JP3046219U - シ−ト用クッション - Google Patents
シ−ト用クッションInfo
- Publication number
- JP3046219U JP3046219U JP1997007621U JP762197U JP3046219U JP 3046219 U JP3046219 U JP 3046219U JP 1997007621 U JP1997007621 U JP 1997007621U JP 762197 U JP762197 U JP 762197U JP 3046219 U JP3046219 U JP 3046219U
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- JP
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- urethane foam
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 形態安定性にすぐれ、十分な通気・吸湿性を
有し、また指圧効果及び磁気効果が得られるシ−ト用ク
ッションを提供することを課題とする。 【解決手段】 シ−ト類の座部から背もたれ部にかかる
大きさであって、上層から順に側生地1、ウレタンフォ
−ムを圧縮して表面に多数の波状突起を形成したクッシ
ョン全体に及ぶサイズの圧縮ウレタン層2、磁気取り付
けシ−ト上に複数の永久磁石を定着して成り、前記圧縮
ウレタン層の裏面に前記磁気取り付けシ−トごと定着さ
れる磁石層3、ウレタンフォ−ムを圧縮して成り、着座
時における身体当接部に対応するサイズの部分圧縮ウレ
タン層4、ヤシ等の強靱な繊維を適量積層して熱硬化剤
を塗布し、必要に応じて上面に発泡ウレタンフォ−ム等
の薄手のカバ−を被装した後、加熱プレスして所定厚に
成形したパ−ムロックシ−ト5、及び、全体を受けて全
体にクッション性を付与する背面圧縮ウレタン層6を積
層して成る。
有し、また指圧効果及び磁気効果が得られるシ−ト用ク
ッションを提供することを課題とする。 【解決手段】 シ−ト類の座部から背もたれ部にかかる
大きさであって、上層から順に側生地1、ウレタンフォ
−ムを圧縮して表面に多数の波状突起を形成したクッシ
ョン全体に及ぶサイズの圧縮ウレタン層2、磁気取り付
けシ−ト上に複数の永久磁石を定着して成り、前記圧縮
ウレタン層の裏面に前記磁気取り付けシ−トごと定着さ
れる磁石層3、ウレタンフォ−ムを圧縮して成り、着座
時における身体当接部に対応するサイズの部分圧縮ウレ
タン層4、ヤシ等の強靱な繊維を適量積層して熱硬化剤
を塗布し、必要に応じて上面に発泡ウレタンフォ−ム等
の薄手のカバ−を被装した後、加熱プレスして所定厚に
成形したパ−ムロックシ−ト5、及び、全体を受けて全
体にクッション性を付与する背面圧縮ウレタン層6を積
層して成る。
Description
【0001】
本考案はシ−ト用クッション、より詳細には、車のシ−ト、オフィスのイス等 のシ−ト類の座部から背もたれ部にかけて載置して着座することにより、指圧効 果等が得られるシ−ト用クッションに関するものである。
【0002】
従来より上記タイプのシ−ト用クッションは種々存在するが、その多くはウレ タン製クッション材の表面側に縦横等間隙置きに押圧突起を突設せしめ、その押 圧突起の全部又は一部に永久磁石を埋設したものである。
【0003】
上述したように従来のシ−ト用クッションは、クッション材に押圧突起を多数 配置すること以上の工夫が見られず、形態安定性、通気・吸湿性等の面で問題が あった。 そこで本考案は、形態安定性にすぐれ、十分な通気・吸湿性を有し、また指圧 効果及び磁気効果が得られるシ−ト用クッションを提供することを課題とする。
【0004】
本考案は、車のシ−ト、オフィスのイス等のシ−ト類の座部から背もたれ部に かかる大きさであって、上層から順に側生地、ウレタンフォ−ムを圧縮して表面 に多数の波状突起を形成したクッション全体に及ぶサイズの圧縮ウレタン層、磁 気取り付けシ−ト上に複数の永久磁石を定着して成り、前記圧縮ウレタン層の裏 面に前記磁気取り付けシ−トごと定着される磁石層、ウレタンフォ−ムを圧縮し て成り、着座時における身体当接部に対応するサイズの部分圧縮ウレタン層、ヤ シ等の強靱な繊維を適量積層して熱硬化剤を塗布し、必要に応じて上面に発泡ウ レタンフォ−ム等の薄手のカバ−を被装した後、加熱プレスして所定厚に成形し たパ−ムロックシ−ト、及び、全体を受けて全体にクッション性を付与する背面 圧縮ウレタン層を積層して成るシ−ト用クッション、を以て上記課題を解決した 。
【0005】
本考案の実施の形態を添付図面に依拠して説明する。本考案に係るシ−ト用ク ッションは、上から順に側生地1、圧縮ウレタン層2、磁石層3、部分圧縮ウレ タン層4、パ−ムロックシ−ト5、背面圧縮ウレタン層6の積層構造を成す。
【0006】 側生地1はポリエステル等製で、シ−トの座部から背もたれ部にかかる大きさ とされる。側生地1は、本クッションの少なくとも表面から側面にかけて被装さ れるものであるが、全体を包む袋状とされることもある。圧縮ウレタン層2及び 部分圧縮ウレタン層4は、全体にクッション性を付与するためのウレタンフォ− ムの層であり、両層間に磁石層3が配備される。圧縮ウレタン層2及び部分圧縮 ウレタン層4には、予めプロファイル加工により波状突起7が生成される。圧縮 ウレタン層2はシ−トの座部から背もたれ部にかかる大きさとされ、両部の境目 に、薄手化した折り目2aが形成される。部分圧縮ウレタン層4は座部用4aと 背もたれ用4bとに分かれていて、それぞれ着座時の身体当接部に対応する形状 (サイズ)とされる(図4参照)。
【0007】 磁石層3は、通例布帛である磁石取り付けシ−ト8上に複数の永久磁石9、1 0を固定したもので、予め磁石取り付けシ−ト8ごと圧縮ウレタン層2の裏面に 定着される。永久磁石9は断面カマボコ形であって、着座中大きな体圧がかかる 部分、即ち、背中が当たる部分及び大腿部の裏側が当たる部分(通例両脚を開き めにして座ることが多いことを考慮して、外開き方向となる。)に配置される。 この永久磁石9は、その上面の曲面が側生地1及び圧縮ウレタン層2を介して人 体に当たり、以て人体に指圧効果と磁気治療効果を及ぼす。
【0008】 他方の永久磁石10は上面が平坦で、背が低い円柱形で、それ程指圧作用が要 求されない部位(図示した例では尻部)に配置される。図4における磁石取り付 けシ−ト8上に白丸で表現したものは、ウレタン製の指圧用円板11である。な お、各永久磁石9、10は、波状突起7の部分に配置される。
【0009】 パ−ムロックシ−ト5は、ヤシ等の強靱な繊維を適量積層して熱硬化剤を塗布 し、必要に応じて上面に発泡ウレタンフォ−ム等の薄手のカバ−を被装した後、 加熱プレスして所定厚の板状に成形したものである。この加熱プレスに際し、適 宜間隔置きに多数の球面状突起を形成することもある。パ−ムロックシ−ト5は 、座部用5aと背もたれ部用5bとに2分される。このパ−ムロックシ−ト5が あるために吸湿性、発散性が向上し、また、全体的に張りを持った型崩れしない 堅固な構造となる。
【0010】 背面圧縮ウレタン層6は、全体を受けて全体にクッション性を付与するもので 、好ましくは裏面、即ち、シ−ト当接面に滑り止め用の浅い凹凸構造が形成され る(図2、図3参照)。
【0011】
本考案は上述した通りであるので、車のシ−トやオフィスのイス等のシ−ト類 の座部から背もたれ部にかけて載置して着座することにより、押圧突起による指 圧効果と永久磁石による血行促進等の磁気効果が得られる。また、パ−ムロック シ−トが内蔵されているために、全体の形態が安定するだけでなく、吸湿性、発 散性にすぐれていて長期間心地よく使用し得る効果がある。
【図1】 本考案に係るシ−ト用クッションの展延時の
正面図である。
正面図である。
【図2】 図1におけるA−A線断面拡大図である。
【図3】 図1におけるB−B線断面拡大図である。
【図4】 本考案に係るシ−ト用クッションの分解図で
ある。
ある。
1 側生地 2 圧縮ウレタン層 3 磁石層 4 部分圧縮ウレタン層 5 パ−ムロックシ−ト 6 背面圧縮ウレタン層 7 波状突起 8 磁石取り付けシ−ト 9 永久磁石 10 永久磁石 11 指圧用円板
Claims (2)
- 【請求項1】 車のシ−ト、オフィスのイス等のシ−ト
類の座部から背もたれ部にかかる大きさであって、上層
から順に側生地、ウレタンフォ−ムを圧縮して表面に多
数の波状突起を形成したクッション全体に及ぶサイズの
圧縮ウレタン層、磁気取り付けシ−ト上に複数の永久磁
石を定着して成り、前記圧縮ウレタン層の裏面に前記磁
気取り付けシ−トごと定着される磁石層、ウレタンフォ
−ムを圧縮して成り、着座時における身体当接部に対応
するサイズの部分圧縮ウレタン層、ヤシ等の強靱な繊維
を適量積層して熱硬化剤を塗布し、必要に応じて上面に
発泡ウレタンフォ−ム等の薄手のカバ−を被装した後、
加熱プレスして所定厚に成形したパ−ムロックシ−ト、
及び、全体を受けて全体にクッション性を付与する背面
圧縮ウレタン層を積層して成るシ−ト用クッション。 - 【請求項2】 車のシ−ト、オフィスのイス等のシ−ト
類の座部から背もたれ部にかかる大きさであって、上層
から順に側生地、ウレタンフォ−ムを圧縮して表面に多
数の波状突起を形成したクッション全体に及ぶサイズの
圧縮ウレタン層、磁気取り付けシ−ト上に複数の永久磁
石を定着して成り、前記圧縮ウレタン層の裏面に前記磁
気取り付けシ−トごと定着される磁石層、ウレタンフォ
−ムを圧縮して成り、着座時における身体当接部に対応
するサイズの部分圧縮ウレタン層、ヤシ等の強靱な繊維
を適量積層して熱硬化剤を塗布し、必要に応じて上面に
発泡ウレタンフォ−ム等の薄手のカバ−を被装した後、
加熱プレスして所定厚に成形したパ−ムロックシ−ト、
及び、シ−ト類当接面に滑り止め用凹凸構造を備えてい
て、全体を受けて全体にクッション性を付与する背面圧
縮ウレタン層を積層して成るシ−ト用クッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007621U JP3046219U (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | シ−ト用クッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007621U JP3046219U (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | シ−ト用クッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3046219U true JP3046219U (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=43180572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997007621U Expired - Lifetime JP3046219U (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | シ−ト用クッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046219U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010024172A1 (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-04 | 株式会社マルタカテクノ | 磁気敷物および磁気治療器 |
-
1997
- 1997-08-12 JP JP1997007621U patent/JP3046219U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010024172A1 (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-04 | 株式会社マルタカテクノ | 磁気敷物および磁気治療器 |
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