JPH088431B2 - インサーキットテスタへのプリント配線板ユニットの給排装置 - Google Patents
インサーキットテスタへのプリント配線板ユニットの給排装置Info
- Publication number
- JPH088431B2 JPH088431B2 JP63283812A JP28381288A JPH088431B2 JP H088431 B2 JPH088431 B2 JP H088431B2 JP 63283812 A JP63283812 A JP 63283812A JP 28381288 A JP28381288 A JP 28381288A JP H088431 B2 JPH088431 B2 JP H088431B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring board
- printed wiring
- board unit
- fixture
- supply
- Prior art date
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 概要 インサーキットテスタへのプリント配線板ユニットの
給排装置に関し、 構成の簡略化及び給排速度の向上を目的とし、 プリント配線板ユニットを吸引吸着するフィクスチュ
アと、該フィクスチュアの上方にプリント配線板ユニッ
トを供給するベルトコンベアと、該ベルトコンベアによ
り供給されたプリント配線板ユニットを当該供給位置と
上記フィクスチュアの近傍との間で上下方向に移動する
ハンド部とを具備させ、上記ハンド部を、上記供給され
たプリント配線板ユニットを摺動可能に保持するレール
部と該プリント配線板ユニットについて挟持及びその挟
持の解除を行うクランプ部とに分割し、上記レール部
を、上記フィクスチュアの近傍に移動したときにプリン
ト配線板ユニットの保持動作を解除するようにして構成
する。
給排装置に関し、 構成の簡略化及び給排速度の向上を目的とし、 プリント配線板ユニットを吸引吸着するフィクスチュ
アと、該フィクスチュアの上方にプリント配線板ユニッ
トを供給するベルトコンベアと、該ベルトコンベアによ
り供給されたプリント配線板ユニットを当該供給位置と
上記フィクスチュアの近傍との間で上下方向に移動する
ハンド部とを具備させ、上記ハンド部を、上記供給され
たプリント配線板ユニットを摺動可能に保持するレール
部と該プリント配線板ユニットについて挟持及びその挟
持の解除を行うクランプ部とに分割し、上記レール部
を、上記フィクスチュアの近傍に移動したときにプリン
ト配線板ユニットの保持動作を解除するようにして構成
する。
産業上の利用分野 本発明はインサーキットテスタへのプリント配線板ユ
ニットの給排装置に関する。ここで、プリント配線板ユ
ニットの給排とは、プリント配線板ユニットの供給及び
排出をいう。
ニットの給排装置に関する。ここで、プリント配線板ユ
ニットの給排とは、プリント配線板ユニットの供給及び
排出をいう。
電子機器製造の分野においては、配線パターンが形成
されたプリント配線板に集積回路、抵抗、コンデンサ等
の電子部品を装着し、電子部品と配線パターンとを半田
付けすることによって、電子回路を具備したプリント配
線板ユニットを構成するようにしている。インサーキッ
トテスタ(以下ICTということがある。)は、その構成
要素であるフィクスチュアに上記構成されたプリント配
線板ユニットを装着し、各回路部分間の電位差、電流値
及び種々の信号応答性等を効率的に試験するために使用
される。このように、ICTにあっては効率的な試験が可
能であることから自動化ラインにおいて使用されること
が多く、このため、ICTに効率良くプリント配線板ユニ
ットを給排することが要望されている。
されたプリント配線板に集積回路、抵抗、コンデンサ等
の電子部品を装着し、電子部品と配線パターンとを半田
付けすることによって、電子回路を具備したプリント配
線板ユニットを構成するようにしている。インサーキッ
トテスタ(以下ICTということがある。)は、その構成
要素であるフィクスチュアに上記構成されたプリント配
線板ユニットを装着し、各回路部分間の電位差、電流値
及び種々の信号応答性等を効率的に試験するために使用
される。このように、ICTにあっては効率的な試験が可
能であることから自動化ラインにおいて使用されること
が多く、このため、ICTに効率良くプリント配線板ユニ
ットを給排することが要望されている。
従来の技術 従来の給排装置の一例を第5図により説明する。この
給排装置は、ベルトコンベア2により搬送されてきたプ
リント配線板ユニットをロボット4のアーム4aにより挟
持し、アーム4aをICT6のフィクスチュアの上方に移動さ
せることによって、プリント配線板ユニットを装着する
ようにしたものである。試験を終了したプリント配線板
ユニットは、再びアーム4aによりICT6から取り外され、
ベルトコンベア2又は図示しない他の搬送装置に排出さ
れるようになっている。
給排装置は、ベルトコンベア2により搬送されてきたプ
リント配線板ユニットをロボット4のアーム4aにより挟
持し、アーム4aをICT6のフィクスチュアの上方に移動さ
せることによって、プリント配線板ユニットを装着する
ようにしたものである。試験を終了したプリント配線板
ユニットは、再びアーム4aによりICT6から取り外され、
ベルトコンベア2又は図示しない他の搬送装置に排出さ
れるようになっている。
発明が解決しようとする課題 第5図に示される従来装置であると、特にロボットの
制御の面で構成が複雑になり、又、この種のロボットに
は一般に汎用性を持たせているので、プリント配線板ユ
ニットの給排という特定動作については処理速度が遅く
なるという問題を生じていた。
制御の面で構成が複雑になり、又、この種のロボットに
は一般に汎用性を持たせているので、プリント配線板ユ
ニットの給排という特定動作については処理速度が遅く
なるという問題を生じていた。
本発明はこのような問題点に鑑みて創作されたもの
で、構成の簡略化及び給排速度の向上が可能なICTへの
プリント配線板ユニットへの給排装置を提供することを
目的としている。
で、構成の簡略化及び給排速度の向上が可能なICTへの
プリント配線板ユニットへの給排装置を提供することを
目的としている。
課題を解決するための手段 上述した課題は、プリント配線板ユニットを吸引吸着
するフィクスチュアと、該フィクスチュアの上方にプリ
ント配線板ユニットを供給するベルトコンベアと、該ベ
ルトコンベアにより供給されたプリント配線板ユニット
を当該供給位置と上記フィクスチュアの近傍との間で上
下方向に移動するハンド部とを具備する装置であって、
上記ハンド部は、上記供給されたプリント配線板ユニッ
トを摺動可能に保持するレール部と該プリント配線板ユ
ニットについて挟持及びその挟持の解除を行うクランプ
部とに分割され、上記レール部は上記フィクスチュアの
近傍に移動したときにプリント配線板ユニットの保持動
作を解除するように構成されるICTへのプリント配線板
ユニットの給排装置により解決される。
するフィクスチュアと、該フィクスチュアの上方にプリ
ント配線板ユニットを供給するベルトコンベアと、該ベ
ルトコンベアにより供給されたプリント配線板ユニット
を当該供給位置と上記フィクスチュアの近傍との間で上
下方向に移動するハンド部とを具備する装置であって、
上記ハンド部は、上記供給されたプリント配線板ユニッ
トを摺動可能に保持するレール部と該プリント配線板ユ
ニットについて挟持及びその挟持の解除を行うクランプ
部とに分割され、上記レール部は上記フィクスチュアの
近傍に移動したときにプリント配線板ユニットの保持動
作を解除するように構成されるICTへのプリント配線板
ユニットの給排装置により解決される。
作用 本発明の構成によれば、ベルトコンベアによりフィク
スチュアの上方に供給されたプリント配線板ユニットを
ハンド部の上下動作によって給排するようにしているの
で、汎用ロボットを使用した場合と比較して短時間でプ
リント配線板ユニットの給排を行うことができる。
スチュアの上方に供給されたプリント配線板ユニットを
ハンド部の上下動作によって給排するようにしているの
で、汎用ロボットを使用した場合と比較して短時間でプ
リント配線板ユニットの給排を行うことができる。
又、ハンド部をレール部とクランプ部とに分割し、ハ
ンド部の上下動に連動させてレール部における保持動作
を解除するようにしているので、簡単な構成でプリント
配線板ユニットの給排を行うことができる。
ンド部の上下動に連動させてレール部における保持動作
を解除するようにしているので、簡単な構成でプリント
配線板ユニットの給排を行うことができる。
実 施 例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図は本発明の実施例を示すプリント配線板ユニッ
トの試験ラインの全体平面図である。10はICT、12はそ
のフィクスチュアであり、ICT10へのプリント配線板ユ
ニットの給排装置は、フィクスチュア12の上方にプリン
ト配線板ユニットを供給するベルトコンベア14と、ベル
トコンベア14により供給されたプリント配線板ユニット
を上下方向に移動するハンド部16とを具備して構成され
ている。
トの試験ラインの全体平面図である。10はICT、12はそ
のフィクスチュアであり、ICT10へのプリント配線板ユ
ニットの給排装置は、フィクスチュア12の上方にプリン
ト配線板ユニットを供給するベルトコンベア14と、ベル
トコンベア14により供給されたプリント配線板ユニット
を上下方向に移動するハンド部16とを具備して構成され
ている。
図示しない製造ラインから搬送ベルト18により搬送さ
れてきたプリント配線板ユニット20は、その両縁部にて
ベルトコンベア14上に載置されるように幅寄せ部22にお
いて幅寄せされ、ベルトコンベア14の搬送動作及びハン
ド部16の上下動作によってフィクスチュア12に供給され
る。フィクスチュア12上で所定の試験がなされたプリン
ト配線板ユニットは、ハンド部16の上下動作及びベルト
コンベア24の搬送動作によって、ICT10から選別部26に
搬送され、不良品は搬送ベルト28により選択的に所定の
位置に送られるようになっている。一方、ICT10の試験
によって良品と判断されたプリント配線板ユニットは、
ベルトコンベア30、90゜反転部32及びベルトコンベア34
によって収納部36に収納される。
れてきたプリント配線板ユニット20は、その両縁部にて
ベルトコンベア14上に載置されるように幅寄せ部22にお
いて幅寄せされ、ベルトコンベア14の搬送動作及びハン
ド部16の上下動作によってフィクスチュア12に供給され
る。フィクスチュア12上で所定の試験がなされたプリン
ト配線板ユニットは、ハンド部16の上下動作及びベルト
コンベア24の搬送動作によって、ICT10から選別部26に
搬送され、不良品は搬送ベルト28により選択的に所定の
位置に送られるようになっている。一方、ICT10の試験
によって良品と判断されたプリント配線板ユニットは、
ベルトコンベア30、90゜反転部32及びベルトコンベア34
によって収納部36に収納される。
フィクスチュア12は、第3図(a)に示すように、多
数の接触ピン38が内部に立設されたハウジング40と、接
触ピン38が貫通することができるような穴42aが形成さ
れたトッププレート42とを具備して構成されており、ト
ッププレート42は、付勢部材44を介してハウジング40内
に上下動自在に設けられている。40aはハウジング40内
を吸引するための吸引ノズルであり、46はプリント配線
板ユニット20をトッププレート42上に密閉した状態で載
置するためのゴム等からなるバキュームシールである。
数の接触ピン38が内部に立設されたハウジング40と、接
触ピン38が貫通することができるような穴42aが形成さ
れたトッププレート42とを具備して構成されており、ト
ッププレート42は、付勢部材44を介してハウジング40内
に上下動自在に設けられている。40aはハウジング40内
を吸引するための吸引ノズルであり、46はプリント配線
板ユニット20をトッププレート42上に密閉した状態で載
置するためのゴム等からなるバキュームシールである。
吸引ノズル40aからハウジング40内を吸引すると、ハ
ウジング40とトッププレート42間に郭成される空間は負
圧になり、これに伴い穴42aを介してトッププレート42
とプリント配線板ユニット20間に郭成される空間も負圧
になり、その結果、トッププレート42及びプリント配線
板ユニット20は付勢部材44の付勢力に抗して図中下方向
に変位し、第3図(b)に示すように、各接触ピン38は
プリント配線板ユニット20の図示しない配線パターンに
接触する。従って、この状態で接触ピン38を介して各種
の試験を行うことができる。
ウジング40とトッププレート42間に郭成される空間は負
圧になり、これに伴い穴42aを介してトッププレート42
とプリント配線板ユニット20間に郭成される空間も負圧
になり、その結果、トッププレート42及びプリント配線
板ユニット20は付勢部材44の付勢力に抗して図中下方向
に変位し、第3図(b)に示すように、各接触ピン38は
プリント配線板ユニット20の図示しない配線パターンに
接触する。従って、この状態で接触ピン38を介して各種
の試験を行うことができる。
このように、フィクスチュア12においては、プリント
配線板ユニット20を吸引吸着するようにしているので、
プリント配線板ユニット20をフィクスチュア12に供給す
るに際しては、その縁部を正確にバキュームシール46に
密着させる必要がある。
配線板ユニット20を吸引吸着するようにしているので、
プリント配線板ユニット20をフィクスチュア12に供給す
るに際しては、その縁部を正確にバキュームシール46に
密着させる必要がある。
第1図(a)はハンド部16の斜視図である。48はICT1
0に固定された固定フレーム、50は固定フレーム48に対
して上下動可能に設けられた可動フレームであり、可動
フレーム50の上下動作は、固定フレーム48に対して回動
可能なシャフト52の回転力をクランク部材54を介して可
動フレーム50に伝達することによってなされる。可動フ
レーム50に設けられた軸部材60には、レール部56及びク
ランプ部58が独立して揺動自在に支持されている。第1
図(a)は可動フレーム50が上昇した状態を示してお
り、この状態では、レール部56に形成された平坦な摺動
部56aはベルトコンベア14の搬送面と同一高さにあり、
従って、ベルトコンベア14により搬送されたプリント配
線板ユニットをレール部56の摺動面56aに摺動させて、
フィクスチュア12の上方に供給することができるように
なっている。
0に固定された固定フレーム、50は固定フレーム48に対
して上下動可能に設けられた可動フレームであり、可動
フレーム50の上下動作は、固定フレーム48に対して回動
可能なシャフト52の回転力をクランク部材54を介して可
動フレーム50に伝達することによってなされる。可動フ
レーム50に設けられた軸部材60には、レール部56及びク
ランプ部58が独立して揺動自在に支持されている。第1
図(a)は可動フレーム50が上昇した状態を示してお
り、この状態では、レール部56に形成された平坦な摺動
部56aはベルトコンベア14の搬送面と同一高さにあり、
従って、ベルトコンベア14により搬送されたプリント配
線板ユニットをレール部56の摺動面56aに摺動させて、
フィクスチュア12の上方に供給することができるように
なっている。
レール部56における軸部材60よりも上の部分と可動フ
レーム50との間にはそれ自身が伸びる方向に付勢する付
勢部材62が設けられており、又、可動フレーム50が上昇
した状態にあってはレール部56の背面側は固定フレーム
48に固定されたガイド64に当接している。従って、シャ
フト52を回転させることによって、可動フレーム50を第
2図(a)に示す状態から同図(b)に示す状態となる
ように下降させると、レール部56とガイド64の当接が解
除され、付勢部材62の付勢力が直接レール部56を押し拡
げる方向に作用し、プリント配線板ユニット20をフィク
スチュア12上に供給することができる。尚、ガイド64に
おけるレール部56が当接する角部64aは、レール部56の
急激な揺動を防止するために、適当な曲率を持たせて滑
らかに形成されている。
レーム50との間にはそれ自身が伸びる方向に付勢する付
勢部材62が設けられており、又、可動フレーム50が上昇
した状態にあってはレール部56の背面側は固定フレーム
48に固定されたガイド64に当接している。従って、シャ
フト52を回転させることによって、可動フレーム50を第
2図(a)に示す状態から同図(b)に示す状態となる
ように下降させると、レール部56とガイド64の当接が解
除され、付勢部材62の付勢力が直接レール部56を押し拡
げる方向に作用し、プリント配線板ユニット20をフィク
スチュア12上に供給することができる。尚、ガイド64に
おけるレール部56が当接する角部64aは、レール部56の
急激な揺動を防止するために、適当な曲率を持たせて滑
らかに形成されている。
一方、クランプ部58は、図示しないエアシリンダ等の
手段により揺動させられて、その爪部58aによってプリ
ント配線板ユニットについての挟持及びその解除を行う
ことができるようになっている。クランプ部58により独
立してプリント配線板ユニットを挟持することができる
ようにしているのは、第1図(b)に示すように可動フ
レーム50を降解させたときに、クランプ部58の爪58aの
みによりプリント配線板ユニットを挟持してプリント配
線板ユニットをフィクスチュアのバキュームシール46上
に正確に載置するためである。プリント配線板ユニット
をバキュームシール46に載置するときにクランプ部の爪
58aのみによりプリント配線板ユニットを挟持している
のは、バキュームシール46に形成すべき逃げ溝をクラン
プ部の爪58aに相当する部分だけで済ますことによっ
て、エア漏れを防止するためである。
手段により揺動させられて、その爪部58aによってプリ
ント配線板ユニットについての挟持及びその解除を行う
ことができるようになっている。クランプ部58により独
立してプリント配線板ユニットを挟持することができる
ようにしているのは、第1図(b)に示すように可動フ
レーム50を降解させたときに、クランプ部58の爪58aの
みによりプリント配線板ユニットを挟持してプリント配
線板ユニットをフィクスチュアのバキュームシール46上
に正確に載置するためである。プリント配線板ユニット
をバキュームシール46に載置するときにクランプ部の爪
58aのみによりプリント配線板ユニットを挟持している
のは、バキュームシール46に形成すべき逃げ溝をクラン
プ部の爪58aに相当する部分だけで済ますことによっ
て、エア漏れを防止するためである。
上記構成の給排装置の動作を以下に説明する。ベルト
コンベア14によりフィクスチュア12上に供給された、則
ち、レール部の摺動面56a上に供給されたプリント配線
板ユニット20を、クランプ部58により挟持する。この状
態で可動フレーム50を下降させるとレール部56は後退
し、プリント配線板ユニットはクランプ部58のみによっ
て挟持されていることになる。クランプ部58により挟持
されたプリント配線板ユニットがフィクスチュアのバキ
ュームシール46上にまで下降すると、クランプ部58が解
除される。そしてこの状態でフィクスチュア内部を吸引
しながら各種試験を行う。試験が終了するとフィクスチ
ュア12内部の吸引が停止してそのトッププレート42が上
昇するから、再びクランプ部58によりプリント配線板ユ
ニットを挟持し、可動フレーム50を上昇させてレール部
56の後退動作を解除する。最後にクランプ部58を解除す
ると、プリント配線板ユニットはレール部56に対して摺
動自在となるので、この状態で新たな別のプリント配線
板ユニットをベルトコンベア14により供給すると、試験
を終了したプリント配線板ユニットは排出用のベルトコ
ンベア24上に押し出され、後工程に送られる。
コンベア14によりフィクスチュア12上に供給された、則
ち、レール部の摺動面56a上に供給されたプリント配線
板ユニット20を、クランプ部58により挟持する。この状
態で可動フレーム50を下降させるとレール部56は後退
し、プリント配線板ユニットはクランプ部58のみによっ
て挟持されていることになる。クランプ部58により挟持
されたプリント配線板ユニットがフィクスチュアのバキ
ュームシール46上にまで下降すると、クランプ部58が解
除される。そしてこの状態でフィクスチュア内部を吸引
しながら各種試験を行う。試験が終了するとフィクスチ
ュア12内部の吸引が停止してそのトッププレート42が上
昇するから、再びクランプ部58によりプリント配線板ユ
ニットを挟持し、可動フレーム50を上昇させてレール部
56の後退動作を解除する。最後にクランプ部58を解除す
ると、プリント配線板ユニットはレール部56に対して摺
動自在となるので、この状態で新たな別のプリント配線
板ユニットをベルトコンベア14により供給すると、試験
を終了したプリント配線板ユニットは排出用のベルトコ
ンベア24上に押し出され、後工程に送られる。
このように本実施例によれば、可動フレーム50の上下
動作並びにクランプ部58の挟持及び解除動作のみよって
プリント配線板ユニットの給排を行うことができるの
で、給排装置の簡略化及び給排速度の向上が可能にな
る。具体的には、従来プリント配線板ユニットの供給速
度が一枚当たり9秒であったものを本実施例により3秒
にまで短縮することができた。このように処理速度を向
上させることにより、製造ラインとの同期をとることが
でき、試験のインライン化が可能になる。
動作並びにクランプ部58の挟持及び解除動作のみよって
プリント配線板ユニットの給排を行うことができるの
で、給排装置の簡略化及び給排速度の向上が可能にな
る。具体的には、従来プリント配線板ユニットの供給速
度が一枚当たり9秒であったものを本実施例により3秒
にまで短縮することができた。このように処理速度を向
上させることにより、製造ラインとの同期をとることが
でき、試験のインライン化が可能になる。
発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば、給排装置の構
成の簡略化及び給排速度の向上が可能になるという効果
を奏する。
成の簡略化及び給排速度の向上が可能になるという効果
を奏する。
第1図は本発明の実施例を示す給排装置のハンド部の斜
視図、 第2図は同装置の動作を説明するための模式図、 第3図は本発明実施例におけるフィクスチュアの構成及
び動作を示す断面図、 第4図は本発明の実施例を示す試験ラインの全体平面
図、 第5図は従来技術の説明図である。 10……ICT(インサーキットテスタ)、 12……フィクスチュア、 16……ハンド部、 20……プリント配線板ユニット、 38……接触ピン、 42……トッププレート、 46……バキュームシール、 56……レール部、 58……クランプ部、 64……ガイド。
視図、 第2図は同装置の動作を説明するための模式図、 第3図は本発明実施例におけるフィクスチュアの構成及
び動作を示す断面図、 第4図は本発明の実施例を示す試験ラインの全体平面
図、 第5図は従来技術の説明図である。 10……ICT(インサーキットテスタ)、 12……フィクスチュア、 16……ハンド部、 20……プリント配線板ユニット、 38……接触ピン、 42……トッププレート、 46……バキュームシール、 56……レール部、 58……クランプ部、 64……ガイド。
Claims (1)
- 【請求項1】プリント配線板ユニット(20)を吸引吸着
するフィクスチュア(12)と、 該フィクスチュア(12)の上方にプリント配線板ユニッ
ト(20)を供給するベルトコンベア(14)と、 該ベルトコンベア(14)により供給されたプリント配線
板ユニット(20)を当該供給位置と上記フィクスチュア
(12)の近傍との間で上下方向に移動するハンド部(1
6)とを具備する装置であって、 上記ハンド部(16)は、上記供給されたプリント配線板
ユニット(20)を摺動可能に保持するレール部(56)と
該プリント配線板ユニット(20)について挟持及びその
挟持の解除を行うクランプ部(58)とに分割され、 上記レール部(56)は上記フィクスチュア(12)の近傍
に移動したときにプリント配線板ユニット(20)の保持
動作を解除するように構成されることを特徴とするイン
サーキットテスタへのプリント配線板ユニットの給排装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63283812A JPH088431B2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | インサーキットテスタへのプリント配線板ユニットの給排装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63283812A JPH088431B2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | インサーキットテスタへのプリント配線板ユニットの給排装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02130900A JPH02130900A (ja) | 1990-05-18 |
JPH088431B2 true JPH088431B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=17670467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63283812A Expired - Lifetime JPH088431B2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | インサーキットテスタへのプリント配線板ユニットの給排装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088431B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106824829A (zh) * | 2017-04-01 | 2017-06-13 | 厦门弘信电子科技股份有限公司 | Ict转盘测试机 |
-
1988
- 1988-11-11 JP JP63283812A patent/JPH088431B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02130900A (ja) | 1990-05-18 |
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