JPH0883712A - 軟磁性材料及びこれを用いた磁気ヘッド - Google Patents

軟磁性材料及びこれを用いた磁気ヘッド

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JPH0883712A
JPH0883712A JP21854294A JP21854294A JPH0883712A JP H0883712 A JPH0883712 A JP H0883712A JP 21854294 A JP21854294 A JP 21854294A JP 21854294 A JP21854294 A JP 21854294A JP H0883712 A JPH0883712 A JP H0883712A
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soft magnetic
film
substrate
magnetic material
thin film
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JP21854294A
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English (en)
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Mitsuharu Shoji
光治 庄子
Hiroyuki Omori
広之 大森
Yasunari Sugiyama
康成 杉山
Tetsuya Yamamoto
哲也 山元
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F10/00Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
    • H01F10/08Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers
    • H01F10/10Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition
    • H01F10/12Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being metals or alloys
    • H01F10/14Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being metals or alloys containing iron or nickel
    • H01F10/142Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being metals or alloys containing iron or nickel containing Si
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非磁性基板に形成された傾斜面上に軟磁性薄
膜が成膜されて成る軟磁性材料の軟磁気特性の向上、及
び軟磁性材料を用いた磁気ヘッドの記録再生特性の向上
を目的とする。 【構成】 非磁性基板に形成された傾斜面上に、Fe、
Al及びSiから成る軟磁性薄膜を成膜して成る軟磁性
材料において、非磁性基板と軟磁性薄膜の間に、Ta、
Nb、Zr、Ti、Al、Cr、Mo、W、Pt、A
u、Pd、Ag、Vから選ばれる1種以上の金属から成
る下地膜を配する。上記軟磁性材料は、非磁性基板と下
地膜の間に、SiO2 、Al23、ZrO2 、Ta
25、MgOから選ばれる少なくとも1種から成る酸化
物絶縁膜を配したり、軟磁性薄膜を中間絶縁膜を介して
積層してもよい。そして、このような軟磁性材料によっ
て、磁気ヘッドの磁気回路の少なくとも一部を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上に軟磁性薄膜が
成膜されて成る軟磁性材料に関し、特に軟磁気特性の改
善に関する。また、本発明は、ビデオテープレコーダー
や磁気ディスク装置等に好適な、上記軟磁性材料を用い
た磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】非磁性基板上に、Fe、Al及びSiか
ら成る軟磁性薄膜を成膜して成る軟磁性材料は、優れた
軟磁気特性、すなわち小さな保磁力かつ大きな透磁率を
有するとともに、耐食性及び耐摩耗性に優れているの
で、8mmビデオテープレコーダー等の磁気ヘッド材料
として用いられている。そして、さらに、今後の高画質
ビデオテープレコーダー等の磁気ヘッド材料としても研
究が進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に磁性
薄膜はスパッタリングや蒸着等により基板上に成膜され
るが、このように成膜される磁性薄膜の結晶成長や配向
等は、スパッタリングや蒸着等による入射粒子の基板に
対する入射角度に大きく依存している。したがって、こ
の入射角度が変わることにより、磁性薄膜の磁気特性は
大きく変化する。
【0004】そして、傾斜した基板に対して成膜された
磁性薄膜、すなわち入射粒子の入射方向と基板の法線方
向とが異なる状態で成膜された磁性薄膜は、水平な基板
に対して成膜された磁性薄膜、すなわち入射粒子が基板
に対して垂直に入射するようにして成膜された磁性薄膜
に比べて、一般に磁気特性が劣ったものとなってしま
う。
【0005】そして、このことは上記軟磁性材料につい
ても例外ではない。すなわち、傾斜した非磁性基板上に
軟磁性薄膜が成膜されて成る軟磁性材料の軟磁気特性
は、水平な非磁性基板上に軟磁性薄膜が成膜されて成る
軟磁性材料の軟磁気特性に比べて、劣ったものとなって
しまう。
【0006】特に、軟磁性材料を用いた磁気ヘッド、す
なわち、軟磁性薄膜から成る磁気コア半体を非磁性体で
挟み込んで成る一対の磁気コア半体ブロックを、磁気ギ
ャップを介して対向するように接合して成るタイプの磁
気ヘッドにおいては、上述のような軟磁性薄膜の軟磁気
特性の劣化が、記録再生特性の向上の妨げとなってい
る。すなわち、上記磁気ヘッドにおいては、傾斜面を有
する複数の溝が形成された非磁性基板上に軟磁性薄膜を
成膜し、上記傾斜面上に成膜された軟磁性薄膜を磁気コ
ア半体とするため、磁気コアの軟磁気特性が劣ったもの
となってしまい、これが記録再生特性の向上の妨げとな
っている。
【0007】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであって、非磁性基板に形成された傾斜
面上に軟磁性薄膜が成膜されて成る軟磁性材料の軟磁気
特性の向上、及び軟磁性材料を用いた磁気ヘッドの記録
再生特性の向上を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る第1の軟磁性材料は、Fe、Al及
びSiから成る軟磁性薄膜が、非磁性基板に形成された
傾斜面上に、Ta、Nb、Zr、Ti、Al、Cr、M
o、W、Pt、Au、Pd、Ag、Vから選ばれる1種
以上の金属から成る下地膜を介して成膜されていること
を特徴とする。
【0009】また、本発明に係る第2の軟磁性材料は、
上記第1の軟磁性材料において、非磁性基板が結晶化ガ
ラス基板又は非磁性セラミックス基板であることを特徴
とする。
【0010】また、本発明に係る第3の軟磁性材料は、
上記第1の軟磁性材料において、Feの割合をa重量
%、Alの割合をb重量%、Siの割合をc重量%とし
たときに、 70≦a≦100 0≦b≦20 0≦c≦20 a+b+c=100 であることを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る第4の軟磁性材料は、
上記第1の軟磁性材料において、傾斜面の水平面に対す
る傾斜角αが、30°≦α≦60°であることを特徴と
する。
【0012】また、本発明に係る第5の軟磁性材料は、
上記第1の軟磁性材料において、軟磁性薄膜が、スパッ
タリング又は蒸着によって成膜されて成り、成膜時に入
射粒子の入射方向と傾斜面との成す角度βが、45°≦
β≦90°となるように設定されて成ることを特徴とす
る。
【0013】また、本発明に係る第6の軟磁性材料は、
上記第1の軟磁性材料において、非磁性基板と下地膜の
間に、SiO2 、Al23、ZrO2 、Ta25、Mg
Oから選ばれる少なくとも1種から成る酸化物絶縁膜が
配されていることを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る第7の軟磁性材料は、
上記第1の軟磁性材料において、中間絶縁膜により分断
された単位軟磁性薄膜が2層以上積層されていることを
特徴とする。
【0015】また、本発明に係る第8の軟磁性材料は、
上記第7の軟磁性材料において、各単位軟磁性薄膜が下
地膜を介して中間絶縁膜上に成膜されていることを特徴
とする。
【0016】一方、本発明に係る磁気ヘッドは、上記第
1乃至8のうちのいずれかの軟磁性材料によって、磁気
回路の少なくとも一部が形成されて成ることを特徴とす
る。
【0017】
【作用】本発明に係る軟磁性材料では、非磁性基板と軟
磁性薄膜の間に下地膜を設けることにより、非磁性基板
の傾斜面上に軟磁性薄膜を成膜しても、軟磁気特性が優
れたものとなる。
【0018】また、本発明に係る軟磁性材料では、非磁
性基板と下地膜の間に酸化物絶縁膜を設けることによ
り、さらに軟磁気特性が優れたものとなる。
【0019】また、本発明に係る軟磁性材料では、中間
絶縁膜により分断された単位軟磁性薄膜を2層以上積層
することにより、さらには、中間絶縁膜により分断され
た単位軟磁性薄膜を2層以上積層するとともに、各単位
軟磁性薄膜を下地膜を介して中間絶縁膜上に成膜するこ
とにより、高周波数帯域においても大きな透磁率が得ら
れ、高周波特性が優れたものとなる。
【0020】一方、本発明に係る磁気ヘッドでは、優れ
た軟磁気特性を示す軟磁性材料で磁気回路を形成するの
で、記録再生特性が優れたものとなる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例とし
て、磁気ヘッドの製造方法の実施例の説明を通して、磁
気ヘッドの実施例について説明する。
【0022】実施例1 本実施例では、軟磁性薄膜が非磁性基板の傾斜面に下地
膜を介して成膜された軟磁性材料について、下地膜の材
料を変えた場合について説明する。
【0023】本実施例の軟磁性材料は、図1に示すよう
に、非磁性体から成る基板11と、この基板11上に成
膜された下地膜12と、この下地膜12上に成膜された
軟磁性薄膜13から成る。
【0024】上記基板11は、NiO−MnOセラミッ
クスから成り、図2に示すように、水平面に対して傾斜
面を有する複数の溝11aが形成されて成る。この溝1
1aは、図3に示すように、溝の深さt1が約150μ
m、溝の底部の幅t2が約350μm、溝の上部の幅t
3が約500μm、傾斜面11bの傾斜角α1が約45
°となるように形成される。
【0025】上記下地膜12は、RFマグネトロンスパ
ッタにより、Ta、Nb、Zr、Ti、Al、Cr、M
o、W、Pt、Au、Pd、Ag、又はVを、基板11
の傾斜面11b上における膜厚が約50nmとなるよう
に成膜した。なお、成膜時のスパッタ条件は以下の通り
である。
【0026】 導入ガス Ar スパッタガス圧 0.65Pa 投入電力 3kW 上記軟磁性薄膜13は、Fe83.5重量%、Al5.
5重量%、及びSi11.0重量%のFeAlSi合金
ターゲットを用いたRFマグネトロンスパッタにより、
基板11の傾斜面11b上における膜厚が約15μmと
なるように成膜した。なお、成膜時のスパッタ条件は以
下の通りである。
【0027】 導入ガス Ar スパッタガス圧 0.65Pa 投入電力 3kW このように成膜された軟磁性薄膜13の組成は、Feが
85重量%、Alが5.1重量%、及びSiが9.9重
量%であった。
【0028】なお、上記軟磁性材料において、基板11
の傾斜面11b上に成膜される下地膜12及び軟磁性薄
膜13は、基板11の傾斜面11bとスパッタリング粒
子の入射方向の成す角度、すなわちスパッタリング粒子
の入射角度が、45°とされて成膜される。
【0029】つぎに、以上のように作製された軟磁性材
料、及び、比較のために下地膜を成膜せずに、その他は
上記実施例と同様にして作製された軟磁性材料につい
て、軟磁気特性を測定した。この軟磁気特性の測定は、
スパッタリング粒子の入射方向と基板の法線方向とが異
なる状態で成膜された部分について測定するために、図
4に示すように、基板11の傾斜面11b上に成膜され
た下地膜12及び軟磁性薄膜13を残し、これ以外の下
地膜及び軟磁性薄膜、すなわち基板11の傾斜面11b
上以外の場所に成膜された下地膜及び軟磁性薄膜を除去
した上で、保磁力、及び周波数1MHzのときの透磁率
を測定した。測定結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】表1に示す測定結果から、下地膜を設けた
軟磁性材料は、下地膜が無い軟磁性材料に比べて、優れ
た軟磁気特性を示すことが分かる。また、下地膜の材料
をPt又はMoとした場合に、特に優れた軟磁気特性を
示すことが分かる。
【0032】また、基板を、NiO−MnOセラミック
スから成る基板に代えて、チタン酸カリウムから成る基
板、ジルコニア、又は結晶化ガラスから成る基板とし
て、同様に軟磁性材料を作製して軟磁気特性を測定した
ところ、NiO−MnOセラミックスから成る基板を用
いた場合とほぼ同様の傾向を示し、下地膜を設けること
により、軟磁気特性が向上した。そして、この場合も下
地膜の材料をPt又はMoとした場合に、特に優れた軟
磁気特性を示した。
【0033】なお、軟磁性薄膜の組成を変えて軟磁性材
料を作製して、約570℃で熱処理したときの保磁力、
透磁率、及び磁歪を測定したところ、軟磁性薄膜の組成
が、Feが70〜100重量%、Alが0〜20重量
%、及びSiが0〜20重量%のときに良好な軟磁気特
性を示した。そして、これらの組成の中でも、Feが8
5重量%、Alが5.1重量%、及びSiが9.9重量
%の時に、特に優れた軟磁気特性を示した。
【0034】実施例2 本実施例では、軟磁性薄膜が非磁性基板の傾斜面に下地
膜を介して成膜された軟磁性材料について、軟磁性薄膜
及び下地膜を成膜する際のスパッタリング粒子の入射角
度を変えた場合について説明する。
【0035】本実施例の軟磁性材料は、実施例1と同様
に溝が形成されたNiO−MnOセラミックスから成る
基板と、この基板上に成膜されたCrから成る下地膜
と、この下地膜上に成膜された軟磁性薄膜から成る。
【0036】上記下地膜及び軟磁性薄膜を成膜する際
は、図5に示すように、基板21を傾けて、基板21の
傾斜面21bとスパッタリング粒子の入射方向A1との
成す角度、すなわちスパッタリング粒子の入射角度β1
を、45°、50°、60°、70°、80°、又は9
0°とした上で成膜した。そして、その他の条件は実施
例1と同様とした。
【0037】そして、以上のように作製された軟磁性材
料について、実施例1と同様に、軟磁気特性を測定し
た。測定結果を表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】表2に示す測定結果から、スパッタリング
粒子の入射角度β1を45°〜90°としたとき、軟磁
気特性が優れていることが分かる。そして、スパッタリ
ング粒子の入射角度β1を70°〜90°としたとき
に、特に透磁率が優れていることが分かる。
【0040】また、基板を、NiO−MnOセラミック
スから成る基板に代えて、チタン酸カリウムから成る基
板、又はジルコニアから成る基板として、同様に軟磁性
材料を作製し、軟磁気特性を測定したところ、NiO−
MnOセラミックスから成る基板を用いた場合とほぼ同
様の傾向を示し、スパッタリング粒子の入射角度β1を
70°〜90°としたときに、特に軟磁気特性が優れて
いた。
【0041】実施例3 本実施例では、軟磁性薄膜が非磁性基板の傾斜面に下地
膜を介して成膜された軟磁性材料であって、非磁性基板
と下地膜の間に酸化物絶縁膜が配されている軟磁性材料
について説明する。
【0042】本実施例の軟磁性材料は、図6に示すよう
に、実施例1と同様に溝が形成されたNiO−MnOセ
ラミックスから成る基板31と、この基板31上に成膜
された酸化物絶縁膜32と、この酸化物絶縁膜32上に
実施例1と同様に成膜されたCrから成る下地膜33
と、この下地膜33上に実施例1と同様に成膜された軟
磁性薄膜34から成る。
【0043】上記酸化物絶縁膜32は、Si、Al、Z
r、Ta、又はMgOと、O2 との混合ガスを導入し
て、SiO2 、Al23、ZrO2 、Ta25、又はM
gOを、膜厚が約150nmとなるように成膜した。
【0044】そして、以上のように作製された軟磁性材
料について、実施例1と同様に、軟磁気特性を測定し
た。測定結果を表3に示す。
【0045】
【表3】
【0046】表3に示す測定結果から、非磁性基板と下
地膜の間に酸化物絶縁膜を配した軟磁性材料は、優れた
軟磁気特性を示すことが分かる。また、酸化物絶縁膜を
Al 23とした場合に、特に優れた軟磁気特性を示すこ
とが分かる。
【0047】また、基板を、NiO−MnOセラミック
スから成る基板に代えて、チタン酸カリウムから成る基
板、又はジルコニアから成る基板として、同様に軟磁性
材料を作製し、軟磁気特性を測定したところ、NiO−
MnOセラミックスから成る基板を用いた場合と同様
に、優れた軟磁気特性を示した。さらに、下地膜を、C
rから成る下地膜に代えて、Tiから成る下地膜とし
て、同様に軟磁性材料を作製し、軟磁気特性を測定した
ところ、Crから成る下地膜を用いた場合と同様に、優
れた軟磁気特性を示した。
【0048】実施例4 本実施例では、軟磁性薄膜が非磁性基板の傾斜面に下地
膜を介して成膜された軟磁性材料であって、中間絶縁膜
により分断された単位軟磁性薄膜が3層積層されるとと
もに、各単位軟磁性薄膜が下地膜を介して中間絶縁膜上
に成膜されている軟磁性材料について説明する。
【0049】本実施例の軟磁性材料は、図7に示すよう
に、実施例1と同様に溝が形成されたNiO−MnOセ
ラミックスから成る基板41と、この基板41上に成膜
された酸化物絶縁膜42と、この酸化物絶縁膜42上に
成膜された第1の下地膜43aと、この下地膜43a上
に成膜された第1の単位軟磁性薄膜44aと、この単位
軟磁性薄膜44a上に成膜された第1の中間絶縁膜45
aと、この中間絶縁膜45a上に成膜された第2の下地
膜43bと、この下地膜43b上に成膜された第2の単
位軟磁性薄膜44bと、この単位軟磁性薄膜44b上に
成膜された第2の中間絶縁膜45bと、この中間絶縁膜
45b上に成膜された第3の下地膜43cと、この下地
膜43c上に成膜された第3の単位軟磁性薄膜44cか
ら成る。
【0050】そして、上記酸化物絶縁膜42は、Al2
3から成り、膜厚が約150nmとなるように、実施
例3の酸化物絶縁膜と同様に成膜され、上記第1乃至第
3の下地膜43a,43b,43cは、Tiから成り、
各下地膜の膜厚が約50nmとなるように、実施例1の
下地膜と同様に成膜され、上記第1乃至第3の単位軟磁
性薄膜44a,44b,44cは、各単位軟磁性薄膜の
膜厚が約5μmとなるように、実施例1の軟磁性薄膜と
同様に成膜され、上記第1乃至第2の中間絶縁膜45
a,45bは、Al23から成り、各中間絶縁膜の膜厚
が約150nmとなるように、実施例3の酸化物絶縁膜
と同様に成膜される。
【0051】そして、以上のように作製された軟磁性材
料について、実施例1と同様に、軟磁気特性を測定した
ところ、実施例3の軟磁性材料、すなわち軟磁性薄膜が
1層の軟磁性材料と、ほぼ同様の保磁力及び透磁率を示
した。そして、更に透磁率の周波数特性を測定したとこ
ろ、透磁率が周波数10MHzまでほぼ一定であった。
【0052】すなわち、中間絶縁膜により分断された単
位軟磁性薄膜を3層積層するとともに、各単位軟磁性薄
膜を下地膜を介して中間絶縁膜上に成膜することによ
り、高周波数帯域においても大きな透磁率が得られ、高
周波特性が優れたものとなった。
【0053】実施例5 本実施例では、実施例4の軟磁性材料と同様に、傾斜面
を有する複数の溝が形成された基板上に、第1乃至第3
の下地膜、酸化物絶縁膜、第1乃至第2の中間絶縁膜、
及び第1乃至第3の単位軟磁性薄膜(以下、基板上に成
膜されたこれらの膜をまとめて積層軟磁性膜という。)
が成膜されて成る軟磁性材料を用いた、ビデオテープレ
コーダー用の磁気ヘッドについて説明する。
【0054】本実施例の磁気ヘッドは、図8に示すよう
に、上記積層軟磁性膜から成る磁気コア半体51aを、
上記基板52a及びガラス53aから成る非磁性体54
aと、ガラスから成る非磁性体54bとで挟み込んで成
る磁気コア半体ブロック55aと、同様に、上記積層軟
磁性膜から成る磁気コア半体51bを、上記基板52b
及びガラス53bから成る非磁性体54cと、ガラスか
ら成る非磁性体54dとで挟み込んで成る磁気コア半体
ブロック55bとを、それぞれの磁気コア半体51a,
51bが磁気ギャップg1を介して対向するように接合
して成る磁気ヘッドである。
【0055】上記磁気コア半体ブロック55a,55b
の内部には、薄膜コイルが配される。これらの薄膜コイ
ルは、磁気コア半体ブロック同士の接合部で接続され、
連続したコイルを形成している。そして、一対の磁気コ
ア半体51a,51bとこのコイルによって、磁気回路
が構成される。なお、一方の磁気コア半体ブロック55
bからは、このコイルからの引き出し電極部56a,5
6bが、磁気ヘッドの外部に露呈するように設けられ
る。
【0056】上記磁気ヘッドを製造するには、先ず、図
9に示すように、実施例4の軟磁性薄膜と同様に、傾斜
面を有する複数の第1の溝61aが形成されたNiO−
MnOから成る基板61上に、積層軟磁性膜62が成膜
されて成る軟磁性材料を作製する。
【0057】次に、図10に示すように、後工程で薄膜
コイルが形成される部分の積層軟磁性膜を除去するため
に、薄膜コイルが形成される部分に対応する位置に、基
板61の第1の溝61aに直交するような複数の第2の
溝61bを形成する。ここで、第2の溝61bは、薄膜
コイルの下で積層軟磁性膜が磁路を形成するように、傾
斜面に成膜された積層軟磁性膜を分断しないように形成
する。
【0058】さらに、図10に示すように、磁路を構成
する上で不要となる積層軟磁性膜を除去するために、第
2の溝61bと平行な複数の第3の溝61cを形成す
る。ここで、第3の溝61cは、磁路を構成する上で不
要となる積層軟磁性膜を除去するための溝であるので、
積層軟磁性膜を分断するように、すなわち完全に基板6
1が露出するように形成する。
【0059】次に、図11に示すように、第1乃至第3
の溝に、ガラス63aを充填する。
【0060】次に、図12に示すように、トラック幅を
規定するために、後工程で形成される磁気ギャップの近
傍の積層軟磁性膜の一部を除去するように、以前形成さ
れていた第1の溝61aと平行な複数の第4の溝61d
を形成する。このとき、第4の溝61dは、第1の溝6
1aの底面に成膜された積層軟磁性膜も同時に除去する
ために、第1の溝61aの底面に相当する深さまで形成
する。
【0061】次に、図13に示すように、第4の溝61
dにガラス63bを充填してから、表面に鏡面加工を施
して平坦に仕上げる。なお、表面を平坦化する際は積層
軟磁性膜62が所定のトラック幅にて表面に露出するま
で行う。
【0062】次に、薄膜工程によって薄膜コイルを形成
する。なお、磁気コア半体ブロックは、一つの軟磁性材
料から複数作製されるものであり、個々の磁気コア半体
ブロックに対応して薄膜コイルが形成されるが、以下の
説明では便宜上、一つの磁気コア半体ブロックに対応す
る部分(図13中の破線Hで囲まれた部分)を拡大して
説明する。
【0063】薄膜コイルを形成するには、先ず、図14
に示すように、磁気コア半体ブロック同士の突き合わせ
面となる面に、薄膜コイルの略中心に位置することにな
る、積層軟磁性膜から成る磁気コア半体のバックギャッ
プ部71と、一対の磁気コア半体ブロックを接合一体化
するときに各磁気コア半体ブロックの薄膜コイル同士を
接続することになる電極接点部72を、フォトリソグラ
フィ技術を用いてパターニングした上で、イオンミリン
グ等により、薄膜コイルの形成部位に薄膜コイル用凹部
73を形成する。このとき薄膜コイル用凹部73を形成
するとともに、電極接点部72とバックギャップ部71
に段差を設け、電極接点部72がバックギャップ部71
より2〜3μm低くなるようにする。
【0064】次に、薄膜コイル用凹部73を形成した面
に良導体金属膜を成膜する。そして、この良導体金属膜
をフォトリソグラフィ技術を用いてパターニングして、
図15に示すように、薄膜コイル用凹部73内に薄膜コ
イル74を形成する。なお、上記良導体金属膜の材料と
しては、例えば、Au、Ag、Cu、Al等が挙げら
れ、成膜方法としては、例えば、スパッタリング、蒸
着、メッキ等が挙げられる。
【0065】次に、図16に示すように、薄膜コイル7
4を覆うように、薄膜コイル74の保護膜となる絶縁膜
75によって、薄膜コイル用凹部73内を埋める。ただ
し、薄膜コイル74の引き出し電極部75a,75bは
露出したままとする。なお、絶縁膜75の材料として
は、例えば、SiO2 やAl2 3 等が挙げられる。
【0066】次に、図17に示すように、バックギャッ
プ部71及び電極接点部72が露出するまで、絶縁膜7
5が形成された面に鏡面加工を施す。
【0067】次に、絶縁膜75が形成された面に、良導
体金属膜を成膜する。そして、この良導体金属膜を、図
18に示すように、薄膜コイル用凹部73の周囲、バッ
クギャップ部71、及び電極接点部72に配されるよう
に、フォトリソグラフィ技術を用いてパターニングす
る。この良導体金属膜は、一対の磁気コア半体ブロック
を接着するためのものであるとともに、磁気ギャップを
形成するためのものでもある。なお、ここで用いる良導
体金属膜の材料としては、磁気ギャップを形成するため
に非磁性体である必要があり、例えば、AuやSn等が
挙げられる。
【0068】次に、このように薄膜コイルが形成された
一対の磁気コア半体ブロックを接合する。すなわち、図
19に示すように、一対の磁気コア半体ブロック77
a,77bを、薄膜コイル74を形成した面77m,7
7n同士を突き合わせ、加圧しながら適当な温度で接着
して、接合一体化する。このとき、薄膜コイル74が形
成された薄膜コイル用凹部73内は、絶縁膜75によっ
て保護されているため、不用意な断線や短絡が発生する
ことはない。なお、一対の磁気コア半体ブロック77
a,77bを接合する際は、一方の磁気コア半体ブロッ
ク77bに形成した薄膜コイルの引き出し電極部75
a,75bが外部に露呈するように、他方の磁気コア半
体ブロック77aに形成した薄膜コイルの引き出し電極
部を除去した上で、接合する。
【0069】そして、最後に、スライシング加工によっ
てチップ切断し、各磁気ヘッド単位に切り出し、図8に
示すような、磁気ヘッドが完成する。
【0070】つぎに、以上のような磁気ヘッドについ
て、ドラムテスターを用いて、電磁変換特性を測定し
た。なお、測定対象の磁気ヘッドは、下地膜の材料をP
tとして上述のように作製した磁気ヘッドA、下地膜の
材料をCrとして上述のように作製した磁気ヘッドB、
及び従来の磁気ヘッドCとした。そして、測定条件は、
磁気記録媒体に市販のMPテープを用い、MPテープと
磁気ヘッドとの相対速度を3.8m/sとし、トラック
幅を16μm、ギャップ長を0.2μmとした。
【0071】図20に各磁気ヘッドA,B,Cの測定結
果を示す。この測定結果から、本発明を適用した軟磁性
材料を用いた磁気ヘッドA,Bは、従来の磁気ヘッドC
に比較して出力が高く、記録再生特性に優れていること
が分かる。特に、下地膜の材料をPtとした磁気ヘッド
Aは、下地膜の材料がCrの磁気ヘッドBに比べて、2
〜3dB出力が高く、より優れた記録再生特性が得られ
ることが分かる。
【0072】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、非磁性基板と軟磁性薄膜の間に下地膜を設け
ることにより、非磁性基板の傾斜面上に軟磁性薄膜を成
膜しても、優れた軟磁気特性を示す軟磁性材料を提供す
ることができる。
【0073】また、本発明によれば、非磁性基板と下地
膜の間に酸化物絶縁膜を設けることにより、さらに優れ
た軟磁気特性を示す軟磁性材料を提供することができ
る。
【0074】また、本発明によれば、中間絶縁膜により
分断された単位軟磁性薄膜を2層以上積層することによ
り、さらには、中間絶縁膜により分断された単位軟磁性
薄膜を2層以上積層するとともに、各単位軟磁性薄膜を
下地膜を介して中間絶縁膜上に成膜することにより、高
周波数帯域においても透磁率が大きく、優れた高周波特
性を示す軟磁性材料を提供することができる。
【0075】さらに、本発明によれば、このように軟磁
気特性に優れた軟磁性材料で磁気ヘッドの磁気回路を構
成することにより、出力レベルが高く、優れた記録再生
特性を示す磁気ヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した軟磁性材料の一例を示す要部
拡大断面図である。
【図2】基板の一例を示す斜視図である。
【図3】図2に示す基板の溝を示す要部拡大側面図であ
る。
【図4】図2に示す基板に下地膜及び軟磁性薄膜を成膜
した後、基板の傾斜面以外の場所に成膜された下地膜及
び軟磁性薄膜を除去した状態を示す要部拡大側面図であ
る。
【図5】基板を傾けてスパッタリング粒子の入射角度を
変える様子を示す要部拡大側面図である。
【図6】本発明を適用した軟磁性材料の他の例を示す要
部拡大断面図である。
【図7】本発明を適用した軟磁性材料の他の例を示す要
部拡大断面図である。
【図8】本発明を適用した磁気ヘッドの一例を示す斜視
図である。
【図9】基板上に積層軟磁性膜が成膜されて成る軟磁性
材料の一例を示す斜視図である。
【図10】図9に示す軟磁性材料に第2の溝及び第3の
溝を形成する工程を示す斜視図である。
【図11】図10に示す工程の次工程として、第2の溝
及び第3の溝にガラスを充填する工程を示す斜視図であ
る。
【図12】図11に示す工程の次工程として、第4の溝
を形成する工程を示す斜視図である。
【図13】図12に示す工程の次工程として、第4の溝
にガラスを充填して、表面を鏡面加工する工程を示す斜
視図である。
【図14】図13に示す工程の次工程として、薄膜コイ
ル用凹部を形成する工程を示す平面図である。
【図15】図14に示す工程の次工程として、薄膜コイ
ルを形成する工程を示す平面図である。
【図16】図15に示す工程の次工程として、薄膜コイ
ルの保護層である絶縁膜を形成する工程を示す平面図で
ある。
【図17】図16に示す工程の次工程として、鏡面加工
を施して、バックギャップ部と電極接点部を露呈させる
工程を示す平面図である。
【図18】図17に示す工程の次工程として、磁気ギャ
ップ形成用及び磁気コア半体ブロック接合用の良導体金
属膜を成膜する工程を示す概略平面図である。
【図19】図18に示す工程の次工程として、一対の磁
気コア半体ブロックを突き合わせる工程を示す概略斜視
図である。
【図20】磁気ヘッドの電磁変換特性の一例を示す特性
図である。
【符号の説明】
11、21、31、41 基板 12、33、43a、43b、43c 下地膜 13、34、 軟磁性薄膜 44a、44b、44c 単位軟磁性薄膜 32、42 酸化物絶縁膜 45a、45b 中間絶縁膜 A1 スパッタリング粒子の入射方向 β1 スパッタリング粒子の入射角度 51a、51b 磁気コア半体 52a、52b 基板 53a、53b ガラス 54a、54b、54c、54d 非磁性体 55a、55b 磁気コア半体ブロック g1 磁気ギャップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/31 C 8940−5D (72)発明者 山元 哲也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Fe、Al及びSiから成る軟磁性薄膜
    が、非磁性基板に形成された傾斜面上に、Ta、Nb、
    Zr、Ti、Al、Cr、Mo、W、Pt、Au、P
    d、Ag、Vから選ばれる1種以上の金属から成る下地
    膜を介して成膜されていることを特徴とする軟磁性材
    料。
  2. 【請求項2】 前記非磁性基板が結晶化ガラス基板又は
    非磁性セラミックス基板であることを特徴とする請求項
    1記載の軟磁性材料。
  3. 【請求項3】 Feの割合をa重量%、Alの割合をb
    重量%、Siの割合をc重量%としたときに、 70≦a≦100 0≦b≦20 0≦c≦20 a+b+c=100 であることを特徴とする請求項1記載の軟磁性材料。
  4. 【請求項4】 前記傾斜面の水平面に対する傾斜角α
    が、30°≦α≦60°であることを特徴とする請求項
    1記載の軟磁性材料。
  5. 【請求項5】 前記軟磁性薄膜が、スパッタリング又は
    蒸着によって成膜されて成り、成膜時に入射粒子の入射
    方向と前記傾斜面との成す角度βが、45°≦β≦90
    °となるように設定されて成ることを特徴とする請求項
    1記載の軟磁性材料。
  6. 【請求項6】 前記非磁性基板と前記下地膜の間に、S
    iO2 、Al23、ZrO2 、Ta25、MgOから選
    ばれる少なくとも1種から成る酸化物絶縁膜が配されて
    いることを特徴とする請求項1記載の軟磁性材料。
  7. 【請求項7】 中間絶縁膜により分断された単位軟磁性
    薄膜が2層以上積層されていることを特徴とする請求項
    1記載の軟磁性材料。
  8. 【請求項8】 各単位軟磁性薄膜が下地膜を介して中間
    絶縁膜上に成膜されていることを特徴とする請求項7記
    載の軟磁性材料。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のうちのいずれか1項に
    記載される軟磁性材料によって、磁気回路の少なくとも
    一部が形成されて成ることを特徴とする磁気ヘッド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053373A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Seiko Epson Corp 蒸着装置

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