JPH09397U - 洗浄機 - Google Patents

洗浄機

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JPH09397U
JPH09397U JP1097U JP1097U JPH09397U JP H09397 U JPH09397 U JP H09397U JP 1097 U JP1097 U JP 1097U JP 1097 U JP1097 U JP 1097U JP H09397 U JPH09397 U JP H09397U
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JP
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conduit
washing machine
washing
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injection nozzle
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秀敏 岡田
安夫 原
政明 川隅
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗浄機が有する上下の各噴射ノズル31,32
に洗浄液を導く導管Pの形状を考慮して、洗浄機の全高
さを低くして、洗浄庫の空間を狭くすることなく、洗浄
機の小型化および設置性の向上を図る。 【解決手段】導管Pにおける横方向に延びる上下の部位
P1,P4を上下方向に薄い扁平形状に形成して、当該部
位P1,P4の配設に必要な配管スペースを上下に狭くし
て、洗浄庫の空間を狭くすることなく洗浄機の全高さを
低くして、洗浄機の小型化と設置性の向上を図る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば食器或いは医療用・実験用器具等の被洗浄物を洗浄するため の洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
洗浄機の一つとして、タンクを底部に備えた洗浄庫の上部と下部に噴射ノズル が配設されてなり、また前記タンク内の洗浄液が洗浄液循環ポンプにより導管を 通して前記各噴射ノズルに供給されるようにしてなるものが、例えば特開昭61 −280837号公報に示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来の洗浄機においては、導管の形状(構成)に全く配慮 がなされておらず、通常の導管(断面円形の導管)が採用されている。このため 、所定量の流量を確保するためには所定径の導管を採用せざるを得ず、比較的大 きな配管スペースが必要であり、当該洗浄機の全高が大きくなる要因の一つとな っている。
【0004】 本考案は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、洗浄庫の上壁又は 下壁に沿って配設される導管のための配管スペースを上下方向に狭くして、当該 洗浄機の全高を低くすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本考案においては、前記洗浄庫の上壁及び下 壁の少なくとも一方に沿って配設される部位の前記導管を上下方向に薄い扁平形 状とした。
【0006】
【考案の作用・効果】 このため、本考案においては、必要な流量を確保しながら導管の配設に必要な 配管スペースを上下方向に狭くすることができ、これによって当該洗浄機の全高 を低くすることができて、当該洗浄機の小型化を図ることができ、当該洗浄機の 設置性を向上させることができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本考案を実施 してなる家庭用の食器洗浄機を示していて、同食器洗浄機においては外装10の 内部に洗浄庫20と洗浄液循環ポンプ30が設けられている。洗浄庫20は、ス テンレス板を継ぎ合わせて構成されており(樹脂製として上下二分割の構成とす ることも可能)、内部には食器収納用ラック40と、同ラック40に収納した食 器類41を噴射水流で洗浄(すすぎを含む)する上下一対の回転式噴射ノズル3 1,32が配設されている。また、洗浄庫20の前面には、ラック40を食器類 41と共に出し入れするための開口21が設けられている。なお、開口21は、 下端にて洗浄庫20に枢着されて前方へ開放される扉11によって開閉されるよ うになっている。
【0008】 各噴射ノズル31,32は、洗浄庫20の上壁22と下壁23にそれぞれ回転 自在に組付けられていて、ポンプ30から導管Pを通して供給される洗浄液の圧 力により回転しながら洗浄液をラック40内の食器類41に向けて噴射するよう になっている。洗浄液は、洗浄工程の始めに供給装置(図示省略)を通して所定 量供給されて、洗浄庫20の底部に設けたタンク24に溜められるようになって おり、また洗浄工程の終わりにタンク24から排出装置(図示省略)によって当 該食器洗浄機の外へ排出されるようになっており、規定水位(洗浄工程時の水位 )を越えた場合には、下壁23に設けたオーバーフロー排出パイプ25から機外 に排出されるようになっている。なお、洗浄液は、当該食器洗浄機の外で加熱温 水機(図示省略)により加熱されて供給される場合と、タンク24内でヒータ( 図示省略)により加熱される場合がある。
【0009】 しかして、本実施形態においては、ポンプ30から各噴射ノズル31,32に 洗浄液を導くための導管Pが、図1及び図2にて示したように、ポンプ30の吐 出口30aに接続されて洗浄庫20の下壁23に沿って配設される導管P1と、 この導管P1の前端上部と下方の噴射ノズル32を接続する導管P2と、導管P 1の後端上部に接続されて上方に延びる導管P3と、この導管P3の上端に接続 されて洗浄庫20の上壁22に沿って配設される導管P4と、この導管P4の前 端下部と上方の噴射ノズル31を接続する導管P5(導管P2と同一構成のもの であり、これに噴射ノズルが回転自在に組付けられてクリップ39により抜け止 めされている)によって構成されており、また上方の噴射ノズル31に供給され る流量が下方の噴射ノズル32に供給される流量より所定量少なくなるように設 定してある。
【0010】 導管P1は、図2,図3及び図4にて示したように、上板部材と下板部材によ って上下方向に薄い扁平形状に形成されていて、ポンプ30の吐出口30aに接 続される流入口P1aと、導管P2に接続される第1流出口P1bと、導管P3 の下端に接続される第2流出口P1cを有している。
【0011】 一方、導管P4は、図5〜図7にて示したように、上板部材と下板部材によっ て上下方向に薄い扁平形状に形成されていて、導管P3の上端に接続される流入 口P4aと、導管P5の上端に接続される流出口P4bを有しており、流入口P 4aの上端部分は図7にて詳細に示したように傾斜した形状(漏斗状)とされ、 また流出口P4bの上端部分は僅かに上方へ(管内部へ)突出した形状とされて いる。
【0012】 上記のように構成した本実施形態においては、洗浄庫20の上壁22及び下壁 23に沿って配設される部位の導管P1,P4を上下方向に薄い扁平形状とした ため、必要な流量を確保しながら導管P1,P4の配設に必要な配管スペースを 上下方向に狭くすることができ、これによって当該食器洗浄機の全高を低くする ことができて、当該食器洗浄機の小型化を図ることができ、当該食器洗浄機の設 置性を向上させることができる。
【0013】 また、本実施形態においては、上方の噴射ノズル31に供給される流量が下方 の噴射ノズル32に供給される流量より所定量少なくなるように設定してあるた め、上方の噴射ノズル31からの噴射圧力は低く、噴射ノズル31の回転数も下 方の噴射ノズル32の回転数より少ない。したがって、タンク24内及び下壁2 3上を流れる洗浄液の上面に衝突するときの衝突力は弱く、跳ね返りが抑制され るとともに、波立ちが抑制される。この結果、洗浄液のオーバーフロー排出パ イプ25への飛散流入が防止され、洗浄液の無用な機外への流出が防止される。 波立ちにより洗浄液中に空気が気泡状態にて混入することがなくて、ポンプ3 0の空気吸い込みによる能力低下を防ぐことができる。タンク24内及び下壁 23上を流れる洗浄液上に浮遊する残菜等の浮遊物が食器類41に飛散付着する ことがない。等の効果が得られる。
【0014】 更に、本実施形態においては、上方の扁平状導管P4において、流入口P4a の上端部分を傾斜した形状とし、また流出口P4bの上端部分を僅かに上方へ突 出した形状としたため、洗浄工程の終了直後において導管P4内の洗浄液が導管 P3を通って下方へ引き戻される作用が得られて、洗浄後において乾燥(自然乾 燥でも強制乾燥でもよい)されている食器類41に洗浄液が垂れ落ちて同食器類 41を濡らすといった不具合も生じない。
【0015】 上記実施形態においては、洗浄庫20の上壁22及び下壁23に沿って配設さ れる部位の導管P1,P4を単に扁平形状として本考案を実施したが、図8及び 図9にて示したように、各導管P1,P4の流出口側にガイド板Aを配設して導 管P3,P5内に積極的に渦流を形成すると、同渦流によって上方の噴射ノズル 31の回転を増大させることができ、洗浄効果を高めることができる。因に、噴 射ノズル31の回転方向(噴射ノズル31における噴射口の形状によって決定さ れる)が上方からみて反時計方向である場合には、導管P3,P5内に形成され る渦流の回転方向も反時計方向とするのが最良であることを実験により確認して いる。なお、上記した渦流は、図10に示したように導管P4(又はP1)の流 出口側の一部を切り欠いても、また図11に示したように導管P4(又はP1) の流出口を一側に偏位させても同様に得られる。
【0016】 また、上記実施形態においては、上方の噴射ノズル31に供給される流量が下 方の噴射ノズル32に供給される流量より所定量少なくなるように設定して、下 壁23上を流れる洗浄液の跳ね返りを抑制し、洗浄液のオーバーフロー排水パイ プ25への飛散流入を防止するようにしたが、図12にて示したように、オーバ ーフロー排水パイプ25近傍の下壁23の一部分23aを通常レベルの下壁部分 23bより所定量低くしてオーバーフロー排水パイプ25の上方への突出量を多 くするとともに、同部分23aにより増加させる容積を他の部分23cを高くす ることにより減じて、規定水位において洗浄庫20内に収容される洗浄液量を変 えることなく、洗浄液のオーバーフロー排水パイプ25への飛散流入を防止する ようにしてもよい。
【0017】 なお、上記実施形態においては、洗浄庫20の上壁22及び下壁23に沿って 配設される部位の導管P1,P4を上下方向に薄い扁平形状として、当該食器洗 浄機の全高を低くするようにしたが、いずれか一方の導管P1又はP4のみを上 下方向に薄い扁平形状として当該食器洗浄機の全高を低くするようにして実施す ることも可能である。また、上記実施形態においては、本考案を家庭用の食器洗 浄機に実施したが、本考案は業務用の食器洗浄機は勿論のこと、医療用・実験用 器具を洗浄するための洗浄機にも同様に又は適宜変更して実施できるものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態を示す食器洗浄機の縦断側
面図である。
【図2】図1に示した食器洗浄機の部分拡大断面図であ
る。
【図3】図1に示した下方の扁平状導管の平面図であ
る。
【図4】図1に示した下方の扁平状導管の側面図であ
る。
【図5】図1に示した上方の扁平状導管の平面図であ
る。
【図6】図1に示した上方の扁平状導管の側面図であ
る。
【図7】図1に示した上方の扁平状導管の拡大縦断側面
図である。
【図8】扁平状導管の変形例を示す図である。
【図9】扁平状導管の変形例を示す図である。
【図10】扁平状導管の変形例を示す図である。
【図11】扁平状導管の変形例を示す図である。
【図12】洗浄庫の下壁とオーバーフロー排水パイプと
の関係を概略的に示す部分斜視図である。
【符号の説明】
20…洗浄庫、22…上壁、23…下壁、24…タン
ク、30…洗浄液循環ポンプ、31,32…噴射ノズ
ル、P…導管、P1,P4…扁平状導管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンクを底部に備えた洗浄庫の上部と下部
    に噴射ノズルが配設されてなり、また前記タンク内の洗
    浄液が洗浄液循環ポンプにより導管を通して前記各噴射
    ノズルに供給されるようにしてなる洗浄機において、前
    記洗浄庫の上壁及び下壁の少なくとも一方に沿って配設
    される部位の前記導管を上下方向に薄い扁平形状とした
    ことを特徴とする洗浄機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101311820B1 (ko) * 2011-11-30 2013-09-25 (주)조양메디칼인더스트리 순환식 와류분사 방식의 내시경 세척소독기 및 그 세척소독 공정
JP2015150155A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 ホシザキ電機株式会社 洗浄装置

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