JP3000071B2 - 基板保持装置 - Google Patents

基板保持装置

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JP3000071B2
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q7/00Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
    • B23Q7/14Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines
    • B23Q7/1426Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、電気回路基板等を作業位置に位置決めした
状態で保持する装置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、プリント基板上にIC、コンデンサ、抵抗等のチ
ップ状電子部品(以下、チップ部品と言う)を搭載する
場合、プリント基板をベルトコンベヤ等のライン式搬送
装置で搭載作業領域に搬送する。搭載作業領域では、搭
載作業ヘッドが部品供給位置から取り上げて(ピックア
ップして)きたチップ部品をプリント基板上の所定位置
に載置(プレース)する。この場合、チップ部品をプリ
ント基板上の所定位置に高精度で搭載する為、部品プレ
ースの前にプリント基板の位置決めを行なう。
プリント基板の位置決め方法としては、第5図に示す
様な位置決めピンによる方法がよく用いられている。こ
の方法では、搬送ベルト51により搬送されてきたプリン
ト基板Pbをストッパ(不図示)で停止させた後に下方か
らバックアップピン52を上昇させ、プリント基板Pbを搬
送路Sbから部品搭載位置Lpへ持ち上げる。多数のバック
アップピン52を立設したテーブル53の端部には、位置決
めピン54を立設してあり、エアシリンダ55によりテーブ
ル53を持ち上げ、双方のピン52,54を同時に上昇させ
る。この場合、位置決めピン54の先端位置をバックアッ
プピン52のそれより上位に設定してある。従って、先ず
位置決めピン54がプリント基板Pbに穿設してある位置決
め穴HLに進入した後、バックアップピン52がプリント
基板Pbの裏面に支持しつつこれを持ち上げる。部品搭載
位置Lpでは、プリント基板Pbが一対の天板56,56により
表面の両側部を係止され、裏面を支持するバックアップ
ピン52とで挟持された状態で所定位置に保持される。
上述の位置決め方法による場合、位置決めピン54を配
設する領域にバックアップピン52を配設できないから、
プリント基板Pbを均等に支持することが困難である。
又、位置決めピン54とバックアップピン52を略同時にプ
リント基板Pbにアクセスさせる為、搬送ミス等により位
置決めピン54を位置決め穴HLへ挿入できない場合にプ
リント基板Pbを破損し易い。
そこで、第6図に示す様に、位置決めピン61を部品搭
載位置Lpに先端を下方に向けて固設しておく方法が考え
られる。この方法によれば、プリント基板Pbを均等に支
持できるが、バックアップピン62を下降させプリント基
板Pbを元の基板搬送路Sbに戻す際に、位置決めピン61が
位置決め穴HLから円滑に抜けず、二点鎖線で示す様に
プリント基板Pbが位置決めピン61に引っ掛かった状態で
残されることがある。この為、電子部品搭載ラインが一
時停止して作業能率が低下するだけでなく、位置決め穴
HLが拡大され、以降の工程での位置決めに支障を来す
ことになる。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもの
であって、基板を均等に支持し、且つ、位置決めピンを
円滑に挿脱して作業を高い精度で能率良く実施可能とす
る基板保持装置を提供することを目的とする。
〔発明の要点〕
本発明は、上記目的を達成する為、基板に設けられた
位置決め穴に位置決めピンを挿入して該基板を所定の作
業位置に保持する基板保持装置において、前記基板を下
方から支持すると共に上方で係止して前記作業位置に挟
持する挟持機構と、前記基板に対し係止部に近い位置で
且つ係止側から進退して前記位置決め穴に挿脱する位置
決めピンと、該位置決めピンを、前記基板の位置決めの
とき前記挟持機構の基板挟持動作後に前記位置決め穴に
挿入させ、前記基板の排出のとき前記挟持機構による挟
持解除動作前に前記位置決め穴から脱抜させるピン駆動
機構とを有することを要点とするものである。
〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例について、第1図乃至第4図に
基づき詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例としての電子部品搭載ライ
ンを示す平面図、第2図及び第3図は夫々そのII−II矢
視立面図と側面図である。第1図で、一対のガイドレー
ル1a,1bを平行に敷設し、これらガイドレール1a,1bの各
内側に搬送ベルト2a,2bを夫々張設し、基板搬送路Sbを
形成してある。搬送ベルト2a,2bは、第3図に示す様
に、各ガイドレール1a,1bの基体3内側面に凸設した支
持突部3a,3bに巻回し、その幅の約半分をガイドレール1
a,1bの各内側面から突出させてある。従って、プリント
基板Pbは、両側端をガイドレール1a,1bの各内側面にガ
イドされ、且つ、両側部を搬送ベルト2a,2bの突出部に
支持されつつ、その回動と共に白抜き矢印T方向に搬送
される。
基板搬送路Sbには、3個のストッパ4,5,6,を略等間隔
に配設し、各ストッパ4,5,6の基板搬送方向Tに対して
上流側に、3個のステーションW1,W2,W3を夫々区画設定
してある。この場合、両端の作業ステーションW1,W
3は、夫々実際にチップ部品の搭載作業を実施する搭載
作業ステーションであるが、中央の作業ステーションW2
は、一部のチップ部品を搭載した未完成プリント基板を
単に待機させるだけの待機ステーションである。
両端の各作業ステーションW1,W3は同一に構成してあ
るから、基板搬送方向Tに対し上流側の作業ステーショ
ンW1の構成について説明し、下流側の作業ステーション
W3の説明を省略する。ストッパ4は、第2図に示す様
に、ストッパ部材となる揺動アーム4aにエアシリンダ4b
を連結して成る。揺動アーム4aは、軸4cにより回動自在
に支承してあり、その一端をエアシリンダ4bから伸縮す
るピストンロッド4の先端に連結してある。この場合、
揺動アーム4aは、垂直に支持され先端を基板搬送路Sb及
び後述する部品搭載位置Lpに進出させた基板停止位置
と、基板搬送路Sb下方に退避した基板パス位置との間
を、自在に回動可能に支承してある。第2図では、揺動
アーム4aが基板停止位置に進出した状態を示してある。
上述のストッパ4の上流側には、基板押上げ機構Uを
配設してある。基板押上げ機構Uは、大略、多数のバッ
クアップピン7を立設したテーブルユニット8と、バッ
クアップピン7を昇降させる為のエアシリンダ9から成
る。バックアップピン7は、作業ステーションW1の略全
域に均等な配置で、テーブルユニット8のバックアップ
テーブル8a上面に立設してある。バックアップテーブル
8aは、その支持部8bにシリンダロッド9a先端を結合して
エアシリンダ9に連結してある。エアシリンダ9を作動
させれば、バックアップテーブル8aとその支持部8bが一
体に昇降し、バックアップピン7が基板搬送路Sbを通過
して部品搭載位置Lp近傍まで進退する。
而して、第3図に示す様に、作業ステーションW1の一
方の側部には、搬送されてくるプリント基板Pbの位置決
め装置Lを設置してある。位置決め装置Lは、第4図に
も示す様に、大略、プリント基板Pbに対し上方からアク
セスさせる一対の位置決めピン10a,10bと、それらを支
持するピン支持部材11a,11b、各ピン支持部材11a,11bを
摺動自在に支持するスライドユニット12a,12b、位置決
めピン10a,10bを上下移動させる為のエアシリンダ13、
及び各ピン支持部材11a,11bとエアシリンダを連結する
リンク機構14とから成る。
第4図(a)において、エアシリンダ13とリンク機構
14は、一方のガイドレール1bの下方に立設してある支持
ボード15に取り付けてある。エアシリンダ13には、シリ
ンダロッド13aの伸縮状態を検知するセンサ13bを設置し
てある。センサ13bは、電子部品搭載ライン全体の動作
を制御する中央制御部CのCPU(不図示)に接続してあ
る。この場合、エアシリンダ13の出力は、位置決めピン
10a,10bをバックアップピン7と分離しプリント基板Pb
に対して上方からアクセスさせる構成とした為、単に位
置決めピン10a,10bを昇降させることが可能な程度の小
さな出力に設定してある。
シリンダロッド13aの先端に、アーム14aの一端をピン
14bを介して回動自在に連結してある。アーム14aは、支
持ボード15に立設した軸14cにより回転自在に支承さ
れ、その他端部は、水平方向に延在させた連結棒14dの
一端に連結してある。この場合、連結棒の一端に固着し
た連結具14eとアーム14a端部を、連結軸14fを介して互
いに回動自在に結合してある。連結棒14dの他端も同様
に、連結具14gを固着し、この連結具14gと支持ボード15
に立設した軸14hに回動自在に支承した連結アーム14iと
を、連結軸14jにより互いに回動自在に結合してある。
連結棒14dは、一対のピン支持部材11a,11bを摺動自在
に支持している。各ピン支持部材11a,11bは構成が同一
であり、下流側のピン支持部材11aの構成を説明し、上
流側ピン支持部材11bの説明を省略する。ピン支持部材1
1aは、第3図に示す様に、略コの字形を成しており、先
端に位置決めピン10aを固設した水平アーム11a1と、こ
れを片持ち支持する垂直アーム11a2、及び垂直アーム11
a2の下端に固着し連結棒14dに摺動自在に嵌合させたス
ライダ11a3から成る。このピン支持部材11aを、スライ
ドユニット12aを介してガイドレール1bに取り付けてあ
る。この場合、垂直アーム11a2の内側に固着してある摺
接板11a4と、スライドユニット12a外面に上下方向に延
在敷設してある摺動台12a1とを、スライドベアリングを
介して嵌合結合してある。即ち、スライドユニット12a
は、ピン支持部材11a全体を上下方向に摺動自在に支持
している。
一対のスライドユニット12a,12bの内、下流側のスラ
イドユニット12aは、固定ハンドル16によりガイドレー
ル1bに調整移動可能に取り付けてある。この場合、ガイ
ドレール1bの延在方向(基板搬送方向)に沿ってT字形
断面の摺動溝1b1を凹設形成し、固定ハンドル16の足部1
6aをスライドユニット12aを貫通させて摺動溝1b1内に挿
入し固定してある。固定ハンドル足部16aの周面にはネ
ジを刻設してあり、摺動溝1b1内に装填してあるナット1
7にその足部16aを螺合させ、固定ハンドル16の根元ボス
部16bとガイドレール1bの外側面でスライドユニット12a
を挟持する構成となっている。従って、固定ハンドル16
を弛緩方向に廻して挟持力を弱めれば、スライドユニッ
ト12aとピン支持部材11aを、摺動溝1b1及び連結棒14dに
沿って一体に摺動させ、位置決めピン10aの位置を調整
することができる。尚、上流側のスライドユニット12b
は、位置決めの基準側として原則的に移動させないか
ら、固定ハンドルを設けずに固設してある。
位置決めピン10a,10bは、夫々、水平アーム11a1,11b1
の各先端部に貫通挿着してある。この場合、各位置決め
ピン10a,10bの先細に形成した先端を下方に突出させ、
頭部を水平アーム11a1,11b1各上面から突出させた状態
に固着してある。この様に各位置決めピン10a,10bの頭
部を上方に突出させておくことにより、第4図(a)に
示す様に、位置決めピン10aのプリント基板サイズに応
じた位置調整を現物合わせで容易に実施できる。即ち、
プリント基板Pbを水平アーム11a1,11b1上に置き、一対
の位置決め穴HL,HLを位置決めピン10a,10bの各突出頭
部に外挿できる様に、下流側の位置決めピン10aの位置
を調整すればよい。
各位置決めピン10a,10bは、夫々、各ピン支持部材11
a,11bの上下動と共に部品搭載位置Pbへ昇降する。この
場合、ガイドレール1b上に固着してある天板18越しに昇
降する。天板18は、内側端部をガイドレール1bの内側面
から幅wだけ突出させてある。対向側のガイドレール1a
上にも同様に天板19を設け、突出幅wを確保してある。
この一対の突出幅w,wで、前述した基板押上げ機構Uに
より押し上げられるプリント基板Pbの両側部を係止し、
バックアップピン7と天板18,19で挟持する構成となっ
ている。
中央の待機ステーションW2には、基板押上げ機構Uや
位置決め装置Lを設けず、プリント基板Pbの搬送を阻止
するストッパ5のみを設けてある。待機ステーションW2
では部品搭載を行なわないから、基板の位置決めを行な
う必要はない。従って、ストッパ5は、第2図に示す様
に、両側の作業ステーションW1,W3に設けた各ストッパ
4,6と異なり、シリンダ5aのピストンロッド5bをストッ
パ棒として基板搬送路Sbに進退させるだけの簡単な構成
となっている。
次に、上述の様に構成した電子部品搭載ラインの動作
について説明する。
第1図において、上流側作業ステーションW1に最初の
プリント基板Pbを搬入し位置決めを行なう。この場合、
第2図に示す様に、ストッパ用エアシリンダ4bを作動さ
せて揺動アーム4aを基板停止位置まで回動させる。これ
により、搬送ベルト2a,2bの回動と共に搬送されてきた
プリント基板Pbの進行が阻止される。次に、押上げ用エ
アシリンダ9を作動し、第3図に示す様にバックアップ
ピン7を上昇させてプリント基板Pbを押し上げる。そし
て、天板18,19によりプリント基板Pbの両側部が係止さ
れた時点でバックアップピン7の上昇を停止させる。こ
れにより、プリント基板Pbが、部品搭載位置Lpに挟持さ
れる。
プリント基板Pbを部品搭載位置Lpに挟持したとき、位
置決めピン10a,10bは、第4図(a)に示す様に、プリ
ント基板Pbと接触しない上方位置に退避させてある。こ
の状態から、位置決め装置Lによりプリント基板Pbの位
置決めを行なう。先ず、位置決め用エアシリンダ13を作
動させてピストンロッド13aを伸し、アーム14aを反時計
回り方向に回転させる。これにより、第4図(b)に示
す様に、連結棒14dが下流側(図中左側)へ押し出さ
れ、下流側端部の連結アーム14iも反時計回り方向に回
動する。連結棒14d両端を支持する各アーム14a,14iが同
期的に反時計回り方向に回動するから、連結棒14d全体
が下降し、ピン支持部材11a,11bをスライドユニット12
a,12bの各摺動台12a1,12b1に沿って摺動下降させる。
ピン支持部材11a,11bの下降により、位置決めピン10
a,10bが下降し、各先端部がプリント基板Pbに穿設して
ある位置決め穴HL,HL内に進入する。この場合、位置決
めピン10a,10bの各先端を先細に形成し、下流側(先端
側)の位置決め穴HLを長穴に形成してある(第1図参
照)から、プリント基板Pbの位置が或る程度ずれていて
も位置決めピン10a,10b先端部を円滑に挿入できる。そ
して、挿入を完了した時点では、プリント基板Pbの位置
が移動調整されて所定位置に位置決めされている。
以上の様に、位置決めピン10a,10bを位置決め穴HL,H
Lに挿入できた場合は、エアシリンダ13のシリンダロッ
ド13aが正常に伸び、センサ13bがその検知信号(例え
ば、オン信号)を中央制御部Cに出力する。これを受け
た中央制御部Cは、プリント基板Pbの位置決めが完了し
たと判断し、次順の部品搭載工程を実施する。
ここで、例えばプリント基板Pbを前後を逆にして搬送
する等の搬送不良が発生したとすると、位置決めピン10
a,10bを位置決め穴HL,HLに挿入することができない。
従って、位置決めピン10a,10bは、プリント基板Pb表面
に降下するだけでそれ以上は下がらないから、リンク機
構14の動作も停止し、シリンダロッド13aも所定位置ま
で伸びないまま停止した状態となっている。その結果、
センサ13bがオンせず、中央制御部Cにはオフ信号が送
られる。これを受けた中央制御部Cは、位置決めにエラ
ーが発生したと判断し、エアシリンダ13にエアを送るパ
イプに介設した電磁弁(不図示)を作動させて送気を停
止する他、他の駆動部を停止して部品搭載作業を中断す
ると共に、その旨のエラー表示を行なう。
以上の様にしてプリント基板Pbの搬送不良が的確に検
出され、チップ部品を誤った位置に搭載する不都合を未
然に防止することができる。又、位置決めピン10a,10b
を昇降させるエアシリンダ13の出力を必要最小限に小さ
く設定してあるから、位置決めピン10a,10bがプリント
基板Pbを強制的に押圧して曲げたり破損する不都合を未
然に防止することができる。
プリント基板Pbの位置決めが終了したら、電子部品の
搭載を開始する。この上流側作業ステーションW1では、
例えばプリント基板Pbの約半分の領域に部品を搭載す
る。
電子部品の半搭載が終了したら、位置決め用エアシリ
ンダ13を作動してピン支持部材11a,11bを上昇させ、位
置決めピン10a,10bを位置決め穴HL,HLから抜く。この
際、プリント基板Pbは天板18,19によりその両側部を係
止されているから、位置決めピン10a,10bを円滑に抜く
ことができる。従って、位置決め穴HL,HLを拡大する不
都合が防止され、以降の作業での位置決めも正確に実施
することができる。尚、リンク機構14は、上述のピン挿
入時とは逆に動作する。
次に、基板押上げ機構Uのエアシリンダ9を作動し、
バックアップピン7を元の退避位置まで下降させ、プリ
ント基板Pbを搬送ベルト2a,2b上に降下させる。次い
で、ストッパ用エアシリンダ4bを作動して揺動アーム4a
を基板パス位置へ回動させる。これにより、プリント基
板Pbが搬送ベルト2a,2bの回動と共に下流側へ搬送され
る。
約半分の領域に電子部品が搭載され下流側に搬送され
たプリント基板Pbは、中央の待機ステーションW2で所定
時間待機した後、下流側作業ステーションW3に搬入され
る。下流側作業ステーションW3では、プリント基板Pbに
上流側作業ステーションW1のときと同様の動作により残
り半分の領域に電子部品を搭載した後、下流側へ排出す
る。
プリント基板Pbが搬出された上流側作業ステーション
W1では、直ちに、次順のプリント基板Pbが搬入され、同
様の動作を実施して半分の領域に電子部品を搭載する。
以下、同様の動作が繰り返され、多数のプリント基板Pb
上に効率良く正確に電子部品が搭載される。
尚、本発明は、上記の特定の実施例に限定されるべき
ものでなく、本発明の技術的範囲において種々の変形が
可能であることは勿論である。
例えば、本発明は、プリント基板の部品搭載ラインに
限らず、所謂流れ作業式に組立て等の工作作業を実施す
る工程に広く適用することができる。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明した様に、本発明によれば、基板を
下方から支持すると共に上方に係止して作業位置に挟持
し、この基板に対し位置決めピンを係止側から進退させ
る構成とすることにより、基板を所定位置に正確且つ均
等に支持すると共に位置決めピンを基板の位置決め穴に
対し円滑に挿脱することができる。従って、作業を高い
精度で能率良く実施することができと共に、位置決めピ
ンに基板が引っかかった場合位置決め穴を拡大し以降の
工程での位置決めに支承を及ぼす不都合を確実に防止す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての電子部品搭載ライン
を示す平面図、第2図は上記電子部品搭載ラインを示す
II−II矢視立面図、第3図は上記電子部品搭載ラインを
示す側面図、第4図(a)及び第4図(b)は夫々上記
電子部品搭載ラインにおける位置決め動作を示す各段階
正面図、第5図及び第6図は夫々従来の基板保持装置を
示す各模式的断面図である。 1a,1b……ガイドレール 2a,2b……搬送ベルト 4,5,6……ストッパ 7,52,62……バックアップピン 9……押上げ用エアシリンダ 10a,10b,54,61……位置決めピン 11a,11b……ピン支持部材 12a,12b……スライドユニット 13……位置決め用エアシリンダ 13a……シリンダロッド 13b……センサ 14……リンク機構 16……固定ハンドル 18,19……天板 C……中央制御部 L……位置決め装置 Pb……プリント基板 Lp……部品搭載位置 Sb……基板搬送路 U……基板押上げ機構 W1,W3……作業ステーション W2……待機ステーション
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/00 B23P 21/00 H05K 13/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に設けられた位置決め穴に位置決めピ
    ンを挿入して該基板を所定の作業位置に保持する基板保
    持装置において、 前記基板を下方から支持すると共に上方で係止して前記
    作業位置に挟持する挟持機構と、 前記基板に対し係止部に近い位置で且つ係止側から進退
    して前記位置決め穴に挿脱する位置決めピンと、 該位置決めピンを、前記基板の位置決めのとき前記挟持
    機構の基板挟持動作後に前記位置決め穴に挿入させ、前
    記基板の排出のとき前記挟持機構による挟持解除動作前
    に前記位置決め穴から脱抜させるピン駆動機構と、 を有することを特徴とする基板保持装置。
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