JPH08856Y2 - 魚釣り用スピニングリールのハンドル固定構造 - Google Patents
魚釣り用スピニングリールのハンドル固定構造Info
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- JPH08856Y2 JPH08856Y2 JP1989134488U JP13448889U JPH08856Y2 JP H08856 Y2 JPH08856 Y2 JP H08856Y2 JP 1989134488 U JP1989134488 U JP 1989134488U JP 13448889 U JP13448889 U JP 13448889U JP H08856 Y2 JPH08856 Y2 JP H08856Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- shaft
- fixing bolt
- reel
- handle lever
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
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- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/006—Hand crank features
- A01K89/009—Collapsible or extensible
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/006—Hand crank features
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B41/00—Measures against loss of bolts, nuts, or pins; Measures against unauthorised operation of bolts, nuts or pins
- F16B41/002—Measures against loss of bolts, nuts or pins
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05G—CONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
- G05G1/00—Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
- G05G1/08—Controlling members for hand actuation by rotary movement, e.g. hand wheels
- G05G1/085—Crank handles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20732—Handles
- Y10T74/20744—Hand crank
- Y10T74/20756—Collapsible
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、魚釣り用スピニングリールのハンドル固定
構造に関する。
構造に関する。
上記したハンドル固定構造において、従来では、固定
ボルトに対して歯付き座金等を外嵌することで、締付け
状態における固定ボルトの緩みを生じ難くしたものも存
在する。
ボルトに対して歯付き座金等を外嵌することで、締付け
状態における固定ボルトの緩みを生じ難くしたものも存
在する。
しかし、このように、固定ボルトに対して歯付き座金
等を外嵌しただけのものでは、固定ボルトの頭部が座金
から離れる程度にまで固定ボルトが緩んでしまった場合
には、緩み止め機能が全く作用しないため、固定ボルト
の緩みを更に許すこととなり改善の余地がある。
等を外嵌しただけのものでは、固定ボルトの頭部が座金
から離れる程度にまで固定ボルトが緩んでしまった場合
には、緩み止め機能が全く作用しないため、固定ボルト
の緩みを更に許すこととなり改善の余地がある。
そこで、固定ボルトの緩みを阻止するという観点か
ら、例えば実開昭56−40314号公報に開示される構造の
ものを用いることも考えられる。尚、この引例の構造
は、止めネジの締付けに伴う弾性スリーブの緊締作用に
よって確実な緩み止めを図るようにしたものである。
ら、例えば実開昭56−40314号公報に開示される構造の
ものを用いることも考えられる。尚、この引例の構造
は、止めネジの締付けに伴う弾性スリーブの緊締作用に
よって確実な緩み止めを図るようにしたものである。
ところが、ハンドルレバーをハンドル軸に対して格納
揺動自在に連結して、ハンドル軸の軸芯方向のスライド
移動によりハンドルレバーを格納姿勢と作用姿勢とに切
換えを許容する構成にして、前記止めネジによりハンド
ル軸の固定と前記作用姿勢での位置保持固定を兼用させ
る構成にしようとすると、上記引例の構造では、前記弾
性スリーブは鍔によって内奥側への入り込みが阻止され
ているので、ハンドル軸をスライドさせて格納する場合
には、止めネジとハンドル軸との螺合を解除してしまう
までネジを緩める必要があり、誤ってハンドルレバー及
びハンドル軸が抜け外れてしまうおそれがあった。
揺動自在に連結して、ハンドル軸の軸芯方向のスライド
移動によりハンドルレバーを格納姿勢と作用姿勢とに切
換えを許容する構成にして、前記止めネジによりハンド
ル軸の固定と前記作用姿勢での位置保持固定を兼用させ
る構成にしようとすると、上記引例の構造では、前記弾
性スリーブは鍔によって内奥側への入り込みが阻止され
ているので、ハンドル軸をスライドさせて格納する場合
には、止めネジとハンドル軸との螺合を解除してしまう
までネジを緩める必要があり、誤ってハンドルレバー及
びハンドル軸が抜け外れてしまうおそれがあった。
本考案は、ハンドルレバーの作用姿勢での位置保持固
定とハンドル軸の固定とを一本の固定ボルトで兼用する
構成でありながら、ハンドルレバーの格納動作を行い易
くし、かつ、確実な緩み止めを図ることのできる魚釣り
用スピニングリールのハンドル固定構造を提供すること
を目的としている。
定とハンドル軸の固定とを一本の固定ボルトで兼用する
構成でありながら、ハンドルレバーの格納動作を行い易
くし、かつ、確実な緩み止めを図ることのできる魚釣り
用スピニングリールのハンドル固定構造を提供すること
を目的としている。
本考案の特徴は、 リール本体の内方に、外周部に駆動ギヤを一体的に形
成した筒軸を回転自在に支持して、この筒軸に対して、
ハンドルレバーを折り畳み揺動自在に枢支したハンドル
支軸をトルク伝達可能かつ抜差自在に嵌合装着できるよ
う構成すると共に、前記筒軸のハンドル支軸装着側の反
対側端部から、ハンドル支軸の差し込み先端部に固定ボ
ルトを締付螺合させてハンドルレバーを所定操作姿勢で
固定し、並びに固定ボルトを緩めることで、ハンドルレ
バーの折り畳み揺動を許容するよう構成し、かつ、前記
筒軸と前記固定ボルトとの間に筒軸に対して相対回転不
能並びに軸芯方向にスライド自在に嵌合した樹脂材から
成る緩み止め部材を介装し、前記固定ボルトを前記緩み
止め部材にネジを切りながら螺合する状態で設けてある
点にある。
成した筒軸を回転自在に支持して、この筒軸に対して、
ハンドルレバーを折り畳み揺動自在に枢支したハンドル
支軸をトルク伝達可能かつ抜差自在に嵌合装着できるよ
う構成すると共に、前記筒軸のハンドル支軸装着側の反
対側端部から、ハンドル支軸の差し込み先端部に固定ボ
ルトを締付螺合させてハンドルレバーを所定操作姿勢で
固定し、並びに固定ボルトを緩めることで、ハンドルレ
バーの折り畳み揺動を許容するよう構成し、かつ、前記
筒軸と前記固定ボルトとの間に筒軸に対して相対回転不
能並びに軸芯方向にスライド自在に嵌合した樹脂材から
成る緩み止め部材を介装し、前記固定ボルトを前記緩み
止め部材にネジを切りながら螺合する状態で設けてある
点にある。
ハンドルレバーを固定する際には、筒軸内にハンドル
支軸を差し込み、反対側から緩み止め部材を差し込んだ
後、固定ボルトを緩み止め部材にネジを切りながら螺合
させ、さらにハンドル支軸に螺合させて締付け固定す
る。従って、固定ボルトの頭部と筒軸端面との締付けに
よる固定に加えて、固定ボルトのネジ部と緩み止め部材
との間が密着状態で螺合することになって、ハンドル支
軸との螺合部のガタつきを確実に阻止できることにな
る。
支軸を差し込み、反対側から緩み止め部材を差し込んだ
後、固定ボルトを緩み止め部材にネジを切りながら螺合
させ、さらにハンドル支軸に螺合させて締付け固定す
る。従って、固定ボルトの頭部と筒軸端面との締付けに
よる固定に加えて、固定ボルトのネジ部と緩み止め部材
との間が密着状態で螺合することになって、ハンドル支
軸との螺合部のガタつきを確実に阻止できることにな
る。
そして、ハンドルレバーを格納揺動させるために固定
ボルトを緩め操作して筒軸とボルト頭部との間が離間し
た場合には、ハンドル支軸及び緩み止め部材は共に筒軸
に対してスライド可能であるので、ボルトの緩み量に相
当する量だけハンドル支軸をハンドルレバー側に操作す
ることが可能となり、しかも、この固定ボルトの緩め操
作時には、固定ボルトが緩み止め部材を基準にしてハン
ドル支軸をハンドルレバー側に押し出す方向に力を作用
させるので、固定ボルトの緩め操作に伴って、ハンドル
支軸が格納可能な方向に変位して格納の為の操作が一層
楽になる。
ボルトを緩め操作して筒軸とボルト頭部との間が離間し
た場合には、ハンドル支軸及び緩み止め部材は共に筒軸
に対してスライド可能であるので、ボルトの緩み量に相
当する量だけハンドル支軸をハンドルレバー側に操作す
ることが可能となり、しかも、この固定ボルトの緩め操
作時には、固定ボルトが緩み止め部材を基準にしてハン
ドル支軸をハンドルレバー側に押し出す方向に力を作用
させるので、固定ボルトの緩め操作に伴って、ハンドル
支軸が格納可能な方向に変位して格納の為の操作が一層
楽になる。
その結果、本考案によれば、ハンドル支軸と固定ボル
トとの螺合状態を維持したままでハンドル支軸が抜け外
れる等の不具合無くハンドルレバーを格納揺動させるこ
とができ、又、この格納時には単に固定ボルトを操作す
るだけで、ハンドル支軸の変位によってハンドルレバー
の格納操作を促進して容易に格納出来るものとなった。
しかも、固定時においては、確実にガタツキを防止し
て、緩み止め部材から固定ボルトに作用する摩擦力によ
って、緩みを阻止できるものとなる。
トとの螺合状態を維持したままでハンドル支軸が抜け外
れる等の不具合無くハンドルレバーを格納揺動させるこ
とができ、又、この格納時には単に固定ボルトを操作す
るだけで、ハンドル支軸の変位によってハンドルレバー
の格納操作を促進して容易に格納出来るものとなった。
しかも、固定時においては、確実にガタツキを防止し
て、緩み止め部材から固定ボルトに作用する摩擦力によ
って、緩みを阻止できるものとなる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第５図に本考案に係る魚釣り用スピニングリールを示
している。このスピニングリールは、リール本体（１）
から釣り竿への取付部（２）を一体的に延設すると共
に、リール本体（１）の一側部に回動操作用ハンドルレ
バー（３）を横側外方に向けて延設し、リール本体
（１）の前部側に釣り糸巻取り用スプール（４）を配設
してある。又、スプール（４）の外周部には糸巻き案内
用ベールアーム機構（５）を備えたロータ（６）を設け
てある。
している。このスピニングリールは、リール本体（１）
から釣り竿への取付部（２）を一体的に延設すると共
に、リール本体（１）の一側部に回動操作用ハンドルレ
バー（３）を横側外方に向けて延設し、リール本体
（１）の前部側に釣り糸巻取り用スプール（４）を配設
してある。又、スプール（４）の外周部には糸巻き案内
用ベールアーム機構（５）を備えたロータ（６）を設け
てある。
前記ハンドルレバー（３）を横向き軸芯（Ｘ）周りで
回動操作すると、リール本体（１）内に配設した駆動ギ
ヤ（７）を介してベールアーム機構（５）を備えたロー
タ（６）を前後軸芯（Ｙ）周りで回動駆動するよう構成
すると共に、前記スプール（４）を軸芯（Ｙ）方向に一
定ストロークで往復移動させるよう構成してある。
回動操作すると、リール本体（１）内に配設した駆動ギ
ヤ（７）を介してベールアーム機構（５）を備えたロー
タ（６）を前後軸芯（Ｙ）周りで回動駆動するよう構成
すると共に、前記スプール（４）を軸芯（Ｙ）方向に一
定ストロークで往復移動させるよう構成してある。
前記ハンドルレバー（３）は、釣り人の利き手の違い
に応じてリール本体（１）の左右いずれにも付け換えで
きるよう構成すると共に、その基端部において、回動軸
芯（Ｘ）と直交する方向で、かつ、ハンドルレバー
（３）のアーム部（3a）と直交する方向の軸芯（Ｚ）周
りで折り畳み揺動自在に構成してある。
に応じてリール本体（１）の左右いずれにも付け換えで
きるよう構成すると共に、その基端部において、回動軸
芯（Ｘ）と直交する方向で、かつ、ハンドルレバー
（３）のアーム部（3a）と直交する方向の軸芯（Ｚ）周
りで折り畳み揺動自在に構成してある。
次にハンドル固定構造について説明する。第１図及び
第２図に示すように、リール本体（１）の内方に、外周
部に駆動ギヤ（７）を一体的に形成した筒軸（８）を回
転自在に支持して、この筒軸（８）に対して、ハンドル
レバー（３）を折り畳み揺動自在に枢支したハンドル支
軸（９）をトルク伝達可能かつ抜差自在に嵌合装着でき
るよう構成する。前記筒軸（８）のハンドル支軸（９）
装着側の反対側端部から、ハンドル支軸（９）の差し込
み先端部に固定ボルト（10）を締付螺合させてハンドル
レバー（３）を所定操作姿勢で固定し、並びに固定ボル
ト（10）を緩めることで、ハンドルレバー（３）の折り
畳み揺動を許容するよう構成してある。つまり、第３に
示すように、前記筒軸（８）の内周部を四角形状に成形
すると共に、ハンドル軸（９）の外形を嵌合自在な四角
形状に成形して、筒軸（８）とハンドル支軸（９）とを
トルク伝達可能かつ抜き差し自在に構成してある。
第２図に示すように、リール本体（１）の内方に、外周
部に駆動ギヤ（７）を一体的に形成した筒軸（８）を回
転自在に支持して、この筒軸（８）に対して、ハンドル
レバー（３）を折り畳み揺動自在に枢支したハンドル支
軸（９）をトルク伝達可能かつ抜差自在に嵌合装着でき
るよう構成する。前記筒軸（８）のハンドル支軸（９）
装着側の反対側端部から、ハンドル支軸（９）の差し込
み先端部に固定ボルト（10）を締付螺合させてハンドル
レバー（３）を所定操作姿勢で固定し、並びに固定ボル
ト（10）を緩めることで、ハンドルレバー（３）の折り
畳み揺動を許容するよう構成してある。つまり、第３に
示すように、前記筒軸（８）の内周部を四角形状に成形
すると共に、ハンドル軸（９）の外形を嵌合自在な四角
形状に成形して、筒軸（８）とハンドル支軸（９）とを
トルク伝達可能かつ抜き差し自在に構成してある。
そして、前記筒軸（８）と前記固定ボルト（10）との
間に筒軸（８）に対して相対回転不能並びに軸芯方向に
スライド自在に嵌合した樹脂材から成る緩み止め部材
（11）を介装し、前記固定ボルト（10）を前記緩み止め
部材（11）にネジを切りながら螺合する状態で設けてあ
る。つまり、前記緩み止め部材（11）を、例えばナイロ
ン等の合成樹脂材で構成すると共に、第３図及び第４図
に示すように、外形を筒軸（８）に内嵌する四角形状に
成形し、かつ、軸芯部に固定ボルト（10）のネジ部（10
a）における谷径と略同一径の筒孔（11a）を形成してあ
る。そして、固定ボルト（10）を筒孔（11a）にネジ込
みながら、筒孔（11a）内周部にネジ切りをしながら螺
合するよう構成してある。又、ボルト頭部（10b）と筒
軸（８）端面との間には緩み止め用座金（12）を介装し
てある。
間に筒軸（８）に対して相対回転不能並びに軸芯方向に
スライド自在に嵌合した樹脂材から成る緩み止め部材
（11）を介装し、前記固定ボルト（10）を前記緩み止め
部材（11）にネジを切りながら螺合する状態で設けてあ
る。つまり、前記緩み止め部材（11）を、例えばナイロ
ン等の合成樹脂材で構成すると共に、第３図及び第４図
に示すように、外形を筒軸（８）に内嵌する四角形状に
成形し、かつ、軸芯部に固定ボルト（10）のネジ部（10
a）における谷径と略同一径の筒孔（11a）を形成してあ
る。そして、固定ボルト（10）を筒孔（11a）にネジ込
みながら、筒孔（11a）内周部にネジ切りをしながら螺
合するよう構成してある。又、ボルト頭部（10b）と筒
軸（８）端面との間には緩み止め用座金（12）を介装し
てある。
上記構成によると、固定ボルト（10）を締付けると、
前記座金（12）を介して軸芯方向の締付けが為され緩み
止めが行われると共に、固定ボルト（10）のネジ部（10
a）と緩み止め部材（11）との間において密接状態とな
り、ガタつきの防止を図ることができて、緩み止めが更
に確実となる。
前記座金（12）を介して軸芯方向の締付けが為され緩み
止めが行われると共に、固定ボルト（10）のネジ部（10
a）と緩み止め部材（11）との間において密接状態とな
り、ガタつきの防止を図ることができて、緩み止めが更
に確実となる。
又、固定ボルト（10）を緩めると、ボルト頭部（10
b）、座金（12）及び筒軸（８）端面との間に余裕が生
じ、緩めた状態でハンドル軸（９）、緩み止め部材（1
1）及び固定ボルト（10）が一定的にスライド可能とな
って、ボルトの緩めに伴ってハンドルレバー（３）が格
納揺動できることになる。
b）、座金（12）及び筒軸（８）端面との間に余裕が生
じ、緩めた状態でハンドル軸（９）、緩み止め部材（1
1）及び固定ボルト（10）が一定的にスライド可能とな
って、ボルトの緩めに伴ってハンドルレバー（３）が格
納揺動できることになる。
前記筒軸（８）と前記緩み止め部材（11）との嵌合部
分は、四角形状に限らず、六角形状スプライン嵌合等各
種形状に変更可能である。
分は、四角形状に限らず、六角形状スプライン嵌合等各
種形状に変更可能である。
又、本考案では座金（12）に歯付き座金等、回り止め
機能を有するものを用いて緩み止め機能の一層の向上を
図ってもよい。
機能を有するものを用いて緩み止め機能の一層の向上を
図ってもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
図面は本考案に係る魚釣り用スピニングリールのハンド
ル固定構造の実施例を示し、第１図は締付状態の要部断
面図、第２図はハンドル格納状態の要部断面図、第３図
は要部の分解斜視図、第４図は要部の断面図、第５図は
スピニングリールの全体側面図である。 （１）……リール本体、（３）……ハンドルレバー、
（７）……駆動ギヤ、（８）……筒軸、（９）……ハン
ドル支軸、（10）……固定ボルト、（11）……緩み止め
部材。
ル固定構造の実施例を示し、第１図は締付状態の要部断
面図、第２図はハンドル格納状態の要部断面図、第３図
は要部の分解斜視図、第４図は要部の断面図、第５図は
スピニングリールの全体側面図である。 （１）……リール本体、（３）……ハンドルレバー、
（７）……駆動ギヤ、（８）……筒軸、（９）……ハン
ドル支軸、（10）……固定ボルト、（11）……緩み止め
部材。
Claims (1)
- 【請求項１】リール本体（１）の内方に、外周部に駆動
ギヤ（７）を一体的に形成した筒軸（８）を回転自在に
支持して、この筒軸（８）に対して、ハンドルレバー
（３）を折り畳み揺動自在に枢支したハンドル支軸
（９）をトルク伝達可能かつ抜差自在に嵌合装着できる
よう構成すると共に、前記筒軸（８）のハンドル支軸
（９）装着側の反対側端部から、ハンドル支軸（９）の
差し込み先端部に固定ボルト（10）を締付螺合させてハ
ンドルレバー（３）を所定操作姿勢で固定し、並びに固
定ボルト（10）を緩めることで、ハンドルレバー（３）
の折り畳み揺動を許容するよう構成し、かつ、前記筒軸
（８）と前記固定ボルト（10）との間に筒軸（８）に対
して相対回転不能並びに軸芯方向にスライド自在に嵌合
した樹脂材から成る緩み止め部材（11）を介装し、前記
固定ボルト（10）を前記緩み止め部材（11）にネジを切
りながら螺合する状態で設けてある魚釣り用スピニング
リールのハンドル固定構造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989134488U JPH08856Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 魚釣り用スピニングリールのハンドル固定構造 |
| EP90122186A EP0429063B1 (en) | 1989-11-20 | 1990-11-20 | Handle fixing structure for spinning reel |
| DE69007590T DE69007590T2 (de) | 1989-11-20 | 1990-11-20 | Kurbelbefestigung für eine Angelrolle. |
| US07/879,720 US5244166A (en) | 1989-11-20 | 1992-05-06 | Handle fixing structure for spinning reel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989134488U JPH08856Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 魚釣り用スピニングリールのハンドル固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0374264U JPH0374264U (ja) | 1991-07-25 |
| JPH08856Y2 true JPH08856Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=15129501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989134488U Expired - Lifetime JPH08856Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 魚釣り用スピニングリールのハンドル固定構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0429063B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08856Y2 (ja) |
| DE (1) | DE69007590T2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5236883B2 (ja) * | 2007-02-13 | 2013-07-17 | シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ．ビーエッチディー． | スピニングリールのハンドル組立体 |
| JP5185177B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2013-04-17 | 株式会社シマノ | スピニングリールのハンドル取付構造 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2761484A (en) * | 1952-08-13 | 1956-09-04 | Sternick Sidney | Resilient bolt retainer |
| FR2208692B1 (ja) * | 1972-12-01 | 1976-08-20 | Salomon Georges P J | |
| JPS615095Y2 (ja) * | 1980-12-28 | 1986-02-17 | ||
| US4784396A (en) * | 1987-06-01 | 1988-11-15 | Ford Motor Company | Retaining clip and gasket for engine subassembly |
-
1989
- 1989-11-20 JP JP1989134488U patent/JPH08856Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-11-20 EP EP90122186A patent/EP0429063B1/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
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