JP7300808B2 - クッション体及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、弾性シートと、弾性シートより硬いコア材と、を備えたクッション体及びその製造方法に関する。
特許文献1に開示のクッション体では、弾性シートに形成された複数の孔に、該孔より大きめのコア材が嵌入されている。
実公昭63-9302号(第1頁右欄15行目~第2頁左欄5行目、第3図)
上述した特許文献1のクッション体では、コア材の着脱に手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、コア材の着脱が容易となるクッション体及びその製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた態様1は、弾性シートと、前記弾性シートよりも硬い複数のコア材と、を備えるクッション体であって、前記弾性シートは、その厚み方向で前記複数のコア材を挟むように対をなして設けられ、1対の前記弾性シートのそれぞれには、互いの対向面のうち前記複数のコア材に対応する位置で開口して前記コア材の一部分を収容する複数の収容部が設けられているクッション体である。
態様2は、態様1に記載のクッション体において、前記コア材には、前記クッション体に荷重がかかっていないときに、前記収容部の開口より外側にはみ出して前記1対の弾性シートの間に隙間を形成する隙間形成部が設けられているクッション体である。
態様3は、態様2に記載のクッション体において、前記コア材の厚みが前記1対の弾性シートの厚みの合計以上となっているクッション体である。
態様4は、態様1乃至3のうち何れか1の態様に記載のクッション体において、前記1対の弾性シートは、第1弾性シートと、前記第1弾性シートより軟らかい第2弾性シートと、で構成されているクッション体である。
態様5は、態様1乃至4のうち何れか1の態様に記載のクッション体において、前記コア材には、硬さの異なる複数種類が設けられているクッション体である。
態様6は、態様1乃至5のうち何れか1の態様に記載のクッション体において、前記1対の弾性シート及び前記コア材がポリウレタンフォームで構成されているクッション体である。
態様7は、態様1乃至6のうち何れか1の態様に記載のクッション体の製造方法であって、前記1対の弾性シートのうち一方の弾性シートにおける前記複数の収容部に前記コア材を受容させ、そのコア材を挟むように他方の弾性シートを前記一方の弾性シートに重ねて構成するクッション体の製造方法である。
態様8は、態様7に記載のクッション体の製造方法において、硬さの異なる複数種類の前記コア材を、前記弾性シートに形成された前記複数の収容部の数以上ずつ用意しておき、前記複数の収容部のそれぞれに、複数種類の前記コア材の中から選択された一のコア材を受容させて構成するクッション体の製造方法である。
態様9は、態様4に記載のクッション体の製造方法であって、硬さの異なる複数種類の前記第2弾性シートを用意しておき、複数種類の前記第2弾性シートから一の第2弾性シートを選択し、前記一の第2弾性シートと前記第1弾性シートのうち一方の弾性シートにおける前記複数の収容部のそれぞれに前記コア材を受容させ、そのコア材を挟むように他方の弾性シートを前記一方の弾性シートに重ねて構成するクッション体の製造方法である。
[態様1,7]
本態様に係るクッション体では、弾性シートが複数のコア材を挟むように対をなして設けられていて、1対の弾性シートのそれぞれには、互いの対向面のうち複数のコア材に対応する位置で開口してコア材の一部分を収容する複数の収容部が設けられている。従って、一方の弾性シートの複数の収容部にコア材の一部を受容させ、コア材を挟むように他方の弾性シートを該一方の弾性シートに重ねることで、コア材を容易に取り付けることが可能となる。また、コア材を外すときには、1対の弾性シートを分離することで、コア材を容易に取り出すことが可能となる。このように、本態様によれば、コア材の着脱が容易となる。
[態様2]
本態様では、コア材の隙間形成部によって1対の弾性シートの間に隙間が形成されるので、クッション体の通気性の向上が図られる。
[態様3]
本態様では、クッション体が弾性シートの厚み方向に荷重を受けて1対の弾性シートの間隔が狭まったときに、その荷重がコア材によって受けられる。即ち、本態様によれば、クッション体にかかる荷重を、最初は弾性シートで受け、その後、コア材で受けることが可能となる。
[態様4]
本態様によれば、第1弾性シートを例えば床や支持台の上に載置することで、クッション体の安定的な支持が図られる。
[態様5]
本態様によれば、複数のコア材の硬さが均一でなくなるので、クッション体において硬さのバラつきを形成することが可能となる。
[態様6]
本態様によれば、1対の弾性シート及びコア材の廃棄処理が容易となる。
[態様8]
本態様に係るクッション体の製造方法では、複数の収容部のそれぞれに、硬さの異なる複数種類のコア材の中から選択された一のコア材を受容させるので、複数のコア材における硬さの分布を所望の分布にすることが可能となる。
[態様9]
本態様に係るクッション体の製造方法では、態様7と同様の効果を奏することができる。さらに、硬さの異なる複数種類の第2弾性シートから選択された一の第2弾性シートと第1弾性シートとで複数のコア材を挟むので、クッション体における第2弾性シートの硬さを所望の硬さにすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るクッション体の斜視図 クッション体の側断面図 荷重を受けたときのクッション体の側断面図 荷重を受けたときのクッション体の側断面図 クッション体の製造工程を示す側断面図 クッション体を用いたマットレスの側断面図 マットレスの平断面図 マットレスの別の例を示す平断面図 他の実施形態に係るクッション体の側断面図 他の実施形態に係るクッション体の側断面図
図1に示されるように、本実施形態に係るクッション体10は、弾性シート11と、複数のコア材21と、を備えている。クッション体10は、扁平な形状をなし、弾性シート11は、クッション体10の厚み方向に対をなして設けられている。複数のコア材21は、1対の弾性シート11,11の間に挟まれている。なお、本実施形態では、弾性シート11は、平面視略矩形状に形成されていて、コア材21は、球状に形成されている。コア材21の厚み(即ち、コア材21の直径)は、1対の弾性シート11,11の厚みの合計以上となっている。弾性シート11の厚みは、例えば、35mmであり、コア材21の厚みは、例えば、70mmである。
1対の弾性シート11,11及びコア材21は、共にポリウレタンフォームで構成されている。具体的には、1対の弾性シート11,11は共に、軟質のポリウレタンフォームで構成され、コア材21は、弾性シート11よりも硬いポリウレタンフォームで構成されている。弾性シート11の密度は20~40kg/mであり、硬さは80~300Nである。コア材21の密度は25~75kg/mであり、硬さは155~400Nである。なお、ここで、弾性シート11とコア材21の硬さは、JIS K6400-2:2012版、直径200mmの平らな円盤の加圧板で25%圧縮時(D法)の硬さ試験方法によるものである。
本実施形態のクッション体10では、1対の弾性シート11,11のうち一方の弾性シート11A(以下、「第1弾性シート11A」という。)が他方の弾性シート11B(以下、「第2弾性シート11B」という。)よりも硬くなっている。具体的には、第1弾性シート11Aの硬さは、150~300Nであり、第2弾性シート11Bの硬さは、80~200Nとなっている。
図2に示されるように、1対の弾性シート11,11のそれぞれには、互いの対向面11Mで開口する複数の収容部15が形成されている。複数の収容部15の数は、複数のコア材21の数と同じであって、各弾性シート11における複数の収容部15のそれぞれに、コア材21の一部が受容されている。換言すれば、クッション体10の厚み方向におけるコア材21の両端部が、1対の弾性シート11,11の1対の収容部15,15に受容されている。なお、本実施形態の例では、収容部15は、弾性シート11を貫通する貫通孔16で構成されている。
図2に示されるように、コア材21の外径は、弾性シート11の対向面11Mにおける収容部15の開口15Aの径より大きくなっている。従って、クッション体10が厚み方向に荷重を受けていない状態では、コア材21は、収容部15の開口15Aより外側にはみ出して、1対の弾性シート11,11の間に隙間12を形成する。クッション体10を水平においた場合には、この隙間12は弾性シート11,11の間に水平方向に広がって形成される。即ち、コア材21のうち開口15Aの外側にはみ出す部分は、隙間12を形成する隙間形成部22となっている。
本実施形態のクッション体10は、硬さの異なる複数種類のコア材21を備えている。図2の例では、コア材21として、第1コア材21Aと、第1コア材21Aよりも軟らかい第2コア材21Bが示されている。これにより、複数のコア材21の硬さが均一でなくなり、クッション体10において硬さのバラつきを形成することが可能となる。
図2~図4には、クッション体10が、身体等の受止対象物からの荷重を厚み方向に受けたときの様子が示されている。クッション体10では、1対の弾性シート11,11のうち軟らかい方の第2弾性シート11Bがクッション体10において荷重を受ける側に配置され、硬い方の第1弾性シート11Aが、例えば、支持台や床等によって支持される。そして、図2から図3への変化に示されるように、クッション体10が厚み方向に荷重を受けると、その荷重が第2弾性シート11Bにかかり、第2弾性シート11Bのうち荷重を受けた部分が、第1弾性シート11Aへ近づくように弾性変形する。ここで、コア材21は第2弾性シート11Bよりも硬くなっているので、第2弾性シート11Bがコア材21に押されて圧縮変形し、第2弾性シート11Bの収容部15の開口15Aがコア材21によって広げられる。
クッション体10が図3に示される状態から更に荷重を受けると、図3から図4への変化に示されるように、コア材21の全体が第1弾性シート11Aの収容部15と第2弾性シート11Bの収容部15とに収容され、受止対象物からの荷重がコア材21によっても受けられるようになる。このように、本実施形態のクッション体10では、受止対象物からの荷重を、最初は第2弾性シート11Bで受け、その後、コア材21で受けるようになっている。
クッション体10を製造するには、まず、第1弾性シート11Aを準備する。次いで、図5(A)に示されるように、第1弾性シート11Aの全ての収容部15(貫通孔16)の上にコア材21を載せて、コア材21の一部を収容部15に受容させる。このとき、複数のコア材21として、硬さの異なる第1コア材21Aと第2コア材21Bを、収容部15の数以上ずつ用意しておく。そして、各収容部15に、第1コア材21Aと第2コア材21Bのうち一方のコア材21を受容させる。このようにすることで、複数のコア材21における硬さの分布を所望の分布にすることが可能となる。
次いで、図5(B)に示されるように、複数のコア材21を挟むように第2弾性シート11Bを第1弾性シート11Aに重ねる。このとき、硬さの異なる複数種類の第2弾性シート11Bを準備しておき、それら複数種類の第2弾性シート11Bから選択された一の第2選択シート11Bを第1弾性シート11Aに重ねてもよい。このようにすれば、第2弾性シート11Bの硬さを任意に変更することが可能となり、クッション体10における第2弾性シート11Bの硬さを所望の硬さにすることが可能となる。
図5(C)に示されるように、第2弾性シート11Bが第1弾性シート11Aに重ねられると、第2弾性シート11Bの複数の収容部15が第1弾性シート11Aの複数の収容部15に対向配置されて、第1弾性シート11Aと第2弾性シート11Bのそれぞれの収容部15にコア材21の一部が受容される。以上により、クッション体10が完成する。
図6~7には、クッション体10を用いたマットレス50が示されている。マットレス50は、複数のクッション体10を隙間なく並べて備えている。図6~7の例では、3つのクッション体10がその短辺方向に隣合わせになるように並べられている。そして、クッション体10の並び方向の一端側に配されるクッション体10によって人の頭部と肩部を受け止め、中央に配されるクッション体10によって腰部と臀部を受け止め、他端側に配されるクッション体10によって脚部を受け止める(図6参照)。
図7に示されるように、マットレス50では、複数のクッション体10に備えられた第1コア材21Aと第2コア材21Bの配置がマットレス50の長手方向の中心線L1に対して対称となっている。言い換えれば、第1コア材21Aと第2コア材21Bの配置がクッション体10の並び方向で対称となっている。
具体的には、マットレス50は3つのクッション体10がその短辺方向に隣合わせになるように並べられてることにより構成されている。そして、各クッション体10では、コア材21は、クッション体10の長手方向に11行、短手方向に7列のマトリクス状に並べられている。そして、図7において左側に配置されるクッション体10では、左から1~3列目と7列目に配されるコア材21が第1コア材21Aで構成され、左から4~6列目に配されるコア材21が第2コア材21Bで構成される。図7において中央に配置されるクッション体10においては、左から1列目と7列目に配されるコア材21が第1コア材21Aで構成され、左から2~6列目に配されるコア材21が第2コア材21Bで構成されている。図7において右側に配置されるクッション体10においては、左から1列目と5~7列目に配されるコア材21が第1コア材21Aで構成され、左から2~4列目に配されるコア材21が第2コア材21Bで構成されている。
このように、マットレス50では、複数種類のコア材21が、マットレス50の長手方向の中心線L1(図7参照)に対して対称となるように配置されているので、マットレス50をその長手方向で反転させて使用することも可能となる。図6に示されるマットレス50を反転させた場合、反転前に左側に配置されていた(頭部と肩部を受け止めていた)クッション体10で脚部を受け止め、反転前に右側に配置されていた(脚部を受け止めていた)クッション体10で頭部と肩部を受け止めることになる。
なお、マットレス50では、複数のクッション体10に備えられた第1コア材21Aと第2コア材21Bの配置がマットレス50の短手方向の中心線L2に対しても対称となっており、寝返りをしたときに左右の寝返りのバランスが良い。
図8には、クッション体10を用いたマットレス50の別の例が示されている。図8に示されるマットレス50では、マットレス50の外周部に近いコア材21が第1コア材21Aで構成されている。これにより、マットレス50の端部に人が座ったときのマットレス50の沈み込みが抑えられる。なお、図8のマットレス50は、複数のクッション体10に備えられた第1コア材21Aと第2コア材21Bの配置がマットレス50の中心線L1に対して非対称である点で、図7のマットレス50と異なっている。
なお、この場合でも、マットレス50では、複数のクッション体10に備えられた第1コア材21Aと第2コア材21Bの配置がマットレス50の短手方向の中心線L2に対して対称となっており、寝返りをしたときに左右の寝返りのバランスが良い。
クッション体10の構成及び製造方法に関する説明は以上である。次に、クッション体10及びその製造方法の作用効果について説明する。
本実施形態のクッション体10では、弾性シート11が複数のコア材21を挟むように対をなして設けられていて、1対の弾性シート11,11のそれぞれには、互いの対向面11Mのうち複数のコア材21に対応する位置で開口してコア材21の一部分を収容する複数の収容部15が設けられている。従って、一方の弾性シート11(図5では、第1弾性シート11A)の複数の収容部15のそれぞれにコア材21の一部を受容させ、コア材21を挟むように他方の弾性シート11(図5では、第2弾性シート11B)を該一方の弾性シート11に重ねることで、コア材21を容易に取り付けることが可能となる。また、コア材21を外すときには、1対の弾性シート11,11を分離することで、コア材21を容易に取り出すことが可能となる。このように、本発明によれば、コア材21の着脱が容易となる。
また、本実施形態のクッション体10では、コア材21の隙間形成部22によって1対の弾性シート11,11の間に隙間12が水平方向に広がって形成されるので、クッション体10の通気性の向上が図られる。しかも、コア材21の厚みは、1対の弾性シート11,11の厚みの合計以上となっているので、クッション体10が弾性シート11の厚み方向に荷重を受けて1対の弾性シート11,11の間隔が狭まったときに、その荷重がコア材21によって受けられる。即ち、クッション体10が厚み方向にかかる荷重を、最初は弾性シート11(詳細には、第1弾性シート11A)で受け、その後、コア材21で受けることが可能となる。
また、本実施形態のクッション体10では、1対の弾性シート11,11とコア材21とがポリウレタンフォームで構成されているので、クッション体10の廃棄処理が容易となる。
1対の弾性シート11,11に互いの対向面11Mで開口する複数の収容部15の一部にコア材21が受容されていない構成のクッション体とすることもできる。この場合は、水平方向に広がって形成された隙間12がコア材21を有しない収容部15を介してマットレス50の上下・垂直方向につながるため、より空気の流通が良くなり、通気性の向上をもたらすことができる。この場合、コア材21が受容されている収容部15が本発明に係る「収容部」に相当する。なお、本実施形態では、複数の収容部15の数は、複数のコア材21の数と同じであって、全ての収容部15にコア材21が受容されているので、コア材21による弾性シート11の支持が安定する。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)図9に示されるように、クッション体10は、第1弾性シート11Aの上に表層シート18を重ねて備えてもよい。なお、表層シート18は伸縮性を有することが好ましい。
(2)上記実施形態において、収容部15は、弾性シート11の対向面11Mに陥没形成された凹部で構成されてもよい。
(3)上記実施形態において、1対の弾性シート11,11の硬さが同じであってよい。この場合、クッション体10は、表裏の何れにおいても受止対象物を受け止め可能となる。
(4)上記実施形態において、複数のコア材21の硬さが同じであってもよい。即ち、クッション体10は、1種類のコア材21のみを備える構成であってもよい。
(5)上記実施形態において、コア材21の形状は、ブロック状(例えば、直方体状や立方体状)であってもよいし、柱状(例えば、円柱状や角柱状)であってもよいし、正多面体状(例えば、正四面体状や正八面体状)であってもよい。なお、上記実施形態のようにコア材21が球状であれば、使用者が怪我しにくく、安全である。
(6)図10に示されるように、コア材21のうちクッション体10の厚み方向における中間部に、側方に張り出す鍔部23を設けて、1対の弾性シート11,11の間に隙間12を形成してもよい。この場合、鍔部23が隙間形成部22を構成する。
(7)上記実施形態において、コア材21の厚みは、1対の弾性シート11,11の厚みの合計未満であってもよい。この場合であっても、クッション体10が厚み方向に荷重を受けた際、第1弾性シート11Aが圧縮されることで荷重をコア材21で受けることが可能となる。
(8)上記実施形態において、第1コア材21Aと第2コア材21Bの形状又は大きさは互いに同じでもよいし、異なっていてもよい。
(9)上記実施形態のクッション体10の製造方法において、第1弾性シート11Aの収容部15の上にコア材21を載せるとき、収容部15の開口15Aの開口縁にコア材21を仮接着してもよい。
(10)クッション体10をソファや椅子などの座部や背もたれ部等に適応してもよい。
(11)上記実施形態において、マットレス50が備える複数のクッション体10の複数の第2弾性シート11Bが全て同じ硬さでもよいし、互いに異なっていてもよい。具体的には、図6において、マットレス50のうち中央に配置されるクッション体10の第2弾性シート11Bのみの硬さが、左右に配置されるクッション体10の第2弾性シート11Bの硬さと異なっていてもよい。この場合、マットレス50の長手方向の中心線L1(図7参照)に対して第2弾性シート11Bの硬さが左右対称になるので、マットレス50をその長手方向で反転させて使用することも可能となる。
10 クッション体
11 弾性シート
12 隙間
15 収容部
21 コア材
22 隙間形成部

Claims (8)

  1. 弾性シートと、前記弾性シートよりも硬い複数のコア材と、を備えるクッション体であって、
    前記弾性シートは、その厚み方向で前記複数のコア材を挟むように対をなして設けられ、
    1対の前記弾性シートのそれぞれにおける前記複数のコア材に対応する位置を貫通し、前記コア材の一部分を収容する複数の収容部が設けられているクッション体において、
    前記複数のコア部材は、球状をなし、
    荷重を受けていないときに、前記1対の弾性シートの各前記収容部の開口縁が、各前記コア部材の外面のうち上下方向で離れた2箇所に当接するクッション体。
  2. 請求項1に記載のクッション体において、
    前記コア材の厚みが前記1対の弾性シートの厚みの合計以上となっているクッション体。
  3. 請求項1又は2に記載のクッション体において、
    前記1対の弾性シートは、第1弾性シートと、前記第1弾性シートより軟らかい第2弾性シートと、で構成されているクッション体。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1の請求項に記載のクッション体において、
    前記コア材には、硬さの異なる複数種類が設けられているクッション体。
  5. 請求項1乃至4のうち何れか1の請求項に記載のクッション体において、
    前記1対の弾性シート及び前記コア材がポリウレタンフォームで構成されているクッション体。
  6. 請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載のクッション体の製造方法であって、
    前記1対の弾性シートのうち一方の弾性シートにおける前記複数の収容部に前記コア材を受容させ、そのコア材を挟むように他方の弾性シートを前記一方の弾性シートに重ねて構成するクッション体の製造方法。
  7. 請求項6に記載のクッション体の製造方法において、
    硬さの異なる複数種類の前記コア材を、前記弾性シートに形成された前記複数の収容部の数以上ずつ用意しておき、
    前記複数の収容部のそれぞれに、複数種類の前記コア材の中から選択された一のコア材を受容させて構成するクッション体の製造方法。
  8. 請求項3に記載のクッション体の製造方法であって、
    硬さの異なる複数種類の前記第2弾性シートを用意しておき、
    複数種類の前記第2弾性シートから一の第2弾性シートを選択し、
    前記一の第2弾性シートと前記第1弾性シートのうち一方の弾性シートにおける前記複数の収容部のそれぞれに前記コア材を受容させ、そのコア材を挟むように他方の弾性シートを前記一方の弾性シートに重ねて構成するクッション体の製造方法。
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