JPH0888755A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0888755A
JPH0888755A JP6223721A JP22372194A JPH0888755A JP H0888755 A JPH0888755 A JP H0888755A JP 6223721 A JP6223721 A JP 6223721A JP 22372194 A JP22372194 A JP 22372194A JP H0888755 A JPH0888755 A JP H0888755A
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政雄 宮座
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由紀夫 中井
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一範 岩佐
Ayanori Miyoshi
文徳 三好
Atsushi Ubukawa
篤 生川
Yasushi Nakanishi
泰 中西
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 入力画像から文字図形を検知する文字図形検
知部51と、文字図形から特定のパターンを見出し情報
として検知する見出し情報検知部52と、検知された見
出し情報を編集して編集画像を形成する見出し情報編集
部56と、編集画像を画像データとして出力するレーザ
ドライバユニット7とが設けられている。 【効果】 複数の原稿からなる書類のコピー原稿の内容
を容易に把握でき、この結果、コピー原稿の整理・配布
等の作業効率を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿から読み取った入
力画像を画像データとして出力する、ディジタル複写
機、ファクシミリ装置およびスキャナ装置等の画像処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、原稿から読み取った入力画像を画
像データとして出力する画像処理装置として、画像デー
タをディジタル処理して様々な種類のコピーが行なえ
る、例えばディジタル方式の複写機がある。
【0003】このようなディジタル方式の複写機には、
原稿を自動的に連続して送る自動原稿送り機能を備える
ものがあり、多数枚の原稿からなる書類を高速にコピー
することが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に、原
稿には概要や目次のないものが多く、このような原稿の
多数枚からなる書類をコピーした場合、コピーした原稿
の内容が把握しづらく、整理・配布等に手間がかかると
いう問題が生じている。
【0005】また、例えば特開平4−207571号公
報に開示されている「ファクシミリ装置」では、通常伝
文に添付されている、宛て名、件名、発信人、日付等が
記載された送信状に基づいて、伝文に対応した表題の一
覧表を作成することで、複数種類の伝文が送信された場
合の各伝文の内容の把握を容易にしている。
【0006】ところが、上記のようなファクシミリ装置
では、送信状の記載内容から伝文に対応した表題の一覧
表を作成しているので、送信状が添付されていない場合
では、一覧表を作成してもそれぞれの伝文の内容を把握
することが困難となり、上記のディジタル方式の複写機
と同様の問題、即ち原稿の内容が把握しづらく、整理・
配布等に手間がかかるという問題が生じている。
【0007】本発明は、上記各問題点に鑑みなされたも
のであって、その目的は、原稿の特徴的な見出しやタイ
トル部分等の見出し情報を検知し、その検知データを画
像に編集することで、画像処理後の複数の原稿の内容を
容易に把握でき、これによって、整理・配布等の作業効
率を向上させ得る画像処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像処理装置
は、原稿から読み取った入力画像を画像データとして出
力する画像処理装置において、原稿に記載された文字図
形を入力画像から検知する文字図形検知手段と、上記文
字図形検知手段により検知された文字図形の特定のパタ
ーンから見出し情報を検知する見出し情報検知手段と、
上記見出し情報検知手段により検知された見出し情報を
記憶する見出し情報記憶手段と、上記見出し情報記憶手
段に記憶された見出し情報を編集して編集画像を形成す
る見出し情報編集手段と、上記見出し情報編集手段によ
り編集された編集画像を画像データとして出力する画像
出力手段とを備えていることを特徴としている。
【0009】請求項2の画像処理装置は、請求項1記載
の画像処理装置において、見出し情報検知手段が、文字
図形検知手段にて検知された文字図形から文字列の先頭
の数字を検出し、数字の繰り返しパターンから、検出し
た数字を含む文字列を見出し情報として検知することを
特徴としている。
【0010】請求項3の画像処理装置は、請求項1また
は2記載の画像処理装置において、文字図形検知手段に
て検知された文字図形からページ情報を検知し、ページ
情報が検知されれば、検知されたページ情報を、このペ
ージ情報に対応する原稿の見出し情報に追加する一方、
ページ情報が検知されなければ、入力画像にページ情報
を合成し、合成後のページ情報を、このページ情報に対
応する原稿の見出し情報に追加するページ情報処理手段
を備えていることを特徴としている。
【0011】請求項4の画像処理装置は、請求項3記載
の画像処理装置において、ページ情報処理手段が、出力
する用紙の大きさに応じて分割された入力画像にページ
情報を合成することを特徴としている。
【0012】請求項5の画像処理装置は、請求項1、
2、3または4記載の画像処理装置において、見出し情
報編集手段により得られた編集画像を記憶する編集画像
記憶手段と、上記編集画像記憶手段に記憶された編集画
像を表示する編集画像表示手段と、上記編集画像表示手
段に表示された編集画像の必要な領域を、上記画像出力
手段により出力するように指示する指示手段とを備えて
いることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1の構成によれば、原稿の見出しやタイ
トル等の見出し情報の編集画像を出力することで、容易
に原稿の内容を把握することができる。これにより、複
数の原稿を読み取って画像を形成した場合でも、見出し
情報から容易に出力画像の内容を把握することができ
る。したがって、例えば複数の原稿からなる書類を画像
処理装置としてのディジタル複写機等によってコピーし
た場合、コピーした原稿の内容を容易に把握することが
でき、これによって、コピーした原稿の整理・配布等の
作業効率を向上させることができる。
【0014】また、請求項2の構成によれば、原稿の見
出し情報を、複数の原稿の画像データの文字列の先頭の
数字を検知するだけで抽出することができる。これによ
り、複数の原稿を読み取って画像を形成した場合でも、
容易に形成画像の内容を把握することができる。
【0015】また、請求項3の構成によれば、原稿画像
のページ情報を、見出し情報に追加して編集画像として
出力しているので、原稿画像の内容と、その原稿に対応
したページ情報とを容易に把握することができる。これ
により、複数の原稿を読み取って画像を形成した場合で
も、容易に形成画像の内容を把握することができる。
【0016】また、請求項4の構成によれば、ページ情
報処理手段が、出力する用紙の大きさに応じて分割され
た入力画像にページ情報を合成することで、例えば外部
から入力された原稿画像に対して、その見出し情報をペ
ージ情報とともに抽出し、その編集画像を確認すること
ができるので、コピー原稿の内容とその場所を容易に把
握することができる。これにより、複数の原稿を読み取
って画像を形成した場合でも、容易に形成画像の内容を
把握することができ、この結果、コピー原稿の整理・配
布等の作業効率を向上させることができる。
【0017】さらに、請求項5の構成によれば、複数の
原稿画像データから抽出した見出し情報を、編集画像表
示手段に表示させることで、見出し情報の一覧表を作成
してコピーすることなく迅速に原稿の内容を把握するこ
とができる。これにより、複数の原稿画像の中から必要
な原稿のみをコピーすることが可能となり、この結果、
出力画像の整理・配布等の作業効率を向上させることが
できる。
【0018】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図1
6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0019】本実施例の画像処理装置としてのディジタ
ル複写機は、図2に示すように、複写機本体26の上端
部に硬質の透明ガラスからなる原稿載置台27を備えて
いる。
【0020】原稿載置台27の下方には、ランプユニッ
ト1、ミラー2・3・4、レンズユニット5、CCD(C
harge Coupled Device) センサ6等を有するスキャナ2
2が設けられている。スキャナ22では、原稿載置台2
7上に載置された原稿(図示せず)の画像は、この原稿
がランプユニット1にて照射され、その反射光がミラー
2・3・4及びレンズユニット5を介して、CCDセン
サ6の受光面に導かれることにより、電気信号として取
り込まれていく。
【0021】上記のスキャナ22の下方には、レーザド
ライバユニット7が設けられている。上記CCDセンサ
6により取り込まれた原稿データは、複写のための画像
処理を行う図示しない画像処理部で処理された後、レー
ザドライバユニット7に送られる。レーザドライバユニ
ット7は、入力された原稿データに応じて、内部の例え
ば半導体レーザからレーザ光を出射する。
【0022】レーザドライバユニット7から出射された
レーザ光は、光路上に配設されたミラー8・9により反
射されて、矢印B方向に回転する感光体ドラム10に照
射され、感光体ドラム10上に静電潜像を形成する。ま
た、感光体ドラム10の周囲には、上記レーザ光による
露光に先立って感光体ドラム10表面を所定の電位に均
一に帯電させる帯電器16が設けられている。さらに、
この帯電器16から感光体ドラム10の回転方向に向か
って、感光体ドラム10上の静電潜像にトナーを供給し
て現像する現像装置28、感光体ドラム10上のトナー
像が一時的に転写される転写ベルト17、感光体ドラム
10の表面に残留したトナーを除去するクリーニング装
置21および次の帯電に先立って感光体ドラム10の残
留電位を除去する除電ランプ15等がこの順に配置され
ている。
【0023】上記現像装置28は、ブラック現像槽1
1、イエロー現像槽12、マゼンタ現像槽13およびシ
アン現像槽14を備えており、各現像槽11〜14に
は、それぞれ該当する色のトナーが収納されている。転
写ベルト17は、無端状であり矢印方向に移動可能に設
けられ、その一部が感光体ドラム10に圧接されること
で、感光体ドラム10のトナー像が転写されるようにな
っている。
【0024】また、転写ベルト17に対する給紙側に
は、用紙を所定のタイミングで転写ベルト17に供給す
るレジストローラ19、給紙カセット20および手差し
給紙部23が設けられている。これら給紙カセット20
及び手差し給紙部23付近には、用紙を搬送するための
給紙ローラ24や、搬送ローラ25等が設けられてい
る。転写ベルト17の下方には、レジストローラ19か
ら送られる用紙を転写ベルト17に圧接し、転写ベルト
17上のトナー像を用紙に転写する転写ローラ18と、
転写後の転写ベルト17に残留したトナーを除去するク
リーニング装置17aとが設けられている。
【0025】転写ベルト17に対する出紙側には、トナ
ー転写後の用紙を搬送する搬送ベルト30、トナー像を
用紙に加熱定着する定着装置31、定着後の用紙を機外
に排出する排出ローラ32が設けられている。
【0026】上記の構成において、カラーコピー(3 col
or copy)は、以下の動作手順で行われる。まず、帯電器
16が、感光体ドラム10表面を均一に帯電させると、
前記スキャナ22により1回目のスキャンが行われる。
このときにCCDセンサ6より取り込まれた原稿の赤成
分(R)、グリーン成分(G)及び青成分(B)の各デ
ータに基づき、前記画像処理部にて先ずイエローデータ
が生成される。このイエローデータは、レーザドライバ
ユニット7よりレーザ光として出力され、このレーザ光
が感光体ドラム10表面を露光し、この露光部にイエロ
ーの静電潜像が形成される。次いで、画像領域の静電潜
像にイエロー現像槽12からのイエロートナーが供給さ
れ、同色のトナー像が形成される。
【0027】次に、上記のイエロートナー像が、感光体
ドラム10に圧接されている転写ベルト17に転写され
る。このとき、感光体ドラム10の表面には、転写に寄
与しない一部のトナーが残留するが、この残留トナー
を、クリーニング装置21が掻き落とす。また、除電ラ
ンプ15が、感光体ドラム10表面の残留電荷を除去す
る。
【0028】上記の処理を終了すると、帯電器16が再
度感光体ドラム10表面を均一に帯電させ、スキャナ2
2が2回目のスキャンを行う。これにより得られた原稿
データから、画像処理部によってマゼンタデータが得ら
れ、レーザドライバユニット7よりレーザ光が感光体ド
ラム10に照射され、マゼンタの静電潜像が形成され
る。次いでマゼンタ現像槽13からマゼンタトナーが供
給され、感光体ドラム10上に同色のトナー像が形成さ
れる。そして、このマゼンタトナー像が転写ベルト17
の上記イエロートナー像上に転写されて像重ねが行われ
る。その後、クリーニング装置21および除電ランプ1
5による先と同様の処理が行われると、帯電器16が、
感光体ドラム10を均一に帯電させて、スキャナ22に
よる3回目のスキャンが行われ、シアンデータがレーザ
光として照射されることにより、感光体ドラム10上に
シアンの静電潜像が形成される。そして、シアン現像槽
14から感光体ドラム10にシアントナーが供給され
て、同色のトナー像が形成され、このシアントナー像が
転写ベルト17の上記マゼンタトナー像上に転写される
ことにより、最終的な像重ねが行われる。
【0029】その後、像重ねされた転写ベルト17上の
トナー像が、転写ローラ18により用紙に転写され、定
着装置31において、トナー像が加熱定着された後、排
出ローラ32により用紙が機外に排出される。用紙転写
後、転写ベルト17上に残留したトナーは、クリーニン
グ装置17aにより掻き落とされる。
【0030】尚、上記したプロセスは、3色カラーにお
けるプロセスであり、4色カラープロセスの場合は、ブ
ラック現像槽11に収納されたブラックトナーを用いた
処理が、上記の処理に加えられる。一方、白黒コピー
は、感光体ドラム10の静電潜像に上記ブラック現像槽
11からのブラックトナーが供給され、このトナー像を
転写ベルト17を介して、用紙に転写することにより行
われる。
【0031】一方、本実施例のディジタル複写機は、図
1に示す画像処理制御部40を備えている。この画像処
理制御部40では、原稿読み取りユニット41、レーザ
ドライバユニット7等の複数の制御部がメインCPU
(Central Processing Unit)43によって制御される。
ここで、ROM(Read Only Memory) 44は、制御プロ
グラムを記憶するエリアであり、RAM(Random Acces
s Memory) 45は、複写機に固有のパラメータを記憶し
たりプログラム実行のワーキングエリア等として用いら
れる。本実施例では、このRAM45は、原稿読み取り
ユニット41によって読み取られた入力画像を一時格納
する画像データ記憶手段としても機能している。
【0032】上記原稿読み取りユニット41は、上述し
たように、原稿載置台27上にセットされた原稿の画像
を読み取るスキャナ22を含む構成となっている。読み
取られた入力画像は、画像処理部46にて例えば、ユー
ザの希望に応じて画像濃度や画像倍率を変化させる等の
画像処理が施される。画像処理部46にて処理された入
力画像は、レーザドライバユニット7に転送される。そ
して、レーザドライバユニット7によって制御されるレ
ーザ光として出力される。操作パネル制御部47は、図
3に示すように、複写機本体26の上面に設けられた操
作パネル48を制御する制御部である。操作パネル48
には、コピー枚数および暗証番号等を入力するためのテ
ンキー49、複写画質を補正する画質補正モード設定キ
ー58、コピー枚数等を表示し、オペレータに対するメ
ッセージを表示するための液晶表示パネル50等が備え
られている。
【0033】尚、上記画質補正モード設定キー58は、
複写画質の補正をするだけでなく、この設定キーを押圧
することで、概要作成モードと通常複写モードとを切換
えて設定するようになっている。この概要作成モードと
は、原稿の概要、即ち原稿を特徴付ける見出しやタイト
ル等の見出し情報を抽出して画像に編集するモードであ
る。また、このモード以外を通常の複写モードとしてい
る。
【0034】また、本実施例のディジタル複写機に備え
られた画像処理制御部40には、図1に示すように、文
字図形検知部51、見出し情報検知部52、見出し情報
記憶部53、端末通信制御部54、ページ情報処理部5
5、見出し情報編集部56および出力制御部57等が設
けられている。
【0035】上記文字図形検知部51は、画像処理部4
6にて処理された入力画像から、数字、記号、又は図形
等の各文字を選択的に検知するエリアである。即ち、原
稿上に記載された文字は小さい、孤立している、一定に
並んでいる等の特徴により、その原稿画像の画像データ
を連結した図形単位に分離し、この図形が予めROM4
4に記憶された文字サイズあるいは図形サイズに合致し
ているか否かによって数字、記号、又は図形等の各文字
を検知するエリアである。
【0036】見出し情報検知部52は、上記文字図形検
知部51により検知された文字図形の特定のパターンか
ら原稿の見出し情報を抽出するエリアである。見出し情
報を検知する方法として、例えば、原稿上に記載された
文章中に繰り返して出現する空白部を検出し、その空白
部のパターンから原稿画像を領域毎に分割し、その領域
の先頭文字列を見出し情報として抽出する方法がある。
尚、この見出し情報検知は、上記方法以外に、後述する
各方法によっても行なわれる。
【0037】見出し情報記憶部53は、上記見出し情報
検知部52により抽出された見出し情報を記憶するエリ
アである。
【0038】端末通信制御部54は、本ディジタル複写
機に通信回線を介して接続されたワードプロセッサ、コ
ンピュータ等の端末機器から転送される画像データの通
信を制御するエリアである。
【0039】ページ情報処理部55は、上記文字図形検
知部51によって検知された原稿上の数字、記号、又は
図形等の各文字からページ情報を検知する一方、検知し
たページ情報を、見出し情報記憶部53に記憶された見
出し情報に追加するエリアである。
【0040】見出し情報編集部56は、見出し情報記憶
部53に記憶された見出し情報に対して編集した画像を
形成するエリアである。
【0041】また、出力制御部57は、本体装置内で形
成された画像を出力画像としてレーザドライバユニット
7等の画像出力手段によって出力する場合の出力制御を
行なうエリアである。
【0042】ここで、上記の構成を有するディジタル複
写機の概要作成モードの制御、即ち、複数の原稿の見出
し情報を抽出し、その抽出画像を編集して出力するため
の制御について、図1、図4および図5に基づいて説明
する。
【0043】一般に、原稿は、図4(a)に示すよう
に、見出し部101、文章部102、空白部103から
なる領域が繰り返された構成となっている。上記の見出
し部101は、原稿を特徴付けるための見出しやタイト
ル等であり、この見出し部101を抽出することによっ
て、図4(b)に示すように、見出し部101…のみか
らなる見出し情報を形成している。この見出し情報を出
力画像として出力する制御について、図5に示すフロー
チャートを参照しながら以下に説明する。
【0044】先ず、画質補正モード設定キー58を押圧
して概要作成モードに設定する(S1)。
【0045】次いで、操作パネル48のテンキー49か
らプリントキーが押圧されると、スキャナ22により原
稿がスキャンされ、入力された画像データがRAM45
に記憶される(S2)。
【0046】次に、文字図形検知部51にてRAM45
に記憶された画像データから文字図形が検知されたか否
かが判定される(S3)。ここで、文字図形が検知され
なければ制御を終了する。
【0047】また、文字図形検知部51にて文字図形が
検知されれば、見出し情報検知部52にて文字図形中に
含まれる見出し情報が検知されたか否かが判定される
(S4)。ここで、見出し情報が検知されなければ制御
を終了する。
【0048】また、見出し情報検知部52にて見出し情
報が検知されれば、この見出し情報を見出し情報記憶部
53に順次記憶させる(S5)。
【0049】そして、見出し情報記憶部53に記憶され
た見出し情報は、見出し情報編集部56にて見出し情報
の概要書等の編集画像に編集される(S6)。この編集
画像は、画像データとして画像出力手段であるレーザド
ライバユニット7にて出力される(S7)。
【0050】以上のように、上記制御では、原稿の見出
し情報の編集画像を出力することで、容易に原稿の内容
を把握することができる。これにより、複数の原稿を読
み取って画像を形成した場合でも、見出し情報から容易
に出力画像の内容を把握することができる。したがっ
て、複数の原稿からなる書類をコピーした場合、コピー
した原稿の内容を容易に把握することができ、これによ
って、コピーした原稿の整理・配布等の作業効率を向上
させることができる。
【0051】次に、図6(a)に示すように、見出し部
101…からなる見出し情報が、図6(b)に示すよう
に、原稿の文字図形中の数字とともに抽出され、その抽
出画像を編集して出力する制御について、図7に示すフ
ローチャートを参照しながら以下に説明する。尚、本制
御では、S11ないしS13までの制御は、図5に示す
フローチャートのS1ないしS3と同様の制御であるの
で、その説明は省略する。
【0052】文字図形検知部51にて文字図形が検知さ
れれば、見出し情報検知部52にて文字図形中に含まれ
る数字が検知されたか否かが判定される(S14)。こ
こで、数字が検知されなければ制御を終了する。
【0053】また、見出し情報検知部52にて文字図形
中に含まれる数字が検知されれば、検知された数字が見
出し情報であるか否かを判定する(S15)。ここで、
検知された数字が見出し情報でなければ制御を終了す
る。
【0054】また、見出し情報検知部52にて検知され
た数字が見出し情報であると検知されれば、この見出し
情報を見出し情報記憶部53に順次記憶させる(S1
6)。このとき、上記見出し情報検知部52では、検知
された数字が文字列の先頭で、そのパターンが繰り返し
出現する場合、その文字列を見出し情報と判断し、その
数字に続く文字列を見出し情報記憶部53に順次記憶さ
せる。
【0055】そして、見出し情報記憶部53に記憶され
た見出し情報は、見出し情報編集部56にて見出し情報
の概要書等の編集画像に編集される(S17)。この編
集画像は、画像データとして画像出力手段であるレーザ
ドライバユニット7にて出力される(S18)。
【0056】以上のように、上記制御では、原稿の見出
し情報を、複数の原稿の画像データの文字列の先頭の数
字を検知するだけで抽出することができるので、複数の
原稿を読み取って画像を形成した場合でも、見出し情報
から容易に出力画像の内容を把握することができる。し
たがって、複数の原稿からなる書類をコピーした場合、
コピーした原稿の内容を容易に把握することができ、こ
れによって、コピーした原稿の整理・配布等の作業効率
を向上させることができる。
【0057】次に、図8(a)に示すように、見出し部
101…からなる見出し情報が、図8(b)に示すよう
に、原稿の文字図形中の記号とともに抽出され、その抽
出画像を編集して出力する制御について、図9に示すフ
ローチャートを参照しながら以下に説明する。尚、本制
御では、S21ないしS23までの制御は、図5に示す
フローチャートのS1ないしS3と同様の制御であるの
で、その説明は省略する。
【0058】文字図形検知部51にて文字図形が検知さ
れれば、見出し情報検知部52にて文字図形中に含まれ
る記号(例えば、・、●、★、○、『、etc.)が検
知されたか否かが判定される(S24)。ここで、記号
が検知されなければ制御を終了する。
【0059】また、見出し情報検知部52にて文字図形
中に含まれる記号が検知されれば、検知された記号が見
出し情報であるか否かを判定する(S25)。ここで、
検知された記号が見出し情報でなければ制御を終了す
る。
【0060】また、見出し情報検知部52にて検知され
た記号が見出し情報であると検知されれば、この見出し
情報を見出し情報記憶部53に順次記憶させる(S2
6)。このとき、上記見出し情報検知部52では、検知
された記号が文字列の先頭で、そのパターンが繰り返し
出現する場合、その文字列を見出し情報と判断し、その
記号に続く文字列を見出し情報記憶部53に順次記憶さ
せる。
【0061】そして、見出し情報記憶部53に記憶され
た見出し情報は、見出し情報編集部56にて見出し情報
の概要書等の編集画像に編集される(S27)。この編
集画像は、画像データとして画像出力手段であるレーザ
ドライバユニット7にて出力される(S28)。
【0062】以上のように、本制御では、原稿の見出し
情報を、複数の原稿の画像データの文字列の先頭の記号
を検知するだけで抽出することができるので、複数の原
稿を読み取って画像を形成した場合でも、見出し情報か
ら容易に出力画像の内容を把握することができる。した
がって、複数の原稿からなる書類をコピーした場合、コ
ピーした原稿の内容を容易に把握することができ、これ
によって、コピーした原稿の整理・配布等の作業効率を
向上させることができる。
【0063】次に、図10に示すように、見出し部10
1を、文字列の長さから文章部102と区別して抽出
し、その抽出画像を見出し情報として編集して出力する
制御について、図11に示すフローチャートを参照しな
がら以下に説明する。尚、本制御では、S31ないしS
33までの制御は、図5に示すフローチャートのS1な
いしS3と同様の制御であるので、その説明は省略す
る。
【0064】文字図形検知部51にて文字図形が検知さ
れれば、見出し情報検知部52にて文字列の長さを検知
する(S34)。
【0065】また、見出し情報検知部52にて文字列の
長さが検知されれば、その文字列が見出し情報であるか
否かを判定する(S35)。ここで、検知された文字列
が見出し情報でなければ制御を終了する。
【0066】また、見出し情報検知部52にて検知され
た文字列が見出し情報であると検知されれば、この見出
し情報を見出し情報記憶部53に順次記憶させる(S3
6)。このとき、上記見出し情報検知部52では、検知
された文字列が、他のランダムに繰り返された文字列と
比べて短く、検知された長さの文字列が繰り返し出現す
る場合、その文字列を見出し情報と判断し、その文字列
を見出し情報記憶部53に順次記憶させる。
【0067】そして、見出し情報記憶部53に記憶され
た見出し情報は、見出し情報編集部56にて見出し情報
の概要書等の編集画像に編集される(S37)。この編
集画像は、画像データとして画像出力手段であるレーザ
ドライバユニット7にて出力される(S38)。
【0068】以上のように、本制御では、原稿の見出し
情報を、複数の原稿の画像データの文字列の長さを検知
するだけで抽出することができるので、複数の原稿を読
み取って画像を形成した場合でも、見出し情報から容易
に出力画像の内容を把握することができる。したがっ
て、複数の原稿からなる書類をコピーした場合、コピー
した原稿の内容を容易に把握することができ、これによ
って、コピーした原稿の整理・配布等の作業効率を向上
させることができる。
【0069】次に、図12に示すように、見出し部10
1と文章部102との文字の大きさが異なるとき、原稿
の文字列の大きさで見出し情報と他の文字列とを区別
し、その見出し情報を編集して出力する制御について、
図13に示すフローチャートを参照しながら以下に説明
する。尚、本制御では、S41ないしS43までの制御
は、図5に示すフローチャートのS1ないしS3と同様
の制御であるので、その説明は省略する。
【0070】文字図形検知部51にて文字図形が検知さ
れれば、見出し情報検知部52にて文字列の大きさを検
知する(S44)。
【0071】また、見出し情報検知部52にて文字列の
大きさに基づいて、その文字列が見出し情報であるか否
かを判定する(S45)。ここで、検知された文字列が
見出し情報でなければ制御を終了する。
【0072】また、見出し情報検知部52にて検知され
た文字列が見出し情報であると検知されれば、この見出
し情報を見出し情報記憶部53に順次記憶させる(S4
6)。このとき、上記見出し情報検知部52では、図1
2に示すように、検知された文字列が他と比べて大き
く、その大きさの文字列のパターンが繰り返し出現する
場合、その文字列を見出し情報と判断し、その文字列を
見出し情報記憶部53に順次記憶させる。
【0073】そして、見出し情報記憶部53に記憶され
た見出し情報は、見出し情報編集部56にて見出し情報
の概要書等の編集画像に編集される(S47)。この編
集画像は、画像データとして画像出力手段であるレーザ
ドライバユニット7にて出力される(S48)。
【0074】以上のように、本制御では、原稿の見出し
情報を、複数の原稿の画像データの文字列の大きさを検
知するだけで抽出することができるので、複数の原稿を
読み取って画像を形成した場合でも、見出し情報から容
易に出力画像の内容を把握することができる。したがっ
て、複数の原稿からなる書類をコピーした場合、コピー
した原稿の内容を容易に把握することができ、これによ
って、コピーした原稿の整理・配布等の作業効率を向上
させることができる。
【0075】次に、図14に示すように、見出し部10
1と文章部102との文字列の最初の文字の位置が異な
るときに、原稿の文字列の位置関係で見出し情報を抽出
し、その抽出画像を編集して出力する制御について、図
15に示すフローチャートを参照しながら以下に説明す
る。尚、本制御では、S51ないしS53までの制御
は、図5に示すフローチャートのS1ないしS3と同様
の制御であるので、その説明は省略する。
【0076】文字図形検知部51にて文字図形が検知さ
れれば、見出し情報検知部52にて文字列の始点および
終点の位置を検知する(S54)。
【0077】また、見出し情報検知部52にて文字列の
始点および終点の位置が検知されれば、その文字列が見
出し情報であるか否かを判定する(S55)。ここで、
検知された文字列が見出し情報でなければ制御を終了す
る。
【0078】また、見出し情報検知部52にて検知され
た文字列が見出し情報であると検知されれば、この見出
し情報を見出し情報記憶部53に順次記憶させる(S5
6)。このとき、上記見出し情報検知部52では、図1
4に示すように、検知された文字列の始点の位置が他と
異なると共に、終点の位置が他の文字列の終点よりも手
前、即ち他の文字列の途中にあり、このパターンの文字
列が繰り返し出現する場合、その文字列を見出し情報と
判断し、その文字列を見出し情報記憶部53に順次記憶
させる。
【0079】そして、見出し情報記憶部53に記憶され
た見出し情報は、見出し情報編集部56にて見出し情報
の概要書等の編集画像に編集される(S57)。この編
集画像は、画像データとして画像出力手段であるレーザ
ドライバユニット7にて出力される(S58)。
【0080】以上のように、本制御では、原稿の見出し
情報を、複数の原稿の画像データの文字列の位置関係を
検知するだけで抽出することができるので、複数の原稿
を読み取って画像を形成した場合でも、見出し情報から
容易に出力画像の内容を把握することができる。したが
って、複数の原稿からなる書類をコピーした場合、コピ
ーした原稿の内容を容易に把握することができ、これに
よって、コピーした原稿の整理・配布等の作業効率を向
上させることができる。
【0081】上記の各制御によれば、本実施例のディジ
タル複写機では、先ず、文字図形検知部51にて原稿上
の文字図形が検知され、次いで、検知された文字図形の
特徴部分を抽出して、その特徴部分を見出し情報と見な
している。つまり、複数の原稿からなる書類の見出し情
報を自動的に抽出し、抽出した見出し情報によって目次
や概要書等を容易に作成することができる。したがっ
て、多数枚の原稿をコピーしても、上記した目次や概要
書等の見出し情報によってコピーした内容を容易に把握
することができ、この結果、コピー原稿の分類・配布等
の操作性を向上させることができる。
【0082】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図16ないし図25に基づいて説明すれば、以下の通り
である。尚、説明の便宜上、上記実施例1と同一の機能
を有する部材には同一の番号を付記し、その説明は省略
する。
【0083】本実施例では、前記実施例1の図1に示す
画像処理制御部40の文字図形検知部51、見出し情報
検知部52に加えてページ情報処理部55における各制
御について説明する。
【0084】最初に、複数の原稿の見出し情報を、合成
したページ情報とともに抽出し、その抽出画像を編集し
て出力する出力制御について、図16および図17を参
照しながら以下に説明する。
【0085】本制御では、ページ情報処理部55におい
て、図16(a)に示す複数の原稿に対して、図16
(b)に示すように、コピーする順番にページ情報を合
成し、図16(c)に示すように、それぞれの原稿の見
出し部とページとを対応させて出力する制御となってい
る。
【0086】即ち、本制御では、原稿画像にページ情報
が記載されていない状態を前提としており、ページ情報
処理部55は、複数の画像データに順次ページ情報を合
成するページ情報合成手段と、この合成されたページ情
報をこのページ情報に対応する原稿の見出し情報に追加
するページ情報追加手段とを兼ねたものとなっている。
【0087】先ず、画質補正モード設定キー58を押圧
して概要作成モードに設定する(S61)。
【0088】次いで、操作パネル48のテンキー49か
らプリントキーが押圧されると、スキャナ22により原
稿がスキャンされ、入力された画像データがRAM45
に記憶される(S62)。
【0089】次に、文字図形検知部51にてRAM45
に記憶された画像データから文字図形が検知されたか否
かが判定される(S63)。ここで、文字図形が検知さ
れなければ制御を終了する。
【0090】また、文字図形検知部51にて文字図形が
検知されれば、見出し情報検知部52にて文字図形中に
含まれる見出し情報が検知されたか否かが判定される
(S64)。ここで、見出し情報が検知されなければ制
御を終了する。
【0091】また、見出し情報検知部52にて見出し情
報が検知されれば、この見出し情報を見出し情報記憶部
53に順次記憶する(S65)。
【0092】また、ページ情報処理部55にて、RAM
45に記憶された原稿画像データにページ付けが行なわ
れ、ページ情報が画像に合成される(S66)。そし
て、この合成されたページ情報を、このページ情報に対
応する見出し情報に追加する(S67)。
【0093】そして、ページ情報が追加された見出し情
報は、見出し情報編集部56にて見出し情報の概要書等
の編集画像に編集される(S68)。この編集画像は、
画像データとして画像出力手段であるレーザドライバユ
ニット7にて出力される(S69)。
【0094】以上のように、本制御では、原稿画像デー
タのページ情報を、このページ情報に対応する原稿の見
出し情報に追加したものを編集画像として出力している
ので、原稿画像の内容と、その原稿に対応したページ情
報とを容易に把握することができる。これにより、複数
の原稿を読み取って画像を形成した場合でも、容易に形
成画像の内容を把握することができ、この結果、コピー
原稿の整理・配布等の作業効率を向上させることができ
る。
【0095】次に、予めページ情報が記載された原稿の
見出し情報を、読み取ったページ情報とともに抽出し、
その抽出画像を編集して出力する制御について、図18
及び図19を参照しながら以下に説明する。
【0096】本制御では、図18(a)に示すように、
ページ情報が記載された複数の原稿に対して、図18
(b)に示すように、それぞれの原稿の見出し部とペー
ジとを対応させて出力する制御となっている。
【0097】即ち、本制御では、原稿画像にページ情報
が記載された状態を前提としたものとなっており、ペー
ジ情報処理部55は、画像データのページ情報を検知す
るページ情報検知手段と、この検知されたページ情報を
このページ情報に対応する原稿の見出し情報に追加する
ページ情報追加手段とを兼ねたものとなっている。
【0098】尚、S71ないしS73までの制御は、図
17に示すフローチャートのS61ないしS63と同様
の制御であるので、その説明は省略する。
【0099】文字図形検知部51にて文字図形が検知さ
れれば、見出し情報検知部52にて文字図形中に含まれ
る見出し情報が検知されたか否かが判定される(S7
4)。ここで、見出し情報が検知されなければ制御を終
了する。
【0100】また、見出し情報検知部52にて見出し情
報が検知されれば、この見出し情報を見出し情報記憶部
53に順次記憶させる(S75)。
【0101】また、ページ情報処理部55にて、RAM
45に記憶された原稿画像データのページ情報が検知さ
れたか否かが判定される(S76)。ここで、ページ情
報が検知されなければ、S78に移行して、見出し情報
は、ページ情報のない情報として編集処理される。
【0102】また、S76にてページ情報が検知されれ
ば、ページ情報処理部55にて見出し情報記憶部53に
記憶された見出し情報にページ情報を追加処理する(S
77)。
【0103】そして、ページ情報が追加された見出し情
報は、見出し情報編集部56にて見出し情報の概要書等
の編集画像に編集される(S78)。この編集画像は、
画像データとして画像出力手段であるレーザドライバユ
ニット7にて出力される(S79)。
【0104】以上のように、本制御では、原稿画像デー
タからページ情報を検知して、このページ情報を見出し
情報に追加して編集画像として出力しているので、原稿
画像の内容と、その原稿に対応したページ情報とを容易
に把握することができる。これにより、複数の原稿を読
み取って画像を形成した場合でも、容易に形成画像の内
容を把握することができ、この結果、コピー原稿の整理
・配布等の作業効率を向上させることができる。
【0105】次に、予めページ情報が記載された原稿の
見出し情報を、読み取った不連続なページ情報を原稿の
コピー順に修正したページ情報とともに抽出し、その抽
出画像を編集して出力する制御について、図20及び図
21を参照しながら以下に説明する。
【0106】本制御では、図20(a)に示すように、
ページ情報が記載された複数の原稿に対して、図20
(b)に示すように、コピー順にそれぞれの原稿に対し
てページ付けを行い、ページ情報が新たに加えられた原
稿の画像データに基づいて、図20(c)に示すよう
に、見出し部とページとを対応させた見出し情報を出力
する制御となっている。
【0107】即ち、本制御では、原稿画像にページ情報
が記載された状態を前提としたものとなっており、ペー
ジ情報処理部55は、画像データのページ情報を検知す
るページ情報検知手段と、ページ情報検知手段によって
検知された第一のページ情報と原稿のコピー順により付
け加えられた第二のページ情報とが一致しているか否か
を比較判定するページ情報判定手段と、このページ情報
判定手段により一致していないと判定されたときに第一
のページ情報を第二のページ情報に修正するページ情報
修正手段と、この修正ページ情報を見出し情報に追加す
るページ情報追加手段とを兼ねたものとなっている。
尚、S81ないしS83までの制御は、図17に示すフ
ローチャートのS61ないしS63と同様の制御である
ので、その説明は省略する。
【0108】文字図形検知部51にて文字図形が検知さ
れれば、見出し情報検知部52にて文字図形中に含まれ
る見出し情報が検知されたか否かが判定される(S8
4)。ここで、見出し情報が検知されなければ制御を終
了する。
【0109】また、見出し情報検知部52にて見出し情
報が検知されたと判定されれば、この見出し情報を見出
し情報記憶部53に順次記憶させる(S85)。
【0110】また、ページ情報処理部55にて、RAM
45に記憶された原稿画像データのページ情報を検知
し、そのページ情報を第一のページ情報としてRAM4
5に記憶させる(S86)。そして、原稿のコピー順に
ページ付けを行い、ページ付けを行なったページ情報を
第二のページ情報としてRAM45に記憶させる(S8
7)。
【0111】次に、ページ情報処理部55にて、RAM
45に記憶された第一のページ情報と第二のページ情報
とを比較し、一致するか否かが判定される(S88)。
ここで、ページ情報が一致していればS90に移行し、
第一のページ情報のまま見出し情報に追加する。
【0112】また、S88にて第一のページ情報と第二
のページ情報とが一致しなければ、第一のページ情報が
第二のページ情報に修正される(S89)。
【0113】そして、修正後のページ情報を見出し情報
記憶部53に記憶された見出し情報に追加処理する(S
90)。
【0114】そして、ページ情報が追加された見出し情
報は、見出し情報編集部56にて見出し情報の概要書等
の編集画像に編集される(S91)。この編集画像は、
画像データとして画像出力手段であるレーザドライバユ
ニット7にて出力される(S92)。
【0115】以上のように、本制御では、原稿の不連続
なページのページ情報を、原稿のコピーする順番のペー
ジ情報に修正することで、修正したページ情報を見出し
情報とともに抽出し、編集画像として出力しているの
で、原稿画像の内容と、その原稿に対応したページ情報
とを容易に把握することができる。これにより、複数の
原稿を読み取って画像を形成した場合でも、容易に形成
画像の内容を把握することができ、この結果、コピー原
稿の整理・配布等の作業効率を向上させることができ
る。
【0116】次に、予めページ情報が記載された複数の
原稿の見出し情報を読み取り、ランダムに並んだページ
情報を番号順に並び替えて、さらに、原稿のコピー順に
ページ付けを行い、このページ情報を見出し情報ととも
に抽出し、その抽出画像を編集して出力する制御につい
て、図22及び図23を参照しながら以下に説明する。
【0117】本制御では、図22(a)に示すように、
ページ情報がランダムに並べられた複数の原稿に対し
て、図22(b)に示すように、原稿をページ情報の番
号順に並び替えて、それぞれの原稿に対してコピー順に
ページ付けを行い、図22(c)に示すように、原稿の
ページ情報を修正し、ページ情報が新たに加えられた画
像データに基づいて、図22(d)に示すように、見出
し部とページとを対応させて見出し情報を出力する制御
となっている。
【0118】即ち、本制御では、原稿画像にページ情報
が記載された状態を前提としたものとなっており、ペー
ジ情報処理部55は、複数の画像データのページ情報を
検知するページ情報検知手段と、ページ情報検知手段に
よって検知された第一のページ情報をページ順に並び替
える画像データ並替え手段と、この画像データ並替え手
段によって得られた画像データを原稿のコピー順に得ら
れる第二のページ情報に修正するページ修正手段と、こ
の修正ページ情報を見出し情報に追加するページ情報追
加手段とを兼ねたものとなっている。尚、S101ない
しS105までの制御は、図21に示すフローチャート
のS81ないしS85と同様の制御であるので、その説
明は省略する。
【0119】ページ情報処理部55にて、RAM45に
記憶された原稿画像データのページ情報を検知し、その
ページ情報を第一のページ情報としてRAM45に記憶
させる(S106)。そして、RAM45に記憶された
第一のページ情報が原稿のコピー順に対してランダムに
並んでいるか否かを判定する(S107)。ここで、原
稿がランダムに並んでいなければ、そのままの画像デー
タでS109に移行し、第二のページ情報を生成する。
【0120】また、S107にて原稿がランダムに並ん
でいれば、画像データがページ順に並べ替えられる(S
108)。
【0121】そして、原稿画像データのコピー順にペー
ジ付けを行い、そのページ情報を第二のページ情報とし
てRAM45に記憶させる(S109)。
【0122】次に、ページ情報処理部55にて、RAM
45に記憶された第一のページ情報と第二のページ情報
とを比較し、一致するか否かが判定される(S11
0)。ここで、ページ情報が一致していればS112に
移行し、第一のページ情報のまま見出し情報に追加す
る。
【0123】また、S110にて第一のページ情報と第
二のページ情報とが一致しなければ、第一のページ情報
が第二のページ情報に修正される(S111)。
【0124】そして、修正後のページ情報を見出し情報
記憶部53に記憶された見出し情報に追加処理する(S
112)。
【0125】そして、ページ情報が追加された見出し情
報は、見出し情報編集部56にて見出し情報の概要書等
の編集画像に編集される(S113)。この編集画像
は、画像データとして画像出力手段であるレーザドライ
バユニット7にて出力される(S114)。
【0126】以上のように、本制御では、ランダムに並
んだ原稿画像データを、ページ順に並び替えることがで
き、この並び替えた画像データに対してコピーする順番
にページ情報を修正し、この修正したページ情報を見出
し情報とともに抽出し、編集画像として出力しているの
で、原稿画像の内容と、その原稿に対応したページ情報
とを容易に把握することができる。これにより、複数の
原稿を読み取って画像を形成した場合でも、容易に形成
画像の内容を把握することができ、この結果、コピー原
稿の整理・配布等の作業効率を向上させることができ
る。
【0127】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例に
ついて、図1、図24および図25に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。
【0128】本実施例では、複数の原稿の見出し情報を
抽出し、その抽出画像を編集して、原稿のコピーの表紙
として出力する制御について説明する。
【0129】本制御は、図24(a)(b)に示すよう
に、複数の原稿に対して、見出し情報による一覧表を作
成し、その一覧表を出力する制御である。
【0130】先ず、画質補正モード設定キー58を押圧
して概要作成モードに設定する(S121)。
【0131】次いで、操作パネル48のテンキー49か
らプリントキーが押圧されると、スキャナ22により原
稿がスキャンされ、入力された画像データがRAM45
に記憶される(S122)。
【0132】次に、文字図形検知部51にてRAM45
に記憶された画像データから文字図形が検知されたか否
かが判定される(S123)。ここで、文字図形が検知
されなければ制御を終了する。
【0133】また、文字図形検知部51にて文字図形が
検知されれば、見出し情報検知部52にて文字図形中に
含まれる見出し情報が検知されたか否かが判定される
(S124)。ここで、見出し情報が検知されなければ
制御を終了する。
【0134】また、見出し情報検知部52にて見出し情
報が検知されれば、この見出し情報を見出し情報記憶部
53に順次記憶させる(S125)。
【0135】そして、見出し情報記憶部53に記憶され
た見出し情報は、見出し情報編集部56にて見出し情報
の概要書等に編集され(S126)、編集された見出し
情報は、出力制御部57により出力されるとともに(S
127)、コピーの原稿の表紙となる画像データとして
出力される(S128)。
【0136】このように、本実施例では、原稿画像デー
タから抽出した見出し情報を一覧表にして出力すること
で、この一覧表を見るだけで、複数の原稿からなる書類
のコピー原稿の内容を容易に把握することができる。こ
れにより、例えば複数の原稿をコピーした場合のコピー
原稿の整理・配布等の作業効率を向上させることができ
る。
【0137】〔実施例4〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図1、図26および図27に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の各実
施例中に使用される部材と同一の機能を有する部材に
は、同一の番号を付記し、その説明は省略する。
【0138】本実施例にかかるディジタル複写機には、
図26(a)に示すように、通信回線により端末機器
(以下、単に端末と称する)が接続されている。この端
末は、ディジタル複写機内で形成される画像を表示し
て、必要に応じて出力する画像を指示するものであっ
て、通信回線によって送信された画像データ、例えばデ
ィジタル複写機により見出し画像等の編集された画像デ
ータを記憶する編集画像記憶手段としての編集画像記憶
部、記憶した画像データを表示する編集画像表示手段と
しての編集画像表示部、編集画像表示部に表示された画
像データのうち出力したい画像を指示する指示手段とし
ての指示部、上記各部材を制御する制御手段としてのC
PU等を備えている。尚、この端末の通信制御は、図1
に示す画像処理制御部40の端末通信制御部54にて行
なわれる。
【0139】本実施例では、複数の原稿の見出し情報を
抽出し、その抽出画像を編集して、図26(a)に示す
ように、そのデータを通信回線で結ばれた端末に転送
し、端末の編集画像表示部にて編集画像を表示し、図2
6(b)に示すように、指示部にて表示された編集画像
のうち必要な範囲を指示してコピーする制御を行なって
いる。
【0140】上記制御について、図27のフローチャー
トを参照しながら以下に説明する。尚、S131ないし
S136までの制御は、上記実施例1のS1ないしS6
までの制御と同じであるので、説明は省略する。
【0141】図1に示す見出し情報編集部56にて見出
し情報の概要書等に編集された編集画像は、通信回線を
介して端末に転送され(S137)、端末の編集画像表
示部に編集画像が表示される(S138)。
【0142】そして、指示部により表示された編集画像
のうち必要な範囲が指示され、指示された範囲の編集画
像は再び通信回線を経て複写機本体に転送される(S1
39)。
【0143】次いで、転送された編集画像データに基づ
いて再び見出し情報編集部56にて出力画像が編集され
(S140)、レーザドライバユニット7により編集さ
れた画像データが出力される(S141)。
【0144】以上のように、本実施例では、複数の原稿
画像データから抽出した見出し情報を、端末に表示させ
ることができるので、見出し情報の一覧表を作成してコ
ピーすることなく迅速に原稿の内容を把握することがで
きる。これにより、複数の原稿画像の中から必要な原稿
のみをコピーすることが可能となり、この結果、出力画
像の整理・配布等の作業効率を向上させることができ
る。
【0145】〔実施例5〕本発明のさらに他の実施例に
ついて、図1、図28ないし図30に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、上記の各実
施例の部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号
を付記し、その説明は省略する。
【0146】本実施例では、通信回線を介して外部より
入力した複数の原稿画像データの見出し情報を、複写機
内部の処理サイズ、即ち出力する用紙の大きさに対して
ページ付けされたページ情報とともに抽出し、その抽出
画像を編集して、原稿のコピー表紙として出力する制御
を行なうものである。
【0147】即ち、本制御では、ページ情報処理部55
は、複写機内部の処理サイズに応じてページ付けするペ
ージ付け手段を備えている。
【0148】したがって、本実施例にかかるディジタル
複写機は、図30(a)に示すように、通信回線を介し
て画像データを複写機本体に転送する外部画像入力手段
としてのスキャナ61が接続されている。つまり、スキ
ャナ61から転送された画像データは、複写機本体に備
えられたレベル変換部61にて所定レベルに変換され、
シリアルインターフェイス(i/F)63を介して、R
AM45に原稿毎、即ちデータ1、データ2、データ
3、…として記憶され、画像処理部46にて所定の画像
処理が施されるようになっている。
【0149】一方、上記ディジタル複写機は、図30
(b)に示すように、通信回線を介して画像データを外
部に転送する外部画像出力手段としてレーザプリンタ6
4が接続されいる。つまり、複写機本体において、上記
スキャナ61から転送された画像データに対して所定の
画像処理を施した後、その画像データをレーザプリンタ
64によって出力するようになっている。
【0150】尚、上記のスキャナ61、レーザプリンタ
64は、図1に示す画像処理制御部40の端末通信制御
部54にて制御される。
【0151】ここで、上記制御について図28および図
29を参照しながら以下に説明する。
【0152】先ず、画質補正モード設定キー58を押圧
して概要作成モードに設定する(S151)。
【0153】次いで、スキャナ61によって読み込まれ
た原稿の画像データが入力され、この画像データをRA
M45に記憶する(S152)。
【0154】次に、文字図形検知部51にてRAM45
に記憶された画像データから文字図形が検知されたか否
かが判定される(S153)。ここで、文字図形が検知
されなければ制御を終了する。
【0155】また、文字図形検知部51にて文字図形が
検知されれば、見出し情報検知部52にて文字図形中に
含まれる見出し情報が検知されたか否かが判定される
(S154)。ここで、見出し情報が検知されなければ
制御を終了する。
【0156】また、見出し情報検知部52にて見出し情
報が検知されたと判定されれば、この見出し情報を見出
し情報記憶部53に順次記憶させる(S155)。
【0157】次に、画像処理部46にて、図28(a)
に示すように、出力する用紙サイズが検知され(S15
6)、図28(b)に示すように、用紙サイズに合わせ
てRAM45に記憶された外部入力の画像データがペー
ジ領域に分割され(S157)、ページ領域に分割され
た原稿画像データに、ページ付けが行なわれてページ情
報が画像に合成される(S158)。
【0158】次いで、見出し情報のあるページのページ
情報を見出し情報に追加して見出し情報記憶部53に記
憶させる(S159)。
【0159】そして、見出し情報記憶部53に記憶され
た見出し情報は、見出し情報編集部56にて見出し情報
の概要書等に編集され(S160)、編集された見出し
情報は、レーザドライバユニット7により出力される
(S161)。
【0160】以上のように、本実施例では、外部から入
力された原稿画像に対して、その見出し情報をページ情
報とともに抽出し、その編集画像を確認することができ
るので、コピー原稿の内容とその場所を容易に把握する
ことができる。これにより、複数の原稿を読み取って画
像を形成した場合でも、容易に形成画像の内容を把握す
ることができ、この結果、コピー原稿の整理・配布等の
作業効率を向上させることができる。
【0161】
【発明の効果】請求項1の発明の画像処理装置は、以上
のように、原稿から読み取った入力画像を画像データと
して出力する画像処理装置において、原稿に記載された
文字図形を入力画像から検知する文字図形検知手段と、
上記文字図形検知手段により検知された文字図形の特定
のパターンから見出し情報を検知する見出し情報検知手
段と、上記見出し情報検知手段により検知された見出し
情報を記憶する見出し情報記憶手段と、上記見出し情報
記憶手段に記憶された見出し情報を編集して編集画像を
形成する見出し情報編集手段と、上記見出し情報編集手
段により編集された編集画像を画像データとして出力す
る画像出力手段とを備えている構成である。
【0162】これにより、複数の原稿を読み取って画像
を形成した場合でも、見出し情報から容易に出力画像の
内容を把握することができる。したがって、例えば複数
の原稿からなる書類を画像処理装置としてのディジタル
複写機等によってコピーした場合、コピーした原稿の内
容を容易に把握することができ、この結果、コピーした
原稿の整理・配布等の作業効率を向上させることができ
るという効果を奏する。
【0163】請求項2の発明の画像処理装置は、以上の
ように、見出し情報検知手段が、文字図形検知手段にて
検知された文字図形から文字列の先頭の数字を検出し、
数字の繰り返しパターンから、検出した数字を含む文字
列を見出し情報として検知する構成である。
【0164】これにより、原稿の見出し情報を、複数の
原稿の画像データの文字列の先頭の数字を検知するだけ
で抽出することができる。したがって、複数の原稿を読
み取って画像を形成した場合でも、容易に形成画像の内
容を把握することができ、この結果、コピー原稿の整理
・配布等の作業効率を向上させることができるという効
果を奏する。
【0165】請求項3の発明の画像処理装置は、以上の
ように、文字図形検知手段にて検知された文字図形から
ページ情報を検知し、ページ情報が検知されれば、検知
されたページ情報を、このページ情報に対応する原稿の
見出し情報に追加する一方、ページ情報が検知されなけ
れば、入力画像にページ情報を合成し、合成後のページ
情報を、このページ情報に対応する原稿の見出し情報に
追加するページ情報処理手段を備えている構成である。
【0166】これにより、原稿画像のページ情報を、見
出し情報に追加して編集画像として出力しているので、
原稿画像の内容と、その原稿に対応したページ情報とを
容易に把握することができる。したがって、複数の原稿
を読み取って画像を形成した場合でも、容易に形成画像
の内容を把握することができ、この結果、コピー原稿の
整理・配布等の作業効率を向上させることができるとい
う効果を奏する。
【0167】請求項4の発明の画像処理装置は、以上の
ように、ページ情報処理手段が、出力する用紙の大きさ
に応じて分割された入力画像にページ情報を合成する構
成である。
【0168】これにより、複数の原稿を読み取って画像
を形成した場合でも、容易に形成画像の内容を把握する
ことができ、この結果、コピー原稿の整理・配布等の作
業効率を向上させることができるという効果を奏する。
【0169】請求項5の発明の画像処理装置は、以上の
ように、見出し情報編集手段により得られた編集画像を
記憶する編集画像記憶手段と、上記編集画像記憶手段に
記憶された編集画像を表示する編集画像表示手段と、上
記編集画像表示手段に表示された編集画像の必要な領域
を、画像出力手段により出力するように指示する指示手
段とを備えている構成である。
【0170】これにより、見出し情報表示手段によっ
て、見出し情報の一覧表を作成してコピーすることなく
迅速に原稿の内容を把握することができ、この結果、複
数の原稿画像の中から必要な原稿のみをコピーすること
が容易に行なうことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のディジタル複写機が備える
画像処理制御部の構成を示すブロック図である。
【図2】上記ディジタル複写機の概略構成図である。
【図3】上記ディジタル複写機が備える操作パネルの説
明図である。
【図4】図1に示す画像処理制御部における制御動作の
一例の概要を示す説明図である。
【図5】図4に示す制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】図1に示す画像処理制御部における制御動作の
他の例の概要を示す説明図である。
【図7】図6に示す制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】図1に示す画像処理制御部における制御動作の
さらに他の例の概要を示す説明図である。
【図9】図8に示す制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】図1に示す画像処理制御部における制御動作
のさらに他の例の概要を示す説明図である。
【図11】図10に示す制御動作を示すフローチャート
である。
【図12】図1に示す画像処理制御部における制御動作
のさらに他の例の概要を示す説明図である。
【図13】図12に示す制御動作を示すフローチャート
である。
【図14】図1に示す画像処理制御部における制御動作
のさらに他の例の概要を示す説明図である。
【図15】図14に示す制御動作を示すフローチャート
である。
【図16】本発明のさらに他の実施例のディジタル複写
機における制御動作の一例の概要を示す説明図である。
【図17】図16に示す制御動作を示すフローチャート
である。
【図18】図16に示す制御動作の他の例の概要を示す
説明図である。
【図19】図18に示す制御動作を示すフローチャート
である。
【図20】図16に示す制御動作のさらに他の例の概要
を示す説明図である。
【図21】図20に示す制御動作を示すフローチャート
である。
【図22】図16に示す制御動作のさらに他の例の概要
を示す説明図である。
【図23】図22に示す制御動作を示すフローチャート
である。
【図24】図16に示す制御動作のさらに他の例の概要
を示す説明図である。
【図25】図24に示す制御動作を示すフローチャート
である。
【図26】本発明のさらに他の実施例のディジタル複写
機における制御動作の一例の概要を示す説明図である。
【図27】図26に示す制御動作を示すフローチャート
である。
【図28】本発明のさらに他の実施例のディジタル複写
機における制御動作の一例の概要を示す説明図である。
【図29】図28に示す制御動作を示すフローチャート
である。
【図30】図28に示すディジタル複写機の概略構成図
である。
【符号の説明】
7 レーザドライバユニット(画像出力手段) 41 原稿読取りユニット(画像読取り手段) 46 画像処理部(画像処理手段) 51 文字図形検知部(文字図形検知手段) 52 見出し情報検知部(見出し情報検知手段) 53 見出し情報記憶部(見出し情報記憶手段) 55 ページ情報処理部(ページ情報処理手段) 56 見出し情報編集部(見出し情報編集手段) 57 出力制御部(出力制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 文徳 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 生川 篤 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中西 泰 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿から読み取った入力画像を画像データ
    として出力する画像処理装置において、 原稿に記載された文字図形を入力画像から検知する文字
    図形検知手段と、 上記文字図形検知手段により検知された文字図形の特定
    のパターンから見出し情報を検知する見出し情報検知手
    段と、 上記見出し情報検知手段により検知された見出し情報を
    記憶する見出し情報記憶手段と、 上記見出し情報記憶手段に記憶された見出し情報を編集
    して編集画像を形成する見出し情報編集手段と、 上記見出し情報編集手段により編集された編集画像を画
    像データとして出力する画像出力手段とを備えているこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】上記見出し情報検知手段は、文字図形検知
    手段にて検知された文字図形から文字列の先頭の数字を
    検出し、数字の繰り返しパターンから、検出した数字を
    含む文字列を見出し情報として検知することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】上記文字図形検知手段にて検知された文字
    図形からページ情報を検知し、ページ情報が検知されれ
    ば、検知されたページ情報を、このページ情報に対応す
    る原稿の見出し情報に追加する一方、ページ情報が検知
    されなければ、入力画像にページ情報を合成し、合成後
    のページ情報を、このページ情報に対応する原稿の見出
    し情報に追加するページ情報処理手段を備えていること
    を特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】上記ページ情報処理手段は、出力する用紙
    の大きさに応じて分割された入力画像にページ情報を合
    成することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】上記見出し情報編集手段により得られた編
    集画像を記憶する編集画像記憶手段と、 上記編集画像記憶手段に記憶された編集画像を表示する
    編集画像表示手段と、 上記編集画像表示手段に表示された編集画像の必要な領
    域を、上記画像出力手段により出力するように指示する
    指示手段とを備えていることを特徴とする請求項1、
    2、3または4記載の画像処理装置。
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