマイセス・バヤヌス・バー・ウバルムとサッカロマイセス・セレビシエの交雑により作出した製パン用酵母 |
JP2020039264A (ja) * | 2018-09-07 | 2020-03-19 | 国立大学法人 鹿児島大学 | 酵母の接合方法 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP6259059A patent/JPH0889236A/ja active Pending
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---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
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