JPH088768Y2 - 洗浄機 - Google Patents

洗浄機

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JPH088768Y2
JPH088768Y2 JP1988161070U JP16107088U JPH088768Y2 JP H088768 Y2 JPH088768 Y2 JP H088768Y2 JP 1988161070 U JP1988161070 U JP 1988161070U JP 16107088 U JP16107088 U JP 16107088U JP H088768 Y2 JPH088768 Y2 JP H088768Y2
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JP
Japan
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conduit
washing
cleaning
cabinet
injection nozzle
Prior art date
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JP1988161070U
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English (en)
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JPH0298851U (ja
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秀敏 岡田
安夫 原
政明 川隅
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば食器或いは医療用・実験用器具等の被
洗浄物を洗浄するための洗浄機に関する。
〔従来技術〕
洗浄機の一つとして、タンクを底部に備えた洗浄庫の
上部と下部に噴射ノズルが配設されてなり、また前記タ
ンク内の洗浄液が洗浄液循環ポンプにより導管を通して
前記各噴射ノズルに供給されるようにしてなるものが、
例えば特開昭61-280837号公報に示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記した従来の洗浄機においては、導管の
形状(構成)に全く配慮がなされておらず、通常の導管
(断面円形の導管)が採用されている。このため、所定
量の流量を確保するためには所定径の導管を採用せざる
を得ず、比較的大きな配管スペースが必要であり、当該
洗浄機の全高が大きくなる要因の一つとなっている。
本考案は、上記した問題に対処すべくなされたもので
あり、洗浄庫の上壁又は下壁に沿って配設される導管の
ための配管スペースを上下方向に狭くして、当該洗浄機
の全高を低くすることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕 上記した目的を達成するために、本考案においては、
前記洗浄庫の上壁及び下壁の少なくとも一方に沿って配
設される部位の前記導管を上下方向に薄い偏平形状とし
た。
〔考案の作用効果〕
このため、本考案においては、必要な流量を確保しな
がら導管の配設に必要な配管スペースを上下方向に狭く
することができ、これによって当該洗浄機の全高を低く
することができて、当該洗浄機の小型化を図ることがで
き、当該洗浄機の設置性を向上させることができる。
〔実施例〕
以下に、本考案の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本考案を実施してなる家庭用の食器洗浄機を
示していて、同食器洗浄機においては外装10の内部に洗
浄庫20と洗浄液循環ポンプ30が設けられている。洗浄庫
30は、ステンレス板を継ぎ合せて構成されており(樹脂
製として上下二分割の構成とすることも可能)、内部に
は食器収納用ラック40と、同ラック40に収納した食器類
41を噴射水流で洗浄(すすぎを含む)する上下一対の回
転式噴射ノズル31,32が配設されている。また、洗浄庫2
0の前面には、ラック40を食器類41と共に出し入れする
ための開口21が設けられている。なお、開口21は下端に
て洗浄庫20に枢着されて前方へ開放される扉11によって
開閉されるようになっている。
各噴射ノズル31,32は、洗浄庫20の上壁22と下壁23に
それぞれ回転自在に組付けられていて、ポンプ30から導
管Pを通して供給される洗浄液の圧力により回転しなが
ら洗浄液をラック40内の食器類41に向けて噴射するよう
になっている。洗浄液は、洗浄工程の始めに供給装置
(図示せず)を通して所定量供給されて洗浄庫20の底部
に設けたタンク24に溜められるようになっており、また
洗浄工程の終りにタンク24から排出装置(図示せず)に
よって当該食器洗浄機の外へ排出されるようになってお
り、規定水位(洗浄工程時の水位)を越えた場合には下
壁23に設けたオーバーフロー排水パイプ25から機外に排
出されるようになっている。なお、洗浄液は、当該食器
洗浄機の外で加熱温水機(図示せず)により加熱されて
供給される場合と、タンク24内でヒータ(図示せず)に
より加熱される場合がある。
しかして、本実施例においては、ポンプ30から各噴射
ノズル31,32に洗浄液を導くための導管Pが、第1図及
び第2図にて示したように、ポンプ30の吐出口30aに接
続されて洗浄庫20の下壁23に沿って配設される導管P1
と、この導管P1の前端上部と下方の噴射ノズル32を接続
する導管P2と、導管P1と後端上部に接続されて上方に延
びる導管P3と、この導管P3の上端に接続されて洗浄庫20
の上壁22に沿って配設される導管P4と、この導管P4の前
端下部と上方の噴射ノズル31を接続する導管P5(導管P2
と同一構成のものであり、これに噴射ノズルが回転自在
に組付けられてクリップ39により抜け止めされている)
によって構成されており、また上方の噴射ノズル31に供
給される流量が下方の噴射ノズル32に供給される流量よ
り所定量少なくなるように設定してある。
導管P1は、第2図,第3図及び第4図にて示したよう
に、上板部材と下板部材によって上下方向に薄い偏平形
状に形成されていて、ポンプ30の吐出口30aに接続され
る流入口P1aと、導管P2に接続される第1流出口P1bと、
導管P3の下端に接続される第2流出口P1cを有してい
る。
一方、導管P4は、第5図〜第7図にて示したように、
上板部材と下板部材によって上下方向に薄い偏平形状に
形成されていて、導管P3の上端に接続される流入口P4a
と、導管P5の上端に接続される流出口P4bを有してお
り、流入口P4aの上端部分は第7図にて詳細に示したよ
うに傾斜した形状(漏斗状)とされ、また流出口P4bの
上端部分は僅かに上方へ(管内部へ)突出した形状とさ
れている。
上記のように構成した本実施例においては、洗浄庫20
の上壁22及び下壁23に沿って配設される部位の導管P1,P
4を上下方向に薄い偏平形状としたため、必要な流量を
確保しながら導管P1,P4の配設に必要な配管スペースを
上下方向に狭くすることができ、これによって当該食器
洗浄機の全高を低くすることができて、当該食器洗浄機
の小型化を図ることができ、当該食器洗浄機の設置性を
向上させることができる。
また、本実施例においては、上方の噴射ノズル31に供
給される流量が下方の噴射ノズル32に供給される流量よ
り所定量少なくなるように設定してあるため、上方の噴
射ノズル31からの噴射圧力は低く、噴射ノズル31の回転
数も下方の噴射ノズル32の回転数より少ない。したがっ
て、タンク24内及び下壁23上を流れる洗浄液の上面に衝
突するときの衝突力は弱く、跳ね返りが抑制されるとと
もに、波立ちが抑制される。この結果、洗浄液のオー
バーフロー排水パイプ25への飛散流入が防止され、洗浄
液の無用な機外への流出が防止される。波立ちにより
洗浄液中に空気が気泡状態にて混入することがなくて、
ポンプ30の空気吸い込みによる能力低下を防ぐことがで
きる。タンク24内及び下壁23上を流れる洗浄液上に浮
遊する残菜等の浮遊物が食器類41に飛散付着することが
ない。等の効果が得られる。
更に、上記実施例においては、上方の偏平状導管P4に
おいて、流入口P4aの上端部分を傾斜した形状とし、ま
た流出口P4bの上端部分を僅かに上方へ突出した形状と
したため、洗浄工程の終了直後において導管P4内の洗浄
液が導管P3を通って下方へ引き戻される作用が得られ、
洗浄後において乾燥(自然乾燥でも強制乾燥でもよい)
されている食器類41に洗浄液が垂れ落ちて同食器類41を
濡らすといった不具合も生じない。
上記した実施例においては、洗浄庫20の上壁22及び下
壁23に沿って配設される部位の導管P1,P4を単に偏平形
状として本考案を実施したが、第8図及び第9図にて示
したように、各導管P1,P4の流出口側にガイド板Aを配
設して導管P3,P5内に積極的に渦流を形成すると、同渦
流によって上方の噴射ノズル31の回転を増大させること
ができ、洗浄効果を高めることができる。因に、噴射ノ
ズル31の回転方向(噴射ノズル31における噴射口の形状
によって決定される)が上方からみて反時計方向である
場合には、導管P3,P5内に形成される渦流の回転方向も
反時計方向とするのが最良であることを実験により確認
している。なお、上記した渦流は、第10図に示したよう
に導管P4(又はP1)の流出口側の一部を切り欠いても、
また第11図に示したように導管P4(又はP1)の流出口を
一側に偏位させても同様に得られる。
また、上記実施例においては、上方の噴射ノズル31に
供給される流量が下方の噴射ノズル32に供給される流量
より所定量少なくなるように設定して、下壁23上を流れ
る洗浄液の跳ね返りを抑制し、洗浄液のオーバーフロー
排水パイプ25への飛散流入を防止するようにしたが、第
12図にて示したように、オーバーフロー排水パイプ25近
傍の下壁23の一部分23aを通常レベルの下壁部分23bより
所定量低くしてオーバーフロー排水パイプ25の上方への
突出量を多くするとともに、同部分23aにより増加させ
る容積を他の部分23cを高くすることにより減じて、規
定水位において洗浄庫20内に収容される洗浄液量を変え
ることなく、洗浄液のオーバーフロー排水パイプ25への
飛散流入を防止するようにしてもよい。
なお、上記実施例においては、洗浄庫20の上壁22及び
下壁23に沿って配設される部位の導管P1,P4を上下方向
に薄い偏平形状として、当該食器洗浄機の全高を低くす
るようにしたが、いずれか一方の導管P1又はP4のみを上
下方向に薄い偏平形状として当該食器洗浄機の全高を低
くするようにして実施することも可能である。また、上
記実施例においては、本考案を家庭用の食器洗浄機に実
施したが、本考案は業務用の食器洗浄機は勿論のこと、
医療用・実験用器具を洗浄するための洗浄機にも同様に
又は適宜変更して実施できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す食器洗浄機の縦断側面
図、第2図は同部分拡大断面図、第3図は第1図に示し
た下方の偏平状導管の平面図、第4図は同側面図、第5
図は第1図に示した上方の偏平状導管の平面図、第6図
は同側面図、第7図は同拡大縦断側面図、第8図〜第11
図は偏平状導管の変形例を示す図、第12図は洗浄庫の下
壁とオーバーフロー排水パイプとの関係を概略的に示す
部分斜視図である。 符号の説明 20……洗浄庫、22……上壁、23……下壁、24……タン
ク、30……洗浄液循環ポンプ、31,32……噴射ノズル、
P……導管、P1,P4……偏平状導管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川隅 政明 愛知県豊明市栄町南館3番の16 星崎電機 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−280837(JP,A) 実願 昭56−104171号(実開 昭58− 9582号)の願書に添付した明細書及び図面 の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭59−144039号(実開 昭61− 58278号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンクを底部に備えた洗浄庫の上部と下部
    に噴射ノズルが配設されてなり、また前記タンク内の洗
    浄液が洗浄液循環ポンプにより導管を通して前記各噴射
    ノズルに供給されるようにしてなる洗浄機において、前
    記洗浄庫の上壁及び下壁の少なくとも一方に沿って配設
    される部位の前記導管を上下方向に薄い偏平形状とした
    ことを特徴とする洗浄機。
JP1988161070U 1988-12-12 1988-12-12 洗浄機 Expired - Lifetime JPH088768Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988161070U JPH088768Y2 (ja) 1988-12-12 1988-12-12 洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988161070U JPH088768Y2 (ja) 1988-12-12 1988-12-12 洗浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0298851U JPH0298851U (ja) 1990-08-07
JPH088768Y2 true JPH088768Y2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=31443694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988161070U Expired - Lifetime JPH088768Y2 (ja) 1988-12-12 1988-12-12 洗浄機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589582U (ja) * 1981-07-13 1983-01-21 堀井 正実 ポリマ−含浸grc管
JPS6329011Y2 (ja) * 1984-09-21 1988-08-04
JPS61280837A (ja) * 1985-05-15 1986-12-11 三洋電機株式会社 器具洗浄機

Also Published As

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JPH0298851U (ja) 1990-08-07

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