JPH08307099A - 基板位置決め用治具機構 - Google Patents

基板位置決め用治具機構

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JPH08307099A
JPH08307099A JP7132817A JP13281795A JPH08307099A JP H08307099 A JPH08307099 A JP H08307099A JP 7132817 A JP7132817 A JP 7132817A JP 13281795 A JP13281795 A JP 13281795A JP H08307099 A JPH08307099 A JP H08307099A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置ずれさせずに所定の処理を行なう位置へ
と基板を位置規制し、処理後の基板を確実に搬出できる
基板位置決め用治具機構の提供。 【構成】 搬入される被処理基板8を停止させる出没自
在なストッパー部17と、定置させた被処理基板8を昇
降する基板昇降制御部12と、その昇降時に被処理基板
8を吸着して追随する吸着保持部21とを備える基板昇
降手段11と、上昇してくる被処理基板8を所定高さで
水平支持する面高規制腕部26と、水平支持された被処
理基板8が備える位置決め用孔10への導入を自在にし
て面高規制腕部26に垂設される位置決めピン27とを
備える基準位置規制手段25とで構成し、被処理基板8
に対する必要な処理を行った後、搬送ライン37の側に
回収して円滑に搬出できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基板位置決め用治具機構
に係り、さらに詳しくは、前工程から搬入される被処理
基板を所定の基準位置へと位置ずれを起こすことなく面
高を一定にして定置させ、かつ、処理後の被処理基板を
確実に後工程へと搬出することができるようにした基板
位置決め用治具機構に関する。
【0002】
【従来の技術】回路基板に必要な電子部品を自動実装す
る装置や、実装済み回路基板の電気的特性などを自動検
査する回路基板検査装置においては、被処理基板に対し
その機能に応じた所定の処理を施すに先立ち、被処理基
板自体を予め設定されている基準位置に位置ずれを起こ
すことなく定置させておくことが必要になる。
【0003】上記要請に対処するための被処理基板を定
置させる手法としては、被処理基板をその下面を基準面
として基準位置との対応を図るようにしたいわゆる下面
基準方式と、被処理基板を押し上げて被処理基板をその
上面を基準面として基準位置との対応を図るようにした
いわゆる上面基準方式とが提案されている。
【0004】図3は、上記下面基準方式に依拠した基板
位置決め用治具機構の一例を示すものであり、これによ
れば、被処理基板8を搬送する搬送レール1に予め立設
されている位置決めピン2に対し被処理基板8の位置決
め用孔10を挿通させることで被処理基板8を定置させ
ることができるようになっている。なお、図示は省略し
てあるが、一対の基板載置用レールにそれぞれ位置決め
金具を予め固定しておき、これら位置決め金具相互間に
被処理基板を定置するようにした下面基準方式もある。
【0005】ところで、図3に示す基板位置決め用治具
機構による場合には、構造が簡単な点では優れているも
のの、処理対象となる基板の板厚は必ずしも常に一定で
あるとは限らないことから、被処理基板8の板厚の如何
により被処理面9の面高も変動してしまうことになる。
このように、被処理基板8の面高が変動する場合には、
基準となる面高との関係で部品実装用の作動腕や基板検
査用のプローブが所定位置に正しく到達できるように予
め設定してある各種位置情報をその都度、設定し直さな
ければならなくなる煩雑さがあった。
【0006】一方、図4は、上記下面基準方式にみられ
た不都合を解消すべく提案された前記上面基準方式に依
拠した基板位置決め用治具機構の一例を示すものであ
る。
【0007】同図によれば、搬送面上に突出するストッ
パー6にその移動を阻止されて搬送ベルト3上で停止す
る被処理基板8は、この被処理基板8が有する位置決め
用孔10と対面する位置関係のもとで昇降自在に配設さ
れている各昇降手段4がその頂端に備える位置決めピン
5により前記位置決め用孔10に下方から各別に挿入さ
れて押し上げられるようになっている。
【0008】しかも、前記昇降手段4を介して押し上げ
られる被処理基板8は、その上方に配設されている面高
規制部7に当接し、かつ、この面高規制部7に設けられ
ている位置決め孔7aに前記位置決めピン5が挿入した
状態で面高を常に一定させた状態となって基準位置を確
保できるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示す
基板位置決め用治具機構によっても、被処理基板8をそ
の面高を常に一定に保持させた状態のもとで基準位置を
確保して被処理面9に対し所定の処理を施すことはでき
る。
【0010】しかし、図4に示す基板位置決め用治具機
構による場合には、被処理基板8が備える位置決め用孔
10の数だけ昇降手段4を各別に配置する必要があり、
各昇降手段4相互に同期がとれていない場合には、位置
決め用孔10に対する前記位置決めピン5の挿入がうま
くいかず、被処理基板8が落下してしまうおそれがあっ
た。
【0011】さらに、被処理基板8を前記面高規制部7
を介して基準位置に位置固定した上で被処理面9に対し
電子部品を半田付けするなどして必要な処理を施した
後、元の位置へと下降復帰させようとするとき、上記処
理工程で残置される半田付けのフラックスや油成分など
が被処理基板8と面高規制部7との境界面に入り込み、
前記昇降手段4を作動させて被処理基板8を下降させよ
うとしても面高規制部7の側に一瞬ではあるが取り残さ
れて前記位置決めピン5から離脱してしまう結果、搬送
ベルト3上の所定位置に正確に復帰させることができな
くなり、後工程として用意される基板搬出機構との間の
整合がとれなくなる不具合もあった。
【0012】本発明は従来技術にみられた上記課題に鑑
み、前工程から搬入される被処理基板を所定の基準位置
へと位置ずれを起こすことなく面高を一定にして定置さ
せ、かつ、処理後の被処理基板を確実に後工程へと搬出
して一連となって形成される搬送ラインを整合性のとれ
たものにすることができる基板位置決め用治具機構を提
供することにその目的がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
しようとするものであり、その構成上の特徴は、位置決
め用孔を有する被処理基板を定位置に位置固定させて昇
降する基板昇降手段と、必要な基板処理を行うため前記
基板昇降手段により押し上げられる被処理基板を前記位
置決め用孔との関係で定まる基準位置にその面高を一定
にして位置規制する基準位置規制手段とを少なくとも備
え、前工程に配置される基板搬入機構と後工程に配置さ
れる基板搬出機構との間で一連の搬送ラインを形成すべ
く配置される基板位置決め用治具機構であって、前記基
板昇降手段は、前記基板搬入機構の側から搬入された被
処理基板を前記搬送ラインの搬送方向での両側縁部を載
置して支持する一対の支腕部を備えて昇降する基板昇降
制御部と、前記基板搬入機構から前記基板昇降制御部へ
と搬入される被処理基板を定置させるべく前記基板搬出
機構との間に位置して被処理基板の搬送面への出没を自
在に配設されるストッパー部と、前記一対の支腕部上に
定置された前記被処理基板を位置固定すべく吸引して前
記基板昇降制御部の昇降に追随する吸引保持部とで形成
し、前記基準位置規制手段は、前記基板昇降制御部上に
位置固定されて上昇する被処理基板を搬送ラインの搬送
方向での両側縁部に当接して支持するために配設される
一対の面高規制腕部に前記位置決め用孔に導入すること
で被処理基板に基準位置を確保させるための位置決めピ
ンをそれぞれ垂設して形成したことにある。
【0014】なお、前記一対の支腕部と前記一対の面高
規制腕部とは、請求項2記載のごとく、搬入される被処
理基板をそのサイズに応じて支持自在とすべく相互の間
隔を拡縮自在に配設するのが望ましく、また、前記吸引
保持部は、請求項3記載のごとく、前記一対の支腕部に
対しその長さ方向での進退を自在にして各別に配設する
のが望ましい。
【0015】
【作用】このため、本発明によれば、搬入された被処理
基板は、前記ストッパー部を介して前記基板昇降制御部
に定置することができ、しかも、前記吸引保持部に吸引
されて位置固定された状態のもとで前記基準位置規制手
段へと押し上げてその面高を一定にした状態のもとで基
準位置を確保して定置させることができる。
【0016】しかも、基準位置規制手段のもとで基準位
置を確保しながら被処理面に対し所定の処理が施された
後の被処理基板は、前記吸引保持部に吸引されて位置固
定された状態のもとで基板昇降制御部を介して元の位置
に復帰させることができる。したがって、処理を終えた
被処理基板は、仮りにその処理時に油成分などが前記面
高規制腕部との境界面に侵入することがあっても、基準
位置規制手段の側に取り残されることなく元の位置に復
帰させて、後工程へと確実に搬出して一連となって形成
される前記搬送ラインを整合性のとれたものにすること
ができる。
【0017】
【実施例】図1と図2は、本発明の一実施例についての
要部構成の概要を示すものであり、このうち、図1はそ
の側面図、図2は搬出側からみた対応正面図をそれぞれ
示す。
【0018】これらの図によれば、その全体は、位置決
め用孔10を有する被処理基板8を定位置に位置固定さ
せて昇降する基板昇降手段11と、必要な基板処理を行
うため前記基板昇降手段11により押し上げられる被処
理基板8を前記位置決め用孔10との関係で定まる基準
位置にその面高を一定にして位置規制する基準位置規制
手段25とを少なくとも備えて構成されており、前工程
に配置される基板搬入機構35と後工程に配置される基
板搬出機構36との間で一連化された搬送ライン37を
形成している。
【0019】このうち、前記基板昇降手段11は、前記
基板搬入機構35の側から搬入された被処理基板8を載
置して昇降制御する基板昇降制御部12と、前記基板搬
入機構35から搬入される被処理基板8を前記基板昇降
制御部12にて定置させるストッパー部17と、前記被
処理基板8を位置固定すべく吸引して前記基板昇降制御
部12の昇降に追随する吸引保持部21とで構成されて
いる。
【0020】この場合、基板昇降制御部12は、搬入さ
れた被処理基板8を前記搬送ライン37の搬送方向での
両側縁部8a,8aを載置して支持する例えば相互に離
間させてレール状に平行配置される一対の支腕部13,
13と、これら各支腕部13を各2点にて各別に昇降自
在に下支えする作動杆15を備えた昇降部14とを備え
て形成されている。なお、前記各昇降部14は、進退す
る作動杆15を流体により駆動制御する例えばエアーシ
リンダなどを好適に用いることができるほか、コイルス
プリングを組み込んで昇降制御を可能とした適宜の伸縮
装置を用いることもできる。
【0021】なお、一対の支腕部13,13は、請求項
2記載のごとく、搬入される被処理基板8をそのサイズ
に応じて支持自在とすべく、送りねじを介在させるなど
して相互の間隔を拡縮自在に配設しておくのが望まし
い。
【0022】また、前記ストッパー部17は、前記基板
搬入機構35から前記基板昇降制御部12へと搬入され
る被処理基板8を定置させるべく前記基板搬出機構36
との間に位置して被処理基板8の搬送面への出没が自在
となって配設されている。具体的には、図示しない駆動
部により被処理基板8の搬送面に対し出没制御される停
止板18を備えて形成されている。なお、この停止板1
8は、搬入されてきた被処理基板8に傾きを与えること
なく正対して停止させることができるように、被処理基
板8の先端面と直交して面として当接し得る適宜の幅を
備えたものを用いるのが好ましい。
【0023】さらに、前記吸引保持部21は、前記一対
の支腕部13,13上に定置された前記被処理基板8を
位置固定すべく吸引して前記基板昇降制御部12の昇降
に追随するようにして配設されるものであり、具体的に
は、例えば吸盤状を呈するなど、空気引き自在な適宜の
形状を呈して前記基板昇降制御部12の側に取り付けら
れる吸着部22と、この吸着部22と図示しない吸引用
ポンプとの間に配設されて流体のための流路を形成する
可撓ホース23とで構成されている。
【0024】なお、前記基板昇降制御部12の側に付設
される吸着部22は、請求項3記載のごとく各支腕部1
3に対しその長さ方向での進退を自在とすべく、支腕部
13を下支えする支片部16に設けたガイド孔16aを
介して移動自在に取り付けるのが望ましい。この場合、
支片部16は、前記昇降部14の作動杆15に直結され
て下支えされることになる。
【0025】一方、前記基準位置規制手段25は、前記
基板昇降制御部12上に位置固定されて上昇する被処理
基板8を前記搬送ライン37の搬送方向での両側縁部8
a,8aに当接して水平支持するための一対の面高規制
腕部26,26に前記位置決め用孔10に導入されて被
処理基板8に基準位置を確保させるための位置決めピン
27をそれぞれ垂設することで形成されている。
【0026】この場合、前記一対の面高規制腕部26,
26は、被処理基板8の両側縁部8a,8aを支持し得
る間隔を介在させたレール状となって平行配置されてお
り、これら面高規制腕部26,26相互は、その間隔を
固定化したものであっても、あるいは、適宜の手段によ
り前記支腕部13と同様に被処理基板8のサイズに応じ
て拡縮自在としたものであってもよい。
【0027】また、前記位置決めピン27は、前記面高
規制腕部26に被処理基板8が水平支持された際、前記
位置決め用孔10への導入を容易なものとするために先
細り状にして形成しておくのが望ましい。
【0028】本発明はこのようにして構成されているの
で、前記基板搬入機構35の側から搬入されてきた被処
理基板8は、その搬送面上に突出させた前記ストッパー
部17の停止板18に当接して前記基板昇降制御部12
を構成している一対の支腕部13,13上に定置させる
ことができる。することができる。
【0029】このようにして一対の支腕部13,13上
に定置された前記被処理基板8は、前記吸引保持部21
の吸着部22に吸引されて位置固定された後、昇降部1
4の作動杆15を作動させて前記基準位置規制手段25
の側へと押し上げられることになる。
【0030】前記基板昇降制御部12を介して押し上げ
られた前記被処理基板8は、前記基準位置規制手段25
を構成している一対の面高規制腕部26に両側縁部8
a,8aがやがて当接するに至り、その被処理面9の面
高を常に一定にした状態のもとで基準位置を確保しなが
ら定置されることになる。
【0031】しかも、その際、前記基準位置規制手段2
5が備える位置決めピン27が被処理基板8の前記位置
決め用孔10に各別に導入されるため、前記被処理基板
8をより確実に基準位置へと位置規制しながら定置させ
ることができる。
【0032】また、定置された前記被処理基板8は、前
記基準位置規制手段25のもとで基準位置を確保され、
常に一定の面高を保持している被処理面8aに対し電子
部品を実装したり実装部品の電気的特性を検査するな
ど、所定の必要な処理が施された後、吸引保持部21の
吸着部22に吸引されて位置固定された状態のもとで前
記基板昇降制御部12を介して元の位置に復帰させるこ
とができる。
【0033】したがって、必要な処理を終えた前記被処
理基板8は、仮りにその処理時に油成分などが前記面高
規制腕部26との境界面に侵入するなどして面高規制腕
部26の側に密着することがあっても、吸引保持部21
の支援のもとで基準位置規制手段25の側に取り残され
ることなく引き剥しながら元の位置に復帰させることが
できる。
【0034】このため、処理後に元の位置に復帰した前
記被処理基板8は、後工程として用意されている基板搬
出機構36の側へと確実に送り込み、これを搬出させる
ことができるので、前記基板搬入機構35との間で一連
となって形成される前記搬送ライン37を整合性のとれ
たものにして、被処理基板8に対する処理作業の円滑化
を実現することができる。
【0035】なお、請求項2記載のごとく、前記一対の
支腕部13,13と前記一対の面高規制腕部26,26
とを相互の間隔を拡縮自在に配設してある場合には、搬
入される被処理基板8のサイズに柔軟に対応させて確実
に支持することができる。
【0036】さらに、請求項3記載のごとく、前記吸引
保持部21を前記一対の支腕部13,13に対しその長
さ方向での進退を自在にして配設してある場合には、被
処理基板8の搬送方向での長さに長短があっても最適位
置に吸着部22を移動させることで、被処理基板8をよ
り確実に位置固定することができる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、搬入
された被処理基板は、前記ストッパー部を介して前記基
板昇降制御部に定置することができ、しかも、前記吸引
保持部に吸引されて位置固定された状態のもとで前記基
準位置規制手段へと押し上げてその面高を一定にした状
態のもとで基準位置を確保して定置させることができ
る。
【0038】しかも、その際、前記基準位置規制手段が
備える位置決めピンが前記位置決め用孔に各別に導入さ
れるので、前記被処理基板をより確実に基準位置へと位
置規制することができる。
【0039】また、基準位置規制手段のもとで基準位置
を確保しながら被処理面に対し所定の処理が施された後
の被処理基板は、前記吸引保持部に吸引されて位置固定
された状態のもとで基板昇降制御部を介して元の位置に
復帰させることができる。したがって、処理を終えた被
処理基板は、仮りにその処理時に油成分などが前記面高
規制腕部との境界面に侵入することがあっても、基準位
置規制手段の側に取り残されることなく元の位置に復帰
させて、後工程へと確実に搬出して一連となって形成さ
れる前記搬送ラインを整合性のとれたものにすることが
できる。
【0040】なお、請求項2記載のごとく、前記一対の
支腕部と前記一対の面高規制腕部とを相互の間隔を拡縮
自在に配設してある場合には、搬入される被処理基板の
サイズに対応させながら被処理基板を確実に支持するこ
とができる。
【0041】さらに、請求項3記載のごとく、前記吸引
保持部を前記一対の支腕部に対しその長さ方向での進退
を自在にして配設してある場合には、被処理基板の搬送
方向での長さに長短があっても最適位置に移動させるこ
とで、被処理基板をより確実位置固定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例についての要部構成の概要を
示す側面図である。
【図2】図1についての対応正面図である。
【図3】従来からある下面基準方式に依拠した基板位置
決め用治具機構の一例を示す要部説明図である。
【図4】従来からある上面基準方式に依拠した基板位置
決め用治具機構の一例を示す要部説明図である。
【符号の説明】
8 被処理基板 8a 側縁部 9 被処理面 10 位置決め用孔 11 基板昇降手段 12 基板昇降制御部 13 支腕部 14 昇降部 15 作動杆 16 支片部 16a ガイド孔 17 ストッパー部 18 停止板 21 吸引保持部 22 吸着部 23 可撓ホース 25 基準位置規制手段 26 面高規制腕部 27 位置決めピン 35 基板搬入機構 36 基板搬出機構 37 搬送ライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置決め用孔を有する被処理基板を定位
    置に位置固定させて昇降する基板昇降手段と、必要な基
    板処理を行うため前記基板昇降手段により押し上げられ
    る被処理基板を前記位置決め用孔との関係で定まる基準
    位置にその面高を一定にして位置規制する基準位置規制
    手段とを少なくとも備え、前工程に配置される基板搬入
    機構と後工程に配置される基板搬出機構との間で一連の
    搬送ラインを形成すべく配置される基板位置決め用治具
    機構において、 前記基板昇降手段は、前記基板搬入機構の側から搬入さ
    れた被処理基板を前記搬送ラインの搬送方向での両側縁
    部を載置して支持する一対の支腕部を備えて昇降する基
    板昇降制御部と、前記基板搬入機構から前記基板昇降制
    御部へと搬入される被処理基板を定置させるべく前記基
    板搬出機構との間に位置して被処理基板の搬送面への出
    没を自在に配設されるストッパー部と、前記一対の支腕
    部上に定置された前記被処理基板を位置固定すべく吸引
    して前記基板昇降制御部の昇降に追随する吸引保持部と
    で形成し、 前記基準位置規制手段は、前記基板昇降制御部上に位置
    固定されて上昇する被処理基板を搬送ラインの搬送方向
    での両側縁部に当接して支持するために配設される一対
    の面高規制腕部に前記位置決め用孔に導入することで被
    処理基板に基準位置を確保させるための位置決めピンを
    それぞれ垂設して形成したことを特徴とする基板位置決
    め用治具機構。
  2. 【請求項2】 前記一対の支腕部と前記一対の面高規制
    腕部とは、搬入される被処理基板をそのサイズに応じて
    支持自在とすべく相互の間隔を拡縮自在に配設したこと
    を特徴とする請求項1記載の基板位置決め用治具機構。
  3. 【請求項3】 前記吸引保持部は、前記一対の支腕部に
    対しその長さ方向での進退を自在にして各別に配設した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の基板位置決め用
    治具機構。
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