JPS5934371Y2 - 可撓性磁性体を配設した寝具等用芯材 - Google Patents

可撓性磁性体を配設した寝具等用芯材

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JPS5934371Y2
JPS5934371Y2 JP1978073324U JP7332478U JPS5934371Y2 JP S5934371 Y2 JPS5934371 Y2 JP S5934371Y2 JP 1978073324 U JP1978073324 U JP 1978073324U JP 7332478 U JP7332478 U JP 7332478U JP S5934371 Y2 JPS5934371 Y2 JP S5934371Y2
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JP
Japan
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magnetic material
core material
bedding
flexible magnetic
surface layer
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Expired
Application number
JP1978073324U
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English (en)
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JPS54175413U (ja
Inventor
忠雄 一色
Original Assignee
株式会社ラッカサン
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Publication date
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は優れた通気性、背骨矯正及び指圧作用を有する
複合部材に、可撓性磁性体を配設した寝具等用芯材に関
する。
近年、神経に作用して血行を良くする効果があるといわ
れている磁気を応用した健康器具が多数商品化されてい
る。
マツトレス、枕、クッション等の分野においても同様で
あるが、これまでのものは図1に示したように、いずれ
も芯体Aの表面に金属磁石等の非可撓性磁性体Bを接着
剤を介して接着一体化されている。
しかし乍ら、磁性体(金属)と芯体(軟質のプラスチッ
クフオーム等)とはその弾性、伸張性において全く異な
るところから、坐ったり、身を横たえたりして重力を加
えた場合には、芯体の弾性、伸張性に磁性体のそれがつ
いてゆかず、その結果磁性体が芯体から剥離したり、一
方、接着一体化が強固である場合には、芯体に亀裂が入
るという欠点がある。
加えて、接着一体化されているために磁性体表面の方向
自由性が乏しく、坐り心地、寝心地がゴツゴツした不快
なものとなる欠点もある。
一方、実開昭52−20916号には上面側に波型凹凸
を有し、下面側に格子状溝を有する芯材を含むマットに
おいて、上記波型凹凸の凹部および/または上記格子状
溝の任意の個所に所望数の磁石体を着脱可能に設けた磁
石入りマットが提案されている。
しかるに該芯体が中実体であるため、硬すぎて寝心地が
十分でなく、これを補わんとしてウレタンフオーム等を
敷設すると折角の指圧作用が損なわれてしまう。
更に、前記ウレタンフオーム等を必要とする分だけコス
トアップとなるのを避けられない。
本考案は上記実情に鑑み、これらの問題を解消し、磁気
作用と指圧・背骨矯正作用とを効果的に発揮し且つ衛生
的な寝具等用芯材を提案するものである。
即ち、軟質で弾性に富む板状部材と該板状部材よりも硬
質で弾性を有し、断面が概ね半円形弧状中空体である複
数の長条体もしくは該長条体を複数連続形成せしめたシ
ート状物である表層部材とからなる複合部材の前記表層
部材の表面に、可撓性磁性体を接合もしくは埋設してな
る寝具等用芯材を内容とする。
本考案に用いられている板状部材としては前記した軟質
のプラスチックフオーム、エラストマーフオーム等で例
えばポリウレタンフォーム、ラバーフオーム等が好適で
、表層部材としては板状部材よりも硬質のプラスチック
フオーム、エラストマーフオーム等で、例えばポリエチ
レンフオーム、塩化ビニル樹脂フオーム、フェノール樹
脂フオーム、ユリア樹脂フオーム、ポリスチレンフオー
ム等が好適である。
本考案に用いられる可撓性の磁性体はプラスチック磁性
体もしくは磁性ゴム等で、サイズ、形状、数は任意でよ
い。
接合は接着剤を介しての接着、両面粘着テープ、面ファ
スナー等による固着により為される。
埋設する場合には芯材の表面に適当な大きさの凹部を設
け、該凹部に磁性体の全部もしくは一部を埋設すればよ
い。
本考案の実施の態様を示す図面に基づいて説明すると、
図2は本考案の実施態様を示すもので、図2Aは軟質で
弾性に富むプラスチックフオームもしくはエラストマー
フオーム等からなる板状部材1と、該板状部材よりも硬
質で弾性を有し、断面が概ね半円形弧状を有する複数の
長条体2である表層部材とからなる複合芯材の表面に可
撓性磁性体3を接着させたもの、図2Bは表層部材の表
面よりも低くなるように凹部4中に可撓性磁性体3を埋
設させたもの、図2Cは表層部材の凹部4に一部埋設し
、残部を突出させたものである。
図3は他の実施態様を示すもので、図3Aは軟質で弾性
に富むプラスチックフオームもしくはエラストマーフオ
ーム等からなる板状部材1と、該板状部材よりも硬質で
弾性を有し、断面が概ね半円形弧状を有する長条体を多
数連続形成せしめたシート状物5である表層部材とから
なる複合芯材の表面に可撓性磁性体3を接着させたもの
、図3Bは表層部材の表面よりも低くなるように凹部4
中に可撓性磁性体3を埋設させたもの、図3Cは凹部4
に一部埋設し、残部を突出させたものである。
図4A、Bは別の実施態様を示すもので、前記表層部材
の半円形弧状の頂部付近に複数の突出部6を設けた複合
部材に可撓性磁性体3を接着または埋設したものである
表層部材は板状部材の片面または両面に接着剤等により
固着する。
両面に固着する場谷には板状部材を介して半円形弧状が
相対するようにしてもよいし、また少し偏位させてジグ
ザグにしてもよい。
坐り心地や寝心地に微妙に影響するので、各々の趣味に
合せで選択すればよい。
また表層部材の半円形弧状部に幾つかの貫通孔を設けれ
ば更に通気効果を高め、健康増進効果を増す。
本考案は可撓性磁性体を適度なりッション性と通気性に
富む複合芯材表面に接合または芯材中に埋設する点に特
徴がある。
芯材表面に接合する場合には厚さ数ミリメートル、好ま
しくは約5mm以下のシート状の可撓性磁性体を使用す
ればゴツゴツした感じをほとんど無くすることができる
これとは逆に指圧効果、通風効果を出したい場合には厚
みのある可撓性磁性体を使用すればよい。
また芯材中に埋設する場合には、前述の通り、磁性体と
身体との直接接触を好むか好まないか、指圧効果や通風
効果を期待するか否か等により、埋設の程度は全く任意
である。
勿論芯材表面と水平になるように埋設してもよい。
埋設する場合に接着剤、両面粘着テープ等を使用するこ
ともできるが、磁性体の方向自由性を十分確保するため
には最少限度の使用(例えば磁性体の底部のみ接着)に
止めるのがよい。
深く埋設する場合には例えば図5に示したように、凹部
を底部から開口部に向けて先細とし、該凹部4に可撓性
磁性体3を密着するように埋設すればより好適に固定さ
れ、接着剤等による固着は全く不要である。
本考案は可撓性磁性体を使用するので、不規則に重力が
加わっても磁性体自体の可撓性によって吸収され、従っ
て坐り心地、寝心地が極めて優れている。
埋設した場合には更に可撓性磁性体の方向自由性が高め
られる。
かくして、磁性体が芯体から剥離したり、芯材に亀裂が
入るということ、もない。
また、本考案の複合部材は柔軟な板状部材と略半円形弧
状が列設した硬質の表層部材とからなり、硬質の表層部
材は半円形弧状(中空体)であるので適度なりッション
性を有し、従ってその表面に可撓性磁性体を突出させ、
又は表層部材自体を突出させても過度の硬直感がなく、
適度の背骨矯正、指圧作用が得られる。
そしてこの適度の背骨矯正、指圧作用を減じることなく
、柔軟な板状部材によって芯材全体としての好適な寝心
地、触感が得られる。
これに対し、硬質の表層部材が中実体である場合は、中
実体の分だけ原料樹脂を多量に要し、また硬直感が強す
ぎるのでその表面に軟質部材を配する必要が生じ、経済
的にもコストアップを招くのみならず、所望の指圧、背
骨矯正作用が得難くなる。
以上の通り、本考案は磁気による健康増進作用(血行を
よくする、筋肉の疲れをとる、コリをとる等の作用があ
ると言われている)と背骨矯正作用、指圧作用をより有
効に利用できる寝具等用芯材を提供するもので、今日深
刻な社会問題となっている文明病を駆逐する一助となる
ことが期待されるものである。
【図面の簡単な説明】
図1は公知の磁性体(非可撓性)を接着した芯材を示す
部分断面図、図2ないし図5は本考案の実施の態様を示
す部分断面図である。 A・・・・・・芯体、B・・・・・・非可撓性磁性体、
1・・・・・・板状部材、2・・・・・・長条体、3・
・・・・・可撓性磁性体、4・・・・・・凹部、5・・
・・・・シート状物、6・・・・・・突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.軟質で弾性に富む板状部材と該板状部材よりも硬質
    で弾性を有し、断面が概ね半円形弧状中空体である複数
    の長条体もしくは該長条体を複数連続形成せしめたシー
    ト状物である表層部材とからなる複合部材の前記表層部
    材の表面に、可撓性磁性体を接合もしくは埋設してなる
    寝具等用芯材。 2、表層部材の半円形弧状の頂部付近に少なくとも1個
    の突出部を設けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    寝具等用芯材。 3、表層部材に少なくとも1個の貫通孔を設けた実用新
    案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の寝具等用芯材
JP1978073324U 1978-05-29 1978-05-29 可撓性磁性体を配設した寝具等用芯材 Expired JPS5934371Y2 (ja)

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JP1978073324U JPS5934371Y2 (ja) 1978-05-29 1978-05-29 可撓性磁性体を配設した寝具等用芯材

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JP1978073324U JPS5934371Y2 (ja) 1978-05-29 1978-05-29 可撓性磁性体を配設した寝具等用芯材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54175413U JPS54175413U (ja) 1979-12-11
JPS5934371Y2 true JPS5934371Y2 (ja) 1984-09-22

Family

ID=28985841

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JP1978073324U Expired JPS5934371Y2 (ja) 1978-05-29 1978-05-29 可撓性磁性体を配設した寝具等用芯材

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5220916B2 (ja) * 1974-07-01 1977-06-07

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54413Y2 (ja) * 1975-07-31 1979-01-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5220916B2 (ja) * 1974-07-01 1977-06-07

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JPS54175413U (ja) 1979-12-11

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