JPH0886323A - 流体式リターダ装置の流体制御回路 - Google Patents

流体式リターダ装置の流体制御回路

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JPH0886323A
JPH0886323A JP24858094A JP24858094A JPH0886323A JP H0886323 A JPH0886323 A JP H0886323A JP 24858094 A JP24858094 A JP 24858094A JP 24858094 A JP24858094 A JP 24858094A JP H0886323 A JPH0886323 A JP H0886323A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルクコンバータと、流体式リターダとを備
えた変速機の、流体式リターダ装置の流体制御回路に係
わり、特に走行車両の補助ブレーキとして、効率の良い
流体式リターダ装置の流体制御回路を提供する。 【構成】 安全弁26と、熱交換器13の中間に、トル
クコンバータ用流体制御回路27、29と、流体式リタ
ーダ用流体制御回路28、31を並列に設け、前記両流
体制御回路の入口27、28側に切換弁16と、出口2
9、31側にドレーン弁30をを設けている流体式リタ
ーダ装置の流体制御回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トルクコンバータと、
流体式リターダとを備えた変速機の、流体式リターダ装
置の流体制御回路に係わり、特に走行車両の補助ブレー
キとして、効率の良い流体式リターダ装置の流体制御回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の公知技術として、トルクコンバー
タと、流体式リターダの、共通のチャージポンプと、安
全弁と、オイルクーラを設けた自然循環式と称されてい
る流体制御回路が有る。この流体制御回路の内、リター
ダ切換弁をOFFの状態で示したトルクコンバータ用流
体制御回路を図3に示す。また、図4に、リターダ切換
弁をONの状態で示した流体式リターダ用流体制御回路
を示す。
【0003】まず図3おいて、トルクコンバータ用流体
制御回路100に於ける、流体の流れを説明する。オイ
ルパン101内の流体を、ストレ−ナ102を介し、チ
ャージポンプ103にて吸い込む。チャージポンプ10
3にて吐出された流体は、ライン圧制御弁104にて、
一定圧力に制御され、ライン105から、トルクコンバ
ータ106に入り、ライン107に出る。
【0004】また、ライン107の流体は、2ポジショ
ン7ポートを有するリターダ切換弁108のOFFの位
置108aに入る。リターダ切換弁108内の流体は、
PポートからAポートへ通り、ライン109を介し、ト
ルクコンバータ106の使用によって上昇した、流体温
度を冷却する熱交換器110へ送られる。熱交換器11
0にて冷却された流体は、ライン111を介し、前記リ
ターダ切換弁108aのDポートからBポートへ通り、
ライン112に有る圧力制御弁113を通ってオイルパ
ン101に戻る。
【0005】また、ライン105と、ライン112間に
設けられているバイパスバルブ114は、トルクコンバ
ータ106の入口圧力が、異常に上昇して破損すること
を防止している。この時、流体式リターダ116の入口
側は、リターダ切換弁108aの閉じられているCポー
トに、ライン115で接続されている。また、流体式リ
ターダ116の出口側は、ライン117にて、リターダ
切換弁108aのRポートに接続されている。この時、
リターダ切換弁108a内の流体はRポートからTポー
トに流れ、前記オイルパン101にドレンさる。この結
果、流体式リターダ116は、作用しない。
【0006】そして、リターダ切換弁108をONにし
て、流体式リターダ使用時における流体の流れを、図4
にて説明する。図3と同じ部位には同じ符号を付けてお
り、流体の流れが変わるところのみ説明する。リターダ
切換弁108をONの位置108bにすると、ライン1
07の流体は、PポートからAポートへ通ると共に、R
ポートからの流体を合流する様にしている。Aポートか
ら出た流体は、ライン109を介し、熱交換器110を
通り、ライン111を介し、前記リターダ切換弁108
のDポートからCポートを経て、ライン115を通り、
流体リターダ116へ入ると共に、大半の流体は、Bポ
ートに抜ける。
【0007】流体リターダ116へ入った流体は、流体
式リターダ116自体のポンプ作用により、ライン11
7より、前記リターダ切換弁108bのRポートよりA
ポートに抜け、ライン109を介し、熱交換器110を
通り、ライン111を通り、リターダ切換弁108のD
ポートからCポートへ流れ、ライン115より、再度流
体リターダ116へと、閉鎖循環回路が形成される。
【0008】さらに、流体リターダ116の使用時にお
いて、トルクコンバータ106の入口圧力が上昇して、
バイパスバルブ114が作動しても、バイパスした流体
は、全量前記リターダ切換弁108bのBポートよりC
ポートに抜け、流体リターダ116に補充されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4の流体
式リターダ用流体制御回路においては、例えば、リター
ダ116の回転が低く、ライン111、115の流体の
循環量が少ない場合、流体式リターダ116に、作動流
体を充填するのに時間がかかり、十分なポンプ作用を果
たせなかった。この結果、ブレーキ力を得るまでにタイ
ムラグが発生する。そして、充分なリターディング性能
が得ることが出来ない。また、短時間にリターディング
性能を得られても、流体の循環量が少ない時は、オーバ
ヒートを起こしやすく、この為におのずからリターディ
ング性能に制限があるという問題点を有している。
【0010】本発明は、トルクコンバータと流体式リタ
ーダの共通のチャージポンプと安全弁とオイルクーラを
有する流体制御回路に係わり、特に、リターダと、トル
クコンバータを並列とし、各々の圧損が複合しないよう
にして、リターダ使用全領域において、オーバヒートせ
ずにリターディング性能を発揮するよう改良した流体式
リターダ装置の流体制御回路を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、トルクコンバータ12と、流体式リタ
ーダ15の、共通のチャージポンプ11と、安全弁26
と、熱交換器13を有する流体式リターダ装置の流体制
御回路において、前記安全弁26と、熱交換器13の間
に、トルクコンバータ用流体制御回路27、29と、流
体式リターダ用流体制御回路28、31を設け、前記両
流体制御回路の入口27、28側に切換弁16と、出口
29、31側にドレーン弁30を設けたことを特徴とす
る。
【0012】第1の発明を主体とする第2の発明は、チ
ャージポンプ11からの圧力を受けて、前記切換弁16
を切り換えるリターダ弁10の操作により、切換弁16
と、ドレーン弁30とを共に制御することを特徴とす
る。
【0013】第1、あるいは2の発明を主体とする第3
の発明は、前記切換弁16は、トルクコンバータ入口側
27と、流体式リターダ入口側28に、流体を供給する
並列接続する回路16a、16bを設け、回路16bの
トルクコンバータ入口側27を絞りポート16cとした
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記のように構成した流体式リターダ装置の流
体制御回路において、前記安全弁26と、熱交換器13
の中間に、トルクコンバータ用流体制御回路27、29
と、流体式リターダ用流体制御回路28、31を設け、
前記両流体制御回路の入口27、28、出口29、31
側に選択的に接続させる切換弁16と、ドレーン弁30
を設けたから、トルクコンバータ12と、流体式リター
ダ15にて発熱した流体は、全量熱交換器13を通り、
冷却された後、オイルパン17に戻る。また、流体式リ
ターダ15内の流体は、Tポートより、オイルパン17
に開放しているので加圧されない。
【0015】また、前記切換弁16と、ドレーン弁30
は、リターダ弁10の操作によりトルクコンバータ用流
体制御回路27、29と、流体式リターダ用流体制御回
路28、31を選択的に接続させることにしたから、リ
ターダ弁10をONの状態でのみ、ドレーン弁30は、
ポジション30bに切り換わる。よって、ドレーン弁3
0のTポートがブロックされて、流体式リターダ15使
用時も、これらにて発熱した流体は、全量熱交換器13
を通り、冷却された後、オイルパン17に戻る。
【0016】また、前記切換弁16は、トルクコンバー
タ入口側27と、流体式リターダ入口側28に流体を供
給する並列接続する回路16a、16bを設け、回路1
6bのトルクコンバータ入口側27を絞りポート16c
としたから、リターダ弁10をONにした状態における
チャージポンプ11からの流体は、全量流体式リターダ
15に流れず、一部、絞りポート16cにて絞られた規
定量の流体は、トルクコンバータ12にも流れ、その内
部部品の潤滑をおこなっている。
【0017】
【実施例】本発明の流体式リターダ装置の流体制御回路
の実施例について図面を参照して説明すると、図1は、
リターダ弁10をOFFした状態でのトルクコンバータ
作用状態での流体制御回路1である。この状態で流体
は、チャージポンプ11から、トルクコンバータ12を
経て、熱交換器13に至り、変速機の潤滑回路14を通
る回路である。図2は、リターダ弁10をONした状態
での流体式リターダ用流体制御回路2である。この状態
で流体は、チャージポンプ11から、流体式リターダ1
5を経て、熱交換器13に至り、変速機の潤滑回路14
を通る回路と、切換弁16のオリフィス16cで絞られ
た規定量の流体をトルクコンバータ12にも並列に流す
回路を構成している。
【0018】図1において、オイルパン17内には異物
吸い込み防止のストレィナ18が設けられており、チャ
ージポンプ11のサクションライン19にて結合してい
る。チャージポンプ11の吐出側ライン20には、流体
を濾過するラインフイルタ21が設けてある。濾過され
た流体は、前記切換弁16のパイロットオペレート圧
力、変速機流体制御弁22の元圧を設定する圧力補償弁
23に至るライン24、24aに結合している。
【0019】また、ライン圧力補償弁23の吐出側ライ
ン25は、トルクコンバータ12と、流体式リターダ1
5等の、流体入口圧力が高過ぎるのを防止する安全弁2
6と、切換弁16のPポートに結合している。ライン2
4aは、リターダ弁10のPポートに結合している。リ
ターダ弁10のAポートは、切換弁16の圧力室16d
と結合しており、オペレータがリターダ弁10をON操
作することによって、リターダ弁10のPポートと、A
ポートが連通し、切換弁16の圧力室16d内の圧力を
高め、スプリング16eの力に抗して、切換弁16を1
6bのポジションにする。また、オペレータがリターダ
弁10をOFFする操作によって、リターダ弁10のA
ポートと、Tポートが連通し、切換弁16の圧力室16
d内の圧力を抜き、スプリング16eの力にて、切換弁
16を16aのポジションに切り換えるパイロットオペ
レートしている。
【0020】切換弁16のAポートは、ライン27を介
し、トルクコンバータ12の入口と結合している。切換
弁16のBポートは、ライン28を介し、流体式リター
ダ15の入口と結合している。切換弁16のTポート
は、ドレン回路であり、オイルパン17に接続してお
り、Bポートと、Tポートは、連通している。
【0021】また、トルクコンバータ12の出口は、ラ
イン29を介し、トルクコンバータ12を作用している
時に、流体式リターダ15内部の流体をドレンさせる、
ドレン弁30のPポートに結合している。また、ドレン
弁30のRポートには、流体式リターダ15の出口側の
ライン31と結合している。
【0022】ドレン弁30は、ポジション30aと、ポ
ジション30bと、スプリング30e及び、圧力室30
dを持つパイロットオペレート式の2位置弁で有る。ド
レン弁30は、パイロットライン28aに圧力が無いと
きには、30aの位置にあり、Pポートと、Aポートは
連通し、熱交換器13との接続ライン32に結合してい
る。また、Rポートと、Tポートは連通し、ライン31
内の流体は、オイルパン17にドレンされている。
【0023】さらに、熱交換器13と、変速機の潤滑回
路14は、ライン33にて結合され、変速機の潤滑を終
えた流体は、オイルパン17に戻る構成に成っている。
【0024】次に、図2構成を説明する。リターダ弁1
0をONした状態での、切換弁16のポジション16b
と、ドレン弁30のポジション30bにて回路が構成し
ている他は、図1と同じである。すなわち、流体式リタ
ーダ15を作動させる回路の構成のみ説明する。
【0025】リターダ弁10は、ポジション10aと、
ポジション10bを有する2位置弁で有り、リターダ弁
10がOFFのときには、スプリング10eの力でポジ
ション10aの位置にある。ON、OFFの弁の操作
は、手動、エアー、ソレノイド等、適宜選択可能であ
る。リターダ弁10をONすると、スプリング10eに
抗して、ポジション10bに移動する。その結果、Pポ
ートと、Aポートは連通し、切換弁16の圧力室16d
には、ライン24aの圧力が加圧されるので、切換弁1
6は、ポジション16bに切り換わる。
【0026】また、切換弁16が、ポジション16bに
切り換わると、BポートからTポートへと、オイルパン
17へ戻っていたライン28の流体は、Tポートにてブ
ロックされる。また、ライン25の流体は、Pポートか
らBポートと、オリフィス16cを介し、Aポートに流
す。この結果、ライン27、28は、並列の流体回路に
なり、Aポートには、オリフィス16cで絞られた規定
量の流体を、Bポートには、残り全量の流体を流す。
【0027】そして、ライン28に、流体が流れ込み加
圧すると、ドレン弁30の圧力室30dには、パイロッ
トライン28aの圧力が加圧されるので、ドレン弁30
は、ポジション30bに切り換わる。その結果、オイル
パン17へ戻っていたライン31の流体は、Tポートに
てブロックされる。また、ライン31の流体は、Rポー
トからAポートと、Pポートに流れる。
【0028】以上の様に回路構成したから、図1におい
て、チャージポンプ11の吐出流体は、ライン24、2
5を経由し、切換弁16に入る。リターダ弁10がOF
Fなので、切換弁16の位置は、ポジション16aにな
っているから吐出流体は、ライン27を経由しトルクコ
ンバータ12に入り、加熱された流体は、トルクコンバ
ータ12を出たのち、ライン29からドレン弁30に達
する。ドレン弁30は、流体式リターダ15を使用しな
い場合は、ドレン弁30の位置は、ポジション30aに
なっているから吐出流体は、ライン32を経由し、熱交
換器13に入り、ここで冷却されたのち、変速機の潤滑
回路14へ、ライン33経て結合され、変速機の潤滑を
終えた流体は、オイルパン17に戻る。
【0029】また、流体式リターダ15使用時は、図2
の如く回路になり、チャージポンプ11の吐出流体は、
ライン24、25を経由し、切換弁16に入る。リター
ダ弁10がONなので、切換弁16の位置は、ポジショ
ン16bになっているから吐出流体は、ライン28を経
由し、流体式リターダ15入り、加熱された流体は、流
体式リターダ15を出たのち、ライン31からドレン弁
30に達する。ドレン弁30は、流体式リターダ15を
使用する場合は、ドレン弁30の位置は、ポジション3
0bになっているから吐出流体は、ライン32を経由
し、熱交換器13に入り、ここで冷却されたのち、変速
機の潤滑回路14へ、ライン33経て結合され、変速機
の潤滑を終えた流体は、オイルパン17に戻る。
【0030】さらに、ライン25の流体は、オリフィス
16cで絞られてトルクコンバータ12の内部潤滑用に
規定量を流す。トルクコンバータ12を出た規定量の流
体はライン29を経て、ドレン弁30の位置、ポジショ
ン30b内でライン31の流体と合流する。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏した流体
式リターダ装置の流体制御回路を提供している。
【0032】トルクコンバータ12と、流体式リターダ
15を熱交換器13の前で、切換弁16と、ドレン弁3
0にて、回路を、並列接続、切り換えを、行うようにし
たから、トルクコンバータ12の圧損と、流体式リター
ダ15の圧損を同時に受けることがなく、安全弁26か
ら、作動流量が逃げて、流量低下を起こすことが無く、
流体式リターダ15に、作動流体を充填するのに時間
が、かからず、十分なポンプ作用を果たせる。この結
果、ブレーキ力を得るまでのタイムラグが無い。そし
て、充分なリターディング性能を得ることだ出来る。さ
らに、トルクコンバータ12使用時も、流体式リターダ
15使用時も、これらにて発熱した流体は、全量熱交換
器13を通り、冷却された後、オイルパン17に戻るか
ら、オーバヒートを起こし難い。
【0033】また、前記切換弁16と、ドレーン弁30
は、リターダ弁10の操作によりトルクコンバータ用流
体制御回路27、29と、流体式リターダ用流体制御回
路28、31を選択的に接続させることにしたから、リ
ターダ弁10をONの状態でのみ、ドレーン弁30は、
ポジション30bに切り換わる。よって、ドレーン弁3
0のTポートがブロックされて、流体式リターダ15使
用時も、これらにて発熱した流体は、全量熱交換器13
を通り、冷却された後、オイルパン17に戻るから、オ
ーバヒートを起こし難く、リターディング性能に制限が
無い。
【0034】また、前記切換弁16は、トルクコンバー
タ入口側27と、流体式リターダ入口側28に流体を供
給する並列接続する回路16a、16bを設け、回路1
6bのトルクコンバータ入口側27を絞りポート16c
としたから、リターダ弁10をONにした状態における
チャージポンプ11からの流体は、全量流体式リターダ
15に流れず、一部、絞りポート16cにて絞られた規
定量の流体は、トルクコンバータ12にも流れ、その内
部潤滑をおこなっているから、トルクコンバータ12の
摩耗、焼付きが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体式リターダ流体制御回路を適用し
たトルクコンバータ作用状態での回路図である。
【図2】本発明の流体式リターダ流体制御回路を適用し
た流体式リターダ作用状態での回路図である。
【図3】従来技術のトルクコンバータ用流体制御回路図
である。
【図4】従来技術の流体式リターダ用流体制御回路図で
ある。
【符号の説明】
1 トルクコンバータ作用状態での流体制御回路、2
流体式リターダ作用状態での流体制御回路、10
リターダ弁、 11 チャージポ
ンプ、12 トルクコンバータ、 13
熱交換器、16 切換弁、
16b 並列接続ポート、16c 絞りポート、
26 安全弁、27 トルクコンバー
タ入口ライン、 28 流体式リターダ入口ライン、
27、29 トルクコンバータ用流体制御回路、27、
28 入口ライン、28、31 流体式リターダ用流体
制御回路、29、31 出口ライン、 3
0 ドレーン弁、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクコンバータ(12)と、流体式リター
    ダ(15)の、共通のチャージポンプ(11)と、安全弁(26)
    と、熱交換器(13)を有する、流体式リターダ装置の流体
    制御回路において、前記安全弁(26)と、熱交換器(13)の
    間に、トルクコンバータ用流体制御回路(27 、29) と、
    流体式リターダ用流体制御回路(28 、31) を並列に設
    け、前記両流体制御回路の入口(27 、28) 側に切換弁(1
    6)と、出口(29 、31) 側にドレーン弁(30)を設けたこと
    を特徴とする流体式リターダ装置の流体制御回路
  2. 【請求項2】 チャージポンプ(11)からの圧力を受け
    て、前記切換弁(16)を切り換えるリターダ弁(10)の操作
    により、切換弁(16)と、ドレーン弁(30)とを共に制御す
    ることを特徴とする請求項1の流体式リターダ装置の流
    体制御回路
  3. 【請求項3】 前記切換弁(16)は、トルクコンバータ入
    口側(27)と、流体式リターダ入口側(28)に流体を供給す
    る並列接続する回路(16a、16b)を設け、回路(16b) のト
    ルクコンバータ入口側(27)を絞りポート(16c) を設けた
    ことを特徴とする請求項1、あるいは2の流体式リター
    ダ装置の流体制御回路
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