JP3051804U - 多機能枕 - Google Patents

多機能枕

Info

Publication number
JP3051804U
JP3051804U JP1998000898U JP89898U JP3051804U JP 3051804 U JP3051804 U JP 3051804U JP 1998000898 U JP1998000898 U JP 1998000898U JP 89898 U JP89898 U JP 89898U JP 3051804 U JP3051804 U JP 3051804U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
pillow
upper layer
hard
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998000898U
Other languages
English (en)
Inventor
由妃 臼井
Original Assignee
コーワ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コーワ株式会社 filed Critical コーワ株式会社
Priority to JP1998000898U priority Critical patent/JP3051804U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3051804U publication Critical patent/JP3051804U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bedding Items (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な指圧効果を与えることができ、且つそ
の使用についても簡単であり、耐久性にも優れたものに
すること。 【解決手段】 幅方向において断面略アーチ形状とし,
軟質且つ弾性を有する内装部材1と,板状で軟質且つ弾
性を有し,前記内装部材1の上面に装着する表面部材2
とからなる上層部材A1 と、硬質且つ弾性を有し略偏平
直方体状で,前記内装部材1の下面側に配置するととも
に,その幅方向両側面は前記表面部材2と接合するベー
ス材3と、前記上層部材A1 の頂部中央箇所に配置し,
球状又は碁石状とした硬質部材4,4,…とからなるこ
と。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、十分な指圧効果を与えることができ、且つその使用についても簡単 であり、耐久性にも優れた多機能枕に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、人体の各筋肉にストレッチ効果を与えるマットが種々開発されてい る。これらは、頭部,腰部或いは足部に敷いて使用し、各筋肉に程度の緊張を与 え、筋肉痛,疲れ等を解消する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のこの種のものでは、耐久性に乏しかった。これは、マットの 性質状においで柔軟性のある材質から形成されるものであるが、その多くはスポ ンジが多用され、何度も使用されている間に、復元性が劣化してゆくことになり 、極めて短期間の内に使用することができなくなってゆく。
【0004】 また、耐久性を持たせるために、素材を強固なるものにすると、今度は、硬い マットとなってしまい、使用したときの感覚がそれほど良いものとはいえなくな る。たとえば、芯部材を木製としたもの等があるが、これでは、あまりにも硬く なりすぎて、使用者に不快感を与えるのみである。
【0005】 また、この種のマットには、頭部用、首部用,腰部用及び足部用等の各パーツ に別れたものが多いが、このように複数の部位からなるものでは、使用に際して 面倒であるし、且つ収納も困難になってくることがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、考案者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本考案 を、幅方向において断面略アーチ形状とし,軟質且つ弾性を有する内装部材と, 板状で軟質且つ弾性を有し,前記内装部材の上面に装着する表面部材とからなる 上層部材と、硬質且つ弾性を有し略偏平直方体状で,前記内装部材の下面側に配 置するとともに,その幅方向両側面は前記表面部材と接合するベース材と、前記 上層部材の頂部中央箇所に配置し,球状又は碁石状とした硬質部材とからなる多 機能枕としたことにより、良好な使用感,耐久性及び収納性に極めて優れ、上記 課題を解決したものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、本考案の多機能枕 は、上層部材A1 とベース材3と複数個の硬質部材4,4,…から構成されてい る。さらに、上層部材A1 は、内装部材1と表面部材2とから構成される〔図1 (B),図2等参照〕。
【0008】 その上層部材A1 は、素材がスポンジ,ソフトウレタン等の弾性且つ柔軟性を 有するものから形成されている。また、自然な素材として海綿体から形成される こともある。その上層部材A1 の内装部材1は、幅方向の断面形状が略円弧状な るアーチ形状をなしている。具体的には、略蒲鉾形状をなしている。
【0009】 また、表面部材2は、板状をなし、前記内装部材1と同様の材質にて形成され ている。その表面部材2は、内装部材1に比較して、同一硬さとしているが、表 面部材2が内装部材1よりも僅かに硬質とする場合もある。ベース材3は、ハー ドウレタンから形成され、偏平直方体状をなしており、上層部材A1 に比較して 、硬質であり且つ弾性を有している。そして、ベース材3と上層部材A1 との弾 性が、相乗的に作用し、全体として適正なる弾性を構成する。
【0010】 その内装部材1が表面部材2とベース材3とで包むようにして構成されている 〔図1(B)参照〕。具体的には、内装部材1の表面側を被覆し、且つベース材 3の幅方向両側面に貼着している。その上層部材A1 は、内装部材1と表面部材 2とが組合わさって、前述したように、幅方向の断面形状が略円弧状なるアーチ 形状をなしており、ベース材3を被覆するものである。
【0011】 上述したように、表面部材2が内装部材1とベース材3とを包み込む構造であ り、これはいわゆる略応力外皮構造的なものとなっている。そのために、上層部 材A1 の表面部材2には、内装部材1及びベース材3の弾性により、面方向に均 一のテンションがかかることになる。そして、外部からかかる力、即ちこの多機 能枕を使用したことにより生じる変形に対して、その復元性に優れ、耐久性のあ るものにすることができ。
【0012】 図2(A)の縦断側面図では、内装部材1の弾発力と表面部材2のテンション とがバランス良く釣り合っている状態を示している。そして、内装部材1の弾発 力と表面部材2のテンションとがバランス良く釣り合っていることにより、図3 に示すように、使用したときの変形も人体に心地良い形になる。
【0013】 その内装部材1,上層部材A1 及びベース材3から構成されたものを枕本体A と称すると、該枕本体Aは、カバー材5に収納される〔図1(A)参照〕。該カ バー材5は、枕本体Aが収納された状態で、その容積及び各サイズが略一致する ようにしたもので、枕本体Aを装着したカバー材5がその枕本体Aの形状がはっ きりと外部に浮かび出すようになっている。
【0014】 その上層部材A1 には、多数の突起2a,2a,…が形成されている。該突起 2a,2a,…は、上層部材A1 に一体成形されたものである。その突起2a, 2a,…箇所は、硬化処理が施された硬化処理部2a1 ,2a1 ,…が存在する 〔図4(A),(B)参照〕。該硬化処理部2a1 の硬化形成手段としては、た とえば突起2a,2a,…に軟質性の樹脂材をしみ込ませ、他の部分よりは若干 、硬化させるものである。
【0015】 次に、硬質部材4,4,…は、碁石状に形成されたものであり、これが、枕本 体Aの頂部箇所に配置固定される〔図1(A),(B)参照〕。その硬質部材4 は、具体的には、石材,木材,金属材等である。さらに具体的な材質の一例とし て福光石が使用されることもある。該福光石は、火山灰堆積岩であり、多くのミ ネラル元素を含み人体から発せられる遠赤外線を吸収するものである。また、特 殊波動エネルギーがマッサージ作用を行なわせるものである。その硬質部材4, 4,…の具体的な配置例としては、上層部材A1 の頂部箇所において、幅方向に 3列としたものである。
【0016】 この硬質部材4,4,…は、枕本体Aを包むカバー材5の内面側に装着され、 硬質部材4,4,…が枕本体Aの頂部箇所に位置するようにして、カバー材5に 枕本体Aを収納すればよい。具体的には、当て布6が使用され、該当て布6とカ バー材5の裏面側との間に硬質部材4,4,…が配置され、それぞれの硬質部材 4の周囲が縫付固定される〔図5(A),(B)参照〕。
【0017】 また、図7(A),(B)等に示すように、硬質部材4,4,…を表面部材2 に埋め込むタイプも存在する。このタイプでは、枕本体Aの表面部材2に硬質部 材4を埋め込むための窪みを形成し、その窪みに硬質部材4を埋め込むものであ る。このときに硬質部材4と表面部材2の窪みとの間に接着剤を付ける。
【0018】 図8では、上層部材A1 を構成する内装部材1と表面部材2とを一体とした実 施形態であり、その分解断面図を図9に示している。該実施形態では、上層部材 A1 の下面側には、略逆凹状の凹みが形成され、ベース材3が挿入装着されるよ うになっている。図10は、上層部材A1 に突起2a,2a,…が形成されない 実施形態であり、硬質部材4,4,…のみが設けられている。
【0019】 次に、図11では、枕本体Aを、前述した内装部材1,表面部材2及びベース 材3を同一材質にて一体成形とした実施形態である。その枕本体Aは、幅方向に おいて、断面略アーチ形状とし,その材質としては軟質且つ弾性を有しているも のであり、具体的には、前記上層部材A1 と同様に、素材がスポンジ,ソフトウ レタン等の軟質性,弾性及び柔軟性を有するものから形成されている。
【0020】 また、自然な素材として海綿体から形成されることもある。その枕本体Aの頂 部箇所には、硬質部材4,4,…が配置固定される。該硬質部材4の材質として は、前述したように、石材,木材,金属材,福光石等である。その硬質部材4, 4,…の具体的な配置例も他の実施形態の配置例と同様に枕本体Aの頂部箇所に おいて、幅方向に3列としたものである。
【0021】 図12では、同一材質にて一体成形した実施形態の枕本体Aにおいて、その頂 部箇所に硬質部材4,4,…が埋め込まれるタイプである。このタイプでは、枕 本体Aの表面に硬質部材4,4,…を埋め込むための窪みが形成され、その窪み に硬質部材4が埋め込まれる。このときに硬質部材4と表面の窪みとの間に接着 剤を付けて固定される。
【0022】 図13では、同一材質にて一体成形した実施形態の枕本体Aと、該枕本体Aを 収納するカバー材5とから構成したものが示されている。前記硬質部材4,4, …は、枕本体Aを包むカバー材5の内面側に装着され、硬質部材4,4,…が枕 本体Aの頂部箇所に位置するようにして、カバー材5に枕本体Aを収納する。具 体的には、当て布6が使用され、該当て布6とカバー材5の裏面側との間に硬質 部材4,4,…が配置され、それぞれの硬質部材4の周囲が縫付固定される。
【0023】 また、同一材質にて一体成形した枕本体Aの実施形態において、その突起2a ,2a,…箇所には、硬化処理が施された硬化処理部2a1 ,2a1 ,…が存在 するタイプも存在する(図14参照)。図15は、同一材質にて一体成形した実 施形態の枕本体Aに突起2a,2a,…が形成されない実施形態であり、硬質部 材4,4,…のみが設けられている。
【0024】
【作用】
本考案の多機能枕は、人体Bの頭部,首部,腰部及び足部の下側に配置するも のである〔図17(A),(B)参照〕。そして、頂面に配置した硬質部材4, 4,…が上記部位に対して指圧作用を行うものである。さらに、人体Bを左右に 揺らすことで、その指圧作用は、より一層,有効に作用することができるもので ある〔図16(B)参照〕。或いは、体をこきざみに動揺させることで、背骨や 背筋を伸ばし、ストレッチ効果が得られる。
【0025】
【考案の効果】
請求項1の考案は、幅方向において断面略アーチ形状とし,軟質且つ弾性を有 する単一材質から一体成形してなる枕本体と、該枕本体Aの頂部中央箇所に配置 し,球状又は碁石状とした複数の硬質部材4,4,…とからなる多機能枕とした ことにより、枕本体Aが軟質且つ弾性を有する単一材質から一体成形されたこと により、生産性に優れ、大量生産に好適で低価格に提供することができる。
【0026】 次に、請求項2の考案は、請求項1において、前記硬質部材は、その一部が露 出するようにして枕本体Aの頂部中央箇所に、埋込み状態で固定してなる多機能 枕としたことにより、硬質部材4,4,…の装着状態を強固なものにすることが できる。
【0027】 次に、請求項3の考案は、幅方向において断面略アーチ形状とし,硬質且つ弾 性を有する単一材質から一体成形してなる枕本体Aと、該枕本体Aを収納するカ バー材5と、前記枕本体Aの頂部中央箇所に位置するようにして前記カバー材5 側に収納する球状又は碁石状の複数の硬質部材4,4,…とからなる多機能枕と したことにより、枕本体Aの使用感を良好にすることができ、且つ硬質部材4, 4,…は、カバー材5側に収容固定する構成としているので、指圧性に優れたも のにできる。また、硬質部材4,4,…をカバー材5側に収容固定することで、 硬質部材4,4,…の固定を容易に行なうことができ、硬質部材4,4,…が紛 失するようなことも防止することができる。
【0028】 次に、請求項4の考案は、請求項3において、前記枕本体の表面には多数の突 起を形成し、該突起は、硬化形成してなる多機能枕としたことにより、前記硬質 部材4,4,…の指圧作用とともに、突起2a,2a,…の指圧作用も相乗的に 加わり、指圧作用をより一層,高めることができる。さらに前記突起2a,2a ,…は、硬化形成することにより、特に突起2a,2a,…部分の耐久性を向上 させることができる。
【0029】 次に、請求項5の考案は、幅方向において断面略アーチ形状とし,軟質且つ弾 性を有する上層部材A1 と、硬質且つ弾性を有し略偏平直方体状で,前記上層部 材A1 の下面側に挿入するベース材3と、上層部材A1 の頂部中央箇所に配置し ,球状又は碁石状とした複数の硬質部材4,4,…とからなる多機能枕としたこ とにより、十分な指圧効果を与えることができ、且つその使用についても簡単で あり、耐久性にも優れたものにすることができる。
【0030】 即ち、上層部材A1 は、幅方向に断面略アーチ形状とし,軟質且つ弾性を有す るものとし、ベース材3は、硬質且つ弾性を有し略偏平直方体状としたもので、 これによって、上層部材A1 がベース材3を包み込む構成としていることから、 上層部材A1 が外部から受ける力に対しては、均一且つ均等にかかり、耐久性に 優れたものとしている(図2参照)。また、復元性も極めて良好なものとするこ とができる。
【0031】 さらに、上層部材A1 の頂部中央箇所には複数個の硬質部材4,4,…を配置 固定しているので、本考案の多機能枕を頭部,首部,腰部或いは足部等に使用す ることにより、この様な箇所に対して十分なる指圧作用を得ることができるもの である。
【0032】 次に、請求項6の考案は、幅方向において断面略アーチ形状とし,軟質且つ弾 性を有する内装部材1と,板状で軟質且つ弾性を有し,前記内装部材1の上面に 装着する表面部材2とからなる上層部材A1 と、硬質且つ弾性を有し略偏平直方 体状で,前記内装部材1の下面側に配置するとともに,その幅方向両側面は前記 表面部材2と接合するベース材3と、前記上層部材A1 の頂部中央箇所に配置し ,球状又は碁石状とした硬質部材4,4,…とからなる多機能枕としたことによ り、使用感に優れたものにすることができる。
【0033】 即ち、上層部材A1 は、内装部材1と表面部材2とから構成されており、且つ 内装部材1は表面部材2とベース材3との間に挟まれる構成となり、これによっ て、ソフトな使用感覚を得ることができる。さらに、表面部材2は、内装部材1 とベース材3とを包み込む、いわゆる略応力外皮構造的な状態となり、表面部材 2には内装部材1とベース材3とから常時、弾力を受け平面方向に均一なるテン ションがかかる。これによって、外部からかかる力、即ちこの多機能枕を使用し たことにより生じる変形に対して、その復元性に優れ、耐久性のあるものにする ことができるものである。
【0034】 次に、請求項7の考案は、請求項6において、前記上層部材A1 の内装部材1 は、表面部材2よりさらに軟質である多機能枕としたことにより、より一層,ソ フトな使用感を得ることができるものである。他は、請求項6と略同等の効果を 有するものである。また、上層部材A1 を表面部材2と内装部材1とから構成し 、表面部材2を内装部材1より硬質なものとすれば、使用時のソフトな感覚を維 持しつつ、比較的硬質な表面部材2により耐久性に優れたものとすることができ る。
【0035】 次に、請求項8の考案は、請求項7において、前記上層部材A1 の表面には多 数の突起2a,2a,…を形成し、該突起2aは、硬化形成してなる多機能枕と したことにより、前記硬質部材4,4,…の指圧作用とともに、突起2a,2a ,…の指圧作用も相乗的に加わり、指圧作用をより一層,高めることができる。 さらに前記突起2a,2a,…は、硬化形成することにより、特に突起2a,2 a,…部分の耐久性を向上させることができる。
【0036】 次に、請求項9の考案は、請求項8において、前記硬質部材4,4,…は、そ の一部が露出するようにして上層部材A1 に、埋込み状態で固定してなる多機能 枕としたことにより、硬質部材4,4,…の装着状態を強固なものにすることが できる。
【0037】 次に、請求項10の考案は、幅方向において断面略アーチ形状とし,軟質且つ 弾性を有する上層部材A1 と、硬質且つ弾性を有し略偏平直方体状で,前記上層 部材A1 の下面側に挿入するベース材3とからなる枕本体Aと、該枕本体Aを収 納するカバー材5と、前記上層部材A1 の頂部中央箇所に位置するようにして前 記カバー材5側に収納する球状又は碁石状の複数の硬質部材4,4,…とからな る多機能枕としたことにより、硬質部材4,4,…をカバー材5側に収容固定す ることで、安定した使用感を得ることができる。また、硬質部材4,4,…をカ バー材5側に収容固定することで、硬質部材4,4,…の固定を容易に行なうこ とができ、硬質部材4,4,…が紛失するようなことも防止することができる。
【0038】 次に、請求項11の考案は、幅方向において断面略アーチ形状とし,軟質且つ 弾性を有する内装部材1と,板状で軟質且つ弾性を有し,前記内装部材1の上面 に装着する表面部材2とからなる上層部材A1 と、硬質且つ弾性を有し略偏平直 方体状で,前記内装部材1の下面側に配置するとともに,その幅方向両側面は前 記表面部材2と接合するベース材3とからなる枕本体Aと、該枕本体Aを収納す るカバー材5と、前記上層部材A1 の頂部中央箇所に位置するようにして前記カ バー材5側に収納する球状又は碁石状の複数の硬質部材4,4,…とからなる多 機能枕としたことにより、前記内装部材1を表面部材2とベース材3とで挟み, 該表面部材2を内装部材1の幅方向両側面箇所に貼着し、表面部材2の断面を略 アーチ状とすることで、枕本体Aの使用感を良好にすることができるとともに、 硬質部材4,4,…は、カバー材5側に収容固定する構成としているので、指圧 性に優れたものにできる。
【0039】 次に、請求項12の考案は、請求項11において、前記上層部材A1 の内装部 材1は、表面部材2よりさらに軟質である多機能枕としたことにより、上層部材 A1 から受けるソフトな使用感をカバー材5にて包むことによりさらに良好にす ることができる。
【0040】 次に、請求項13の考案は、請求項12において、前記上層部材A1 の表面に は多数の突起2a,2a,…を形成し、該突起2aは、硬化形成してなる多機能 枕としたことにより、その突起2a,2a,…をカバー材5にて包むことで、さ らに、耐久性のあるものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は枕本体をカバー材に収納した斜視図 (B)は枕本体の斜視図
【図2】枕本体を構成する各部材の弾発力が釣り合って
いる状態図
【図3】枕本体が変形したときの状態図
【図4】(A)は突起の斜視図 (B)は硬化処理部の断面図
【図5】(A)はカバー材に硬質部材を収納固定した縦
断側面図 (B)は(A)の要部拡大断面図
【図6】枕本体の構成部材を分解した略示図
【図7】(A)は本考案の別の実施形態の断面図 (B)は(A)の要部斜視図
【図8】上層部材を一体成形とした枕本体の実施形態の
縦断側面図
【図9】上層部材を一体成形とした枕本体の実施形態の
分解縦断側面図
【図10】上層部材に突起を形成しない実施形態の縦断
側面図
【図11】同一材質にて一体成形した枕本体の斜視図
【図12】同一材質にて一体成形した枕本体の頂部箇所
に硬質部材を埋め込み固定した枕本体の縦断側面図
【図13】同一材質にて一体成形した枕本体をカバー材
に収納した縦断側面図
【図14】同一材質にて一体成形し且つ突起を硬化処理
したた枕本体の縦断側面図
【図15】同一材質にて一体成形し且つ突起を形成しな
い枕本体の縦断側面図
【図16】(A)は腰部に本考案の多機能枕を配置した
使用状態図 (B)は腰部に本考案の多機能枕を配置し腰部を左右に
振っている使用状態図
【図17】(A)は腰部に本考案の多機能枕を配置し腰
部のストレッチを行なっている使用状態図 (B)は本考案の多機能枕を首部及び足部に配置してい
る使用状態図
【符号の説明】
A…枕本体 A1 …上層部材 1…内装部材 2…表面部材 2a…突起 3…ベース材 4…硬質部材 5…カバー材

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向において断面略アーチ形状とし,
    軟質且つ弾性を有する単一材質から一体成形してなる枕
    本体と、該枕本体の頂部中央箇所に配置し,球状又は碁
    石状とした複数の硬質部材とからなることを特徴とする
    多機能枕。
  2. 【請求項2】 幅方向において断面略アーチ形状とし,
    軟質且つ弾性を有する単一材質から一体成形してなる枕
    本体と、該枕本体の頂部中央箇所に配置し,球状又は碁
    石状とした複数の硬質部材とからなり、前記硬質部材
    は、その一部が露出するようにして枕本体の頂部中央箇
    所に埋込み状態で固定してなることを特徴とする多機能
    枕。
  3. 【請求項3】 幅方向において断面略アーチ形状とし,
    硬質且つ弾性を有する単一材質から一体成形してなる枕
    本体と、該枕本体を収納するカバー材と、前記枕本体の
    頂部中央箇所に位置するようにして前記カバー材側に収
    納する球状又は碁石状の複数の硬質部材とからなること
    を特徴とする多機能枕。
  4. 【請求項4】 幅方向において断面略アーチ形状とし,
    硬質且つ弾性を有する単一材質から一体成形してなる枕
    本体と、該枕本体を収納するカバー材と、前記枕本体の
    頂部中央箇所に位置するようにして前記カバー材側に収
    納する球状又は碁石状の複数の硬質部材とからなり、前
    記枕本体の表面には多数の突起を形成し、該突起は、硬
    化形成してなることを特徴とする多機能枕。
  5. 【請求項5】 幅方向において断面略アーチ形状とし,
    軟質且つ弾性を有する上層部材と、硬質且つ弾性を有し
    略偏平直方体状で,前記上層部材の下面側に挿入するベ
    ース材と、上層部材の頂部中央箇所に配置し,球状又は
    碁石状とした複数の硬質部材とからなることを特徴とす
    る多機能枕。
  6. 【請求項6】 幅方向において断面略アーチ形状とし,
    軟質且つ弾性を有する内装部材と,板状で軟質且つ弾性
    を有し,前記内装部材の上面に装着する表面部材とから
    なる上層部材と、硬質且つ弾性を有し略偏平直方体状
    で,前記内装部材の下面側に配置するとともに,その幅
    方向両側面は前記表面部材と接合するベース材と、前記
    上層部材の頂部中央箇所に配置し,球状又は碁石状とし
    た硬質部材とからなることを特徴とする多機能枕。
  7. 【請求項7】 幅方向において断面略アーチ形状とし,
    軟質且つ弾性を有する内装部材と,板状で軟質且つ弾性
    を有し,前記内装部材の上面に装着する表面部材とから
    なる上層部材と、硬質且つ弾性を有し略偏平直方体状
    で,前記内装部材の下面側に配置するとともに,その幅
    方向両側面は前記表面部材と接合するベース材と、前記
    上層部材の頂部中央箇所に配置し,球状又は碁石状とし
    た硬質部材とからなり、前記上層部材の内装部材は、表
    面部材よりさらに軟質であることを特徴とする多機能
    枕。
  8. 【請求項8】 幅方向において断面略アーチ形状とし,
    軟質且つ弾性を有する内装部材と,板状で軟質且つ弾性
    を有し,前記内装部材の上面に装着する表面部材とから
    なる上層部材と、硬質且つ弾性を有し略偏平直方体状
    で,前記内装部材の下面側に配置するとともに,その幅
    方向両側面は前記表面部材と接合するベース材と、前記
    上層部材の頂部中央箇所に配置し,球状又は碁石状とし
    た硬質部材とからなり、前記上層部材の内装部材は、表
    面部材よりさらに軟質であり、前記上層部材の表面には
    多数の突起を形成し、該突起は、硬化形成してなること
    を特徴とする多機能枕。
  9. 【請求項9】 幅方向において断面略アーチ形状とし,
    軟質且つ弾性を有する内装部材と,板状で軟質且つ弾性
    を有し,前記内装部材の上面に装着する表面部材とから
    なる上層部材と、硬質且つ弾性を有し略偏平直方体状
    で,前記内装部材の下面側に配置するとともに,その幅
    方向両側面は前記表面部材と接合するベース材と、前記
    上層部材の頂部中央箇所に配置し,球状又は碁石状とし
    た硬質部材とからなり、前記上層部材の内装部材は、表
    面部材よりさらに軟質であり、前記上層部材の表面には
    多数の突起を形成し、該突起は、硬化形成し、前記硬質
    部材は、その一部が露出するようにして上層部材に、埋
    込み状態で固定してなることを特徴とする多機能枕。
  10. 【請求項10】 幅方向において断面略アーチ形状と
    し,軟質且つ弾性を有する上層部材と、硬質且つ弾性を
    有し略偏平直方体状で,前記上層部材の下面側に挿入す
    るベース材とからなる枕本体と、該枕本体を収納するカ
    バー材と、前記上層部材の頂部中央箇所に位置するよう
    にして前記カバー材側に収納する球状又は碁石状の複数
    の硬質部材とからなることを特徴とする多機能枕。
  11. 【請求項11】 幅方向において断面略アーチ形状と
    し,軟質且つ弾性を有する内装部材と,板状で軟質且つ
    弾性を有し,前記内装部材の上面に装着する表面部材と
    からなる上層部材と、硬質且つ弾性を有し略偏平直方体
    状で,前記内装部材の下面側に配置するとともに,その
    幅方向両側面は前記表面部材と接合するベース材とから
    なる枕本体と、該枕本体を収納するカバー材と、前記上
    層部材の頂部中央箇所に位置するようにして前記カバー
    材側に収納する球状又は碁石状の複数の硬質部材とから
    なることを特徴とする多機能枕。
  12. 【請求項12】 幅方向において断面略アーチ形状と
    し,軟質且つ弾性を有する内装部材と,板状で軟質且つ
    弾性を有し,前記内装部材の上面に装着する表面部材と
    からなる上層部材と、硬質且つ弾性を有し略偏平直方体
    状で,前記内装部材の下面側に配置するとともに,その
    幅方向両側面は前記表面部材と接合するベース材とから
    なる枕本体と、該枕本体を収納するカバー材と、前記上
    層部材の頂部中央箇所に位置するようにして前記カバー
    材側に収納する球状又は碁石状の複数の硬質部材とから
    なり、前記上層部材の内装部材は、表面部材よりさらに
    軟質であることを特徴とする多機能枕。
  13. 【請求項13】 幅方向において断面略アーチ形状と
    し,軟質且つ弾性を有する内装部材と,板状で軟質且つ
    弾性を有し,前記内装部材の上面に装着する表面部材と
    からなる上層部材と、硬質且つ弾性を有し略偏平直方体
    状で,前記内装部材の下面側に配置するとともに,その
    幅方向両側面は前記表面部材と接合するベース材とから
    なる枕本体と、該枕本体を収納するカバー材と、前記上
    層部材の頂部中央箇所に位置するようにして前記カバー
    材側に収納する球状又は碁石状の複数の硬質部材とから
    なり、前記上層部材の内装部材は、表面部材よりさらに
    軟質であり、前記上層部材の表面には多数の突起を形成
    し、該突起は、硬化形成してなることを特徴とする多機
    能枕。
JP1998000898U 1998-02-25 1998-02-25 多機能枕 Expired - Lifetime JP3051804U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998000898U JP3051804U (ja) 1998-02-25 1998-02-25 多機能枕

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998000898U JP3051804U (ja) 1998-02-25 1998-02-25 多機能枕

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3051804U true JP3051804U (ja) 1998-09-02

Family

ID=43221902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998000898U Expired - Lifetime JP3051804U (ja) 1998-02-25 1998-02-25 多機能枕

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3051804U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002052993A1 (fr) * 2000-12-28 2002-07-11 Chikako Kamma Structure d'attache d'oreiller pour le dos
JP2017104274A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 治雄 稲葉 たまご形凸部枕
JP2020028710A (ja) * 2018-08-15 2020-02-27 秀明 長 立体格子状クッション

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002052993A1 (fr) * 2000-12-28 2002-07-11 Chikako Kamma Structure d'attache d'oreiller pour le dos
JP2017104274A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 治雄 稲葉 たまご形凸部枕
JP2020028710A (ja) * 2018-08-15 2020-02-27 秀明 長 立体格子状クッション

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1209283A (en) Sleeping mattress
US4924542A (en) Sleeping mattress
KR200443995Y1 (ko) 기능성 건강베개
JP3051804U (ja) 多機能枕
JPH11196990A (ja) 多機能枕
US6748620B2 (en) Cleaning brush with water-maintaining effect
JP7201148B1 (ja)
JP2005152410A (ja) 肩こり治療用枕
JPH088680Y2 (ja) 指圧機能を有するマットレス
JP3010732U (ja)
KR200206421Y1 (ko) 안마 기능을 부과한 침대용 매트리스
JP2003024184A (ja) マットレス
JP3112160U (ja) 指圧兼用マッサージ具
CN210540123U (zh) 一种多功能释压支撑垫
CN219594918U (zh) 一种多功能拉伸板
KR101412859B1 (ko) 휴대용 건강기능성 보조 베개
CN213723418U (zh) 一种按摩球
KR19990005985U (ko) 지압구가 장설된 방석
KR100827288B1 (ko) 숯을 이용한 숯베개 및 그 제조방법
AU603917B2 (en) Bedcloth
JP2546776Y2 (ja) 指圧器具
KR200454267Y1 (ko) 개선된 베개 겸용 장구
JP2005185690A (ja) 健康硬枕
JPH11235254A (ja) 多目的クッション
KR890003960Y1 (ko) 취침용 요