JPS592760Y2 - 食器洗い機 - Google Patents
食器洗い機Info
- Publication number
- JPS592760Y2 JPS592760Y2 JP12200479U JP12200479U JPS592760Y2 JP S592760 Y2 JPS592760 Y2 JP S592760Y2 JP 12200479 U JP12200479 U JP 12200479U JP 12200479 U JP12200479 U JP 12200479U JP S592760 Y2 JPS592760 Y2 JP S592760Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- branch pipe
- drainage
- drain
- cleaning tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は食器洗い機の改良に関し、排水ポンプによる強
制排水を行う食器洗い機において、洗浄槽内の洗浄水面
より排水ホース先端を低くした場合に、給排水実施中、
排水サイクルが終っても引続き排水が継続するという現
象、いわゆるサイホン現象の発生を防止することを目的
とする。
制排水を行う食器洗い機において、洗浄槽内の洗浄水面
より排水ホース先端を低くした場合に、給排水実施中、
排水サイクルが終っても引続き排水が継続するという現
象、いわゆるサイホン現象の発生を防止することを目的
とする。
従来の食器洗い機は第５図に示すように、排水ポンプ１
０の先端に接続された排水ホース１９出口先端が洗浄槽
２内の水面より低い位置にあるため、排水中に電源を切
ったり、洗浄が終り排水ポンプ１０を停止させても、排
水ホース１９内にサイホン現象が起り、そのまま排水が
継続する。
０の先端に接続された排水ホース１９出口先端が洗浄槽
２内の水面より低い位置にあるため、排水中に電源を切
ったり、洗浄が終り排水ポンプ１０を停止させても、排
水ホース１９内にサイホン現象が起り、そのまま排水が
継続する。
従ってこの状態で給水が行なわれ、給水流量が排水流量
より大きい場合には、給水用圧力スイッチのオン、オフ
が断続的に起り、洗浄ポンプが断続的な異常運転となる
。
より大きい場合には、給水用圧力スイッチのオン、オフ
が断続的に起り、洗浄ポンプが断続的な異常運転となる
。
そのため余分な水が費やされる等の欠点がみられた。
本考案は上記欠点を除くため、サイホン現象を遮断する
構造を備えた食器洗い機を提供するものである。
構造を備えた食器洗い機を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面にもとすいて説明する。
第１図において、１は食器洗い機本体、２は本体１内に
設けられた洗浄槽、３は洗浄槽２内に洗浄水を循環させ
るポンプで、ポンプ駆動モータ４により回転駆動される
。
設けられた洗浄槽、３は洗浄槽２内に洗浄水を循環させ
るポンプで、ポンプ駆動モータ４により回転駆動される
。
また、前記ポンプ３は洗浄槽２の内部に設けられた洗浄
ノズル用軸受５によって固定されている。
ノズル用軸受５によって固定されている。
６は洗浄ノズル、７はタワーノズル、８は下部食器かご
、９は上部食器かごである。
、９は上部食器かごである。
１０は洗浄水を排水するための排水ポンプで、あり、１
１は給水のため洗浄槽２の上部に設けられた給水弁であ
る。
１は給水のため洗浄槽２の上部に設けられた給水弁であ
る。
洗浄槽２の前面（第１図左方）には開閉自在な蓋１２お
よび蓋裏板１３が設けられ、その下方には本体下部カバ
ー１４が設けられている。
よび蓋裏板１３が設けられ、その下方には本体下部カバ
ー１４が設けられている。
本考案の特徴とするサイホン現象防止構造は、第２図、
第３図に示す通りである。
第３図に示す通りである。
先ず洗浄槽２の後面に洗浄槽２内外を連通させるための
給排気パイプ１５が設けられている。
給排気パイプ１５が設けられている。
排水ホース１９の途中には、主流パイプ２０と分岐パイ
プ２１からなる三叉管１６を連結する。
プ２１からなる三叉管１６を連結する。
主流パイプ２０の両端には排水ホース１９の途中を切断
して夫々接続される。
して夫々接続される。
分岐パイプ２１の先端は、前記給排気パイプ１５内に挿
入開口されている。
入開口されている。
この三叉管１６は第４図に示すように取付ビス１８によ
って、洗浄槽裏面に突設されたボス１７に固定される。
って、洗浄槽裏面に突設されたボス１７に固定される。
また、三又管１６の主流パイプ２０は直線状とされ、そ
の内径は排水ホース１９の内径りに略等しく形成される
。
の内径は排水ホース１９の内径りに略等しく形成される
。
一方分岐パイプの内径ｄは前記三叉管１６の内径よりも
遥かに小径とされている。
遥かに小径とされている。
また、分岐パイプ２１は前記主流パイプ２０の排水方向
に対して取付角αが９０°より大きく設定されている。
に対して取付角αが９０°より大きく設定されている。
次に、その作動状態を説明する。
排水ポンプ１０の運転中、水は大部分が排水ホースから
前記三叉管１６の主流パイプ２０を通過し、排出側の排
水ホースを経て排水されるが、少量の水は三叉管１６の
分岐パイプ２１へ流入し、給排気パイプ１５を経て元の
洗浄槽２内へ戻される。
前記三叉管１６の主流パイプ２０を通過し、排出側の排
水ホースを経て排水されるが、少量の水は三叉管１６の
分岐パイプ２１へ流入し、給排気パイプ１５を経て元の
洗浄槽２内へ戻される。
併し、分岐パイプ２１は主流パイプ２０の径より遥かに
小径で、しかも、排水方向の排水パイプに対して９０°
以上の角度に設定されているため、その返戻水量は僅か
で、排水性能をおとすことはない。
小径で、しかも、排水方向の排水パイプに対して９０°
以上の角度に設定されているため、その返戻水量は僅か
で、排水性能をおとすことはない。
次に、排水ポンプ１０が停止すると、この分岐パイプ２
１より空気が導入されるので排水ホース１９内にサイホ
ン現象が発生することはない。
１より空気が導入されるので排水ホース１９内にサイホ
ン現象が発生することはない。
上記のように本考案は、主流パイプより小径の分岐パイ
プを設け、既設の給排気パイプを利用してこれに分岐パ
イプを挿入し、しかも、この分岐パイプは主流パイプの
排水方向のパイプに対して９０°より大きい角度をとっ
ているので、強制排水中は、一部の水がこの分岐パイプ
内を通って洗浄槽へ返戻される。
プを設け、既設の給排気パイプを利用してこれに分岐パ
イプを挿入し、しかも、この分岐パイプは主流パイプの
排水方向のパイプに対して９０°より大きい角度をとっ
ているので、強制排水中は、一部の水がこの分岐パイプ
内を通って洗浄槽へ返戻される。
そして、その量は少なく排水性能を低下させることがな
く、排水ポンプが停止すると、即時、この分岐パイプか
ら空気が導入されるので、サイホン現象による排水が継
続することがない。
く、排水ポンプが停止すると、即時、この分岐パイプか
ら空気が導入されるので、サイホン現象による排水が継
続することがない。
このように本考案は極めて簡単な構造で大きな実用的効
果を得た。
果を得た。
第１図は食器洗い機の全体構造を示す縦断面図、第２図
は本考案の一実施例を示す洗浄槽の背面斜視図、第３図
は第２図の要部断面図、第４図は第３図のＡ−Ａ断面図
、第５図は従来の食器洗い機の縦断面図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・洗浄槽、１０・・
・・・・排水ポンプ、１５・・・・・・給排気パイプ、
１６・・・・・・三叉管、１９・・・・・・排水ホース
、２０・・・・・・主流パイプ、２１・・・・・・分岐
パイプ。
は本考案の一実施例を示す洗浄槽の背面斜視図、第３図
は第２図の要部断面図、第４図は第３図のＡ−Ａ断面図
、第５図は従来の食器洗い機の縦断面図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・洗浄槽、１０・・
・・・・排水ポンプ、１５・・・・・・給排気パイプ、
１６・・・・・・三叉管、１９・・・・・・排水ホース
、２０・・・・・・主流パイプ、２１・・・・・・分岐
パイプ。
Claims (1)
- 排水ポンプによる強制排水機構を備えた食器洗い機にお
いて、排水ホースの途中に三叉管を接続し、その内２本
の主流パイプ両端には前記排水ホースの途中を切断して
それぞれ連結し、分岐パイプは洗浄槽側面に設は且つ洗
浄槽内外を連通ずる給排気パイプ内に挿入し、この分岐
パイプは内径を主流パイプ内径より小さくシ、かつ排水
方向の主流パイプに対し９０°より大きく傾斜するよう
に設定されたサイホン現象の防止装置を有する食器洗い
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12200479U JPS592760Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 | 食器洗い機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12200479U JPS592760Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 | 食器洗い機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5637961U JPS5637961U (ja) | 1981-04-10 |
| JPS592760Y2 true JPS592760Y2 (ja) | 1984-01-25 |
Family
ID=29354101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12200479U Expired JPS592760Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 | 食器洗い機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS592760Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-03 JP JP12200479U patent/JPS592760Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5637961U (ja) | 1981-04-10 |
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