JPH088680Y2 - 指圧機能を有するマットレス - Google Patents

指圧機能を有するマットレス

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Publication number
JPH088680Y2
JPH088680Y2 JP1993019471U JP1947193U JPH088680Y2 JP H088680 Y2 JPH088680 Y2 JP H088680Y2 JP 1993019471 U JP1993019471 U JP 1993019471U JP 1947193 U JP1947193 U JP 1947193U JP H088680 Y2 JPH088680 Y2 JP H088680Y2
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JP
Japan
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upper layer
layer body
mattress
protrusion
protrusions
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Application number
JP1993019471U
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JPH0670656U (ja
Inventor
隆祥 山口
Original Assignee
ジャパンライフ株式会社
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Publication date
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  • Finger-Pressure Massage (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は指圧機能を有するマット
レス、より詳細には、上面全体に半球状等の突出部を有
していて、就寝中に指圧効果が得られるマットレスに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】上記指圧機能を有するマットレスとして
は、実開昭60−154054号公報記載のものや、実
開平3−22760号公報記載のもの等が知られてい
る。これらのマットレスは基本的には、厚板状の発泡ポ
リエチレンやヤシ等の剛毛性繊維を熱硬化剤を塗布して
加熱プレスして形成されるベ−ス11上に多数の突出部
12を形成し、これらの突出部12を、発泡ウレタン、
羊毛フェルト等で構成される上層体13に形成した孔1
4内に臨ませて成る(図2参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のマットレス
における突出部12は、不使用時には孔14内に没して
いるが、使用時には、体圧がかかることにより上層体1
3が圧縮されるに伴い、孔14外に突出し、以て人体に
対し指圧同様の押圧力を付与し得るように設定されてい
る。ところで、突出部12は体圧によって圧潰されるこ
とがない硬さを有しているので、慣れない内は心地良さ
ではなく、却って痛さを感ずる人が少なくない。そこで
本考案は、使用当初は突出部による押圧刺激が弱いため
に痛みを感ずることがなく、使用するに従って次第に押
圧刺激が強まってくる指圧効果を有するマットレスを提
供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上面に多数の
突出部を形成したベ−スと、適度の弾性を有していて前
記突出部が嵌入する孔を設けた上層体とから成ってい
て、前記突出部の高さ、上層体の厚さ、並びに、上層体
の弾性度合を、使用当初において体圧により前記上層体
が圧縮されても前記突出部が前記上層体上に突出しない
ように設定したことを特徴とする指圧機能を有するマッ
トレス、を以て上記課題を解決した。
【0005】
【作 用】使用当初は、突出部が突出しないために押圧
刺激が弱く、痛さを感ずることはない。そして、使用を
続けて慣れるに伴い突出部の突出度合が増し、押圧刺激
が強くなっていくので、常時心地良い指圧効果が得られ
ることになる。
【0006】
【実施例】本考案の好ましい実施例を添付図面に依拠し
て説明する。図1は本考案の実施例を示すもので、図中
1はベ−スで、例えば厚さ5cm程の発泡ポリエチレン
製厚板にて形成する。ベ−ス1上には、適宜間隔置きに
多数の半球状等の突出部2を一体成形する。ベ−ス1
は、ヤシ等の繊維を熱プレスして板状に固めたものであ
ってもよく、その場合突出部2は同時に形成される(突
出部2は中空となる)。また、その場合はベ−ス1の下
に発泡ウレタン等のクッション層が配備される。
【0007】3は上層体で、発泡ウレタン、羊毛フェル
ト等で形成され、ベ−ス1上に接着固定される。ベ−ス
1の突出部2対応部には孔4が透設され、そこに突出部
2が嵌入する。上層体3上には、必要に応じ、表層体5
が載置固定される。また、上層体3が発泡ウレタンのと
きは、表面層を含浸液で硬化処理して表層体5となす。
上層体3には、多数の、ないし、棒状の永久磁石が設置
されることが多い。
【0008】以上の構成において、不使用時突出部2は
孔4内に深く没しているが、体圧がかかって上層体3が
圧縮された際にも孔4から突出することなく、その上端
が表層体に並ぶように、上層体3の厚さ、突出部2の高
さ、並びに、上層体3の弾性度合(圧縮度合)が設定さ
れる。
【0009】従って、使用当初は突出部2と表層体5と
が同一平面となり、突出部2による押圧刺激は非常に弱
く、痛さを感じることはない。しかし、使用を続ける内
に、上層体3の体圧による圧縮力に対する反発力が次第
に弱くなってきて、圧縮度合が増してくるに比例して突
出部2の突出度合も増してくるので、次第に押圧刺激が
強くなっていく。なお、人によって体重の差があるの
で、上層体3の弾性に3段階程度を用意し、利用者が選
択できるようにすることが好ましい。
【0010】
【考案の効果】本考案は上述した通りであって、使用す
るに従って次第に突出部による押圧刺激が強くなってい
くので、痛みを感ずることなく、何時も最適な指圧効果
が得られ、血行が促進されることにより心地良い眠りが
得られ、健康増進に寄与し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例の縦断面図である。
【図2】 従来の指圧機能を有するマットレスの縦断面
図である。
【符号の説明】
1 ベ−ス 2 突出部 3 上層体 4 孔 5 表層体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に多数の突出部を形成したベ−ス
    と、適度の弾性を有していて前記突出部が嵌入する孔を
    設けた上層体とから成っていて、前記突出部の高さ、上
    層体の厚さ、並びに、上層体の弾性度合を、使用当初に
    おいて体圧により前記上層体が圧縮されても前記突出部
    が前記上層体上に突出しないように設定したことを特徴
    とする指圧機能を有するマットレス。
JP1993019471U 1993-03-24 1993-03-24 指圧機能を有するマットレス Expired - Lifetime JPH088680Y2 (ja)

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JPH0670656U JPH0670656U (ja) 1994-10-04
JPH088680Y2 true JPH088680Y2 (ja) 1996-03-13

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KR101383768B1 (ko) * 2012-09-17 2014-04-10 안태훈 가압식 지압구 및 가압식 지압구를 구비한 의류 제품
JP7300808B2 (ja) * 2017-06-30 2023-06-30 株式会社イノアックコーポレーション クッション体及びその製造方法

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JPS59125521A (ja) * 1982-12-31 1984-07-19 市川 茂夫 ベツト

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JPH0670656U (ja) 1994-10-04

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