JPH07112117B2 - 電子部品の搭載装置 - Google Patents

電子部品の搭載装置

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JPH07112117B2
JPH07112117B2 JP5090411A JP9041193A JPH07112117B2 JP H07112117 B2 JPH07112117 B2 JP H07112117B2 JP 5090411 A JP5090411 A JP 5090411A JP 9041193 A JP9041193 A JP 9041193A JP H07112117 B2 JPH07112117 B2 JP H07112117B2
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electronic component
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adhesive
printed wiring
wiring board
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誠二郎 岡
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NEC Corp
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面実装型電子部品をプ
リント配線板に搭載して実装を行うための搭載装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線板上にチップ抵抗、
チップコンデンサ、表面実装型半導体装置等の表面実装
型電子部品(以下、単に電子部品と言う)を搭載する際
は、予めプリント配線板上の電子部品搭載予定位置に導
電性の接着剤や半田ペースト(以下、接着剤等と言う)
を塗布した後、その上から電子部品を載せて接着を行っ
ている。この場合、接着剤等の種類によっては、電子部
品を一旦仮固定し、その後に紫外線や赤外線等を照射し
て最終固定を行う場合もある(特開平2−288393
号公報)。また、実装する電子部品に予め接着剤等を塗
布しておき、これをプリント配線板に搭載して接着を行
うものもある(特開昭64−69092号公報)。更に
は、電子部品とプリント配線板のそれぞれに二液混合型
接着剤を塗布するものもある(特開昭63−21895
号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電子
部品の実装においては、いずれの場合でも電子部品の実
装工程の前に予め電子部品やプリント配線板に接着剤等
を塗布しておく必要がある。このため、電子部品やプリ
ント配線板に対して接着剤の塗布工程と部品搭載工程の
異なる二種類の工程を行う必要があり、作業工程が複雑
化するという問題がある。また、プリント配線板に接着
剤を塗布しておく方式を近年における電子部品の自動搭
載方式に適用した場合には、電子部品とプリント配線板
との間の僅かな位置ずれによって電子部品の接着不良が
生じ易く、かつ電子部品の起立,移動等の搭載不良が生
じるおそれがある。これに対するためには、位置ずれを
見込んでプリント配線板の必要以上の領域に接着剤等を
塗布する必要があり、余剰の接着剤による重量増加や回
路短絡が生じるおそれがある。
【0004】一方、電子部品に接着剤を塗布する方式で
は、微細な電子部品への塗布が極めて困難なこと、及び
接着剤を塗布した後の電子部品の取り扱いが面倒にな
る。特に、チップ抵抗やチップコンデンサのように表裏
面の区別がない電子部品でも接着剤を塗布した後は表裏
面を区別してプリント配線板への搭載を行う必要が生
じ、そのための作業が複雑化することになる。本発明の
目的は、作業工程を簡略化するとともに、電子部品の搭
載の信頼性を高めた電子部品の搭載装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面実装する
電子部品を吸着してプリント配線板の実装位置にまで搬
送する吸着手段と、この吸着手段に吸着される電子部品
の搭載面に対向位置され、吸着された電子部品の搭載面
に導電性接着剤や半田ペースト等の接着剤等を塗布する
塗布手段とを備えており、吸着手段は、電子部品を真空
吸着する吸着ノズルと、吸着された電子部品の両側面に
当接される一対のジョーとで構成され、前記塗布手段
は、前記ジョーに一体的に設けられ、ジョーが電子部品
の両側面に当接されたときに吸着された電子部品の搭載
面に対向位置されてその搭載面に接着剤等を塗布する接
着剤供給ニードルを備える。また、吸着手段と塗布手段
とは、電子部品を準備する供給ステージとプリント配線
板を載置した搭載テーブルとの間で往復移動される駆動
手段により駆動されるように構成され。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の電子部品の搭載装置の一実施例の概
略構成を示す全体構成図である。同図において、1はチ
ップ抵抗やチップコンデンサ、或いは表面実装型半導体
装置等の電子部品であり、2はこの電子部品1を搭載す
るプリント配線板である。電子部品1は図外の供給装置
により部品供給ステージ3に搬送され、ここで実装面が
下向きとなるように姿勢や方向が整えられる。この場
合、表裏面の区別が無い電子部品では表裏面のいずれが
下向きにされてもよい。また、プリント配線板2は搭載
テーブル4上の所定位置に位置決めされた状態で固定さ
れる。電子部品搭載機構部5は、装置固定部に支持され
た駆動アーム6の先端部に装備されており、駆動アーム
6によって前記部品供給ステージ3と搭載テーブル4と
の間を往復移動され、かつステージ及びテーブル上で上
下に移動される。
【0007】図2はこの電子部品搭載機構部5の詳細を
示す図であり、前記駆動アーム6の先端部にはステム1
1が下方に向けて垂架され、このステム11に吸着ノズ
ル12が下方に突出された状態で挿通支持される。この
吸着ノズル12は中空パイプ状に形成され、前記ステム
11に対して上下に移動可能に支持されるとともに、そ
の基端部には真空チューブ13が接続される。この真空
チューブ13は開閉バルブ14を介して図外の真空源に
接続される。また、この吸着ノズル12の長さ方向の一
部に対向位置されるステム11の一部には第1ソレノイ
ド手段15が設けられ、この第1ソレノイド手段15へ
の通電方向の制御することで、磁力によって吸着ノズル
12を下方に突出させ、或いは上方に退避させるように
駆動させることができる。
【0008】また、前記ステム11の左右両側には、前
記吸着ノズル12を挟むように一対のジョー16が配置
され、その基端部において支点Xでステム11に枢支さ
れる。そして、このジョー16の基端部に対向する前記
ステム11の両側部にに第2ソレノイド手段17が設け
られ、この第2ソレノイド手段17への通電をオン,オ
フすることで、磁力によってジョー16を支点Xを中心
に揺動させ、各ジョー16の先端部を吸着ノズル12の
両側で開閉動作させることができる。更に、前記各ジョ
ー16には接着剤供給ニードル18が一体的に設けら
れ、各供給ニードル18の先端部は各ジョー16の先端
部の下側に位置される。また、各供給ニードル18には
接着剤供給チューブ19が接続され、開閉バルブ20を
介して図外の接着剤供給源に接続される。なお、ここで
は、接着剤には導電性接着剤を用いている。
【0009】この搭載装置における電子部品の搭載動作
を図3を参照して説明する。先ず、電子部品の供給ステ
ージ3上で駆動アーム6により電子部品搭載機構部5が
所定高さまで下降された後に、図3(a)のように、第
1ソレノイド手段15に一方向の通電を行って吸着ノズ
ル12を下降させ、電子部品1の上面に吸着ノズル12
の先端部を接触させる。そして、開閉バルブ14を開い
て真空源に連通させ、吸着ノズル12で電子部品1を真
空吸着する。
【0010】次に、図3(b)のように、第1ソレノイ
ド手段14に逆向きに通流して吸着ノズル12を上昇さ
せた後、第2ソレノイド手段17に通電を行って両ジョ
ー16の先端部を閉じる方向に動作させ、両ジョー16
の先端部を電子部品1の両側面に当接させる。このと
き、両ジョー16により電子部品1の両側面を挟持する
ことで、電子部品1の姿勢を所定方向に向けることも可
能となる。そして、この両ジョー16の当接と同時に、
接着剤供給ニードル18はその先端部が電子部品1の下
面に対向位置される。この直後、開閉バルブ20を開い
て接着剤供給ニードル18から接着剤Aを吐出させる
と、接着剤Aが電子部品1の下面の両側位置、即ち電子
部品1の電極部の下面に塗布される。なお、この動作の
間、駆動アーム6により電子部品搭載機構部5は供給ス
テージ3上で上動され、かつ搭載テーブル4上のプリン
ト配線板2の直上位置まで水平移動され、かつ所定高さ
まで下降される。
【0011】その後、図3(c)のように両ジョー16
が開いて電子部品1への当接状態から開放され、しかる
後、第1ソレノイド手段15への一方向への通電により
吸着ノズル12が下降され、プリント配線板2の所定箇
所へ電子部品1を押圧する。これにより、電子部品1は
接着剤Aによりプリント配線板2の所定箇所に搭載され
る。その後、吸着ノズル12による真空吸着を解除し、
駆動アーム6により電子部品搭載機構部5を上動させ、
更に図3(a)の初期動作へ向けて復帰動作させる。
【0012】したがって、この搭載装置では、電子部品
1を供給ステージ3から搭載テーブル4上のプリント配
線板2上にまで搬送し、かつプリント配線板2の所定位
置に搭載する動作を行うのと同時に、電子部品1の下面
の所定箇所に接着剤Aを塗布する動作を行うことがで
き、接着剤を塗布する工程を電子部品搭載工程とは独立
して行う従来方式に比較して、工程の簡略化を図ること
ができる。また、接着剤を電子部品1の側に塗布するこ
とで、プリント配線板2と電子部品1との間の搭載時の
位置ずれによる不具合が生じることもない。更に、電子
部品に塗布する接着剤は搭載動作と同時であるから、接
着剤を塗布した電子部品の取り扱いが面倒になることも
ない。
【0013】なお、前記実施例における吸着ノズル1
2、ジョー16、及び接着剤供給ニードル18は、同一
機構の構成要素として任意に複数設定することが可能で
ある。例えば、フラットパッケージ型の半導体装置のよ
うに、パッケージの四周囲に電極が設けられているよう
な電子部品では、吸着ノズルに対して四周囲に接着剤供
給ニードルを配置するように構成してもよい。なお、接
着剤供給ニードル18は必ずしもジョー16に取付けら
れている必要はなく、ジョートとの相対位置を確保でき
る構成であれば、例えばステム11に支持させた構成で
あってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、吸着手段
により表面実装する電子部品を吸着し、かつプリント配
線板の実装位置にまで搬送した後、吸着された電子部品
の搭載面に対向位置された塗布手段により電子部品の搭
載面に導電性接着剤や半田ペースト等の接着剤等を塗布
するので、電子部品の搬送及び搭載動作と、電子部品へ
の接着剤の塗布動作とを同時に実行することができ、電
子部品の搭載工程を簡略化するとともに、高品質な搭載
が可能となり、しかも電子部品の取り扱いが繁雑になる
こともないという効果を得ることができる。特に、吸着
手段と塗布手段とは、電子部品を準備する供給ステージ
とプリント配線板を載置した搭載テーブルとの間で往復
移動される駆動手段により駆動されるように構成するこ
とで、電子部品の供給とプリント配線板への搭載の自動
化が実現できる。また、電子部品を吸着ノズルで真空吸
着し、この吸着された電子部品の両側面に一対のジョー
を当接させ、かつこのジョーに一体に設けられた接着剤
供給ニードルはジョーが当接されたときに電子部品の部
品搭載面に対向して電子部品の搭載面の所定箇所に接着
剤等を塗布することができるため、電子部品の吸着、搬
送と接着剤等の塗布を同時にしかも、正確に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す図である。
【図2】本発明にかかる搭載部の詳細な正面図である。
【図3】本発明装置の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 電子部品 2 プリント配線板 5 電子部品搭載機構部 6 駆動アーム 11 ステム 12 吸着ノズル 15 第1ソレノイド手段 16 ジョー 17 第2ソレノイド手段 18 接着剤供給ニードル A 接着剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板に表面実装する電子部品
    を吸着し、前記プリント配線板の実装位置にまで搬送す
    る吸着手段と、この吸着手段に吸着される電子部品の搭
    載面に対向位置され、吸着された電子部品の搭載面に導
    電性接着剤や半田ペースト等の接着剤等を塗布する塗布
    手段とを備え、前記吸着手段は、電子部品を真空吸着す
    る吸着ノズルと、吸着された電子部品の両側面に当接さ
    れる一対のジョーとで構成され、前記塗布手段は、前記
    ジョーに一体的に設けられ、ジョーが電子部品の両側面
    に当接されたときに吸着された電子部品の搭載面に対向
    位置されてその搭載面に接着剤等を塗布する接着剤供給
    ニードルを備えることを特徴とする電子部品の搭載装
    置。
  2. 【請求項2】 吸着手段と塗布手段とは、電子部品を準
    備する供給ステージとプリント配線板を載置した搭載テ
    ーブルとの間で往復移動される駆動手段により駆動され
    るように構成されてなる請求項1の電子部品の搭載装
    置。
JP5090411A 1993-03-26 1993-03-26 電子部品の搭載装置 Expired - Lifetime JPH07112117B2 (ja)

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JPH06283894A JPH06283894A (ja) 1994-10-07
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JPH06283894A (ja) 1994-10-07

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